JPH0633256B2 - キノリンカルボン酸誘導体 - Google Patents
キノリンカルボン酸誘導体Info
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- JPH0633256B2 JPH0633256B2 JP60289039A JP28903985A JPH0633256B2 JP H0633256 B2 JPH0633256 B2 JP H0633256B2 JP 60289039 A JP60289039 A JP 60289039A JP 28903985 A JP28903985 A JP 28903985A JP H0633256 B2 JPH0633256 B2 JP H0633256B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/04—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D409/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
- C07D409/14—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing three or more hetero rings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なキノリンカルボン酸誘導体又はその塩
に関する。
に関する。
発明の開示 本発明のキノリンカルボン酸誘導体は、文献未載の新規
化合物であつて、下記一般式(1)で表わされる。
化合物であつて、下記一般式(1)で表わされる。
〔式中R1はアミノ低級アルキル基、R2はチエニル基、
Xはハロゲン原子を示す。〕 上記一般式(1)で表わされるキノリンカルボン酸誘導
体及びその塩は、広くグラム陽性菌及びグラム陰性菌に
対して優れた抗菌作用を発揮し、各種病原菌に起因する
人、動物、魚類等の疾病の治療薬として有用であり、ま
た医療用器具等の外用殺菌剤や消毒剤としても有用であ
る。
Xはハロゲン原子を示す。〕 上記一般式(1)で表わされるキノリンカルボン酸誘導
体及びその塩は、広くグラム陽性菌及びグラム陰性菌に
対して優れた抗菌作用を発揮し、各種病原菌に起因する
人、動物、魚類等の疾病の治療薬として有用であり、ま
た医療用器具等の外用殺菌剤や消毒剤としても有用であ
る。
本明細書において示される各基は、より具体的にはそれ
ぞれ次の通りである。
ぞれ次の通りである。
アミノ低級アルキル基としては、アミノメチル、2−ア
ミノエチル、1−アミノエチル、3−アミノプロピル、
4−アミノブチル、5−アミノペンチル、6−アミノヘ
キシル、1,1−ジメチル−2−アミノエチル、2−メ
チル−3−アミノプロピル基等のアルキル部分が炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるアミノアル
キル基を例示できる。
ミノエチル、1−アミノエチル、3−アミノプロピル、
4−アミノブチル、5−アミノペンチル、6−アミノヘ
キシル、1,1−ジメチル−2−アミノエチル、2−メ
チル−3−アミノプロピル基等のアルキル部分が炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるアミノアル
キル基を例示できる。
ハロゲン原子としては、弗素、塩素、臭素、沃素原子等
を例示できる。
を例示できる。
基 としては、3−アミノメチル−4−クロロピロリジニ
ル、3−アミノメチル−2−クロロピロリジニル、3−
アミノメチル−5−フルオロピロリジニル、3−アミノ
メチル−4−フルオロピロリジニル、3−アミノメチル
−4−ブロモピロリジニル、3−(2−アミノエチル)
−4−クロロピロリジニル、2−(1−アミノエチル)
−4−ヨードピロリジニル、2−(4−アミノブチル)
−4−クロロピロリジニル、3−アミノメチルピロリジ
ニル、3−(5−アミノペンチル)−2−フルオロピロ
リジニル、4−(2−アミノエチル)ピロリジニル、2
−(3−アミノプロピル)ピロリジニル、3−クロロピ
ロリジニル、2−(6−アミノヘキシル)−5−フルオ
ロピロリジニル、4−フルオロピロリジニル、2−ブロ
モピロリジニル、3−(1,1−ジメチル−2−アミノ
エチル)−4−クロロピロリジニル基等の置換基として
上記アミノ低級アルキル基及びハロゲン原子を有するピ
ロリジニル基を例示できる。
ル、3−アミノメチル−2−クロロピロリジニル、3−
アミノメチル−5−フルオロピロリジニル、3−アミノ
メチル−4−フルオロピロリジニル、3−アミノメチル
−4−ブロモピロリジニル、3−(2−アミノエチル)
−4−クロロピロリジニル、2−(1−アミノエチル)
−4−ヨードピロリジニル、2−(4−アミノブチル)
−4−クロロピロリジニル、3−アミノメチルピロリジ
ニル、3−(5−アミノペンチル)−2−フルオロピロ
リジニル、4−(2−アミノエチル)ピロリジニル、2
−(3−アミノプロピル)ピロリジニル、3−クロロピ
ロリジニル、2−(6−アミノヘキシル)−5−フルオ
ロピロリジニル、4−フルオロピロリジニル、2−ブロ
モピロリジニル、3−(1,1−ジメチル−2−アミノ
エチル)−4−クロロピロリジニル基等の置換基として
上記アミノ低級アルキル基及びハロゲン原子を有するピ
ロリジニル基を例示できる。
低級アルカノイルアミノ低級アルキル基としては、ホル
ミルアミノメチル、アセチルアミノメチル、2−(プロ
ピオニルアミノ)エチル、1−(ブチリルアミノ)エチ
ル、3−(ペンタノイルアミノ)プロピル、4−(ヘキ
サノイルアミノ)ブチル、5−(アセチルアミノ)ペン
チル、6−(プロピオニルアミノ)ヘキシル、1,1−
ジメチル−2−(アセチルアミノ)エチル、2−メチル
−3−(アセチルアミノ)プロピル基等のアルカノイル
部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基
であり、アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルキル基であるアルカノイルアミノアルキル基を例
示できる。
ミルアミノメチル、アセチルアミノメチル、2−(プロ
ピオニルアミノ)エチル、1−(ブチリルアミノ)エチ
ル、3−(ペンタノイルアミノ)プロピル、4−(ヘキ
サノイルアミノ)ブチル、5−(アセチルアミノ)ペン
チル、6−(プロピオニルアミノ)ヘキシル、1,1−
ジメチル−2−(アセチルアミノ)エチル、2−メチル
−3−(アセチルアミノ)プロピル基等のアルカノイル
部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基
であり、アルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルキル基であるアルカノイルアミノアルキル基を例
示できる。
α−フエニル低級アルキル基としては、ベンジル、α−
フエネチル基等のアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基であるα−フエニルアルキル基を
例示できる。
フエネチル基等のアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基であるα−フエニルアルキル基を
例示できる。
低級アルキレン基としては、メチレン、エチレン、トリ
メチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレン、メチルメチレン、1,1−ジメチルエチレン、
2,2−ジメチルトリメチレン等の炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルキレン基を例示できる。
メチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレン、メチルメチレン、1,1−ジメチルエチレン、
2,2−ジメチルトリメチレン等の炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルキレン基を例示できる。
低級アルカノイル基としては、ホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、
ヘキサノイル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルカノイル基を例示できる。
ロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、
ヘキサノイル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルカノイル基を例示できる。
低級アルカンスルホニル基としては、メタンスルホニ
ル、エタンスルホニル、プロパンスルホニル、イソプロ
パンスルホニル、ブタンスルホニル、tert−ブタンスル
ホニル、ペンタンスルホニル、ヘキサンスルホニル基等
を例示できる。
ル、エタンスルホニル、プロパンスルホニル、イソプロ
パンスルホニル、ブタンスルホニル、tert−ブタンスル
ホニル、ペンタンスルホニル、ヘキサンスルホニル基等
を例示できる。
アリールスルホニル基としては、フエニルスルホニル、
4−メチルフエニルスルホニル、2−メチルフエニルス
ルホニル、4−ニトロフエニルスルホニル、4−メトキ
シフエニルスルホニル、3−クロロフエニルスルホニ
ル、α−ナフチルスルホニル基等を例示できる。
4−メチルフエニルスルホニル、2−メチルフエニルス
ルホニル、4−ニトロフエニルスルホニル、4−メトキ
シフエニルスルホニル、3−クロロフエニルスルホニ
ル、α−ナフチルスルホニル基等を例示できる。
アラルキルスルホニル基としては、ベンジルスルホニ
ル、2−フエニルエチルスルホニル、4−フエニルブチ
ルスルホニル、4−メチルベンジルスルホニル、2−メ
チルベンジルスルホニル、4−ニトロベンジルスルホニ
ル、4−メトキシベンジルスルホニル、3−クロロベン
ジルスルホニル、α−ナフチルメチルスルホニル基等を
例示できる。
ル、2−フエニルエチルスルホニル、4−フエニルブチ
ルスルホニル、4−メチルベンジルスルホニル、2−メ
チルベンジルスルホニル、4−ニトロベンジルスルホニ
ル、4−メトキシベンジルスルホニル、3−クロロベン
ジルスルホニル、α−ナフチルメチルスルホニル基等を
例示できる。
上記一般式(1)で表わされる本発明の化合物は、種々
の方法により製造されるが、その好ましい一例を挙げれ
ば例えば下記に示す方法により製造される。
の方法により製造されるが、その好ましい一例を挙げれ
ば例えば下記に示す方法により製造される。
〔反応行程式−1〕 〔式中R2及びXは前記に同じ。R1′はアミノ低級アル
キル基又は低級アルカノイルアミノ低級アルキル基、X
1はハロゲン原子を示す。〕 一般式(2)の化合物と一般式(3)の化合物との反応
において、両者の使用割合は特に限定がなく広い範囲か
ら適宜選択できるが、通常前者に対して後者を少なくと
も等モル程度、好ましくは等モル〜5倍モル程度使用す
るのがよい。該反応は不活性溶媒、具体的には水、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、
アミルアルコール、イソアミルアルコール等のアルコー
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等
のエーテル類、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメ
チルスルホキシド(DMSO)、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド(HMPA)、N−メチルピロリドン等の溶媒
中で行なわれる。これらのうちDMF、DMOS、HM
PA及びN−メチルピロリドンが好ましい。また反応は
脱酸剤、具体的には炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機炭酸塩
類、ピリジン、キノリン、トリエチルアミン等の第3級
アミン類等の存在下に行なうこともできる。反応は通常
1〜20気圧、好ましくは1〜10気圧の圧力下、10
0〜250℃程度、好ましくは100〜200℃の温度
下にて行なわれ、一般に0.5〜20時間程度で終了す
る。
キル基又は低級アルカノイルアミノ低級アルキル基、X
1はハロゲン原子を示す。〕 一般式(2)の化合物と一般式(3)の化合物との反応
において、両者の使用割合は特に限定がなく広い範囲か
ら適宜選択できるが、通常前者に対して後者を少なくと
も等モル程度、好ましくは等モル〜5倍モル程度使用す
るのがよい。該反応は不活性溶媒、具体的には水、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、
アミルアルコール、イソアミルアルコール等のアルコー
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等
のエーテル類、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメ
チルスルホキシド(DMSO)、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド(HMPA)、N−メチルピロリドン等の溶媒
中で行なわれる。これらのうちDMF、DMOS、HM
PA及びN−メチルピロリドンが好ましい。また反応は
脱酸剤、具体的には炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機炭酸塩
類、ピリジン、キノリン、トリエチルアミン等の第3級
アミン類等の存在下に行なうこともできる。反応は通常
1〜20気圧、好ましくは1〜10気圧の圧力下、10
0〜250℃程度、好ましくは100〜200℃の温度
下にて行なわれ、一般に0.5〜20時間程度で終了す
る。
上記反応行程式−1で得られる一般式(4)の化合物の
うちR1′がアミノ低級アルキル基を示す化合物が本発
明の化合物である。また一般式(4)の化合物のうちR
1′が低級アルカノイルアミノ低級アルキル基を示す化
合物は、これを加水分解することによりR1′がアミノ
低級アルキル基を示す本発明化合物に導くことができ
る。
うちR1′がアミノ低級アルキル基を示す化合物が本発
明の化合物である。また一般式(4)の化合物のうちR
1′が低級アルカノイルアミノ低級アルキル基を示す化
合物は、これを加水分解することによりR1′がアミノ
低級アルキル基を示す本発明化合物に導くことができ
る。
この加水分解反応は、適当な溶媒中、酸又は塩基性化合
物の存在下に行なわれる。ここで使用される溶媒として
は、例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル類又はこれらの混合溶媒等を例示でき
る。使用される酸としては、塩酸、硫酸、臭化水素酸等
の鉱酸を、塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の金属水酸化物、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等
の金属炭酸化物又は炭酸水素化物をそれぞれ例示でき
る。該反応は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜1
00℃付近にて好適に進行し、一般に10分〜15時間
程度にて終了する。
物の存在下に行なわれる。ここで使用される溶媒として
は、例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル類又はこれらの混合溶媒等を例示でき
る。使用される酸としては、塩酸、硫酸、臭化水素酸等
の鉱酸を、塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の金属水酸化物、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等
の金属炭酸化物又は炭酸水素化物をそれぞれ例示でき
る。該反応は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜1
00℃付近にて好適に進行し、一般に10分〜15時間
程度にて終了する。
上記一般式(2)で表わされる化合物は、新規又は公知
の化合物であり、該化合物は例えば下記反応行程式−2
に示す方法により製造される。
の化合物であり、該化合物は例えば下記反応行程式−2
に示す方法により製造される。
〔反応行程式−2〕 〔式中R2及びXは前記に同じ。R3は基−COR8(こ
こでR8は低級アルキル基を示す。)又は基−COOR9
(ここでR9は低級アルキル基を示す。)を示す。R4は
低級アルキル基を示す。R5は基 (ここでR10及びR11はそれぞれ低級アルキル基を
示す。)又は低級アルコキシ基を示す。X2及びX3はそ
れぞれハロゲン原子を示す。またR6及びR7はそれぞれ
低級アルキル基を示す。〕 一般式(5)の化合物のハロゲン化反応は、適当な溶媒
の存在下又は非存在下ハロゲン化剤と反応させることに
より行われる。ここで使用される溶媒としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチル
エーテル等のエーテル類、DMF、DMSO等が挙げら
れる。ハロゲン化剤としては、カルボキシ基の水酸基を
ハロゲンに変え得る通常のハロゲン化剤を使用でき、例
えば塩化チオニル、オキシ塩化リン、オキシ臭化リン、
五塩化リン、五臭化リン等が例示される。化合物(5)
とハロゲン化剤との使用割合としては、特に限定されず
広い範囲から適宜選択されるが、無溶媒下で反応を行う
場合には、通常前者に対して後者を大過剰量、また溶媒
中で反応を行う場合には、通常前者に対して後者を少な
くとも等モル量、好ましくは2〜4倍モル量を用いる。
その反応温度及び反応時間も特に限定されないが、通常
室温〜100℃程度にて30分〜6時間程度で行われ
る。
こでR8は低級アルキル基を示す。)又は基−COOR9
(ここでR9は低級アルキル基を示す。)を示す。R4は
低級アルキル基を示す。R5は基 (ここでR10及びR11はそれぞれ低級アルキル基を
示す。)又は低級アルコキシ基を示す。X2及びX3はそ
れぞれハロゲン原子を示す。またR6及びR7はそれぞれ
低級アルキル基を示す。〕 一般式(5)の化合物のハロゲン化反応は、適当な溶媒
の存在下又は非存在下ハロゲン化剤と反応させることに
より行われる。ここで使用される溶媒としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチル
エーテル等のエーテル類、DMF、DMSO等が挙げら
れる。ハロゲン化剤としては、カルボキシ基の水酸基を
ハロゲンに変え得る通常のハロゲン化剤を使用でき、例
えば塩化チオニル、オキシ塩化リン、オキシ臭化リン、
五塩化リン、五臭化リン等が例示される。化合物(5)
とハロゲン化剤との使用割合としては、特に限定されず
広い範囲から適宜選択されるが、無溶媒下で反応を行う
場合には、通常前者に対して後者を大過剰量、また溶媒
中で反応を行う場合には、通常前者に対して後者を少な
くとも等モル量、好ましくは2〜4倍モル量を用いる。
その反応温度及び反応時間も特に限定されないが、通常
室温〜100℃程度にて30分〜6時間程度で行われ
る。
一般式(6)の化合物と一般式(7)の化合物との反応
は、適当な溶媒中塩基性化合物の存在下に行なわれる。
ここで使用される溶媒としては、反応に影響を与えない
ものであればいずれも使用できるが、例えば水、ジエチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、モノグ
ライム、ジグライム等のエーテル類、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等のアルコール類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、n−ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン、リグロイン等の脂
肪族炭化水素類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン
等のアミン類、クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、DMF、DMSO、H
MPA等の非プロトン性極性溶媒等又はこれらの混合溶
媒等が挙げられる。また使用される塩基性化合物として
は、金属ナトリウム、金属カリウム、金属マグネシウ
ム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基、ナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラート
類、ピリジン、ピペリジン、キノリン、トリエチルアミ
ン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基等を例示で
きる。反応温度は、通常0〜150℃、好ましくは室温
〜120℃付近とするのがよく、一般に0.5〜15時
間程度で反応は終了する。一般式(6)の化合物に対す
る一般式(7)の化合物の使用量としては、通常前者に
対して後者を少なくとも等モル量、好ましくは等モル〜
2倍モル量とするのがよい。塩基性化合物の使用量とし
ては、一般式(6)の化合物に対して少なくとも等モ
ル、好ましくは等モル〜2倍モル量とするのがよい。
は、適当な溶媒中塩基性化合物の存在下に行なわれる。
ここで使用される溶媒としては、反応に影響を与えない
ものであればいずれも使用できるが、例えば水、ジエチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、モノグ
ライム、ジグライム等のエーテル類、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等のアルコール類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、n−ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン、リグロイン等の脂
肪族炭化水素類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン
等のアミン類、クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、DMF、DMSO、H
MPA等の非プロトン性極性溶媒等又はこれらの混合溶
媒等が挙げられる。また使用される塩基性化合物として
は、金属ナトリウム、金属カリウム、金属マグネシウ
ム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基、ナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラート
類、ピリジン、ピペリジン、キノリン、トリエチルアミ
ン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基等を例示で
きる。反応温度は、通常0〜150℃、好ましくは室温
〜120℃付近とするのがよく、一般に0.5〜15時
間程度で反応は終了する。一般式(6)の化合物に対す
る一般式(7)の化合物の使用量としては、通常前者に
対して後者を少なくとも等モル量、好ましくは等モル〜
2倍モル量とするのがよい。塩基性化合物の使用量とし
ては、一般式(6)の化合物に対して少なくとも等モ
ル、好ましくは等モル〜2倍モル量とするのがよい。
一般式(8)の化合物中、R3が基−COR8である場
合、該化合物の脱COR8反応は、適当な溶媒中塩基性
化合物の存在下に行なわれる。ここで使用される溶媒と
しては、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、モノグライム、ジグライム等のエーテル
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、n−ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪
族炭化水素類、DMF、DMSO、HMPA等の非プロ
トン性極性溶媒等が挙げられる。塩基性化合物として
は、アンモニアガス、アンモニア水、塩化アンモニウム
等のアンモニウム塩、エチルアミン、ジエチルアミン、
ピペリジン等の1級又は2級アミン等を例示できる。反
応温度は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜100
℃付近であり、該反応は一般に1〜20時間程度にて終
了する。
合、該化合物の脱COR8反応は、適当な溶媒中塩基性
化合物の存在下に行なわれる。ここで使用される溶媒と
しては、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、モノグライム、ジグライム等のエーテル
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、n−ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪
族炭化水素類、DMF、DMSO、HMPA等の非プロ
トン性極性溶媒等が挙げられる。塩基性化合物として
は、アンモニアガス、アンモニア水、塩化アンモニウム
等のアンモニウム塩、エチルアミン、ジエチルアミン、
ピペリジン等の1級又は2級アミン等を例示できる。反
応温度は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜100
℃付近であり、該反応は一般に1〜20時間程度にて終
了する。
一般式(8)の化合物中、R3が基−COOR9である場
合、該化合物の脱COOR9化反応は、水溶液中酸触媒
の存在下に行なわれる。ここで使用される酸触媒として
は、例えば塩酸、硫酸等の鉱酸、p−トルエンスルホン
酸等の有機酸等を挙げることができる。反応温度は、通
常0〜150℃、好ましくは室温〜100℃付近であ
り、該反応は一般に1〜20時間程度にて終了する。
合、該化合物の脱COOR9化反応は、水溶液中酸触媒
の存在下に行なわれる。ここで使用される酸触媒として
は、例えば塩酸、硫酸等の鉱酸、p−トルエンスルホン
酸等の有機酸等を挙げることができる。反応温度は、通
常0〜150℃、好ましくは室温〜100℃付近であ
り、該反応は一般に1〜20時間程度にて終了する。
次いで得られる脱R3化された化合物と一般式(9)の
化合物との反応は、両者を適当な溶媒中にて反応させる
ことにより行なわれる。ここで使用される溶媒として
は、前記脱R3化の反応に使用されるものをいずれも使
用できる。反応温度は、通常0〜150℃、好ましくは
0〜100℃付近であり、該反応は一般に0.5〜10
時間程度にて終了する。一般式(9)の化合物の使用量
としては、一般式(8)の化合物に対して通常等モル〜
大過剰、好ましくは等モル〜2倍モル量使用するのがよ
い。R5が低級アルコシキ基である一般式(9)の化合
物を使用する場合には、上記溶媒の他、無水酢酸等の酸
無水物を溶媒として用いることができ、またその反応温
度も通常0〜200℃、好ましくは0〜170℃付近と
するのがよい。
化合物との反応は、両者を適当な溶媒中にて反応させる
ことにより行なわれる。ここで使用される溶媒として
は、前記脱R3化の反応に使用されるものをいずれも使
用できる。反応温度は、通常0〜150℃、好ましくは
0〜100℃付近であり、該反応は一般に0.5〜10
時間程度にて終了する。一般式(9)の化合物の使用量
としては、一般式(8)の化合物に対して通常等モル〜
大過剰、好ましくは等モル〜2倍モル量使用するのがよ
い。R5が低級アルコシキ基である一般式(9)の化合
物を使用する場合には、上記溶媒の他、無水酢酸等の酸
無水物を溶媒として用いることができ、またその反応温
度も通常0〜200℃、好ましくは0〜170℃付近と
するのがよい。
一般式(10)の化合物と一般式(11)の化合物との
反応は、適当な溶媒中にて両者を反応させることにより
行なわれる。ここで使用される溶媒としては、反応に影
響を与えないものであればいずれも使用でき、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール等のアルコール
類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、モノグライム、ジグライム等のエーテル類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、n−ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン、リグロイン等の脂
肪族炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、DMF、DMSO、H
MPA等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。反応
温度は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜100℃
付近がよく、一般に0.5〜15時間程度にて反応は終
了する。一般式(11)の化合物の使用量としては、一
般式(10)の化合物に対して少なくとも等モル、好ま
しくは等モル〜2倍モル量とするのがよい。
反応は、適当な溶媒中にて両者を反応させることにより
行なわれる。ここで使用される溶媒としては、反応に影
響を与えないものであればいずれも使用でき、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール等のアルコール
類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、モノグライム、ジグライム等のエーテル類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、n−ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン、リグロイン等の脂
肪族炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、DMF、DMSO、H
MPA等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。反応
温度は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜100℃
付近がよく、一般に0.5〜15時間程度にて反応は終
了する。一般式(11)の化合物の使用量としては、一
般式(10)の化合物に対して少なくとも等モル、好ま
しくは等モル〜2倍モル量とするのがよい。
一般式(12)の化合物の環化反応は、適当な溶媒中塩
基性化合物の存在下に行なわれる。ここで使用される溶
媒としては、反応に影響を与えないものであればいずれ
も使用でき、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、モノグライム、ジグライム等のエー
テル類、n−ヘキサン、ヘプタン、リグロイン等の脂肪
族炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭
素等のハロゲン化炭化水素類、DMF、DMSO、HM
PA等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。また使
用される塩基性化合物としては、金属ナトリウム、金属
カリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラ
ート類、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデ
セン−7(DBU)、N−ベンジルトリメチルアンモニ
ウムハイドロオキシド、テトラブチルアンモニウムハイ
ドロオキシド等の有機塩基等を例示できる。反応温度
は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜120℃付近
がよく、該反応は一般に0.5〜5時間程度にて終了す
る。塩基性化合物の使用量としては、一般式(12)の
化合物に対して通常少なくとも等モル、好ましくは等モ
ル2倍モル量とするのがよい。
基性化合物の存在下に行なわれる。ここで使用される溶
媒としては、反応に影響を与えないものであればいずれ
も使用でき、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、モノグライム、ジグライム等のエー
テル類、n−ヘキサン、ヘプタン、リグロイン等の脂肪
族炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭
素等のハロゲン化炭化水素類、DMF、DMSO、HM
PA等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。また使
用される塩基性化合物としては、金属ナトリウム、金属
カリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラ
ート類、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデ
セン−7(DBU)、N−ベンジルトリメチルアンモニ
ウムハイドロオキシド、テトラブチルアンモニウムハイ
ドロオキシド等の有機塩基等を例示できる。反応温度
は、通常0〜150℃、好ましくは室温〜120℃付近
がよく、該反応は一般に0.5〜5時間程度にて終了す
る。塩基性化合物の使用量としては、一般式(12)の
化合物に対して通常少なくとも等モル、好ましくは等モ
ル2倍モル量とするのがよい。
一般式(13)の化合物の加水分解反応としては、通常
の加水分解の反応条件をいずれも適用でき、具体的には
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリ
ウム等の塩基性化合物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、酢
酸、芳香族スルホン酸等の有機酸等の存在下、水、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジオ
キサン、エチレングリコール等のエーテル類、酢酸等の
溶媒又はそれらの混合溶媒中にて行なわれる。該反応
は、通常室温〜200℃、好ましくは50〜150℃付
近にて進行し、一般に0.5〜6時間程度にて終了す
る。斯くして一般式(2)の化合物が製造される。
の加水分解の反応条件をいずれも適用でき、具体的には
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリ
ウム等の塩基性化合物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、酢
酸、芳香族スルホン酸等の有機酸等の存在下、水、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジオ
キサン、エチレングリコール等のエーテル類、酢酸等の
溶媒又はそれらの混合溶媒中にて行なわれる。該反応
は、通常室温〜200℃、好ましくは50〜150℃付
近にて進行し、一般に0.5〜6時間程度にて終了す
る。斯くして一般式(2)の化合物が製造される。
上記一般式(3)で表わされる化合物は、新規又は公知
の化合物であり、該化合物は例えば下記反応行程式−3
に示す方法により製造される。
の化合物であり、該化合物は例えば下記反応行程式−3
に示す方法により製造される。
〔反応行程式−3〕 〔式中R12はα−フエニル低級アルキル基、R13は
低級アルキル基、Aは低級アルキレン基、lは0又は
1、R14は低級アルカンスルホニル基、アリールスル
ホニル基又はアラルキルスルホニル基、R15は低級ア
ルカノイル基、X4はハロゲン原子、Mはナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属を示す。Xは前記に同じ。〕 一般式(14)の化合物の還元反応は、適当な水素化還
元剤の存在下で行なわれる。ここで使用される水素化還
元剤としては、例えば水素化アルミニウムナトリウム、
水素化アルミニウムリチウム、水素化硼素ナトリウム、
ジボラン等が挙げられ、その使用量は通常一般式(1
4)の化合物に対して少なくとも等モル程度、好ましく
は等モル〜3倍モルの範囲である。特に水素化還元剤と
して水素化アルミニウムリチウムを用いた場合には、一
般式(14)の化合物に対して等重量用いるのが好適で
ある。この還元反応は、通常適当な溶媒、例えば水、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アル
コール類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジ
グライム等のエーテル類等を用い、約−60〜50℃、
好ましくは−30℃〜室温付近にて約10分〜20時間
程度で行なわれる。尚、水素化還元剤として水素化アル
ミニウムリチウムやジボランを使用する場合には、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジグライム等の無
水の溶媒を使用するのがよい。
低級アルキル基、Aは低級アルキレン基、lは0又は
1、R14は低級アルカンスルホニル基、アリールスル
ホニル基又はアラルキルスルホニル基、R15は低級ア
ルカノイル基、X4はハロゲン原子、Mはナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属を示す。Xは前記に同じ。〕 一般式(14)の化合物の還元反応は、適当な水素化還
元剤の存在下で行なわれる。ここで使用される水素化還
元剤としては、例えば水素化アルミニウムナトリウム、
水素化アルミニウムリチウム、水素化硼素ナトリウム、
ジボラン等が挙げられ、その使用量は通常一般式(1
4)の化合物に対して少なくとも等モル程度、好ましく
は等モル〜3倍モルの範囲である。特に水素化還元剤と
して水素化アルミニウムリチウムを用いた場合には、一
般式(14)の化合物に対して等重量用いるのが好適で
ある。この還元反応は、通常適当な溶媒、例えば水、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アル
コール類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジ
グライム等のエーテル類等を用い、約−60〜50℃、
好ましくは−30℃〜室温付近にて約10分〜20時間
程度で行なわれる。尚、水素化還元剤として水素化アル
ミニウムリチウムやジボランを使用する場合には、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジグライム等の無
水の溶媒を使用するのがよい。
一般式(15)の化合物と一般式(16)の化合物との
反応は、適当な溶媒中塩基性化合物の存在下で行なわれ
る。ここで使用される溶媒としては、例えばジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水
素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル類等を挙げることができる。また塩基
性化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機
塩基、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、
ピペリジン、ピロリジン等の有機塩基等を例示できる。
該反応は、通常−50℃〜室温付近、好ましくは−30
〜0℃付近にて行なわれ、一般に10分〜5時間程度に
て反応は完結する。化合物(16)の使用量としては、
化合物(15)に対して等モル〜1.5倍モル程度とす
るのがよい。
反応は、適当な溶媒中塩基性化合物の存在下で行なわれ
る。ここで使用される溶媒としては、例えばジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水
素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル類等を挙げることができる。また塩基
性化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機
塩基、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、
ピペリジン、ピロリジン等の有機塩基等を例示できる。
該反応は、通常−50℃〜室温付近、好ましくは−30
〜0℃付近にて行なわれ、一般に10分〜5時間程度に
て反応は完結する。化合物(16)の使用量としては、
化合物(15)に対して等モル〜1.5倍モル程度とす
るのがよい。
一般式(17)の化合物と一般式(18)の化合物との
反応は、適当な溶媒中塩基性化合物の存在下又は非存在
下で行なわれる。ここで使用される溶媒としては、例え
ば水、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等の
ハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸メチル、酢
酸エチル等のエステル類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリア
ミド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等のアルコール類、アセトン、ア
セトニトリル等やこれらの混合溶媒等を挙げることがで
きる。また塩基性化合物としては、上記化合物(15)
と化合物(16)との反応に使用される塩基性化合物を
いずれも使用し得る。該反応は、通常−30〜180℃
付近、好ましくは0〜150℃付近にて行なわれ、一般
に5分〜30時間程度にて反応は完結する。化合物(1
8)の使用量としては、化合物(17)に対して通常少
なくとも等モル程度、等モル〜1.5倍モル程度とする
のがよい。
反応は、適当な溶媒中塩基性化合物の存在下又は非存在
下で行なわれる。ここで使用される溶媒としては、例え
ば水、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等の
ハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸メチル、酢
酸エチル等のエステル類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリア
ミド等の非プロトン性極性溶媒、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等のアルコール類、アセトン、ア
セトニトリル等やこれらの混合溶媒等を挙げることがで
きる。また塩基性化合物としては、上記化合物(15)
と化合物(16)との反応に使用される塩基性化合物を
いずれも使用し得る。該反応は、通常−30〜180℃
付近、好ましくは0〜150℃付近にて行なわれ、一般
に5分〜30時間程度にて反応は完結する。化合物(1
8)の使用量としては、化合物(17)に対して通常少
なくとも等モル程度、等モル〜1.5倍モル程度とする
のがよい。
一般式(19)の化合物のハロゲン化には、通常の水酸
基のハロゲン化反応における反応条件をいずれも適用で
き、例えば適当な不活性溶媒中又は無溶媒にてハロゲン
化剤を作用させればよい。ハロゲン化剤としては、例え
ば塩酸、臭化水素酸等のハロゲン化水素酸、N,N−ジ
エチル−1,2,2−トリクロルビニルアミド、五塩化
リン、五臭化リン、オキシ塩化リン、チオニルクロリド
等が挙げられる。不活性溶媒としては、例えばジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素
類等が挙げられる。ハロゲン化剤の使用量としては、化
合物(19)に対して少なくとも等モル程度、通常は過
剰量とするのがよい。該反応は、通常室温〜150℃程
度、好ましくは室温〜80℃付近にて行なわれ、一般に
1〜6時間程度にて反応は終了する。
基のハロゲン化反応における反応条件をいずれも適用で
き、例えば適当な不活性溶媒中又は無溶媒にてハロゲン
化剤を作用させればよい。ハロゲン化剤としては、例え
ば塩酸、臭化水素酸等のハロゲン化水素酸、N,N−ジ
エチル−1,2,2−トリクロルビニルアミド、五塩化
リン、五臭化リン、オキシ塩化リン、チオニルクロリド
等が挙げられる。不活性溶媒としては、例えばジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素
類等が挙げられる。ハロゲン化剤の使用量としては、化
合物(19)に対して少なくとも等モル程度、通常は過
剰量とするのがよい。該反応は、通常室温〜150℃程
度、好ましくは室温〜80℃付近にて行なわれ、一般に
1〜6時間程度にて反応は終了する。
一般式(20)の化合物の還元反応は、通常適当な還元
触媒の存在下に接触還元することにより行なわれる。用
いられる還元触媒としては、例えば白金、酸化白金、パ
ラジウム黒、パラジウム炭素、ラネーニツケル等の通常
の接触還元用触媒が使用でき、その使用量は化合物(2
0)に対して通常0.1〜0.5倍重量の範囲とするの
がよい。この接触還元は、例えば水、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等のアルコール類、テトラヒ
ドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類等の溶媒
中、1〜10気圧、好ましくは1〜5気圧の水素雰囲気
中、−30℃〜溶媒の沸点温度、好ましくは0〜70℃
付近にてよく振盪することにより行なわれる。
触媒の存在下に接触還元することにより行なわれる。用
いられる還元触媒としては、例えば白金、酸化白金、パ
ラジウム黒、パラジウム炭素、ラネーニツケル等の通常
の接触還元用触媒が使用でき、その使用量は化合物(2
0)に対して通常0.1〜0.5倍重量の範囲とするの
がよい。この接触還元は、例えば水、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等のアルコール類、テトラヒ
ドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類等の溶媒
中、1〜10気圧、好ましくは1〜5気圧の水素雰囲気
中、−30℃〜溶媒の沸点温度、好ましくは0〜70℃
付近にてよく振盪することにより行なわれる。
一般式(21)の化合物を一般式(22)の化合物に導
く反応は、塩基性化合物の存在下又は非存在下に、一般
式(21)の化合物に一般式 R15COX4又は(R15CO)2O 〔式中R15及びX4は前記に同じ。〕 で表わされるアシル化剤を作用させることにより行なわ
れる。ここで使用される塩基性化合物としては、例えば
金属ナトリウム、金属カリウム等のアルカリ金属及びこ
れらアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩、ピ
リジン、ピペリジン等の有機塩基等が挙げられる。該反
応は、無溶媒又は適当な溶媒中のいずれでも進行する。
溶媒としては、例えばアセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、ジエチルエーテル、ジオキサン等のエーテ
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、水、ピリジン等が挙げられる。アシル化剤の使用
量としては、化合物(21)に対して少なくとも等モル
程度、好ましくは等モル〜大過剰量とするのがよい。該
反応は、0〜200℃で進行するが、一般には0〜15
0℃程度がよく、0.5〜20時間程度で該反応は完了
する。
く反応は、塩基性化合物の存在下又は非存在下に、一般
式(21)の化合物に一般式 R15COX4又は(R15CO)2O 〔式中R15及びX4は前記に同じ。〕 で表わされるアシル化剤を作用させることにより行なわ
れる。ここで使用される塩基性化合物としては、例えば
金属ナトリウム、金属カリウム等のアルカリ金属及びこ
れらアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩、ピ
リジン、ピペリジン等の有機塩基等が挙げられる。該反
応は、無溶媒又は適当な溶媒中のいずれでも進行する。
溶媒としては、例えばアセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、ジエチルエーテル、ジオキサン等のエーテ
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、水、ピリジン等が挙げられる。アシル化剤の使用
量としては、化合物(21)に対して少なくとも等モル
程度、好ましくは等モル〜大過剰量とするのがよい。該
反応は、0〜200℃で進行するが、一般には0〜15
0℃程度がよく、0.5〜20時間程度で該反応は完了
する。
一般式(22)の化合物の還元反応は、上記一般式(2
0)の化合物の還元反応と同様の反応条件下で行ない得
る。
0)の化合物の還元反応と同様の反応条件下で行ない得
る。
一般式(3a)の化合物を一般式(3b)の化合物に導
く反応は、前記一般式(4)の化合物においてR1′が
低級アルカノイルアミノ低級アルキル基である化合物を
R1′がアミノ低級アルキル基である化合物に加水分解
する反応と同様の反応条件下に行ない得る。
く反応は、前記一般式(4)の化合物においてR1′が
低級アルカノイルアミノ低級アルキル基である化合物を
R1′がアミノ低級アルキル基である化合物に加水分解
する反応と同様の反応条件下に行ない得る。
尚、本発明の化合物には、光学異性体、幾何異性体も当
然に包含される。
然に包含される。
本発明の一般式(1)で表わされる化合物は、医薬的に
許容される酸又は塩基性化合物を作用させることにより
容易に塩を形成させることができる。該酸としては、例
えば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸、シユ
ウ酸、マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸、乳酸、安息香酸等の有機酸を例示でき、塩基性
化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カ
リウム等を例示できる。
許容される酸又は塩基性化合物を作用させることにより
容易に塩を形成させることができる。該酸としては、例
えば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸、シユ
ウ酸、マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸、乳酸、安息香酸等の有機酸を例示でき、塩基性
化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カ
リウム等を例示できる。
斯くして得られる本発明の化合物は、通常の分離手段に
より容易に単離精製できる。該分離手段としては、例え
ば溶媒抽出法、希釈法、再結晶法、カラムクロマトグラ
フイー、プレパラテイブ薄層クロマトグラフイー等を採
用できる。
より容易に単離精製できる。該分離手段としては、例え
ば溶媒抽出法、希釈法、再結晶法、カラムクロマトグラ
フイー、プレパラテイブ薄層クロマトグラフイー等を採
用できる。
本発明化合物又はその塩は、スタフイロコツカス アウ
レウス(Staphylococcus aureus)、ストレプトコツカス
フエカリス(Streptococcus faecalis)、バシルス ズ
ブチリス(Bacillus subtilis)等のグラム陽性菌に対し
て顕著な抗菌活性を有しており、また嫌気性菌や新鮮臨
床分離株に対しても優れた抗菌活性を有しており、これ
らに起因する疾病に対する抗菌剤として有用であり、ま
たこれらの化合物は低毒性であり且つ副作用が弱く、吸
収性が良く、持続時間も長いという特徴をも有してい
る。また尿中排泄率が高いために尿路感染症の治療薬と
して、また胆汁からの排泄性に優れ腸管感染症の治療薬
として有用である。
レウス(Staphylococcus aureus)、ストレプトコツカス
フエカリス(Streptococcus faecalis)、バシルス ズ
ブチリス(Bacillus subtilis)等のグラム陽性菌に対し
て顕著な抗菌活性を有しており、また嫌気性菌や新鮮臨
床分離株に対しても優れた抗菌活性を有しており、これ
らに起因する疾病に対する抗菌剤として有用であり、ま
たこれらの化合物は低毒性であり且つ副作用が弱く、吸
収性が良く、持続時間も長いという特徴をも有してい
る。また尿中排泄率が高いために尿路感染症の治療薬と
して、また胆汁からの排泄性に優れ腸管感染症の治療薬
として有用である。
本発明の化合物は通常、一般的な医薬製剤の形態で用い
られる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合
剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あ
るいは賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤として
は各種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的
なものとして錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、
顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)
等が挙げられる。錠剤の形態に成形するに際しては、担
体としてこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例
えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デ
ンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、
ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単
シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カ
ルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロー
ス、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合
剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン
末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウ
ム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、
ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリ
ド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カ
カオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモ
ニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、
グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カ
オリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、
精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレン
グリコール等の滑沢剤等が例示できる。さらに錠剤は必
要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラ
チン被包錠、腸溶被錠、フイルムコーテイング錠あるい
は二重錠、多層錠とすることができる。丸剤の形態に成
形するに際しては、担体としてこの分野で従来公知のも
のを広く使用でき、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、
カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、
アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール
等の結合剤、ラミナランカンテン等の崩壊剤等が例示で
きる。坐剤の形態に成形するに際しては、担体として従
来公知のものを広く使用でき、例えばポリエチレングリ
コール、カカオ脂、高級アルコール、高級アルコールの
エステル類、ゼラチン、半合成グリセライド等を挙げる
ことができる。注射剤として調製される場合には、液
剤、乳剤及び懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張である
のが好ましく、これら液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に成
形するに際しては、希釈剤としてこの分野において慣用
されているものをすべて使用でき、例えば水、エチルア
ルコール、プロピレングリコール、エトキシ化イソステ
アリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアルコ
ール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類
等を挙げることができる。なお、この場合等張性の溶液
を調製するに充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセ
リンを医薬製剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶
解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。更に
必要に応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等
や他の医薬品を医薬製剤中に含有せしめてもよい。ペー
スト、クリーム及びゲルの形態に成形するに際しては、
希釈剤として例えば白色ワセリン、パラフイン、グリセ
リン、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シ
リコン、ベントナイト等を使用できる。
られる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合
剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あ
るいは賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤として
は各種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的
なものとして錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、
顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)
等が挙げられる。錠剤の形態に成形するに際しては、担
体としてこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例
えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デ
ンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、
ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単
シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カ
ルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロー
ス、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合
剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン
末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウ
ム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、
ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリ
ド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カ
カオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモ
ニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、
グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カ
オリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、
精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレン
グリコール等の滑沢剤等が例示できる。さらに錠剤は必
要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラ
チン被包錠、腸溶被錠、フイルムコーテイング錠あるい
は二重錠、多層錠とすることができる。丸剤の形態に成
形するに際しては、担体としてこの分野で従来公知のも
のを広く使用でき、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、
カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、
アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール
等の結合剤、ラミナランカンテン等の崩壊剤等が例示で
きる。坐剤の形態に成形するに際しては、担体として従
来公知のものを広く使用でき、例えばポリエチレングリ
コール、カカオ脂、高級アルコール、高級アルコールの
エステル類、ゼラチン、半合成グリセライド等を挙げる
ことができる。注射剤として調製される場合には、液
剤、乳剤及び懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張である
のが好ましく、これら液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に成
形するに際しては、希釈剤としてこの分野において慣用
されているものをすべて使用でき、例えば水、エチルア
ルコール、プロピレングリコール、エトキシ化イソステ
アリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアルコ
ール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類
等を挙げることができる。なお、この場合等張性の溶液
を調製するに充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセ
リンを医薬製剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶
解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。更に
必要に応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等
や他の医薬品を医薬製剤中に含有せしめてもよい。ペー
スト、クリーム及びゲルの形態に成形するに際しては、
希釈剤として例えば白色ワセリン、パラフイン、グリセ
リン、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シ
リコン、ベントナイト等を使用できる。
本発明の医薬製剤中に含有されるべき一般式(1)の化
合物又はその塩の量は、特に限定されず広範囲に適宜選
択されるが、通常全組成物中1〜70重量%とするのが
よい。
合物又はその塩の量は、特に限定されず広範囲に適宜選
択されるが、通常全組成物中1〜70重量%とするのが
よい。
本発明の医薬製剤の投与方法は特に制限はなく、各種製
剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、患者の程度等
に応じた方法で投与される。例えば錠剤、丸剤、液剤、
懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経口投
与される。また注射剤の場合には単独であるいはブドウ
糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与さ
れ、更には必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下もし
くは腹腔内投与される。坐剤の場合には直腸内投与され
る。
剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、患者の程度等
に応じた方法で投与される。例えば錠剤、丸剤、液剤、
懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経口投
与される。また注射剤の場合には単独であるいはブドウ
糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与さ
れ、更には必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下もし
くは腹腔内投与される。坐剤の場合には直腸内投与され
る。
本発明の医薬製剤の投与量は用法、患者の年齢、性別そ
の他の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通
常有効成分である一般式(1)の化合物の量は1日当り
体重1kg当り約0.2〜100mgとするのがよく、該製
剤は1日に2〜4回に分けて投与することができる。
の他の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通
常有効成分である一般式(1)の化合物の量は1日当り
体重1kg当り約0.2〜100mgとするのがよく、該製
剤は1日に2〜4回に分けて投与することができる。
実施例 以下に参考例、実施例、抗菌試験結果及び製剤例を掲げ
る。
る。
参考例1 2−ブロモ−4,5−ジフルオロ安息香酸39.5gに
チオニルクロライド70mを加え、室温で1時間放置
後、1時間加熱還流する。反応終了後過剰のチオニルク
ロライドを減圧留去し、残渣の油状物を減圧減圧して、
bp.121〜123℃(32mmHg)の淡黄色油状の
2−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイルクロライド
37.8gを得る。
チオニルクロライド70mを加え、室温で1時間放置
後、1時間加熱還流する。反応終了後過剰のチオニルク
ロライドを減圧留去し、残渣の油状物を減圧減圧して、
bp.121〜123℃(32mmHg)の淡黄色油状の
2−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイルクロライド
37.8gを得る。
参考例2 マグネシウムリボン7.3gを無水エタノール15m
に懸濁させ、四塩化炭素1.5mを加え、次にマロン
酸ジエチル48g、無水エタノール30m及び無水エ
ーテル120mの溶液を1時間かけて滴下する。滴下
終了後2時間加熱還流する。室温に冷却後、2−ブロモ
−4,5−ジフルオロベンゾイルクロライド92gの無
水エーテル50m溶液を滴下する。滴下終了後室温で
終液放置する。氷冷下、氷水120m及び濃硫酸8m
の混合物を滴下する。滴下終了後、エーテルで抽出
し、エーテル層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧留去して、123gの2−ブ
ロモ−4,5−ジフルオロベンゾイルマロン酸ジエチル
を得る。
に懸濁させ、四塩化炭素1.5mを加え、次にマロン
酸ジエチル48g、無水エタノール30m及び無水エ
ーテル120mの溶液を1時間かけて滴下する。滴下
終了後2時間加熱還流する。室温に冷却後、2−ブロモ
−4,5−ジフルオロベンゾイルクロライド92gの無
水エーテル50m溶液を滴下する。滴下終了後室温で
終液放置する。氷冷下、氷水120m及び濃硫酸8m
の混合物を滴下する。滴下終了後、エーテルで抽出
し、エーテル層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧留去して、123gの2−ブ
ロモ−4,5−ジフルオロベンゾイルマロン酸ジエチル
を得る。
参考例3 2−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイルマロン酸ジ
エチル75.6gの水100m溶液にp−トルエンス
ルホン酸0.3gを加え、3時間加熱還流する。冷却
後、シクロロメタンで抽出し、ジクロロメタン層を飽和
食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶液を
減圧留去し、得られた残渣を蒸留して、52.0gの2
−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイル酢酸エチルを
得る。bp 105〜115℃(0.15mmHg) 参考例4 2−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイル酢酸エチル
52.0g、o−ギ酸エチル36.6g及び無水酢酸4
1.6gの混合物を150℃で2時間加熱する。反応終
了後、減圧下濃縮する。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー(溶出液;ジクロロメタン:n−
ヘキサン=2:1)にて精製して、49gの2−(2−
ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイル)−3−エトキ
シアクリル酸エチルを得る。
エチル75.6gの水100m溶液にp−トルエンス
ルホン酸0.3gを加え、3時間加熱還流する。冷却
後、シクロロメタンで抽出し、ジクロロメタン層を飽和
食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶液を
減圧留去し、得られた残渣を蒸留して、52.0gの2
−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイル酢酸エチルを
得る。bp 105〜115℃(0.15mmHg) 参考例4 2−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイル酢酸エチル
52.0g、o−ギ酸エチル36.6g及び無水酢酸4
1.6gの混合物を150℃で2時間加熱する。反応終
了後、減圧下濃縮する。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー(溶出液;ジクロロメタン:n−
ヘキサン=2:1)にて精製して、49gの2−(2−
ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイル)−3−エトキ
シアクリル酸エチルを得る。
参考例5 2−(2−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾイル)−
3−エトキシアクリル酸エチル1.1gのエタノール1
0m溶液中に、2−アミノチエフエン0.3gを少量
ずつ加える。室温下、30分攪拌後、析出する結晶を
取して、0.9gのエチル 2−(2−ブロモ−4,5
−ジフルオロベンゾイル)−3−(2−チエニル)アク
リレートを得る。
3−エトキシアクリル酸エチル1.1gのエタノール1
0m溶液中に、2−アミノチエフエン0.3gを少量
ずつ加える。室温下、30分攪拌後、析出する結晶を
取して、0.9gのエチル 2−(2−ブロモ−4,5
−ジフルオロベンゾイル)−3−(2−チエニル)アク
リレートを得る。
参考例6 エチル 2−(2−ブロモ−4,5−ジフルオロベンゾ
イル)−3−(2−チエニル)アクリレート0.9gを
無水ジオキサン10mに溶解し、60%水素化ナトリ
ウム0.1gを室温下、少量ずつ加える。添加後、30
分間室温で撹拌し、続いて100℃にて30分間加熱す
る。冷後、反応液を飽和塩化アンモニウム水に注ぎ、ジ
クロロメタンにて抽出する。硫酸マグネシウムにて乾燥
後、溶媒を減圧下留去して、0.6gのエチル 6,7
−ジフルオロ−1−(2−チエニル)−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボキシレートを得
る。
イル)−3−(2−チエニル)アクリレート0.9gを
無水ジオキサン10mに溶解し、60%水素化ナトリ
ウム0.1gを室温下、少量ずつ加える。添加後、30
分間室温で撹拌し、続いて100℃にて30分間加熱す
る。冷後、反応液を飽和塩化アンモニウム水に注ぎ、ジ
クロロメタンにて抽出する。硫酸マグネシウムにて乾燥
後、溶媒を減圧下留去して、0.6gのエチル 6,7
−ジフルオロ−1−(2−チエニル)−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボキシレートを得
る。
NMR(CDDl3)δ: 8.51(1H、s) 8.20(1H、dd、J=9Hz、10.5Hz) 7.52(1H、dd、J=2Hz、4.5Hz) 7.10〜7.36(2H、m) 6.93(1H、dd、J=6Hz、12Hz) 4.36(2H、q、J=7Hz) 1.37(3H、t、J=7Hz) 参考例7 エチル 6,7−ジフルオロ−1−(2−チエニル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキ
シレート0.6gに濃塩酸0.8m及び90%酢酸3
mを加え1時間加熱還流する。冷後、析出した結晶を
取し、水、エタノール、エーテルの順に洗浄して、
0.4gの6,7−ジフルオロ−1−(2−チエニル)
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸を得る。
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキ
シレート0.6gに濃塩酸0.8m及び90%酢酸3
mを加え1時間加熱還流する。冷後、析出した結晶を
取し、水、エタノール、エーテルの順に洗浄して、
0.4gの6,7−ジフルオロ−1−(2−チエニル)
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸を得る。
mp.245〜246℃ 無色結晶 参考例8 6,7−ジフルオロ−1−(2−チエニル)−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.5
g及び3−アセチルアミノメチル−4−クロロピロリジ
ン0.86gをN−メチルピロリドン50mに加え、
110℃にて1時間攪拌し、次いで溶媒を留去し、残渣
をエタノールで結晶化する。結晶を取後、エタノール
で再結晶して6−フルオロ−1−(2−エチニル)−7
−(3−アセチルアミノメチル−4−クロロ−1−ピロ
リジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸0.54gを得る。無色粉末晶、mp.
145℃(分解) 参考例9 1−ベンジル−3−エトキシカルボニル−4−オキシピ
ロリジン20.4gのメタノール200m溶液に氷冷
攪拌下水素化硼素ナトリウム18.9gを少量ずつ加え
る。一晩室温にて攪拌した後、濃縮する。残渣に水10
0mを加え、1時間放置後、クロロホルム抽出を行な
う。クロロホルムを濃縮後、残渣に10%塩酸80m
を加え、1時間放置する。次いで水酸化ナトリウム水溶
液にて強アルカリ性とした後、クロロホルムにて再度抽
出し、乾燥後、濃縮し、残渣を蒸留して1−ベンジル−
3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシピロリジン1
0.7gを得る。
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.5
g及び3−アセチルアミノメチル−4−クロロピロリジ
ン0.86gをN−メチルピロリドン50mに加え、
110℃にて1時間攪拌し、次いで溶媒を留去し、残渣
をエタノールで結晶化する。結晶を取後、エタノール
で再結晶して6−フルオロ−1−(2−エチニル)−7
−(3−アセチルアミノメチル−4−クロロ−1−ピロ
リジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸0.54gを得る。無色粉末晶、mp.
145℃(分解) 参考例9 1−ベンジル−3−エトキシカルボニル−4−オキシピ
ロリジン20.4gのメタノール200m溶液に氷冷
攪拌下水素化硼素ナトリウム18.9gを少量ずつ加え
る。一晩室温にて攪拌した後、濃縮する。残渣に水10
0mを加え、1時間放置後、クロロホルム抽出を行な
う。クロロホルムを濃縮後、残渣に10%塩酸80m
を加え、1時間放置する。次いで水酸化ナトリウム水溶
液にて強アルカリ性とした後、クロロホルムにて再度抽
出し、乾燥後、濃縮し、残渣を蒸留して1−ベンジル−
3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシピロリジン1
0.7gを得る。
黄色油状、bp.160〜167℃/0.2mmHg NMR(CDDl3)δ: 2.00〜3.00(4H、m) 3.44(2H、brs) 3.47〜3.84(5H、m) 4.00〜4.54(1H、m) 7.27(5H、s) 参考例10 1−ベンジル−3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシ
ピロリジン66.2g及びトリエチルアミン38.8g
に乾燥ジクロロメタン700mを加え、−5〜−10
℃に冷却する。同温度にて攪拌下メタンスルホニルクロ
リド36.6gを徐々に滴下する。滴下終了後、30分
攪拌し、次いで炭酸水素ナトリウム水溶液にて洗浄す
る。その後、水洗し、ジクロロメタン層を分液、乾燥す
る。濃縮後、1−ベンジル−4−ヒドロキシ−3−メタ
ンスルホニルメチルピロリジン80.8gを得る。
ピロリジン66.2g及びトリエチルアミン38.8g
に乾燥ジクロロメタン700mを加え、−5〜−10
℃に冷却する。同温度にて攪拌下メタンスルホニルクロ
リド36.6gを徐々に滴下する。滴下終了後、30分
攪拌し、次いで炭酸水素ナトリウム水溶液にて洗浄す
る。その後、水洗し、ジクロロメタン層を分液、乾燥す
る。濃縮後、1−ベンジル−4−ヒドロキシ−3−メタ
ンスルホニルメチルピロリジン80.8gを得る。
油状物質 NMR(CDDl3)δ: 2.20〜3.10(5H、m) 2.98、3.02(3H、s) 3.57〜3.70(2H、m) 4.00〜4.40(3H、m) 7.30(5H、brs) 参考例11 1−ベンジル−4−ヒドロキシ−3−メタンスルホニル
メチルピロリジン80.8gにメタノール−水(3:
2)1を加え、次いでこれにナトリウムアジド24.
5gを滴下し、24時間還流下に攪拌する。反応終了
後、濃縮し、ジクロロメタンにて抽出する。水、飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、濃縮して1−ベンジル−4−ヒド
ロキシ−3−アジドメチルピロリジン59.7gを得
る。
メチルピロリジン80.8gにメタノール−水(3:
2)1を加え、次いでこれにナトリウムアジド24.
5gを滴下し、24時間還流下に攪拌する。反応終了
後、濃縮し、ジクロロメタンにて抽出する。水、飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、濃縮して1−ベンジル−4−ヒド
ロキシ−3−アジドメチルピロリジン59.7gを得
る。
油状物質 NMR(CDDl3)δ: 1.98〜3.13(6H、m) 3.34(2H、d、J=7Hz) 3.55〜3.70(2H、m) 3.90〜4.10、4.17〜4.43(1H、m) 7.28(5H、brs) IR(ニート)cm-1:3368、2098 参考例12 1−ベンジル−4−ヒドロキシ−3−アジドメチルピロ
リジン59.7gにクロロホルム100mを加え、乾
燥塩化水素ガスを吹込み、飽和させる。還流攪拌下チオ
ニルクロリド61.2gのクロロホルム100m溶液
を滴下する。2時間攪拌を行なつた後、濃縮する。残渣
にエタノールを加え、過剰のチオニルクロリドを除去し
た後、再度濃縮する。炭酸水素ナトリウム溶液にて中和
した後、塩化メチレンにて抽出し、水洗、乾燥する。濃
縮後、残渣をシリカゲルクロマト(酢酸エチル−n−ヘ
キサン)にて精製し、1−ベンジル−3−アジドメチル
−4−クロロピロリジン26.0gを得る。
リジン59.7gにクロロホルム100mを加え、乾
燥塩化水素ガスを吹込み、飽和させる。還流攪拌下チオ
ニルクロリド61.2gのクロロホルム100m溶液
を滴下する。2時間攪拌を行なつた後、濃縮する。残渣
にエタノールを加え、過剰のチオニルクロリドを除去し
た後、再度濃縮する。炭酸水素ナトリウム溶液にて中和
した後、塩化メチレンにて抽出し、水洗、乾燥する。濃
縮後、残渣をシリカゲルクロマト(酢酸エチル−n−ヘ
キサン)にて精製し、1−ベンジル−3−アジドメチル
−4−クロロピロリジン26.0gを得る。
黄色油状物質 NMR(CDDl3)δ: 2.37〜3.00(4H、m) 3.17〜3.70(3H、m) 3.70(2H、m) 4.35〜4.58(1H、m) 7.30(5H、brs) IR(ニート)cm-1:2098 参考例13 1−ベンジル−3−アジドメチル−4−クロロピロリジ
ン3.0gにエタノール50m及び10%パラジウム
炭素0.5gを加え、50℃、3〜4水素圧にて接触還
元を行なう。触媒を別後、濃縮して3−アミノメチル
−1−ベンジル−4−クロロピロリジン2.69gを得
る。
ン3.0gにエタノール50m及び10%パラジウム
炭素0.5gを加え、50℃、3〜4水素圧にて接触還
元を行なう。触媒を別後、濃縮して3−アミノメチル
−1−ベンジル−4−クロロピロリジン2.69gを得
る。
油状物質 NMR(CDDl3)δ: 1.65(2H、s) 2.27〜3.47(7H、m) 3.70(2H、s) 4.40〜4.67(1H、m) 7.30(5H、brs) 参考例14 3−アミノメチル−1−ベンジル−4−クロロピロリジ
ン2.69gにエタノール50mを加え、氷冷攪拌下
アセチルクロリド1.02gを滴下する。一晩室温にて
攪拌後、濃縮し、飽和炭酸水素ナトリウムにて中和し、
塩化メチレンにて抽出する。乾燥後、濃縮して3−アセ
チルアミノメチル−1−ベンジル−4−クロロピロリジ
ン2.50gを得る。
ン2.69gにエタノール50mを加え、氷冷攪拌下
アセチルクロリド1.02gを滴下する。一晩室温にて
攪拌後、濃縮し、飽和炭酸水素ナトリウムにて中和し、
塩化メチレンにて抽出する。乾燥後、濃縮して3−アセ
チルアミノメチル−1−ベンジル−4−クロロピロリジ
ン2.50gを得る。
黄色油状物質 NMR(CDDl3)δ: 1.96(3H、s) 2.37〜3.77(7H、m) 3.67(2H、s) 4.33〜4.57(1H、m) 5.77〜6.20(1H、m) 7.30(5H、brs) 参考例15 3−アセチルアミノメチル−1−ベンジル−4−クロロ
ピロリジン2.5gにエタノール100m及び10%
パラジウム炭素0.5gを加え、50〜70℃、3〜4
水素圧にて8時間接触還元を行なう。触媒を別後、濃
縮して3−アセチルアミノ−4−クロロピロリジン1.
40gを得る。
ピロリジン2.5gにエタノール100m及び10%
パラジウム炭素0.5gを加え、50〜70℃、3〜4
水素圧にて8時間接触還元を行なう。触媒を別後、濃
縮して3−アセチルアミノ−4−クロロピロリジン1.
40gを得る。
淡黄色油状物質 NMR(CDDl3)δ: 1.99(3H、s) 2.43〜3.43(8H、m) 4.33〜4.57(1H、m) 5.83〜6.27(1H、m) 実施例1 6−フルオロ−1−(2−チエニル)−7−(3−アセ
チルアミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジニル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸0.43gに20%塩酸8mを加え、5時間還流下
に攪拌する。放冷後、飽和炭酸水素ナトリウムにて中和
し、析出晶を取、乾燥する。塩化水素飽和エタノール
溶液にて塩酸塩とした後、粗結晶をエタノール−エーテ
ルにて再結晶して6−フルオロ−1−(2−チエニル)
−7−(3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジ
ニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸0.35gを得る。
チルアミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジニル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸0.43gに20%塩酸8mを加え、5時間還流下
に攪拌する。放冷後、飽和炭酸水素ナトリウムにて中和
し、析出晶を取、乾燥する。塩化水素飽和エタノール
溶液にて塩酸塩とした後、粗結晶をエタノール−エーテ
ルにて再結晶して6−フルオロ−1−(2−チエニル)
−7−(3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジ
ニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸0.35gを得る。
NMR(DMSO−d6)δ: 2.70〜4.40(7H、m) 4.90〜5.18(1H、m) 6.18(1H、d、J=8Hz) 7.13〜8.80(7H、m) 8.56(1H、s) IR(KBr)cm-1: 1720(s)、1630(s)、1510(s)、1
460(s) 〔抗菌試験〕 下記に示す供試化合物についての種々の菌に対する抗菌
作用を調べるため、寒天希釈平板法により最少増殖阻止
濃度を求めた[CHEMOTHERAPY,22,11
26〜1128(1974)参照]。得られる結果を第
1表に示す。尚各種菌は1×108菌数/m(O.
D.660mμ,0.07〜0.16)及び1×106
菌数/m(100倍希釈)に調製した。
460(s) 〔抗菌試験〕 下記に示す供試化合物についての種々の菌に対する抗菌
作用を調べるため、寒天希釈平板法により最少増殖阻止
濃度を求めた[CHEMOTHERAPY,22,11
26〜1128(1974)参照]。得られる結果を第
1表に示す。尚各種菌は1×108菌数/m(O.
D.660mμ,0.07〜0.16)及び1×106
菌数/m(100倍希釈)に調製した。
(供試化合物) No.1 6−フルオロ−1−(2−チエニル)−7−
(3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸 製剤例1 6−フルオロ−1−(2−チエニル) −7−(3−アミノメチル−4− クロロ−1−ピロリジル)− 1,4−ジヒドロ−4−オキソ キノリン−3−カルボン酸 200mg ブドウ糖 250mg注射用蒸留水 適量 全量 5m 注射用蒸留水に6−フルオロ−1−(2−チエニル)−
7−(3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジニ
ル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸及びブドウ糖を溶解させた後5mのアンプル
に注入し、窒素置換後121℃で15分間加圧滅菌を行
なつて上記組成の注射剤を得る。
(3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸 製剤例1 6−フルオロ−1−(2−チエニル) −7−(3−アミノメチル−4− クロロ−1−ピロリジル)− 1,4−ジヒドロ−4−オキソ キノリン−3−カルボン酸 200mg ブドウ糖 250mg注射用蒸留水 適量 全量 5m 注射用蒸留水に6−フルオロ−1−(2−チエニル)−
7−(3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピロリジニ
ル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸及びブドウ糖を溶解させた後5mのアンプル
に注入し、窒素置換後121℃で15分間加圧滅菌を行
なつて上記組成の注射剤を得る。
製剤例2 6−フルオロ−1−(2− チエニル)−7−(3− アミノメチル−4−クロロ−1 −ピロリジニル)−1,4− ジヒドロ−4−オキソキノリン −3−カルボン酸 100g アビセル(商標名,旭化成(株)製) 40g コンスターチ 30g ステアリン酸マグネシウム 2g TC−5(商標名,信越化学工業 10g (株)製,ヒドロキシプロピル メチルセルロース) ポリエチレングリコール−6000 3g ヒマシ油 40g エタノール 40g 6−フルオロ−1−(2−チエニル)−7−(3−アミ
ノメチル−4−クロロ−1−ピロリジニル)−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸、アビ
セル、コンスターチ及びステアリン酸マグネシウムを取
り混合研磨後糖衣R10mmのキネで打錠する。得られた
錠剤をTC−5、ポリエチレングリコールー6000、
ヒマシ油及びエタノールからなるフイルムコーテイング
剤で被覆を行ない上記組成のフイルムコーテイング錠を
製造する。
ノメチル−4−クロロ−1−ピロリジニル)−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸、アビ
セル、コンスターチ及びステアリン酸マグネシウムを取
り混合研磨後糖衣R10mmのキネで打錠する。得られた
錠剤をTC−5、ポリエチレングリコールー6000、
ヒマシ油及びエタノールからなるフイルムコーテイング
剤で被覆を行ない上記組成のフイルムコーテイング錠を
製造する。
製剤例3 6−フルオロ−1−(2−チエニル) −7−(3−アミノメチル− 4−クロロ−1−ピロリジニル)− 1,4−ジヒドロ−4−オキソ キノリン−3−カルボン酸 2g 精製ラノリン 5g サラシミツロウ 5g白色ワセリン 88g 全量 100g サラシミツロウを加温して液状となし、次いで6−フル
オロ−1−(2−チエニル)−7−(3−アミノメチル
−4−クロロ−1−ピロリジニル)−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸、精製ラノリン
及び白色ワセリンを加え、液状となるで加温後、固化し
始めるまで撹拌して、上記組成の軟膏剤を得る。
オロ−1−(2−チエニル)−7−(3−アミノメチル
−4−クロロ−1−ピロリジニル)−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸、精製ラノリン
及び白色ワセリンを加え、液状となるで加温後、固化し
始めるまで撹拌して、上記組成の軟膏剤を得る。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 〔式中R1はアミノ低級アルキル基、R2はチエニル基、
Xはハロゲン原子を示す。〕 で表わされるキノリンカルボン酸誘導体又はその塩。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60289039A JPH0633256B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | キノリンカルボン酸誘導体 |
| US06/929,847 US4786649A (en) | 1985-12-20 | 1986-11-13 | Antimicrobial 1-thienyl-4-oxoquinoline-3-carboxylic acids |
| DK556386A DK556386A (da) | 1985-12-20 | 1986-11-20 | Quinilinderivater |
| EP86117639A EP0228035A3 (en) | 1985-12-20 | 1986-12-18 | Antimicrobial 1-thienyl-4-oxoquinoline-3-carboxylix acid compounds |
| KR860010966A KR870006035A (ko) | 1985-12-20 | 1986-12-19 | 신규 항균제 1-티에닐-4-옥소퀴놀린-3-카복실산 화합물의 제법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60289039A JPH0633256B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | キノリンカルボン酸誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62148484A JPS62148484A (ja) | 1987-07-02 |
| JPH0633256B2 true JPH0633256B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17738034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60289039A Expired - Lifetime JPH0633256B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | キノリンカルボン酸誘導体 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4786649A (ja) |
| EP (1) | EP0228035A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0633256B2 (ja) |
| KR (1) | KR870006035A (ja) |
| DK (1) | DK556386A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3853654T2 (de) * | 1987-08-14 | 1996-01-18 | Asahi Glass Co Ltd | Fluorierte Benzoylverbindungen. |
| US5093515A (en) * | 1987-08-14 | 1992-03-03 | Asahi Glass Company Ltd. | Fluorinated benzoyl compounds |
| JPH072679B2 (ja) * | 1988-04-15 | 1995-01-18 | 旭硝子株式会社 | 2―クロロ―4,5―ジフルオロ安息香酸誘導体 |
| CA1332605C (en) * | 1988-10-03 | 1994-10-18 | Yasuhiro Nishitani | Pyridonecarboxylic acids |
| CA2012681A1 (en) * | 1989-03-31 | 1990-09-30 | Masayasu Okuhira | Quinolone derivatives, preparation processes thereof, and antibacterial agents containing the same |
| JP4788027B2 (ja) * | 2000-08-10 | 2011-10-05 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | アミノピロリジン誘導体の製造法 |
| WO2005026147A1 (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-24 | Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd. | 7−(4−置換−3−シクロプロピルアミノメチル−1−ピロリジニル)キノロンカルボン酸誘導体 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4665079A (en) * | 1984-02-17 | 1987-05-12 | Warner-Lambert Company | Antibacterial agents |
| US4730000A (en) * | 1984-04-09 | 1988-03-08 | Abbott Laboratories | Quinoline antibacterial compounds |
| US4616019A (en) * | 1984-01-26 | 1986-10-07 | Abbott Laboratories | Naphthyridine antibacterial compounds |
| EP0154780B1 (en) * | 1984-01-26 | 1990-04-11 | Abbott Laboratories | Quinoline antibacterial compounds |
| US4617308A (en) * | 1985-01-25 | 1986-10-14 | Warner-Lambert Company | 7-substituted amino-1-aryl-6,8-difluoro-1,4-dihydro-4-oxo-3-quinolinecarboxylic acids and derivatives thereof as antibacterial agents |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP60289039A patent/JPH0633256B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-11-13 US US06/929,847 patent/US4786649A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-11-20 DK DK556386A patent/DK556386A/da not_active Application Discontinuation
- 1986-12-18 EP EP86117639A patent/EP0228035A3/en not_active Withdrawn
- 1986-12-19 KR KR860010966A patent/KR870006035A/ko not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR870006035A (ko) | 1987-07-08 |
| DK556386D0 (da) | 1986-11-20 |
| DK556386A (da) | 1987-06-21 |
| JPS62148484A (ja) | 1987-07-02 |
| US4786649A (en) | 1988-11-22 |
| EP0228035A3 (en) | 1987-11-25 |
| EP0228035A2 (en) | 1987-07-08 |
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