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JPH0647594B2 - オキサビシクロアルカン化合物の製造方法 - Google Patents
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JPH0647594B2 - オキサビシクロアルカン化合物の製造方法 - Google Patents

オキサビシクロアルカン化合物の製造方法

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JPH0647594B2
JPH0647594B2 JP59165782A JP16578284A JPH0647594B2 JP H0647594 B2 JPH0647594 B2 JP H0647594B2 JP 59165782 A JP59165782 A JP 59165782A JP 16578284 A JP16578284 A JP 16578284A JP H0647594 B2 JPH0647594 B2 JP H0647594B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/08Bridged systems

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオキサビシクロアルカン化合物の製造方法に関
する。
欧州特許出願EP-A-81893号は除草活性を有する広い部類
のオキサビシクロアルカン化合物を、種々の部類の中間
体および除草活性化合物を製造しうる方法と共に開示し
ている。
EP-A-81893号に開示されているオキサビシクロアルカン
化合物の一部類は一般式 〔式中 R1は水素原子または任意に3個までの弗素、塩素およ
び/または臭素原子で置換されていてもよいC1-6アル
キル基であり; R2は水素原子またはC1-6直鎖アルキル基であり;R3
は水素原子;C1-10アルキル基;シアノ基;1またはそ
れ以上のハロゲン原子によって、または水酸基、シアノ
基、C1-6アルコキシ基、アリールオキシ基、C1-6アル
キルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルアルキ
ルスルホニル基、アジド基、C1-6アルコキシカルボニ
ル基、アルアルコキシカルボニル基、ヒドロキシカルボ
ニル基、ホスホリル基、ホスホリルオキシ基、または各
窒素が水素によってまたは1または2個のC1-4アルキ
ル基によって置換されたアミンオキシド、カルバモイル
またはチオカルバモイル基によって置換されたアルキル
基;C2-4アルケニルまたはアルキニル基;それぞれ6
ないし11個の炭素原子を含有し、アルキル部分に1な
いし4個の炭素原子を含み、そして任意に1またはそれ
以上の弗素、塩素および/または臭素原子によって、ま
たは各々任意に1またはそれ以上の弗素および/または
塩素原子によって置換されていてもよいC1-2アルキル
またはアルコキシ基によって環置換されていてもよいア
リールまたはアルアルキル基;-CSNH2基;-CO2R6または
-CON(R6)2基(R6は水素原子またはC1-6アルキル基で
ある);またはC1-6アシル基または該アシル基のオキ
シムまたはアセタール誘導体であり; 各R4は独立に水素原子;任意に3個までのハロゲン原
子によって置換されていてもよいアルキル基;水酸基;
またはC1-4アルコキシ基であり; 各R5は独立に水素原子、任意に3個までのハロゲン原
子によって置換されていてもよいC1-4アルキル基、ま
たは塩素または臭素原子であり; 両方のQは水素原子または弗素原子であり;そして Wは任意に置換されていてもよい炭素原子数4までの不
飽和基;任意に置換されていてもよい炭素原子数14ま
でのアリールまたは複素環式基;任意にC1-3アルキル
によって置換されていてもよいC3-10脂環式基;または
3-10第2級アルキル基である〕 によって表わしうるオキサビシクロ〔2・2・1〕へプタン
化合物を含む。
EP-A-81893号は式 〔式中R1、R2、R3、R4およびR5は上記定義した通
りである〕 のオキサビシクロアルカン化合物を式WCQ2L(式中Wお
よびQは上記定義した通りであり、そしてLは離れる基
例えばハロゲン原子特に臭素、塩素または沃素原子、ま
たは有機スルホニルオキシ基例えばメシルオキシまたは
トシルオキシ基を表わす)の化合物と反応させることを
含む方法による式IIIの化合物の製造を記載している。
反応は好ましくは強塩基例えばアルカリ金属水素化物、
水酸化物または炭酸塩、例えば水素化ナトリウム、水酸
化ナトリウムまたは炭酸カリウムの存在下に実施され
る。好ましくは不活性溶剤が使用される;代表的な溶剤
はエーテル、スルホキシド、芳香族炭化水素および塩素
化炭化水素、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジメチルスルホキシド、トルエンおよび塩化メチ
レンを含む。反応のための触媒を含めるのが望ましくあ
りうる;適当な触媒は第3級アミンおよび第4級アンモ
ニウム塩のような有機塩基例えばトリエチルアミンまた
はテトラブチルアンモニウム・アイオダイドを含む。反
応に適当な温度は例えば0°ないし120℃、好ましく
は20°ないし100℃である。
式Iの化合物は対応する不飽和環状アルコール即ち式 〔式中R1、R2、R3、R4およびR5は上記定義した通
りである〕 のシクロヘキサ−3−エン−1−オール化合物のエポキ
シ化−環化により製造される。
エポキシ化はm−クロロ過安息香酸、過酢酸、第3ブチ
ルヒドロペルオキシド(TBHP)または同等の過酸化物試
薬のような過酸化物の作用により行なわれる。好ましく
は、TBHPでの酸化が適当な遷移金属触媒の存在下に行な
われる。適当な遷移金属触媒は原子番号22−31、4
0−49および72−81の金属の錯体である。好まし
くは、錯体は例えばベータ−ジケトン、o−ヒドロキシ
ベンズアルデヒドまたはo−ヒドロキシベンゾフェノン
との、そして特にアセチルアセトンとの有機錯体であ
る。これら遷移金属触媒のいずれも使用しうるが、バナ
ジウムまたはモリブデンのそれが好ましい;例えばバナ
ジウム(IV)ビス(2,4−ペンタンジオネート)オキシド
が好ましい。反応は塩素化炭化水素、エーテルまたは炭
化水素のような不活性溶剤の存在下に適当に行なわれ
る。
得られる生成物エポキシアルコールは精製してもよく、
または単離せずに環化してもよい。
環化工程は、特にエポキシ化を行なうのに使用した過酸
化物が非酸性の場合、エポキシアルコールを酸、好まし
くは比較的強い酸例えば硫酸またはメタンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸または特にp−トルエンスルホン酸
のようなスルホン酸で処理することにより行なわれる。
反応はエポキシアルコールの製造用に前記した型の溶剤
中で適当に行なわれる。
式IIの化合物は天然源から既知の物質であるか、または
EP-A-81893号に記載されているように合成しうる。
本発明は過酸化物試薬の必要性を回避する、式Iのオキ
サビシクロアルカン化合物の容易に行なわれる一段階製
造方法を提供する。
本発明によれば、上記定義した式IIの化合物、少なくと
も2個の炭素原子を含有するアルデヒドおよび有機溶剤
の液相混合物を、反応混合物に可溶で且プラセオジム化
合物およびモリブデン、ニオブ、タンタル、タングステ
ン、ウランまたはバナジウムの少なくとも1つの化合物
を含む触媒の存在下に酸素で処理することを含む、上記
定義した式Iのオキサビシクロアルカン化合物の製造方
法が提供される。
1、R2、R3、R4、R5およびW部分に関して、他に
特定的に述べられていなければ、脂肪族基は好ましくは
6個まで、特に4個までの炭素原子を有し、そしてアリ
ール基は好ましくはフェニル基である。好ましいハロゲ
ン原子は弗素、塩素および臭素原子である。
1は好ましくはメチル基、または特に水素原子であ
る。
2は好ましくは水素原子またはC1-3直鎖アルキル基で
ある。有利にはR2はメチルまたはエチル基、より好ま
しくはメチル基である。
3は好ましくは水素原子;任意に3個までの弗素、塩
素および/または臭素原子によって、またはヒドロキ
シ、シアノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニルまたはベンジルスルホニル基に
よって置換されていてもよいC1-6アルキル基;C2-4
ルケニルまたはアルキニル基;または6ないし11個の
炭素原子を含有し、そして存在すればアルキル部分に1
または2個の炭素原子を含有し、そして任意に1または
それ以上の弗素、塩素および/または臭素原子によっ
て、または任意に1またはそれ以上の弗素および/また
は塩素原子によって置換されていてもよいC1-2アルキ
ルまたはアルコキシ基によって環置換されていてもよい
アリールまたはアルアルキル基である。
より好ましくはR3は水素原子、任意にハロゲン原子、
水酸基、シアノ基、C1-3アルコキシ基、メチルスルホ
ニル基またはフェニルスルホニル基によって置換されて
いてもよいC1-4アルキル基であり、またはR3はアリル
基、フェニル基またはベンジル基である。
最も好ましくはR3は水素原子または任意に1またはそ
れ以上のハロゲン原子によって置換されていてもよいC
1-3アルキル基を表わす。特に好ましい基R3はメチル、
エチル、イソプロピルおよび1−クロロ−1−メチルエ
チル基である。R3は最も好ましくはイソプロピル基で
ある。
各R4およびR5は好ましくは、独立に水素原子またはメ
チルまたはエチル基、最も好ましくは水素原子を表わ
す。
1、R4およびR5がすべて水素原子であり、R2がメチ
ル基でありそしてR3がイソプロピル基である式IIの化
合物は4−テルペネオールである。
本発明の方法に用いられるアルデヒドは脂肪族アルデヒ
ド例えば2ないし6個の炭素原子を含有する脂肪族アル
デヒド、または芳香族アルデヒド例えばベンズアルデヒ
ドであることができる。2ないし4個の炭素原子を含有
する脂肪族アルデヒドが好ましい。プロピオンアルデヒ
ドが非常に適当であることが見出された。反応中、アル
デヒドは対応する酸に共−酸化され、例えばプロピオン
アルデヒドはプロピオン酸に酸化される。
アルデヒドは好ましくはオレフィン型不飽和化合物のモ
ルあたり少なくとも1モルの量で使用される。好ましく
はアルデヒドの量はオレフィン型不飽和化合物のモルあ
たり1ないし3モルの範囲である。オレフィン型不飽和
化合物のモルあたり1.1ないし2モルの範囲のアルデヒ
ドの量が非常に良好な結果を与えることが見出された。
溶剤は、使用される反応条件下で酸化に実質的に不活性
でありそして均質な反応混合物を生ずるいかなる適当な
溶剤であってもよい。溶剤は単一溶剤でも溶剤混合物で
あってもよく、そして好都合にはエステル、ケトンまた
はカルボン酸であることができる。有利には溶剤はC
2-6カルボン酸のC1-6アルキルエステル、C3-6ケトン
およびC2-6カルボン酸から選ばれた少なくとも1種の
溶剤からなり、そしてより好ましくは溶剤は酢酸および
プロピオン酸のメチルおよびエチルエステル、アセト
ン、メチルエチルケトン、酢酸およびプロピオン酸から
選ばれた少なくとも1種の溶剤からなる。
本発明の方法は広範囲の温度で行ないうる。
30℃ないし反応混合物の還流温度の範囲の温度が非常
に適当である。好ましい反応温度は30ないし60℃の
範囲である。
触媒は好ましくは1またはそれ以上の有機酸の塩の形で
あり、そして有利には触媒はプラセオジムの、モリブデ
ン、ニオブ、タンタル、タングステン、ウランおよびバ
ナジウムから選ばれた1またはそれ以上の金属の、およ
び場合により1またはそれ以上の金属の、C2-6カルボ
ン酸塩好ましくは酢酸塩またはプロピオン酸塩を含む。
プラセオジムは好都合には、天然に見出される相対的割
合でのプラセオジムと他の金属の塩の混合物の形で触媒
中に組込みうる。従って好都合には触媒はジジム塩を含
有しうる。触媒が更にコバルトまたはマンガン、好まし
くはコバルトの塩を含有するのが有利である。有利には
触媒はウランまたはバナジウム塩を含有する。
使用される触媒の量は、当該技術の熟達者には理解され
るであろうように、触媒組成によって変化するものであ
る。しかし、一般にプラセオジム化合物とモリブデン、
ニオブ、タンタル、タングステン、ウランおよびバナジ
ウムの化合物から選ばれた化合物の重量比は10:1な
いし1:50、好都合には5:1ないし1:25の範囲
でありうる。コバルトまたはマンガン塩は有利にはプラ
セオジム化合物の重量部あたり4×10-5ないし6×1
-3部、好ましくは8×10-5ないし3×10-3部の範
囲の量で触媒中に組込みうる。使用される触媒の全量は
好都合には液相混合物中の式IIの化合物の重量を基準に
して0.05%ないし8%、好ましくは0.1%ないし4%の
範囲でありうる。
本発明は更に、本発明の方法により製造された場合の上
記定義した式Iのオキサビシクロアルカン化合物、およ
び式Iの化合物を式WCQ2L(式中W、QおよびLは上記
定義した通りである)の化合物と反応させることを含む
方法による上記定義した式IIIのオキサビシクロアルカ
ン化合物製造における中間体としてのそれらの使用を提
供する。
Wは好都合には2ないし4個の炭素原子を含有するアル
ケニルまたはアルキニル基;ピリミジニル基;2−ピラ
ジニル基;3−ピリダジニル基;2−ピリジニル基;2
−フリル基;または任意に1またはそれ以上のハロゲ
ン、シアノ、アミノ、C1-3アルコキシまたはアルキル
チオ(これらの各々は任意に1またはそれ以上の弗素お
よび/または塩素原子によって置換されていてもよ
い)、またはC1-2アルキル(これは任意に1またはそ
れ以上の弗素および/または塩素原子、ヒドロキシ、C
1-2アルコキシまたはC1-2アルキルチオによって置換さ
れていてもよい)によって置換されていてもよいフェニ
ル基である。
Wの任意の置換基はヒドロキシ;シアノ;ニトロ;弗
素、塩素、臭素および沃素原子;アルキル、ハロアルキ
ル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロ
アルキルチオ、アルキルスルフィニルおよびアルキルス
ルホニル基;炭素原子数4までのアルケニルまたはアル
キニル;フェニル、フェノキシ、ベンジルおよびベンジ
ルオキシ基;およびアミノカルボニル、カルボキシル、
アミノ、アミノアルキルおよびアルカノイルアミノ基
(これらの各々において水素はC1-4アルキルで置きか
えうる)を含む。
複素環式基Wは単−または二−環式であることができ、
そして好ましくは、3個まで特に1または2個の酸素、
窒素および/または硫黄原子を含有する。環は飽和また
は不飽和であることができる。代表的複素環式基Wは例
えばイミダゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、2
−キノリニル、1−イソキノリニル、ピロリル、N−メ
チルイミダゾイル、N−メチルピラゾリル、イソオキサ
ゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、
チエニルおよび5−メチル−2−フリルを含む。
アリール基Wは例えばナフチル、または特にフェニル基
であることができる。
脂環式基Wは好ましくは環中に3ないし6個の炭素原子
を有し、そして例えばシクロアルキル基であることがで
きる。代表的脂環式基Wは例えばシクロプロピル、1−
メチルシクロプロピル、シクロヘキシルおよびシクロヘ
キセニル基を含む。
任意に置換されていてもよい不飽和基Wは例えばシアノ
基およびC2-4アルケニルおよびアルキニル基例えばエ
チニル基を含む。
例えばWはシアノ基;C2-4アルケニルまたはアルキニ
ル基;ピリミジニル基;ピラジニル基;ピリダジニル
基;ピリジル基;フリル基;ナフチル基;または任意に
1またはそれ以上特に1ないし3のヒドロキシ;シア
ノ;ハロゲン;各々任意にハロゲンで置換されていても
よいC1-3アルコキシ、アルキルチオまたはアルキルス
ルフィニル;ベンジルオキシ;任意にハロゲン、ヒドロ
キシ、アミノ、アルカノイルアミノ、アルコキシまたは
アルキルチオで置換されていてもよいC1-3アルキル;
およびアミノ、カルボキシルまたはアミノカルボニルに
よって置換されていてもよいフェニル基であることがで
きる。
好ましくは、WはC2-4アルケニルまたはアルキニル
基;4−ピリミジニル基;2−ピラジニル基;3−ピリ
ダジニル基;2−ピリジル基;2−フリル基;または任
意に1またはそれ以上のハロゲン、シアノ、アミノ、C
1-3アルコキシまたはアルキルチオ(これらの各々は任
意に1またはそれ以上の弗素および/または塩素原子に
よって置換されていてもよい)、またはC1-2アルキル
(これは任意に1またはそれ以上の弗素および/または
塩素原子によって、またはヒドロキシ、C1-2アルコキ
シまたはC1-2アルキルチオによって置換されていても
よい)によって置換されていてもよいフェニルである。
最も好ましくはWは未置換ピリジル特に2−ピリジル
基、または未置換の、または有利にはメチル基、塩素原
子および弗素原子から選ばれた1または2個の置換基に
よって置換されたフェニル基である。該置換基は好まし
くは2−または2,6−位にある。代表的基Wは2−ピリ
ジル、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフ
ェニル、2−フルオロフェニル、2−メチルフェニルま
たは2,6−ジクロロフェニルを含む。Wはまた有利には
エチニル基を表わしうる。
好ましくは各Qは水素原子である。
以下の一般的手順によって行なわれた以下の実施例から
本発明が一層理解されるであろう。実施例において他に
ことわらない限り部、比および百分率は重量による部、
比および百分率であり、そして温度は℃である。
選ばれた溶剤中の4−テルペネオールの溶液を、熱交換
媒体としてFREON TF(商標)(1,1,2−トリクロロ−1,
2,2−トリフルオロエタン、沸点48℃)(FREON113
(商標)としても販売)が循環するマントルを備えた反
応器中で窒素下に48℃に加熱した。該熱交換媒体によ
り反応温度は概して48ないし53℃の範囲に保たれ
た。触媒はプロピオン酸溶液として導入した。
プロピオンアルデヒドを一定の速度で反応混合物中に流
入させ、そして窒素を酸素で置きかえた。プロピオンア
ルデヒドは反応速度に依って1ないし3時間にわたり添
加した。反応の進行を、1時間毎に試料を取出してガス
クロマトグラフィにより、またはある場合には核磁気共
鳴または赤外スペクトル法により分析することによって
監視した。反応器からのプロピオンアルデヒドの損失
は、直列につないだ10℃および−20℃の凝縮器で凝
縮物を反応器に戻すことにより最小にした。
酸素または空気を窒素で置きかえ、そして反応器を周囲
温度(20℃)に冷却することにより反応を終らせた。
過後、反応混合物をペンタンで希釈し、飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗滌して水溶性種(大部分プロピオン
酸)を除去し、そして揮発性物を減圧蒸留により除去し
た。生成物を核磁気共鳴および赤外スペクトル法によ
り、および気液クロマトグラフィーを使用して同定し
た。
以下の実施例において触媒製造に使用した酢酸ジジムは
Lindsay Chemicals Divisionからの酢酸ジジムを微粉に
粉砕する前に100℃で減圧乾燥することにより水を除
去した、以下の金属酸化物組成を有するものであっ
た。:La2O3(41.83%),CeO2(0.11%),Pr6O11(17.37
%),Nd2O3(29.71%),Sm2O3(5.03%),Gd2O3(3.20
%),Yb2O3(0.46%)および残り(Eu2O3,Pm2O3,Tb2O3,
Dy2O3,Ho2O3,Er2O3,Tm2O3,Lu2O3)(2.29%)。
例1 Di(プロピオネート)3/VO(プロピオネート)/Co
(プロピオネート)2(1:0.78;7×10-4)(プロ
ピオン酸中の20%溶液を触媒として(出発物質の重量
を基準にして0.5%)およびアセトンを溶剤として(溶
剤:出発物質の容量比3:1)使用して上記手順をたど
った。触媒は既知の方法で、プロピオン酸中の酢酸ジジ
ム、酸化バナジウム(V2O3)および酢酸コバルトを固体
が実質的に全部溶解するまで還流させそして次にプロピ
オン酸を留出液中にもはや酢酸が検出しえなくなる迄留
出させることにより製造した。プロピオンアルデヒド:
出発物質の最終モル比は1.1:1であり、酸素は6/
時の速度で泡立たせて通し、そして反応時間は3時間で
あった。
4−テルペネオール出発物質の96%より大きい転化率
が、所望の1−(±)−2−エキソ−ヒドロキシ−1−
メチル−4−イソプロピル−7−オキサビシクロ〔2・2・
1〕ヘプタン生成物への選択率86%(即ち出発物質を
基準にして収率83%)で得られ、6%の4−テルペネ
オールの1,2−エポキシドが副生物として得られた。
例2 Di(プロピオネート)3/UO2(プロピオネート)
2(1:0.27)(プロピオン酸中10%溶液)を触媒と
して(出発物質の重量を基準にして0.8%)およびアセ
トンを溶剤として(溶剤:出発物質の容量比3:1)使
用して前記の手順をたどった。触媒は既知の方法で、プ
ロピオン酸中の酢酸ジジムおよびUO2(OH)2を固体が実質
的に全部溶解するまで還流させ、そして次にプロピオン
酸を留出液中にもはや酢酸が検出しえなくなるまで留出
させることにより製造した。プロピオンアルデヒド:出
発物質の最終モル比は1.1:1であり、酸素は6/時
の速度で泡立たせて通し、そして反応時間は3.5時間で
あった。
4−テルペネオール出発物質の92%転化率が、所望の
1−(±)−2−エキソ−ヒドロキシ−1−メチル−4
−イソプロピル−7−オキサビシクロ〔2・2・1〕ヘプタ
ン生成物への選択率85%(即ち、出発物質を基準にし
て収率78%)で得られ、8%の4−テルペネオールの
1,2−エポキシドが副生物として得られた。
例3 Di(プロピオネート)3/UO2(プロピオネート)2/Co
(プロピオネート)2(1:0.27:10-5)(プロピオ
ン酸中の10%溶液)(例1および2の触媒と同様の方
法で製造した)を触媒として(出発物質の重量を基準に
して0.8%)および酢酸エチルを溶剤として(溶剤:出
発物質の容量比3:1)使用して前記手順をたどった。
プロピオンアルデヒド:出発物質の最終モル比は1.1:
1であり、酸素は6/時の速度で泡立たせて通し、そ
して反応時間は5.5時間であった。
4−テルペネオール出発物質の88%転化率が、所望の
1−(±)−2−エキソ−ヒドロキシ−1−メチル−4
−イソプロピル−7−オキサビシクロ〔2・2・1〕ヘプタ
ン生成物への選択率81%(即ち、出発物質を基準にし
て収率71%)で得られ、5%の4−テルペネオールの
1,2−エポキシドが副生物として得られた。
比較例A Di(プロピオネート)3/Co(プロピオネート)2(10
0:1)(プロピオン酸中の20%溶液)を触媒として
(出発物質の重量を基準にして0.6%)およびアセトン
を溶剤として(溶剤:出発物質の容量比1.5:1)使用
して前記手順をたどった。プロピオンアルデヒド:出発
物質の最終モル比は1.5:1であり、酸素は6/時の
速度で泡として通し、そして反応時間は4.5時間であっ
た。
96%より大きい出発物質の転化率が得られたが、生成
物は4−テルペネオールの1,2−エポキシドであった
(選択率87%)。この生成物の減圧分留は1−(±)
−2−エキソ−ヒドロキシ−1−メチル−4−イソプロ
ピル−7−オキサビシクロ〔2・2・1〕ヘプタンを50%
の収率で生じ、他の50%は重合により失なわれた。
比較例B 塩化メチレン150m中の85%m−クロロ過安息香
酸22.3gの溶液に、約0℃の温度で塩化メチレン30m
中の4−テルペネオール15.4gの溶液を40分で添加
した。反応混合物を周囲温度(20℃)で20時間攪拌
し、次に5℃に冷却した。固体を過し、そして冷塩化
メチレンですすいだ。合せた液を順次1/8の飽和炭酸
カリウム、飽和亜硫酸ナトリウム、そして次に水で洗滌
し、乾燥しそしてクライゼン蒸留して1−(±)−2−
エキソ−ヒドロキシ−1−メチル−4−イソプロピル−
7−オキサビシクロ〔2・2・1〕ヘプタン生成物8.9gを得
た(即ち、出発物質を基準にして収率52%)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 〔式中 R1は水素原子または任意に3個までの弗素、塩素およ
    び/または臭素原子で置換されていてもよいC1-6アル
    キル基であり; R2は水素原子またはC1-6直鎖アルキル基であり; R3は水素原子;C1-10アルキル基;シアノ基;1また
    はそれ以上のハロゲン原子によって、または水酸基、シ
    アノ基、C1-6アルコキシ基、アリールオキシ基、C1-6
    アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルア
    ルキルスルホニル基、アジド基、C1-6アルコキシカル
    ボニル基、アルアルコキシカルボニル基、ヒドロキシカ
    ルボニル基、ホスホリル基、ホスホリルオキシ基、また
    は各窒素が水素によってまたは1または2個のC1-4
    ルキル基によって置換されたアミンオキシド、カルバモ
    イルまたはチオカルバモイル基によって置換されたアル
    キル基;C2-4アルケニルまたはアルキニル基;それぞ
    れ6ないし11個の炭素原子を含有し、アルキル部分に
    1ないし4個の炭素原子を含み、そして任意に1または
    それ以上の弗素、塩素および/または臭素原子によっ
    て、または各々任意に1またはそれ以上の弗素および/
    または塩素原子によって置換されていてもよいC1-2
    ルキルまたはアルコキシ基によって環置換されていても
    よいアリールまたはアルアルキル基;−CSNH2基;
    −CO26または−CON(R6)2基(R6は水素原子また
    はC1-6アルキル基である);またはC1-6アシル基また
    は該アシル基のオキシムまたはアセタール誘導体であ
    り; 各R4は独立に水素原子;任意に3個までのハロゲン原
    子によって置換されていてもよいアルキル基;水酸基;
    またはC1-4アルコキシ基であり;各R5は独立に水素原
    子、任意に3個までのハロゲン原子によって置換されて
    いてもよいC1-4アルキル基、または塩素または臭素原
    子である〕 のオキサビシクロアルカン化合物の製造方法において、
    〔式中R1、R2、R3、R4およびR5は上記定義した通
    りである〕 の化合物、少なくとも2個の炭素原子を含有するアルデ
    ヒドおよび有機溶剤の液相混合物を、反応混合物に可溶
    で且プラセオジム化合物およびモリブデン、ニオブ、タ
    ンタル、タングステン、ウランまたはバナジウムの少な
    くとも1つの化合物および場合により1またはそれ以上
    の他の金属の化合物を含む触媒の存在下に酸素で処理す
    ることを含む前記製造方法。
  2. 【請求項2】R1が水素原子またはメチル基であり、R2
    が水素原子またはC1-3直鎖アルキル基であり、R3が水
    素原子、任意にハロゲン原子、水酸基、シアノ基、C
    1-3アルコキシ基、メチルスルホニル基またはフェニル
    スルホニル基によって置換されていてもよいC1-4アル
    キル基であり、またはR3はアリル基、フェニル基また
    はベンジル基であり、そして各R4およびR5部分が独立
    に水素原子またはメチルまたはエチル基である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】各R1、R4およびR5部分が水素原子であ
    り、R2がメチル基でありそしてR3がイソプロピル基で
    ある特許請求の範囲第1または2項記載の方法。
  4. 【請求項4】アルデヒドが2ないし4個の炭素原子を含
    有する特許請求の範囲第1、2または3項記載の方法。
  5. 【請求項5】溶剤がC2-6カルボン酸のC1-6アルキルエ
    ステル、C3-6ケトンおよびC2-6カルボン酸から選ばれ
    た少なくとも1つの溶剤を含む特許請求の範囲第1ない
    し4項のいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】触媒がプラセオジムの、およびモリブデ
    ン、ニオブ、タンタル、タングステン、ウランおよびバ
    ナジウムから選ばれた1またはそれ以上の金属の、およ
    び場合により1またはそれ以上の他の金属の、C2-6
    ルボン酸塩を含む特許請求の範囲第1ないし5項のいず
    れか一項記載の方法。
  7. 【請求項7】触媒がジジム塩を含有する特許請求の範囲
    第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】触媒がコバルト、ウランまたはバナジウム
    の塩を含有する特許請求の範囲第6または7項記載の方
    法。
  9. 【請求項9】カルボン酸塩が酢酸塩またはプロピオン酸
    塩を含む特許請求の範囲第6ないし8項のいずれか一項
    記載の方法。
  10. 【請求項10】アルデヒドを式IIの化合物のモルあたり
    1ないし3モルの範囲の量で使用する特許請求の範囲第
    1ないし9項のいずれか一項記載の方法。
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