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JPH0642902B2 - ゲル型脱臭剤 - Google Patents
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JPH0642902B2 - ゲル型脱臭剤 - Google Patents

ゲル型脱臭剤

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JPH0642902B2
JPH0642902B2 JP63223627A JP22362788A JPH0642902B2 JP H0642902 B2 JPH0642902 B2 JP H0642902B2 JP 63223627 A JP63223627 A JP 63223627A JP 22362788 A JP22362788 A JP 22362788A JP H0642902 B2 JPH0642902 B2 JP H0642902B2
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JP
Japan
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deodorant
odor
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type deodorant
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゲル化剤を用いて脱臭剤をゲル化し、これを臭
気発生場所(例えば、冷蔵庫内、トイレ内、室内、車内
など)に設置するだけで悪臭を除去できる脱臭剤に関す
る。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 脱臭剤に関する特許発明は非常に多く、それらは次の4
種類の方法に分類できる。
(1)感覚によるもの(嗅覚に作用する) (2)物理的な吸着によるもの (3)微生物によるもの (4)化学反応によるもの これらについて、(1)は香料を用いるいわゆるマスキン
グ法であるが、悪臭と混合されかえつて不快に感ずる場
合がある。(2)は活性炭が主流であるが水分に対して弱
いほかに、人間にとつて好ましい臭気も吸着してしま
う。(3)は速効性が弱く管法も困難である場合が多い。
以上に対して(4)は瞬間的に効果があらわれ、使用する
薬剤を適切に選択することによつて取り扱いも極めて容
易かつ安全で、目的とする脱臭を確実に行える方法であ
る。
本発明は、この化学反応型の脱臭剤をゲル内に含有させ
たゲル型脱臭剤を提供するものである。現在、臭気発生
場所として問題になる所は冷蔵庫内、トイレ内(家庭、
バス、車両、飛行機等)、自動車内などでありいずれの
場合も密閉空間になり易く、臭気の拡散効率が極めて不
良な場所といえる。このような空間部に薬剤などを噴霧
することはできるだけ避けることが望ましく、その解決
策として最も一般的に使用されるのが活性炭、もしくは
芳香剤などである。両者で脱臭能力を有するものは勿論
活性炭であが、活性炭は水分で劣化するほか悪臭以外に
も、例えば芳香剤からの香りや悪臭とは感じない臭気を
も吸着してしまい、実際の悪臭が生じた場合には能力が
軽減している場合が多々ある。これに対して、化学反応
型ゲル型脱臭剤は含有させる薬剤により、選うい択的に
悪臭のみと反応し、しかも日数の経過とともにゲル内に
含まれる水分が蒸発し、ゲルが縮少していくため交換時
期を目視で判断できる利点を有するのである。また、臭
気発生場所に液体状脱臭剤を容器に入れておく方法も可
能であるが、振動及び倒れたりした場合、液体は容易に
流れ出し周辺を汚染する欠点をもつ。しかし、液体状脱
臭剤をゲル化すればこのような問題は一挙に解決できる
のである。また、現在市販されているゲル型脱臭剤もあ
るが満足できる脱臭能力を持たない(比較品として実施
例3に記載)。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記の課題を解決するためになされたものであ
り、新規なゲル型脱臭剤を提供するものである。すなわ
ち、本発明のゲル型脱臭剤は分子量が40,000から300,00
0までのポリアクリル酸ナトリウム又はポリアクリル酸
アンモニウムの2乃至30重量%と、ジグリシジルエー
テル又はポリグリシジルエーテルの1乃至10重量%
と、ベタイン型化合物を有効成分とする化学反応型脱臭
剤の5乃至40重量%とを含有し、残部が水より成るこ
とを特徴とするものである。
ここにいうゲルとは化学大辞典(共立出版(株)1981年
版)によると「コロイド粒子又は高分子溶質が相互作用
のために独立した運動性を失つて集合した構造を持ち固
化した状態をいう。」と記載されている。我々の日常身
の回りにも豆腐、こんにやく、かまぼこ、プリン、ゼ
ー、卵などの食品類、紙オムツ、生理用品、芳香剤など
の生活用品にゲル物質が数多く認められる。ゲル形成性
物質は通常、天然物と合成物とに分類され代表的な物質
は次のとおりである。
天然物…寒天,ゼラチン,卵白,デンプン, カラゲナン,アルギン酸ナトリウム等 合成物…ポリビニルアルコール,カルボキシメ チルセルロース,ポリアアクリル酸ナト リウム,ポリアクリロアミド等 ゲル化機構としては、天然物の場合高分子の分子間力に
依存している場合が一般的で、加熱・冷却によりゲルと
ゾルとの間で可逆的な挙動を示す。これに対して合成物
では光や放射線による架橋反応で三次元網状化する場合
と、架橋剤によつて三次元網状化する場合とがある。こ
のときの架橋点の結合部は共有結合であるため、天然物
のように温度変化によるゲルとゾル間の可逆性は非常に
乏しくなり、むしろ不可逆性といえる。我々はゲル型脱
臭剤の使用用途として前述した冷蔵庫内、トイレ内、自
動車内などを考えておりこれらの場合の使用温度は、夏
季の駐車中の自動車内では50〜70℃、冷蔵庫内では
0〜4℃とかなり幅広い苛酷な温度条件下になるのであ
る。従つて、天然物などのように加熱・冷却によつてゲ
ル−ゾル間の可逆性をもつことは好ましくない。このよ
うな理由から我々は温度変化でのゲル−ゾル間の可逆性
のない合成物のゲル形成性物質と架橋剤を選択し、さら
に得られたゲル内への脱臭剤の配合を試みた。使用した
ポリアクリル酸ナトリウム、又はポリアクリル酸アンモ
ニウムの分子量は市販品の10,000,40,000,140,000,2
80,000の4種類である。しかしながら実施例で後述する
ように分子量10,000については好適でないことが判明し
たので本発明からは除外することとした。又、その配合
量を全組成の2乃至30重量%としたのは好適なゲルを
得るための好ましい範囲であるからである。
架橋剤としては通常アルデヒド化合物、アミン化合物、
オキシラン化合物などが使用されるが本発明ではオキシ
ラン化合物を選択した。他のアルデヒド化合物及びアミ
ン化合物は一般的にそれ自身のもつ臭気が強く不適と判
断したからである。さらに、オキシラン化合物として市
販品のジグリシジルエーテル又はポリグリシジルエーテ
ルを選んだ。ジグリシジルエーテルとしてはエチレング
リコールグリシジルエーテル,ポリエチレングリコール
ジグリシジルエーテル,プロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル,ポリプロピレングリコールジグリシジル
エーテル ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテ
ル、又、ポリグリシジルエーテルとしてはトリメチロー
ルプロパンポリグリシジルエーテル,ポリグセロールポ
リグリシジルエーテル,グリセロールポリグリシジルエ
ーテル,ジグリセロールポリグリシジルエーテルがあげ
られる。その配合量を全組成の1乃至10重量%とした
のは、これも好適なゲルを得るための好ましい範囲であ
ることによる。
ベタイン型化合物を有効成分とする化学反応型脱臭剤と
しては市販されている薬剤「自社品商品名:エポリオン
(登録商標)」を使用した。その全組成に対する配合量
は5乃至40重量%の範囲としたがこの範囲内において
ゲル強度(ゲルとして形態を保つか否か)との相関で、
任意に選択できる。この脱臭剤は本発明者の発明に係り
特開昭62−102760号公報(特願昭62−242922号)に開示
されたものの実施商品である。本発明におけるこの脱臭
剤の選択理由は、それが化学反応型脱臭剤の中で特にア
ンモニア又はトリメチルアミンの如きアルカリ臭並びに
硫化水素又はメチルメルカプタンの如き酸性臭に対して
脱臭能にすぐれるほか無色透明液体であり、ゲルに含有
させた場合に着色しないこと、さらに無臭であることで
ある。ちなみに、市場に出廻つている天然抽出物と称さ
れる脱臭剤には、独特の臭気を有しているものが多い。
(作用) 表−1に自社商品エポリオンER−10型、エポリオンN−
100型、及びエポリオンS型の三種についての脱臭試験
結果と、比較のために市販されている溶液型脱臭剤、A
〜D社の四種についての脱臭能力を記載した。
試験方法:500ml三角フラスコを使つてのヘツ ドスペース法。
(1)脱臭剤の使用量=1.0ml (2)水の使用量=10.0ml(振とう中脱臭剤がフラスコ内
で均一にかき混ぜられるようにするため使用した。) (3) 温 度=室温(25℃) (4) 振とう時間=5分間 (5) 臭気ガス濃度=表−1中にブランク値として記
載。(予じめ調製したそれぞれの臭気溶液1.0mlをフラ
スコ内に計り取つた。) (6) 測定法=北川式ガス検知管使用 尚、各々の液量の測定にはホールピペツトを使用した。
表−1より明らかなように外観、臭気、pH、及び脱臭能
力などを総合的に考慮すると、エポリオンN−100型
がゲルへの含有脱臭剤として適当であると判断される。
また、各種臭気物質への反応機構は次のとおりである
(特開昭62−102760号公報)。
(1) -COOH+NH3→-COONH4 (2) -COOH+N(CH3)3→-COONH(CH3)3 (3) (4) 従つて、ゲルに脱臭剤を含有させた場合、上式と同様の
反応がゲル表面にて生起し、脱臭反応が進行する。
(実施例) 本発明の内容をさらに実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
実施例1(ゲルの形成) 分子量の異なる4種のポリアクリル酸ナトリウムと、グ
リシジルエーテルとしてポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテルを使用した場のゲル化状態を表2に示
す。なお、表中試料NO.a,bは比較例とした。
また、表2においてゲル化条件は55℃×24hrとし
た。
前述したようにゲル型脱臭剤の大きなメリツトは、目視
によつて交換時期が判断できることである。即ち、理想
的には最終段階で残留物が全くなくなることが望ましい
が、これは不可能である。よつて、ゲル化剤を用いる場
合合もできるだけ少ない使用量でゲル化するゲル形成性
物質を選択することが好ましい。従つて、表−2の結果
から選択すべき条件は、分子量40,000,140,000及び28
0,000のポリアクリル酸ナトリウムを使用した場合であ
る。
実施例2 分子量40,000,140,000及び280,000のポリアクリル酸ナ
トリウムを使用したゲルに表−1に記載した脱臭剤中で
優れた脱臭能力を有したエポリオンN−100を含有さ
せたときのゲル化状態の結果を表−3に示す。かくして
ゲルを形成するゲル化と脱臭剤のゲル内への配合とを同
時に実施した。表−3より明らかなように、脱臭剤の含
有量を多くすると比例的にポリアクリル酸ナトリウム及
びポリエチレングリコールジグリシジルエーテル量も増
加させなければゲル化しなくなる。従つて対象臭気強度
に応じて脱臭剤量を選択し、さらにゲル化条件を選択す
れば目的とするゲル型脱臭剤が得られる。
表3において、グリシジルエーテルはポリエチレングリ
コールジグリシジルエーテルを使用したが、これに代え
てエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロ
ピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリグリセロ
ールポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシ
ジルエーテルをそれぞれ使用してゲル化状態を観察比較
した結果、いずれの場合もゲル化は良好であつた。
また、ポリアクリル酸ナトリウムに代えてポリアクリル
酸アンモニウムを使用した場合もナトリウム塩とほぼ同
じ挙動を示し、同様なゲル型脱臭剤が得られた。
実施例3 脱臭能力試験に使用したゲルは、試料NO.5の条件で作
成し2.0gの大きさに切断したものである。試験には500
mlの三角フラスコを用い、フラスコ内に所定の臭気ガス
(アンモニア,トリメチルアミン,硫化水素,メチルメ
ルカプタンの4種を使用)及びゲル型脱臭剤(2.0gを
入れ、時間経過と脱臭率との関係を調べた。試験温度は
4℃(フラスコを冷蔵庫内に放置)、25℃(フラスコ
を室内放置)、50℃(フラスコを恒温槽内に放置)の
三点にて行つた。また、比較品として現在市販されてい
る製品を一点試験に供した。ブランク試験用としては、
表−2中の試料NO.iの条件で作成したゲルを試料NO.5
のゲルと同様に2.0gの大きさに切断したものを使用し
た。
各臭気ガスに対する脱臭率は次のとおりである。
アンモニアに対する脱臭率 トリメチルアミンに対する脱臭率 硫化水素に対する脱臭率 メチルメルカプタンに対する脱臭率 以上記載した一連の脱臭試験結果から試料NO.5の脱臭
能力が極めて優れていることがわかる。また、ブランク
品の結果から窒素系臭気はゲル内に吸収され易いが、イ
オウ系臭気は殆んど吸収されないことがわかる。
実施例4 実施例3で使用した試料NO.5のゲル型脱臭剤を家庭用
冷蔵庫のモニター試験用として選択した。
モニター試験条件は次のとおりである。
(1) 脱臭剤:100gのゲル型脱臭剤をプラスチツク
容器(直径60mm)に入れて密栓し、使用時にフタをと
る。
(2) 対 象:一般家庭用冷蔵庫(容量200l) (3) 期 間:一ケ月間連続使用 (4) 判定法:主に使用している者(多くの場合主婦)
の官能によつて効果を判定する。殆んどの家庭で何らか
の脱臭剤を冷蔵庫内で使用しているが、試験開始時にそ
れらを除いてもらつた。従つて、効果の判定としてこれ
まで使用していた商品との比較にもなる。
(5) 判定基準:a…におわなくなつた〜殆んどにおわ
なくなつた。(効果が顕著に認められる) b…においが軽減された。
(効果が認められる) c…かわらない。(効果なし) d…においが強くなつた。
(逆効果又は以前に使用していた脱臭
剤よりも効果がない) (6) モニター数:30家庭 試験結果を表−4に示す。
表−4の結果より明らかなように、1ケ月後においても
80%以上の家庭で脱臭効果を認めている。
(発明の効果) 本発明のゲル型脱臭剤は、各種の悪臭に対してすぐれた
脱臭効果を有する化学反応型脱臭剤をゲル内に含有して
いるので、定置型脱臭剤として建築物、交通機関内等の
生活密閉空間ないしは密閉機器内の脱臭に特に有用であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子量が40,000から300,000までのポリア
    クリル酸ナトリウム又はポリアクリル酸アンモニウムの
    2乃至30重量%と、ジグリシジルエーテル又はポリグ
    リシジルエーテルの1乃至10重量%と、ベタイン型化
    合物を有効成分とする化学反応型脱臭剤の5乃至40重
    量%とを含有し、残部が水より成ることを特徴とするゲ
    ル型脱臭剤。
JP63223627A 1988-09-08 1988-09-08 ゲル型脱臭剤 Expired - Fee Related JPH0642902B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0827601A (ja) * 1994-07-06 1996-01-30 Takeshiyou:Kk ずれを防止した指付きソックス。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0827601A (ja) * 1994-07-06 1996-01-30 Takeshiyou:Kk ずれを防止した指付きソックス。

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