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JPH0645942B2 - Pc卵型消化槽の基礎構造 - Google Patents
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JPH0645942B2 - Pc卵型消化槽の基礎構造 - Google Patents

Pc卵型消化槽の基礎構造

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JPH0645942B2
JPH0645942B2 JP10356386A JP10356386A JPH0645942B2 JP H0645942 B2 JPH0645942 B2 JP H0645942B2 JP 10356386 A JP10356386 A JP 10356386A JP 10356386 A JP10356386 A JP 10356386A JP H0645942 B2 JPH0645942 B2 JP H0645942B2
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JP10356386A
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重剛 三藤
泰充 渡辺
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Shimizu Corp
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Shimizu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、汚泥処理施設の一つである嫌気性消化法に
用いるPC卵型消化槽の基礎構造に関する。
「従来の技術」 従来、この種のPC卵型消化槽の基礎構造としては、第
3図ないし第7図に示す群杭基礎を用いたものが知られ
ている。
第3図は、従来の群杭基礎を用いたPC卵型消化槽の側
断面図であり、第4図はその群杭基礎のIV−IV断面図、
第5図ないし第7図は基礎部付近の施工中の説明図であ
る。図において、符号TはPC卵型消化槽であり、地盤
G中に築造された群杭基礎部1と、その上部にリング基
礎部2を介して支持された消化槽本体3とを主な構成要
素としている。
群杭基礎部1は地盤G中に鋼管杭1a,1a,…を周方向およ
び径方向に所定間隔でリング状に打設することにより構
成されており、その上部には安定を図るとともに所定の
強度を維持するために所定の厚さに形成されたリング基
礎部2が築造され、リング基礎部2には壁部4が卵型に
形成された消化槽本体3が支持され、そして、リング基
礎部2は地盤中において壁部4から水平方向に突出する
ように一体化されているとともに、リング基礎部2の下
方には円錐状の消化槽本体3の底版部3a,3bが形成され
ている。
つぎに、第4図ないし第7図を用いて、前記PC卵型消
化槽の基礎部分の施工方法について説明すると、まず、
地盤G中に中掘工法によりリング基礎部2を支持する鋼
管杭1a,1a,…を第4図に示すように、環状に複数列打ち
込んで群杭基礎部1を設け、つぎに、第5図に示すよう
に、群杭基礎部1の外周部に鋼矢板5を設けて土留や止
水を行うとともに、前記打設した群杭基礎部1の内側の
地盤Gを深層混合撹拌工法等を用いて地盤改良を行った
後、鋼矢板5の内側6を所定深さに一次掘削するととも
に、地盤改良部分Giを消化槽本体3の底版部3aの型
枠となるように1:1の法勾配をもって二次掘削(符号
7の部分)する。二次掘削が完了すると、その表面にコ
ンクリート吹付けを行って底版部3bを形成した後、第
6図に示すように、底版部3b上にPC鋼材8,8,…
をヘリカル状に配設する。つぎに、第7図に示すよう
に、底版部3bの上部に所定間隔をおいてリングビーム
式鋼製ガータを利用した型枠9を設置し、その間にコン
クリートを打設して底版部3aを築造する。つぎに、前
記群杭基礎部1の上部に前記底版部3aの上部と一体化
したリング基礎部2を築造してPC卵型消化槽の基礎部
を完成させる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、前記従来の群杭基礎を用いたPC卵型消化槽
においては、次ぎに挙げるような問題点があった。
(1)PC卵型消化槽の底版部を掘削するために、鋼矢
板等による土留及び止水の工程が必要であること、底版
部を築造する際に型枠となる部分の地盤改良が必要であ
るとともに、この地盤改良部分を底版部の形状に合わせ
て1:1の法勾配で二次掘削が必要であること、コンク
リート吹付けによる底版部工事が必要であること、底版
部のPC鋼材のヘリカル状の配設工事が必要なこと等、
多くの工種が必要であるとともに精度を要する工事や繁
雑な工事が多く、工費の増大、工期遅延の原因となって
いる。
(2)水平抵抗力を増すために大量の鋼管杭が必要であ
る。
(3)卵型の曲面をした消化槽本体の壁部から厚肉のリ
ング基礎が水平方向に突出して形成されており、その接
続部の外周面に応力集中が起こりやすい形状となってい
る。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、基礎部
の築造に必要な工種を簡素化するとともに、底版部の形
状に合わせた1:1の法勾配での掘削やPC鋼材のヘリ
カル状の配設工事等の精度を要する繁雑な作業を不要と
して工費の低減、工期の短縮を図り、杭基礎部に少ない
杭で大きな水平抵抗力を発現させ、壁部と基礎部との接
続部分に応力集中が生じ難いPC卵型消化槽の基礎構造
を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、壁部が卵型に形成されるとともに、該壁部の
底部に一体に設けられた基礎部が地盤中に埋設されたP
C卵型消化槽の基礎構造であって、多数の鋼製の矢板を
地盤中に閉鎖環状に連設して一体化することによって筒
状の杭基礎部を設けるとともに、前記基礎部の底面を水
平に形成しかつ外周面を鉛直に形成して該基礎部を前記
杭基礎部の上部に設け、前記卵型の壁部の底部外周面を
地盤中において前記基礎部の鉛直な外周面に連続させて
なることを特徴としたものである。
この場合、前記杭基礎部の内側に前記基礎部の底面を支
持する基礎柱を設けるようにしても良い。
「実施例」 第1図,第2図は、本発明の一実施例を示すもので、本
発明の基礎構造を用いたPC卵型消化槽の側断面図であ
り、第2図は杭基礎部のII−II断面図である。
図において符号TはPC卵型消化槽であり、このPC卵
型消化槽Tは、地盤G中に筒状に築造された杭基礎部1
0と、その杭基礎部10により支持される消化槽本体1
3を主な構成要素としている。その消化槽本体13は、
卵型の壁部12の底部に円形状の外形をなす基礎部11
が一体に形成されており、その基礎部11の底面11a
は水平に形成され、外周面11oは鉛直に形成されてい
る。
杭基礎部10は、地盤G中に各種の継手を有する鋼管矢
板10a,10a…が、第2図に示すように閉鎖環状に多数連
設されて一体化されることによって筒状に築造されたも
のであり、この杭基礎部10の径寸法(各鋼管矢板10a,
10a,…の中心を結ぶ仮想円の径寸法)は上記基礎部11
の外径寸法と略同一となるように設定されている。そし
て、消化槽本体13は、壁部12が卵型に形成されてお
り、その外周面12oは地盤G中において内周面12i
に対して漸次拡大するように変化する曲面を形成しつ
つ、前記基礎部11の外周面10oになだらかに連続す
るように形成されているとともに、内周面12iは基礎
部11の内側に円錐状に形成された底版部11iの壁面
となだらかに連続するように形成されている。また、基
礎部11は鉄筋コンクリート構造となっており、鋼管矢
板10a,10a,…とはジベル筋(図示せず)によって固定さ
れた構成とされている。
つぎに、前記PC卵型消化槽Tの基礎部の施工方法につ
いて説明する。
まず、地盤G中に各種の継手を有する鋼管矢板10a,10a,
…を、基礎部11の外径と略同寸法の外径をなす円形の
閉鎖形状に打設することにより杭基礎部10を築造す
る。つぎに、杭基礎部10の内側を掘削した後、掘削面
に捨てコンクリートを施し、次いでその上に鉄筋を所定
形状に配筋した後、さらに、その上部に所定間隔をおい
てリングビーム式鋼製ガータを利用した型枠を配置し、
次いで、その内部へコンクリート打設を行って消化槽本
体13の基礎部11を完成させる。最後に、基礎部11
の上部にその壁面となだらかに連続する曲面を形成しつ
つ所定の方法により卵型の壁部12を築造していく。
したがって、本発明のPC卵型消化槽の基礎構造におい
ては、基礎部11を掘削する際に、先行して築造した杭
基礎部10によって土留及び止水機能を持たせることが
可能となり、その目的のためだけに別の鋼矢板を設置す
る必要がないこと、底版部11iが基礎部11の内部に
形成されているため、それを築造する際に型枠となる部
分の地盤改良が不要であるとともに、底版部11iの形
状に合わせて1:1の法勾配で地盤Gを掘削したり、そ
の斜面にコンクリート吹付を行なったりする必要がない
こと、基礎部11は鉄筋コンクリート構造とすることが
可能となり、底版部11iへのPC鋼材のヘリカル状の
配設工事が不要であること等、多くの工種が不要となる
とともに、精度を要する繁雑な工事が少なくなり、工費
の低減、工期短縮を実現することができる。
また、杭基礎部10は鋼管矢板10a,10a,…を筒状に連設
して一体化したものであるので、全体として大きな水平
抵抗力を有しており群杭基礎のように多くの杭が必要で
ないこと、さらに、卵型の曲面をした消化槽本体13の
壁部12が漸次厚くなって厚肉の基礎部11と連結され
ており、外周部12oおよび内周面12iが基礎部11
の断面円形の外周面11oおよび円錐状の底版部11i
の内周面となだらかに変化する曲面を形成して連続して
おり、その接続部付近に応力集中が起こりにくい形状と
なっている。
さらに、杭基礎部10の内側に基礎部11の底面11a
を支持する基礎柱14をたとえば第1図に鎖線で示す如
く設けることにより、基礎部の支持力を増大させること
ができるとともに、鋼管矢板10aの代わりに鋼矢板を
用いた杭基礎部とし、支持力はその内部に基礎柱を設け
てそれに負担させるようにすることも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は、多数の鋼製の矢板を一体
化して筒状の杭基礎部を設けるとともに、卵型の壁部の
底部に一体に設ける基礎部の底面を水平に形成しかつ外
周面を鉛直に形成して、この基礎部を前記杭基礎部の上
部に設け、前記卵型の壁部の底部外周面を地盤中におい
て前記基礎部の鉛直な外周面に連続させた構成であるの
で、土留や止水のためのみに用いる鋼矢板の設置や底版
部付近の地盤改良等を不要として基礎部を築造するため
の工種を簡素化することができるとともに、底版部の形
状に合わせた1:1の法勾配での地盤の掘削やPC鋼材
のヘリカル状の配設工事等の精度を要する繁雑な作業を
不要とすることができ、工費の低減、工期の短縮を図る
ことが可能となる。また、杭基礎部に少ない杭で大きな
水平力を発現させることができ、さらに、壁部と基礎部
との接続部分に応力集中が発生するのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は、本発明の一実施例を示すもので、第
1図は本発明の基礎構造を用いたPC卵型消化槽の側断
面図、第2図は杭基礎部を示す図であり第1図のII−II
断面図、第3図ないし第7図は従来の技術を説明するた
めのものであり、第3図は群杭基礎を用いたPC卵型消
化槽の側断面図、第4図は群杭基礎を示す図であり第3
図のIV−IV断面図、第5図は施工中の底版部付近の地盤
の側断面図、第6図は底版部にヘリカル状に配設された
PC鋼材の平面図、第7図は掘削した地盤中に施工中の
底版部付近の側断面図である。 G……地盤、10……杭基礎部、10a……鋼管矢板、
11……基礎部、11a……底面、11o……壁部の外
周面、12……壁部、12o……壁部の外周面、14…
…基礎柱。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁部が卵型に形成されるとともに、該壁部
    の底部に一体に設けられた基礎部が地盤中に埋設された
    PC卵型消化槽の基礎構造であって、多数の鋼製の矢板
    を地盤中に閉鎖環状に連設して一体化することによって
    筒状の杭基礎部を設けるとともに、前記基礎部の底面を
    水平に形成しかつ外周面を鉛直に形成して該基礎部を前
    記杭基礎部の上部に設け、前記卵型の壁部の底部外周面
    を地盤中において前記基礎部の鉛直な外周面に連続させ
    てなることを特徴とするPC卵型消化槽の基礎構造。
  2. 【請求項2】前記杭基礎部の内側に前記基礎部の底面を
    支持する基礎柱を設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のPC卵型消化槽の基礎構造。
JP10356386A 1986-05-06 1986-05-06 Pc卵型消化槽の基礎構造 Expired - Lifetime JPH0645942B2 (ja)

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