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JPH0637196B2 - 鳴音防止型プロペラ - Google Patents
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JPH0637196B2 - 鳴音防止型プロペラ - Google Patents

鳴音防止型プロペラ

Info

Publication number
JPH0637196B2
JPH0637196B2 JP8005087A JP8005087A JPH0637196B2 JP H0637196 B2 JPH0637196 B2 JP H0637196B2 JP 8005087 A JP8005087 A JP 8005087A JP 8005087 A JP8005087 A JP 8005087A JP H0637196 B2 JPH0637196 B2 JP H0637196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
trailing edge
propeller blade
groove
blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8005087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63247195A (ja
Inventor
幸夫 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、船舶推進用の固定ピッチプロペラや可変ピッ
チプロペラ、あるいは船舶旋回用サイドスラスタにおけ
る固定ピッチプロペラや可変ピッチプロペラに適用され
る、鳴音防止型プロペラに関する。
〔従来の技術〕
プロペラ鳴音は、プロペラ翼の固有振動数と、プロペラ
翼が回転することによって発生するプロペラ翼後縁部か
らのカルマン渦との共鳴である。プロペラ翼の固有振動
数の変更は、その強度および振動などの点から多くの制
限を受けて、その実施は不可能に近い。
そこで、カルマン渦発生周波数を変更できるように、従
来からプロペラ翼後縁端部をシャープエッジとする薄肉
方式(第9図参照)や、プロペラ翼後縁端部を厚くする
厚肉方式(第10図参照)、あるいはこれらの2方式を
組合せたものが採用され、またカルマン渦を乱流により
発生しがたいものとする方式、すなわち、プロペラ翼後
縁輪郭の一部を鋸歯状とする方式(第11,12図およ
び特公昭55−275号公報参照)が採用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、プロペラ翼は、性能上断面形状が均一でない
ため、多数の固有振動数を持っている。したがって、前
述の薄肉方式,厚肉方式あるいはこれらの組合せ方式で
プロペラ翼後縁より発生するカルマン渦の発生周波数を
制御するには限界があり、プロペラ翼の固有振動数との
共鳴の完全回避は、特殊船においては、非常に困難であ
って、実船では数回の試運転により、修正加工を余儀無
くされている。
また、カルマン渦の発生を防止できるように羽根後縁の
輪郭形状を鋸歯状としたものは、反転時の異物接触に弱
く、且つ商品イメージを悪くしている。
本発明は、上述の諸問題を解決しようとするもので、プ
ロペラ効率を阻害すること無くプロペラ羽根後縁部に乱
流を発生させて、カルマン渦の発生を防止できるように
した、鳴音防止型プロペラを提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明の鳴音防止型プロペ
ラは、プロペラ翼の背面後縁部に、同後縁部の後縁の近
傍で同後縁に沿うように配設された乱流形成用溝部をそ
なえ、同溝部に、プロペラ翼の圧力面から背面まで貫通
する流水穴が設けられたことを特徴としている。
このような本発明の実施態様では、プロペラ翼背面側の
後縁部に、例えば流水方向に対して約45゜の角度を持
つ溝部が、翼後縁に沿い多数分散して形成され、各溝部
にはプロペラ翼の背面から圧力面へ貫通する流水穴が設
けられる。
〔作用〕
上述の本発明の鳴音防止型プロペラでは、翼後縁に沿う
溝部により乱流が生起し、圧力流水をプロペラ翼の圧力
面から上記溝部内の流水穴を通じて背面側に吹き出させ
ることにより、上記乱流が増長して、カルマン渦の発生
が防止される。
なお、上記乱流は、上記溝部のみでも発生し、またプロ
ペラ翼の背面と圧力面とを貫通する流水穴から吹き出す
圧力流水のみによっても乱流を発生させることができ
る。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜4図は本発明の第1実施例としての鳴音防止型プ
ロペラを示すもので、第1図はその背面側からみたプロ
ペラ翼の正面図、第2図は第1図のII部の拡大図、第3
図は第2図のIII−III矢視断面図、第4図は第2図のIV
−IV矢視断面図であり、第5〜7図は本発明の第2実施
例としての鳴音防止型プロペラの要部を示すもので、第
5図はそのプロペラ翼の後縁部を示す部分図、第6図は
第5図のVI−VI矢視断面図、第7図は第5図のVII−VII
矢視断面図である。
第1〜4図に示す本発明の第1実施例では、プロペラ翼
1の背面1a側の後縁部に、同後縁部の後縁の近傍で同
後縁に沿うように多数の溝部2が分散して配設されてい
る。
そして、これらの溝部2には、その一つおきに、プロペ
ラ翼1の背面1aから圧力面1bへ貫通する流水穴3が
設けられている。
溝部2や流水穴3を形成するプロペラ鳴音防止加工の範
囲は、プロペラ半径をRとすると、第1図に示すよう
に、半径方向で0.4Rから0.95Rまでの間のプロ
ペラ翼背面の後縁部であり、翼幅方向では、プロペラ翼
後端部より約50mmを越えない範囲とされる。第2図に
示すように、溝部2は長短一組の溝からなり、長溝2a
は、流水方向Aに対して45゜の角度の位置に設けら
れ、短溝2bは、長溝2aに対して直角位置に設けられ
る。そして、プロペラ翼1の背面1aから圧力面1bま
で貫通する流水穴3は、長溝2aに設けられる。
プロペラ翼後縁部における各部の寸法比は、基準長さを
lとすると、第2,3図のように設定され、また溝部2
の寸法は、ミリメートル単位で示すと、第4図に示すよ
うに設定される。なお、図中の符号Cは面取を示す。
第5〜7図に示す本発明の第2実施例では、プロペラ翼
1の後縁1cと平行に複数の溝部2が形成され、各溝部
2の中央に、プロペラ翼1の背面1aから圧力面1bへ
貫通する流水穴3が設けられている。
そして、プロペラ翼1の後縁部の断面形状は、前述の第
3図に対応させて示すと、第6図のようになっている。
また、溝部2の深さは、ミリメートル単位で示すと、第
7図に示すように設定され、適宜の半径R′をもつ円弧
状の溝底を有している。
第8図は舶用プロペラの一般的形状を示しており、図中
の翼断面Bは半径R上の断面を示している。このよう
なプロペラ翼は、多数の固有振動数を持っていて、回転
によりプロペラ翼後縁から発生するカルマン渦と、任意
の固有振動数とが共鳴を起こし、プロペラ鳴音を生じ
て、音波探査等の障害となっている。
このような共鳴を回避する手段として、第9〜12図に
示すような各種の方式が実施されているが、確実に共鳴
を回避するには3〜4回の試航走が必要であり、後進時
の異物接触に対して強度的に弱い等の問題点もある。な
お、第9,10図における符号h0は計画オフセットを示
し、d,dはプロペラ翼後縁径を示している。
本発明の鳴音防止型プロペラでは、第1〜4図に示す第
1実施例の場合も、また第5〜7図に示す第2実施例の
場合も、プロペラ翼背面後縁部において、性能を阻害せ
ず且つ乱流を発生させるような溝部2が設けられている
ので、カルマン渦の発生が防止される。
さらにプロペラの回転により生じるプロペラ翼1の背面
1aと圧力面1bとの圧力差を利用して、圧力面1bより背面
1aに圧力流水を行なわせる流水穴3が溝部2に設けられ
ているので、上記乱流を一層増長させることができ、こ
れによりカルマン渦の発生防止をより確実にするもので
ある。
なお、溝部2および流水穴3は個別にてもそれぞれカル
マン渦の発生を防止する効果を有している。
このようにして、プロペラ翼1におけるカルマン渦の発
生が防止されることにより、プロペラ鳴音の発生が十分
に抑制されるようになる。
第13図は、本発明により溝部2および流水穴3をそな
えた場合の周波数分析結果を示すグラフPと、溝部2お
よび流水穴3をそなえない場合の周波数分析結果を示す
グラフQとを比較して示すもので、本発明の場合は鳴音
の発生が十分に防止されている。
〔発明の効果) 以上詳述したように、本発明の鳴音防止型プロペラによ
れば、次のような効果ないし利点が得られる。
(1)プロペラ翼背面後縁部の後縁近傍で、同後縁に沿っ
て溝部が設られることにより乱流が発生し、この乱流に
よってカルマン渦の発生が防止されて、プロペラ鳴音の
発生を回避することができる。
(2)上記溝部に、プロペラ翼の圧力面から背面まで貫通
する流水穴が設けられることにより、プロペラの回転に
伴って発生する圧力水流を背面に流して、乱流を増長さ
せることができ、このようにしてカルマン渦の発生が十
分に抑制されるようになる。
(3)上記の溝部および流水穴3によるそれぞれの乱流発
生機能は、個別にみてもその機能を維持しうるものであ
るが、本発明では、それらの協働により、プロペラ鳴音
の発生が十分に防止されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の第1実施例としての鳴音防止型プ
ロペラを示すもので、第1図はその背面側からみたプロ
ペラ翼の正面図、第2図は第1図のII部の拡大図、第3
図は第2図のIII−III矢視断面図、第4図は第2図のIV
−IV矢視断面図であり、第5〜7図は本発明の第2の実
施例としての鳴音防止型プロペラの要部を示すもので、
第5図はそのプロペラ翼の後縁部を示す部分図、第6図
は第5図のVI−VI矢視断面図、第7図は第5図のVII−V
II矢視断面図であり、第8図は船用プロペラの一般的形
状を示す説明図であり、第9〜12図はいずれも従来の
プロペラ鳴音防止手段をそなえた舶用プロペラを示す説
明図であり、第13図は本発明の鳴音防止型プロペラの
場合と従来のプロペラの場合とについて鳴音特性を比較
して示すグラフである。 1……プロペラ翼、1a……プロペラ翼の背面、1b……プ
ロペラ翼の圧力面、1c……プロペラ翼後縁、2……溝
、2a……長溝、2b……短溝、3……流水穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロペラ翼の背面後縁部に、同後縁部の後
    縁の近傍で同後縁に沿うように配設された乱流形成用溝
    部をそなえ、同溝部に、プロペラ翼の圧力面から背面ま
    で貫通する流水穴が設けられたことを特徴とする、鳴音
    防止型プロペラ。
JP8005087A 1987-04-01 1987-04-01 鳴音防止型プロペラ Expired - Lifetime JPH0637196B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8005087A JPH0637196B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 鳴音防止型プロペラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8005087A JPH0637196B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 鳴音防止型プロペラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63247195A JPS63247195A (ja) 1988-10-13
JPH0637196B2 true JPH0637196B2 (ja) 1994-05-18

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ID=13707414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8005087A Expired - Lifetime JPH0637196B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 鳴音防止型プロペラ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011109744A3 (en) * 2010-03-05 2012-01-19 Twin Disc, Inc. Stepped surface propeller

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011109744A3 (en) * 2010-03-05 2012-01-19 Twin Disc, Inc. Stepped surface propeller

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JPS63247195A (ja) 1988-10-13

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