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JPH0645650B2 - ビニルアルコール及びアクリレートの共重合体 - Google Patents
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JPH0645650B2 - ビニルアルコール及びアクリレートの共重合体 - Google Patents

ビニルアルコール及びアクリレートの共重合体

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JPH0645650B2
JPH0645650B2 JP62329406A JP32940687A JPH0645650B2 JP H0645650 B2 JPH0645650 B2 JP H0645650B2 JP 62329406 A JP62329406 A JP 62329406A JP 32940687 A JP32940687 A JP 32940687A JP H0645650 B2 JPH0645650 B2 JP H0645650B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビニルアルコール重合体に関する。さらに具体
的には、本発明はビニルアルコールとアクリレートとの
共重合体に関する。
(従来の技術) ビニルアルコール重合体はその優れた強度、粘着性、バ
リヤー性にもかかわらず用途が限られている。この用途
が限定される理由の一つは可塑性のないビニルアルコー
ル重合体は分解する前にほとんどあるいは全く熱可塑性
を示さないことである。例えばエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、2.2.4−トリ−メチル−1,3−ペ
ンタンジオールなどの外部可塑剤を使用することにより
この問題を解決しようとしてきた。しかし、外部可塑剤
を使用すると感湿度の増加、引張強度の減少、可塑剤の
浸出、酸素気体バリヤー性の減少などの欠点が出てく
る。
コモノマーの使用、グラフトまたは後反応などによつて
ポリビニルアルコールの内部可塑化をはかることは当該
技術分野では周知である。しかし、コモノマーは通常水
分に対し非常に敏感なエチレンオキシ基を含有してい
る。この水分に敏感な性質ということは、水分が重合体
マトリツクスの中に酸素を拡散させ易くしているので、
酸素バリヤー性を失うということである。
(発明が解決しようとする問題点) 米国特許第2,290,600号には、ビニルエステルとアクリ
ルエステルまたはメタクリルエステルとの共重合体のビ
ニルエステルの部分をアクリル部分がアクリル酸単位に
またはメタクリル酸部分がメタクリル酸単位に変わらな
い条件下でビニルアルコール単位に変えることによりビ
ニルアルコール共重合体を製造する内容が開示されてい
る。3重量%のビニルアルコール単位を含有する重合体
は未処理の共重合体またはその100%アクリルまたはメ
タクリルエステル重合体より実質的に強い。該重合体中
のビニルアルコール単位の総数を50%以下にし、ほとん
どの目的に合うように20−2%の範囲内に保つのが好ま
しい。
米国特許第3,689,469号には、主として94-98重量%のビ
ニルアルコール及び2−6重量%のメタクリル酸メチル
から成る共重合体について記載されている。
米国特許第4,119,604号には、単量体の形では下記の
式: (式中Aは水素またはメチル、A′は水素または−COO
−アルキル、Rは水素またはメチルである) で表わされる90-98重量%の重合ビニルアルコール単位
と2−10重量%の重合エステル単位の共重合体について
記載されている。アルキルは1−4個の炭素を有する。
このビニルアルコール/不飽和エステル共重合体は95%
から100%の範囲で加水分解し、10cpsから60cpsの範囲
の粘度を有する。
米国特許第2,654,717号には、例えば一般式: CH2=C(R)CO2(CH2CH2O)nR1 (式中Rは水素またはメチル、Rはアリール、アラル
キル、またはアルキル基、nは1または2である) で表わされる単量体化合物などの炭素原子に少なくとも
1個の酸素原子が結合した(エーテル結合)モノ−不飽
和ビニル単量体の重合について記載されている。
米国特許第3,203,918号には、アルキル基が2−4個の
炭素原子を含有するベータ−ヒドロキシアルキルアクリ
レートエステル及びビニルアルーコルの共重合体につい
て記載されている。該共重合体は酢酸ビニル及びベータ
−ヒドロキシアルキルアクリレートエステルを重合し次
にアルコーリシスを行つて製造される。このような共重
合体のフイルム及び被覆物は可塑剤なしでも柔軟性があ
る。
本発明の目的はビニルアルコール及びアクリレートの共
重合体を提供することである。
(問題を解決するための手段) 本発明は、特許請求の範囲第1項に記載された要件から
成る実質的に均質なランダムビニルアルコール共重合体
を要旨とするものである。
本発明の共重合体を製造する方法は (a)反応容器中の反応混合物に酢酸ビニル単量体と式II
のアクリレート単量体を連続的に供給し、 (b)該酢酸ビニルとアクリレート単量体を重合して反応
容器中に基重合体を生成し、 (c)反応容器から共重合体を含有する反応混合物を連続
的に取り出し、 (d)該共重合体のアセテート官能性を加水分解(アルコ
ール化)してビニルアルコール共重合体を生成すること
から成る。
工程(a)−(c)が反応混合物中で恒常状態に達するような
方法で行われることが望ましい。
本発明の共重合体は現在使用されているポリビニルアル
コール製造装置の中で製造し、良好な熱可塑性熱安定性
を有する重合体を提供することが容易である。共重合体
はほとんどその強度及びポリビニルアルコールの優れた
酸素バリヤー特性を保持し同時に柔軟性を加え水分に敏
感な性質を減少させている。
本発明はビニルアルコール、酢酸ビニル、及び一般式I
I: (式中RはHまたはCH、好ましくはCHであり;R
はオレフイン官能性を含有しない炭素数が6個から18個
のヒドロカルビル基であり例えば式CnH2n+1(nは6か
ら18、好ましくは8から16、最も好ましくは10から14ま
での数である)で表わされるアルキル基などの飽和ヒド
ロカルビル基であることが好ましい)で表わされるアク
リレートエステルの共重合体から成る変更ポリビニルア
ルコール組成物を提供する。アルキル基は直鎖または枝
分れしている。
ヒドロカルビル基は8−16個の炭素原子を有するのが好
ましいが、10−14個の炭素原子を有するのが望ましい。
さらに、ヒドロカルビル基は橋かけ結合を起こすと思わ
れる別の部位での遊離基重合を避けるためにオレフイン
不飽和を含有しないようにすべきである。
式IIの共重合体はアクリル酸、すなわち、アクリル酸ま
たはメタクリル酸の炭素数が6個から18個までのヒドロ
カルビルエステル誘導体である。該共重合体のヒドロカ
ルビルの部分の例としては、ヘキシル、オクチル、(2
−エチルヘキシル)、ドデシル(ラウリル)、テトラデ
シル(ミリスチル)、ヘクサデシル(セチル)、オキタ
デシル、シクロヘキシル、フエニル、及びベンジルが挙
げられる。アルキル基がラウリル基であるのが最も好ま
しい。
本発明の目的とする(メタ)アクリレートエステル単量
体の機能または操作当量として考えられるものは、アミ
ン部分が6個から18個の炭素原子を含有する(メタ)ア
クリルアミド単量体である。
一般式IIの単量体のうちで、アルコーリシス条件下で優
れた安定性を有するRがCH3であるメタクリレートエス
テルを使用するのが好ましい。
式IIのコモノマーは市販のもの、あるいは低級アクリレ
ートエステルと所望の高級アルコールとのエステル交換
によりあるいはアクリル酸を所望のアルコールで直接エ
ステル化することにより製造できる。エステル交換反応
及び直接エステル化反応は有機化学分野でよく知られて
いる。市販のラウリル(C12)メタクリレート単量体は少
量の炭素数14個及び16個のアルコールのメタクリレート
エステルから成る混合物である。
本発明の重合体は一連の連続攪拌タンク型反応器を使つ
て遊離基工程を行い次に加水分解またはアルコーリシス
反応を行うことにより製造される。酢酸ビニル、アクリ
レートコモノマーあるいはアクリレートコモノマーの混
合物、遊離基触媒及びメタノールを連続的に第1反応器
へ添加する。均質なコモノマーを維持するために次々反
応器へアクリレートコモノマーを添加できる。
末反応の酢酸ビニルは下記の一般式III: (式中Rは水素またはメチル; Rはオレフイン官能性を含有しない炭素数が6個から
8個のヒドロカルビル基であり; xは70−99.5モル%であり; yは0−29.5モル%であり; zは0.5−8モル%である) で表わされる中間生成物酢酸ビニルランダム共重合体を
生成するストリツピングカラムの中でメタノール蒸気と
接触させて排出流から取り出される。
中間生成物酢酸ビニル共重合体のアルコーリシスは塩基
性触媒を添加して行われる。得られた生成物をメタノー
ルで洗浄し乾燥して式I(式中R、R、x、y、zは
前記定義のとおり)のビニルアルコール/アクリレート
コポリマーを生成する。
本発明の共重合体の好ましい実施態様において、ヒドロ
カルビル基の炭素原子の数が8から16までの範囲であ
り、xは80−99モル%であり、yは0−19モル%であ
り、zは1−6モル%である。最も好ましい実施態様に
おいては、ヒドロカルビル基の炭素原子の数は10−14で
あり、xは85−98モル%、yは0−13モル%、zは2−
4モル%である。
本発明の共重合体の重合度は約100から2500までの範囲
であるが、好ましくは200から800である。
(作用) 本発明のビニルアルコール/アクリレート共重合体は下
記の方法により製造される。
酢酸ビニル/アクリレート共重合体は一連の連続攪拌タ
ンク型反応器を使用して製造される。酢酸ビニル及びア
クリレートは第1反応容器に供給され、そこで混合物は
窒素などの不活性ガスで浄化される。例えばメタノール
に溶解したt−ブチルペロキシビバレートなどの遊離基
開始溶液は第1反応器へ直接連続的に導入される上記流
と合流し、そこから重合混合物の流れが連続的に取り出
される。
第1反応器を出た重合反応混合物は初期に添加した酢酸
ビニルの転化をさらに増すために追加の開始剤及び追加
のアクリレートと共に第2反応器に添加される。
本発明の目的に合う酢酸ビニルの官能当量としてはぎ酸
のビニルエステル及び炭素数が3個から12個のアルカン
酸が考えられる。
酸素はもちろん重合の間に除去される。このような酸素
の除去は還流冷却機付き連続重合装置を使用して効果的
に行われる。従つて重合反応が還流条件下で連続的に行
われる場合に実際の重合装置は大気の浸入しない系とな
る。
酢酸ビニル及びアクリレートの重合は45−130゜Cの範囲
の温度、好ましくは55−85゜Cの範囲の温度で行われる。
この温度範囲では操作気圧は1−10気圧の範囲である。
重合反応は発熱性なので、所望の温度に制御するために
還流下及び/または重合反応器用冷却ジヤケツトなどの
冷却手段を使つて反応が行われる。
重合は通常非水性溶液において、すなわち、約1重量%
以下の水分にて行われる。酢酸ビニル流及びアクリレー
ト流は炭素数1−4個の脂肪族アルコールまたは重合開
始剤に不活性な上記アルコールのアルカン酸エステルな
どの他の溶剤を使つて希釈される。適当な溶剤の例とし
ては、酢酸メチル、酢酸エチルなどが挙げられ、さらに
好ましい溶剤としてはエタノール、プロパノール、ブタ
ノール、特にメタノールが挙げられる。上記溶剤のうち
のいずれか1つの純粋な流れが連続的に反応器に添加さ
れる。
重合化されなかつた酢酸ビニルはメタノール蒸気をスト
リツピング剤として使用するストリツピングカラム内の
最後の重合容器の酢酸ビニル/アクリレート共重合体溶
液から取り除かれる。ヒドラジン、ヒドラキノン、硫黄
またはキノンなどの抑制剤をストリツピングカラムに入
る前の放出流に添加できる。抑制剤の目的はストリツピ
ングカラム内で重合が起こらないようにすることであ
る。末重合酢酸ビニルとメタノールから成るストリツピ
ングカラムからの塔頂留分は回収系へ導入されるかある
いは重合工程へ再循環される。
ストリツピングカラムの底からの放出流は酢酸ビニル/
アクリレート共重合体のメタノール溶液から成る。この
溶液は直接アルコーリシス系へ導入されるが、特にアル
コーリシスで使用される加水分解性アルコールがメタノ
ールである場合は上記の通りである。
重合反応容器中での滞留時間、単量体供給率、溶媒濃
度、開始剤濃度、重合温度は一般に重合反応容器中の単
量体濃度が2−85重量%の範囲となるように決められ
る。当該技術分野に精通した者に周知であるように、上
記変数は一般に共重合体の中枢に沿つて酢酸ビニル及び
アクリレート単位をランダムに実質的に均質に分布して
成る酢酸ビニル/アクリレート共重合体中間生成物の所
望の分子量により決定される。
反応混合物に溶解し、使用される温度で所望の半減期を
有する遊離基開始剤が重合を行うために使用される。適
当な開始剤としては例えばt−ブチルペロキシピバレー
ト、ジ(2−エチルヘキシル)ペロキシジカーボネー
ト、t−ブチルペロキシネオデカノエート、及び2,2′
−アゾビシソーブチロニトリルなどの有機過酸化物が挙
げられる。重合反応混合物中の開始剤の濃度は通常0.00
01−2%であり、好ましくは0.001-0.5重量%である。
酢酸ビニルと添加されたアルコール溶剤とのエステル交
換反応を制限するために第1反応容器へ入る前の酢酸ビ
ニル流に少量の酸を添加する。該エステル交換反応はア
セトアルデヒドを生成し、さらに連鎖移動剤でもあるの
で、最終製品の色を損うことになる。適当な酸の例とし
ては、亜リン酸、シユウ酸、クエ酸、酒石酸が挙げられ
るが、好ましい酸は亜リン酸及び酒石酸である。重合反
応混合物中の上記酸の濃度は主として2−50ppm、好ま
しくは5−25ppmである。
一般に、共重合体を製造するための酢酸ビニル単量体と
結合したアクリレート単量体の量は約2−40重量%のア
クリレート、すなわち約0.5−8モル%を含有する加水
分解された共重合体を生成するように限定されるのが好
ましい。
前述の連続重合方法は、単量体の反応比に大きく依存す
るバツチ反応方法による生成物とは違つて実質的に均質
なランダム共重合体生成物を提供するが、アクリレート
単量体は酢酸ビニルよりも反応が活発である。従つてバ
ツチ法では、最初の部分はアクリレート単位に富んで
(酢酸ビニルはほとんどない)反応側末端部分は主とし
て酢酸ビニル単位から成る重合体を生成する。各単量体
に富んだ重合分子を不均質な混合物へ相分離する場合に
重合されたアクリレート単量体に富んだ重合部分はガス
防御性を損うものである。
中間生成物酢酸ビニル/アクリレートのアルコーリシス
はビニルエステル重合体の触媒アルコーリシスの周知の
方法で行われる。しかし、本来酸を含有せず酢酸ビニル
成分のアシロキシ部分だけが全部あるいは部分的にヒド
ロキシ基によつて置換される本発明の共重合生成物を製
造するためには、塩基性加水分解が使用されるべきで
る。連続重合条件下で酢酸ビニル/アクリレート共重合
体中間生成物を製造する方法が好ましいが、このような
中間生成物のアルコーリシスにはバツチ法でも連続方法
でもどちらでもよい。
特許文献にはポリビニルエステルの触媒アルコーリシス
によりポリビニルアルコールを製造するための様々なバ
ツチ法及び連続方法が記載されている。これらの方法は
本発明の酢酸ビニル/アクリレート共重合体に適用され
る。米国特許第2,227,997号のバツチ法も挙げられる。
連続方法は米国特許第2,642,419号に内容が開示されて
いて、反応物は連続的に混合され、反応混合物は例えば
ベルトまたはコンベイヤーなどの動く面に注がれそこで
ゲル化が起こり該ゲルは離液が起こる前に動く面から取
り出される。一旦ベルトから取り出されると、生成物は
細かい粒に切断されメタノールで洗浄され乾燥される。
スラリー型アルコーリシスを用いる米国特許第2,734,04
8号の連続方法が本発明のアルコーリシス工程を行うの
に用いられる。前述の特許方法は全て周知であるので、
その詳細を参考のためここに説明する。
一般に、エタノールまたは好ましくはメタノールがアル
コーリシス反応において20゜C−100゜C、最も望ましくは3
5゜C−65゜Cの温度で使用される。圧力は液相条件を維持
するのに充分な程度とする。
加水分解性アルコールは実質的に無水であるべきであ
り、水分の含有量は多くて2重量%、好ましくは多くて
0.2重量%である。加水分解混合物のアルコール含有量
は適度に余分に与えるべきである。共重合体中間生成物
の製造においてビニルエステルを溶解するのに使用され
たアルコールと同じものを使用するのが有利である。ア
ルコールは一般にアルコーリシス反応媒体の約30−90重
量%、好ましくは35−75重量%である。逆に言えば、固
体含有量は一般に反応媒体の10−70重量%、好ましくは
25−65重量%である。
アルコーリシス反応の副生成物は加水分解性アルコール
のアセテートエステルである。このようなエステルはア
ルコーリシスの間形成されるので除去されるか、または
アルコーリシス媒体中に蓄積される。
アルコーリシス触媒は例えば代表的なものとして水酸化
アルカリ金属及びアルカリ金属アルコラートなどのアル
カリ性触媒が挙げられる。水酸化アルカリ金属、特に水
酸化ナトリウムが特に好ましい。アルコーリシス混合物
中の触媒の濃度は重合体あたり約0.05−10重量%、好ま
しくは0.2−4重量%の範囲である。
本発明のビニルアルコール/酢酸ビニル/アクリレート
共重合体生成物は共重合体の中枢にそつてランダムに分
布したビニルアルコール、酢酸ビニル及びアクリレート
単位を含有する。これらの共重合体は例えば成形、射出
成形、押出成形などにより難なく熱可塑性処理がされ
る。共重合体は例えば板、管、プロフイル、びん、繊
維、特にシートなどのどんな形の物品の製造にも適して
いる。可塑化されないポリビニルアルコールは融解する
前または融解と同時に起こる分解のため熱可塑性重合体
であると考えられないので上記熱可塑化下降は驚きであ
る。さらに、ビニルアルコールの優れた酸素防御性が少
なくとも約92%、すなわち実質的に完全に加水分解され
ているビニルアルコール/アクリレート共重合体に大巾
に保持されていることも驚きである。
下記の実施例は大気圧下で2個の2リツトル反応容器を
連続使用して行われる。反応容器には機械攪拌器、コン
デンサー、窒素入口、供給制御システムが備え付けてあ
る。モノマー/コモノマー混合物(供給物1)、溶剤/
開始剤混合物(供給物2)及び酒石酸/溶剤溶液(供給
物3)は別々の供給タンクに入れられ、計量ポンプを通
つて一定速度で第1反応器へ供給され、コモノマー(供
給物4)は第2反応器へ供給される。所望の数平均及び
重量平均分子量は滞留時間、タメノール対酢酸ビニル
比、開始剤濃度を制御することにより得られることは当
該分野で周知のことである。第2反応器を出た流れはラ
ーシツヒリングで満たされたカラムを通過するが、メタ
ノール蒸気は塔頂で濃縮される末反応の酢酸ビニルを除
去するため逆方向に導入される。ストリツピング速度は
中間生成物共重合対溶液中の酢酸ビニル濃度が0.07重量
%以下に減少するように行われる。
アルコーリシスは共重合対溶液と5重量%の水酸化ナト
リウムのメタノール溶液をインラインミキサーを通つて
供給しベルトに注ぎ込みゲル化を起こす。所望の転化が
達せられたら、ゲルはベルトから取り出される。次に該
ゲルを細粒化し酢酸でしばらく処理してメタノールで洗
浄した。
(実施例) 本発明は下記実施例によりさらに説明されるが、特に示
されないかぎり部及びパーセントは重量あたりであり、
供給はg/時間である。
実施例1 第1表の成分が前記供給物を用いる重合方式により充填
された。
反応器中の混合物を窒素で浄化し、反応容器ジヤケツト
の中に熱湯を循環させて還流した。1時間後、供給物は
一定速度で各反応器へポンプで導入されたが、系の状態
が安定するまで約8時間かかつた。第2反応容器の放出
流はこの点でストリツピング操作に導入された。ストリ
ツピングされたペースト(40.0%固形)及び5.0%のNaO
Hメタノール溶液はそれぞれ555g/分及び66.0g/分の流速
でミキサーに供給された。触媒流はさらに0.06%NaBH4
を含有する。ミキサーから集められたスラブを12.5分間
44゜Cに保持した後細粒化し、0.5重量%の酢酸/メタノ
ール溶液に添加し、メタノールで洗浄し、乾燥した。ア
ルコーリシス生成物の諸特性は第4表に記載されてい
る。
実施例2 反応容器に充填される供給物が第2表に示されるもので
ある以外は実施例1と同様に共重合を行つた。
ストリツピングされたペースト(48.6%固形)及び5.1
%NaOHのメタノール溶液を47.0g/分の流速でミキサーへ
供給した。
ミキサーから集められたスラブを12.5分間44゜Cに保持し
た後に細粒化し、0.5重量%の酢酸/メタノール溶液に
添加して、メタノールで洗浄し、乾燥した。生成物の諸
特性は第4表に記載されている。
実施例3 反応容器に充填される供給物が第3表に示されるもので
ある以外は実施例1と同様に共重合を行つた。
ストリツピングされたペースト(26.96%固形)及び5.2
5%NaOHメタノール溶液をそれぞれ44.25g/分及び106.80
g/分の流速で反応器へ供給した。
ミキサーから集められたスラブを12.5分間44゜Cに保持し
た後に細粒化し、0.5重量%の酢酸/メタノール溶液に
添加し、メタノールで洗浄し乾燥した。生成物の諸特性
は第4表に記載されている。
3A及び3Bは加水分解度が異なる。
第4表に示された共重合体の融点はDSCによつて測定さ
れた。本発明のビニルアルコール/メタクリル酸ラウリ
ル共重合体は従来のポリビニルアルコールに比べて熱可
塑性を有し、完全に加水分解された場合には優れた酸素
防御特性を有する。
(発明の効果) 本発明は改良された酸素気体防御特性を有する有形物品
に成形、放出成形、融解押出しすることにより任意に可
塑剤と共に熱可塑性処理をされるビニルアルコール/ア
ルキルアクリレート共重合体を提供する。
フロントページの続き (72)発明者 デイリツプ.ケー.モハンテイ アメリカ合衆国.24060.バージニア州. ブラックスバーグ.エフ.フオツクスリツ ジ.アパートメンツ.700

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の一般構造式; (式中、RはHまたはメチルである; nは10〜14である; xは80〜99モル%である; yは0〜19モル%である;また zは1〜6モル%である。) で構成され、100〜2500の範囲の重合度の実質的に均質
    なランダムビニルアルコール共重合体。
  2. 【請求項2】xが85〜98モル%、yが0〜13モル%およ
    びzが2〜4モル%である特許請求の範囲第1項に記載
    の共重合体。
  3. 【請求項3】nが12である特許請求の範囲第1項に記載
    の共重合体。
  4. 【請求項4】nが12である特許請求の範囲第2項に記載
    の共重合体。
  5. 【請求項5】xが少なくとも92モル%である特許請求の
    範囲第1項に記載の共重合体。
  6. 【請求項6】xが少なくとも92モル%である特許請求の
    範囲第2項に記載の共重合体。
  7. 【請求項7】xが少なくとも92モル%である特許請求の
    範囲第3項に記載の共重合体。
  8. 【請求項8】xが少なくとも92モル%である特許請求の
    範囲第4項に記載の共重合体。
  9. 【請求項9】200〜800の範囲の重合度を有する特許請求
    の範囲第2項に記載の共重合体。
JP62329406A 1987-01-16 1987-12-25 ビニルアルコール及びアクリレートの共重合体 Expired - Lifetime JPH0645650B2 (ja)

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