JPH0639634B2 - エレクトロスラグ再溶解炉およびその稼動方法 - Google Patents
エレクトロスラグ再溶解炉およびその稼動方法Info
- Publication number
- JPH0639634B2 JPH0639634B2 JP61130856A JP13085686A JPH0639634B2 JP H0639634 B2 JPH0639634 B2 JP H0639634B2 JP 61130856 A JP61130856 A JP 61130856A JP 13085686 A JP13085686 A JP 13085686A JP H0639634 B2 JPH0639634 B2 JP H0639634B2
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- Japan
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- ingot
- water
- cooled mold
- electroslag remelting
- grippers
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- Expired - Lifetime
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高級鋼の製造装置の一つであるエレクトロスラ
グ再溶解炉およびその稼動方法に関するものである。
グ再溶解炉およびその稼動方法に関するものである。
[従来の技術と問題点] エレクトロスラグ再溶解炉(ESR炉)は周知のように
水冷鋳型内において消耗電極を溶融スラグ中に浸漬し、
該溶融スラグ中に発生する電気抵抗加熱によつて消耗電
極を溶解するもので、該消耗電極はその熱によつて順次
先端を溶かし溶融スラグ中に溶滴粒となつて滴下し、滴
下した溶滴は水冷鋳型内で溶鋼プールを形成し、これが
鋳型内面にできる凝固スラグ薄層に包まれて凝固し順次
インゴツトを形成していくものである。そしてインゴツ
トが成長してゆくに従つて第3図に示したように水冷鋳
型aを上昇させてゆく方法と、第4図に示したように水
冷鋳型aは固定したままでインゴツトbを下降させてゆ
く方法とがあつた。なお第3図,第4図中、cは消耗電
極、dはインゴツトbの支持台、eは水冷鋳型a内に溜
る溶融スラグ、fは溶鋼プールを示す。
水冷鋳型内において消耗電極を溶融スラグ中に浸漬し、
該溶融スラグ中に発生する電気抵抗加熱によつて消耗電
極を溶解するもので、該消耗電極はその熱によつて順次
先端を溶かし溶融スラグ中に溶滴粒となつて滴下し、滴
下した溶滴は水冷鋳型内で溶鋼プールを形成し、これが
鋳型内面にできる凝固スラグ薄層に包まれて凝固し順次
インゴツトを形成していくものである。そしてインゴツ
トが成長してゆくに従つて第3図に示したように水冷鋳
型aを上昇させてゆく方法と、第4図に示したように水
冷鋳型aは固定したままでインゴツトbを下降させてゆ
く方法とがあつた。なお第3図,第4図中、cは消耗電
極、dはインゴツトbの支持台、eは水冷鋳型a内に溜
る溶融スラグ、fは溶鋼プールを示す。
しかしてそのいずれの場合でも造塊可能なインゴツトb
の長さは水冷鋳型aの可動ストローク或いは支持台dの
可動ストロークによつて一定長以下に制限されていた。
このため一定長のインゴツトを造塊する度に溶解を停止
させてそのインゴツトを撤去し、次にまた一定長のイン
ゴツトの造塊をスタートさせるという過程を経なければ
ならなかつた。このため次に列挙したような問題点があ
つた。
の長さは水冷鋳型aの可動ストローク或いは支持台dの
可動ストロークによつて一定長以下に制限されていた。
このため一定長のインゴツトを造塊する度に溶解を停止
させてそのインゴツトを撤去し、次にまた一定長のイン
ゴツトの造塊をスタートさせるという過程を経なければ
ならなかつた。このため次に列挙したような問題点があ
つた。
(1)例えばコールドスタート法におけるスタート時に
は支持台dの上にスタート材を配して第5図に示したよ
うに一時的に大電流を流し溶解,昇温させる必要があり
スタートタイムが掛かるため生産性が悪くなる。
は支持台dの上にスタート材を配して第5図に示したよ
うに一時的に大電流を流し溶解,昇温させる必要があり
スタートタイムが掛かるため生産性が悪くなる。
(2)また、第5図にホツトトツプとして示されるよう
にインゴツト上部の収縮孔をなくすために、溶解停止前
に除々に電流値を下げていつてインゴツト上の溶鋼プー
ルを冷却凝固させねばならないのでその点も生産性を下
げる要因となつていた。
にインゴツト上部の収縮孔をなくすために、溶解停止前
に除々に電流値を下げていつてインゴツト上の溶鋼プー
ルを冷却凝固させねばならないのでその点も生産性を下
げる要因となつていた。
[発明の目的] 本発明は上記問題点を解決し連続的にインゴツトを形成
できるようにして歩留りの向上と生産性の向上を図ろう
とするものである。
できるようにして歩留りの向上と生産性の向上を図ろう
とするものである。
[目的を達成するための手段] その目的を達成するため本発明のエレクトロスラグ再溶
解炉は、筒状の水冷鋳型内に溜る溶融スラグ中に上方か
ら消耗電極を浸漬し、該溶融スラグ中に生じる電気抵抗
加熱によつて該消耗電極を溶解すると共に、その溶滴粒
が凝固して形成されるインゴツトが該水冷鋳型の下部開
口より順次抽出されるようにしたエレクトロスラグ再溶
解炉において、インゴツトを把持する少なくとも二つの
把持器を設け、水冷鋳型より抽出されるインゴツトを該
把持器により交互に把持できるようにすると共に、その
うちの少なくとも一方の把持器は昇降動手段を備えてな
ることを特徴とするものである。また、本発明に係る上
記炉の稼動方法は上記炉において、水冷鋳型より抽出さ
れるインゴツトを該把持器により交互に把持すると共
に、そのうちの少なくとも一方の把持器はインゴツトを
把持した状態でインゴツトの抽出速度に合わせて連続的
あるいは間歇的に下降しその後インゴツトを離して上昇
し該インゴツトの上部を再度把持して前記動作と同様に
下降するようにしたことを特徴とするものである。
解炉は、筒状の水冷鋳型内に溜る溶融スラグ中に上方か
ら消耗電極を浸漬し、該溶融スラグ中に生じる電気抵抗
加熱によつて該消耗電極を溶解すると共に、その溶滴粒
が凝固して形成されるインゴツトが該水冷鋳型の下部開
口より順次抽出されるようにしたエレクトロスラグ再溶
解炉において、インゴツトを把持する少なくとも二つの
把持器を設け、水冷鋳型より抽出されるインゴツトを該
把持器により交互に把持できるようにすると共に、その
うちの少なくとも一方の把持器は昇降動手段を備えてな
ることを特徴とするものである。また、本発明に係る上
記炉の稼動方法は上記炉において、水冷鋳型より抽出さ
れるインゴツトを該把持器により交互に把持すると共
に、そのうちの少なくとも一方の把持器はインゴツトを
把持した状態でインゴツトの抽出速度に合わせて連続的
あるいは間歇的に下降しその後インゴツトを離して上昇
し該インゴツトの上部を再度把持して前記動作と同様に
下降するようにしたことを特徴とするものである。
[実施例] 次に第1図および第2図に従い本発明の一実施例を説明
する。図において、1は架台2上に支持された角筒状の
水冷鋳型、3はその中に垂下された消耗電極、4は鋳型
1内で造塊されたインゴツトである。架台2の支柱2
a,2a,2b,2bの内側にリニア軸受5a,5a,
5b,5bを設けて把持器6a,6bをこの支柱に沿つ
て上下昇降自在なるように設ける。両把持器6a,6b
は一対のフインガ7a,7a,7b,7bが夫々開閉自
在なるように支軸8a,8a,8b,8bに枢支されて
おり該フインガの先端をインゴツト4の両側面に対向さ
せる共に該フインガの他端部間にシリンダ9a,9bを
介在させ該シリンダ9a,9bが伸長作動することで該
フインガが可動しその先端がインゴツト4を把持するよ
うに構成されている。10a,10bは支柱2a,2b
と平行なるように上下端部が夫々軸受11a,12a,
11b,12bによつて回転自在に支承された螺子軸、
13a,13bは該螺子軸を回転動させるモータであ
る。しかして把持器6a,6bの背部に該螺子軸10
a,10bに螺合するナツト14a,14bが設けられ
ており、モータ13a,13bによつて該螺子軸10
a,10bが回転すると把持器6a,6bは昇降動する
ようになつている。
する。図において、1は架台2上に支持された角筒状の
水冷鋳型、3はその中に垂下された消耗電極、4は鋳型
1内で造塊されたインゴツトである。架台2の支柱2
a,2a,2b,2bの内側にリニア軸受5a,5a,
5b,5bを設けて把持器6a,6bをこの支柱に沿つ
て上下昇降自在なるように設ける。両把持器6a,6b
は一対のフインガ7a,7a,7b,7bが夫々開閉自
在なるように支軸8a,8a,8b,8bに枢支されて
おり該フインガの先端をインゴツト4の両側面に対向さ
せる共に該フインガの他端部間にシリンダ9a,9bを
介在させ該シリンダ9a,9bが伸長作動することで該
フインガが可動しその先端がインゴツト4を把持するよ
うに構成されている。10a,10bは支柱2a,2b
と平行なるように上下端部が夫々軸受11a,12a,
11b,12bによつて回転自在に支承された螺子軸、
13a,13bは該螺子軸を回転動させるモータであ
る。しかして把持器6a,6bの背部に該螺子軸10
a,10bに螺合するナツト14a,14bが設けられ
ており、モータ13a,13bによつて該螺子軸10
a,10bが回転すると把持器6a,6bは昇降動する
ようになつている。
しかしてこのように構成されたエレクトロスラグ再溶解
炉では水冷鋳型1の下部開口より抽出されるインゴツト
4を一方の把持器6aのフインガ7a,7aを閉じるこ
とによつて把持し該インゴツトの抽出速度に合うように
モータ13aによつて回転動される螺子軸10aの回転
を制御し該把持器6aを下降させる。そして該把持器6
aがその上下ストロークの下端に至る前に他方の把持器
6bのフインガ7b,7bを閉じて該インゴツト4を把
持し、該把持器6bをモータ13bによつて回転が制御
される螺子軸10bの回転によつてインゴツト4の抽出
速度に合うよう下降させるが、この時当然モータ13b
による下降速度とモータ13aによる下降速度が同一と
なるよう制御する。また前記把持器6aはその間にイン
ゴツト4の把持を解いて螺子軸10aを逆転させること
により上昇させ上下ストロークの上端にて待期させる。
そして把持器6bがその上下ストロークの下端に至る前
に把持器6aに再度インゴツト4を把持させまたもその
抽出速度に合わせて下降させる。そしてその間にも他方
の把持器6bは把持を解いて螺子軸10bを逆転させ上
昇させて上下ストロークの上端にて待期させる。以下同
様にこの二つの把持器6a,6bにて交互にインゴツト
4を把持して該インゴツト4をその抽出速度に合わせて
間断なく下降させるものである。なお消耗電極3は適時
必要に応じて交換される。このためこの稼動方法によれ
ばインゴツト4は必要に応じた長尺のものが形成され適
当な長さでこれを寸断して使用することができる。
炉では水冷鋳型1の下部開口より抽出されるインゴツト
4を一方の把持器6aのフインガ7a,7aを閉じるこ
とによつて把持し該インゴツトの抽出速度に合うように
モータ13aによつて回転動される螺子軸10aの回転
を制御し該把持器6aを下降させる。そして該把持器6
aがその上下ストロークの下端に至る前に他方の把持器
6bのフインガ7b,7bを閉じて該インゴツト4を把
持し、該把持器6bをモータ13bによつて回転が制御
される螺子軸10bの回転によつてインゴツト4の抽出
速度に合うよう下降させるが、この時当然モータ13b
による下降速度とモータ13aによる下降速度が同一と
なるよう制御する。また前記把持器6aはその間にイン
ゴツト4の把持を解いて螺子軸10aを逆転させること
により上昇させ上下ストロークの上端にて待期させる。
そして把持器6bがその上下ストロークの下端に至る前
に把持器6aに再度インゴツト4を把持させまたもその
抽出速度に合わせて下降させる。そしてその間にも他方
の把持器6bは把持を解いて螺子軸10bを逆転させ上
昇させて上下ストロークの上端にて待期させる。以下同
様にこの二つの把持器6a,6bにて交互にインゴツト
4を把持して該インゴツト4をその抽出速度に合わせて
間断なく下降させるものである。なお消耗電極3は適時
必要に応じて交換される。このためこの稼動方法によれ
ばインゴツト4は必要に応じた長尺のものが形成され適
当な長さでこれを寸断して使用することができる。
なおこの実施例では二つの把持器6a,6bともに昇降
動手段を具備したものについて例示したが、この昇降動
手段は一方の把持器にだけ設けて他方の把持器は上下し
ないように固定して構成してもよい。即ち、固定の把持
器には他方の昇降動する把持器が上昇する間だけ一時的
にインゴツトを把持させ該インゴツトの下降誘導は専ら
一方の把持器で行わせるようにしてもインゴツトを連続
造塊するうえで実質上大きな支障は生じない。
動手段を具備したものについて例示したが、この昇降動
手段は一方の把持器にだけ設けて他方の把持器は上下し
ないように固定して構成してもよい。即ち、固定の把持
器には他方の昇降動する把持器が上昇する間だけ一時的
にインゴツトを把持させ該インゴツトの下降誘導は専ら
一方の把持器で行わせるようにしてもインゴツトを連続
造塊するうえで実質上大きな支障は生じない。
[発明の効果] 以上実施例について説明したように、本発明のエレクト
ロスラグ再溶解炉およびその稼動方法によれば、インゴ
ツトが連続的に造塊されるので、スタート時および停止
時に伴なう煩雑な手順を要しなくなり生産性が大幅に向
上すると共に歩留りが向上するなど極めて有益なもので
ある。
ロスラグ再溶解炉およびその稼動方法によれば、インゴ
ツトが連続的に造塊されるので、スタート時および停止
時に伴なう煩雑な手順を要しなくなり生産性が大幅に向
上すると共に歩留りが向上するなど極めて有益なもので
ある。
第1図は本発明の一実施例を示したエレクトロスラグ再
溶解炉の縦断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、
第3図および第4図は従来のエレクトロスラグ再溶解炉
の稼動方法の説明用略図、第5図はその電流値の変化を
表わした線図である。 1……水冷鋳型、3……消耗電極、4……インゴツト、
6a,6b……把持器、10a,10b……螺子軸、1
3a,13b……モータ。
溶解炉の縦断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、
第3図および第4図は従来のエレクトロスラグ再溶解炉
の稼動方法の説明用略図、第5図はその電流値の変化を
表わした線図である。 1……水冷鋳型、3……消耗電極、4……インゴツト、
6a,6b……把持器、10a,10b……螺子軸、1
3a,13b……モータ。
Claims (2)
- 【請求項1】筒状の水冷鋳型内に溜る溶融スラグ中に上
方から消耗電極を浸漬し、該溶融スラグ中に生じる電気
抵抗加熱によつて該消耗電極を溶解すると共に、その溶
滴粒が凝固して形成されるインゴツトが該水冷鋳型の下
部開口より順次抽出されるようにしたエレクトロスラグ
再溶解炉において、インゴツトを把持する少なくとも二
つの把持器を設け、水冷鋳型より抽出されるインゴツト
を該把持器により交互に把持できるようにすると共に、
そのうちの少なくとも一方の把持器は昇降動手段を備え
てなることを特徴とするエレクトロスラグ再溶解炉。 - 【請求項2】筒状の水冷鋳型内に溜る溶融スラグ中に上
方から消耗電極を浸漬し、該溶融スラグ中に生じる電気
抵抗加熱によつて該消耗電極を溶解すると共に、その溶
滴粒が凝固して形成されるインゴツトが該水冷鋳型の下
部開口より順次抽出されるようにしたエレクトロスラグ
再溶解炉において、水冷鋳型より抽出されるインゴツト
を少なくとも2つの把持器により交互に把持すると共
に、そのうちの少なくとも一方の把持器はインゴツトを
把持した状態でインゴツトの抽出速度に合わせて下降し
その後インゴツトを離して上昇し該インゴツトの上部を
再度把持してインゴツトの抽出速度に合わせて下降する
ようにしたことを特徴とするエレクトロスラグ再溶解炉
の稼動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61130856A JPH0639634B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | エレクトロスラグ再溶解炉およびその稼動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61130856A JPH0639634B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | エレクトロスラグ再溶解炉およびその稼動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62287024A JPS62287024A (ja) | 1987-12-12 |
| JPH0639634B2 true JPH0639634B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=15044293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61130856A Expired - Lifetime JPH0639634B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | エレクトロスラグ再溶解炉およびその稼動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107287436A (zh) * | 2016-04-13 | 2017-10-24 | 覃远信 | 单立柱双导电横臂抽锭式电渣重熔炉装置及重熔方法 |
-
1986
- 1986-06-05 JP JP61130856A patent/JPH0639634B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62287024A (ja) | 1987-12-12 |
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