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JPH06331897A - 手術用顕微鏡 - Google Patents
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JPH06331897A - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

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Publication number
JPH06331897A
JPH06331897A JP5119807A JP11980793A JPH06331897A JP H06331897 A JPH06331897 A JP H06331897A JP 5119807 A JP5119807 A JP 5119807A JP 11980793 A JP11980793 A JP 11980793A JP H06331897 A JPH06331897 A JP H06331897A
Authority
JP
Japan
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microscope
assistant
liquid crystal
electromagnetic lock
movement
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5119807A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Manjiyu
和夫 萬壽
Takushi Saito
卓志 齋藤
Masami Hamada
雅巳 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5119807A priority Critical patent/JPH06331897A/ja
Publication of JPH06331897A publication Critical patent/JPH06331897A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鏡体の移動開始を事前に呈示することにより円
滑且つ高精度に顕微鏡鏡体操作を行なうことができる手
術用顕微鏡を提供する。 【構成】顕微鏡鏡体Mには、助手用顕微鏡挿入部112
を有する略円筒状のオネジ部118が締結されており、
その第1の当接面113には、制御部に接続された第1
の電気的接点119が設けられている。助手用顕微鏡1
11には、第1の突当面に対面した第2の突当面115
に、第1の電気的接点と接触可能な第2の電気的接点1
20が設けられている。第2の電気的接点は、助手用顕
微鏡視野内表示装置に接続されている。助手用顕微鏡視
野内表示装置には、液晶駆動部と、この液晶駆動部によ
って駆動制御される液晶とが設けられている。なお、液
晶駆動部は、制御部から出力された電気信号に基づいて
液晶を駆動制御可能に構成されており、液晶は、助手用
顕微鏡の光学的結像位置に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、術者と助手が同時に観
察可能に構成された手術用顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、微細な手術を行なうに際し、手術
用顕微鏡を用いて拡大観察しながら行なうマイクロサ−
ジェリ−法がさかんに行なわれるようになり、より高性
能な手術用顕微鏡が求められている。
【0003】このような手術を行なう際、助手又は見学
の学生等に対して術部を開示させるために、手術用顕微
鏡鏡体部には、助手用顕微鏡が取り付けられている。更
に、脳外科分野では鏡体部の位置決めの容易さ及び厳密
さが要求され、術中、頻繁に行なわれる観察角度の変更
に要する時間を極力短くしたいという要望がある。即
ち、手術用顕微鏡の鏡体部は、作業空間内の所望の位置
に迅速かつ的確に位置決めができなければならない。こ
のため、鏡体を保持する架台に自由度を与えている各関
節に電磁鎖錠を設けると共に、鏡体の重量と釣り合うオ
モリ又はバネ力を利用することによって、鏡体は、あた
かも空中に浮遊しているかのように架台に取り付けられ
ている。そして、鏡体操作ハンドルに設けた電磁鎖錠の
スイッチ操作によって、鏡体の動きが制御されている。
【0004】以下、図9を参照しつつ各関節に電磁鎖錠
が設けられた手術用顕微鏡について説明する。図9に示
すように、BL1 、BL2 、BL3 、BL4 、BL5
BL6 (以下BLn とする。)は、組込みの無励磁式の
電磁鎖錠とそれにより鎖錠及び解錠し得る作動円板を有
する単軸制動軸受である。これらは、双眼の顕微鏡鏡体
Mの操作ハンドルHmに設けられた電磁鎖錠のスイッチ
(図示しない)を操作することによって各電磁鎖錠BL
n の解錠又は鎖錠可能に構成されている。具体的には電
磁鎖錠BLn が解錠された場合、後述の各回転軸の回り
を各支持棒は自由に回動可能となる。一方、各電磁鎖錠
が鎖錠された場合、各回転軸は固定される。
【0005】即ち、図中矢印Po 方向に昇降可能な支柱
4の自由端に支持された制動軸受BL1 は、第1の支持
棒5を垂直軸A1 を中心に矢印P1 の方向へ回動可能に
構成されている。制動軸受BL1 を横断して組み込まれ
た制動軸受BL2 は、第1の支持棒5を垂直軸A1 に直
交した水平軸A2 を中心に矢印P2 の方向へ旋回往復移
動可能に構成されている。第1の支持棒5の一端には、
平衡おもりGa が図中矢印Pa 方向に移動可能に取り付
けられ、他端には、制動軸受BL3 が取り付けられてい
る。
【0006】この制動軸受BL3 は、第2の支持棒6を
軸A2 に平列した軸A3 を中心に矢印P3 の方向へ旋回
往復移動可能に構成されている。制動軸受BL4 は、第
2の支持棒6の調整角度(γ)を変化させる際、第2の
支持棒6が軸A3 と直交した水平軸A4 を中心に回動で
きるように、制動軸受BL3 の横に配置されている。
【0007】また、第2の支持棒6の一端には、平衡お
もりGbが図中矢印Pb 方向に移動可能に取り付けら
れ、他端には、制動軸受BL5 が取り付けられている。
この制動軸受BL5 は、軸A4 に直交した軸A5 の回り
を平行リンク機構Pをなすリンクa1 を他のリンクa
2 、a3 、a4 、a5 と共に角度αの範囲で旋回させる
ように構成されている。
【0008】このような平行リンク機構Pの軸方向突出
部には、制動軸受BL6 が取り付けられており、この制
動軸受けBL6 には、顕微鏡鏡体部Mを支持した第3の
支持棒7が回動可能に保持されている。この結果、第3
の支持棒7を回動させることによって、顕微鏡鏡体部M
は、軸A6 の周囲を角度βの範囲で回動可能に構成され
ている。
【0009】このような構成によれば、顕微鏡鏡体Mの
方位は、三つの独立の角度γ、α、βを調整することに
よって任意に設定することができる。また、支柱4の垂
直軸A1 回りの旋回運動、水平軸A2 の回りの第1の支
持棒5の旋回運動及び水平軸A3 の回りの第2の支持棒
6の旋回運動によって、制動軸受BL5 の位置は、三次
元的に調整することができる。
【0010】ところで、鏡体の微動を行なう際、各関節
に設けられた電磁鎖錠をフリ−とすると、鏡体操作力が
軽すぎるために鏡体微動操作がやりずらくなってしまう
といいう問題がある。
【0011】この問題を解決するために例えば特公昭5
5−36116号公報には、電磁鎖錠のスイッチボタン
が2段階に構成された装置が開示されている。即ち、ス
イッチボタンを押し込んだ第一の段階において、顕微鏡
鏡体部を位置決めした後、ロックされた全ての電磁鎖錠
パルス電流を供給して、電磁鎖錠を間欠的に解除するこ
とにより、顕微鏡鏡体部の微調整が行なわれる。更に、
スイッチボタンを完全に押し込んだ第2段階において、
電磁鎖錠に連続的に電流を供給して、電磁鎖錠を完全解
除することにより、顕微鏡鏡体部のフリ−状態での位置
決めが行なわれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】術者が顕微鏡鏡体の観
察方向や位置の変更を突然行なった場合、助手用顕微鏡
を介して観察を行なっている助手は、顕微鏡鏡体の位置
変更操作を確認することができないため、顕微鏡鏡体の
動きについて行くことができないという問題が発生す
る。この場合、術者による顕微鏡鏡体の円滑な操作の妨
げとなる。
【0013】また、鏡体微動を行なう場合において、上
記公報に開示されたようなスイッチ構成では、誤操作に
より電磁鎖錠を完全に解除させてしまい顕微鏡鏡体をフ
リ−状態にしてしまう場合がある。このようなフリー状
態において、オモリやバネの弾性力を利用してあたかも
空中に浮遊しているかのように架台に取り付けられた顕
微鏡鏡体のバランスが、オモリの位置ズレやバネ弾性力
の変化によってくずれた場合、鏡体は急激に意図しない
方向や位置に回転又は移動してしまう場合がある。特
に、術者が接眼レンズを覗きながら鏡体の微動操作を行
なっている場合には、視野が外れて術野を見失ってしま
うこととなり、顕微鏡鏡体の操作ひいては手術等の処置
を円滑に行うことが困難になってしまうといった問題も
生じる。
【0014】本発明は、このような弊害を除去するため
になされており、その目的は、鏡体の移動開始を事前に
呈示することにより円滑且つ高精度に顕微鏡鏡体操作を
行なうことができる手術用顕微鏡を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、所定部位を観察可能に構成された
鏡体部と、この鏡体部を3次元移動可能に支持する支持
手段と、この支持手段を介して前記鏡体部を3次元移動
させる移動機構とを備え、前記鏡体部を介して観察され
る部位を複数の観察者が同時に観察可能に構成された手
術用顕微鏡において、前記移動機構を介して前記鏡体部
の観察方向及び観察位置を任意に変更可能に構成された
操作部と、この操作部に加えられた力量の大きさを検知
する検知手段と、この検知手段によって検知された検知
データに基づいて、前記鏡体部の移動開始を事前に呈示
させる呈示手段と、前記移動機構の動作を制御する制御
手段とを備えている。
【0016】
【作用】操作部に加えられた力量は、検知手段によって
検知され、その検知データに基づいて、呈示手段を介し
て鏡体部の移動開始が事前に呈示される。また、検知デ
ータに基づいて作動した移動機構によって、支持手段を
介して鏡体部が3次元移動される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例に係る手術用顕微
鏡について、図1ないし図5及び図9を参照して説明す
る。なお、本実施例における架台部および鏡体部の構成
は図9により説明した従来例と同様である。
【0018】図1には、顕微鏡鏡体Mと操作ハンドルH
mとの間の接続構成が示されている。顕微鏡鏡体Mに
は、後述する固定具101が係合可能なオネジ部102
を有する台座103がビス104で締結されている。オ
ネジ部102の端面には、V溝105が等間隔で4ケ所
形成されており、一端部に把持部Sm3を有する操作ハン
ドルHmの他端部に固着されている回転防止ピン106
と係合可能に構成されている。
【0019】固定具101は、操作ハンドルHmに対し
て回転自在に取り付けられており、回転防止ピン106
によって操作ハンドルHmから抜けないように構成され
ている。このような固定具101に設けられた操作ハン
ドル用挿入穴の内周面上には、圧センサ−107が固着
されている。
【0020】圧センサ−107は、台座103に設けら
れた電気的接点EL1 を介して顕微鏡鏡体Mの内部に設
けられた制御部108( 図2参照) に接続されている。
制御部108には、図2に示すように、中央制御部10
9と、しきい値記憶部110とが設けられている。
【0021】中央制御部109は、圧センサ107から
電気的接点EL1 を介して入力されたハンドルHmのた
わみ量信号と、しきい値記憶部110に記憶されている
たわみ量信号との比較値に基づいて、電磁鎖錠駆動部7
1及び呈示手段即ち助手用顕微鏡視野内表示装置123
に所定の駆動信号を出力する機能を有する。
【0022】また、しきい値記憶部110は、術者がハ
ンドルを動かそうとして力を加え始めたと判断し得るハ
ンドルのたわみ量を第1の値、そして術者が鏡体の不意
な動きを十分保持できると判断し得るハンドルHmのた
わみ量を第2の値として記憶する機能を有する。
【0023】図3には、助手用顕微鏡111と顕微鏡鏡
体Mとの接続部の構成が示されている。顕微鏡鏡体Mに
は、助手用顕微鏡挿入部112を有する略円筒状のオネ
ジ部118が締結されており、このオネジ部118の先
端部即ち助手用顕微鏡111に対面した側の部分には、
周方向に等間隔で4か所形成された切欠部114を有す
る第1の突当面113が構成されている。
【0024】この第1の当接面113には、周方向に等
間隔で4つ配置された第1の電気的接点119が設けら
れており、この第1の電気的接点119は制御部108
に接続されている。
【0025】助手用顕微鏡111には、第1の突当面1
13に対面して第2の突当面115が構成されており、
この第2の突当面115には、切欠部114に対して挿
入可能な位置に、位置決めピン116が設けられてい
る。かかる第2の当接面115には、第1の電気的接点
119に対して接触可能な位置に第2の電気的接点12
0が設けられている。この第2の電気的接点120は、
助手用顕微鏡視野内表示装置123に接続されている。
【0026】また、助手用顕微鏡111には、オネジ部
118に対して螺合可能に構成された固定リング117
が回動自在に設けられている。従って、助手用顕微鏡1
11に回転自在に取り付いている固定リング117をオ
ネジ部118に螺合させることによって、助手用顕微鏡
111は、助手用顕微鏡挿入部112を介して顕微鏡鏡
体Mに対して位置決め固定されることになる。
【0027】このとき、第1及び第2の当接面113、
115が互いに当接することによって、第1及び第2の
電気的接点119,120が互いに接触する。この結
果、図4に示すように、これら電気的接点119,12
0を介して制御部108と助手用顕微鏡視野内表示装置
123との間が導電可能状態に維持される。
【0028】図4に示すように、助手用顕微鏡視野内表
示装置123には、液晶駆動部121と、この液晶駆動
部121によって駆動制御される液晶122とが設けら
れている。なお、液晶駆動部121は、制御部108か
ら出力された電気信号に基づいて液晶122を駆動制御
可能に構成されており、また、液晶122は、助手用顕
微鏡111の光学的結像位置に配置されている。
【0029】図5には、電磁鎖錠駆動部71の電源部の
構成が示されている。電源部には、電磁鎖錠電源を構成
する可変3端子レギュレ−タ81が設けられており、こ
の可変3端子レギュレ−タ81の入力側は、電源V1
接続され、その出力側は、電磁鎖錠BLn に接続されて
いる。
【0030】82、83、84は、可変3端子レギュレ
−タ81の出力電圧を決定する抵抗であり、85は、制
御部108からの信号に基づいて駆動されるリレ−であ
る。抵抗82、83、84の値は、リレ−OFF時、電
磁鎖錠BLn が完全解錠となるような電源電圧を供給可
能に設定され、また、リレ−ON時、電磁鎖錠BLn
半固定となるような電源電圧すなち上述の完全解錠とな
る電源電圧の半分程度の電源電圧が供給されるように設
定されている。
【0031】以下、本実施例の動作について説明する。
手術中に顕微鏡鏡体Mの観察方向を変更する場合、術者
が把持部Sm3に力を加え始めると、操作ハンドルHmが
僅かにたわむ。圧センサ−107は、かかる操作ハンド
ルHmのたわみ量を検知して、たわみ量に応じた電気信
号に変換して制御部108に伝える。
【0032】制御部108内に設けられた中央制御部1
09では、伝えられた力量の大きさがしきい値記憶部1
10に予め記憶された第1の値に達した時点で、助手用
顕微鏡視野内表示装置123に視野内表示をするように
駆動信号を出力すると共に、電磁鎖錠駆動部71へ電磁
鎖錠BLn が半固定となるように駆動信号を出力する。
【0033】信号を受けた助手用顕微鏡視野内表示装置
123の液晶駆動部121は、液晶122の画面上に
「注意」と表示をする。表示開始の3秒後には、制御部
108から液晶駆動部121に視野内表示を終了させる
ように信号を出す。また、信号を入力した電磁鎖錠駆動
部71は、リレ−85のON動作に基づいて、電磁鎖錠
BLn に対し鎖錠が半固定となるような電源電圧を供給
する。
【0034】更に術者が把持部Sm3を介して操作ハンド
ルHmに力を加えた場合、圧センサ−107によって検
知された力量が、中央制御部109によって、しきい値
記憶部110に予め記憶された第2の力量に達したと判
断されると、制御部108から電磁鎖錠駆動部71に対
して電磁鎖錠BLn を解錠させる信号が出される。
【0035】このとき、電磁鎖錠駆動部71は、リレ−
85のOFF動作に基づいて電磁鎖錠BLn を解錠させ
る。この結果、術者は顕微鏡鏡体Mを自由に動かすこと
が可能となる。
【0036】術者が操作ハンドルHmに加えている力を
緩めると、制御部108からの信号が途絶え、再び電磁
鎖錠BLn は鎖錠され、顕微鏡鏡体Mの動きを固定す
る。本実施例によれば、一つのセンサ−によって、術者
が鏡体を動かそうとして操作ハンドルHmに力を加え始
めた力量と、術者が鏡体の不意な動きを十分保持できる
力量とを検知することができるので装置の簡略化及び小
型化が達成される。また、助手用顕微鏡の視野内に顕微
鏡鏡体Mの移動開始が事前に液晶表示されるため、顕微
鏡鏡体移動が行なわれる直前まで助手は顕微鏡観察を続
行することができる。また、電磁鎖錠が半固定状態から
解錠状態へと2段階に解錠されるため、鏡体のバランス
が悪い状態でもスイッチON後急に動き出すことを防止
することができる。このため、視野がとんで対象物を見
失うこともない。
【0037】次に、本発明の第2実施例に係る手術用顕
微鏡について、図6及び図7及び図9を参照して説明す
る。図6に示すように、本実施例では、操作ハンドルH
mの把持部Sm3に他の圧センサ−224が設けられてい
る。
【0038】圧センサ−107及び他の圧力センサ−2
24は、電気的接点EL1 ( 図1参照) を介して顕微鏡
鏡体M内部に設けられた制御部108( 図2及び図4参
照)に対して、たわみ量に応じた電気信号を出力可能に
構成されている。前述した様に制御部108は各々、電
磁鎖錠駆動部71( 図2参照) と助手用顕微鏡111(
図3参照) に設けられた図示しないシャッタ−駆動部と
電気的に接続されている。
【0039】助手用顕微鏡111の光学的結像位置に
は、機械的に開閉するシャッタ−225が設けられてお
り、制御部108から出力された信号に基づいて、シャ
ッタ−駆動部を介して助手用顕微鏡111の視察光路を
遮蔽可能に構成されている。
【0040】図7には、本実施例に適用された電磁鎖錠
駆動部71の電源回路が示されている。電磁鎖錠BLn
の一端は電源V1 に接続され、他端はPNPトランジス
タQ1のエミッタに接続されている。トランジスタQ1
のコレクタはグランドに、ベ−スはダイオ−ドD1 のア
ノ−ド、ダイオ−ドD2 のカソ−ド、さらに抵抗R1
接続されている。ダイオ−ドD1 のカソ−ドは電源V1
に接続されている。ダイオ−ドD2 とR1 は並列に接続
されている。ダイオ−ドD2 のアノ−ドは、他端が電源
1 に接続された可変抵抗VR2 に接続され、且つ、抵
抗R1 及び他端がグランドに接続されたコンデンサC1
の正極側に接続され、更に、他端が制御部108から出
力された信号に基づいてON/OFFされるスイッチS
1 に接続された可変抵抗VR1 に接続されている。
【0041】以下、本実施例の動作を説明する。術者が
手術中に顕微鏡鏡体Mの観察方向を変更する際、把持部
m3を握ると、他の圧センサ−224がその力量を制御
部108に伝える。制御部108では、その信号に基づ
いて、シャッタ−駆動部に観察光路を閉じるよう信号を
出力する。このように助手用顕微鏡111による観察を
妨げることにより、術者による顕微鏡鏡体Mの観察方向
変更を事前に助手に知らせることが可能となる。
【0042】術者が把持部Sm3を持つ手に顕微鏡鏡体M
を動かすべく更に力を加えると、操作ハンドルHm がた
わんで圧センサ−107が作動し、制御部108から電
磁鎖錠BLn を解錠する様に信号が送られる。
【0043】電磁鎖錠駆動回路71のトランジスタQ1
のベ−ス電位は、コンデンサC1 の電荷が流れ出ること
により低くなる。この結果、トランジスタQ1 は、徐々
にONしはじめ、電磁鎖錠Bn には徐々に電流が流れ出
す。この結果、電磁鎖錠BLn は徐々に固定状態から解
錠状態となるため、術者は、鏡体の観察方向を自由に変
更させることができる。
【0044】術者が把持部Sm3から手を離すと、シャッ
タ−225が開き、電磁鎖錠BLnが旋錠され、顕微鏡
鏡体Mの動きが固定される。このとき、可変抵抗VR1
からグランドへの電流の流れが止まると共に、可変抵抗
VR2 を介して徐々にコンデンサC1 に電荷が蓄積され
る。
【0045】これに伴ってトランジスタQ1 のベ−ス電
位が上昇し、徐々にトランジスタQ1 はオフとなるた
め、電磁鎖錠BLn を流れる電流が減少し、電磁鎖錠B
n は徐々に固定される。更に可変抵抗VR1 の値を変
えることにより固定状態から開放状態の時間が変更さ
れ、可変抵抗VR2 の値を変えることにより開放状態か
ら固定状態への時間が変更される。
【0046】本実施例によれば、把持部Sm3に手を触れ
た時点で、助手用顕微鏡の観察光路を閉ざすことによ
り、顕微鏡鏡体の移動開始を事前に助手に知らせること
ができる。また、助手用顕微鏡の観察光路を閉ざすため
の圧センサ−224は、電磁鎖錠のON/OFFを行な
うための圧センサ−107とは別に操作ハンドルHmの
把持部Sm3に設けられているので、センサ−のしきい値
設定が不要となる。
【0047】また第1実施例においては同一のセンサ−
を使っているため第1及び第2のしきい値の力量の差が
小さいため、術者が把持部Sm3に力を加え始めたこと
と、術者が十分な力で把持部Sm3を保持したことの区別
が困難であったが、本実施例には2つの異なるセンサ−
が適用されているため、上述の区別が容易となる。
【0048】また、実施例1と比べると、顕微鏡鏡体の
移動を事前に助手が認識してから電磁鎖錠が解錠される
までの時間が、術者がグリップに触れてから鏡体を移動
する方向に力を加える時間だけ余裕があるので、助手は
時間にゆとりを持って顕微鏡鏡体移動に対処できる。
【0049】更に、徐々に電磁鎖錠が解錠状態になるた
め、鏡体がスイッチON後に急に動き出すことがない。
このため、鏡体移動が円滑化され、視野が急にとんで対
象物を見失うことが防止できる。
【0050】また、開放に要する時間及び固定に要する
時間を調整することができるため、術者の要望によっ
て、適宜、開放に要する時間及び固定に要する時間に合
わせることができ、鏡体移動の円滑化が達成できる。
【0051】なお、本実施例では、電磁鎖錠を用いてい
るが、例えば機械的なクラッチを用いても同様の効果が
得られる。次に、本発明の第3実施例に係る手術用顕微
鏡ついて、図2及び図4及び図6、図8及び図9を参照
して説明する。
【0052】本実施例において、術者が把持部に触れた
ことと、術者が鏡体移動のために把持部に力を加えたこ
と圧センサ−107、224を介して、制御部108へ
送るまでの構成作用は、第2の実施例と同様である。
【0053】図8には、図9に示された組込み式の電磁
鎖錠と、この電磁鎖錠によって鎖錠及び解錠可能に構成
された制動円板とを有する単軸制動軸受けの回転軸An1
回りの構成が示されている。
【0054】符号91及び92は、夫々、手術用顕微鏡
鏡体Mの支持棒で、回転軸An を中心に自由に回動可能
であって、それぞれ支持棒92の両側に固定された電磁
鎖錠BLn1及びBLn2を介して鎖錠又は解錠可能に構成
されている。
【0055】電磁鎖錠BLn1は、回転軸An が半固定状
態となる程度の固定力を有しており、BLn2は、回転軸
n が完全固定となる固定力を有し、夫々電磁鎖錠駆動
部71に電気的に接続される。
【0056】本実施例における助手への鏡体移動伝達手
段は、電源を内蔵した図示しないブザ−手段であり、鏡
体Mの外装に固定されている。このブザ−手段及び電磁
鎖錠駆動部71は制御部108に電気的に接続される。
【0057】以下、本実施例の動作について説明する。
手術中に顕微鏡鏡体Mの観察方向を変更する場合、術者
が把持部Sm3を握ると、圧センサ−224から電気信号
が制御部108に出力される。信号を受けた制御部10
8を介してブザ−手段が作動して、かかるブザー手段か
らブザ−が発生する。ブザ−が短時間鳴ることにより、
助手は鏡体が移動することを事前に検知することができ
る。
【0058】同時に、制御部108から電磁鎖錠駆動部
71には、電磁鎖錠BLn のみを解錠させるように、所
定の信号が送信される。この結果、回転軸An は半固定
状態になる。
【0059】術者が鏡体を移動させるべく把持部Sm3
介して操作ハンドルHmに力を加えると、圧センサ−1
07が作動して、制御部108から電磁鎖錠BLn1を解
錠するように信号が送られる。この結果、術者は鏡体を
自由に移動させることができる。
【0060】術者が把持部Sm3から手を離すと、電磁鎖
錠BLn1及びBLn2は旋錠され顕微鏡鏡体Mは固定され
る。本実施例によれば、助手への鏡体移動伝達手段がブ
ザ−手段であるため、簡単且つ迅速に、助手に対して鏡
体の移動を事前に知らせることができる。また、2つの
電磁鎖錠を用いて2段階に解錠するため、鏡体がスイッ
チON後に急に動き出すこともない。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、操作部に加えられた力
量の大きさを検知する検知手段によって検知された検知
データに基づいて、鏡体部の移動開始を事前に呈示させ
る呈示手段を備えたことにより、円滑且つ高精度に顕微
鏡鏡体操作を行なうことができる手術用顕微鏡を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る手術用顕微鏡の構成
を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す手術用顕微鏡に設けられた制御部の
回路構成を概略的に示すブロック図。
【図3】図1に示す手術用顕微鏡において、助手用顕微
鏡と顕微鏡鏡体との接続部の構成を概略的に示す斜視
図。
【図4】図3に示す助手用顕微鏡と顕微鏡鏡体との間の
接続関係において、助手用顕微鏡視野内表示装置と制御
部との間の回路構成を示すブロック図。
【図5】図4に示す電磁鎖錠駆動部の電源部の構成を示
す回路図。
【図6】本発明の第2実施例に係る手術用顕微鏡の構成
を示す斜視図。
【図7】図6に示す手術用顕微鏡に適用された電磁鎖錠
駆動部の電源回路を示す図。
【図8】本発明の第3実施例に係る手術用顕微鏡の主要
な構成のみを示す部分断面図。
【図9】手術用顕微鏡の全体の構成を概略的に示す図。
【符号の説明】
101…固定具、102…オネジ部、103…台座、1
07…圧センサー、EL1 …電気的接点、Hm…ハンド
ル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、鏡体微動を行なう場合において、上
記公報に開示されたようなスイッチ構成では、誤操作に
より電磁鎖錠を完全に解除させてしまい顕微鏡鏡体をフ
リ−状態にしてしまう場合がある。このようなフリー状
態において、オモリやバネの弾性力を利用してあたかも
空中に浮遊しているかのように架台に取り付けられた顕
微鏡鏡体のバランスが、オモリの位置ズレやバネ弾性力
の変化によってくずれた場合、鏡体は急激に意図しない
方向や位置に回転又は移動してしまう場合がある。特
に、術者が接眼レンズを覗きながら鏡体の微動操作を行
なっている場合には、視野がとんで術野を見失ってしま
うこととなり、顕微鏡鏡体の操作ひいては手術等の処置
を円滑に行うことが困難になってしまうといった問題も
生じる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】次に、本発明の第2実施例に係る手術用顕
微鏡について、図6及び図7及び図9を参照して説明す
る。図6に示すように、本実施例では、操作ハンドルH
mの把持部Sm3第2の圧センサ−224が設けられて
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】圧センサ−107及び第2の圧力センサ−
224は、電気的接点EL1 ( 図1参照) を介して顕微
鏡鏡体M内部に設けられた制御部108( 図2及び図4
参照) に対して、たわみ量に応じた電気信号を出力可能
に構成されている。前述した様に制御部108は各々、
電磁鎖錠駆動部71( 図2参照) と助手用顕微鏡111
( 図3参照) に設けられた図示しないシャッタ−駆動部
と電気的に接続されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】以下、本実施例の動作を説明する。術者が
手術中に顕微鏡鏡体Mの観察方向を変更する際、把持部
m3を握ると、第2の圧センサ−224がその力量を制
御部108に伝える。制御部108では、その信号に基
づいて、シャッタ−駆動部に観察光路を閉じるよう信号
を出力する。このように助手用顕微鏡111による観察
を妨げることにより、術者による顕微鏡鏡体Mの観察方
向変更を事前に助手に知らせることが可能となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】本実施例によれば、把持部Sm3に手を触れ
た時点で、助手用顕微鏡の観察光路を閉ざすことによ
り、顕微鏡鏡体の移動開始を事前に助手に知らせること
ができる。また、助手用顕微鏡の観察光路を閉ざすため
第2の圧センサ−224は、電磁鎖錠のON/OFF
を行なうための圧センサ−107とは別に操作ハンドル
Hmの把持部Sm3に設けられているので、センサ−のし
きい値設定が不要となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】また第1実施例においては同一のセンサ−
を使っているため第1及び第2のしきい値の力量の差が
小さい場合、術者が把持部Sm3に力を加え始めたこと
と、術者が十分な力で把持部Sm3を保持したことの区別
が困難であったが、本実施例には2つの異なるセンサ−
が適用されているため、上述の区別が容易となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】同時に、制御部108から電磁鎖錠駆動部
71には、電磁鎖錠BL n2 のみを解錠させるように、所
定の信号が送信される。この結果、回転軸An は半固定
状態になる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、操作部に加えられた力
量の大きさを検知する検知手段によって検知された検知
データに基づいて、鏡体部の移動開始を事前に呈示させ
る呈示手段を備えたこと、及び、術者が予め定められた
力量を操作ハンドルに加えないと制動軸受の電磁鎖錠が
駆動せず、また、電磁鎖錠は徐々にあるいは段階をおい
て解錠するように駆動させることにより、円滑且つ高精
度に顕微鏡鏡体操作を行なうことができる手術用顕微鏡
を提供することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定部位を観察可能に構成された鏡体部
    と、この鏡体部を3次元移動可能に支持する支持手段
    と、この支持手段を介して前記鏡体部を3次元移動させ
    る移動機構とを備え、前記鏡体部を介して観察される部
    位を複数の観察者が同時に観察可能に構成された手術用
    顕微鏡において、 前記移動機構を介して前記鏡体部の観察方向及び観察位
    置を任意に変更可能に構成された操作部と、 この操作部に加えられた力量の大きさを検知する検知手
    段と、 この検知手段によって検知された検知データに基づい
    て、前記鏡体部の移動開始を事前に呈示させる呈示手段
    と、前記移動機構の動作を制御する制御手段とを備えて
    いることを特徴とする手術用顕微鏡。
JP5119807A 1993-05-21 1993-05-21 手術用顕微鏡 Withdrawn JPH06331897A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174777A (ja) * 2000-09-22 2002-06-21 Leica Microsystems Ag 取っ手を有する顕微鏡及び顕微鏡用のハンドグリップ
JP2003310636A (ja) * 2002-04-25 2003-11-05 Pentax Corp 硬性内視鏡用架台
JP2018175455A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用観察装置、および状態通知方法

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