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JPH0643597B2 - ベタイン型両性界面活性剤の精製方法 - Google Patents
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JPH0643597B2 - ベタイン型両性界面活性剤の精製方法 - Google Patents

ベタイン型両性界面活性剤の精製方法

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JPH0643597B2
JPH0643597B2 JP10316186A JP10316186A JPH0643597B2 JP H0643597 B2 JPH0643597 B2 JP H0643597B2 JP 10316186 A JP10316186 A JP 10316186A JP 10316186 A JP10316186 A JP 10316186A JP H0643597 B2 JPH0643597 B2 JP H0643597B2
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JP
Japan
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betaine
type amphoteric
amphoteric surfactant
peroxide
treatment
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文昭 多田
輝男 梅木
薫 新山
基雄 小山
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NOF Corp
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベタイン型両性界面活性剤の精製方法に関し、
詳しくは共存する染料の変色を起こさない界面活性剤を
得る方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ベタイン型両性界面活性剤は、皮膚や眼粘膜などに対す
る刺激性が低いので、シャンプー、ヘアーリンス剤など
の香粧品や、台所用洗剤、浴槽用洗剤などの洗浄剤を主
に広く利用されている。
従来、ベタイン型両性界面活性剤は第三アミンとモノク
ロル酢酸あるいはモノクロル酢酸ナトリウムなどのモノ
ハロ有機酸型両性化剤との反応によって得られている。
このようなベタイン型両性界面活性剤を利用して香粧品
や洗浄剤などの製品化をする際に、染料によって着色す
る場合がほとんどである。
こうして得られた製品は経時的に変色する場合が多くみ
られ、特に透明容器中で日光などにさらされた場合に変
色が著しく、商品的価値を落とす。そのために、ベタイ
ン型両性界面活性剤の使用量が制限されるだけでなく、
不透明容器を用いなければならないなどの制約を受けざ
るを得なかった。
両性界面活性剤の品質改良方法として、両性界面活性剤
を亜硫酸塩類で処理することにより刺激性を緩和する方
法(特公昭59−29638号公報)が知られている
が、共存する染料の変色が起らないように品質向上する
方法は知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、香粧品や洗浄剤などとしてベタイン型両性界
面活性剤を染料とともに用いた場合に、実質的に変色を
起こすことのないベタイン型両性界面活性剤を得ようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、染料の変色がベ
タイン型両性界面活性剤に含まれる酸化性物質に起因す
ることを確認するとともに、この酸化性物質が過酸化物
で処理すると容易に分解して安定化することを見い出し
て、本発明を完成するにいたった。
すなわち本発明は、ベタイン型両性界面活性剤を過酸化
物により処理した後、残存する過酸化物価を10以下に
減少させることを特徴とするベタイン型両性界面活性剤
の精製方法である。
本発明におけるベタイン型両性界面活性剤は、第三アミ
ンとモノハロ有機酸型両性化剤との反応により得られる
ものである。
第三アミンとしては、脂肪族第三アミン、例えばオクチ
ルジメチルアミン、ドデシルジメチルアミン、ドデシル
ジエチルアミン、オクタデシルジメチルアミン、ヤシア
ルキルジメチルアミン、牛脂アルキルジメチルアミンな
ど;アルキルアルキレンジアミン、例えばN−ドデシル
−N−メチル−N′,N′−ジメチルプロピレンジアミ
ン、N−オクタデシル−N−エチル−N′,N′−ジエ
チルエチレンジアミンなど;N−アシルアルキレンジア
ミン、例えばN−ドデカノイル−N′,N′−ジメチル
プロピレンジアミン、N−ペンタデカノイル−N′,
N′−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミ
ン、N−ヘプタデカノイル−N′,N′−ジエチルエチ
レンジアミン、N−ヤシアルキロイル−N′,N′−ジ
メチルプロピレンジアミンなど;エーテルアミン、例え
ばジメチルアミノプロピルドデシルエーテルなど、があ
げられる。
モノハロ有機酸型両性化剤としては、モノハロカルボン
酸型両性化剤またはモノハロスルホン酸型両性化剤があ
げられる。モノハロカルボン酸型両性化剤には、モノク
ロル酢酸、モノブロモプロピオン酸、モノクロル酪酸、
モノクロル吉草酸などの炭素数2〜5のモノハロカルボ
ン酸およびそれらの塩、例えばナトリウム塩、カリウム
塩などのアルカリ金属塩やアンモニウム塩などがある。
また、モノハロスルホン酸型両性化剤には、モノクロル
エタンスルホン酸、モノブロモプロパンスルホン酸、モ
ノクロルブタンスルホン酸などの炭素数2〜5のモノハ
ロスルホン酸およびそれらの塩、例えばナトリウム塩、
カリウム塩などのアルカリ金属塩やアンモニウム塩など
がある。
第三アミンと両性化剤との反応は、一般的に知られてい
る方法に準じて行うことができる。反応における第三ア
ミンと両性化剤との当量比は通常1:1〜3、好ましく
は1:1.0〜1.5であり、反応温度は通常40〜1
10℃、好ましくは50〜90℃であり、反応時間は通
常1〜10時間、好ましくは2〜8時間である。反応は
通常窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で行う。また反
応は、水、メタノール、イソプロパノール、プロピレン
グリコール、グリセリン、クロロホルム、アセトンまた
はこれらの二種以上の混合物などの溶媒の存在下に行っ
てもよいし、あるいは、これら溶媒を用いずに直接反応
することもできる。
このようにして得られるベタイン型両性界面活性剤を処
理するのに用いる過酸化物としては、過酸化水素、過酸
化炭酸塩、過酸化ホウ酸塩、またはこれらの二種以上の
混合物があげられる。ここにいう塩とは、ナトリウム
塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩やアンモニウム
塩、またはこれらの二種以上の混合塩である。
過酸化物の使用量は、ベタイン型両性界面活性剤溶液に
対して、過酸化物の有効成分として0.01重量%以上
であり、実際上の効果の面から決められるが、通常は3
重量%以下で十分である。
過酸化物によるベタイン型両性界面活性剤の処理は、ベ
タイン型両性界面活性剤を水、メタノール、イソプロパ
ノール、プロピレングリコール、グリセリン、クロロホ
ルム、アセトンまたはこれらの二種以上の混合物などの
溶媒に溶解した溶液に過酸化物を添加して行われる。ベ
タイン型両性界面活性剤溶液の濃度は、撹拌処理ができ
る粘度であればよく、特に限定されないが、実用的には
5〜90重量%、好ましくは20〜80重量%である。
また、第三アミンと両性化剤との反応終了後に続けて過
酸化物を添加して処理することが可能であり、この際に
溶媒の添加ないし除去を行って濃度調整をした後に過酸
化物を加えて処理することもできる。
ベタイン型両性界面活性剤の過酸化物による処理は、過
酸化物をそのまま直接または水溶液の形で添加して行わ
れる。その処理条件として、温度が20℃より低い場合
には処理が不十分になり、また120℃をこえると過酸
化物の分解が一度に起こって処理が不十分になるだけで
なく発泡が激しいので、温度は通常20〜120℃、好
ましくは20〜100℃である。処理時間は通常10分
〜5時間、好ましくは3時間以下である。水溶液の場
合、酸性域からアルカリ性域までの広いpH範囲で処理
することができるが、酸性域では過酸化物が安定化して
処理時間が長くなるので、pH7〜13の範囲が好まし
い。また、処理中は発生するガスを系外に排出すること
が好ましく、このために窒素ガスなどの不活性ガスの気
流下で処理するのが望ましい。
ベタイン型両性界面活性剤の過酸化物による処理の後に
使用した過酸化物の一部が残存するが、両性界面活性剤
溶液の過酸化物価として10以下であることが好まし
く、さらに4以下であることがより好ましい。過酸化物
価を減少させるために処理温度、時間またはpHを調節
してもよいし、また、処理後の過酸化物価と当量の還元
剤を添加することもできる。この場合に用いる還元剤と
しては亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムなどがあ
げられる。しかし、還元剤は染料に影響を与えるので溶
液中に残存しないようにするのが好ましい。
得られたベタイン型両性界面活性剤はそのままもしくは
過、脱溶媒などを行ってから、通常の用途に巾広く用
いることができる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によって、染料の変色を起こさないベタイ
ン型両性界面活性剤を容易に得ることができる。
本発明により得られるベタイン型両性界面活性剤は、染
料の変色を起こさないので、香粧品および洗浄剤製品に
配合した場合でも使用量や容器などに制限されることな
しに用いることができるし、またその他の分野において
もより一層巾広く用いることができる。
〔実施例〕
本発明を実施例により説明する。
実施例において、ベタイン型両性界面活性剤による染料
の変色試験は、次のように行った。
ベタイン型両性界面活性剤30重量%水溶液、イオン交
換水および300ppm濃度の染料水溶液を75:24:
1の重量比で混合して、クエン酸を用いてpHを6〜7
に調整した後、円柱形ガラス容器(φ35mm×65mm)
に入れたものを試料とした。この試料をYM式光線変敗
試験器(宮本理研工業(株)製)にて温度60℃、10,
000ルクスで100時間光照射した。なお、この試験
条件は夏期6カ月の曝露保存条件に相当している。
別に、染料濃度が1/2の試料を調製して対照試料とし
た。この対照試料の色調に比して光照射試料の色調が濃
い場合を○(使用可能)、ほぼ同等の場合を△(使用困
難)、淡い場合を×(使用不可)と判定した。
実施例1. 撹拌機および温度計を備えた反応器にN−ヤシアルキロ
イル−N′,N′−ジメチルプロピレンジアミン1モル
(290g)とモノクロル酢酸ナトリウム1.2モル
(139.8g)と水730gを仕込み、気相部に窒素
を通じながら75〜85℃に昇温した。反応系のpHを
水酸化ナトリウム水溶液で7〜9に保ちながら同温度で
6時間反応した。その後、温度35〜50℃に冷却し、
pHを8〜9に調整して、35%過酸化水素水102g
(反応系全体の3.0重量%)を添加した。70〜90
℃に昇温し、撹拌しながら過酸化物価が10以下になる
まで約2時間の処理を行った。40℃以下に冷却後、3
5%塩酸でpHを5〜7に調整した。反応系の最終的な
過酸化物価は9.1であった。得られたベタイン型両性
界面活性剤の水溶液を用いて各種染料について変色試験
を行った。結果は表1に示したとおりであった。
比較例1.および2. 実施例1.における過酸化水素水処理の経時サンプルの
うち過酸化物価の高いものを用いて染料の変色試験を行
った。得られた結果は表1.に示したとおりであった。
比較例3. 実施例1.において過酸化水素水処理を行わないものに
ついて染料の変色試験を行った。得られた結果は表1.
に示したとおりである。
実施例2. 35%過酸化水素水を反応系全体の0.5重量%(有効
成分)用いる以外は実施例1と同様に処理した。得られ
たベタイン型両性界面活性剤の水溶液を用いて、染料の
中で変色しやすい黄色4号について変色試験を行った。
結果は表2にまとめて示した。
比較例4. 実施例2において得られたベタイン型両性界面活性剤の
水溶液に過酸水素水を有効成分で0.1重量%添加し
た。このものを用いて黄色4号の変色試験を行った。結
果は表2にまとめて示した。
実施例3.および4. 過酸化水素水の代りに過酸化炭酸ナトリウムまたは過酸
化ホウ酸ナトリウムを用いる以外は実施例1と同様に処
理した。得られたベタイン型両性界面活性剤の水溶液を
用いて黄色4色の変色試験を行った。結果は表2にまと
めて示した。
実施例5〜10 各種のベタイン型両性界面活性剤を実施例1に準じて過
酸化物で処理して、黄色4号の変色試験を行った。得ら
れた結果は表2にまとめて示した。
比較例5〜10 実施例5〜10において過酸化物処理を行わないものに
ついて変色試験を行った。結果は表2にまとめて示し
た。
以上の結果から、実際的に染料の変色を起こさないベタ
イン型両性界面活性剤を、本発明によって極めて容易に
得られることが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベタイン型両性界面活性剤を過酸化物によ
    り処理した後、残存する過酸化物価を10以下に減少さ
    せることを特徴とするベタイン型両性界面活性剤の精製
    方法。
JP10316186A 1986-05-07 1986-05-07 ベタイン型両性界面活性剤の精製方法 Expired - Lifetime JPH0643597B2 (ja)

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JP4628614B2 (ja) * 2001-09-14 2011-02-09 花王株式会社 2剤型漂白剤

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