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JPH0635948B2 - 吸光式自動分析装置 - Google Patents
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JPH0635948B2 - 吸光式自動分析装置 - Google Patents

吸光式自動分析装置

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JPH0635948B2
JPH0635948B2 JP6371290A JP6371290A JPH0635948B2 JP H0635948 B2 JPH0635948 B2 JP H0635948B2 JP 6371290 A JP6371290 A JP 6371290A JP 6371290 A JP6371290 A JP 6371290A JP H0635948 B2 JPH0635948 B2 JP H0635948B2
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JP
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absorbance
reaction
reaction container
liquid
solution
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、測定セルを兼ねる複数の反応容器を循環させ
て反応容器内に調整した反応液の吸光度変化や、吸光度
に基づいて酵素活性単位や、目的成分の濃度を測定する
吸光式自動分析装置における測定セルの光路長差に基づ
く濃度換算係数や、酵素活性単位換算係数の算出誤差の
顕在化を防止する技術に関する。
(従来技術) 吸光度を測定パラメータとする分析装置にあっては、試
料と試薬との混合液を反応容器に収容し、測定セルを兼
ねる反応容器を透過した光の強度を測定する関係上、検
出される光の強度は混合液の濃度ばかりでなく、反応容
器の光路長、すなわち液厚や、光路方向のサイズ等を含
めた総合的な光路長に依存することになる。
このため、複数の反応容器を循環させて反応容器を再使
用しながら複数の試料や、異なる分析項目を処理する吸
光度分析装置にあっては、分析作業に先立って試料と同
量の純水、あるいは目的成分を含まない濃度ゼロの標準
液と分析試薬とを混合して調整した試薬ブランク液と試
料と同量の既知濃度の目的成分を含む標準液と分析試薬
とを混合して調整した標準試料反応液を用い、第5図に
示したように1乃至複数の反応容器〜からなるグル
ープ1の群には一定量の試薬ブランク液を調製してその
吸光度Ab1、Ab2‥‥Ab4を測定し、また次の1乃至複
数の反応容器〜からなるグループ2の群には一定量
の標準試料反応液を調製してその吸光度As5、As6‥‥
s8を測定し、試薬ブランク液の平均吸光度 と標準試料反応液の平均吸光度 との差 を求め、これと標準液の目的成分の濃度との比から濃度
(酵素活性単位)を算出していた。
このような手法によれば、反応容器は可及的に光路長が
同一となるように高い精度で作られている関係上、目的
成分の単位濃度当りの吸光度差が大きな成分の分析にあ
っては、実用上十分な測定精度を示すことになる。
しかしながら、それでも個々の反応容器の間にはわずか
ではあるが、光路長にバラツキが存在するため、試薬ブ
ランク液、及び標準試料反応液の吸光度が高くて単位濃
度当りの吸光度差が小さい項目、例えばGOTやGPT
などのトランスアミナーゼ酵素活性単位換算係数の決定
においては、無視し得ない誤差を生じることがあった。
すなわち、実用分析に供されている硬質ガラス製の反応
容器(公称光路長6mm)80個をサンプルとし、これに
同一の色素液 0.8ミリリットルを分注してそれぞれにつ
いて吸光度を測定したところ、その結果は次のようにな
った。
平均値() :1.644 (ABS) 変動係数(CV):0.227% 最小吸光度 :1.637 ABS 最大吸光度 :1.651 ABS この結果から見る限り、平均値との差分の割合つまり変
動係数(CV)は、0.227%と良好ではあるが、吸光度が最
小のものと最大のものとの差、つまり最大変動巾は、
[(1.651-1.637)/1.644]×100 =0.85%となる。
この最大変動巾が酵素活性単位の測定に与える影響につ
いて、GOT の分析に例を採って考察することになる。
GOT の代表的な分析法であるGSCC(ドイツ臨床化学会)
法やIFCC(国際臨床化学会)法では試薬ブランク液の終
吸光度は、測定波長 340ナノメートルにおいて 1.3〜1.
4ABSの範囲が採用されているので、計算値として1.4ABS
を採用する。
また、試薬液の量(TV)と試料の量(SV)の割合は、必ずし
も規定されていないが、概ねSV/TV=1/25〜1/40の範囲
が用いられているので、試算値としてSV/TV=1/30を採
用する。
さらに、GOT の酵素活性単位換算係数(K)を求める際
に用いるピルビン酵標準液の濃度として、2ミルモル、
1ミルモル、0.5ミリモルを採用し、また反応容器の
光路長の変動巾を1%、つまり±0.5 %として上記各濃
度における酵素活性単位換算係数(K)に与える影響に
ついて試算した。
I.標準液のピルビン酸濃度が2ミルモルの場合 試薬ブランク液(吸光度1.4 ABS に調製)の吸光度測
定時における吸光度の変動巾 1.4×(100±0.5)/100=1.393 〜1.407(ABS) 標準反応液の吸光度測定時における吸光度の変動巾 1.4-△C×ε×(SV/TV)×l = 1.4-(2×10-3) ×(6.30 ×(103)×1.0 =0.980(ABS) ただし、△Cはピルピン酸とGOT 試薬中のNADHの LDH反
応により生じるNADHの減少濃度、つまりピルビン酸のモ
ル濃度に相当する。
εは、NADHの分子吸光係数 SV/TV は、試薬ブランク液と標準試料反応液の体積比 lは、反応容器の光路長、この計算例では1.0 センチメ
ートル この標準試料反応液における吸光度の変動巾は 0.98×(100±0.5)/100=0.975 〜0.985(ABS) 反応容器の光路長の変動巾が酵素活性単位換算係数
(K)に与える影響 K=[標準液の濃度C(マイクロモル/リットル)]/ [標準試料反応液の吸光度−試薬ブランク液の吸光
度] =(2×103)/[(0.975〜0.985)-(1.393 〜1.407)] =(2×103)/(-0.408〜0.432)=-4.902〜-4.630×103 この値をK(理論値)=(2×103)/0.42= -4.762×10
比較すると、[(4.902-4.630)/4.762]×100=5.71%の変
動巾となる。
II.標準液のピルビン酸濃度が1ミルモルの場合 標準反応液の吸光度測定時における吸光度の変動巾 標準試料反応液の吸光度は、1.4- (1×10-3) ×(6.30
×103×(1/30)×1.0=1.19(ABS) これの吸光度変動巾(範囲)は1.19×(100±0.5)/100=
1.184〜1.196(ABS) 反応容器の光路長の変動巾が酵素活性換算係数(K)
に与える影響 K=1×103/[(1.184 〜1.196)-(1.393 〜1.407)] =1×103/(0.197〜0.223)= -5.076 〜-4.484×10 K(理論値)=−4.762 との比較では[(5.076-4.484)/
4.762]×100 =12.43 %の変動巾となる。
III.標準試料液のピルビン酸濃度が0.5 ミルモルの場
合 標準反応液の吸光度は、 1.4- (1×103)×(6.30 ×10
3×(1/30)×1.0=1.295(ABS) これの吸光度変動巾(範囲)は、1.295 ×(100±0.5)/1
00=1.289 〜 1.301(ABS) 反応容器の光路長の変動巾が酵素活性単位換算係数
(K)に与える影響 K=0.5 ×10/[(1.289 〜 1.301) -(1.393〜1.407)]=0.5 ×103/(-0.092 〜 -0.118)=−5.435 〜−4.237 ×10 これをK(理論値)と比較すると、 [(5.435-4.237)/4.762]×100=25.16 %の変動巾とな
る。
このように、標準液の濃度が薄くなるほど、反応容器間
における光路長差が酵素活性単位換算係数(K)に与え
る影響が顕著なるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、反応容器間に存在する光
路長の影響が顕在化し易い試料ブランク液及び反応液の
両吸光度が高くて単位濃度当りの吸光度差が小さい項目
の分析、例えばGOTや、GPT 等のトランスアミナーゼ酵
素活性値換算係数(K)の決定において、光路長の変動
によるKの変動要因を極力排除することができる新規な
吸光式自動分析装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) このような問題を解決するために本発明においては、測
定セルを兼ねる複数の反応容器を収容して前記反応容器
を試料分注ステーション、試薬分注ステーション、吸光
度測定ステーション、及び洗浄ステーションを循環させ
る反応容器移送手段と、反応容器が試料分注ステーショ
ンに到達したことを検出する反応容器検出手段と、前記
反応容器の第1回目の移送時の校正用の第1液と分析試
薬を、また第2回目の移送時に校正用の第2液と分析試
薬を各々文注するとともに、前記第1液・分析試薬反応
液による各反応容器に対応付けて吸光度を記憶手段に格
納し、また第2液・分析試薬反応液による各反応容器の
吸光度が測定されたとき、前記記憶手段に格納されてい
る第1液・分析試薬反応液の吸光度を読出して吸光度差
を求め、濃度換算係数を演算する手段を備えるようにし
た。
(作用) 同一の反応容器により測定された第1液と第2液の各標
準液反応液の吸光度差を用いるため、反応容器間に存在
する光路長差の極端な組合せ、つまり最大光路長を有す
るものと、最小光路差を有するものとに大きな誤差を含
んだ吸光度の差を濃度(酵素活性単位)換算係数の演算
に取込んでしまうことが防止され、装置本来の精度での
測定が可能となる。
(実施例) そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、図中符
号1は、反応ディスクで、複数の反応容器2、2、2‥
‥を収容して、各反応容器2、2、2‥‥を試料分注ス
テーション3、試薬分注ステーション4、吸光度測定ス
テーション5、洗浄ステーション6を循環的に移動させ
るものであり、少なくとも試料分注ステーション3から
吸光度測定ステーション5に至る経路間で反応容器2、
2、2‥‥を一定温度に保持するように構成されてい
る。
7は、試料分注位置に配置された反応容器検出器で、こ
れからの信号は、マイクロコンピュータにより構成され
た制御装置8に入力している。9は、前述のデータ記憶
装置で、第2図に示したように少なくとも反応ディスク
1に収容された反応容器2、2、2‥‥の個数と同一の
記憶領域を備えており、校正時に初期に測定される吸光
度、例えば試薬ブランク液の吸光度を格納するように構
成されている。
次に、このように構成した装置の動作を第3図に示した
フローチャートに基づいて説明する。
装置を校正モードに設定すると、制御装置7は、今、反
応容器検出器7に対向していることを確認し(ステップ
イ)、この反応容器2を第1番目のものと確認し、順
次、第2番目以降の反応容器2、2、2‥‥についても
データ記憶装置9にアドレスを割合てる。
このようにして、反応ディスク1に収容されている各反
応容器2、2、2‥‥についての識別作業に引続いて、
制御装置8は試料分注ステーション3において予め設置
されている校正用の第1標準、及び分析試薬の各所定量
を、識別した各反応容器2、2、2‥‥(第4図乃至
)に分注し(ステップ ロ、ハ)、これら反応容器
2、2、2‥‥を一定温度に維持した状態で吸光度測定
ステーション5に移動させる(ステップ ホ)。この第
1標準試料標準反応液を収容した第1番目の反応容器2
が吸光測定ステーションに到達して(ステップ ホ)、
これの吸光度Ab1が測定される(ステップ ヘ)。この
吸光度Ab1は、データ記憶装置の第1の領域、つまり反
応容器の順番に対応付けて格納される(ステップ
ト)。以下、ステップ(イ)〜(チ)により第2番目、
第3番目‥‥の反応容器に対して同様の処理により第1
標準反応液についての吸光度Ab2、Ab3‥‥Abnが測定
され、反応容器2、2、2‥‥の移送順に対応付てデー
タ記憶装置9の格納される。
このようにして、吸光度測定ステーションを出た反応容
器2、2、2‥‥は、洗浄ステーション6において洗
浄、及び乾燥処理された後、再使用可能な状態となる。
再使用可能となった反応容器2、2、2‥‥は、再び元
の位置に戻って反応容器検出器7に対向する。もとよ
り、反応ディスク1に収容されている反応容器2、2、
2‥‥の個数は既知であるから、制御装置8は、第1番
目の反応容器2が試料分注ステーション3に位置してい
ることを認識する(ステップ チ、リ)。
この段階で、制御装置8は、試料分注ステーション3に
おいて、第1番目の反応容器2(第4図)に校正用の
第2標準液、及び分析試薬の各所定量を調製し(ステッ
プ ヌ、ル)、再び吸光度測定ステーション4に移送さ
せている(ステップ オ)。このような操作を第2番目
以降の反応容器2、2、2‥‥(第4図〜)に対し
ても行う。第1番目の反応容器2についての吸光度As1
が測定された時点で(ステップ ワ、カ)、制御装置8
は、データ記憶装置9の内から前回測定された第1番目
の反応容器の第1標準試料反応液についての吸光度Ab1
を読出し、両者の差分(As1−Ab1)を算出する(ステ
ップ ヨ)。
このようにして、全ての反応容器についての差分(As2
−Ab2)、(As3−Ab3)、‥‥(Asn−Abn)の測定
が終了した段階で(ステップ タ)、これらの平均値
(As−Ab)=[(As1−Ab1) +(As2−Ab2)+‥‥
+(Asn−Abn)]/nを求め(ステップ レ)、この平均
値に基づいて濃度(酵素活性単位)換算係数K=C/
(AS−Ab)を算出する(ステップ ソ)。
これによれば、各反応容器毎な求められた吸光度差(A
S−Ab)は、反応容器の変動幅内に収まっているか
ら、濃度(酵素活性単位)換算係数(K)の変動幅も反
応容器自体の光路長の変動幅に収まることになって、前
述したような光路長差による誤差が著しく拡大されるこ
とがなく、装置本来、及び反応容器が有しているの測定
精度を発揮することができる。
なお、この実施例においては、各反応容器における吸光
度差を求め、これの平均値に基づいて濃度(酵素活性単
位)換算係数を算出するようにしているが、各反応容器
の1個毎について各々の換算係数を求め、これの平均値
を用いるようにしても同様の作用を奏することは明らか
である。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明においては、測定セルを兼
ねる複数の反応容器を収容して前記反応容器を試料分注
ステーション、試薬分注ステーション、吸光度測定ステ
ーション、及び洗浄ステーション循環させる反応容器移
送手段と、反応容器が試料分注ステーションに到達した
ことを検出する反応容器検出手段と、前記反応容器の第
1回目の移送時に校正用の第1液と分析試薬を、また第
2回目の移送時に校正用の第2液と分析試薬を各々分注
するとともに、前記第1液・分析試薬反応液による各反
応容器に対応付けて吸光度を記憶手段に格納し、また第
2液・分析試薬反応液による各反応容器の吸光度が測定
されたとき、前記記憶手段に格納されている第1液・分
析試薬反応液の吸光度を読出して吸光度差を求め、濃度
換算係数を計算する手段を備えたので、同一の反応容器
により第1と第2の液について吸光度差を測定して反応
容器の製造誤差に起因する光路長差の範囲内での濃度
(酵素活性単位)換算係数を求めることができて、不測
の大きな誤差の混入を防止して測定精度との信頼性の高
い分析結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置の構成図、第2図
は第1図装置に使用されるデータ記憶装置の一実施例を
示す模式図、第3、4図は同上装置の動作を示すフロー
チャートと説明図、第5図は吸光式自動分析装置の従来
の校正方法を示す説明図である。 1……反応デイスク、2……反応容器 3……試料分注ステーション 4……試薬分注ステーション 5……吸光度測定ステーション 6……洗浄ステーション 7……反応容器検出器 9……データ記憶装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定セルを兼ねる複数の反応容器を収容し
    て前記反応容器を試料分注ステーション、試薬分注ステ
    ーション、吸光度測定ステーション、及び洗浄ステーシ
    ョンを循環させる反応容器移送手段と、反応容器が試料
    分注ステーションに到達したことを検出する反応容器検
    出手段と、前記反応容器の第1回目の移送時の校正用の
    第1液と分析試薬を、また第2回目の移送時に校正用の
    第2液と分析試薬を各々分注するとともに、前記第1液
    ・分析試薬反応液による各反応容器に対応付けて吸光度
    を記憶手段に格納し、また第2液・分析試薬反応液によ
    る各反応容器の吸光度が測定されたとき、前記記憶手段
    に格納されている第1液・分析試薬反応液の吸光度を読
    出して吸光度差を求め、濃度換算係数を演算する手段を
    備えてなる吸光式自動分析装置。
JP6371290A 1990-03-13 1990-03-13 吸光式自動分析装置 Expired - Lifetime JPH0635948B2 (ja)

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