JPH063402B2 - 炉内可視化方法 - Google Patents
炉内可視化方法Info
- Publication number
- JPH063402B2 JPH063402B2 JP8953686A JP8953686A JPH063402B2 JP H063402 B2 JPH063402 B2 JP H063402B2 JP 8953686 A JP8953686 A JP 8953686A JP 8953686 A JP8953686 A JP 8953686A JP H063402 B2 JPH063402 B2 JP H063402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- light
- camera
- visualization method
- flame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,回収ボイラ,石炭焚きボイラ,重油焚きボ
イラなどの燃焼反応中の炉内を可視化する方法に関する
ものである。
イラなどの燃焼反応中の炉内を可視化する方法に関する
ものである。
燃焼反応中の炉内の状況,たとえば,回収ボイラのチャ
ーベッド(廃液固形堆積物),灰,塵芥などの有無を知
ることは,炉の効率的運転,制御にとって重要なことで
ある。
ーベッド(廃液固形堆積物),灰,塵芥などの有無を知
ることは,炉の効率的運転,制御にとって重要なことで
ある。
このような炉内の堆積物の有無を検知する方法として,
従来テレビジョンカメラモニタ等で炉内を映し出す方法
が取られている。
従来テレビジョンカメラモニタ等で炉内を映し出す方法
が取られている。
また,輻射温度計を利用する方法も提供されている。
炉内をテレビカメラ,あるいは,スチルカメラなどで単
に撮影する方法では,炉内の燃焼に伴う火災(輝炎)に
より炉内の堆積物などが隠れてしまい,観察窓の近くの
状態しか観察できなかった。
に撮影する方法では,炉内の燃焼に伴う火災(輝炎)に
より炉内の堆積物などが隠れてしまい,観察窓の近くの
状態しか観察できなかった。
また,輻射温度計を用いる方法でも,特にチャーベット
レベルが低い場合など,ベッドからの輻射熱より火炎の
熱の方が強く,ベッドの形状を観察することが難しかっ
た。
レベルが低い場合など,ベッドからの輻射熱より火炎の
熱の方が強く,ベッドの形状を観察することが難しかっ
た。
このように,炉内の状況は,火炎自身が発する強い光に
より観察することが困難であった。
より観察することが困難であった。
そこで,米国特許第4,539,588号公報に記載されている
ような方法も提供されている。
ような方法も提供されている。
この方法は,炉内に浮遊する微粒子(フライアッシユ・
未燃燃料粒子など)による光の散乱(遮蔽効果)あるい
は生成ガスによる光の吸収の影響を少なくするために,
炉内から次に示すような帯域を持つ光学フィルタを通し
て赤外線領域の光を テレビカメラで取り出し,モニタに表示して可視化する
ものである。
未燃燃料粒子など)による光の散乱(遮蔽効果)あるい
は生成ガスによる光の吸収の影響を少なくするために,
炉内から次に示すような帯域を持つ光学フィルタを通し
て赤外線領域の光を テレビカメラで取り出し,モニタに表示して可視化する
ものである。
1.57μmないし1.73μm 2.23μmないし2.43μm 3.25μmないし4.05μm 4.80μmないし5.30μm 6.90μmないし7.20μm 7.60μmないし7.80μm 7.90μmないし13.90μm この帯域は,炉内ガスの赤外線吸収,および,放射によ
る影響を極力小さくするために,その影響の最も大きい
CO2およびH2Oの吸収帯を避けるためのものである。
る影響を極力小さくするために,その影響の最も大きい
CO2およびH2Oの吸収帯を避けるためのものである。
上記からまでの帯域は,波長域が2.2μm以上であ
るため,特殊なテレビカメラを使用する必要があり,装
置全体の価格も高くなり,また,その応答性も悪くな
る。
るため,特殊なテレビカメラを使用する必要があり,装
置全体の価格も高くなり,また,その応答性も悪くな
る。
そこで,比較的に低価格で,可視域のテレビカメラと応
答性あまり変わらない赤外ビジコンを備えたテレビカメ
ラを使おうとすると,この赤外ビジコンの感度域が0.8
μmないし2.2μmではあることを考えると,使用可能
な光学フィルタはのものに限定されてしまう。
答性あまり変わらない赤外ビジコンを備えたテレビカメ
ラを使おうとすると,この赤外ビジコンの感度域が0.8
μmないし2.2μmではあることを考えると,使用可能
な光学フィルタはのものに限定されてしまう。
この1.57μmないし1.73μmの帯域は赤外のなかでは短
波長側に位置するため,散乱が『ミー散乱理論』に示さ
れるように波長の2乗に逆比例することを考えれば,炉
内微粒子による散乱の影響を避けるためには不十分なも
のとならざるを得ない。
波長側に位置するため,散乱が『ミー散乱理論』に示さ
れるように波長の2乗に逆比例することを考えれば,炉
内微粒子による散乱の影響を避けるためには不十分なも
のとならざるを得ない。
従って,炉内の燃焼条件によっては,微粒子が多くなる
時には,火炎を透かした形で可視化される像が非常に身
にくくなることもあった。
時には,火炎を透かした形で可視化される像が非常に身
にくくなることもあった。
この発明では,燃焼反応中の炉内を可視化するのに際し
て,炉内から波長域2.05μmないし2.20μmの光を取り
出して可視化するようにした。
て,炉内から波長域2.05μmないし2.20μmの光を取り
出して可視化するようにした。
本発明で取り出す光の帯域は,2.05μmないし2.20μm
であり,従来より用いられていた1.57μmないし1.73μ
mの帯域より,30%程度長波長側に位置する。また,
炉内微粒子による散乱強度は,波長の2乗に逆比例する
ことは先に述べた。従って,本発明で採用する2.05μm
ないし2.20μmの光は,1.57μmないし1.73μmの光よ
り,60%程度炉内微粒子の散乱を受け難いことにな
る。つまり,この2.05μmないし2.20μmの光は,炉内
の火炎や燃焼排ガス中を透過する能力が,1.57μmない
し1.73μmの光より60%高いことを意味する。
であり,従来より用いられていた1.57μmないし1.73μ
mの帯域より,30%程度長波長側に位置する。また,
炉内微粒子による散乱強度は,波長の2乗に逆比例する
ことは先に述べた。従って,本発明で採用する2.05μm
ないし2.20μmの光は,1.57μmないし1.73μmの光よ
り,60%程度炉内微粒子の散乱を受け難いことにな
る。つまり,この2.05μmないし2.20μmの光は,炉内
の火炎や燃焼排ガス中を透過する能力が,1.57μmない
し1.73μmの光より60%高いことを意味する。
一方,2.05μmないし2.20μmの光は,炭酸ガスにより
吸収され易く,実験によれば炭酸ガスの ガス温度 20℃ ガス濃度 100% ガス圧力 1atm で,光炉長さ 200mm の場合,約5%が吸収されることが判った。
吸収され易く,実験によれば炭酸ガスの ガス温度 20℃ ガス濃度 100% ガス圧力 1atm で,光炉長さ 200mm の場合,約5%が吸収されることが判った。
実際の炉内の条件,たとえば,当社の回収ボイラの運転
条件である炭酸ガスの ガス温度 平均 1000℃ ガス濃度 約 12% ガス圧力 1atm で,光炉長さ 8 m の場合に換算すると,約10%が吸収されることにな
る。このことは,炭酸ガスに殆ど吸収されない1.57μm
ないし1.73μmの光に比べ,10%程度透過能力が落ち
ることになる。
条件である炭酸ガスの ガス温度 平均 1000℃ ガス濃度 約 12% ガス圧力 1atm で,光炉長さ 8 m の場合に換算すると,約10%が吸収されることにな
る。このことは,炭酸ガスに殆ど吸収されない1.57μm
ないし1.73μmの光に比べ,10%程度透過能力が落ち
ることになる。
しかし,両者のメリット・デメリットを総合した時に
は,約50%の透過能力の向上を得られることになる。
は,約50%の透過能力の向上を得られることになる。
以下,本発明を図面に示す一実施例について説明する。
10は赤外ビジコンを備えたテレビカメラで,2.05μmな
いし2.20μmの光を選択的に透過させる光学フィルタ11
と光学形12が取りつけてあり,回収ボイラの炉壁17に設
けた覗窓18を介して炉内15を撮影するものである。
いし2.20μmの光を選択的に透過させる光学フィルタ11
と光学形12が取りつけてあり,回収ボイラの炉壁17に設
けた覗窓18を介して炉内15を撮影するものである。
なお,13はテレビカメラ10の三脚,14はテレビモニタ,
16は炉内15に堆積したチャーベッドである。
16は炉内15に堆積したチャーベッドである。
炉内15の覗窓18を介してテレビカメラ10の光学系12に
は,チャーベッド16から出た光,あるいは,その火炎か
ら出た光の,炉内のガスや微粒子で散乱や吸収を受けた
ものなどが入力される。
は,チャーベッド16から出た光,あるいは,その火炎か
ら出た光の,炉内のガスや微粒子で散乱や吸収を受けた
ものなどが入力される。
光学フィルタ11は,入力された光の内,2.05μmないし
2.20μmものだけを透過し,テレビカメラ10に結像させ
る。テレビモニタ14は,その像を表示する。
2.20μmものだけを透過し,テレビカメラ10に結像させ
る。テレビモニタ14は,その像を表示する。
先に述べたように,光学フィルタを透過する2.05μmな
いし2.20μmの光は,炉内15の微粒子による散乱の影響
を比較的受けにくいものであるので,炉内15の像は明瞭
になる。
いし2.20μmの光は,炉内15の微粒子による散乱の影響
を比較的受けにくいものであるので,炉内15の像は明瞭
になる。
本発明によれば,炉内の状況,例てば,回収ボイラ内に
おけるチャーベッド形状や,流動床ボイラの流動床レベ
ルが,炉内の火炎や微粒子の影響を受けず,それらを透
過した形で観察できるので,ボイラの効率の良い運転
や,安全な運転を行うことができる。
おけるチャーベッド形状や,流動床ボイラの流動床レベ
ルが,炉内の火炎や微粒子の影響を受けず,それらを透
過した形で観察できるので,ボイラの効率の良い運転
や,安全な運転を行うことができる。
また,炉内にある熱交換用のチューブの表面なども観察
できるようになるので,チューブ表面への灰分の付着状
況も観察でき,スーツブローを効率よく行うことも可能
になる。
できるようになるので,チューブ表面への灰分の付着状
況も観察でき,スーツブローを効率よく行うことも可能
になる。
図面は本発明の一実施例を示す図である。 10・・テレビカメラ,11・・光学フィルタ 12・・光学系,14・・テレビモニタ, 15・・炉内,16・・チヤーベッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−29803(JP,A) 特開 昭61−56925(JP,A) 特開 昭62−501644(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】燃焼反応中の炉内を可視化する方法であっ
て,炉内から波長域2.05μmないし2.20μmの光を取り
出して可視化することを特徴とする炉内可視化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8953686A JPH063402B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 炉内可視化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8953686A JPH063402B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 炉内可視化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62245935A JPS62245935A (ja) | 1987-10-27 |
| JPH063402B2 true JPH063402B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=13973535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8953686A Expired - Lifetime JPH063402B2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 炉内可視化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063402B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013241513A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Teiisetto Kk | 透明性赤外線遮蔽膜、透明性赤外線遮蔽塗料及び透明性赤外線遮蔽塗料の製造方法 |
| WO2014067577A1 (en) | 2012-10-31 | 2014-05-08 | Force Technology | Endoscope for high-temperature processes and method of monitoring a high-temperature thermal process |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP8953686A patent/JPH063402B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62245935A (ja) | 1987-10-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4539588A (en) | Imaging of hot infrared emitting surfaces obscured by particulate fume and hot gases | |
| US5110365A (en) | Control of furnace cleaning for reflective ash using infrared imaging | |
| EP2513618B1 (en) | Optical flame sensor | |
| EP1602918A1 (en) | Gas leakage monitoring method and its system | |
| KR840000536B1 (ko) | 아아크용접 감시방법 | |
| US4023201A (en) | Infrared thermography for determining equipment temperatures in oil well fires | |
| RU2090814C1 (ru) | Способ восстановления поврежденной огнеупорной футеровки печи и устройство для его осуществления (варианты) | |
| JPH063402B2 (ja) | 炉内可視化方法 | |
| US4695881A (en) | Apparatus for imaging infrared emitting surfaces | |
| USRE33857E (en) | Imaging of hot infrared emitting surfaces obscured by particulate fume and hot gases | |
| CA1319416C (en) | Imaging of hot infrared emitting surfaces obscured by particulate fume and hot gases | |
| JPH02182817A (ja) | 高炉レースウェイ部観察装置 | |
| JPS5987422A (ja) | 内視装置 | |
| JP2021039065A (ja) | 温度分布測定方法および測定装置 | |
| JP2017187265A (ja) | 燃焼場の観察方法、観察装置、及び観察プログラム | |
| JP2617831B2 (ja) | 高炉装入物監視装置 | |
| JP7517415B2 (ja) | 火炉監視装置 | |
| JPS6344153A (ja) | 目標領域の観測方法及び装置 | |
| RU2153654C2 (ru) | Стационарный пирометрический датчик | |
| CN1093620C (zh) | 大型锅炉燃烧工况的在线检测装置 | |
| WO2014067577A1 (en) | Endoscope for high-temperature processes and method of monitoring a high-temperature thermal process | |
| CN106885635A (zh) | 一种基于影像表征炉膛火焰温度场的耐温检测装置 | |
| JP2007263829A (ja) | Coガスの漏洩監視方法 | |
| JP2010204024A (ja) | Co含有ガス漏洩監視装置およびco含有ガスの漏洩監視方法 | |
| SU559452A1 (ru) | Устройство дл защиты от термоизлучений оптической системы и мишени передающей трубки телевизионной камеры |