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JPH0638501B2 - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents
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JPH0638501B2 - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JPH0638501B2
JPH0638501B2 JP55003251A JP325180A JPH0638501B2 JP H0638501 B2 JPH0638501 B2 JP H0638501B2 JP 55003251 A JP55003251 A JP 55003251A JP 325180 A JP325180 A JP 325180A JP H0638501 B2 JPH0638501 B2 JP H0638501B2
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semiconductor
dis
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memory device
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舜平 山崎
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10D64/665Electrodes having a conductor capacitively coupled to a semiconductor by an insulator, e.g. MIS electrodes the conductor comprising a layer of elemental metal contacting the insulator, e.g. tungsten or molybdenum

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、MES−FET(ショットキ障壁を利用した
金属−半導体構造を有する電界効果トランジスタ)とM
IS−FET(金属−絶縁物−半導体構造を有する絶縁
ゲイト型電界効果トランジスタ)との特徴を兼ね備えた
ものであって、この新たに発明したディプレッション領
域制御型電界効果トランジスタ(以下、DIS−FET
と称する)を用いて構成した不揮発性半導体メモリ装置
に関する。
〔発明の概要〕
本発明不揮発性半導体メモリ装置に適用する前記DIS
−FETは、従来のMIS−FETが単にその素子の大
きさを微細化していったが、ソース、ドレイン間をオフ
状態で不本意に流れてしまうリーク電流が発生するショ
ートチャネル効果よりそのパターンをスケールダウン
(微細化)できない限界すなわち0.1〜1μのチャネ
ル長を有するMIS−FETと同等またはそれ以上のス
ピードを有するものであり、従来には見られない効果を
有する半導体装置である。
本発明不揮発正メモリ装置に用いる前記DIS−FET
は、その基本的な特徴として、低電圧動作を行なうこ
と(0.1〜2V)、バルクモビリティ(μ〜1500
cm2/VS,μ〜500cm2/VS )を利用し従来より知られて
いる表面移動度が支配的なMIS−FETより3〜6倍
の速度を同一パターン、スケールにて有する、空乏層
障壁をゲイト電極の仕事関数または不純物レベルにより
制御すること、MES−FETに比べて相補型を同一
基板上に製造できること、絶縁膜に窒化珪素を用いる
ことによりMES−FETに比べて高信頼性、耐熱性を
有すると、セルフアライン型であり従来よりのMIS
−FETの特徴をそのまま利用できること、バルクの
多数キャリアを利用するため、チャネル長が0.1μm
にすることもでき、またサブスレッシュホールド電流の
リークがきわめて少ないこと、システム設計に公知の
LSI技術、CAD技術がそのまま応用できること、
DIS−FETの領域の耐熱性を有するため多層配線が
可能なこと、不揮発性RAMへの応用が可能であるこ
と、があげられる。
以上のこれまでのIC、LSI、VLSI業界も望んで
いた多くの特徴をすべて兼ね備えることができるという
きわめて大きな効果を有する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、本発明不揮発性半導体メモリ装置に用いるDIS
−FETと比較的相似の構造を有するトラジスタとして
MES−FETが知られている。これを第1図にその縦
断面図を示している。
第1図に示すMES−FETにおいて、基板半導体
(1)は逆導電型のシリコン半導体領域(2)をソース
(5)ドレイン(6)よりもライトドーピングのイオン
注入法により作成する。さらにこの半導体領域(2)に
対し白金(3)のショットキ障壁を作る。このショット
キ障壁により半導体領域中に空乏層を作りソース(5)
からドレイン(6)に流れる電流を制御しようとするも
のである。
しかし、このMES−FET構造において、白金が直接
シリコン半導体半導体領域(2)に接するため、製造ば
らつきを有する。さらに、従来はPチャネル型ができな
い。加えて耐熱性がない。電極(3)とソース(5)、
ドレイン(6)がショートしやすいため空隙(60)が
設けなければならない等の多くの欠点があった。
〔本発明が解決すべき課題〕
本発明不揮発性半導体メモリ装置は、前記MES−FE
Tの有する低電圧動作、バルクモビリティを利用してい
るという特徴を生かしつつ前記欠点を除去しようとした
DIS−FETを用いて構成した不揮発性半導体メモリ
装置を提供する点にある。
〔実施例〕 第2図は、本発明不揮発性半導体メモリ装置に用いるD
IS−FETの第1の例の縦断面図を示している。
第2図において、半導体例えば珪素(結晶方位(100)
のP(ρ≧10Ωcm以上)型を基板(1)として用い
た。さらにこの上面を選択的に窒化珪素等によりマスク
をし、公知の高圧(約10〜15気圧)で800 〜1000℃にて
0.5〜2μmの厚さに選択酸化をしてフィールド絶縁
物(7)を形成させた。さらにこの基板にP型領域(1
0)を0.3〜1μmの厚さにイオン注入法を用いて形
成せしめ、加えてこの上面に半導体領域(2)を50〜30
00Å特に100 〜500 Åの厚さに第2回目のイオン注入法
を用いて作製した。この半導体領域(2)は空乏層を作
りその空乏層はその下面すなわち半導体領域(2)とP
型領域(10)の接合面にまで容易に電極の電位により
拡がり得る程度にライトドープでなければならない。そ
の不純物濃度は1014〜3×1016cm-3に制御した。さらに
ソース(5)、ドレイン(6)を第3のイオン注入によ
り1017〜1019cm-3の濃度に作製した。この一対の不純物
領域間は、0.1〜1μmの距離とした。ソース
(5)、ドレイン(6)の製造は、半導体領域(2)及
びその下側のノーマリオフの状態で例えば0.1〜1μ
mとチャネル長を短くしたソース、ドレイン間に不本意
の10-9〜10-12Aのオーダの前記リーク電流が流れてしま
うショートチャネル効果の発生を予防する半導体層(1
0)の作製とその順序を変更してもよい。
このDIS−FETにおいては、この半導体層の表面を
十分清浄にした後、この上面に窒化珪素被膜を2〜200
Åの厚さに形成させた。この窒化珪素の作製は以下の2
つを使用した。すなわちプラズマ窒化法を用いることが
できる。このプラズマ窒化法は、この半導体を0.1〜
10torrの圧力の雰囲気にひたし、この雰囲気をアンモニ
ア(NH3)または窒素(N2)と水素(H2)との混合気体
にひたし、加えてこの気体を5〜5000MH例えば、1
3.56MHにて誘導プラズマ化した。反応性窒化物
気体を化学的に活性にして半導体表面を窒化したもので
ある。
半導体基板の温度を室温〜300 ℃にて2〜30Åの膜厚
が、300 〜800 ℃において20〜200 Åの膜厚を得ること
ができる。
前記DIS−FETは、かかる窒化珪素膜を用い、この
窒化被膜トンネル電流を流しうる程度に薄くても実質的
にMIS−FETの変形としてのDIS−FETとして
作用しうることが大きな特徴である。
かかるプラズマ窒化法において形成される被膜はSi3N4
の構成を有する窒化珪素膜となるが、半導体表面にナチ
ュラル・オキサイドが存在する場合は、SiOxNyの構成に
なる。
プラズマ窒化法ではなくイオン注入法により半導体の表
面近傍に窒化を注入して窒化被膜を作ってもよい。
さらにかかる絶縁膜ではなく、半絶縁膜を用いることも
できる。半絶縁膜は半導体表面上に0.001 〜1torr の圧
力にてSiH4/NH3/H2 =1/0.5 〜10/0〜50の割合にて混合
し半導体上の被形成面上に気相成長(500〜800 ℃) させ
た。またプラズマ気相法(室温〜500 ℃)により2〜10
0 Åの膜厚に形成してもよい。かかる場合はSi3N4-x(0.
5<X4)であり、半絶縁膜が形成された。
前記DIS−FETにおいては、かかる絶縁膜の存する
界面準位密度は3×1010cm-2以下、特に1×1010cm-2
下であり、界面電荷によるVTH のドリフトは0.1V以
下特に0.01V 以下であることがきわめて重要である。
界面準位が大きい場合は、この準位により基板半導体に
発生させるエネルギバンドの曲がりの方が電極によるそ
れを上まわり、C/DIS−FET(相補型DIS−F
ET)構成等が作りにくくなってしまう。
前記DIS−FETの例においては、かかる絶縁または
半絶縁膜(8)上に次の工程としてホウ素を1018cm-3
上ドープした半導体を減圧気相法またはプラズマ気相法
により、0.03〜0.3μm特に0.1μmの厚さに形成
して電極(9)を得た。
前記DIS−FETの例においては、Nチャネルである
ため電極(9)をP型にした。そして、その電極直下の
半導体領域(2)には電極(9)に電圧を加えない状態
にて空乏層(11)(DEPLATION LAYER) が発生する。こ
の空乏層の下面は、その下側(半導体領域の底面)にま
で至っているため、ノーマリ・オフ状態を作ることが重
要である。
さらに、前記DIS−FETの例においては、絶縁また
は半絶縁膜(8)を窒化珪素にて作製したため、その不
純物に対するきわめてすくれたマスク作用により電極中
のホウ素は、半導体領域(8)の上表面にまで拡散等に
より至っていない。さらに、この不純物が窒化珪素中に
入っていないため、この被膜中の電気伝導は、その膜厚
が薄いためによるトンネル電流またはフロアノードハイ
ム電流によるリーク電流のみであり、その電流値がばら
つくことはなかった。絶縁または半絶縁膜(8)が2〜
200 Å特に30〜80Åと薄いため、初めてゲイト電極の仕
事関数の電位をそのまま半導体領域に及ぼすことができ
た。
特に、この絶縁膜または半絶縁膜(8)が2〜200
Å、特に30〜80Åとしたのは、第5図に示した関係
があるからである。特にゲイト絶縁膜の厚さを可変に
し、半導体電極をP型として、Nチャネル型DIS−
FETにおいて、基板のチャネル形成領域の不純物濃度
をNの5×1015cm-3とした場合、ゲイト電極のフェ
ルミレベルと基板のフェルミレベルとは0.8Vの差が
ある。この差を無くすべく半導体表面のエネルギバンド
が曲がり、お互いの差を無くそうとする。結果として半
導体内部と半導体表面との差は大きい。
しかし、ゲイト電極と半導体表面との間には絶縁膜を介
すると、その厚さが厚くなるにつれてこの誘電体の部分
で電位降下が生じ、結果として半導体の表面でのエネル
ギバンドの曲がりが小さくなる。第5図にこの関係を示
す。
即ち、この厚さの関係より半導体の表面でのエネルギバ
ンドを実用上さしつかえない範囲で曲げるには、200
Å以下の特に80Å以下にすると0.3V以上の差を作
ることができる。しかしその厚さが薄すぎるとゲイト電
極と基板との間にトンネル電流が流れすぎてしまうた
め、トンネル電流が流れない範囲の30Å以上となれば
よいことが判明した。この厚さは、本発明において界面
準位密度が3×1010cm-3以下でこの準位の影響が十
分少ないことによって初めて成就できることは明らかで
ある。
前記DIS−FETの例において絶縁または半絶縁膜
(8)にピンホールがある場合は、そのピンホールを通
じて電極の不純物が半導体領域の上部に拡散し、そこで
PN接合を作る。この場合は局部的に作られたいわゆる接
合型FET(JUNCTION TYPE FETまたはJFET) ができる。
このため空乏層のひろがりに局部性が発生してしまい周
波数特性が悪くなる。しかし、この構造DIS−FET
の場合かかるピンホールがあっても、それがこのDIS
−FETの動作を完全に否定するものでないことが特徴
である。
前記DIS−FETにおいては、この後ソース(5)、
ドレイン(6)に対して電極リード(15)、(16)
を同一導電型の半導体または金属にてオーム接触を電極
部で行わしめて作製した。第2図(B)、第2図(C)
は第2図(A)のA−A′に対してそのエネルギバンド
図を示したものである。
第2図(B)は、第2図(A)における半導体基板
(1)または(10)に対応して(10′)、または半
導体領域(2)に対応して(2′)が、絶縁または半絶縁
膜(8)に対応して(8′)、電極(9)に対応して
(9′)が、それぞれエネルギバンド幅にて示されてい
る。
(11′)は空乏層である。この空乏層(11′)があ
るためバンドは上に凸になり、このDIS−FETはN
チャネルであり、電子をソース(5)からドレイン
(6)に通すことができない。しかし、第2図(C)に
示すごとく電極(9)に0.1〜2V例えば0.3Vという電
圧、この電圧はIG−FET(絶縁ゲイト型電界効果ト
ランジスタ)の2〜20V の電圧よりきわめて低い電圧で
あるが、かかる低い正の電圧を加えることにより、エネ
ルギバンドは(2′)の部分が下側に下がり、(12)
の部分を電流が流れることができる。すなわちディプレ
ッションレイヤーが電気伝導を制御しているノーマリ・
オフ型のMIS型デバイスであるため、本発明の半導体
装置をDIS−FET(DEPLETION LAYER CONTROLLED ME
TAL (SEMICONDUCTOR)-INSULATION -SEMICONDUCTOR TYPE
FIELD EFFECT TRANSISTOR) という。
この電子はバルクキャリアであり、その移動度として表
面伝導のIG−FETがμ≒300 〜500cm2/VS に対
し、μ≒1300〜1500cm2/VSと3〜5倍の移動度を有す
る。このバルクモビリティが用いられることが前記DI
S−FETのきわめて大きな特徴である。
他の特徴として、チャネルを形成するN型領域の下側に
型の基板よりも高濃度のP型半導体領域を形成した
ため、ショートチャネルリークがソース、ドレイン間に
生じることを防ぐことができた。そのため、チャネル長
を1μm以下の0.1〜1μmにまで微細化が可能とな
った。またゲイト電極はNチャネル型のDIS−FET
においてはP型の半導体電極を用いた。これは、白金、
タングステン、金、モリブデン、タンタル、チタン、ク
ロム、ニッケルまたはこれらの合金または混合物(例え
ばニクロム、モリブデン・シリサイド、タングステン・
シリサイド)であっても同様の効果を期待できる。
従来のMES−FETが電極に白金しか使えなかった
が、前記DIS−FETは逆に仕事関数の小さな金属ま
たはN型の半導体をも絶縁または半絶縁膜を電極と半
導体領域との間に介在させているため実施が可能であ
る。
この場合は、Pチャネル型のDIS−FETができる。
かかる場合の金属としては、アルミニューム、マグネシ
ューム、ベリリュームまたはバリュームのごとき仕事関
数が4eV よりも小さい金属であることが求められる。こ
れらをまとめると表1のようになる。
第3図(A) 、(B) は本発明不揮発性半導体メモリ装置に
適用できる他のDIS−FETの例を示す。
第3図(A) において、N型の半導体上には選択酸化法等
によりフィールド絶縁物(7)が設けられ、さらに、第
1のイオン注入法により半導体領域(2)がP-型にて50
〜3000Åの厚さに形成される。
この後、これらの表面に窒化珪素膜を2〜200 Åの厚さ
に前期第1の例と同様に形成した後、ソース(5)、ド
レイン(6)間の開孔をあけ、これらの上面全体にアモ
ルファスまたは多結晶の非単結晶半導体珪素を形成す
る。さらに、この半導体膜(0.03 〜0.3μm)を選択
酸化して電極、リードの部分を除き、酸化珪素に変成す
る。
この選択酸化は酸化される部分に対し酸素のイオン注入
を行っても、また電極、リードとなる部分上にマスク作
用を有する窒化珪素膜を形成し、水蒸気等の酸化性気体
により酸化してもよい。
かくして、フィールド絶縁物(14)が形成される。こ
の後、ソース(5)、ドレイン(6)及びそれぞれのリ
ード(15)、(16)に対し、ホウ素の如きP型不
純物を1017〜1021cm-3の濃度に添加してPの半導体を
作り、さらに電極(9)に対して選択的にリンを1018
1022cm-3の濃度に添加する。この不純物は500 〜1000℃
特に600 〜700 ℃の温度での拡散で十分な程度に電極
(9)、リード(15)、(16)は薄く0.05〜0.1
μm程度の厚さにすればよい。この後、これら電極、リ
ード上には選択的にその導電性を増すため、多重構造に
金属(19)、(19′)を0.1〜0.5μmの厚さ
に形成した。この金属はタングステン、モリブデンの如
き高融点金属であっても、またアルミニューム、チタン
等の金属であってもよい。
この上面に多重配線を行うためには、この上面にPIQ 等
のポリアミド系の有機被膜を形成し、そのそれぞれの電
極、さらにその上面に第2の配線を行えばよい。
このDIS−FETの例は、Pチャネル型DIS−FE
Tであるが、ソース(5)、ドレイン(6)及び電極
(9)が一枚のマスクで形成されること、ソース
(5)、ドレイン(6)とそれぞれの電極、リード(1
5)、(16)が同一主成分材料からなり同一材料より
完全なオームコンタクトが成就されていること、電極、
リードに対しても選択酸化を行っていることが特徴であ
る。
もちろん、この電極(9)の代わりに第1の例における
表1のPチャネルDIS−FETに対応する材料を用い
てもよいことはいうまでもない。
第3図(B) は第3図(A) の製造工程の一部を修正したも
のである。第3図(B) はNチャネル型DIS−FETで
あるが、第3図(A) における半導体領域(2)と同時に
第3図(B) におけるソース(5)、ドレイン(6)及び
その電極、リード(15)、(16)にも同一不純物を
添加する。
このようにすることにより第3図(A) 及び(B) を同一基
板(1)上にPチャネルDIS−FET(第3図A)及
びNチャネルDIS−FET(第3図B)を同時に一体
化して作ることができる。
以上のように従来のMES−FETはショットキ構造の
電極を用いるためNチャネル型のみしか作り得なかった
が、相補型のDIS−FET(C/DIS−FETまた
はC/DIS)を作ることができた。このC/DIS−
FETはもちろんその回路上の応用により直列接続また
は並列接続をすればよい。
第3図(B) の他の製造方法は第3図(A) と同様である。
以上の半導体装置におて、V=0.5とした時、それぞ
れtdは0.1〜0.5nsecを得ることができ、きわめ
て高速動作が可能になった。
第4図は、前記第1のDIS−FETを利用した不揮発
性半導体メモリ装置を示している。
第4図(A) は不揮発性半導体メモリ装置の構造を、第4
図(B) は、その等価回路を示している。
第4図(B) において、不揮発性半導体メモリ装置は、フ
ローティング電極(49′)、制御用電極(49)が設
けられている。両図において、フローティング電極(4
9′)は不揮発性半導体メモリ装置の第1の電極
(9′)に、制御電極(49)は第2の電極(9)に対
応している。
第4図(A) に基づいて本発明不揮発性半導体メモリ装置
の構造を説明する。
第4図(A) において、第1の電極(9′)は、P型で
あり、その上側面に20〜200Åの厚さの窒化珪素膜
からなる絶縁膜(39)で取り囲まれており、該絶縁膜
(39)の上面には第2の制御用電極(9)が設けられ
ている。
この不揮発性半導体メモリ装置の構造は、これまでの本
発明人による発明の不揮発性半導体メモリ装置(特公昭
50−36955/第886343号特許発明)をさら
に発展させたものである。
特に重要なことは、第1の制御電極である浮遊の電極
(9)に不純物がドープされ、そのドーピングによるフ
ェルミレベルによりその直下の半導体領域(2)に空乏
層ができることである。
その空乏層の厚さを制御するために、さらにトンネン電
流により第1の電極(9)に正または負の電位を与える
ことによりオンまたはオフを制御することである。
この不揮発性半導体メモリ装置は、書き込み電圧が3〜
10V例えば5Vであり、読み出し電圧は0〜2V例え
ば0.5Vであり、従来より知られた電圧の書き込み電
圧は20〜50V、読み出し電圧が8〜10Vに比べて
1/10になっていることである。さらに書き込み電圧
が2〜10Vも低いために第2の電極(9′)下の被膜
(8)に局部電荷が生まれることがなく、その結果劣化
することがないため不揮発性RAMとして使用すること
ができる。
また、第2の制御用電極(9)とドレイン(6)とは離
間しており、これまでの不揮発性半導体メモリの劣化が
ドレイン近傍の絶縁膜中に捕獲される電荷の悪い影響を
与えていたが、本発明の不揮発性半導体メモリは、かか
る電荷の捕獲が絶縁膜に窒化珪素膜を用いること及びド
レインが離れて設けられていることにより無いという特
徴を有するものである。
以上の説明より明らかな如く、本発明は構造が公知のM
IS−FETまたはMES−FETと類似であり、また
それらを組み合わせたという感じを与えるかもしれな
い。しかし本発明不揮発性半導体メモリ装置に使用され
るDIS−FETは、それぞれの長所のみ引き出すため
になされたものであって、ゲイト電極はMIS−FET
と同様に、チャネル領域はMES−FETと同様にして
形成した。その膜厚はそれぞれの長所のみ引き出すため
絶縁膜または半絶縁膜は2〜200 Å特に30〜80Åときわ
めて薄く形成したこと、このためMIS−FETはスレ
ッシュホールド電圧(Vth) 以下のリーク及び低電圧化
(3〜1V)にすること、Vth の下限が0.8〜1Vである
ことにより現実的にはVG、VEを2V以下にして作ることが
できなかった。
しかし、本発明はかかるVth を電極の有する材料的な仕
事関数または(電子親和力)+(フェルミレベル)によ
り実質的に固有的に与えることができた。このため動作
電圧を0.1〜2Vと極めて小さくし得たこと及びそれに
伴いスケーリングが可能になり、さらにショートチャネ
ル効果がないため、チャネル長を0.1〜1μmにまで
縮めることができるようになった。
このため、td≒0.01〜0.5ns をも作ることが可能とな
る極めて工業的に重要な半導体装置である。以上の説明
において、絶縁または半絶縁膜は窒化珪素であっても実
用化可能である。また半導体も珪素に限らず、ゲルマニ
ューム、炭化珪素、GAAlAs、GaP 等III−V化合物半導
体またはCdS 等のII−VI化合物半導体であってもよいこ
とはいうまでもない。
電極としては半導体であり基板と同一主成分であること
が製造のし易さからいって好ましかった。しかし他の半
導体または酸素または窒素が添加された広いエネルギバ
ンド幅を持つ半導体により、さらに空乏層のまがりを大
きくする半導体を用いてもよいことはいうまでもない。
特に半導体領域が珪素単結晶であり、電極は酸素または
窒素が5〜50モル%添加されたりP+またはN+型の不純物
が0.01〜3モル%添加された半導体を用いてもエネルギ
バンド幅が1.0eV ではなく1.5〜2.0eV となるため空
乏層をさらに広げることができ、そのため実用上の使用
電圧は0.1〜2Vより0.5〜4Vにも高くすることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のMES−FETの縦断面図である。 第2図は、本発明不揮発性半導体メモリ装置に使用する
第1のDIS−FETの縦断面図(A)、それを示すエ
ネルギバンド図(B)及び(C)である。 第3図は、本発明不揮発性半導体メモリ装置に使用する
他の構造のDIS−FETの縦断面図である。 第4図は、DIS−FETを用いた本発明不揮発性半導
体メモリ装置の構造(A)、その等価回路の結線図
(B)である。 第5図は、ゲイト絶縁膜の厚さに対する基板表面と半導
体内部のフェルミレベルの差を示した図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上部に一対の不純物領域と、前
    記不純物領域間に前記不純物領域と同一導電型のチャネ
    ル形成領域と、該チャネル形成領域上に20〜200 Åの厚
    さの窒化珪素膜と、該窒化珪素上に前記不純物領域とは
    逆導電型の不純物が添加された半導体のフローティング
    ゲートと該フローティングゲートを絶縁膜で包んでその
    上方に制御用電極が設けられたことを特徴とする不揮発
    性半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、窒化珪素
    膜はSiまたはSiOよりなることを特徴
    とする不揮発性半導体メモリ装置。
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