JPH0641899B2 - 流体処理装置における流体の物性測定方法 - Google Patents
流体処理装置における流体の物性測定方法Info
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- JPH0641899B2 JPH0641899B2 JP60298134A JP29813485A JPH0641899B2 JP H0641899 B2 JPH0641899 B2 JP H0641899B2 JP 60298134 A JP60298134 A JP 60298134A JP 29813485 A JP29813485 A JP 29813485A JP H0641899 B2 JPH0641899 B2 JP H0641899B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、石油精製,石油化学などのいわゆる流体処理
装置(プラント)における流体の物性測定方法に関す
る。
装置(プラント)における流体の物性測定方法に関す
る。
[従来技術] 従来、流体処理装置の系に流体のPHや密度を測定する計
測器を接続し、該計測器の前段の系に、流体に混入する
不要物質を分離させる分離装置を接続する流体の物性測
定方法は、例えば特開昭60−91233号(以下先行例1)
や特開昭49−119382号(以下先行例2)によって知られ
ている。
測器を接続し、該計測器の前段の系に、流体に混入する
不要物質を分離させる分離装置を接続する流体の物性測
定方法は、例えば特開昭60−91233号(以下先行例1)
や特開昭49−119382号(以下先行例2)によって知られ
ている。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術で述べた先行例1による流体の物性測定方法
は、系中の流体を分離装置を構成する沈降槽に流入させ
て静置させ、静置による不要物質の浮遊又は沈降によっ
てクリーンとなった流体を計測器に流入せしめて計測す
る方法であるが、静置による間歇分離では非常に時間が
かかり、測定時間にタイムラグがでるため正確な測定が
できない。加えて連続測定もできない。
は、系中の流体を分離装置を構成する沈降槽に流入させ
て静置させ、静置による不要物質の浮遊又は沈降によっ
てクリーンとなった流体を計測器に流入せしめて計測す
る方法であるが、静置による間歇分離では非常に時間が
かかり、測定時間にタイムラグがでるため正確な測定が
できない。加えて連続測定もできない。
一方、先行例2による流体の物性測定方法は、多数の沈
降槽を落差を有して上流側から下流側に多段状に配置
し、上流側の槽から下流側の槽に流体をオーバーフロー
により不要物質を各槽で順次沈降分離させながら、最下
流の槽からオーバーフローした上澄水を計測器に流入さ
せて計測するものであるが、この方法だと、流体の連続
測定は可能なるも、問題は流体が最上流側の槽から最下
流の槽に到達する迄は相当な時間がかかる。
降槽を落差を有して上流側から下流側に多段状に配置
し、上流側の槽から下流側の槽に流体をオーバーフロー
により不要物質を各槽で順次沈降分離させながら、最下
流の槽からオーバーフローした上澄水を計測器に流入さ
せて計測するものであるが、この方法だと、流体の連続
測定は可能なるも、問題は流体が最上流側の槽から最下
流の槽に到達する迄は相当な時間がかかる。
例えば上記到達迄に30分を要するとすると、測定値は30
分前に流入した流体の測定値であって、この間にもし最
上流の槽に異なる値の流体が流入した場合、その値を直
ちに計測することはできず、従ってこの方法もまたタイ
ムラグによる計測となるため測定値に信頼がもてず、こ
のことから例えば生産量に応じて処理流体の流速や物性
が絶えず変化する石油プラントなどの流体の物性測定に
は不適である。
分前に流入した流体の測定値であって、この間にもし最
上流の槽に異なる値の流体が流入した場合、その値を直
ちに計測することはできず、従ってこの方法もまたタイ
ムラグによる計測となるため測定値に信頼がもてず、こ
のことから例えば生産量に応じて処理流体の流速や物性
が絶えず変化する石油プラントなどの流体の物性測定に
は不適である。
そこで本発明は、流体に混入する不要物質の対象が油ま
たは水などの液分に特定されるが、要するに連続流動す
る流体が分離装置を通過する際に瞬時に不要液分を分離
させて、直ちに計測器によりタイムラグなく計測できる
ようにし、それにより処理流体の流速や物性が絶えず変
化する石油プラントなどの流体の物性測定に、有効に採
用できるようにすることを目的とするものである。
たは水などの液分に特定されるが、要するに連続流動す
る流体が分離装置を通過する際に瞬時に不要液分を分離
させて、直ちに計測器によりタイムラグなく計測できる
ようにし、それにより処理流体の流速や物性が絶えず変
化する石油プラントなどの流体の物性測定に、有効に採
用できるようにすることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、流体処理装置の系
中に、PHや密度を測定する計測器を接続し、該計測器の
前段の系に系中の流体にエマルジヨン状に混入する水ま
たは油などの不要な液分を分離させる分離装置を接続さ
せる流体の物性測定方法において、上記分離装置による
液分の分離方法が、系中の流体を分離装置を構成する繊
維層を連続通過させて液分を繊維との衝突によって破壊
させ、破壊された液分が繊維間の毛細管に流れにのって
通過する過程で液分を滴状に成長させ、成長により生じ
た液分の質量と流体との比重差による液分の沈降または
浮上により液分を分離させてクリーンとなった流体を上
記計測器に流入させることを要旨とするものである。
中に、PHや密度を測定する計測器を接続し、該計測器の
前段の系に系中の流体にエマルジヨン状に混入する水ま
たは油などの不要な液分を分離させる分離装置を接続さ
せる流体の物性測定方法において、上記分離装置による
液分の分離方法が、系中の流体を分離装置を構成する繊
維層を連続通過させて液分を繊維との衝突によって破壊
させ、破壊された液分が繊維間の毛細管に流れにのって
通過する過程で液分を滴状に成長させ、成長により生じ
た液分の質量と流体との比重差による液分の沈降または
浮上により液分を分離させてクリーンとなった流体を上
記計測器に流入させることを要旨とするものである。
[実施例] 図は本発明方法を実施するための概略構成を示してい
る。
る。
1は、石油精製,石油化学プラントからなる流体処理装
置で、この処理装置1から導出された系中の流体、つま
り油の密度を測定する密度計からなる計測器2が接続さ
れ、この計測器2の前段の系中に分離装置3が介在接続
される。
置で、この処理装置1から導出された系中の流体、つま
り油の密度を測定する密度計からなる計測器2が接続さ
れ、この計測器2の前段の系中に分離装置3が介在接続
される。
分離装置3は、入口ポート4を備えたケーシング5の内
部に、上記入口ポート4に連なる溜室6,該溜室6に連
なる誘導管7,該誘導管7の先方に着脱交換可能に取付
けた円筒状の繊維層8、ケーシング5の上部に設けた出
口ポート9、ケーシングの下部に設けたドレーン口10と
で構成されている。そして上記入口ポート4と出口ポー
ト9とが系中に接続されるものである。
部に、上記入口ポート4に連なる溜室6,該溜室6に連
なる誘導管7,該誘導管7の先方に着脱交換可能に取付
けた円筒状の繊維層8、ケーシング5の上部に設けた出
口ポート9、ケーシングの下部に設けたドレーン口10と
で構成されている。そして上記入口ポート4と出口ポー
ト9とが系中に接続されるものである。
尚、上記繊維層8は、凝集分離が有効に働き、かつ、流
体の物性である密度や水のPH値を把握すると同時に運転
条件などを考慮した適切な均一密度と一定の厚みをもっ
たグラスファイバーなどの適宜の繊維にて形成されてい
ることは物論である。
体の物性である密度や水のPH値を把握すると同時に運転
条件などを考慮した適切な均一密度と一定の厚みをもっ
たグラスファイバーなどの適宜の繊維にて形成されてい
ることは物論である。
[作 用] 流体処理装置1の系中を流動する流体、本例では油は、
分離装置3の入口ポート4,誘導管7を経て繊維層8内
に連続的に流入してその内側から外側に流れ、そして繊
維層を通過する際に油中にエマルジョン状に混入する微
細な水分が繊維との衝突によって破壊され、破壊された
水分が繊維間の流れにのって通過する過程で凝集されて
滴状に成長し、成長により生じた水分の質量との油との
比重差によって水分は自重沈降して下部ドレーン口10か
ら放出され、又上記水分の沈降により分離されてクリー
ンとなった油は上部の出口ポート9を経て計測器2に流
入し、密度が連続測定されることになる。そしてこの測
定値に応じて図示しない密度調整装置がコントロールさ
れるものである。
分離装置3の入口ポート4,誘導管7を経て繊維層8内
に連続的に流入してその内側から外側に流れ、そして繊
維層を通過する際に油中にエマルジョン状に混入する微
細な水分が繊維との衝突によって破壊され、破壊された
水分が繊維間の流れにのって通過する過程で凝集されて
滴状に成長し、成長により生じた水分の質量との油との
比重差によって水分は自重沈降して下部ドレーン口10か
ら放出され、又上記水分の沈降により分離されてクリー
ンとなった油は上部の出口ポート9を経て計測器2に流
入し、密度が連続測定されることになる。そしてこの測
定値に応じて図示しない密度調整装置がコントロールさ
れるものである。
上記実施例では、石油精製,石油化学プラントにおける
油の密度の測定の例を述べたが、石油化学プラントなど
で酸性水アルカリ性水による洗浄を行う系において、PH
調整用の酸やアルカリの注入量を最適にする目的でPH計
測器による測定がおこなわれるが、この場合は水中の微
量油分を分離するものであるからドレーン口10にPH計測
器が接続され、該計測器からの指示によりPH調整装置が
コントロールされることは勿論である。
油の密度の測定の例を述べたが、石油化学プラントなど
で酸性水アルカリ性水による洗浄を行う系において、PH
調整用の酸やアルカリの注入量を最適にする目的でPH計
測器による測定がおこなわれるが、この場合は水中の微
量油分を分離するものであるからドレーン口10にPH計測
器が接続され、該計測器からの指示によりPH調整装置が
コントロールされることは勿論である。
[発明の効果] 上述のように本発明によれば、次の効果が得られる。
(a)流体が繊維層を通過することによる繊維との衝突に
よって液分を破壊させ、かつ破壊された液分が繊維間の
毛細管の流れにのって通過する過程で液分を成長させ、
成長した液分の質量と流体との比重差で液分を分離させ
る、つまり流体が繊維層を通過する際に瞬時に液分を分
離させるため、直ちに上記分離によりクリーンとなつた
流体をタイムラグなく計測でき、信頼性の高い計測を可
能とすることができる。。
よって液分を破壊させ、かつ破壊された液分が繊維間の
毛細管の流れにのって通過する過程で液分を成長させ、
成長した液分の質量と流体との比重差で液分を分離させ
る、つまり流体が繊維層を通過する際に瞬時に液分を分
離させるため、直ちに上記分離によりクリーンとなつた
流体をタイムラグなく計測でき、信頼性の高い計測を可
能とすることができる。。
(b)また、上記瞬時分離により絶えず変化するその時々
の流体の状態を捉えて計測できるので、生産量に応じて
処理流体の流速や物性が絶えず変化する例えば石油プラ
ントなどの流体の物性測定に有効に採用することができ
る。
の流体の状態を捉えて計測できるので、生産量に応じて
処理流体の流速や物性が絶えず変化する例えば石油プラ
ントなどの流体の物性測定に有効に採用することができ
る。
第1図は本発明方法を実施するための装置の説明図、第
2図は仝上分離装置の断面図である。 1……石油プラントからなる流体処理装置,2……計測
器,3……分離装置。
2図は仝上分離装置の断面図である。 1……石油プラントからなる流体処理装置,2……計測
器,3……分離装置。
Claims (1)
- 【請求項1】流体処理装置の系中に、PHや密度を測定す
る計測器を接続し、該計測器の前段の系に系中の流体に
エマルジョン状に混入する水または油などの不要な液分
を分離させる分離装置を接続させる流体の物性測定方法
において、 上記分離装置による液分の分離方法が、系中の流体を分
離装置を構成する繊維層を連続通過させて液分を繊維と
の衝突によって破壊させ、破壊された液分が繊維間の毛
細管に流れにのって通過する過程で液分を滴状に成長さ
せ、成長により生じた液分の質量と流体との比重差によ
る液分の沈降または浮上により液分を分離させてクリー
ンとなった流体を上記計測器に流入させることを特徴と
する物体処理装置における流体の物性測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60298134A JPH0641899B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 流体処理装置における流体の物性測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60298134A JPH0641899B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 流体処理装置における流体の物性測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156537A JPS62156537A (ja) | 1987-07-11 |
| JPH0641899B2 true JPH0641899B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17855623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60298134A Expired - Lifetime JPH0641899B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 流体処理装置における流体の物性測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641899B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247905B2 (ja) * | 1973-03-23 | 1977-12-06 | ||
| JPS6091233A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | Mitsui Toatsu Chem Inc | pH計への試料供給方法 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60298134A patent/JPH0641899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62156537A (ja) | 1987-07-11 |
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