Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPH0635034B2 - 連続鋳造設備の切断長制御方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPH0635034B2 - 連続鋳造設備の切断長制御方法 - Google Patents

連続鋳造設備の切断長制御方法

Info

Publication number
JPH0635034B2
JPH0635034B2 JP30867488A JP30867488A JPH0635034B2 JP H0635034 B2 JPH0635034 B2 JP H0635034B2 JP 30867488 A JP30867488 A JP 30867488A JP 30867488 A JP30867488 A JP 30867488A JP H0635034 B2 JPH0635034 B2 JP H0635034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strand
length
slab
cutting
actual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30867488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02155552A (ja
Inventor
義人 三村
寛信 三原
隆治 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP30867488A priority Critical patent/JPH0635034B2/ja
Publication of JPH02155552A publication Critical patent/JPH02155552A/ja
Publication of JPH0635034B2 publication Critical patent/JPH0635034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/163Controlling or regulating processes or operations for cutting cast stock

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続鋳造設備における鋳片の切断長の制御方
法に関する。
連続鋳造設備は1ストランドを鋳造するタイプのものの
他に同時に複数ストランドを鋳造するマルチストランド
型もあり、またマルチストランド型も目標サイズ(断面
寸法、従って幅と厚み)が同一であるもの及び目標サイ
ズが異なるもの等がある。本発明は特に、目標サイズが
同一であるマルチストランド型連続鋳造設備に係る。
連続鋳造されたストランドは切断機(ガスカッター)で
切断されて所定重量(断面寸法は一定とすると、所定
長)の鋳片にされ、圧延などの次工程へ送られる。上記
切断で得られる鋳片(ブルーム、ビレット、スラブなど
があるが、こゝではスラブとする)は倍尺スラブと呼ば
れ、これはその後更に切断されて複数のスラブ(定尺ス
ラブという)にされる。定尺スラブは製品と直結してい
るから種々の所定重量のものであることが必要で、この
ため1ストランドは種々の重量(長さ)の鋳片に切断さ
れ、マルチストランド型ではかゝる処理が各ストランド
に対して行なわれる。
1チャージの溶鋼をタンデッシュへ注入し終ると次のチ
ャージの溶鋼をタンデッシュへ注入するが、この際後者
の溶鋼の成分が異なると、今度は別種の鋳片の鋳造が開
始されることになる。従って1ストランドは同一成分で
ある鋳片部分であり、これが上記の種々の長さの倍尺ス
ラブ群に切断されて行く。今、ストランドa,bにおけ
る1ストランドの長さをL,Lとし、1ストランド
から採取する倍尺スラブの長さをLai,Lbji,
j1,2,……)とすると、L=ΣLai,L=ΣLbj
であるが、最後の部分Lan,Lbmは一般には所要長でな
く、この部分は余り又は不足となる。
所要長でないものは所謂屑であるから可及的に短いのが
よく、これはストランドa,bから採取するスラブ(詳
しくは倍尺スラブであるが、これは適宜、単にスラブと
いう)群Lai,Lbjの一部の交換、自ストランドから他
ストランドへの変更、により行なえる。本発明はかゝる
組合せの変更(切断長制御)に係る。更に、連続鋳造さ
れたストランドは予定温度、予定幅、予定厚みとは限ら
ず、実際値は予定値からずれるのが普通である。本発明
はこのずれの補正にも係るものである。
〔従来の技術〕
マルチストランド型連続鋳造設備の切断制御に関する従
来技術には、例えば特開昭61−60250(公知例1)に示さ
れた切断制御方法がある。これは他ストランドをも含め
た一括切断制御を行なうことにより歩留り向上を図るも
ので、マルチストランド型連続鋳造設備において、自ス
トランドの切断長の設定時に、自ストランドの目標予定
切断長及び実績切断長のみならず、他ストランドの実績
切断長をも考慮し、前記他ストランドの目標予定切断長
との交換、及び、取捨選択をし、かつ、切断設定長の変
更操作をすることを特徴とする。
また切断長制御には特開昭61−266167(公知例2)に示
された方法がある。これは、切断後の鋳片の重量を実測
し、その実測重量と目標重量との比を算出し、その算出
値を次切断予定鋳片の長さ決定にフィードバックして切
断長さを制御する方法であるが、この方法では引抜速度
を変動させた履歴を有する鋳片部分の切断にフィードバ
ック制御が間に合わず、実測重量を目標重量に一致させ
ることができないことがある。また上記方法とは別に、
切断前の鋳片表面の温度を例えば放射温度計で計測して
鋳片の温度低下による熱収縮量を切断前に把握し、その
熱収縮量に基づいて目標重量となる切断長さをフィード
フォワード制御にて決定する方法も行われているが、こ
の方法による場合には、鋳片表面に発生するスケールの
存在等により鋳片の表面温度を正確に計測できず、安定
した切断長制御を行い得ない。そこで連続鋳造鋳片の所
定長さの区画が鋳型から、完全凝固して切断されるまで
の間の所定位置に到達するまでに要する引抜時間を計測
し、その計測値と、前記引抜時間と切断された鋳片の重
量実測値との関係式とに基づき鋳片の切断対象部におけ
る前記区画夫々の重量を予測し、その予測値に基づき目
標鋳片重量となる切断長さを決定するようにした、とい
うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記公知例1ではストランド間での採取スラブ(目標予
定切断長)の交換、取捨選択を行なうが、計算機は予定
サイズを基にかゝる処理をしている。実測しているのは
測長器による鋳造長だけで、計算機は各ストランドの鋳
造長、実績切断長、を取込み、自ストランドのみならず
他ストランドの実績切断長も取込んで、他ストランドの
目標予定長をも基準製品長として取扱い、組合せの最適
化、歩留り向上を図る。
しかし予定サイズでは実績サイズとの間にずれがあり、
予定スラブ群を採取しても余りがあると思われたストラ
ンドが実際には長さ不足であった、またはこの逆、の事
態が発生し得る。
また温度補正それ自体は周知のことであるが、従来のス
トランド切断長制御では予定温度からの実際温度のずれ
によるストランドの幅、厚み、長さの値の修正はしてい
ない。上記公知例2では、鋳片の鋳型から切断線までの
引抜時間と、切断された鋳片の所定長さ当たりの重量と
の間に相関があるのを利用し、次切断部分における引抜
時間に基ずいてその重量を予測し、その予測値にて次切
断部分を目標鋳片重量とする切断長さを決定する。
本発明では、マルチストランド型連続鋳造設備で鋳造さ
れる各ストランドから目標重量の鋳片群を、ストランド
間鋳片組合せ変更、実績サイズによる補正を各切断毎に
行なって、可及的に過不足のない切断長制御を行なうこ
とを目標とするものである。
また本発明は、連続鋳造設備で鋳造されるストランドの
実測値、実測温度、演算厚を用いて切断部位を修正し、
切断鋳片が正確に目標重量になるようにする切断長制御
方法を提供することを他の目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に示すように本発明では、複数のストランドA,
Bから鋳片S〜S11を採取するとし、これらの全長は
1,Lのとき、ストランドA,Bの実際長がL2,L
で、過不足δ1があれば、ストランド間で採取鋳片
の交換、変更を行なって予定長をL3,Lとし、過不足
をδ3として僅少化する。
この場合予定重量の鋳片を得るためには過不足を僅少化
するにあたり、実際断面と予定断面の差を考慮しなけれ
ばならない。
本発明では切断に当って、実績サイズ(幅と厚み)によ
り切断部位を修正し、切断された鋳片が正確に予定重量
になるようにする。
また各切断毎に、残りストランドの実際重量の推定、こ
の推定実際重量を基にした前記鋳片組合せの変更を行な
い、次回切断鋳片を決定する。
また本発明では、切断機15の手前の幅計34によりス
トランドの実績幅を測定し、温度計32により表面温度
を測定し、鋳造速度および凝固計算モデルから鋳造厚を
演算し、温度修正した幅および厚みを求めて、切断鋳片
が目標重量になるように切断部位を修正して、ストラン
ドの切断を行なう。
〔作用〕
マルチストランド型連続鋳造設備の複数の鋳型から出て
くる各ストランドから予定のスラブ群を採取するが、こ
れを第1図では、ストランドAについて図示のS〜S
11、ストランドBについては図示のS〜S11としてい
る。これらのS1,S2,……は前記の定尺スラブであり、
とSとS、SとSとS,……が前記の倍
尺スラブである。つまり実線が前記切断機による切断位
置を示す。各スラブS1,S2,……S11の長さの和は、ス
トランドAではL、ストランドBではLであり、こ
れがストランドA,Bの予定長である。
これに対して実際のストランドA,Bの長さはL2,L
であったとすると、ストランドAではδ1=L−L
だけ余り、ストランドBではδ=L−Lだけ不足
する。
この問題はストランドA,Bから採取するスラブの入れ
換え、変更、をすることで解決できる。本例では、スト
ランドAでは余り、ストランドBでは不足するので、ス
トランドAの短いスラブをストランドBの長いスラブと
交換すればよい。例えばストランドAのスラブSをス
トランドBのスラブSと交換すると、ストランドAの
予定長はL、ストランドBの予定長はLとなって実
際長L、Lとの差はδ、δになる。いずれも僅
かな余りになり、屑発生を僅少化することができる。勿
論、交換対象のスラブには、過不足を埋めて、不足分は
なく余り分は僅少、になるものを選ぶ。スラブ交換の他
に、あるスラブは採取対象から外す。他ストランドから
外したスラブを自ストランドに組入れる(自ストランド
から外すものはない)等の処理もある。これが、ストラ
ンド間の採取スラブの組合せ変更による上記(最適)切
断長制御である。
ところでストランドは、鋳造され、凝固した部分から順
に切断されるが、各切断段階では正確に予定重量の鋳片
が得られるよう制御されなければならない。従って予定
長どおり切断すると予定長Lに対し実際長はLでδ
だけ余るはずのものが、断面積が予定より小さいと予
定重量よりも余るどころか不足する事態の発生も考えら
れる。
そこで本発明では実績サイズによる補正を行なう。第1
図(c)に示すように、鋳造されて出てくるストランド1
0にはその長さ(移動長)を測定するメジャーロール3
6、幅を測定する熱間幅計34等が切断機(ガスカッタ
ー)15の前に設けられているから、ストランドの切断
機の手前の部分の幅は幅計34で実測でき、厚み計を設
けておけば厚みも実測できる。つまり断面サイズが実測
でき、これによりストランド予定長L1,Lの修正を行
なうことができる。但し、これから到来するストランド
部分の断面サイズについては、鋳型13の設定幅、鋳造
速度および後に述べる完全凝固位置を用いて予測する。
予定長1,Lの修正をしたら、その修正、推定、予定長
1,Lについ第1図(a)(b)で説明した採取スラブの組
合せの変更を行ない、過不足δ1を零または僅少な
余りにするスラブ組合せを求める。この結果次の切断対
象のスラブが決定される。第1図(c)ではこれはS
しており、このスラブSの終端が切断機15の直下に
来たとき切断作業を行なうが、この切断部位の修正も行
なう。即ちスラブSの予定長はlであり、これは予
定重量、予定断面サイズから決定されたものであるが、
断面サイズが実測で求まり、これは予定断面サイズとは
若干異なるものであれば長さl2は変更が必要である。
そこで実測した断面サイズで予定重量を割って長さ
2′を求め、メジャーロール36で測定した長さが
2′になるとき切断器15を動作させ、ストランドを
切断する。δは予定の切断部位と実際の切断部位とのず
れを表わす。
かゝる採取スラブの組合せの変更、および実際にストラ
ンドを切断する部位の修正を各切断の度毎に行なう。こ
れにより、計算(予測)上だけでなく実際上も、過不足
δ1を零または僅少な余りにすることができる。切
断は実測に基づいて決定した正確なものであり、組合せ
は切断毎に実測に基づいて推定し修正した、これはまた
可及的に正確なものである。過不足を僅少化できるとい
うことは余裕代を小さくできるということであり、歩留
り向上に益する所は大きい。
次に、上述の制御では鋳片温度に対する補正を省略して
いるが、正確にはこの補正をしなければならない。また
上述の制御では鋳片の厚みは予定通りとし、鋳片の幅を
実測して実績断面サイズを求めているが、正確には鋳片
厚みの実測もしくは補正が必要である。
第2図でこれらの問題を説明するに、第2図(a)でl
〜lは定尺スラブの長さであり、L=l1+l+l
が倍尺スラブの長さであるが、予定温度でなければl
〜lはl1′〜l3′となり、つれてLはL′=
1′+l2′+l3′になる。予定重量の鋳片を得るに
は、LではなくL′で切断しなければならない。このL
とL′には、ストランドの厚みをt,t′、幅をw,
w′、基準温度(800℃)をTo、実測温度をT、係数を
αとして、 の関係がある。また、第2図(b)に示すようにストラン
ド10は、鋳型13を出た所では厚みtが大で、その
後抑えロール群により徐々に絞り込まれて、完全凝固状
態での厚みt3は所望値になるようにされる。即ちt
>t>tである。しかし抑えロールによる減厚が可
能なのはストランド内部に未凝固部分がある間であり、
完全凝固後は減厚不可能である(減厚には圧延ロールの
如き圧下力が必要)。そこで第2図(d)に示すように、
完全凝固位置(クレータエンド)が上流側にくる程、完
全凝固後ストランド(これを切断する)の厚みが大にな
る。
ところでクレータエンド位置は鋳造速度,冷却水による
冷却の程度、および鋼種などにより変る。第2図(c)の
曲線A,Bはある鋼種の固相と液相の境界線を示すが、
この図に示されるように、一般に炭素(C)濃度が大に
なると固相上限温度が下るが、その低下の程度、状況
(A,Bの曲線の形状、両者の間隔)は鋼種により異な
る。そこで、完全凝固後ストランドの厚みは、鋳造速
度、冷却度、鋼種などにより変ることになる。
そこで本発明では凝固計算モデル(これは種々提案され
ている)を用い、実測鋳造速度等から凝固計算モデルを
用いて完全凝固位置を求め、ひいては鋳片厚を予測す
る。実績幅は幅計により実測し、温度も表面温度計によ
り測定し、切断した鋳片が目標重量になるように切断部
位を補正して切断する。温度補正は幅実測値についても
行なう。これにより温度補正された、実績断面サイズに
よる補正がなされた、正確に目標重量の鋳片(倍尺スラ
ブ)が得られる。
〔実施例〕
第3図に本発明を実施する装置の概要を示す。11は取
鍋、12はタンディッシュ、13は鋳型、10はストラ
ンドである。マルチストランド型では鋳型13は複数個
あり、その各々よりストランド10が引出される。14
はピンチロール群で、ストランド10を引出す。15は
切断機で、完全凝固したストランドを所定長(所定重
量)に切断する。また31は放射温度計のような表面温
度計、32,33は光学式のセンサ、34は熱間幅計、
36はメジャーロールである。
重量補正演算部22は温度計31から温度を、幅計34
から鋳片幅を、またピンチロール群14から鋳造速度を
取込み、重量補正演算を行なう。即ち演算部22は処理
部23から次の切断対象の鋳片長が入力されるが、本発
明では、凝固計算モデルを内蔵していて、ピンチロール
群より得た鋳造速度等を用いて鋳造厚を演算し、幅計3
4による実績幅と、温度計31による表面温度を用いて
鋳片断面、ひいては鋳片長を算出して修正切断部位を求
め、これを切断長決定部21を介して切断機制御装置1
6を送って、切断機15を該部位で動作させる。
処理部23はストランドから採取する鋳片群を入力され
ており、実績サイズによるストランド実際重量の推定、
該推定実際重量による各ストランド採取鋳片組合せの修
正、次回切断鋳片の決定、を行なう。
数値例を挙げると、ピンチロールにはパルス発生器が取
付けられており、これが発生する回転パルスの鋳造速度
への変換後、1回/10sec の割合で読み取る。温度計3
1からは幅方向中央部の温度を1回/10sec の割合で読
み取る。光学式センサ32,22は、遮光/通光によ
り、ストランドのステータス情報をとる。幅計34から
の幅読取りも1回/10sec であり、メジャーロール36
は鋳片切断毎に切断機15の原点からのストランド実測
長を与える。
凝固計算モデルではクレータエンド位置を求め、それが
第2図(d)のl以上であれば鋳片厚みtはtとす
る。l以下の場合はt=a・l+bとする。lは完全
凝固位置、a,bは定数である。つまり第2図(d)の曲
線の傾斜部を直線近似して利用する。完全凝固位置lは
2次冷却モデルで算出するが、簡単には l=V・(t/2k) ……(2) から求めてもよい。こゝでVは鋳造速度、tは予定鋳
片厚、kは完全凝固係数であり、冷却パターンにより異
なる。
実績サイズの測定は短い周期で多数回行なって、それら
の平均をとるようにしてもよい。また、ストランドは引
出しを停めたりすると異常部(段注部)が発生し、この
部分は切除する。従って1ストランドはこの部分で、そ
の前後の鋼種は同じであっても、切断することになる。
また、品質異常部ではマシンスカーフを行なうが、マシ
ンスカーフ指示されている鋳片については、切断部位の
決定にマシンスカーフロス量の補正をしておく。
第4図および第5図に処理フローを示す。第4図は定尺
スラブの入替要領を示す図で、処理開始(ST)すると
先ず片ストランド鋳造か否かをチェックする。片スト
ランド鋳造(鋳造ストランドは1本)ならストランド間
鋳片交換は不可能で、従ってこの場合は処理31へ移っ
て、湯余り/湯不足に応じたストランド内鋳片変更を行
なう。片ストランド鋳造でなければ、反対ストランド
の切り合せ完了か(他ストランドの切断部位が決定済み
か)否かのチェックを行ない、切り合せ完了なら片スト
ランド鋳造と同様なので処理31へ移る。切り合せ完了
でなければストランド間鋳片交換が可能であるから処理
1へ移る。
処理1では先ず湯余りか(前記の余りδがあるか)否
かをチェックする。湯余りでなければ湯不足の処理11
へ移り、湯余りなら湯余り長さの計算lR=l3′−l
を行なう。こゝでl3′は実績長、lは予定長、l
は湯余り長さで前述のδに相当する。湯余り長さを計
算したら、次は鋳片の中から最小長さlの鋳片を取
出し、反対ストランドから0l+l−lであ
る鋳片lを探す。かゝるlがあれば(複数あるな
ら最大のものとをとる)処理2へ移るが、なければ処理
31へ移る。
処理2ではl=l+l−lとしてlsαか
否か調べる。こゝでαは無視できる程小さい値であり、
前記修正後の僅少余りδに相当する。lαであれ
ば、lとlを入替える。lαでなければ、
最小長さの鋳片lの次に小さい定尺lを取出、もう
1組交換できるかと同様操作を行なう。即ち反対スト
ランドから0l+l−lとなるlを探し、か
ゝるlpがあれば(複数あればその最大のものをと
る)、lとl及びlとlを入替える。
第5図は湯不足時の処理フローを示す。この処理では先
ずl=l−l3′として湯不足の長さlを計算
する。次に鋳片の中から、定尺長さの大きい方から順
に取出してlΣlであるΣl即ちlu1,lu2
……を取出す。これで湯不足は湯余りになる。今後は湯
余りの処理に入って、反対ストランドから0Σl
−l−lで最大のlを探す。かゝるlがあれば
(がY)処理12へ進むが、なければ他ストランドか
らのスラブ取込みは不可能であるから湯余りの修正には
入らず、単にΣlを切断予定から除く処理32に入
る。
処理12ではl=Σl−lとしてlβか否
か調べる。βはαと同様で、許容できる微小値である。
βならΣlとlを入替え(lを取込
み)、lβでなければ反対ストランドから0l
−lとなる最大のlを探し、かゝるlがあれば
(がY)、Σlとl,lを入替える。
第6図(a)は湯余りが生じた例で、ストランドAでは168
0、ストランドBでも1680(単位は長さの単位)の湯余
りが生じることになった。2950,3470,……などの数値
は定尺スラブの各長さを示す。湯余りが生じることにな
ったので前述の処理でストランド間鋳片交換を行ない、
本例では矢印で示すようにストランドAの5番目のスラ
ブ2230(第4図のl)とストランドBの8番目のスラ
ブ3860(同l)との交換を行ない、変更後のストラン
ドAの湯余りを50にしている。この処理では変更後の
ストランドBの湯余りは3310と拡大されているが(どち
らも湯余りなら一方を縮小、他方を拡大する)、湯余り
がこれだけあれば、切断対象に入っていなかったスラブ
を切断対象に組込むことができる。またかゝるスラブが
今は見出せないときは予備材としておく。
第6図(b)は湯不足が生じた例で、ストランドAでは500
0、ストランドBでは5500の湯不足が生じることになっ
た。そこで前述の処理を行ない、本例ではストランドA
の3番目のスラブ3470とストランドBの2番目のスラブ
2320の交換を行ない、更にストランドAの8番目のスラ
ブ3940をストランドBへ加えた。スラブ3940,3470は第
5図のΣlで、3940+3470=7410であるからl=50
00より大きい。つまり上記を満足している。またΣl
−l=2410となり、スラブ2320は0Σl−l
−lでかつ、lは最大、を満足している。これでス
トランドAでは湯余り90となった。一方、ストランド
Bでは湯不足10590と拡大したが、本例ではスラブ309
0,3270,3940が採取不可能となった。
第4図、第5図の処理では変更対象は最小のもの、大き
い順などとし、あらゆる組合せをとってその中で余り最
小のものを選択するという方法をとらないが、この方
(第4図、第5図)が処理が簡単で、処理時間を短縮で
きる。また段注部などの異常部発生、マシンスカーフ指
示への変更など変動要素も多いので、ストランド切断段
階で厳密に湯余り最小化を図ることは実益に乏しい。
処理21,31を参考迄に第7図に示す。この図でA〜
Bは次の内容をもつ。A……下流の定尺の中から鋳片内
の定尺より小さいものを探して置き換える。B……下流
側よりi鋳片内の定尺より大きいものを探して置き換え
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明ではマルチストランド型連続
鋳造設備において、ストランド間鋳片交換を含む、採取
鋳片組合せの変更を、実績サイズに従って行なって、正
確に過不足を僅少な余りに修正することができる。
また実績サイズを、幅実測、演算厚み、実測温度による
補正を行なって求めるので、正確な実績サイズが得ら
れ、切断鋳片を正確に目標重量にすることができる。
鋳片組合せのチェック/変更は各切断毎に行なうので、
常に実績に従った、最適な鋳片組合せが可能であり、単
なる推定で組合せをする方式のように、余りと思われた
ものが実際は不足であった、という様な誤りを回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の原理説明図、 第3図は本発明を実施する装置の概要を示すブロック
図、 第4図および第5図は本発明の処理要領を示す流れ図、 第6図は鋳片組合せの変形例を示す説明図、 第7図は第4図、第5図のその後の処理例を示す流れ図
である。 第1図、第2図でS1,S2,……は鋳片、15は切断機、
34は幅計、32は温度計である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自ストランドから採取する各種予定重量の
    鋳片群と他ストランドから採取する各種重量の鋳片群と
    の間の、鋳片交換を含む組合せ変更を行なって過不足長
    を僅少化する、マルチストランド型の連続鋳造設備の切
    断長制御方法において、 ストランドの各切断毎に切断機手前のストランドの実績
    断面サイズを測定し、これにより鋳片予定長さを修正
    し、今回切断部位を決定すると共に、前記実績断面サイ
    ズによりストランド予定長さも修正し、修正した予定長
    の中で、採取鋳片の組み合わせを見直し、その後、次回
    切断鋳片の長さによって次回切断位置を決定することを
    特徴とする、マルチストランド型連続鋳造設備の切断長
    制御方法。
  2. 【請求項2】ストランドから各種予定重量の鋳片群を採
    取する、連続鋳造設備の切断長制御方法において、 鋳片の切断機手前の熱間幅計による実績幅と、鋳造速度
    および凝固計算モデルから演算される予測鋳片厚と、温
    度計により測定した表面温度とで、切断した鋳片が目標
    重量になるように下記式によって切断部位を補正して、
    ストランドの各切断を行なうことを特徴とする連続鋳造
    設備の切断長制御方法。 L:予定ストランド長さ L′:修正後ストランド長さ t:予定ストランド厚み t′:実績(推定)ストランド厚み w:予定ストランド幅 w′:実績(推定)ストランド幅 α:温度の影響係数 To:基準ストランド表面温度 T:実績ストランド表面温度
JP30867488A 1988-12-06 1988-12-06 連続鋳造設備の切断長制御方法 Expired - Lifetime JPH0635034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30867488A JPH0635034B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 連続鋳造設備の切断長制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30867488A JPH0635034B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 連続鋳造設備の切断長制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02155552A JPH02155552A (ja) 1990-06-14
JPH0635034B2 true JPH0635034B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=17983921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30867488A Expired - Lifetime JPH0635034B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 連続鋳造設備の切断長制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635034B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5742601B2 (ja) * 2011-09-02 2015-07-01 Jfeスチール株式会社 鋳片の凝固完了位置算出方法および凝固完了位置算出装置
JP5849937B2 (ja) * 2012-12-03 2016-02-03 Jfeスチール株式会社 連続鋳造機における鋳片切断方法および鋳片切断装置
CN109396374B (zh) * 2018-12-11 2021-07-13 南京钢铁股份有限公司 一种新型板坯连铸切割方法
CN110765609A (zh) * 2019-10-18 2020-02-07 上海狮迈科技有限公司 一种高能束切割路径的偏移量补偿方法及高能束切割装置
CN110756749A (zh) * 2019-10-31 2020-02-07 联峰钢铁(张家港)有限公司 一种钢坯长度测量方法
CN113333706B (zh) * 2021-05-18 2022-08-09 唐山不锈钢有限责任公司 一种连铸非稳态铸坯识别和优化切割一级实现的方法
CN113878100B (zh) * 2021-09-29 2023-04-25 重庆钢铁股份有限公司 长尺钢坯切割方法
CN114042882A (zh) * 2021-10-27 2022-02-15 重庆钢铁股份有限公司 一种动态调整提高方坯铸机定尺精度的方法
CN114378272B (zh) * 2022-01-18 2023-07-28 江苏联峰能源装备有限公司 一种连铸机优化切割方法
CN116274918A (zh) * 2022-09-09 2023-06-23 包头钢铁(集团)有限责任公司 一种连铸坯在线切割方法
CN116159976B (zh) * 2023-02-09 2025-04-22 中冶赛迪工程技术股份有限公司 一种铸坯跟踪方法及系统
CN116638059A (zh) * 2023-05-30 2023-08-25 达力普石油专用管有限公司 圆坯长度控制方法、装置、电子设备及存储介质
CN116652144A (zh) * 2023-06-29 2023-08-29 阳春新钢铁有限责任公司 一种稳定高拉速生产模式下铸坯重量的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02155552A (ja) 1990-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0635034B2 (ja) 連続鋳造設備の切断長制御方法
CN112417217A (zh) 一种基于炉次跟踪和铸流跟踪的连铸数据时空匹配方法
CN104023875B (zh) 浇铸方法、尤其连铸方法
CN109047683A (zh) 一种连铸坯智能定重定尺在线控制系统
US20110213486A1 (en) Method and device for controlling the solidification of a cast strand in a strand casting plant in startup of the injection process
CN112068506A (zh) 一种连铸铸坯宽度的自动、快速、准确预报方法
CN113634728B (zh) 连铸实际混浇定尺铸坯混合率实时确定方法及显示方法
US4006633A (en) Method and apparatus for determining heat removal from a continuous caster
JP5821463B2 (ja) 鋼片の切断方法
JP3068830B2 (ja) 連続鋳造における鋳片切断方法
US7044193B2 (en) Method of continuous casting
JP5909907B2 (ja) 連続鋳造における鋳片切断方法
JP5560992B2 (ja) 鋼片の切断方法
Zhi et al. Dynamic water modeling and application of billet continuous casting
JPH07214268A (ja) 連続鋳造設備におけるスラブ幅制御方法
KR950007169B1 (ko) 이종강종 혼합주편의 성분예측방법
JP2002178117A (ja) 連続鋳造方法
JP3525840B2 (ja) 連続鋳造におけるスラブの採寸方法
JPH09314299A (ja) 連続鋳造設備におけるスラブ幅制御方法
JPS61266167A (ja) 連続鋳造鋳片の切断長制御方法
JPS6016300B2 (ja) 連続鋳造設備における2次冷却水制御方法及びその装置
JP4051834B2 (ja) 連続鋳造の操業方法
KR102643833B1 (ko) 이강종 연연주시 강종 예측 정합성 증대 방법
JP3251415B2 (ja) 鋳片の請求明細調整方法
Feng et al. Real-time slab quality diagnosis and analysis system based on solidification mechanism