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JPH0643769B2 - 堤防における転落防止用柵 - Google Patents
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JPH0643769B2 - 堤防における転落防止用柵 - Google Patents

堤防における転落防止用柵

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JPH0643769B2
JPH0643769B2 JP8773388A JP8773388A JPH0643769B2 JP H0643769 B2 JPH0643769 B2 JP H0643769B2 JP 8773388 A JP8773388 A JP 8773388A JP 8773388 A JP8773388 A JP 8773388A JP H0643769 B2 JPH0643769 B2 JP H0643769B2
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良則 中野
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章 井出
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浩利 長尾
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KENSETSUSHO KINKICHIHO KENSETSUKYOKU
KENSETSUSHO KINKICHIHOU KENSET
OKUMURA KIKAI SEISAKU KK
OKUMURA KIKAI SEISAKUSHO KK
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KENSETSUSHO KINKICHIHO KENSETSUKYOKU
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、堤防における転落防止用柵に関する。
〔従来の技術〕
河川には、潅漑用水等の取水口が所々に設けられてい
る。取水口は、通常、堤防の一部を流れに直交するよう
に切欠いて水路を形成するとともに、堤防を貫通して、
この水路を潅漑用水路等へ臨ませるようにしている。ま
た、堤防の貫通孔の入口には、水門が設けられ、水門の
開閉により取水量を調節している。
なお、河川法の規定によると、水流に直交する方向に設
備等を設けてはいけないようになっているため、水路に
沿って転落防止用柵(以下、「柵」とのみ記す)を設け
たりすることができないことになっている。。すなわ
ち、水流に直交するように柵等を設けるようにすると、
河川が増水して柵が水没すると、流れてきたゴミや流木
等が柵に引っ掛かり、渦等の乱流を発生させ堤防を決壊
させる恐れがあるためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、柵が無い為に、子供等が水路内に転落し
て大けがをすると言う事故が多数発生している。そこ
で、上記河川法の規定があるにもかかわらず、大部分の
河川においては前記水路に沿って柵が設けられているの
が現状である。
この発明は、このような事情に鑑みて、河川が増水して
も流れの邪魔にならないようりすることができる堤防に
おける転落防止用柵を提供することを目的としている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような目的を達成するために、柵をボルト固定式と
し、このボルトを手作業により解除することによって柵
が倒れるようにする方式等が提案されている。しかし、
大雨などによって急激に河川がが増水して柵が一瞬にし
て水没することなどがあり、このような場合、上記方式
の柵では、作業性が悪く、危険性を伴うなどの問題があ
ることが分かった。
この発明者らは、これらの問題等を考慮に入れ、さらに
検討を重ねた結果、この発明を完成するに到った。
したがって、この発明にかかる堤防における転落防止用
柵は、水門操作室などの堤防の上方部に設置された操作
部からの操作により柵を開放状態にすることができる柵
開放機構を設けるようにした。
柵開放機構は、柵本体の脚部に設けられ柵本体を河川の
流れ方向に回動自在とするヒンジと、前記ヒンジでの回
動を防止して前記柵本体を立設状態に固定するととも
に、操作部からの操作により固定を解除できる固定手段
とを設ける方式、または、柵本体を地面に立設された複
数の支柱と、この支柱間に張設される少なくとも1本の
ロープとで構成し、ロープの一端を開放自在な固定手段
で固定するとともに、他端を操作部に設けられた巻き取
り手段に連結し、ロープの一端を操作部からの操作によ
って開放し、巻き取り手段でロープを巻き取って柵を開
放する方式にすることが好ましい。
上記前者の方式における固定手段は、脚部にヒンジとと
もに周方面に回動自在な回転部を設け、この回転部を回
転させてヒンジの回動軸を柵本体の回動軸からずらせる
ことにより柵本体の回動を防止して柵本体を立設状態に
固定し、操作部からの操作によってヒンジの回動軸を柵
本体の回動軸に合わせることで固定を解除する方式、ま
たは、柵本体と柵本体の立設面に固定された固定部材と
の間を係合手段によって接合して柵本体の回動軸を防止
して柵本体を立設状態にするとともに、操作部からの操
作によって前記係合を解除して柵本体を回動軸自在にさ
せる方式にすることが好ましい。
また、係合手段をフロートに連動させるようにして、河
川の増水によってこのフロートが冠水した時に、その浮
力によって係合手段が解除できる方式を用いるようにし
てもよい。
〔作 用〕
上記構成によって、この発明にかかる堤防の転落防止用
柵は、操作部から柵開放機構を操作することによって不
意の増水時にも直ちに柵の開放を行うことができる。
〔実施例〕
以下に、この発明を、その実施例をあらわす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
第1図および第2図(a),(b)はこの発明にかかる堤防に
おける転落防止用柵の第1の実施例をあらわす。
図にみるように、河川9の所々には、潅漑用水の取水口
等となる水路8が堤防7の一部を切り欠くように形成さ
れている。水路8は、堤防7下部を貫通して潅漑用水路
(図示せず)等に臨んでいて、貫通孔の入り口には水門
71が設けられている。水門71は、その上部で堤防7
内に張り出すように設けられた水門操作室72から操作
によって開閉されて河川9から潅漑用水路等への水の流
入量を制御できるようになっている。
この柵1は、上記水路8の両側に配置されるようになっ
ていて、柵本体11と2本の脚部12を備えている。脚
部12は、ボルト等で地面Gに固定される固定部12a
と固定部12aの上方で脚部12の周方向に回転自在な
回転部12bとから構成されている。回転部12bに
は、ヒンジ13がその回動軸が地面Gと略平行になるよ
うに設けられている。この柵1は、回転部12bを回転
させてヒンジ13の回動軸を柵本体11の面に交叉する
位置にする、すなわち、ヒンジ13の回動軸を柵本体1
1の回動軸からずらせることによって、柵本体11を立
設状態に保ち、ヒンジ13の回動軸を柵本体11の面に
平行にする、すなわち、ヒンジ13の回動軸を柵本体1
1の回動軸に合わせることによって、柵本体11の河川
9の流れ方向91へ回動可能とするようになっている。
回動自在となった柵本体11は、河川9が増水したとき
に流れによって流れ方向91に倒されるようになってい
る。さらに、各回転部12bには、操作片14が設けら
れていて、隣合う回転部12bの操作片14同士がワイ
ヤロープ15によって連結されて連動するようなってい
る。また、最も河川側の操作片14には、一端が地面G
に固定されたコイルばね17の他端が固定されていて、
常に、回転部112bをヒンジ13の回動軸が柵本体1
1の面からずれるように付勢している。すなわち、コイ
ルばね17の付勢力がヒンジの回動軸を柵本体11の回
動軸からずれせるようにして柵本体11を立設状態に保
つようになっている。一方、最も水門操作室72側の操
作片14には、水門操作室72内に設けられた操作部と
しての操作レバー73に連結されたワイヤロープ15の
一端が連結されている。すなわち、操作レバー73を操
作することによって各回転部12bを一斉に同一方向へ
回転させることができるようになっている。
この柵1は、上記のようになっているので、河川9が大
雨などによって増水し、柵1が浸かるようになった時に
は、水門操作室72内に設けられた操作レバー13を矢
印A方向に倒すようにすれば、回転部12bが矢印B方
向に回転してヒンジ13の回動軸と柵本体11の回動軸
が合うようになり、柵本体11が、第1図にみるよう
に、河川の水流によって河川9の下流方向に倒されるよ
うになっている。
したがって、この柵1は、通常は、人などが水路へ転落
しないようにすることができるとともに、河川の増水時
には柵の立設している場所まで行って作業することな
く、柵を開放することができて、安全で、かつ、作業性
に優れている。また、柵開放機構の構造も簡単であるの
で、維時管理面でコストがかからないと言う利点もあ
る。
なお、図では、回転部12bおよびワイヤロープ15等
が地表に出ているように描かれているが、実際は、柵1
に沿って形成されたピット(図示せず)内に収容されて
いるとともに、蓋(図示せず)で覆われており、人が触
れたりすることがないようになっている。また、操作レ
バー73が1つしかあらわされていないが、実際は、水
路8を挟んで反対側にももう1つ設けられている。
第3図(a),(b)はこの発明にかかる堤防における転落防
止用柵の第2の実施例をあらわす。
図にみるように、この柵2は、各脚部22が固定部材2
9を介して地面Gに固定されている。各脚部22には、
ヒンジ23が形成されている。このヒンジ23は、第1
の実施例と同様に、柵本体21がヒンジ23を中心にし
て河川9の流れ方向に回動自在となるように設けられて
いる。各柵本体21の下方の地面Gには、上方に係合ピ
ン24を備えた油圧ジャッキ25が固定されている。係
合ピン24は、油圧ジャッキ25内に設けられたスプリ
ング25aによって常に上方に付勢されていて、柵本体
21の対応する部分に設けられた係合孔26に係合して
柵本体21の回動を防止して柵本体21を立設状態に保
つようになっている。さらに、この係合ピン24は、シ
リンダ室(図示せず)に油が圧入されることにより、油
圧ジャッキ25内に入り込んで、前記係合孔26との係
合を解除して柵本体21が回動させることができるよう
になっている。なお、シリンダ室への油の圧入は、柵2
に沿って敷設された配管28へ水門操作室72の中に設
けられた手動ポンプ(図示せず)を介して油を送り込む
ことによって為されるようになっている。
この柵2は、上記のように構成されているので、第1の
実施例と同様に大雨などによって急激に河川9に水位が
増した場合でも、水門操作室72において手動ポンプを
操作するだけで柵本体21の立説状態での固定が簡単に
解除できる。したがって、流れの障害となる柵本体21
が、河川の流れによって下流側に倒れ、流れを妨げて渦
などを発生させるようなことがなくなる。また、1つの
手動ポンプを操作することにより水路8両側の柵2が一
斉に開放されるため、作業性が非常によいと言う利点が
ある。
第4図はこの発明にかかる堤防における転落防止用柵の
第3の実施例をあらわす。
図にみるように、この柵3は、柵本体が水路8に沿って
立設された複数の支柱31と、支柱31間に張設される
ワイヤロープ32によって構成されている。ワイヤロー
プ32は、一端が水門操作室72内に設けられた巻き取
り手段としての手動ウインチ75に固定されていて、支
柱31に設けられたガイド33を介して中間部が第5図
(a)にみるようにして、支柱31間に横桟状に張設され
たのち、他端が水門操作室72内に設けられた固定部材
72に巻きつけられて固定されている。
この柵3は、上記のようになっているので、大雨などに
よって急激に河川9の水嵩が増して柵3が浸かるような
事態になったとしても、第5図(b)にみるように、固定
部材76へのワイヤロープ32の巻き付けを解き、前記
手動ウインチ75によってワイヤロープを巻き取るよう
にすれば、流れの障害となる横桟部分を簡単に無くする
ことができる。また、柵開放機構の構造も簡単であるの
で、維持管理面でコストがかからないと言う利点もあ
る。
なお、ガイド33は、ローラーにしておくことが好まし
い。ローラーによれば、摩擦抵抗が軽減されてワイヤロ
ープの張設や巻き取りを容易に行うことができる。
第6図は、この発明にかかる堤防における転落防止用柵
の第4の実施例をあらわす。
図にみるように、この柵4は、金属パイプによって形成
された柵本体41が2つの分割体41a,41bに分割
されている。各分割体41a,41bは、それぞれ1本
の脚部42が設けられていて、脚部42を軸として回転
自在となっている。また、一方の分割体41aには、そ
の側壁面から出没する係合ピン43が上下一対に設けら
れている。係合ピン43は、第7図にみるように、通
常、コイルばね44によって前記側壁面から突出するよ
うに付勢されていて、この突出部が、他方の分割体41
bの側壁面に形成された係合孔(図では表れていない)
に係合して前記分割体41a,41bの回動を防止する
ようになっている。また、係合ピン43は、柵本体41
内部を通って敷設されたワイヤロープ45を介して第1
の実施例と同様に水門操作室72の操作部と連接されて
おり、操作部において操作レバー(図示せず)を操作す
ることより分割体41a内部に没入して前記係合を解除
できるようになっている。
この柵4は、上記のように構成されているので、第1の
実施例と同様に大雨などによって急激に河川9の水位が
増した場合でも、水門操作室72において操作レバーを
操作して係合ピン43の係合を解除するだけで柵本体4
1の分割体41a,41bを脚部42周りに回転自在に
することができる。すなわち、流れの障害となる柵本体
41は、その各分割体41a,41bが、第6図で鎖線
で示すように河川の流れによって流れに沿う方向に回動
し、流れを妨げて渦などを発生させるようなことがなく
なる。
第8図はこの発明にかかる堤防における転落防止用柵の
第5の実施例をあらわす。
図にみるように、この柵5は、柵本体51および4個の
ガイドロール52を備えている。ガイドロール52は、
水路8の側壁面81に2個ずつ対向するように固定され
ている。柵本体51は、この対向するガイドロール52
間に配設され上下に摺動自在とされている。前記側壁面
81には、柵本体51のストッパ53が固着されてい
る。ストッパ53は、受け部53aと操作片53bを備
えている。受け部53aは、柵本体51の脚部を下から
受けて下に落ちないように支持するようになっている。
他方、操作片53bは、第1の実施例と同様に水門操作
室72等の操作部に設けられた操作レバー(図示せず)
を操作することよりワイヤロープ57を介して前記受け
部53aを回動軸53cを中心にして回動させられる。
この回動によって前記受け部53aの前記柵本体51の
支持が解除され、柵本体51が、鎖線で示すように、そ
の上端部が水路8の上端縁と略面一になるまでガイドロ
ール52に沿って下降するようになっている。
なお、図中、59は柵本体51の外れ止めである。
この柵5は、上記のように構成されているので、第1の
実施例と同様に大雨などによって急激に河川9の水位が
増した場合でも、水門操作室72において操作レバーを
操作するだけで柵本体51が水路8の内部に落ち込ん
で、流れを妨げて渦などを発生させるようなことがなく
なる。
第9図(a),(b)は、この発明にかかる堤防における転落
防止用柵の第6の実施例をあらわす。
図にみるように、この柵6は、第2の実施例と同様に、
柵本体61に2本の脚部42が形成され、各脚部62が
固定部材69を介して地面Gに固定されている。各脚部
62には、ヒンジ63が形成されている。このヒンジ6
3は、第1の実施例と同様に、柵本体61がヒンジ63
を中心にして河川9の流れ方向91に回動自在となるよ
うに設けられている。前記2本の脚部のうち一方には、
柵本体61の回動を防止する係合手段65が設けられて
いる。係合手段65は、地面Gに固定される本体65a
と係合ピン65bとフロート65cとを備えている。係
合ピン65bは、第9図(a)にみるように、フロート6
5cが下がっているときには、脚部62および固定部材
69に設けられた係合孔68に係合し、第9図(b)にみ
るように、フロート65cが上がっているときには、前
記係合が解除されるようになっている。
この柵6は、上記のようになっているので、大雨などに
よって河川9が増水し、柵6が流れに没した時に、フロ
ート65cがその浮力により浮き上がり、係合ピン65
bの係合孔68への係合が解除される。したがって、流
れの障害となる柵本体61が、河川の流れによって下流
側に倒れて流れを妨げて渦などを発生させるようなこと
がなくなる。しかも、前記係合の解除をフロート65c
の浮力を利用して行うようになっているので、人か居な
くても柵6の水没と同時に開放を行うことができると言
う利点がある。
この発明にかかる堤防における転落防止用柵は、上記の
実施例に限定されない。
第1の実施例では、各操作片14がワイヤロープ15を
介して連動するようにされてていたが、ロッドを用いリ
ンク構造にするよういしても構わない。第1の実施例で
は、ワイヤーロープ15の牽引により各回転部12bを
回転させるようにしていたがギヤー等を組み合わせて操
作部においてハンドルを回転操作することにより回転部
を回転させるようにしても構わない。
第2の実施例では、油圧ジャッキ25によって係合ピン
24を操作するようにしていたが、ラックとピニオンの
組み合わせにより操作できるようにしても構わない。第
2の実施例では、油圧ジャッキ25が地面Gに固定され
ていたが、地面G側に係合孔を備えた部材を設け、油圧
ジャッキ等を柵本体21に固定するようにしても構わな
い。第2の実施例では手動ポンプでシリンダ室25b内
へ油を注入するようにしていたが、動力ポンプを用いて
も構わない。
第3の実施例では、ワイヤロープ32が一本であった
が、複数本のワイヤーロープを平行に張設するようにし
てもよい。複数本のワイヤロープを用いる場合には、最
も河川9側に配置さた支柱にワイヤーロープの一端を固
定手段を介して個々に固定するようにするとともに、個
々に固定手段の固定を解除できるようにすることが好ま
しい。このようにすれば、水に没した部分のワイヤロー
プのみを巻き取ることができ、水が引いた場合の復旧作
業が容易になる。第3の実施例では、ワイヤロープ32
を手動ウインチ75で巻き取るようにしていたが、動力
付きのウインチで巻き取るようにしても構わない。
第4の実施例では、柵本体が2つに分割され、各分割体
が脚部を中心に回転自在にされていたが、柵本体の中央
部に川面に水平に回転軸を設け、係合が解除されると、
柵本体が河川の流れによって水平になるようにしても構
わない。
第5の実施例では、柵本体51がガイドロール52に沿
って水路8内に下降するようになっていたが、水路8に
沿う地面に凹溝を形成し、柵本体をこの凹溝内に収容で
きるようにしても構わない。
第1,2,4,5,6の実施例では、柵本体に2本の脚
部が設けられていたが、3本以上にしても構わない。
第1〜5の実施例では、操作部が水門操作室内に設けら
れていたが、増水時に水没しないような場所であれば、
特にその設置場所は限定されない。また、第1,2,
4,5の実施例も第6の実施例と同様にフロートにより
柵の開放を行わせるようにしても構わない。
〔発明の効果〕
この発明にかかる堤防における転落防止用柵は、以上の
ように構成されているので、河川の増水時に開放でき
て、流れの障害となり、渦の発生によって堤防を破壊し
たりすることがなくなる。しかも、柵の開放が、柵の近
傍まで行かなくて簡単にでき、安全で、かつ、急な増水
にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる柵の第1の実施例をあらわす
斜視図、第2図(a),(b)はその固定手段としての回転部
の動作状態をあらわす斜視図であって、同図(a)は回転
部がスプリングによって付勢されてヒンジの回動軸と柵
本体の回動軸とがずれた状態をあらわし、同図(b)は回
転部が手動レバーの操作により回転させられてヒンジの
回動軸と柵本体の回動軸とが合わされた状態をあらわし
ている。 第3図(a),(b)はこの発明にかかる柵の第2の実施例に
おける固定手段の動作を説明するための図であって、同
図(a)は係合手段が係合された状態をあらわし、同図(b)
はその係合が解除された状態をあらわしている。 第4図はこの発明にかかる柵の第3の実施例の柵をあら
わす斜視図、第5図(a),(b)は柵の開放機構を説明する
図であって、同図(a)はワイヤロープが張設された状態
をあらわし、同図(b)はワイヤロープが巻き取られて柵
が開放される状態をあらわしている。 第6図はこの発明にかかる棚の第4の実施例の柵本体部
分をあらわす斜視図、第7図はその係合ピン部分を切り
欠いてあらわす部分斜視図である。 第8図はこの発明にかかる柵の第5の実施例の柵本体部
分をあらわす斜視図である。 第9図(a),(b)はこの発明にかかる柵の第6の実施例の
柵本体の係合手段の動作を説明する図であって、同図
(a)は係合手段の係合ピンが係合孔に係合され、柵本体
か立設状態に固定されている状態をあらわし、同図(b)
はフロートが浮き上がり係合ピンの係合が解除された状
態をあらわしている。 1,2,3,4,5,6……柵、7……堤防、8……水
路、9……河川、11,21,41,51,61……柵
本体、12,22,42,62……脚部、13,23,
63……ヒンジ、32……ワイヤロープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元木 真二 大阪府枚方市山田池北町11番1号 建設省 近畿地方建設局近畿技術事務所内 (72)発明者 中野 良則 奈良県橿原市醍醐町459―33 (72)発明者 坂井 蜜也 大阪府柏原市平野1―7―4 (72)発明者 井之下 巌 奈良県北葛城郡香芝町北今市296―6 (72)発明者 井出 章 大阪府大東市津の辺町3―2 (72)発明者 木村 義春 奈良県御所市鴨神592 (72)発明者 倉園 庸 兵庫県神戸市西区糀台1―9―10 (72)発明者 長尾 浩利 兵庫県西宮市丸橋町4―6

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】河川の堤防を横切るように立設されてなる
    転落防止用柵において、堤防の上部に設けられた操作部
    からの操作によって柵を開放可能にする柵開放機構が設
    けられていることを特徴とする堤防における転落防止用
    柵。
  2. 【請求項2】柵開放機構が、柵の脚部に形成され柵本体
    を河川の流れ方向に回動自在にするヒンジと、このヒン
    ジでの回動を阻止して前記柵を立設状態に固定するとと
    もに、操作部からの操作によって前記固定を解除する固
    定手段とから構成されている請求項第1項記載の堤防に
    おける転落防止用柵。
  3. 【請求項3】固定手段が、脚部の基部近傍に設けられ操
    作部からの操作によってヒンジとともに脚部の周方向に
    回転する回転部であって、この回転部が前記ヒンジの回
    動軸が柵の回動軸とずれた位置に保持されて前記柵の回
    動が防止されるとともに、前記ヒンジの回動軸が柵の回
    動軸と合致するように回転されて固定が解除されるよう
    になっている請求項第2項記載の堤防における転落防止
    用柵。
  4. 【請求項4】固定手段が、柵本体と柵本体の立設面に固
    定された固定部材とを係合する係合手段である請求項第
    2項記載の堤防における転落防止用柵。
  5. 【請求項5】柵本体が、水路に沿って所定間隔に立設さ
    れた複数本の支柱と、これら支柱間に張設されて柵本体
    の横桟を形成する少なくとも一本のロープとから構成さ
    れていて、前記ロープは、一端が操作部に設けられた巻
    き取り装置に連結され他端が操作部からの操作によって
    固定が解除できる固定手段に固定されているようになっ
    ていて、前記固定手段が解除され、前記巻き取り装置に
    より巻き取られて柵の開放を行うようなっている請求項
    第1項記載の堤防における転落防止用柵。
  6. 【請求項6】柵開放機構が、柵本体を一体の脚部の周方
    向に回転自在とする回転機構と、この回転機構での柵本
    体の回転を阻止して柵本体を固定するとともに、操作部
    からの操作によって前記固定を解除する固定手段とから
    構成されている請求項第1項記載の堤防における転落防
    止用柵。
  7. 【請求項7】柵開放機構が、柵本体をその上端部が地面
    より下がる位置まで下降自在とするガイド手段と、柵本
    体の下降を阻止して柵本体を地面より突出させた状態に
    支持するとともに、操作部からの操作によって前記支持
    を解除する解除手段とから構成されている請求項第1項
    記載の堤防における転落防止用柵。
  8. 【請求項8】河川の堤防を横切るように形成された水路
    に沿って立設されてなる転落防止用柵において、柵本体
    が柵の脚部に形成されたヒンジにより河川の流れ方向に
    回動自在にされているとともに、係合手段の係合により
    前記回動が防止されるようになっていて、前記係合手段
    には、フロートを有する係合解除手段が設けられ、前記
    フロートの冠水による浮力によって前記係合が解除され
    るようになっていることを特徴とする堤防における転落
    防止用柵。
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