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JPH0635786B2 - サッシ取付構造 - Google Patents
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JPH0635786B2 - サッシ取付構造 - Google Patents

サッシ取付構造

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JPH0635786B2
JPH0635786B2 JP23728688A JP23728688A JPH0635786B2 JP H0635786 B2 JPH0635786 B2 JP H0635786B2 JP 23728688 A JP23728688 A JP 23728688A JP 23728688 A JP23728688 A JP 23728688A JP H0635786 B2 JPH0635786 B2 JP H0635786B2
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frame
displacement
window frame
sliding
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亘 小林
貞二 今井
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Nikken Sekkei Ltd
Nippon Aluminium Co Ltd
Nippon Aluminium Kenzai Co Ltd
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Nikken Sekkei Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建物のサッシ取付構造に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来のビル等に於いては、窓枠は建物の躯体にボルト等
の固着具により強固に固定されていたため、地震や風等
により建物が大きく揺れた場合には、これに追従出来ず
窓枠やガラスに過大な応力が加わり破損する恐れがあ
る、という問題を生じていた。
本発明は、上記問題点を解決し、地震等による建物の大
きな揺れに対応して、窓枠やガラスが破損することのな
いサッシ取付構造を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のサッシ取付構造に
於いては、サッシ窓枠の上下枠と該窓枠が設けられた躯
体の開口部とを相対移動可能に連結する変位追従用滑り
部を、上記上下枠と、該開口部の上辺部・下辺部との間
に配設すると共に、該窓枠における各コーナー部に直角
保持部を形成したサッシ取付構造であって、該開口部に
生じる層間変位量の30%〜70%を該窓枠の弾性変形に伴
う弾性変形量によって、70%〜30%を上記滑り部にお
ける滑り部位の滑り変位量によって、分担吸収させたも
のである。
また、躯体に固定された連結部材と、サッシ窓枠の上枠
又は下枠に固定された被連結部材と、を備え、さらに、
該連結部材及び該被連結部材の先端部を該先端部間にス
ライド層を介在して重合状とし、且つ、該連結部材及び
該被連結部材の先端部の一方に上下枠の長手方向に細長
状の長孔を形成し他方にこれと直交方向に細長状の長孔
を形成すると共に、該両長孔に固着具を挿通して該固着
具により該両部材を相対移動可能に連結して構成した変
位追従用滑り部を、上記上下枠と躯体開口部との間に設
けたものである。
〔作用〕
建物の揺れによって層間変位が生じたとき、窓枠は、建
物躯体との間に所定の相対変位を生じる。この変位は、
変位追従用滑り部に於いて躯体開口部の上辺部又は下辺
部と窓枠とが相対移動することによって、さらに、窓枠
のコーナー部以外の部分つまり上下枠及び左右竪枠の中
途部が弾性変形することによって、層間変位量が吸収さ
れる。
建物躯体と窓枠との間に相対変位が生じたとき、変位追
従用滑り部に於いては、連結部材と被連結部材の先端部
が相互に重合状に保持された状態にて、一方の先端部が
他方の先端部に対し、上下枠の長手方向又はこれと直交
方向に滑るように相対移動する。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第1図乃至
第3図に於いて、サッシ窓枠1が建物躯体4の開口部14
内に設けられている場合を示し、該窓枠1は、上下枠
2,3と、左右竪枠15,16 とからなる。躯体開口部14と
窓枠1外周部との間隙部31には、1次シールとしてのコ
ーキング材17,バックアップリング18、及び、2次シー
ルとしてのパッキン19が夫々介装されている。上枠2の
屋外側Cの面20には屋外側Cへかつ下方向へ突出状とし
た雨切り21が形成されている。この雨切り21は、上枠2
に一体状に形成され(同一型材であり)、上方から流れ
落ちてくる雨水を切って、壁面及び窓面の雨垂れによる
汚れを防止する。その形状は第1図のように、屋外下方
へ勾配を有して上面には水溜りを生ぜず、かつ、先端部
は水切れが良いように鉛直にカットされている。つま
り、雨切り21の内側(下面)へ水が巻き込もうとしても
直ちに切れる。
窓枠1には略コの字型断面の押さえ縁23が取り付けられ
ており、具体的には、該押さえ縁23は、上下枠2,3及
び左右竪枠15,16 の所定部位に夫々形成した係止孔22…
に、端縁を嵌入係止させると共に、ビス等の固着具58…
を用いて窓枠1の内周部に固着されている。
24は窓枠1内に設けられたガラス板であって、該ガラス
板24は、窓枠1の突設縁部25と押さえ縁23との間に配設
され、具体的には、ガラス板24の外周縁部26は、突設縁
部25と押さえ縁23とで形成した収納凹所27内に、両面に
接着剤層としてのコーキング材28を固着された状態にて
支持固定されている。該収納凹所27内のさらに奥部側に
は、ガラス板24との間にガラス押さえ29…が設けられて
いる。
なお、図例では、窓枠1の屋外側Cの面20を建物の壁面
と同一面上に設定している 第2図に於いて、33…は矩形状のPC版であり、図例で
は、該PC版33…によって建物躯体4を構成している。
しかして、S…は変位追従用滑り部であって、該滑り部
S…は、窓枠1の上下枠2,3と、躯体開口部14の上辺
部32,下辺部33との間に所定間隔にて複数配設され、こ
れによって、上下枠2,3と、躯体開口部14とを相対移
動可能に連結している。また、該変位追従用滑り部S…
は、躯体4に固着された略L字型断面の連結部材5と、
サッシ窓枠1の上枠2又は下枠3に固着されると共に屋
外方向へ延伸状とされた被連結部材8と、を備えてい
る。連結部材5と被連結部材8とは、その先端部9,30
を該先端部9,30間にスライド層13…を介在して重合状
とし、且つ、連結部材5に上下枠2,3の長手方向Aに
細長状の長孔10を形成し、被連結部材8にこれと直交方
向Bに別の長孔11を形成すると共に、該両長孔10,11 に
ボルト等の固着具12を挿通して該固着具12により相互に
相対移動可能に連結されている。図例では、連結部材5
の先端部9の両面側に該スライド層13及び別のスライド
層13を夫々配設した場合を示している。34は固着具12に
螺合するナット部材、32,32 はワッシャである。一方の
ワッシャ32は被連結部材8に溶接等により固着される。
スライド層13…については、上枠2側の滑り部S…にお
けるスライド層13をテフロン(登録商標)板とし、下枠
3側のスライド層13をステンレス板とする。なお、テフ
ロン(登録商標)板に代えて連結部材5等の表面にテフ
ロン(登録商標)コーティングや含油樹脂コーティング
をしたものであってもよい。連結部材5の基端部35は、
アンカーボルト,固定用ボルト等から成る固着具36によ
って躯体4に、また、被連結部材8の基端部37は、被連
結部材8に設けたネジ孔に螺合するボルト等の固着具38
によって上枠2又は下枠3に、夫々連結固定されてい
る。連結部材5の基端部35の取付用孔48は、後記するレ
ベル調整のために上下方向の長孔とされている。第7図
に示すように、連結部材先端部9に直接接触するスライ
ド層13,13には先端部9の長孔10と平行な長孔39,39
を、該スライド層13,13 と重合する別のスライド層13,1
3 には丸孔を40,40 を夫々形成する。なお、連結部材5
側のスライド層13,13は先端部9に夫々接着されてい
る。
41はステンレス等のリングであって、該リング41は連結
部材5の先端部9の長孔10内に嵌挿され、該連結部材5
と固着具12との摩擦を減少させ且つ摩擦音が出るのを防
止する。
上枠2側の変位追従用滑り部S…の場合と異なり、下枠
3側の変位追従用滑り部S…に於いては、第3図に示す
ように、左右の固着具38,38 の中央にレベル調整用部材
42…が配設されている。具体的には、第8図に示すよう
に、該レベル調整用部材42はボルト等から成り、下枠3
所定部位に設けた貫孔43、及び被連結部材8の基端部37
に設けた調整用ネジ孔44に挿通又は螺合されると共に、
その下端部を荷重受け材45に当接している。46は固定用
ナットであり、その頭部の六角孔47を介して調整用部材
42を回動し、サッシ窓枠1の水平度を調節したうえ該ナ
ット46を締め付けて固定する。この調整作業は押え23縁
を取り付ける前に行う。上記レベル調整用部材42は、下
枠3側の滑り部S…の内でも左右竪枠15,16 近傍の2箇
所に設けられる。なお,この調整後、連結部材5…の基
端部35は固着具36を介して躯体4に固着される。
変位追従用滑り部S…のうち、下枠3側の中央の滑り部
Sのみが固定状とされる(第2図を参照)。つまり、第
1図中、仮想線49で示す如く、連結部材5と被連結部材
8の各先端部9,30を溶接等により固着して、接合部を
形成する。従って、該接合部49を設けることによって、
上枠2と開口部14の上辺部53とは、下枠3と開口部14の
下辺部54間よりは、相互に移動可能な状態に設定した。
なお、第1図中、上枠2上面の凹溝55は、雨水等が万一
浸入した場合には雨水受けとなる。開口部14の下辺部54
に設けた排水用鵜凹溝56についても同様である。
しかして、第1図に於いて、窓枠1における各コーナー
部6…には直角保持部7…が形成されており、図例で
は、コーナー連結L型材50…を用いてコーナー部6…を
補強した場合を示している。
具体的には、第4図に示す様に、例えば上枠2と右竪枠
16の45度の傾斜状に仕上げた各端部に、L型材50の両端
部を嵌め込んだうえで、かしめ51…等により上枠2,右
竪枠16にL型材50…を固着して構成したものであり、こ
のように、コーナー部6…の剛性を高めることによって
窓枠1の弾性変形時に、コーナー部6…の角度を直角R
に保持するものである。なお、L型材50を固着するに
は、第5図及び第6図に示す様に溶接にて行うも好まし
く、52は溶接による接合部である。その他には、ビス等
にて行ってもよい。
第2図に於いて、建物の矢印方向Dの揺れによって、躯
体4に、仮想線で示すように同方向Dの層間変位が生じ
た場合、この大きさを層間変位量Lで表す。ここに、該
層間変位量Lは、開口部14の下辺部54を構成するPC版
33に対する、開口部14の上辺部53を構成するPC版33の
相対的変位に相当する。なお、57,57 は建物における上
下階の床部を示している。第10図に示すように、窓枠1
が上記矢印方向Dの層間変位を受けると、先ず、変位追
従用滑り部S…に於いて、開口部14の上辺部53に固着さ
れた連結部材5が矢印D方向に所定の滑り変位量L
て移動する。このとき同時に、相互に接触するスライド
層13,13の一方が該連結部材5と共に他方のスライド層
13に対して摺動しつつ移動する。なお、下枠3側の変位
追従用滑り部S…に於いて、連結部材5と被連結部材8
間では僅かに相対移動が生じる。このように上枠2側の
変位追従用滑り部S…に於いて、連結部材5と被連結部
材8との間、ひいては開口部14の上辺部53と上枠2との
間に生じる滑りつまり滑り変位量Lは、固着具12が連
結部材5の長孔10の端部に当接する迄の距離に相当す
る。そして、層間変位量Lが、この滑り変位量Lの大
きさを越える場合には、第9図に示すように、開口部14
の上辺部53,窓枠1の上枠2等を介して、窓枠1は矢印
方向Dの力を受け、仮想線のように弾性変形する。この
場合、窓枠1のコーナー部6…は、直角保持部7…を設
けたことにより剛性大であるため、上下枠2,3及び左
右竪枠15,16 はこれらの中途部のみが変形し、コーナー
部6…は常時直角Rに保持される。そして、このときの
窓枠1の矢印方向Dの弾性変形による弾性変形量L
上記滑り変位量Lとによって、層間変位量Lが夫々分
担吸収されることになる。この場合、矢印方向Dの相対
移動量Lのうち、30%〜70%好ましくは60%を窓枠1の
弾性変形に伴う弾性変形量Lによって、70%〜30%好
ましくは40%を変位追従用滑り部S…における滑り変位
の滑り変位量Lによって、分担吸収させる。
上記実施例の場合と異なり、第11図に示すように、連結
部材5の長孔10を直交方向Bに形成し、被連結部材8の
長孔11を上下枠2,3の長手方向Aに形成するも好まし
い。
上記実施例に於いては、ステンレス製リング41を連結部
材5の長孔10内に嵌挿したので、該リング41内に挿通さ
れた固着具12が長孔10内を相対移動する場合、リング41
と固着具12が相互に噛み合うことがない。つまり、リン
グ41が回転して連結部材5と固着具12との摩擦が減少
し、連結部材5と被連結部材8間の相対的な動きが円滑
に行われる。
〔発明の効果〕 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
地震や風等によって建物が揺れた場合、この揺れを
吸収して、窓枠1やガラス板24が破損するのを防止する
ことが出来る。
開口部14に生じる層間変位量Lを、変位追従用滑り
部S…における変位と窓枠1における弾性変位との両方
で吸収分担させたので、窓枠1の一部に過大な応力が加
わるようなこともなく、窓枠1に永久歪みが生じない。
窓枠1における各コーナー部6…に直角保持部7…
を形成したので、建物の揺れに伴う窓枠1における変位
を、上下枠2,3や左右竪枠15,16 の中途部に生じさせ
ることが出来る。
変位追従用滑り部S…に於いては、連結部材5と被
連結部材8とがスライド層13を介して円滑に相対移動可
能に連結されているので、建物に揺れが生じたときは、
先ず、変位追従用滑り部S…にて滑り変位が生じ、その
後窓枠1に弾性変形を生じる。従って、躯体開口部14に
生じる層間変位量Lの一部が吸収された後、その残りが
窓枠1に吸収されるので、窓枠1に過大な応力が加わる
のを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す拡大断面側面図、第2
図は正面図、第3図は一部省略した拡大断面平面図、第
4図は直角保持部を示す正面図、第5図と第6図は直角
保持部の夫々他の具体例を示す正面図、第7図は変位追
従用滑り部の一部を省略した分解斜視図、第8図は窓枠
取り付け時のレベル調整方法を示す一部省略した断面側
面図、第9図と第10図は夫々作用説明図、第11図は他の
実施例を示す拡大要部断面図である。 1……サッシ窓枠、2……上枠、3……下枠、4……躯
体、5……連結部材、6……コーナー部、7……直角保
持部、8……被連結部材、9……先端部、10,11 ……長
孔、12……固着具、13……スライド層、14……開口部、
S……変位追従用滑り部、L……層間変位量、L……
弾性変形量、L……滑り変位量、A……長手方向、B
……直交方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 亘 愛知県安城市北山崎町築地1番地 日本ア ルミニウム建材株式会社内 (72)発明者 今井 貞二 愛知県安城市北山崎町築地1番地 日本ア ルミニウム建材株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシ窓枠1の上下枠2,3と該窓枠1が
    設けられた躯体4の開口部14とを相対移動可能に連結す
    る変位追従用滑り部S…を、上記上下枠2,3と、該開
    口部14の上辺部53・下辺部54との間に配設すると共に、
    該窓枠1における各コーナー部6…に直角保持部7…を
    形成したサッシ取付構造であって、 該開口部14に生じる層間変位量Lの30%〜70%を該窓枠
    1の弾性変形に伴う弾性変形量Lによって、70%〜30
    %を上記滑り部S…における滑り変位の滑り変位量L
    によって、分担吸収させることを特徴とするサッシ取付
    構造。
  2. 【請求項2】躯体4に固定された連結部材5と、サッシ
    窓枠1の上枠2又は下枠3に固定された被連結部材8
    と、を備え、さらに、該連結部材5及び該被連結部材8
    の先端部9,30を該先端部9,30間にスライド層13を介
    在して重合状とし、且つ、該連結部材5及び該被連結部
    材8の先端部9,30の一方に上下枠2,3の長手方向A
    に細長状の長孔10を形成し他方にこれと直交方向Bに細
    長状の長孔11を形成すると共に、該両長孔10,11に固着
    具12を挿通して該固着具12により該両部材5,8を相対
    移動可能に連結して構成した変位追従用滑り部S…を、
    上記上下枠2,3と躯体開口部14との間に設けたことを
    特徴とするサッシ取付構造。
JP23728688A 1988-09-21 1988-09-21 サッシ取付構造 Expired - Lifetime JPH0635786B2 (ja)

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