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JPH0633537B2 - 繊維束 - Google Patents
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JPH0633537B2 - 繊維束 - Google Patents

繊維束

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JPH0633537B2
JPH0633537B2 JP10143489A JP10143489A JPH0633537B2 JP H0633537 B2 JPH0633537 B2 JP H0633537B2 JP 10143489 A JP10143489 A JP 10143489A JP 10143489 A JP10143489 A JP 10143489A JP H0633537 B2 JPH0633537 B2 JP H0633537B2
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JP
Japan
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fiber bundle
impregnated
fiber
ultraviolet
slope
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文雄 相羽
正泰 大竹
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Tenryu Industries Co Ltd
Original Assignee
Tenryu Industries Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、紫外線にあたることによつて強靱に硬化
し、例えば、法面の緑化工事などにおいて、各種の施工
資材として好適に用いられる繊維束に関する。
(従来技術および発明が解決しようとする課題) 法面の緑化工法としては、例えば、ネット工とが法枠工
などがある。
ネット工の主たる目的は、落石や土砂の滑落防止と植生
の補助なあり、とくに、前者の落石対策には金網が有効
とされている。しかし、この金網は、吹き付ける緑化材
中の肥料の塩分などによつて容易に腐食するため、せつ
かく吹き付けた緑化材も金網とともに剥落してしまうと
いう欠陥があつた。
また、法枠工は、侵食され易い法面とか、涌水箇所のな
る法面に効果的な工法とされているが、とくにモルタル
法枠については、モルタルに発生したクラツクから雨水
などが侵入して、内部の鉄筋が容易に腐食してしまうと
いう欠陥があつた。そればかりか、法枠施工上の問題と
して、長尺物でしか重量のある鉄筋の取り扱いは難渋を
極め、作業性が悪いという欠陥もあつた。
この発明は、上記従来の欠陥を解消するために案出され
たものであり、その目的とするところは、(a)たとえ
金網に腐食が生じたとしても、同金網を法面に堅固に固
定して、その剥落を防止する非腐食性の固定資材とし
て、また、 (b)モルタルの補強材として法枠内に埋設することが
できるなど、非腐食性の鉄筋代替資材として、さらに
は、 (c)運搬、取り扱いが容易で、しかも、融通性に富
み、緑化工事用のみならず各種用途を備えた施工資材と
して、 用いることができる繊維束を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明に係る繊維束は次
の構成からなる。即ち、紫外線硬化樹脂を含浸塗布する
とともに、未硬化の状態で巻き取り、かつ、紫外線遮蔽
物によつて密封したものである。
(作用) 密封状態から引き出されたばかりの繊維束は、柔らかく
変形自在である。必要に応じて、真つすぐにに引き出し
たり、あるいは、ループ状にからめるなどすることがで
きる。太陽光の紫外線に当たるとことにより徐々に硬化
し、所望の形状からなる強靱な硬化物が形成される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について第1図〜第4図に基
づいて説明する。
まず第1図は、この発明に係る繊維束の製造装置の一例
を示す概略図であつて、同装置は好ましくと冷暗所内に
設置される。この図において1は、例えば、ガラス繊
維、炭素繊維などの繊維2を巻いたチーズである。これ
らチーズ1から引き出された各繊維2は、樹脂槽3内へ
と案内され紫外線硬化樹脂4が含浸塗布される。次い
で、多数の小孔を円周上に明けた、拭い孔プレート5へ
と送られ、同小孔を通過する際に、外周部に残る余剰樹
脂を拭い取つて、むらの少ない均一の太さからなる含浸
繊維2が得られる。そして、これら含浸繊維2は、集束
ノズル6へと送られ、太い1本の紐のような形に集束さ
れた、含浸繊維7が形成される。
集束された含浸繊維束7は、そのまま乾燥炉8へき引き
込まれる。乾燥炉8は、蒸気、電熱などの適宜手段によ
り、前記繊維束7を加熱乾燥するものである。含浸塗布
した樹脂4のタレ落ちがなくなり、しかし、その表面が
未だべとつく程度に乾燥する。乾燥炉8には温度センサ
ーなどの取り付けて、炉内の温度を一定に維持、管理で
きるようにしておくのが望ましい。そして、この乾燥炉
8を通過した含浸繊維束7は、加撚装置9へと引き込ま
れる。
加撚装置9は、一端に連結したスプロケットホイール1
0の回転に連動して、360°回転するようになつてい
る。そして、この加撚装置9の後単部には、巻き取りド
ラム11が取り付けられており、引き込んだ未硬化の含
浸繊維束7を加撚しつつ順次巻き取るようになつてい
る。撚りかけの程度は任意であるが、僅かの撚りをかけ
る程度が好ましい。なお、12は巻き取りドラム11の
手前上方に配備されたホツパであつて、巻き取つた含浸
繊維束7が粘りつかないように、同繊維束7の表面に炭
酸カルシウム粉末などのパウダーを散布できるようにな
つている。13は含浸繊維束7の引き込みを案内すると
ともに、同繊維束7の形状を丸く整える上下の溝付きロ
ーラである。
このようにして未硬化の状態で巻き取つた含浸繊維束7
を、例えば第2図で示すように、ドラム11の外周部に
張り付けた黒色樹脂フイルムなどの紫外線遮蔽物14で
覆つて密封する。紫外線を遮蔽できればよく、その密封
方法および手段は任意である。密封後は、保管、運搬の
便に供するため、ダンボール紙など光りを透過しない素
材で梱包しておく。
次に、この含浸繊維束7の使用法について、法面の緑化
工事の例を用いて説明する。
第3図において、植生用の金網15は、アンカーピン1
6の打設により法面に固定される。このアンカーピン1
6の打設の際に、前記繊維束7を金網15上に張り付け
る。即ち、梱包を解き、紫外線遮蔽物14を開封して、
含浸繊維束7を必要なだけドラム11から引き出す。引
き出したばかりの含浸繊維束7は変形自在であるため、
第4図に示すように、法面の天端、地端に打設するアン
カーピン16に巻き付けて固定することができる。この
含浸繊維束7の張り方については種々の方法が考えられ
るが、図示実施例では固定を強化するために菱形網目状
となつている。含浸繊維束7が交差するような箇所に
も、アンカーピン16を打設して、その上端の折曲がり
部によつて押圧固定する。金網15上に張り付けた含浸
繊維束7は、直射日光が当たる状態になつてから概ね4
5分〜60分程度で、半永久的な強靱硬化物となる。よ
つて、この金網15が、吹き付けた緑化材中の肥料の塩
分などによつて腐蝕したとしても、非腐蝕物である前記
繊維束7によつて法面に堅固に固定されるため剥落の虞
れはない。
ちなみに、第5図は、硬化材を15重量%配合した紫外
線硬化樹脂4について、紫外線量と光硬化特性を示した
ものである。グラフ中、(a)は紫外線量が4,000μ
w/cm2(春から夏にかけての晴天時における紫外線量
に相当)の場合を示し、また、(b)は紫外線量が2,4
00μw/cm2(冬の晴天時における紫外線量に相当す
る)の場合を示す。10分〜15分程度で硬化が始ま
り、60分〜70分程度でほぼ完全に硬化している。も
ちろん硬化剤の配合率によつて、完全硬化するまでに要
する時間の長短及びバーコル硬度の相違はある。
また金網に限らず合成樹脂製の植生ネツトについても、
この考案に係る繊維束を効果的に使用することができ
る。即ち、合成樹脂製の植生ネツトについては、腐蝕の
虞れはないが素材的に変形自在であるため、たとえアン
カーピンで固定したにしても緊張性に欠き、岩石などの
崩落を防止することは困難である。そこで、この考案に
かかる繊維束を合成樹脂製の植生ネツト上に張設する
と、強靱な硬化物で同ネツトを堅固に固定することとな
り、その自由変形を阻止して岩石などの崩落を確実に防
止することができる。
次に、この考案に係る繊維束は、モルタル(コンクリー
ト)を用いる法枠工にも有用である。即ち、まず第3図
で示すように、法面に張つた金網15上に、含浸繊維束
7を菱形網目状に張設する。含浸繊維束7が充分硬化し
たところで、同繊維束7のラインに沿つて型枠を組ん
で、モルタル(コンクリート)17を吹き付けると、第
6図に示すような法枠18が形成される。この法枠18
の各菱形枠内には、客土19を盛り込む。このように、
含浸繊維束7を鉄筋代用物として利用すれば、たとえモ
ルタル(コンクリート)17にクラツクが生じて雨水な
どが侵入したとしても腐蝕の虞れは無く、その崩壊を防
止することができる。
さらに、この発明に係る繊維束は、硬化する前は変形自
在であるため、例えば、金網15の網目にループ状に縛
り付けるなどして、緑化工事の足場づくりとか、命綱を
通すリングなどとして利用することができる。不要にな
れば、ボルトクリツパなどで切断して取り除き、廃棄す
れば良い。また、緑化工事のみならず、一般の建築、構
築工事にも、仮設資材を始めとして各種施工資材に利用
することができるなど、その応用範囲は極めて広い。
なお、この実施例では、紫外線硬化樹脂を含浸する繊維
基材として、ガラス繊維、炭素繊維などの無機質繊維を
用いる例について説明したが、これら以外にもテトロン
繊維、ナイロン繊維などの科学繊維を、さらには、天然
繊維を用いるようにしても良い。
(発明の効果) この発明に係る繊維束は、以上の構成からなり、次に記
載する効果を奏する。
1)繊維に樹脂を含浸させて形成したものであるため、
鋼材などに比して圧倒的に軽量であり、しかも、巻き取
つてロール状となつているため、運搬その他の取り扱い
が極めて簡便である。
2)未硬化の状態では変形自在であるため、棒材、リン
グ材など種々の形態に造形することができ、しかも、巻
き取りによる連続体となつているため、任意の長さを得
ることができるなど融通性に富む。
3)太陽光の紫外線に当たることによつて、非腐食性の
強靱な硬化物となるため、たとえ金網に腐食が生じたと
しても、同金網を法面に堅固に固定してその剥落を防止
する、固定資材として好適に用いることができる。ま
た、モルタル(コンクリート)の補強材として法枠内に
埋設し、非腐食性の鉄筋代替資材として用いることもで
きるなど、法面職化工事を始めとしてさまざま建築、構
築工事において、各種用途を備えた施工資材として幅広
く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る繊維束を製造する装置の一例を
示す概略図、第2図は紫外線遮蔽物によつて密封した前
記繊維束を示す断面図、第3図および第4図は前記繊維
束の一使用例を説明する図、第5図は含浸塗布する紫外
線硬化樹脂の紫外線量と光硬化特性の一例を示す図、第
6図は前記繊維束の他の使用例を説明する図である。 2……繊維、4……紫外線硬化樹脂 7……含浸繊維束、14……紫外線遮蔽物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線硬化樹脂を含浸塗布するとともに、
    未硬化の状態で巻き取り、かつ、紫外線遮蔽物によつて
    密封した繊維束。
JP10143489A 1989-04-19 1989-04-19 繊維束 Expired - Lifetime JPH0633537B2 (ja)

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JP10143489A JPH0633537B2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 繊維束

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JP10143489A JPH0633537B2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 繊維束

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JPH02277842A JPH02277842A (ja) 1990-11-14
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