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JPH0636064B2 - 核燃料集合体の組立装置 - Google Patents
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JPH0636064B2 - 核燃料集合体の組立装置 - Google Patents

核燃料集合体の組立装置

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JPH0636064B2
JPH0636064B2 JP62282651A JP28265187A JPH0636064B2 JP H0636064 B2 JPH0636064 B2 JP H0636064B2 JP 62282651 A JP62282651 A JP 62282651A JP 28265187 A JP28265187 A JP 28265187A JP H0636064 B2 JPH0636064 B2 JP H0636064B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (発明の技術分野) この発明は、核燃料集合体の組立装置に係り、特に、効
率向上、被曝線量低減を目指した核燃料集合体組立装置
に関する。
(従来の技術) 一般に、原子炉用の核燃料集合体においては、その長手
方向複数個所に燃料棒スペーサを設け、複数本の燃料棒
の間隔保持を行うようにしてある。
すなわち、第7図は上記原子炉用の核燃料集合体1の縦
断面図であって、上下両端部をそれぞれ上部タイプレー
ト2および下部タイプレート3に支持された複数本の燃
料棒4およびウオータロッド5が配列装着されており、
さらに上記燃料棒4を整列支持し燃料棒4の横方向の振
動を拘束すると共に冷却材の流路を確保するためのスペ
ーサ6が、上記燃料棒4の軸方向に複数個設けられてい
る。ところでこの核燃料集合体例においては、上下部タ
イプレートを8本の結合燃料棒7により固定するように
なっており、上記結合燃料棒7の下部端栓を下部タイプ
レート3にネジ込むことにより結合燃料棒7の下部が下
部タイプレート3に連結固定され、上記結合燃料棒7の
上部端栓8を上部タイプレート2に挿通してナット止め
することによって結合燃料棒7の上部が上部タイプレー
ト2に連結固定され、各燃料棒4はスプリング9により
下部方向に押圧固定され全燃料棒が固定されている。
そこで、上記核燃料集合体の組立てに際しては、第8図
に示すように、下部タイプレート3およびスペーサ6を
組立装置の基盤10上の所定位置に固定し、まずウオー
タロッド5をスペーサ6の所定のセル内に押し込み、そ
の後、8本の結合燃料棒7を下部タイプレート3にネジ
込み(第9図(B))、下部タイプレート3の挿入面と
燃料棒軸方向とが直角になるようにした後、その他の燃
料棒4を順次挿入して行くようにし、全燃料棒挿入後、
上部タイプレートを装着するようにしていた。第10図
(A)、(B)は従来技術に於ける下部タイプレート固
定治具を示す図であって、基台11に下部タイプレート
固定枠12とテーパ支持部13がハンドル14とネジ1
5により燃料棒軸方向に移動自在に取り付けられてい
る。固定枠12は、上記基台11に対して燃料棒軸方向
に移動自在に装着された基杆16に水平ピン17を中心
として揺動可能に取り付けられた第1のアーム18と、
そのアーム18の頂部にボルト19で水平面内で回動自
在に取り付けられた第2のアーム20と前記基杆16の
他端部に水平ピン21を中心として揺動可能に取り付け
られた第3のアーム22により構成され、上記第3のア
ーム22の頂部に第2のアーム20の先端を固定ネジ2
3によって連結することにより枠体を形成し、基杆16
上の基盤24、第1および第3のアーム18,22の内
面、および第2のアーム20に取り付けられた押圧杆2
5とによって、下部タイプレートを固定する状態にクラ
ンプし固定するようにしてある。また、テーパ支持部2
0には下部タイプレート3のテーパ部を受ける筒状のテ
ーパ部受け26が装着されており、そのテーパ部受け2
6の先端内周面に形成されたテーパ面に下部タイプレー
ト3のテーパ部が係合され、そのテーパ支持部13によ
り下部タイプレート3の第8図における右方向に対する
拘束を行うようにしてある。また、前記基盤10上には
第8図に示すように燃料集合体のスペーサと対応する位
置にスペーサ固定治具27が装着されており、そのスペ
ーサ固定治具としては第9図に示す下部タイプレート固
定治具のうちテーパ支持部13を除いたものと同等とし
てある。
しかして、燃料集合体組立完了後、第11図に示すよう
に組立台基台30を鉛直方向に立て上部タイプレート2
のハドルにクレーンのフック31をかけた後、スペーサ
および下部タイプレートの固定枠12の固定ネジ23を
ゆるめ2個のアームを開き、スペーサ、下部タイプレー
トの固定状態を解除する。この後クレーンのフック31
を矢印方向に移動させるとその下部タイプレート3がテ
ーパ部受け26からスムースに外れ燃料集合体は組立台
から取り外されることになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この従来方式での組立は、先ず、結合燃料棒か
ら挿入し下部タイプレート挿入面と燃料棒軸方向との直
角を出す必要があり、その作業が面倒であり非能率的で
ある等の問題がある。
また、クレーンを手動で操作しながら第11図に示すよ
うに燃料集合体を移動することは燃料集合体下部で手で
支えるなどしながら行なえば可能であるが、インチング
動作を行なうなど繁雑であり、作業員がクレーンで燃料
集合体収納庫に移動収納した後でないと次の燃料集合体
の組立作業に取り掛れない、等の問題があった。また、
現状の被曝線量を問題の無い量ではあるが、将来プルサ
ーマル燃料等が導入される際には移載自動化が必要とな
り、従来方式ではこれらに対応できない問題があった。
本発明の第1の目的は、この様な点に鑑み、効率が良い
核燃料集合体組立用装置を提供することにある。
また本発明の第2の目的は、燃料棒挿入順によらず下部
タイプレートの燃料棒取付面と燃料棒とが精度良く直角
をなすようになる核燃料集合体組立装置を提供するにあ
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は格子状或は蜂の巣状などに配設されたスペーサ
セル内にそれぞれ燃料棒を挿入して各燃料棒の間隔保持
を行ない、上、下部のタイプレートによって燃料棒の上
下部を保持するようにした核燃料集合体の組立装置にお
いて、燃料集合体とほぼ同じ長さを有する基台を、燃料
集合体燃料棒軸方向が水平方向から鉛直方向に立ち上げ
られるよう回動自在に架台に装着し、その基台上の燃料
棒挿入末端位置に、下部タイプレート枠面を保持固定す
る下部タイプレート枠面固定装置と、上記基台に燃料棒
軸方向に対して垂直に立設された支持板に下部タイプレ
ートの固定面に係合する治具を燃料棒の軸線に対して直
角方向にスライド可能に装着するとともに、上記下部タ
イプレートを上記治具方向に引き付ける索引部材を装着
した燃料棒取付面角度保持機構とを有する下部タイプレ
ート固定機構を装着したことを特徴とするものである。
しかして、核燃料集合体の組立に際して、下部タイプレ
ートを下部タイプレート枠面固定装置によって保持する
とともに、索引部材によって下部タイプレートを支持板
に装着されている治具方向に引き付けると、上記下部タ
イプレートに形成されている固定面が治具の先端縁に係
合し、下部タイプレートの燃料棒取付面が常に燃料棒軸
線に対して直角となるように調整保持される。
(実施例) 以下、第1図乃至第6図を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
第1図において、符号100は核燃料集合体組立装置で
あって、その一側には核燃料集合体中間移載機構200
が併設されており、核燃料剛体組立完了直後直ちに核燃
料集合体を組立装置100より中間移載機構に受渡すこ
とができるようにしてある。
上記核燃料集合体組立装置100の架台101には、核
燃料集合体1とほぼ同じ長さを有する基台102が水平
軸103を中心として揺動可能に装着されている。上記
基台102の一端には油圧シリンダー104のピストン
ロッド105の先端が連結されており、その油圧シリン
ダー104の基端部が前記架台101に枢着され、油圧
シリンダー104を作動させピストンロッド105を引
込み方向に移動させることによって、上記基台102が
第1図に実線で示す水平位置から2点鎖線で示す垂直位
置を取ることができるようにしてある。
上記基台102上には、その軸線方向に所定間隔をもっ
て核燃料集合体のスペーサを固定する複数のスペーサ固
定機構106および下部タイプレート固定機構107と
が載置装置されている。
第2図(A)および(B)は上記スペーサ固定機構10
6の正面図および側面図であって、基台102上に固着
され長手方向の蟻溝110を有する支持板111上に
は、上記スペーサ固定機構106の基盤112が載置さ
れており、上記基盤112の底面に設けられた係合突起
113が上記支持板111の蟻溝110に係合され、そ
の基盤112が蟻溝110に沿って或程度移動調整可能
としてある。
上記基盤112の一側部には上記蟻溝110と平行な支
軸114によってI形アーム115の下端が枢着されて
おり、上記蟻溝110をはさんで基盤112の他側部に
は、逆L字状のL形アーム116の基端が支軸117に
よって枢着されている。上記両支軸114,117には
それぞれギャ118および119が回転可能に装着され
ており、両ギャ118,119間には互いに噛合する2
つの中間ギャ120,121が介装噛合せしめられてい
る。そして、上記2つの中間ギャの一方の中間ギャ12
1は、基盤121を貫通して前記基台102の長手方向
に延びるスプライン軸122に噛合せしめられており、
上記中間ギャ121がスプライン軸122を介して回転
駆動されるようにしてある。したがって、スペーサ固定
機構106全体が燃料棒挿通方向(基台102の長手方
向)に沿って微調移動可能となっている。
上記ギャ118および119には円弧状の溝118a,
119bがそれぞれ穿設されており、その溝118a,
119aから前記I形アーム115およびL形アーム1
16に穿設されたピン123および124がそれぞれ突
出され、この各ピン123,124と両ギャ118,1
19に突設されたピン125,126との間にそれぞれ
引張りばね127,128が張設され、その各引張りば
ね127,128によってI形アーム115およびL形
アーム116がそれぞれ直立状態を保持する方向に付勢
されている。
上記I形アーム115の外側にはエアシリンダ129が
装着されており、そのエアシリンダ129のピストンロ
ッド130の頂端には楔131が一体に形成されてい
る。
ところで、前記L形アーム116の先端部はその直立時
にI形アーム115の頂端面に載置された状態となり、
そのとき上記L形アーム116の先端に形成された切欠
部132に上記楔131が係合し、両アーム115,1
16が互いに連結固縛される。したがって、上記エアシ
リンダ129を作動してピストンロッド130を伸張さ
せると、上記楔131とL形アーム116との係合が離
脱され固縛状態が解除される。
そこで、上述のように楔131とL形アーム116との
係合が離脱さた後、スプライン軸122を第2図(A)
において時計方向に回転させると、中間ギャ121を介
してギャ119が反時計方向に回動されてL形アーム1
16が反時計方向に回動され、同時にI形アーム115
も中間ギャ120、ギャ118を介して時計方向に回動
されて、第3図に示すようになり、核燃料集合体の拘束
状態を解除することができる。
また、基盤112の上面およびI形アーム115の内面
には、それぞれ拘束板133a,133bが固着されて
おり、一方、L形アーム116の脚部内面および屈曲片
部内面には、それぞれ拘束板133c,133dが装着
されている。
上記拘束板133c,133dはともに圧縮バネ134
によって内方側に突出するように付勢されており、各拘
束板133c,133dから回動自在に突設された突杆
135がそれぞれL形アーム116を貫通し、突杆13
5の先端に長方形のストッパー兼つまみ136が形成さ
れている。したがって、上記ストッパー兼つまみ136
によって突杆135を圧縮バネ134に抗して引張り、
90゜回転させ、前記圧縮バネ134部の蓋を兼ねた突
起部137に上記ストッパー兼つまみ136の両端が乗
るようにすると、両拘束板133c,133dが引込み
位置となり、4個の拘束板で形成される枠が大きくな
り、スペーサの挿入装置を容易に行なうことができる。
また、上記状態からストッパー兼つまみ136を逆に回
転させ、上記つまみ136と突起部137との係合を離
脱すると、圧縮バネ134によって拘束板133c,1
33dがそれぞれ内方側に移動され、拘束板133c,
133dがスペーサ枠面を押し付ける状態になり容易か
つ迅速に上記スペーサを固定することができる。
また、I形アーム115およびL形アーム116の燃料
棒挿入側と反対側には、スペーサ枠に係合する突起13
8を有するストッパ139が装着されている。
一方、第4図は前記下部タイプレート固定機構107の
詳細を示す図であり、基台102上の燃料棒挿入末端装
置に固定された支持板140上には、上記スペーサ固定
機構106と全く同一機構を有し、下部タイプレート枠
面3aを燃料棒軸方向に対し直角方向に拘束する下部タ
イプレート枠面固定装置141が装着されている。
上記下部タイプレート枠面固定装置141の燃料棒挿入
側と反対側には、下部タイプレート保持治具支持板14
2が前記支持板140上に立設されており、その支持板
12には、エアシリンダ143によって前後動するとと
もに、前記下部タイプレート枠面固定装置141に装着
された下部タイプレート3のトリプルブリッジ3bを掴
むハンド144を前面に設けたエアチャック145が装
着されている。また、上記支持板142の前記下部タイ
プレート枠面固定装置141と対向する面には、リニア
ガイド14の介して左右方向のみに或程度摺動可能な第
1の支持リング147が装着され、その第1の支持リン
グ147には、さらにリニアガイド148を介して上下
方向のみに或程度摺動可能な第2の支持リング149が
装着され、その第2の支持リング149の前面に、下部
タイプレート3の燃料棒取付面3cが燃料棒に対して直
角となるように保持するための保持治具150が固着さ
れている。上記保持治具150は円筒状に形成されてお
り、その前端面が燃料棒挿入方向に対して直交する平面
内にあるようにされるとともに、下部タイプレート3の
隅角部に切欠形成され燃料棒取付面3cと平行な固定面
3d(第9図(A))に係合し得るようにしてある。
なお、上記下部タイプレート枠面固定装置141と、下
部タイプレート保持治具支持板142に治具150、エ
アチャック145等を設けてなる燃料棒取付面角度保持
機構とからなる下部タイプレート固定機構107は、燃
料棒軸方向にハンドル151を有するネジ軸152によ
って微動位置調整可能としてある。
しかして、核燃料集合体の組立に際しては、所定数のス
ペーサ固定機構106および下部タイプレート固定機構
107を基台102上の所定位置にセット固定し、各ス
ペーサ固定機構106の拘束板133c,133dをス
トッパー兼つまみ136によって引込み位置に移動させ
て4個の拘束板133a,133b,133c,133
dによって形成される枠を大きくし、その枠内にそれぞ
れスペーサを挿入し、ストッパ139によってその位置
を規制する。そして、その後つまみ136を回動して上
記拘束板133c,133dを圧縮バネ134によって
内方に移動させ、各拘束板133a,133b,133
c,133dによってスペーサを拘束保持する。
一方、下部タイプレート固定機構107においても、ま
ず下部タイプレート3を下部タイプレート枠面固定装置
141の各拘束板内に挿入した後、エアチャック145
によってそのハンドル144を下部タイプレート3のト
リプルブリッジ3bに係合させ、エアシリンダ143を
作動させることによってエアチャック145を引くよう
駆動させる。したがって、上記下部タイプレート3が第
4図において右方向に引張られ、下部タイプレート3の
固定面3dが治具150の前端面に係合し、下部タイプ
レート3の燃料棒取付面3cが燃料棒に対して直角とな
るように保持されるとともに、各拘束板133a,13
3b,133c,133dによってその固定が行なわれ
る。すなわち、上記下部タイプレート3がエアチャック
145によって引張られて治具150に当接すると、上
記治具150がリニアガイド146,148を介して上
下左右に移動して、燃料棒取付面3cと平行に設けられ
ている固定面3dに正確に係合し、これによって、上記
燃料棒取付面3cが燃料棒挿入方向に対して正しく直角
となる。
そこで、燃料棒を順次各スペーサのセル内に挿入し、そ
の先端を下部タイプレート3の燃料棒取付面3c内に装
着し、最後に上部タイプレートを取付けることによって
燃料集合体の組立を行なうことができる。
このようにて燃料集合体の組立が終了すると基台102
が、第1図の2点鎖線で示す垂直位置に水平軸103を
中心として揺動され、燃料集合体が直立状態に保持され
る。そこで、楔131とL形アーム116との係合が解
除された後、スプライン軸122が適宜駆動機構によっ
て回動され、各スペーサ固定機構106、下部タイプレ
ート固定機構107のI形アーム115およびL形アー
ム116が第3図に示すように拡開され、各拘束板によ
るスペーサおよび下部タイプレートの拘束が解放され、
燃料集合体の取出しを行なうことができる。
このように上記実施例においては、下部タイプレート3
を燃料棒取付面3cと平行な固定面3dに治具150の
先端縁を当接し、トリプルブリッジ3dをエアチャック
145で引張るようにして固定するため、上記エアチャ
ック145による引張り作用のみで下部タイプレートの
燃料棒取付面が燃料棒軸方向に対して直角になるよう固
定でき、精度が向上し、組立に際し結合燃料棒を先に挿
入する必要がある等の制約がなく、組立作業をきわめて
容易に行なうことができる。
さらに、治具150がリニアガイド146,148によ
って上下左右に調節自在であるため、下部タイプレート
の固定面3dと治具150の前端面との係合が自動的に
確実に行なわれる。
しかも、スペーサおよび下部タイプレートの側面を固定
拘束するための拘束板133c,133dが、回動し得
る突杆135と圧縮バネ134とによってL形アーム1
16に取付けられているため、つまみによって突杆13
5を回動するだけで、スペーサ或は下部タイプレートの
拘束を行なうことができて、それらの固定機構への装着
がきわめて簡単であり効率の向上をはかることができ
る。しかも、スペーサ固定機構106および下部タイプ
レート固定機構107の開閉操作が1本のスプライン軸
112によって行なわれるので、組立準備および組立済
の核燃料集合体の取出しをきわめて簡単に行なうことが
できる。
ところで、上記燃料集合体の拘束状態の解除動作は核燃
料集合体を鉛直に立てた状態でかつクレーンまたは移載
機構で上部タイプレートを引掛けた状態以外で行なわれ
ると、この燃料集合体の落下事故を引起す可能性があ
る。このため、前記スプライン軸122駆動用のアクチ
ュエータをクレーンまたは移載機構に搭載し、上部タイ
プレートをこれで引っ掛けた状態でないとスプライン軸
122の駆動が物理的に出来ないようにすることが好ま
しい。また組み立て直後、核燃料集合体を移載でき、そ
の後直ちに次の核燃料集合体の組立にかかることができ
るようにしておくことが効率上好ましい。
そこで、第1図に示すように、核燃料集合体組立装置1
00に近接して中間移載装置200が設けられている。
すなわち、、前記基台102の一端部近傍には、直立状
態とされた核燃料集合体と対向するように支柱201が
床面から垂直に立てられており、その支柱201にはス
リーブ202が同心状に外嵌せしめられている。そのス
リーブ202と支柱201との間にはベアリング203
が介装されており、そのスリーブ202がベアリング2
03を介して支柱201を中心として回動し得るように
構成されている。また、上記支柱201の頂部には歯車
204が同心状に固着されており、その歯車204に
は、モータ205によって回転駆動される歯車206が
噛合せしめられ、さらに上記モータ205は前記スリー
ブ202の頂部に固着された駆動機構保持枠207に装
着されている。
また、上記駆動機構保持枠207には腕208が突設さ
れており、その腕208の先端には、モータ209、ト
ルクリミッタ210およびカップリング211から構成
されるシャフト駆動用アクチュエータ212が上下動可
能に装着されている。
前記スリーブ202にはまた、垂直状態の核燃料集合体
の上部タイプレートおよび下部タイプレートをそれぞれ
把持する把持装置213,214が上下調整可能に装着
されている。
第5図は、上記把持装置213,214の詳細を示す平
面図であり、スリーブ202の一側に上下方向に形成さ
れたガイド214に、先端にクランプ機構を設けたクラ
ンプ板215の基端部が上下摺動可能に係合されてお
り、そのクランプ板215の基端部に固着されたナット
部材216がスリーブ202に沿って立設されたボール
ネジ217に螺合せしめられている。上記クランプ板2
15の先端部にはその一側に開口する切欠凹部218が
設けられ平面コ字状に形成されており、上記クランプ板
215上には、上記開口部に隣接する二辺部にそれぞれ
案内杆219に沿って互いに接近、離間し得るクランプ
220,221が装着されている。そして、上記クラン
プ220,221は、それぞれモータ222によって回
転駆動され互いに逆ネジを有するボールネジ223に螺
合せしめられ、上記ボールネジ223の回転によって上
記クランプ220,221が上述のように互いに接近離
間移動を行なうようにしてある。
一方、前記核燃料集合体組立装置100のスプライン軸
112の先端部には、第6図に示すように、そのスプラ
イン軸112が直立状態となったとき、前記カップリン
グ211と噛み合うことができる第2のカップリング2
24が装着されている。すなわち、上記スプライン軸1
12の先端には、外面に前記カップリング211の係合
突起211aと係合し得る凹部224aを有する第2の
カップリング224が嵌挿されており、上記第2のカッ
プリング224とスプライン軸112との間に介装され
たスプリング225によって、上記第2のカップリング
224の内面に設けられた突起224bとスプライン軸
112の端面に形成された凹部112aとが互いに非係
合状態にあるように付勢されている。
また、上記第2のカップリング224の側面には、上記
第2のカップリング224の内面に設けられた突起22
4bとスプライン軸112の端面に形成された凹部11
2aとが互いに非係合状態のとき、前記基台102から
突設されたストッパ片226と係合し、その回転を防止
する係合片227が設けられている。
そこで、第1図に示すように、核燃料集合体組立装置1
00上に固定された組立済核燃料集合体1を中間移載機
構200に移載するには、組立装置100に内蔵された
油圧シリンダー104を作動させることにより基台10
2を水平軸103を中心に回動駆動させ、核燃料集合体
1を基台102とともに直立状態とする。その後、中間
移載機構200のスリーブ202を、モータ205、歯
車206,204を介して支柱201を中心として回動
させ、把持装置213,214がそれぞれ上部タイプレ
ート、下部タイプレートを掴む位置に移動させる。そこ
で、モータ222が駆動され両クランプ220,221
が互いに接近する方向に移動せしめられ、両クランプ2
20,221によって上部タイプレートおよび下部タイ
プレートが挟持される。
このようにして、把持装置213,214によってそれ
ぞれ核燃料集合体の上部タイプレートおよび下部タイプ
レートが把持されると、シャフト駆動用アクチュエータ
212が下降せしめられ、カップリング211によって
第2のカップリング224がスプリング225に抗して
圧下され、第2のカップリング224の係止片227が
基台102のストッパ片226から離脱されるととも
に、カップリング211の突起211aと第2のカップ
リング224の凹部224aとが係合し、さらに第2の
カップリング224の突起224bとスプライン軸11
2の凹部112aとが係合する。そこで、モータ209
が始動されると、その回転力がカップリング211、第
2のカップリング224を介してスプライン軸112に
伝えられ、スペーサ固定機構106、下部タイプレート
固定機構107が解放状態とされる。したがって、核燃
料集合体1′は組立装置100から中間移載機構200
に持ちかえられた状態となる。そこで、上下の把持装置
213,214をスリーブ202に沿って上動させ、下
部タイプレート3が治具150から抜き出された状態と
した後、スリーブ202をさらに回転させ、核燃料集合
体を1″の位置に移動させると同時に、基台102を元
の水平状態にして直に次の核燃料集合体の組立作業に移
る。
しかして、核燃料集合体組立装置に中間移載機構が併設
してあるため、組立完了後、核燃料集合体を直に自動移
載し、次の核燃料集合体の組立作業に取り掛かることが
でき、効率を一層向上できる。しかも、前述のように治
具150が燃料棒軸方向に対して直角方向にスライド可
能としてあるため、核燃料集合体中間移載用の把持装置
213,214の位置決めに高精度を必要とせず、また
スペーサ固定機構等の開放操作を行なうスプライン軸が
カップリングによる押し回しを必要とするため、インタ
ーロック機構が確保でき、不意の固定解除による核燃料
集合体の落下などの発生防止を図ることができる。
なお、上記実施例においては、治具150の上下左右方
向の自由度を確保するためリニアガイドを設けたけれど
も、必ずしも上記リニアガイドを用いる必要はなく、治
具150が単に上下左右に揺動するようにしてもよい。
また、中間移載機構は床から立てた支柱の回りを回転さ
せ、移載を行なうものを示したが、支柱をクレーン状に
吊り下げるようにしたものでもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、基台上の燃料
棒挿入末端位置に固定され燃料棒軸方向に対して垂直な
支持板に、下部タイプレートの固定面に係合する治具を
装着するとともに、上記下部タイプレートを上記治具方
向に引き付ける部材とを有する下部タイプレート固定機
構を設けたので、上記下部タイプレート引き付け部材の
作動によって、下部タイプレートの燃料棒取付面を燃料
棒軸方向に対して自動的に直角となるように固定でき、
精度を向上せしめることができるばかりでなく、従来の
ように結合燃料棒を先に装着するなどの制約がなく、組
立作業を容易に行なうことができる。しかも、上記治具
が燃料棒の軸線に対して直角方向にスライド可能として
あるため、組立済の核燃料集合体の取外し時に、下部タ
イプレートに傷が発生するようなことが確実に防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の核燃料集合体組立装置の全体構成を示
す構造図、第2図はスペーサ固定機構を示す図であっ
て、第2図(A)はその正面図、第2図(B)はその側
面図、第3図は上記スペーサ固定機構の解除状態を示す
説明図、第4図は下部タイプレート固定機構の一部縦断
側面図、第5図は把持装置の平面図、第6図はスプライ
ン軸駆動機構部の説明図、第7図は核燃料集合体の縦断
面図、第8図は従来の核燃料集合体組立装置の側面図、
第9図(A)、(B)は下部タイプレートの下方から見
た平面図および一部縦断側面図、第10図(A)、
(B)は従来の下部タイプレート固定機構の正面図およ
び側面図、第11図は従来の組立装置からクレーンで組
立完了後の核燃料集合体を移載する状況を示す図であ
る。 100……核燃料集合体組立装置、101……架台、1
02……基台、106……スペーサ固定機構、 107……下部タイプレート固定機構、112……基
盤、115…I形アーム、116……L形アーム、12
2……スプライン軸、131……楔、 133a,133b,133c,133d……拘束板、
136……ストッパー兼つまみ、139……ストッパ、
141……下部タイプレート枠面固定装置、142……
支持板、144……ハンド、145……エアチャック、
150……保持治具、200……中間移載装置、201
……支柱、202……スリーブ、 212……シャフト駆動用アクチュエータ、 213,214……把持装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】格子状或は蜂の巣状などに配設されたスペ
    ーサセル内にそれぞれ燃料棒を挿入して各燃料棒の間隔
    保持を行ない、上、下部のタイプレートによって燃料棒
    の上下部を保持するようにした核燃料集合体の組立装置
    において、燃料集合体とほぼ同じ長さを有する基台を、
    燃料集合体燃料棒軸方向が水平方向から鉛直方向に立ち
    上げられるよう回動自在に架台に装着し、その基台上の
    燃料棒挿入末端位置に、下部タイプレート枠面を保持固
    定する下部タイプレート枠面固定装置と、上記基台に燃
    料棒軸方向に対して垂直に立設された支持板に下部タイ
    プレートの固定面に係合する治具を燃料棒の軸線に対し
    て直角方向にスライド可能に装着するとともに、上記下
    部タイプレートを上記治具方向に引き付ける索引部材を
    装着した燃料棒取付面角度保持機構とを有する下部タイ
    プレート固定機構を装着したことを特徴とする核燃料集
    合体の組立装置。
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