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JPH062983B2 - 柔軟付与剤の製造方法 - Google Patents
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JPH062983B2 - 柔軟付与剤の製造方法 - Google Patents

柔軟付与剤の製造方法

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JPH062983B2
JPH062983B2 JP20660685A JP20660685A JPH062983B2 JP H062983 B2 JPH062983 B2 JP H062983B2 JP 20660685 A JP20660685 A JP 20660685A JP 20660685 A JP20660685 A JP 20660685A JP H062983 B2 JPH062983 B2 JP H062983B2
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solvent
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は衣類への柔軟効果、特に木綿への柔軟効果に優
れた柔軟付与剤の製造方法に関する。
従来技術 通常、家庭に於て衣類を洗浄して柔軟性を付与する場
合、洗剤で洗浄したのちに多量の水で洗剤成分を濯ぎ落
し、その後に第4級アンモニウム塩等のカチオン界面活
性剤を主成分とする柔軟仕上げ剤を添加して処理する方
法が採られている。
これは、カチオン界面活性剤は柔軟仕上げ効果や帯電防
止効果に優れているものの、洗剤と共に用いた場合に充
分な柔軟効果を発揮することができないためである。こ
の原因は、家庭用の洗剤が一般にアニオン界面活性剤を
主成分とするため、カチオン界面活性剤を洗浄時に添加
すると、カチオン界面活性剤が衣類に吸着される前に洗
剤中のアニオン活性剤等の攻撃を受け、イオン性を失っ
たり、分散安定化されて衣類に吸着されにくくなるため
である。
しかしながら、洗濯と柔軟仕上げを別々に行うことは余
分の時間と手間を要するものであり、消費者から洗浄と
柔軟化とを兼ね備えた洗剤が要望されている。
従来、カチオン界面活性剤を洗浄時に同時に添加して衣
類に充分な柔軟化効果を与える方法として、カチオン界
面活性剤を無機または有機塩や有機分散抑制剤で造粒す
ることが提案されている(特公昭36-8927、米国特許第
4,073,735号明細書、特開昭55-86895、特開昭53-4131
2、特開昭49-98403)。
また、さらに進んだ改良技術として、非イオン性セルロ
ース誘導体を配合することも提案されている(特開昭59
-6293)。
しかしながら、特公昭36-8927号に示されたような無機
塩等で造粒する方法では、化繊には柔軟化効果が認めら
れるものの、木綿に対する柔軟化効果は不充分であっ
た。
また、特開昭59-6293に記載された方法は、木綿に対し
ても柔軟性を付与しうるものの、充分な効果を得るため
には柔軟付与成分を多量に使用する必要があり、実用
上、より一層の改善がまたれていた。
本発明者らは、先にポリアクリルアミド系高分子ととも
に第4級アンモニウム塩を造粒することにより、綿布に
対しても効率的に柔軟性を付与しうることを見い出し
た。このポリアクリルアミド系高分子と第4級アンモニ
ウム塩との均一混合方法としては、まず、高分子粉末と
水とを混合して高分子水溶液を調整したのち、この水溶
液と第4級アンモニウム塩の分散液または溶融液とを混
合して乾燥する方法がある。しかしながら、この方法は
高分子水溶液のハンドリングが困難であるという問題が
あった。
本発明者らは、さらに、ジ長鎖アルキル4級アンモニウ
ム塩の溶媒物に、アクリルアミド系高分子粉体を添加し
て均一分散させることを提案した(特願昭59-238531号
公報)。しかしながら、この方法によればアクリルアミ
ド系高分子の均一分散は図れるが、一部粗大粒子が生成
し、ストレーナーの取換え頻度が高くなるなど、作業性
の上で問題があった。
発明の目的 本発明は、被洗布、特に綿布に対して優れた柔軟効果を
発揮する柔軟付与剤を、高分子の粗大粒子の生成を防止
して効率的に製造する方法を提供するものである。
発明の構成 本発明の柔軟付与剤の製造方法は、ジ長鎖アルキル4級
アンモニウム塩に対して10〜50重量%のC3〜C6低級ア
ルコールを溶媒として含む40〜70℃のジ長鎖アルキル4
級アンモニウム塩溶液に、平均粒径1〜50μmのアクリ
ルアミド系高分子を添加して分散した後、溶媒除去、冷
却し、ついで粉砕することを特徴とする。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明で用いられるジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩
としては、たとえば次の一般式(I)で表わされるもの
が挙げられる。
(式中、R1,R2,R3,R4,Xはそれぞれ次のものを
示す。
1,R2:C12〜C26のアルキル基 R3,R4:C1〜C4のヒドロキシアルキル基またはポリ
オキシアルキレン基 X:ハロゲン、CH3SO4,C25SO4または このようなジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩の具体例
としては、たとえば、ジステアリルジメチルアンモニウ
ム塩、ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウム塩、ジ
水添牛脂アルキルメチルベンジルアンモニウム塩、ジス
テアリルメチルベンジルアンモニウム塩、ジステアリル
メチルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジステアリル
メチルヒドロキシプロピルアンモニウム塩、ジステアリ
ルヒドロキシエチルアンモニウム塩などが挙げられる。
ジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩は、温度40〜70℃の
3〜C6の低級アルコール溶液とされる。低級アルコー
ルとしては、プロパノール、イソプロピルアルコール、
ブタノール、ヘキサノールなどが用いられ、イソプロピ
ルアルコールが代表的である。この溶液の温度が40℃未
満では粘度が高く取り扱いが困難となり、一方、70℃を
越えると低級アルコールの飛散が多くなり、安全性、環
境の面で問題となる。好ましい温度は40〜60の範囲であ
る。溶液中の低級アルコールは、ジ長鎖アルキル4級ア
ンモニウム塩に対して10〜50重量%、好ましくは20〜40
重量%用いられる。溶媒の量が10重量%未満であると粘
度が高く取扱いが困難となる。一方、50重量%より多く
用いた場合は、低温での取扱いが可能となるが、溶媒除
去時の負荷が多くなり好ましくない。
このジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩溶液に、アクリ
ルアミド系高分子が添加されて均一に分散される。アク
リルアミド系高分子は、平均粒径1〜50μm、好ましく
は1〜30μmの粒子として添加される。平均粒径が50μ
mを越えると、溶媒除去時に分離し、溶媒除去装置への
付着、堆積が問題となる。アクリルアミド系高分子は、
粉末の形で添加することもできるし、懸濁液として添加
することもできる。ハンドリングの点からは懸濁液とし
て添加した方が有利である。
低級アルコールの存在下にアクリルアミド系高分子を添
加することにより、容易に均一分散することができ、粗
大粒子の生成も防止される。
アクリルアミド系高分子の具体例としては、以下のもの
が挙げられる。
(1) 一般式(II)で示されるアクリルアミド系モノマー
の重合物。
(式中、R5,R6,R7それぞれ次のものを示す。
5:C1〜C4のアルキル基 R6:水素またはメチル基 R7:水素、アルキル基またはヒドロキシアルキル基な
どの置換アルキル基) (2) 一般式(III)で示されるアクリルアミド系ポリマー (式中、R8,R9,R10はそれぞれ次の通りである。
8:水素またはメチル基 R9,R10:アルキル基またはヒドロキシアルキル基な
ど の置換アルキル基) (3) 一般式(IV)で表わされるアクリルアミド系ポリマ
〔式中、R11,R12,R13,R14,R15,A,B,Y,
Z,l,m,pはそれぞれ次の通りである。
11,R14,R15:水素またはメチル基 R12,R13:水素、アルキル基またはヒドロキシアルキ ル基などの置換アルキル基 A:C0〜C5のアルキレン基 B:C0〜C5のアルキレン基、フェニレン基、アルキル
基で置換されたフェニレン基、 Y,Z:水素、アルカリ金属またはアルカリ土類金属 l,m,p:l:m:p=(99〜50):(1〜50):
(0〜50)〕 また、これらアクリルアミド系高分子の重合度は1,000
以上が適当であり、好ましくは10,000以上である。
(a)ジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩と(b)アクリルア
ミド系高分子とは、(a)/(b)=99.9/1〜1/1の割合となる
ように、添加、分散することが好ましく、さらに好まし
くは99/1〜75/25である。アクリルアミド系高分子の割
合が少なすぎると綿布に対する柔軟化効果が小さくな
り、一方、多くなると粒子の溶解分散性が劣化する。
ついで、アクリルアミド系高分子を均一に分散、懸濁さ
せた4級アンモニウム塩溶液から、溶媒である低級アル
コールを除去する。低級アルコールの除去は、トッピン
グ装置等を用いて減圧蒸留することなどにより行うこと
ができる。
溶媒を除去することにより得られた高分子分散物は、高
分子が均一に、しかも粗大粒子を生成することなく4級
アンモニウム塩中に分散しており、これを冷却し微粉砕
することにより、本発明の柔軟付与剤が得られる。
得られた粉砕物を適当な粒度に再造粒してもよい。
本発明により得られる柔軟付与剤は、粒状洗剤に添加、
配合して使用してもよく、また、単独に用いてもよい。
発明の効果 本発明によれば、低級アルコールの存在下に、ジ長鎖ア
ルキル4級アンモニウム塩にアクリルアミド系高分子を
添加することにより、高分子の粗大粒子の生成を防止し
て、容易に高分子を均一分散することが可能となり、被
洗布、とくに綿布に対して優れた柔軟効果を発揮する柔
軟付与剤が得られる。
実施例 パドル型撹拌機を用い、第1表に示した条件で、4級ア
ンモニウム塩のイソプロピルアルコール(IPA)溶液中に
アクリルアミド系高分子を分散させ、トッピング装置で
溶媒を減圧蒸留して除去し、冷却したのち70μmに粉砕
して柔軟付与剤を得た。また、さらに特願昭59-238531
に準拠して、4級アンモニウム塩溶融物にアクリルアミ
ド系高分子を分散させたのち、冷却し、同様に粉砕して
比較例の柔軟付与剤を得た(試料NO.8)。このとき、
アクリルアミド系高分子の分散性(粗大粒子の生成)を
下記の基準により評価した。
○:0.05%未満 ×:0.05%以上 また、トッピング装置への付着を調べ、これらの結果
を、後記の柔軟付与効果とともに第1表に示した。
なお、表中の略号はそれぞれ次のものを示す。
A:アクリルアミドモノマーとアクリル酸ナトリウム との共重合物(共重合比95/5、分子量1,000万) B:アクリルアミドモノマーとスチレンスルホン酸ナト リウムの共重合物(共重合比95/5、分子量800
万) C:アクリルアミド系ポリマー(分子量500万) (一般式(III)でR8:CH3,R9:H,R10;H) D:ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロリド E:ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド F:ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウム硫酸塩 また、得られた柔軟付与剤を下記の組成の粒状洗剤に、
4級アンモニウム塩として3wt%配合して洗剤組成物と
した。この洗剤組成物を用いて洗濯を行い、綿布に対す
る柔軟効果を第1表に示した。
粒状洗剤の組成 直鎖アルキルベンゼンスルホン 酸ソーダ(C12アルキル) 20wt% 珪酸ソーダ 10wt% 炭酸ソーダ 10wt% ゼオライト (A型ゼオライト、平均粒径2μm) 15wt% カルボキシメチルセルロース 0.6wt% 石けん(牛脂脂肪酸) 0.7wt% ポリエチレングリコール(分子量6000) 0.5wt% クエン酸ソーダ 0.8wt% 蛍 光 剤 0.5wt% 香 料 0.2wt% 硫酸ソーダ、水 バランス 柔軟性付与効果検定方法 ナイロントリコット布(30デニール) 30g×4枚 アクリルジャージ布 90g×2枚 綿タオル 80g×2枚 綿晒布 50g×4枚 綿メリヤス布 85g×4枚 からなる試験布を前記の粒状洗剤と60℃の水道水を用い
て15分間洗浄した後、60℃の水道水を用いて3分間ずつ
3回濯いで試験布を前処理する。次いでこの試験布を噴
流式家庭用電気洗濯機に収め、前記の粒状洗剤に各柔軟
付与剤を配合した組成物と25℃の水道水を用いて、洗剤
濃度0.13%、浴比30倍の条件下に10分間洗浄し1分間脱
水した後、25℃の水道水で3分間濯いでから1分間脱水
する操作を2回繰り返した。しかる後、試験布を24時間
風乾し、次に25℃で65%RHの条件下に風乾試験布をコ
ンディショニングした。
こうして得られた試験布のなかから綿タオルを取り出
し、その感触を5人の判定者に判定させ、判定者5人の
平均から添加剤組成物の柔軟性付与効果を評価した。な
お、この感触判定は添加剤は含まない洗剤を使用した以
外は上記と全く同一の手順で得られた綿タオルの感触を
ゼロとし、これとの比較から下記の準備で行った。
著しく柔らかい 5点 かなり柔らかい 4点 柔らかい 2点 僅かに柔らかい 1点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩に対し
    て10〜50重量%のC3〜C6低級アルコールを溶媒として
    含む40〜70℃のジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩溶液
    に、平均粒径1〜50μmのアクリルアミド系高分子を添
    加して分散した後、溶媒除去、冷却し、ついで粉砕する
    ことを特徴とする柔軟付与剤の製造方法。
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JP3349020B2 (ja) * 1995-08-14 2002-11-20 日野自動車株式会社 薄板リング成形体の製造方法及び装置
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