JPH0645040B2 - 汚泥脱水における運転制御方法 - Google Patents
汚泥脱水における運転制御方法Info
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- JPH0645040B2 JPH0645040B2 JP60272789A JP27278985A JPH0645040B2 JP H0645040 B2 JPH0645040 B2 JP H0645040B2 JP 60272789 A JP60272789 A JP 60272789A JP 27278985 A JP27278985 A JP 27278985A JP H0645040 B2 JPH0645040 B2 JP H0645040B2
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Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ベルトプレス型脱水機により有機性汚泥をカ
チオン系有機高分子凝集剤を添加しながら脱水を図る際
の運転制御方法に関する。
チオン系有機高分子凝集剤を添加しながら脱水を図る際
の運転制御方法に関する。
下水汚泥やし尿汚泥等の有機性汚泥にカチオン系有機高
分子凝集剤を添加してフロックを形成させ、ベルトプレ
ス型脱水機等の脱水機によって機械的に脱水処理を行う
場合、実際の処理現場においては、汚泥性状が絶えず激
しく変化するとともに、それについて脱水効率も絶えず
変化しているのが現状である。
分子凝集剤を添加してフロックを形成させ、ベルトプレ
ス型脱水機等の脱水機によって機械的に脱水処理を行う
場合、実際の処理現場においては、汚泥性状が絶えず激
しく変化するとともに、それについて脱水効率も絶えず
変化しているのが現状である。
従来、凝集剤の最適添加率、濾布速度、濾過速度等を定
める場合、前述のように汚泥性状が激しく変化している
状況、たとえば重力濾過状態や濾布からのはみ出しの有
無等を観察しながら、試行錯誤的に定めていた。
める場合、前述のように汚泥性状が激しく変化している
状況、たとえば重力濾過状態や濾布からのはみ出しの有
無等を観察しながら、試行錯誤的に定めていた。
しかし、上記従来法は、多大な手間と時間を要するばか
りでなく、最適添加率を求めるのに大量の汚泥を使用す
る必要があり、著しく実用性に欠けるものであった。
りでなく、最適添加率を求めるのに大量の汚泥を使用す
る必要があり、著しく実用性に欠けるものであった。
そして、かかる試行錯誤的に頼らざるを得ない理由は、
汚泥性状と脱水効率との相関、および各因子相互の関係
が明確に把握されていないためである。
汚泥性状と脱水効率との相関、および各因子相互の関係
が明確に把握されていないためである。
そこで、本発明の目的は、汚泥性状が変わるごと実機を
運転するという煩雑な方法によることなく、迅速かつ簡
易に運転条件等を定めることができるとともに、これを
定めるに十分な妥当性を示す運転制御方法を提供するこ
とにある。
運転するという煩雑な方法によることなく、迅速かつ簡
易に運転条件等を定めることができるとともに、これを
定めるに十分な妥当性を示す運転制御方法を提供するこ
とにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、有機性汚泥に
カチオン系有機高分子凝集剤を添加して、ベルトプレス
型脱水機で脱水するに際して、汚泥の蒸発残留物、粗浮
遊物質量率、アニオン度、粗タンパク質量率、および有
機分を知ることにより、条件として与えられる濾布速度
とともにこれらを因子として下記(A)式により脱水処
理可能な単位面積当りの固形物負荷を予測し、下記
(A)、(B)両式により所定の濾過速度において求め
られる濾布速度を最適濾布速度に設定する、あるいは所
定の濾布速度において求められる濾過速度を最大濾過速
度に設定し、 y1=a′X1+b′X2−c′X3+d′X4+e′X5−f′X8+g′…(A) y2=y1×X8×60 …(B) ただし、 y1;固形物負荷 (kg-ds/m2) y2;濾過速度 (kg-ds/m-H) X1;蒸発残留物 (%) X2;粗浮遊物質量率〔(汚泥100ml中の100メッシュふるい上の量(g)/汚泥100ml
中のSS量)×100〕 (%) X3;アニオン度 (meq/g-TS) X4;粗タンパク質量率(汚泥中の有機性窒素量×6.25) (%) X5;有機分 (%) X8;濾布速度 (m/min) a′〜g′;a′=3以下、b′=3以下、c′〜f′=−3〜3、g′=−1
0〜10 かつ、前記汚泥の蒸発残留物、粗浮遊物質量率、アニオ
ン度、粗大タンパク質量率、および有機分、ならびに前
記(A)、(B)式により求めた濾過速度、濾布速度、
さらに圧力、凝集剤添加率を因子として、下記(C)式
により、脱水ケーキ水分の予測を行うことにより、各種
運転条件を決定することを特徴とするものである。
カチオン系有機高分子凝集剤を添加して、ベルトプレス
型脱水機で脱水するに際して、汚泥の蒸発残留物、粗浮
遊物質量率、アニオン度、粗タンパク質量率、および有
機分を知ることにより、条件として与えられる濾布速度
とともにこれらを因子として下記(A)式により脱水処
理可能な単位面積当りの固形物負荷を予測し、下記
(A)、(B)両式により所定の濾過速度において求め
られる濾布速度を最適濾布速度に設定する、あるいは所
定の濾布速度において求められる濾過速度を最大濾過速
度に設定し、 y1=a′X1+b′X2−c′X3+d′X4+e′X5−f′X8+g′…(A) y2=y1×X8×60 …(B) ただし、 y1;固形物負荷 (kg-ds/m2) y2;濾過速度 (kg-ds/m-H) X1;蒸発残留物 (%) X2;粗浮遊物質量率〔(汚泥100ml中の100メッシュふるい上の量(g)/汚泥100ml
中のSS量)×100〕 (%) X3;アニオン度 (meq/g-TS) X4;粗タンパク質量率(汚泥中の有機性窒素量×6.25) (%) X5;有機分 (%) X8;濾布速度 (m/min) a′〜g′;a′=3以下、b′=3以下、c′〜f′=−3〜3、g′=−1
0〜10 かつ、前記汚泥の蒸発残留物、粗浮遊物質量率、アニオ
ン度、粗大タンパク質量率、および有機分、ならびに前
記(A)、(B)式により求めた濾過速度、濾布速度、
さらに圧力、凝集剤添加率を因子として、下記(C)式
により、脱水ケーキ水分の予測を行うことにより、各種
運転条件を決定することを特徴とするものである。
ただし、 y;脱水ケーキ水分 (%) X1;蒸発残留物 (%) X2;粗浮遊物質量率〔(汚泥100ml中の100メッシュふるい上の量(g)/汚泥100ml
中のSS量)×100〕 (%) X3;アニオン度 (meq/g-TS) X4;粗タンパク質量率(汚泥中の有機性窒素量×6.25) (%) X5;有機分 (%) X6;汚泥中の固形物量を基準とした凝集剤添加率 (%) X7;濾過速度(=y2) (kg-ds/m-H) X8;濾布速度 (m/min) X9;圧力 (kg/cm2) a〜j;a=10以下、b=3以下、c=50以下、 d=3以下、e=3以下、f=5以下、 g=10以下、h=5以下、i=10以下、 j=40〜100 〔作用〕 本発明者等は、種々の有機性汚泥について運転条件を数
多く変えながら、脱水効率を検討したところ、各因子に
は明確な相関があることを知見した。そして、かかる相
関に基づけば、最適濾布速度や最適濾布速度を容易に設
定でき、また脱水ケーキ水分を容易に予測できることが
判った。したがって、かかる相関式に従って運転条件を
決定すれば、実機の運転によることなく、効率的な運転
を行うことができる。
中のSS量)×100〕 (%) X3;アニオン度 (meq/g-TS) X4;粗タンパク質量率(汚泥中の有機性窒素量×6.25) (%) X5;有機分 (%) X6;汚泥中の固形物量を基準とした凝集剤添加率 (%) X7;濾過速度(=y2) (kg-ds/m-H) X8;濾布速度 (m/min) X9;圧力 (kg/cm2) a〜j;a=10以下、b=3以下、c=50以下、 d=3以下、e=3以下、f=5以下、 g=10以下、h=5以下、i=10以下、 j=40〜100 〔作用〕 本発明者等は、種々の有機性汚泥について運転条件を数
多く変えながら、脱水効率を検討したところ、各因子に
は明確な相関があることを知見した。そして、かかる相
関に基づけば、最適濾布速度や最適濾布速度を容易に設
定でき、また脱水ケーキ水分を容易に予測できることが
判った。したがって、かかる相関式に従って運転条件を
決定すれば、実機の運転によることなく、効率的な運転
を行うことができる。
ここで、a′〜g′およびa〜jの係数は、(A)〜
(C)式を定める上での各因子の重み係数となり、この
係数の大小はその因子の影響度合いを示すものとなる。
前記係数a′〜g′およびa〜jは、本発明者らの多く
の実験の結果明らかになったもので、汚泥成分の異なる
各種の汚泥を用いてベルトプレス脱水を行った結果を重
回帰分析して得られた値である。また、これらの各因子
は、上記相関式に基づき原則的に考慮されるが、前記係
数を求めた結果、その係数の値が小さくその影響を無視
してもよい場合には、前記相関式よりその因子の項を除
外して計算する場合もあり得る。
(C)式を定める上での各因子の重み係数となり、この
係数の大小はその因子の影響度合いを示すものとなる。
前記係数a′〜g′およびa〜jは、本発明者らの多く
の実験の結果明らかになったもので、汚泥成分の異なる
各種の汚泥を用いてベルトプレス脱水を行った結果を重
回帰分析して得られた値である。また、これらの各因子
は、上記相関式に基づき原則的に考慮されるが、前記係
数を求めた結果、その係数の値が小さくその影響を無視
してもよい場合には、前記相関式よりその因子の項を除
外して計算する場合もあり得る。
以下、本発明をさらに詳説する。
一般に、ベルトプレス型脱水機は、重力濾過部、楔状濾
過部、ロール圧搾部の連続した3つの機構から成り、特
に重力濾過部における濾過性に優れかつ重力濾過ケーキ
含水率が低くなるように、カチオン系有機高分子凝集剤
の添加率を設定することが重要である。また、重力濾過
ケーキ含水率は同一汚泥ではカチオン系有機高分子凝集
剤の添加率によって変化し、ある添加率で最も低くな
り、この添加率が最適添加率としてあらわされる。
過部、ロール圧搾部の連続した3つの機構から成り、特
に重力濾過部における濾過性に優れかつ重力濾過ケーキ
含水率が低くなるように、カチオン系有機高分子凝集剤
の添加率を設定することが重要である。また、重力濾過
ケーキ含水率は同一汚泥ではカチオン系有機高分子凝集
剤の添加率によって変化し、ある添加率で最も低くな
り、この添加率が最適添加率としてあらわされる。
ここで、汚泥を物理的な面から考えてみると、汚泥の粒
子は負の電荷をもち、この負の電荷をカチオン系凝集剤
が中和する。そして、汚泥のアニオン度は、汚泥の負の
電荷量を表わすため、凝集剤の添加率を左右し、凝集剤
のカチオン度は中和する量を表わし、これまた凝集剤の
最適添加率に影響を与える。また、粗浮遊物は、凝集剤
を添加する場合における凝集フロックの核となり、フロ
ック粒子の強度を保ったり、分離液の通水抵抗を左右す
るなどの働きがあり、したがってこの粗浮遊物量率も凝
集剤の最適添加率に影響を与えると推測される。
子は負の電荷をもち、この負の電荷をカチオン系凝集剤
が中和する。そして、汚泥のアニオン度は、汚泥の負の
電荷量を表わすため、凝集剤の添加率を左右し、凝集剤
のカチオン度は中和する量を表わし、これまた凝集剤の
最適添加率に影響を与える。また、粗浮遊物は、凝集剤
を添加する場合における凝集フロックの核となり、フロ
ック粒子の強度を保ったり、分離液の通水抵抗を左右す
るなどの働きがあり、したがってこの粗浮遊物量率も凝
集剤の最適添加率に影響を与えると推測される。
このように考えてみると、あるカチオン度を有する凝集
剤が選定されるならば、その添加率と、汚泥の粗浮遊物
質量率およびアニオン度とによって、脱水ケーキの水分
も左右されることが推定される。
剤が選定されるならば、その添加率と、汚泥の粗浮遊物
質量率およびアニオン度とによって、脱水ケーキの水分
も左右されることが推定される。
また、汚泥性状を示す因子としては、粗浮遊物質量率お
よびアニオン度の他、蒸発残留物、粗タンパク質量率な
らびに有機分もあり、これらも脱水ケーキ水分を左右す
るであろうことが、本発明者らの長年の経験から推測さ
れた。
よびアニオン度の他、蒸発残留物、粗タンパク質量率な
らびに有機分もあり、これらも脱水ケーキ水分を左右す
るであろうことが、本発明者らの長年の経験から推測さ
れた。
他方で、濾過速度、濾布速度および操作圧力の運転条件
は、脱水ケース水分を左右する因子であることは当業者
にとって公知のことである。
は、脱水ケース水分を左右する因子であることは当業者
にとって公知のことである。
かかる考えの下で、脱水ケーキ水分と各因子との相関に
ついて種々調べたところ、第3図〜第12図の結果を得
た。この結果から、上記各因子は確かに脱水ケーキ水分
を左右することが判った。また、この種の多くの結果を
解析してみると、前記(C)式をもって関係付けること
ができる。
ついて種々調べたところ、第3図〜第12図の結果を得
た。この結果から、上記各因子は確かに脱水ケーキ水分
を左右することが判った。また、この種の多くの結果を
解析してみると、前記(C)式をもって関係付けること
ができる。
(C)式において、各因子項の係数a〜jの値は、a=
10以下、b=3以下、c=50以下、d=3以下、e=3
以下、f=5以下、g=10以下、h=5以下、i=10以
下、j=40〜100の範囲とされる。
10以下、b=3以下、c=50以下、d=3以下、e=3
以下、f=5以下、g=10以下、h=5以下、i=10以
下、j=40〜100の範囲とされる。
ところで、粗浮遊物質量率は、SSに対するSS中の100メ
ッシュふるい上の質量の比であり、次式で定義される
ものである。
ッシュふるい上の質量の比であり、次式で定義される
ものである。
粗浮遊物質量率(%)=(汚泥100ml中の100メッシュふる
い上の量(g)/汚泥100ml中のSS量)×100…… また、粗タンパク質量率は、食品分析法「粗タンパク
質」に準拠し、汚泥中の有機性窒素量を測定し、その値
に6.25を乗じたものを言い、タンパク質の簡易分析
値である。ここで、粗タンパク質は、その上位概念であ
る有機分に含まれるものであるが、有機分中のタンパク
質が高いほど脱水性能が阻害される傾向があるため、単
独の因子として別に考慮することとしたものである。し
たがって、有機分というときには、汚泥中のタンパク
質、脂肪、炭水化物等を言い、粗タンパク質というとき
には、汚泥中のタンパク質分を言う。
い上の量(g)/汚泥100ml中のSS量)×100…… また、粗タンパク質量率は、食品分析法「粗タンパク
質」に準拠し、汚泥中の有機性窒素量を測定し、その値
に6.25を乗じたものを言い、タンパク質の簡易分析
値である。ここで、粗タンパク質は、その上位概念であ
る有機分に含まれるものであるが、有機分中のタンパク
質が高いほど脱水性能が阻害される傾向があるため、単
独の因子として別に考慮することとしたものである。し
たがって、有機分というときには、汚泥中のタンパク
質、脂肪、炭水化物等を言い、粗タンパク質というとき
には、汚泥中のタンパク質分を言う。
一方、汚泥のアニオン度は、汚泥にメチルグリコールキ
トサンを加えてたとえば2時間攪拌し、過剰のメチルグ
リコールキトサンをPVSKで測定するコロイド滴定法
によって測定することができる。
トサンを加えてたとえば2時間攪拌し、過剰のメチルグ
リコールキトサンをPVSKで測定するコロイド滴定法
によって測定することができる。
第3図〜第12図に再び注目すると、同例では、相関性
を単相関でみると、脱水ケーキ水分との相関が強いのは
蒸発残量と固形物負荷である。これらの10因子を重回
帰分析すると、アニオン度の影響が小さく、残りの8因
子により(1)式で示す脱水ケーキ水分yの予測例式を
得ることができる。
を単相関でみると、脱水ケーキ水分との相関が強いのは
蒸発残量と固形物負荷である。これらの10因子を重回
帰分析すると、アニオン度の影響が小さく、残りの8因
子により(1)式で示す脱水ケーキ水分yの予測例式を
得ることができる。
なお、X7/X8・60の項は、固形物負荷項である。
ところで、前記濾過速度X7,濾布速度X8の決定に当たっ
ては、以下のようにして決定することができる。
ては、以下のようにして決定することができる。
処理可能な固形物負荷と各因子とは、たとえば第13図
〜第20図に示す相関がある。この種の相関は、前記
(A)式によって一般的に表すことができる。(A)式
におて、各因子の係数a′〜g′は、a′=3以下、
b′=3以下、c′〜f′=−3〜3、g′=−10〜
10の範囲で決定される。これらa′〜g′は、各因子
の重み係数で、この係数の大小は、その因子の影響度合
いを示す。これらの係数は、汚泥成分の異なる各種の汚
泥を用いてベルトプレス脱水を行った結果を重回帰分析
して得られた値である。
〜第20図に示す相関がある。この種の相関は、前記
(A)式によって一般的に表すことができる。(A)式
におて、各因子の係数a′〜g′は、a′=3以下、
b′=3以下、c′〜f′=−3〜3、g′=−10〜
10の範囲で決定される。これらa′〜g′は、各因子
の重み係数で、この係数の大小は、その因子の影響度合
いを示す。これらの係数は、汚泥成分の異なる各種の汚
泥を用いてベルトプレス脱水を行った結果を重回帰分析
して得られた値である。
図示例の場合では、相関が最も高いのは、蒸発残量との
関係である。しかるに、蒸発残量は通常2〜4%程度の
ものが多いため、単独で固形物負荷を予測することがで
きない。前記(B)式中の図示の6因子のうちアニオン
度の項の影響が小さい結果となり、残りの5因子によっ
て(2)式に示す予測例式が得られた。
関係である。しかるに、蒸発残量は通常2〜4%程度の
ものが多いため、単独で固形物負荷を予測することがで
きない。前記(B)式中の図示の6因子のうちアニオン
度の項の影響が小さい結果となり、残りの5因子によっ
て(2)式に示す予測例式が得られた。
y1=2.75+0.379X1+0.0457X2−0.057X4+0.551X5−0.505X8…(2) かくして得られた固形物負荷は、最適固形物負荷(脱水
機の濾布端から負荷オーバーとなり、サイドリークを起
こす限界値)を意味する。一方、濾過速度、固形物負荷
および濾布速度には、前記(B)なる関係がある。した
がって、濾布速度を設定すれば、最大濾過速度を知るこ
とができる。また、濾過速度を設定すれば、最大濾布速
度を選定できる。すなわち、どちらか一方を決定すれば
他方が自動的に決定される。
機の濾布端から負荷オーバーとなり、サイドリークを起
こす限界値)を意味する。一方、濾過速度、固形物負荷
および濾布速度には、前記(B)なる関係がある。した
がって、濾布速度を設定すれば、最大濾過速度を知るこ
とができる。また、濾過速度を設定すれば、最大濾布速
度を選定できる。すなわち、どちらか一方を決定すれば
他方が自動的に決定される。
一例として、(2)式の場合を考えると(3)、(4)
式が成り立つ。
式が成り立つ。
y1=K−0.505X8……(3) y2(X7)=y1×X8×60……(4) したがって、仮に必要とする濾過速度y2を決めれば
(3)、(4)式を解くことにより、X8、y1の値が得ら
れ、ある濾過速度における最適濾布速度を設定できる。
(3)、(4)式を解くことにより、X8、y1の値が得ら
れ、ある濾過速度における最適濾布速度を設定できる。
ところで、本発明にいうカチオン系有機高分子凝集剤と
しては、メタクリル酸エステル重合物、メタクリル酸エ
ステルとアクリルアミドの共重合物等を用いることがで
きる。
しては、メタクリル酸エステル重合物、メタクリル酸エ
ステルとアクリルアミドの共重合物等を用いることがで
きる。
上記の本発明によれば、実機を運転することなく、最適
運転条件を定めることができる。そして、たとえば第1
図および第2図のように、予測値と実測値とは、脱水ケ
ーキの場合では、平均27kg-ds/m-hrの差で予測でき
る。
運転条件を定めることができる。そして、たとえば第1
図および第2図のように、予測値と実測値とは、脱水ケ
ーキの場合では、平均27kg-ds/m-hrの差で予測でき
る。
以上のとおり、本発明によれば、実機を運転することな
く、測定した汚泥性状および凝集剤添加率に基づいて、
容易に十分な妥当性をもって脱水ケーキ水分を予測で
き、また濾布速度あるいは濾過速度を設定できる。
く、測定した汚泥性状および凝集剤添加率に基づいて、
容易に十分な妥当性をもって脱水ケーキ水分を予測で
き、また濾布速度あるいは濾過速度を設定できる。
第1図は脱水ケーキ水分の予測値と実測値との関係図、
第2図は本発明による予測値と実測値との相関図、第3
図〜第12図は各因子と脱水ケーキ水分との相関図、第
13図〜第20図は各因子と固形物負荷との相関図であ
る。
第2図は本発明による予測値と実測値との相関図、第3
図〜第12図は各因子と脱水ケーキ水分との相関図、第
13図〜第20図は各因子と固形物負荷との相関図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜口 利男 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 宮野 啓一郎 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 盛藤 登 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 西田 克範 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】有機性汚泥にカチオン系有機高分子凝集剤
を添加して、ベルトプレス型脱水機で脱水するに際し
て、汚泥の蒸発残留物、粗浮遊物質量率、アニオン度、
粗タンパク質量率、および有機分を知ることにより、条
件として与えられる濾布速度とともにこれらを因子とし
て下記(A)式により脱水処理可能な単位面積当りの固
形物負荷を予測し、下記(A)、(B)両式により所定
の濾過速度において求められる濾布速度を最適濾布速度
に設定する、あるいは所定の濾布速度において求められ
る濾過速度を最大濾過速度に設定し、 y1=a′X1+b′X2−c′X3+d′X4+e′X5−f′X8+g′…(A) y2=y1×X8×60 …(B) ただし、 y1;固形物負荷 (kg-ds/m2) y2;濾過速度 (kg-ds/m-H) X1;蒸発残留物 (%) X2;粗浮遊物質量率〔(汚泥100ml中の100メッシュふるい上の量(g)/汚泥100ml
中のSS量)×100〕 (%) X3;アニオン度 (meq/g-TS) X4;粗タンパク質量率(汚泥中の有機性窒素量×6.25) (%) X5;有機分 (%) X8;濾布速度 (m/min) a′〜g′;a′=3以下、b′=3以下、c′〜f′=−3〜3、g′=−1
0〜10 かつ、前記汚泥の蒸発残留物、粗浮遊物質量率、アニオ
ン度、粗タンパク質量率、および有機分、ならびに前記
(A)、(B)式により求めた濾過速度、濾布速度、さ
らに圧力、凝集剤添加率を因子として、下記(C)式に
より、脱水ケーキ水分の予測を行うことにより、各種運
転条件を決定することを特徴とする汚泥脱水における運
転制御方法。 ただし、 y;脱水ケーキ水分 (%) X1;蒸発残留物 (%) X2;粗浮遊物質量率〔(汚泥100ml中の100メッシュふるい上の量(g)/汚泥100ml
中のSS量)×100〕 (%) X3;アニオン度 (meq/g-TS) X4;粗タンパク質量率(汚泥中の有機性窒素量×6.25) (%) X5;有機分 (%) X6;汚泥中の固形物量を基準とした凝集剤添加率 (%) X7;濾過速度(=y2) (kg-ds/m-H) X8;濾布速度 (m/min) X9;圧力 (kg/cm2) a〜j;a=10以下、b=3以下、c=50以下、d=3以下、e=3以下、f
=5以下、g=10以下、h=5以下、i=10以下、j=40〜100
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60272789A JPH0645040B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 汚泥脱水における運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60272789A JPH0645040B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 汚泥脱水における運転制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132600A JPS62132600A (ja) | 1987-06-15 |
| JPH0645040B2 true JPH0645040B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17518764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60272789A Expired - Fee Related JPH0645040B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 汚泥脱水における運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645040B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0252100A (ja) * | 1988-08-16 | 1990-02-21 | Tokyo Met Gov Gesuidou Service Kk | 有機性汚泥の脱水制御方法 |
| JPH0252099A (ja) * | 1988-08-16 | 1990-02-21 | Tokyo Met Gov Gesuidou Service Kk | 有機性汚泥の脱水制御方法 |
| JP6994330B2 (ja) * | 2017-09-13 | 2022-01-14 | 水ing株式会社 | 脱水システム |
| CN116712794A (zh) * | 2023-07-11 | 2023-09-08 | 中交(天津)生态环保设计研究院有限公司 | 基于均匀设计确定板框压滤机调理剂参数和压滤参数的方法 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP60272789A patent/JPH0645040B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62132600A (ja) | 1987-06-15 |
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|---|---|---|---|
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