JPH06337B2 - 積層板用プリプレグの乾燥度測定法 - Google Patents
積層板用プリプレグの乾燥度測定法Info
- Publication number
- JPH06337B2 JPH06337B2 JP12451186A JP12451186A JPH06337B2 JP H06337 B2 JPH06337 B2 JP H06337B2 JP 12451186 A JP12451186 A JP 12451186A JP 12451186 A JP12451186 A JP 12451186A JP H06337 B2 JPH06337 B2 JP H06337B2
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- Japan
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- undercoat
- dryness
- drying
- volatile matter
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器等に使用される積層板を製造すると
きに使用するプリプレグの乾燥度測定法に関する。
きに使用するプリプレグの乾燥度測定法に関する。
従来の技術 従来より、積層板用プリプレグの製造方法として、基材
に対する下塗りにはフェノノール系樹脂ワニスを使用
し、上塗りにはフェノール系、或はエポキシ系などのワ
ニスを使用する2段塗工が知られる。この積層板用プリ
プレグ製造の2段塗工に於て、下塗り後の乾燥度を確認
する方法として、下塗り乾燥後のプリプレグを例えば1
60℃、10分間の熱処理により、その揮発分の量を測
定することが従来より一般的に行なわれている。
に対する下塗りにはフェノノール系樹脂ワニスを使用
し、上塗りにはフェノール系、或はエポキシ系などのワ
ニスを使用する2段塗工が知られる。この積層板用プリ
プレグ製造の2段塗工に於て、下塗り後の乾燥度を確認
する方法として、下塗り乾燥後のプリプレグを例えば1
60℃、10分間の熱処理により、その揮発分の量を測
定することが従来より一般的に行なわれている。
発明が解決しようとする問題点 上記方法による下塗り乾燥度の確認は、下記の問題点を
有している。
有している。
(1) 下塗り乾燥後のプリプレグを揮発分測定用オーブ
ン(以下「オーブン」と記す)に持ち運ぶ際、或は害プ
リプレグをオーブンから取り出して、熱処理前後の重量
差により揮発分を測定する際に、雰囲気中の水分により
該プリプレグが吸湿し、真の揮発分量が分かり難く、乾
燥度測定に誤差が生じる。
ン(以下「オーブン」と記す)に持ち運ぶ際、或は害プ
リプレグをオーブンから取り出して、熱処理前後の重量
差により揮発分を測定する際に、雰囲気中の水分により
該プリプレグが吸湿し、真の揮発分量が分かり難く、乾
燥度測定に誤差が生じる。
(2) 下塗り乾燥後のプリプレグを別に熱処理するため
に、連続生産中のプリプレグから試験片を切り取り採取
しなければならないが、この採取することが、巻物から
繰り出される連続生産中プリプレグの切れなどの原因に
なり塗工生産の中断を誘発することがある。
に、連続生産中のプリプレグから試験片を切り取り採取
しなければならないが、この採取することが、巻物から
繰り出される連続生産中プリプレグの切れなどの原因に
なり塗工生産の中断を誘発することがある。
(3) 揮発分量を測定するために、該プリプレグをオー
ブンにより通常10分間程度熱処理を行うが、測定用プ
リプレグを採取してから、揮発分量を確認出来るまでに
10分以上の時間がかかる。
ブンにより通常10分間程度熱処理を行うが、測定用プ
リプレグを採取してから、揮発分量を確認出来るまでに
10分以上の時間がかかる。
本発明は、上記の問題点を解決し、揮発分量を迅速に且
つ正確に測定することを目的とし、さらに、安定した品
質で効率的なプリプレグの製造に寄与できるプリプレグ
の乾燥取測定法を提供することを目的とする。
つ正確に測定することを目的とし、さらに、安定した品
質で効率的なプリプレグの製造に寄与できるプリプレグ
の乾燥取測定法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、下塗りにフェノ
ール系樹脂ワニスを使用する積層用プリプレグの製造に
おいて、下塗り乾燥後のプリプレグに塩化第二鉄溶液を
塗布しその呈色度合により下塗り後の乾燥度を測定する
ものである。
ール系樹脂ワニスを使用する積層用プリプレグの製造に
おいて、下塗り乾燥後のプリプレグに塩化第二鉄溶液を
塗布しその呈色度合により下塗り後の乾燥度を測定する
ものである。
作用 下塗り乾燥後のプリプレグの乾燥度の確認方法として、
該プリプレグの揮発分量を測定することを従来より行な
っているが、揮発分量と関連する要素にいて調査した結
果、該プリプレグ中の残留未反応フェノール分と、揮発
分量の相関々係を得た。それを第1図に示す。ここで、
フェノールは、塩化第二鉄により特有の呈色反応を示す
という従来の知見をもとにし、更に検討を進めた結果、
下塗り乾燥後のプリプレグに一定濃度の塩化第二鉄溶液
を付着含浸させることで、該プリプレグは、残留未反応
フェノール分量に従った呈色を示すことを見出した。こ
の結果により、下塗りプリプレグ中の残留未反応フェノ
ール分を簡単に定量でき、該フェノール分と関連する揮
発分量を従来のオーブン法による揮発分量測定より誤差
が少なく、即座に測定できるようになった。
該プリプレグの揮発分量を測定することを従来より行な
っているが、揮発分量と関連する要素にいて調査した結
果、該プリプレグ中の残留未反応フェノール分と、揮発
分量の相関々係を得た。それを第1図に示す。ここで、
フェノールは、塩化第二鉄により特有の呈色反応を示す
という従来の知見をもとにし、更に検討を進めた結果、
下塗り乾燥後のプリプレグに一定濃度の塩化第二鉄溶液
を付着含浸させることで、該プリプレグは、残留未反応
フェノール分量に従った呈色を示すことを見出した。こ
の結果により、下塗りプリプレグ中の残留未反応フェノ
ール分を簡単に定量でき、該フェノール分と関連する揮
発分量を従来のオーブン法による揮発分量測定より誤差
が少なく、即座に測定できるようになった。
この塩化第二鉄による呈色度合を第2図に示す。呈色反
応の確認は、肉眼で充分であるが、数値管理すべく、第
2図に明度の%で示した如く機器により確認するのが好
ましく、側色計又は色差計などを使用すれば、更に精度
が高まる。
応の確認は、肉眼で充分であるが、数値管理すべく、第
2図に明度の%で示した如く機器により確認するのが好
ましく、側色計又は色差計などを使用すれば、更に精度
が高まる。
本発明は、上記の特徴により、より真に近い揮発分並び
に下塗り乾燥度が呈色により即座に分かるために、従来
の問題点、詳しくは、揮発分測定用プリプレグの採取
時、重量測定時に於ける吸湿による誤差の問題、また、
揮発分量測定に、手間と時間を要する問題を解決する。
更に連続生産中にプリプレグに、直接塩化第二鉄溶液を
付着含浸し、呈色させることができ、従来測定用プリプ
レグの採取が誘発していたプリプレグの切れによる塗工
生産中断の問題をも解消するものである。
に下塗り乾燥度が呈色により即座に分かるために、従来
の問題点、詳しくは、揮発分測定用プリプレグの採取
時、重量測定時に於ける吸湿による誤差の問題、また、
揮発分量測定に、手間と時間を要する問題を解決する。
更に連続生産中にプリプレグに、直接塩化第二鉄溶液を
付着含浸し、呈色させることができ、従来測定用プリプ
レグの採取が誘発していたプリプレグの切れによる塗工
生産中断の問題をも解消するものである。
本発明により積層板の打抜き加工性、寸法変化、反り、
色調等の特性に影響を与える下塗り乾燥度を簡単な方法
で、正確に且つ効果的に確認することができ、品質の安
定した積層板用プリプレグの製造が可能となる。
色調等の特性に影響を与える下塗り乾燥度を簡単な方法
で、正確に且つ効果的に確認することができ、品質の安
定した積層板用プリプレグの製造が可能となる。
実施例 本発明の実施例、従来例を以下に説明する。
実施例1 厚さ0.1mmのクラフト紙に樹脂付着量が10重量%に
なるように、フェノール−ホルマリン初期縮合樹脂をメ
タノールと水(混合重量比はメタノール:水=7:3)
で希釈した下塗りワニスを含浸し乾燥した。一方、濃度
35重量%になるように、塩化第二鉄溶液を調合し、該
溶液をハンドスプレーの容器に詰めて、呈色試薬の準備
を行った。
なるように、フェノール−ホルマリン初期縮合樹脂をメ
タノールと水(混合重量比はメタノール:水=7:3)
で希釈した下塗りワニスを含浸し乾燥した。一方、濃度
35重量%になるように、塩化第二鉄溶液を調合し、該
溶液をハンドスプレーの容器に詰めて、呈色試薬の準備
を行った。
下塗り乾燥度を、揮発分3.5%、残留未反応フェノー
ル分15%(各々重量%)に設定すべく乾燥を行なう
が、このとき、第1図、第2図の相関関係から明らかな
ように、フェノール−塩化第二鉄呈色反応に於て、色差
計〔日本電色(株)製〕による明度が50%である青紫
色に呈色する。24時間連続生産を行い、連続生産中の
該プリプレグに1時間毎に試薬をスプレーし、呈色度合
を確認しながら乾燥度が設定値になるように乾燥の調節
を行なった。
ル分15%(各々重量%)に設定すべく乾燥を行なう
が、このとき、第1図、第2図の相関関係から明らかな
ように、フェノール−塩化第二鉄呈色反応に於て、色差
計〔日本電色(株)製〕による明度が50%である青紫
色に呈色する。24時間連続生産を行い、連続生産中の
該プリプレグに1時間毎に試薬をスプレーし、呈色度合
を確認しながら乾燥度が設定値になるように乾燥の調節
を行なった。
下塗りと上塗りは連続的に行うが、下塗り乾燥の後に、
桐油変性フェノール樹脂ワニスで上塗りし乾燥を行い積
層板用プリプレグを得た。該プリプレグ8枚とその表面
に載置した厚さ35μm銅箔とで積層成形し、厚さ1.6
mmの片面銅張り積層板を製造した。
桐油変性フェノール樹脂ワニスで上塗りし乾燥を行い積
層板用プリプレグを得た。該プリプレグ8枚とその表面
に載置した厚さ35μm銅箔とで積層成形し、厚さ1.6
mmの片面銅張り積層板を製造した。
実施例2 厚さ0.1mmのクラフト紙と実施例1と同様の下塗りワ
ニス及び塩化第二鉄水溶液である呈色試薬を用いて、揮
発分その他のプリプレグ特性も実施例1と同じになるよ
うに下塗り乾燥を行ったが、1時間毎の呈色試薬による
確認は、連続生産中に下塗りプリプレグから10cm□に
切り取り採取した測定用プリプレグを、ビーカー内に入
れた試薬に直接浸漬して行った。
ニス及び塩化第二鉄水溶液である呈色試薬を用いて、揮
発分その他のプリプレグ特性も実施例1と同じになるよ
うに下塗り乾燥を行ったが、1時間毎の呈色試薬による
確認は、連続生産中に下塗りプリプレグから10cm□に
切り取り採取した測定用プリプレグを、ビーカー内に入
れた試薬に直接浸漬して行った。
実施例1と同様にして厚さ1.6mmの片面銅張り積層板
を得た。
を得た。
従来例 実施例1と同様のクラフト紙と下塗りワニスで下塗り乾
燥を行った。下塗り乾燥度も同様の揮発分3.5%、残
留未反応フェノール分15%に設定した。下塗り乾燥連
続生産中のプリプレグから10cm□に切り取り採取した
プリプレグを、160℃に設定したオーブンで10分間
処理し、1時間毎に揮発分を測定し確認しながら、乾燥
度が設定値になるよう調節した。実施例1と同様にして
厚さ1.6mmの片面銅張り積層板を得た。
燥を行った。下塗り乾燥度も同様の揮発分3.5%、残
留未反応フェノール分15%に設定した。下塗り乾燥連
続生産中のプリプレグから10cm□に切り取り採取した
プリプレグを、160℃に設定したオーブンで10分間
処理し、1時間毎に揮発分を測定し確認しながら、乾燥
度が設定値になるよう調節した。実施例1と同様にして
厚さ1.6mmの片面銅張り積層板を得た。
上記の実施例1、2及び従来例にて行った塗工の結果と
積層板の特性バラツキとを第1表に示す。
積層板の特性バラツキとを第1表に示す。
尚、上記実施例において、塩化第二鉄の溶液は水を溶媒
としたが、アセトン、メタノール等塩化第二鉄を溶解す
るものであれば他の溶媒でもよい。
としたが、アセトン、メタノール等塩化第二鉄を溶解す
るものであれば他の溶媒でもよい。
発明の効果 上述のように本発明は、下塗りにフェノール系樹脂ワニ
スを使用する2段塗工によるプリプレグの製造に於て、
積層板特性に重要な意味を持つ下塗り乾燥度を塩化第二
鉄溶液の呈色度合で確認するという非常に簡単な方法に
より、精度良く、効率的、経済的に下塗り乾燥を行うこ
とができ、品質の安定した積層板用プリプレグの製造並
びに積層板の製造が行える点、工業的価値は極めて大き
いものである。
スを使用する2段塗工によるプリプレグの製造に於て、
積層板特性に重要な意味を持つ下塗り乾燥度を塩化第二
鉄溶液の呈色度合で確認するという非常に簡単な方法に
より、精度良く、効率的、経済的に下塗り乾燥を行うこ
とができ、品質の安定した積層板用プリプレグの製造並
びに積層板の製造が行える点、工業的価値は極めて大き
いものである。
第1図は下塗り乾燥後のプリプレグ中に含まれる揮発分
の量と残留未反応フェノール分の量の関係を示す曲線
図、第2図は下塗り乾燥後のプリプレグ中の残留未反応
フェノール分の量と塩化第二鉄による呈色の度合の関係
を示す曲線図である。
の量と残留未反応フェノール分の量の関係を示す曲線
図、第2図は下塗り乾燥後のプリプレグ中の残留未反応
フェノール分の量と塩化第二鉄による呈色の度合の関係
を示す曲線図である。
Claims (1)
- 【請求項1】下塗りと上塗りの2段でワニス塗工を行な
い、下塗りにフェノール系樹脂ワニスを使用する積層板
用プリプレグの製造において、前記下塗り後の乾燥度測
定手段として下塗り乾燥後にプリプレグに塩化第二鉄溶
液を塗布しその呈色度合を見ることを特徴とする積層板
用プリプレグの乾燥度測定法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12451186A JPH06337B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 積層板用プリプレグの乾燥度測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12451186A JPH06337B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 積層板用プリプレグの乾燥度測定法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62279906A JPS62279906A (ja) | 1987-12-04 |
| JPH06337B2 true JPH06337B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=14887298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12451186A Expired - Lifetime JPH06337B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 積層板用プリプレグの乾燥度測定法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06337B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8800122A (nl) * | 1988-01-19 | 1989-08-16 | Smit Transformatoren Bv | Inrichting voor het in een procesruimte opwekken van een magneetveld. |
| GB9909219D0 (en) * | 1999-04-22 | 1999-06-16 | Crosfield Joseph & Sons | Humidity indicators |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP12451186A patent/JPH06337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62279906A (ja) | 1987-12-04 |
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