JPH0637749B2 - 擬 革 - Google Patents
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- JPH0637749B2 JPH0637749B2 JP6417386A JP6417386A JPH0637749B2 JP H0637749 B2 JPH0637749 B2 JP H0637749B2 JP 6417386 A JP6417386 A JP 6417386A JP 6417386 A JP6417386 A JP 6417386A JP H0637749 B2 JPH0637749 B2 JP H0637749B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、擬革に関し、更に詳しくは、優れた表面性質
を有する擬革に関する。
を有する擬革に関する。
(従来の技術) 従来、織布または不織布等の基材シートの面に合成樹脂
層を設けた擬革が広く使用されている。これらの擬革の
樹脂層の表面は、優れた耐汚染性、耐水性、耐摩耗性、
耐粘着性等が要求され、また用途によっては、低い表面
摩擦係数が要求される。
層を設けた擬革が広く使用されている。これらの擬革の
樹脂層の表面は、優れた耐汚染性、耐水性、耐摩耗性、
耐粘着性等が要求され、また用途によっては、低い表面
摩擦係数が要求される。
このような要求に対しては、樹脂層に滑性やハッ水性等
を与えるシルコーンオイル、ワックス、脂肪酸等の添加
剤を添加する方法が行われている。
を与えるシルコーンオイル、ワックス、脂肪酸等の添加
剤を添加する方法が行われている。
(発明が解決しようとしている問題点) 上記の如く方法によれば、ある程度の目的は達成される
が、このような方法では、樹脂層中に添加した添加剤が
経時的に樹脂層の表面にブリードアウトし、逆により激
しい汚染、ブロッキング等の種々の問題を生じるため、
添加剤はせいぜい数%程度の添加量に限定され、従っ
て、所望の性能を十分には発揮し得ないものである。
が、このような方法では、樹脂層中に添加した添加剤が
経時的に樹脂層の表面にブリードアウトし、逆により激
しい汚染、ブロッキング等の種々の問題を生じるため、
添加剤はせいぜい数%程度の添加量に限定され、従っ
て、所望の性能を十分には発揮し得ないものである。
本発明者が、上述の如き従来技術の欠点を解決し、上記
の如き要望に応えるべく鋭意研究の結果、特定の変性剤
を使用して樹脂を変性して擬革の樹脂層を形成するとき
は、上述の如き従来技術の欠点が解決され、且つ表面性
質に優れた擬革が提供できることを知見して本発明を完
成した。
の如き要望に応えるべく鋭意研究の結果、特定の変性剤
を使用して樹脂を変性して擬革の樹脂層を形成するとき
は、上述の如き従来技術の欠点が解決され、且つ表面性
質に優れた擬革が提供できることを知見して本発明を完
成した。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、基材シートおよび該基材シートの
少なくとも一方の面に設けた樹脂層からなり、該樹脂層
が、反応性有機官能基を有するシリコーン化合物と有機
イソシアネートとの反応生成物であって、遊離のイソシ
アネート基を有さない変性剤で変性された樹脂からなる
ことを特徴とする擬革である。
少なくとも一方の面に設けた樹脂層からなり、該樹脂層
が、反応性有機官能基を有するシリコーン化合物と有機
イソシアネートとの反応生成物であって、遊離のイソシ
アネート基を有さない変性剤で変性された樹脂からなる
ことを特徴とする擬革である。
本発明を更に詳細に説明すると、本発明で使用し、本発
明を第1に特徴づける樹脂の変性剤とは、反応性有機官
能基を有するシリコーン化合物と有機イソシアネートと
の反応生成物であり、該反応生成物が分子中に遊離のイ
ソシアネート基を有さないものである。
明を第1に特徴づける樹脂の変性剤とは、反応性有機官
能基を有するシリコーン化合物と有機イソシアネートと
の反応生成物であり、該反応生成物が分子中に遊離のイ
ソシアネート基を有さないものである。
このような変性剤を得るために使用する反応性有機官能
基を有するシリコーン化合物の好ましい例としては、例
えば下記の如き化合物が挙げられる。
基を有するシリコーン化合物の好ましい例としては、例
えば下記の如き化合物が挙げられる。
(1)アミノ変性シリコーンオイル (m=1〜10、n=2〜10、R=CH3 またはOCH3) (m=1〜10、n=2〜10、R=CH3 またはOCH3) (m=0 〜200) (n=2〜10) (分岐点=2 〜3 、R=低級アルキル基、l= 2〜200 、
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1〜200 、R=低級アルキル基) (2)エポキシ変性シリコーンオイル (n=1〜200) (m=1〜10、n=2 〜10) (n=1〜200) (分岐点=2 〜3 、R=低級アルキル基、l= 2〜200 、
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1 〜10) (m=1〜10、n=2 〜10) (3)アルコール変性シリコーンオイル (n=1〜200) (m=1〜10、n=2 〜10) (n=0〜200) (l=1 〜10、m=10〜200 、n=1 〜5) (n=1〜200 、R=低級アルキル) (4)メルカプト変性シリコーンオイル (m=1〜10、n=2 〜10) (n=2〜10) (分岐点=2 〜3 、R=低級アルキル基、l= 2〜200 、
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1〜200 、R=低級アルキル基) (5)カルボキシル変性シリコーンオイル (m=1〜10、n=2 〜10) (n=1〜200) (分岐点=2 〜3 、R=低級アルキル基、l= 2〜200 、
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1〜200 、R=低級アルキル基) 以上の如き反応性有機官能基を有するシリコーン化合物
は、本発明において好ましいシリコーン化合物の例示で
あって、本発明はこれらの例示に限定されるものではな
く、上述の例示の化合物およびその他のシリコーン化合
物は、現在市販されており、市場から容易に入手し得る
ものであり、いずれも本発明において使用できるもので
ある。
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1〜200 、R=低級アルキル基) (2)エポキシ変性シリコーンオイル (n=1〜200) (m=1〜10、n=2 〜10) (n=1〜200) (分岐点=2 〜3 、R=低級アルキル基、l= 2〜200 、
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1 〜10) (m=1〜10、n=2 〜10) (3)アルコール変性シリコーンオイル (n=1〜200) (m=1〜10、n=2 〜10) (n=0〜200) (l=1 〜10、m=10〜200 、n=1 〜5) (n=1〜200 、R=低級アルキル) (4)メルカプト変性シリコーンオイル (m=1〜10、n=2 〜10) (n=2〜10) (分岐点=2 〜3 、R=低級アルキル基、l= 2〜200 、
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1〜200 、R=低級アルキル基) (5)カルボキシル変性シリコーンオイル (m=1〜10、n=2 〜10) (n=1〜200) (分岐点=2 〜3 、R=低級アルキル基、l= 2〜200 、
m= 2〜200 、n= 2〜200 ) (n=1〜200 、R=低級アルキル基) 以上の如き反応性有機官能基を有するシリコーン化合物
は、本発明において好ましいシリコーン化合物の例示で
あって、本発明はこれらの例示に限定されるものではな
く、上述の例示の化合物およびその他のシリコーン化合
物は、現在市販されており、市場から容易に入手し得る
ものであり、いずれも本発明において使用できるもので
ある。
本発明において使用し、本発明を第2に特徴づける有機
イソシアネートとは、脂肪族あるいは芳香族化合物中に
少なくとも1個のイソシアネート個を有する化合物であ
って、従来から各種の有機合成やポリウレタン系樹脂の
合成原料として広く使用されている。
イソシアネートとは、脂肪族あるいは芳香族化合物中に
少なくとも1個のイソシアネート個を有する化合物であ
って、従来から各種の有機合成やポリウレタン系樹脂の
合成原料として広く使用されている。
これらの公知の有機イソシアネートはいずれも本発明に
おいて有用である。特に好ましい有機イソシアネートを
挙げれば以下の通りである。
おいて有用である。特に好ましい有機イソシアネートを
挙げれば以下の通りである。
フェニルイソシアネート、 o−クロルフェニルイソシアネート、 p−クロルフェニルイソシアネート、 メチルイソシアネート、 エチルイソシアネート、 n−ブチルイソシアネート、 n−プロピルイソシアネート、 トルエン−2,4−ジイソシアネート、 4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−イソプロピル−1,3−フェニレンジイソシアネー
ト、 4−クロル−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−ブトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 2,4−ジイソシアネート−ジフェニルエーテル、 メシチレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(フェニルイソシアネート)、 ジュリレンジイソシアネート、 1,5−ナフタレンジイソシアネート、 ベンジジンジイソシアネート、 o−ニトロベンジジンジイソシアネート、 4,4−ジイソシアネートジベンジル、 1,4−テトラメチレンジイソシアネート、 1,6−テトラメチレンジイソシアネート、 1,10−デカメチレンジイソシアネート、 1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、 キシリレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、 1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート、 更に、これらの有機イソシアネートと他の化合物との付
加体、例えば、下記構造式のものが挙げられるが、これ
らに限定されない。
ト、 4−クロル−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−ブトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 2,4−ジイソシアネート−ジフェニルエーテル、 メシチレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(フェニルイソシアネート)、 ジュリレンジイソシアネート、 1,5−ナフタレンジイソシアネート、 ベンジジンジイソシアネート、 o−ニトロベンジジンジイソシアネート、 4,4−ジイソシアネートジベンジル、 1,4−テトラメチレンジイソシアネート、 1,6−テトラメチレンジイソシアネート、 1,10−デカメチレンジイソシアネート、 1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、 キシリレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、 1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート、 更に、これらの有機イソシアネートと他の化合物との付
加体、例えば、下記構造式のものが挙げられるが、これ
らに限定されない。
本発明で使用する変性剤は、上記の如き反応性有機官能
基を有するシリコーン化合物と上記の如き有機イソシア
ネートとを、遊離のイソシアネート基が残らない官能基
比、すなわち、有機官能基/イソシアネート基の比が1
以上となる官能基比で、有機溶剤および触媒の存在下ま
たは不存在下で、約0〜150℃、好ましくは20〜8
0℃の温度で約10分間〜3時間反応させることによっ
て容易に得ることができる。
基を有するシリコーン化合物と上記の如き有機イソシア
ネートとを、遊離のイソシアネート基が残らない官能基
比、すなわち、有機官能基/イソシアネート基の比が1
以上となる官能基比で、有機溶剤および触媒の存在下ま
たは不存在下で、約0〜150℃、好ましくは20〜8
0℃の温度で約10分間〜3時間反応させることによっ
て容易に得ることができる。
上記の変性剤は、その分子量が約5万以下、好ましくは
2万以下のものが好ましく、分子量が約5万を超える高
分子物となると、有機溶剤に対する溶解性が低下した
り、併用する樹脂との相溶性が低下する等の問題が生じ
るので好ましくない。従ってシリコーン化合物とイソシ
アネート化合物との両者が多官能である場合には、いず
れか一方または両方の官能数を予め減じたり、あるいは
反応にあたり、両者の反応当量比をシリコーン化合物が
過剰になるように調整したり、あるいは反応を途中で中
断したりして、生成物の分子量を調整するのが好まし
い。
2万以下のものが好ましく、分子量が約5万を超える高
分子物となると、有機溶剤に対する溶解性が低下した
り、併用する樹脂との相溶性が低下する等の問題が生じ
るので好ましくない。従ってシリコーン化合物とイソシ
アネート化合物との両者が多官能である場合には、いず
れか一方または両方の官能数を予め減じたり、あるいは
反応にあたり、両者の反応当量比をシリコーン化合物が
過剰になるように調整したり、あるいは反応を途中で中
断したりして、生成物の分子量を調整するのが好まし
い。
このような変性剤の製造において使用してもよい有機溶
剤は、それぞれの反応原料および生成物に対して不活性
な有機溶剤であればいずれでもよく、例えば、好ましい
有機溶剤としては、メチルエチルケトン、メチル−n−
プロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケ
トン、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、シクロヘキ
サン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、
エタノール、イソピロピルアルコール、ブタノール、メ
チルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテ
ート、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オク
タン、ミネラルスピリット、石油エーテル、ガソリン、
ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム、四塩化
炭素、クロルベンゼン、パークロルエチレン、トリクロ
ルエチレン等が挙げられる。
剤は、それぞれの反応原料および生成物に対して不活性
な有機溶剤であればいずれでもよく、例えば、好ましい
有機溶剤としては、メチルエチルケトン、メチル−n−
プロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケ
トン、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、シクロヘキ
サン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、
エタノール、イソピロピルアルコール、ブタノール、メ
チルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテ
ート、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オク
タン、ミネラルスピリット、石油エーテル、ガソリン、
ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム、四塩化
炭素、クロルベンゼン、パークロルエチレン、トリクロ
ルエチレン等が挙げられる。
以上の如くして得られる本発明で使用する変性剤は、有
機溶剤を用いて製造した場合は、有機溶剤から分離して
もよいし、有機溶剤の溶液のままでも使用できる。有機
溶剤から分離した本発明で使用する変性剤は、一般に白
色〜褐色の液状または固体状であり、各種の有機溶剤中
に易溶性である。
機溶剤を用いて製造した場合は、有機溶剤から分離して
もよいし、有機溶剤の溶液のままでも使用できる。有機
溶剤から分離した本発明で使用する変性剤は、一般に白
色〜褐色の液状または固体状であり、各種の有機溶剤中
に易溶性である。
以上の如き本発明で使用する変性剤は、各種の分析、例
えば、赤外線吸収スペクトル、元素分析、分子量測定等
によれば、有機イソシアネートのイソシアネート基とシ
リコーン化合物の反応性有機官能基とが付加反応し、例
えば、反応性有機官能基がアミノ基である場合には、−
NHCONH−結合によって、両者が結合し、且つ分子中に遊
離のイソシアネート基を有さない化合物であることが明
らかとなった。
えば、赤外線吸収スペクトル、元素分析、分子量測定等
によれば、有機イソシアネートのイソシアネート基とシ
リコーン化合物の反応性有機官能基とが付加反応し、例
えば、反応性有機官能基がアミノ基である場合には、−
NHCONH−結合によって、両者が結合し、且つ分子中に遊
離のイソシアネート基を有さない化合物であることが明
らかとなった。
本発明者の詳細な研究によれば、本発明で使用する変性
剤は、それ自体でも被膜形成能を有するが、従来公知の
樹脂に添加して被膜を形成すると、該変性剤が元のシリ
コーン化合物よりも分子量が増大しており、且つ極性基
としてウレタン結合、尿素結合等を有しているため、樹
脂と一体化して相分離を生じることなく、樹脂が本来有
する種々の特性、例えば、溶解性や可撓性等を低下させ
ることなく、樹脂が樹脂層を形成した場合に、それらの
樹脂層の耐熱性や加熱時の非粘着性等を著しく向上させ
ることができることを知見した。
剤は、それ自体でも被膜形成能を有するが、従来公知の
樹脂に添加して被膜を形成すると、該変性剤が元のシリ
コーン化合物よりも分子量が増大しており、且つ極性基
としてウレタン結合、尿素結合等を有しているため、樹
脂と一体化して相分離を生じることなく、樹脂が本来有
する種々の特性、例えば、溶解性や可撓性等を低下させ
ることなく、樹脂が樹脂層を形成した場合に、それらの
樹脂層の耐熱性や加熱時の非粘着性等を著しく向上させ
ることができることを知見した。
本発明において、上記の変性剤で変性される樹脂として
は、従来公知の各種の樹脂であり、これらのものはいず
れも使用でき、例えば、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリ
デン系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコー
ル共重合系樹脂、アルキッド系樹脂、エポキシ系樹脂、
アクリロニトリル−ブタジエン系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、
ポリブチラール系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコー
ン系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリアミド系樹脂等が挙げられ、特に好ましいもの
は、その構造中に、ウレタン結合や尿素結合等と水素結
合を生じる基を有する樹脂である。これらの樹脂は、い
ずれも単独でも混合物として使用でき、且つ有機溶剤中
の溶液でも分散液でもよい。
は、従来公知の各種の樹脂であり、これらのものはいず
れも使用でき、例えば、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリ
デン系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコー
ル共重合系樹脂、アルキッド系樹脂、エポキシ系樹脂、
アクリロニトリル−ブタジエン系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、
ポリブチラール系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコー
ン系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリアミド系樹脂等が挙げられ、特に好ましいもの
は、その構造中に、ウレタン結合や尿素結合等と水素結
合を生じる基を有する樹脂である。これらの樹脂は、い
ずれも単独でも混合物として使用でき、且つ有機溶剤中
の溶液でも分散液でもよい。
変性剤と樹脂との混合は、いずれの時期、例えば、擬革
の樹脂層形成用塗料の調製時、調製後、樹脂層の形成
時、形成後等いずれの時期でもよい。
の樹脂層形成用塗料の調製時、調製後、樹脂層の形成
時、形成後等いずれの時期でもよい。
本発明の擬革の樹脂層の形成は、前記の変性剤で変性し
た樹脂を前記の如き媒体中に溶解または分散させて塗料
の如き形態で使用するのが好ましい。勿論使用形態は塗
料型に限定されない。例えば、塗料形態の場合には、樹
脂の濃度は、約10〜50重量%程度が好適であり、変
性剤はこれらの樹脂100重量部あたり約1〜100重
量部の割合で使用できる。
た樹脂を前記の如き媒体中に溶解または分散させて塗料
の如き形態で使用するのが好ましい。勿論使用形態は塗
料型に限定されない。例えば、塗料形態の場合には、樹
脂の濃度は、約10〜50重量%程度が好適であり、変
性剤はこれらの樹脂100重量部あたり約1〜100重
量部の割合で使用できる。
本発明の擬革の基材シートとしては、従来公知の擬革の
基材シートとして使用されている各種織布、不織布等あ
るいはこれらの基材シートに樹脂を含浸したりその表面
に多孔層を形成したもの等いずれも使用できるものであ
り、本発明においては、このような公知の基材シートの
少なくとも一方の面に前記の如き変性剤と樹脂とからな
る樹脂層を形成する。
基材シートとして使用されている各種織布、不織布等あ
るいはこれらの基材シートに樹脂を含浸したりその表面
に多孔層を形成したもの等いずれも使用できるものであ
り、本発明においては、このような公知の基材シートの
少なくとも一方の面に前記の如き変性剤と樹脂とからな
る樹脂層を形成する。
上記樹脂層は、いずれの方法で形成してもよく、例え
ば、上記変性剤および樹脂を必須成分とする塗料を形成
し、これを基材シートの表面に塗布または含浸し、乾燥
して樹脂層を形成する方法、これらの塗料を離型紙上に
塗布および乾燥してフイルムを形成し、該フイルムを基
材シートに貼り合わせる方法、変性樹脂からカレンダー
方法等によりフイルムを形成し、樹脂層を形成する方
法、更には、上記の如き方法で変性前の樹脂により樹脂
層を形成し、次いで前記変性剤の溶液を含浸処理して樹
脂層を上記変性剤で変性する方法等が有用である。これ
らの樹脂層はいずれの厚さでもよいが、一般的には約
0.1〜100μm程度の厚みである。
ば、上記変性剤および樹脂を必須成分とする塗料を形成
し、これを基材シートの表面に塗布または含浸し、乾燥
して樹脂層を形成する方法、これらの塗料を離型紙上に
塗布および乾燥してフイルムを形成し、該フイルムを基
材シートに貼り合わせる方法、変性樹脂からカレンダー
方法等によりフイルムを形成し、樹脂層を形成する方
法、更には、上記の如き方法で変性前の樹脂により樹脂
層を形成し、次いで前記変性剤の溶液を含浸処理して樹
脂層を上記変性剤で変性する方法等が有用である。これ
らの樹脂層はいずれの厚さでもよいが、一般的には約
0.1〜100μm程度の厚みである。
尚、本発明においては、上記の樹脂層中に従来公知の添
加剤、例えば、着色剤、可塑剤、帯電防止剤、界面活性
剤、老化防止剤、架橋剤等の任意の添加剤が添加できる
のは当然である。
加剤、例えば、着色剤、可塑剤、帯電防止剤、界面活性
剤、老化防止剤、架橋剤等の任意の添加剤が添加できる
のは当然である。
(作用・効果) 以上の如き本発明の擬革は、その樹脂層が、特定の変性
剤で変性されるため、樹脂層の形成は、特定の樹脂に限
定されず、種々の樹脂によって形成可能であり、被変性
樹脂の種類に従って、それらの被変性樹脂の本来有して
いる種々の特性、例えば、強度、可撓性、電気的、化学
的、物理的特性を保持したまま、該樹脂から形成される
樹脂層の表面特性、例えば、耐汚染性、耐水性、耐摩耗
性、耐粘着性、耐熱性等を著しく向上させ、また樹脂層
の摩擦係数を著しく低下させることができる。
剤で変性されるため、樹脂層の形成は、特定の樹脂に限
定されず、種々の樹脂によって形成可能であり、被変性
樹脂の種類に従って、それらの被変性樹脂の本来有して
いる種々の特性、例えば、強度、可撓性、電気的、化学
的、物理的特性を保持したまま、該樹脂から形成される
樹脂層の表面特性、例えば、耐汚染性、耐水性、耐摩耗
性、耐粘着性、耐熱性等を著しく向上させ、また樹脂層
の摩擦係数を著しく低下させることができる。
また、本発明で使用する変性剤は、その構造中にウレタ
ン結合や尿素結合等の多数の極性基を有しているため、
樹脂層中において変性剤が変性剤同士で、または樹脂と
水素結合等の分子間結合により一体化されているため、
従来技術の添加剤の如く、経時的に添加剤が樹脂層の表
面にブリードし、種々の問題を生じるという欠点が解決
されており、そのため樹脂層中に変性剤を多量に包含さ
せることができず、その結果、より樹脂層の表面性質を
改良することができる。
ン結合や尿素結合等の多数の極性基を有しているため、
樹脂層中において変性剤が変性剤同士で、または樹脂と
水素結合等の分子間結合により一体化されているため、
従来技術の添加剤の如く、経時的に添加剤が樹脂層の表
面にブリードし、種々の問題を生じるという欠点が解決
されており、そのため樹脂層中に変性剤を多量に包含さ
せることができず、その結果、より樹脂層の表面性質を
改良することができる。
次に、実施例、使用例および比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。尚、文中、部または%とあるのは
重量基準である。
に具体的に説明する。尚、文中、部または%とあるのは
重量基準である。
参考例1(変性剤の製造例) トリメチロールプロパン1モルとトリレンジイソシアネ
ート(TDI)3モルとの付加体(コロネートL、日本
ポリウレタン製、NCO%12.5、固形分75%)1
75部を50℃でよくかきまぜながら、この中に下記の
構造を有する末端アミノプロピルポリジメチルシロキサ
ン(分子量2,200)1,320部を徐々に滴下し反
応させる。
ート(TDI)3モルとの付加体(コロネートL、日本
ポリウレタン製、NCO%12.5、固形分75%)1
75部を50℃でよくかきまぜながら、この中に下記の
構造を有する末端アミノプロピルポリジメチルシロキサ
ン(分子量2,200)1,320部を徐々に滴下し反
応させる。
(nは分子量が2,200になる値である) 反応終了後、酢酸エチルを蒸発させると透明液体状の変
性剤(M1)1,440部が得られた。
性剤(M1)1,440部が得られた。
この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、2270/
cmの遊離イソシアネート基による吸収は見られず、1
090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示してい
た。
cmの遊離イソシアネート基による吸収は見られず、1
090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示してい
た。
従って、上記の変性剤の主たる構造は、下記式と推定さ
れる。
れる。
参考例2(変性剤の製造例) 下記の構造を有する末端ヒドロキシプロピルポリジメチ
ルシロキサン(分子量980)196部に、フェニルイ
ソシアネート24部を加え60℃でよくかきまぜて反応
させ透明液状の反応生成物(A)213部が得られた。
ルシロキサン(分子量980)196部に、フェニルイ
ソシアネート24部を加え60℃でよくかきまぜて反応
させ透明液状の反応生成物(A)213部が得られた。
(nは分子量が980になる値である) 次に、ヘキサメチレンジイソシアネートと水の付加体
(ジュラネート24A−100、旭化成製、NCO%2
3.5)52部を60℃でよくかきまぜながら、この中
に上記の反応生成物(A)330部を徐々に滴下し反応
させ、無色透明の液状の変性剤(M2)376部が得ら
れた。
(ジュラネート24A−100、旭化成製、NCO%2
3.5)52部を60℃でよくかきまぜながら、この中
に上記の反応生成物(A)330部を徐々に滴下し反応
させ、無色透明の液状の変性剤(M2)376部が得ら
れた。
この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、2270/
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
従って、上記の変性剤の主たる構造は、下記式と推定さ
れる。
れる。
参考例3(変性剤の製造例) 下記の構造を有する末端アミノプロピルポリジメチルシ
ロキサン(分子量1,150)230部に、n−ブチル
アルデヒド15部を加え、80℃でよくかきまぜ反応さ
せ、生成した水を減圧下に系外に除去しながら3時間反
応させて、透明液状の反応生成物(B)238部が得ら
れた。
ロキサン(分子量1,150)230部に、n−ブチル
アルデヒド15部を加え、80℃でよくかきまぜ反応さ
せ、生成した水を減圧下に系外に除去しながら3時間反
応させて、透明液状の反応生成物(B)238部が得ら
れた。
(nは分子量が1,150になる値である) 次に、トリメチロールプロパン1モルとキシリレンジイ
ソシアネート3モルとの付加体(タケネートD110
N、武田薬品製、NCO%11.5、固形分75%)1
86部を室温でよくかきまぜながら、この中に上記反応
生成物(B)735部を徐々に滴下し、60℃で反応さ
せた。反応終了後、酢酸エチルを蒸発させると透明液体
状の変性剤(M3)905部が得られた。
ソシアネート3モルとの付加体(タケネートD110
N、武田薬品製、NCO%11.5、固形分75%)1
86部を室温でよくかきまぜながら、この中に上記反応
生成物(B)735部を徐々に滴下し、60℃で反応さ
せた。反応終了後、酢酸エチルを蒸発させると透明液体
状の変性剤(M3)905部が得られた。
この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、2270/
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
従って、上記の変性剤の主たる構造は、下記式と推定さ
れる。
れる。
参考例4(変性剤の製造例) 2,6−トリレンジイソシアネート35部と酢酸エチル
110部を60℃でよくかきまぜながら、この中に下記
の構造を有する末端メルカプトプロピルポリジメチルシ
ロキサン(分子量1,580)632部を徐々に滴下し
反応させる。
110部を60℃でよくかきまぜながら、この中に下記
の構造を有する末端メルカプトプロピルポリジメチルシ
ロキサン(分子量1,580)632部を徐々に滴下し
反応させる。
(l、m、nは分子量が1,580になる値である) 反応終了後、酢酸エチルを蒸発させると透明液体状の変
性剤(M4)661部が得られた。
性剤(M4)661部が得られた。
この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、2270/
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
従って、上記の変性剤の主たる構造は、下記式と推定さ
れる。
れる。
(l、m、nは分子量が1,580になる値である) 参考例5(変性剤の製造例) フェニルイソシアネート24部と酢酸エチル160部
を、60℃でよくかきまぜながら、この中に下記の構造
を有する末端ヒドロキシプロピルポリジメチルシロキサ
ン(分子量2,250)450部を徐々に滴下し反応さ
せる。
を、60℃でよくかきまぜながら、この中に下記の構造
を有する末端ヒドロキシプロピルポリジメチルシロキサ
ン(分子量2,250)450部を徐々に滴下し反応さ
せる。
(nは分子量が1,580になる値である) 反応終了後、酢酸エチルを蒸発させると透明液体状の変
性剤(M5)467部が得られた。
性剤(M5)467部が得られた。
この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、2270/
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
cmの遊離イソシアネート基による吸収は残っておら
ず、1090/cmにSi−O−C基による吸収帯を示
していた。
従って、上記の変性剤の主たる構造は、下記式と推定さ
れる。
れる。
参考例6(樹脂の変性) 末端に水酸基を有する分子量2,000のポリブチレン
アジペート150部、1,3−ブチレングリコール20
部、トリレンジイソシアネート52部をメチルエチルケ
トン412部中で付加反応させ、粘度200ポイズ/2
0℃のポリウレタン樹脂溶液(固形分35%)を得た。
このポリウレタン樹脂溶液100部に、変性剤(M1)
5部を加え、変性剤とポリウレタン樹脂とが一体化した
変性樹脂溶液(UR1−1)を得た。
アジペート150部、1,3−ブチレングリコール20
部、トリレンジイソシアネート52部をメチルエチルケ
トン412部中で付加反応させ、粘度200ポイズ/2
0℃のポリウレタン樹脂溶液(固形分35%)を得た。
このポリウレタン樹脂溶液100部に、変性剤(M1)
5部を加え、変性剤とポリウレタン樹脂とが一体化した
変性樹脂溶液(UR1−1)を得た。
参考例7(樹脂の変性) 参考例6における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
2)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂溶液
(UR1−2)を得た。
2)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂溶液
(UR1−2)を得た。
参考例8(樹脂の変性) 参考例6における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
3)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂溶液
(UR1−3)を得た。
3)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂溶液
(UR1−3)を得た。
参考例9(樹脂の変性) 参考例6における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
4)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂液
(UR1−4)を得た。
4)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂液
(UR1−4)を得た。
参考例10(樹脂の変性) 参考例6における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
5)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂溶液
(UR1−5)を得た。
5)を使用し、他は参考例6と同様にして変性樹脂溶液
(UR1−5)を得た。
実施例1 織布上に、ポリウレタン系接着剤溶液(レザミンVD-602
5 、大日精化工業製)を乾燥時の塗布量が10/m2とな
るように塗布および乾燥して擬革用基材シートとした。
5 、大日精化工業製)を乾燥時の塗布量が10/m2とな
るように塗布および乾燥して擬革用基材シートとした。
一方前記変性樹脂溶液UR1−1〜UR1−5の夫々を
離型紙上に塗布および乾燥させて夫々5種の約15μm
の厚さのフイルムを形成し、これを上記基材シートに貼
り合わせて本発明の5種の擬革を得た。尚、比較例1と
して、上記変性樹脂に変えて、変性前の樹脂溶液を使用
し、また比較例2として、擬革用ポリウレタン樹脂溶液
(固形分30%、レザミンME-88N、大日精化工業製)を
使用し、且つ比較例3としてレザミンME-88Nにシリコー
ンオイル(SH-200、東レシリコーン製)5部を添加して
同様に擬革を調製した。
離型紙上に塗布および乾燥させて夫々5種の約15μm
の厚さのフイルムを形成し、これを上記基材シートに貼
り合わせて本発明の5種の擬革を得た。尚、比較例1と
して、上記変性樹脂に変えて、変性前の樹脂溶液を使用
し、また比較例2として、擬革用ポリウレタン樹脂溶液
(固形分30%、レザミンME-88N、大日精化工業製)を
使用し、且つ比較例3としてレザミンME-88Nにシリコー
ンオイル(SH-200、東レシリコーン製)5部を添加して
同様に擬革を調製した。
上記で得られた擬革の摩擦係数(A)、ハッ水性
(B)、耐ブロッキング性(C)および表面状態(D)
は下記第1表の通りであった。
(B)、耐ブロッキング性(C)および表面状態(D)
は下記第1表の通りであった。
尚、摩擦係数(μk)は鉄に対する摩擦係数であり、ハ
ッ水性は、O接触角であり、耐ブロッキング性は130
℃で1時間エージング後の剥離であり、○は剥離なし
を、×は剥離有りを示す。表面状態は製造3日後の変化
であり、○は変化なしを、×は添加物のブリードが有る
ことを示す。
ッ水性は、O接触角であり、耐ブロッキング性は130
℃で1時間エージング後の剥離であり、○は剥離なし
を、×は剥離有りを示す。表面状態は製造3日後の変化
であり、○は変化なしを、×は添加物のブリードが有る
ことを示す。
以上の如く本発明によれば、樹脂層の摩擦係数を著しく
低下させ、かつ良好なハッ水性、耐ブロッキング性、表
面状態を保持することができる。
低下させ、かつ良好なハッ水性、耐ブロッキング性、表
面状態を保持することができる。
参考例11(樹脂の変性) 末端に水酸基を有する分子量2,000のポリブチレン
アジペート150部、1,4−ブタンジオール20部、
4,4′−メチレンビス(フェニルイソシアネート)7
5部を、ジメチルホルムアミド286部およびメチルエ
チルケトン286部中で付加反応させ、粘度560ポイ
ズ/20℃のポリウレタン樹脂溶液(固形分35%)を
得た。このポリウレタン樹脂溶液100部に、変性剤
(M1)5部を加え、変性剤とポリウレタン樹脂とが一
体化した変性樹脂溶液(UR2−1)を得た。
アジペート150部、1,4−ブタンジオール20部、
4,4′−メチレンビス(フェニルイソシアネート)7
5部を、ジメチルホルムアミド286部およびメチルエ
チルケトン286部中で付加反応させ、粘度560ポイ
ズ/20℃のポリウレタン樹脂溶液(固形分35%)を
得た。このポリウレタン樹脂溶液100部に、変性剤
(M1)5部を加え、変性剤とポリウレタン樹脂とが一
体化した変性樹脂溶液(UR2−1)を得た。
参考例12(樹脂の変性) 参考例11における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
2)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−2)を得た。
2)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−2)を得た。
参考例13(樹脂の変性) 参考例11における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
3)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−3)を得た。
3)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−3)を得た。
参考例14(樹脂の変性) 参考例11における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
4)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−4)を得た。
4)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−4)を得た。
参考例15(樹脂の変性) 参考例11における変性剤(M1)に代えて、変性剤(M
5)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−5)を得た。
5)を使用し、他は参考例11と同様にして変性樹脂溶液
(UR2−5)を得た。
実施例2 前記変性樹脂溶液(UR1−1〜UR1−5) (固形分30%) 100部 コロネートL(NCO%12.5、固形分75 % 日本ポリウレタン製) 2部 メチルエチルケトン 120部 上記組成物をナイロンタフタ上に70〜80g/m2の割
合で塗布し、直ちに乾燥機で乾燥させて夫々5種の本発
明の擬革を得た。尚、比較例として、上記組成物を使用
し、他は上記と同様にして比較例の擬革を調製した。
合で塗布し、直ちに乾燥機で乾燥させて夫々5種の本発
明の擬革を得た。尚、比較例として、上記組成物を使用
し、他は上記と同様にして比較例の擬革を調製した。
熱可塑性ウレタンエラストマー溶液(固形分30%、レ ザミンME-88N、大日精化工業製) 100部 コロネートL(NCO%12.5、固形分75% 日本 ポリウレタン製) 2部 シリコーンオイル(SH-200、東レシリコーン) 1部 メチルエチルケトン 120部 上記で得られた擬革の耐水圧およびハッ水性を、ドライ
クリーニングテストの前後で比較したところ、下記第2
表の通りであった。
クリーニングテストの前後で比較したところ、下記第2
表の通りであった。
上記AおよびBはドライクリーニングテスト前の耐水圧
(mm)およびハッ水性であり、上記CおよびDはドラ
イクリーニングテスト3回実施後の耐水圧(mm)およ
びハッ水性である。
(mm)およびハッ水性であり、上記CおよびDはドラ
イクリーニングテスト3回実施後の耐水圧(mm)およ
びハッ水性である。
ドライクリーニングテストは、パークロロエチレン30
0cc中に試験片および鋼球(直径6.4mm)10個
を入れ、125回/min.の振とう機に15分間かけ
て行った。
0cc中に試験片および鋼球(直径6.4mm)10個
を入れ、125回/min.の振とう機に15分間かけ
て行った。
ハッ水性は、試験片に水滴を落とし、完全に水をはじい
ているものをハッ水度100とし、水が完全にしみ込み
んでいるのを0として評価した。
ているものをハッ水度100とし、水が完全にしみ込み
んでいるのを0として評価した。
以上の通り本発明によれば、耐久性のある耐水圧とハッ
水性を有する擬革が提供される。
水性を有する擬革が提供される。
Claims (3)
- 【請求項1】基材シートおよび該基材シートの少なくと
も一方の面に設けた樹脂層からなり、該樹脂層が、反応
性有機官能基を有するシリコーン化合物と有機イソシア
ネートとの反応生成物であって、遊離のイソシアネート
基を有さない変性剤で変性された樹脂からなることを特
徴とする擬革。 - 【請求項2】変性剤と樹脂との重量比が1〜100:1
00である特許請求の範囲第(1) 項に記載の擬革。 - 【請求項3】変性剤の分子量が5万以下である特許請求
の範囲第(1) 項に記載の擬革。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6417386A JPH0637749B2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 擬 革 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6417386A JPH0637749B2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 擬 革 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62223382A JPS62223382A (ja) | 1987-10-01 |
| JPH0637749B2 true JPH0637749B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=13250405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6417386A Expired - Fee Related JPH0637749B2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 擬 革 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637749B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6905762B1 (en) * | 2001-02-13 | 2005-06-14 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Non-aqueous electrolyte solutions comprising additives and non-aqueous electrolyte cells comprising the same |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP6417386A patent/JPH0637749B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62223382A (ja) | 1987-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |