JPH0649968B2 - 水底の沈澱物を除去する装置 - Google Patents
水底の沈澱物を除去する装置Info
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- JPH0649968B2 JPH0649968B2 JP61155891A JP15589186A JPH0649968B2 JP H0649968 B2 JPH0649968 B2 JP H0649968B2 JP 61155891 A JP61155891 A JP 61155891A JP 15589186 A JP15589186 A JP 15589186A JP H0649968 B2 JPH0649968 B2 JP H0649968B2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/02—Stream regulation, e.g. breaking up subaqueous rock, cleaning the beds of waterways, directing the water flow
- E02B3/023—Removing sediments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
Landscapes
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、港や運河等の水深を維持する装置に関する。
さらに特定すれば、本発明は、これらの水路内の沈澱物
を自然の水流によって洗い流して再浮遊させる装置に関
する。
さらに特定すれば、本発明は、これらの水路内の沈澱物
を自然の水流によって洗い流して再浮遊させる装置に関
する。
[従来の技術] 本発明は、本発明者と共願の米国特許出願No.51
3,865出願1983年7月14日名称「港および運
河内の沈澱物堆積を防止する方法および装置」に開示さ
れている沈澱物再浮遊用の翼装置の改良に関する。上記
の米国特許出願に開示されている翼装置は、倒立した翼
形断面を有する高縦横比のデルタ翼を備えており、この
翼形は浮力を有し、運河等の底の近傍に係留され、下向
きの揚力を発生するように負の迎え角をもって取付けら
れる。そして、この運河等の内部の水流がこの翼によっ
て偏向されるとともに、この翼の後縁から乱流が発生
し、このような流れによってこの翼の後流側に沈澱物が
堆積するのを防止するものである。そして、このような
翼を多数運河等の底に並べて配置し、沈殿物を再浮遊さ
せてその堆積を防止し、この運河等の水深を維持し、ま
たしゅんせつ等を不要として環境に与える悪影響を防止
するものである。
3,865出願1983年7月14日名称「港および運
河内の沈澱物堆積を防止する方法および装置」に開示さ
れている沈澱物再浮遊用の翼装置の改良に関する。上記
の米国特許出願に開示されている翼装置は、倒立した翼
形断面を有する高縦横比のデルタ翼を備えており、この
翼形は浮力を有し、運河等の底の近傍に係留され、下向
きの揚力を発生するように負の迎え角をもって取付けら
れる。そして、この運河等の内部の水流がこの翼によっ
て偏向されるとともに、この翼の後縁から乱流が発生
し、このような流れによってこの翼の後流側に沈澱物が
堆積するのを防止するものである。そして、このような
翼を多数運河等の底に並べて配置し、沈殿物を再浮遊さ
せてその堆積を防止し、この運河等の水深を維持し、ま
たしゅんせつ等を不要として環境に与える悪影響を防止
するものである。
このような、浮力を有する高縦横比のデルタ翼は、鉄筋
コンクリート製の型内に発泡ウレタン樹脂を注入して製
造される。この発泡ウレタン樹脂は、このデルタ翼の翼
形断面の最厚部にこの翼幅の全幅にわたって高密度、た
とえば256kg/立方m(16ポンド/立方フイート)
の密度の発泡ウレタン樹脂が注入され、この高密度発泡
ウレタン樹脂の部分がこの翼の桁部材を構成し、また残
りの部分には低密度、たとえば32kg/立方m(2ポン
ド/立方フイート)の発泡ウレタン樹脂が注入される。
また、この翼の表面はガラス繊維強化樹脂で被覆されて
いる。この発泡樹脂材料は周囲の水圧によって変形等が
生じないようなものが使用される。この翼は翼幅が6.
1m(20フイート)で排水量が1133kg(2500
ポンド)であり、272kg(600ポンド)の浮力を有
するように構成される。したがって、この翼は上記の2
72kgの浮力を得るためにはその乾燥重量が861kg
(1900ポンド)となるように形成される必要があ
る。しかし、このように861kgもの重量に形成するた
めには、必要以上の材料を使用しなければならない。
コンクリート製の型内に発泡ウレタン樹脂を注入して製
造される。この発泡ウレタン樹脂は、このデルタ翼の翼
形断面の最厚部にこの翼幅の全幅にわたって高密度、た
とえば256kg/立方m(16ポンド/立方フイート)
の密度の発泡ウレタン樹脂が注入され、この高密度発泡
ウレタン樹脂の部分がこの翼の桁部材を構成し、また残
りの部分には低密度、たとえば32kg/立方m(2ポン
ド/立方フイート)の発泡ウレタン樹脂が注入される。
また、この翼の表面はガラス繊維強化樹脂で被覆されて
いる。この発泡樹脂材料は周囲の水圧によって変形等が
生じないようなものが使用される。この翼は翼幅が6.
1m(20フイート)で排水量が1133kg(2500
ポンド)であり、272kg(600ポンド)の浮力を有
するように構成される。したがって、この翼は上記の2
72kgの浮力を得るためにはその乾燥重量が861kg
(1900ポンド)となるように形成される必要があ
る。しかし、このように861kgもの重量に形成するた
めには、必要以上の材料を使用しなければならない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、運河等の底に設置され、この運河内の水流に
よって後縁から乱流を発生させるとともに水流を偏向さ
せ、沈殿物の堆積を防止する翼装置において、この翼の
翼断面の形状を改善することを目的とする。
よって後縁から乱流を発生させるとともに水流を偏向さ
せ、沈殿物の堆積を防止する翼装置において、この翼の
翼断面の形状を改善することを目的とする。
また、本発明はこの翼の排水量を少なくしてその重量を
軽減し、さらに乱流の発生効率および揚力すなわち水流
の偏向の効率の高い翼装置を提供するものである。
軽減し、さらに乱流の発生効率および揚力すなわち水流
の偏向の効率の高い翼装置を提供するものである。
[問題点を解決するための手段とその作用] 本発明は、運河等の底部分に配置され、水流によって沈
澱物の堆積を防止する装置である。本発明の装置は、浮
力を有する翼部材を備え、この翼部材は前縁および後縁
を有し、またその上面および下面は平面に形成され、ま
たこの翼部材にはその翼幅方向に沿ってフラップ部材を
有し、このフラップ部材はこの翼部材の上面にその前縁
の方向に上向きに傾斜して突設されている。そして、こ
の翼部材に水流が当たると、上記のフラップ部材の前後
に一対の定常渦が生じ、一方の定常渦はこのフラップ部
材の前縁と翼部材の上面との間に生じる。また他方の定
常渦はこのフラップ部材の後側の翼部材の上面に発生す
る。そして、これら翼装置は運河等の底面に並べて係留
され、航行する船舶の船体の下方に位置する翼装置は下
向きの水流を発生するように構成され、またこの航行す
る船舶の船体の側方に位置する翼装置は上向きの水流を
発生するように構成される。この下向きの水流を発生さ
せる翼装置は、その翼体の運河の底面と反対側の面すな
わち上面に上記のフラップ部材が設けられている。ま
た、周辺部に配置された上向きの水流を発生させる翼装
置は、その翼部材の運河底面側の面すなわち下面に上記
のフラップ部材が設けられ、沈澱物を上向きに再浮遊さ
せる。
澱物の堆積を防止する装置である。本発明の装置は、浮
力を有する翼部材を備え、この翼部材は前縁および後縁
を有し、またその上面および下面は平面に形成され、ま
たこの翼部材にはその翼幅方向に沿ってフラップ部材を
有し、このフラップ部材はこの翼部材の上面にその前縁
の方向に上向きに傾斜して突設されている。そして、こ
の翼部材に水流が当たると、上記のフラップ部材の前後
に一対の定常渦が生じ、一方の定常渦はこのフラップ部
材の前縁と翼部材の上面との間に生じる。また他方の定
常渦はこのフラップ部材の後側の翼部材の上面に発生す
る。そして、これら翼装置は運河等の底面に並べて係留
され、航行する船舶の船体の下方に位置する翼装置は下
向きの水流を発生するように構成され、またこの航行す
る船舶の船体の側方に位置する翼装置は上向きの水流を
発生するように構成される。この下向きの水流を発生さ
せる翼装置は、その翼体の運河の底面と反対側の面すな
わち上面に上記のフラップ部材が設けられている。ま
た、周辺部に配置された上向きの水流を発生させる翼装
置は、その翼部材の運河底面側の面すなわち下面に上記
のフラップ部材が設けられ、沈澱物を上向きに再浮遊さ
せる。
また、本発明の別の実施例によれば、上向きの水流を発
生させる翼装置と下向きの水流を発生させる翼装置とが
交互に運河の底面に配置されてカスケードを構成する。
このようなものは、底面近傍に波形の水流を発生させ、
沈澱物の再浮遊の効果を高める。
生させる翼装置と下向きの水流を発生させる翼装置とが
交互に運河の底面に配置されてカスケードを構成する。
このようなものは、底面近傍に波形の水流を発生させ、
沈澱物の再浮遊の効果を高める。
[実施例] 以下、図を参照して本発明の実施例を説明する。第1図
は、本発明の第1の実施例のくさび形翼10の斜視図で
ある。このくさび形翼10は浮力を有する翼部材12か
ら構成され、この翼部材12の上面14および下面16
は平面に形成されている。そして、この翼部材12の上
面の前縁18と後縁20との間には、前方に突出したフ
ラップ部材22が設けられている。また、この翼部材1
2の翼端部には下向きの翼端板24,26が設けられ、
これら翼端板は所定の角度、たとえばこの翼部材と垂直
な面に対して10°の角度をもって取付けられている。
これらの翼端板24,26は鉛直方向の安定をなし、こ
のくさび形翼10のヨー方向のダンピングをなすように
構成されている。
は、本発明の第1の実施例のくさび形翼10の斜視図で
ある。このくさび形翼10は浮力を有する翼部材12か
ら構成され、この翼部材12の上面14および下面16
は平面に形成されている。そして、この翼部材12の上
面の前縁18と後縁20との間には、前方に突出したフ
ラップ部材22が設けられている。また、この翼部材1
2の翼端部には下向きの翼端板24,26が設けられ、
これら翼端板は所定の角度、たとえばこの翼部材と垂直
な面に対して10°の角度をもって取付けられている。
これらの翼端板24,26は鉛直方向の安定をなし、こ
のくさび形翼10のヨー方向のダンピングをなすように
構成されている。
また、このくさび形翼10には後退角が与えられてお
り、この後退角は10°〜40°の範囲である。また、
このくさび形翼の縦横比は3:1ないし12:1の範囲
にあり、好ましくは3:1ないし8:1の範囲にある。
この縦横比が8:1を超えると、後縁渦の強さが減少
し、沈澱物の除去効果および下向き水流が弱くなる。な
お、この縦横比Aは以下の式で与えられる。
り、この後退角は10°〜40°の範囲である。また、
このくさび形翼の縦横比は3:1ないし12:1の範囲
にあり、好ましくは3:1ないし8:1の範囲にある。
この縦横比が8:1を超えると、後縁渦の強さが減少
し、沈澱物の除去効果および下向き水流が弱くなる。な
お、この縦横比Aは以下の式で与えられる。
ここで、 Sは翼幅 Coは中央弦長 C′はこのテーパ翼の翼端弦長である。
この実施例では、たとえばこの翼幅はたとえば6.1m
(20フイート)、中央弦長Coは1.52m(5フイ
ート)、翼端弦長C′は0.91m(3フイート)であ
る。また、この図示する翼部材は先細の単テーパ翼に形
成されているが、これに限らず複テーパ翼でもよい。こ
のような複テーパ翼でもその縦横比が同じであればその
作用も同等であるが、このようなものは製作が面倒にな
る。
(20フイート)、中央弦長Coは1.52m(5フイ
ート)、翼端弦長C′は0.91m(3フイート)であ
る。また、この図示する翼部材は先細の単テーパ翼に形
成されているが、これに限らず複テーパ翼でもよい。こ
のような複テーパ翼でもその縦横比が同じであればその
作用も同等であるが、このようなものは製作が面倒にな
る。
また、第2図には第1図に示すくさび形翼の断面形状の
例を示す。この翼部材12はサンドイッチ構造をなし、
その芯材28としては独立気泡の発泡塩化ビニル樹脂、
または発泡ポリウレタン樹脂が使用され、この密度は4
8kg/立方m(3ポンド/立方フイート)以上のものが
使用される。この芯材28は表面材として上方層30お
よび下方層32によってサンドイッチされ、これらの層
は密度が8〜16kg/立方m(8〜16オンス/立方フ
イート)の2方向のガラス繊維布、またはケブラー、A
S−2カーボン繊維の布等を含む繊維強化樹脂で形成さ
れている。また、この樹脂材料としては、ポリスチレン
樹脂、エポキシ(ポリアミド)樹脂、その他透過性の低
い樹脂材料が使用される。また、この翼部材の前縁18
および後縁20においては、上記の芯材は斜めに切断さ
れ、上記と同様な前縁層34および後縁層36によって
被覆されている。このようなサンドイッチ構造の翼部材
の上面14から下面16までの厚さは、0.005〜
0.1Cの範囲に設定されている。なお、上記CはC=
Coであり、このCoは上述したように中央の弦長であ
る。
例を示す。この翼部材12はサンドイッチ構造をなし、
その芯材28としては独立気泡の発泡塩化ビニル樹脂、
または発泡ポリウレタン樹脂が使用され、この密度は4
8kg/立方m(3ポンド/立方フイート)以上のものが
使用される。この芯材28は表面材として上方層30お
よび下方層32によってサンドイッチされ、これらの層
は密度が8〜16kg/立方m(8〜16オンス/立方フ
イート)の2方向のガラス繊維布、またはケブラー、A
S−2カーボン繊維の布等を含む繊維強化樹脂で形成さ
れている。また、この樹脂材料としては、ポリスチレン
樹脂、エポキシ(ポリアミド)樹脂、その他透過性の低
い樹脂材料が使用される。また、この翼部材の前縁18
および後縁20においては、上記の芯材は斜めに切断さ
れ、上記と同様な前縁層34および後縁層36によって
被覆されている。このようなサンドイッチ構造の翼部材
の上面14から下面16までの厚さは、0.005〜
0.1Cの範囲に設定されている。なお、上記CはC=
Coであり、このCoは上述したように中央の弦長であ
る。
また、前記のフラップ部材22も、上記の翼部材12と
同様に、芯材38の表面に繊維強化樹脂材料からなる上
面層40、下面層42および前縁層44を被覆して構成
されている。このフラップ部材22の先端は翼部材の前
縁から0.3〜0.5Cの位置にあり、またこの翼部材
の上面14からフラップ部材22の先端からまでの高さ
は0.15〜0.3Cの範囲に設定されている。このフ
ラップ部材22は翼部材の前縁に対して鋭角をなし、流
れを分離してこれらの間に定常渦を発生させ、この翼部
材のまわりに循環を発生させ、揚力を発生させるように
構成されている。
同様に、芯材38の表面に繊維強化樹脂材料からなる上
面層40、下面層42および前縁層44を被覆して構成
されている。このフラップ部材22の先端は翼部材の前
縁から0.3〜0.5Cの位置にあり、またこの翼部材
の上面14からフラップ部材22の先端からまでの高さ
は0.15〜0.3Cの範囲に設定されている。このフ
ラップ部材22は翼部材の前縁に対して鋭角をなし、流
れを分離してこれらの間に定常渦を発生させ、この翼部
材のまわりに循環を発生させ、揚力を発生させるように
構成されている。
また、第3図および第4図には、このくさび形翼の第2
の実施例を示す。この第3図および第4図に示すくさび
形翼50は前記第1図に示すくさび形翼10と同様な構
成であるが、翼部材52が前縁部54と後縁部56とか
ら構成されている。この後縁部56は前縁部54に対し
て鉛直方向にずれて配置され、これらの間に翼幅方向に
沿ったスロットが形成されている。また、この前縁部5
4の上面60と後縁部56の下面62との間には複数の
リブ部材58が設けられ、これらによってこの前縁部と
後縁部が接続されている。この前縁部54の後縁64と
後縁部56の前縁66は互いに平行に配置され、かつこ
れらはこの翼部材の前縁68及び後縁70と同じ角度で
配置されている。この前縁部54の前縁68の先端から
後縁64の先端までの長さは、0.6〜0.8Cの範囲
にある。また、前縁部の上面60から後縁部の下面62
までの距離すなわちこのスロットの幅は0.01〜0.
003Cの範囲に設定されている。また、この前縁部5
4の上面60にはフラップ部材72が突設されており、
このフラップ部材の角度等は前記第1図および第2図に
示した実施例の場合と同様である。
の実施例を示す。この第3図および第4図に示すくさび
形翼50は前記第1図に示すくさび形翼10と同様な構
成であるが、翼部材52が前縁部54と後縁部56とか
ら構成されている。この後縁部56は前縁部54に対し
て鉛直方向にずれて配置され、これらの間に翼幅方向に
沿ったスロットが形成されている。また、この前縁部5
4の上面60と後縁部56の下面62との間には複数の
リブ部材58が設けられ、これらによってこの前縁部と
後縁部が接続されている。この前縁部54の後縁64と
後縁部56の前縁66は互いに平行に配置され、かつこ
れらはこの翼部材の前縁68及び後縁70と同じ角度で
配置されている。この前縁部54の前縁68の先端から
後縁64の先端までの長さは、0.6〜0.8Cの範囲
にある。また、前縁部の上面60から後縁部の下面62
までの距離すなわちこのスロットの幅は0.01〜0.
003Cの範囲に設定されている。また、この前縁部5
4の上面60にはフラップ部材72が突設されており、
このフラップ部材の角度等は前記第1図および第2図に
示した実施例の場合と同様である。
そして、この前縁部54および後縁部56とから構成さ
れている翼部材は、前記第1図に示す実施例と同様に後
退角が与えられている。また、この翼部材50の翼端に
は翼端板74,76が下向きに設けられ、これら翼端板
はこの翼部材の上面と垂直な平面に対して10°の角度
が与えられている。なお、この第3図に示すものは、下
向きの水流を発生させるものである。上向きの水流を発
生させるものの場合には、上記の翼端板は第3図に鎖線
で示すように逆に取付けられる。
れている翼部材は、前記第1図に示す実施例と同様に後
退角が与えられている。また、この翼部材50の翼端に
は翼端板74,76が下向きに設けられ、これら翼端板
はこの翼部材の上面と垂直な平面に対して10°の角度
が与えられている。なお、この第3図に示すものは、下
向きの水流を発生させるものである。上向きの水流を発
生させるものの場合には、上記の翼端板は第3図に鎖線
で示すように逆に取付けられる。
また、第5図には前記第3図および第4図の実施例の変
形例を示す。この第5図に示すものは、前縁部54′の
上面および下面60′,61と、後縁部56′の上面お
よび下面62′,63とは同一平面上に配置されてい
る。また、上記後縁部56′の前部(すなわち前縁6
6′の近傍部分)は鉛直壁部78を形成して上方に屈曲
されており、この部分は前縁部54′の後部(すなわち
後縁64′の近傍部分)の上に覆い重ねられ、これらの
部分の間にスロットが形成されている。そして、この前
縁部54′の後部と後縁部56′の前部とは複数のリブ
部58′によって接続されている。
形例を示す。この第5図に示すものは、前縁部54′の
上面および下面60′,61と、後縁部56′の上面お
よび下面62′,63とは同一平面上に配置されてい
る。また、上記後縁部56′の前部(すなわち前縁6
6′の近傍部分)は鉛直壁部78を形成して上方に屈曲
されており、この部分は前縁部54′の後部(すなわち
後縁64′の近傍部分)の上に覆い重ねられ、これらの
部分の間にスロットが形成されている。そして、この前
縁部54′の後部と後縁部56′の前部とは複数のリブ
部58′によって接続されている。
また、第6図には本発明の第3の実施例の断面図を示
し、この実施例のものは翼部材が3個の部分から構成さ
れ、これら部分はそれぞれ鉛直方向にずれて配置されて
いる。第1の部分は前縁部80であり、その上面および
下面82、84は平面状をなし、またその前縁および後
縁86,88は傾斜して形成され、この前縁86はこの
翼部材の前縁を構成している。また中央部90は、この
前縁部80の後部に対して上方にずれて配置されてい
る。そして、この中央部90の上面および下面92,9
4は平面状に形成され、またこの前縁および後縁96,
98は傾斜して形成されている。この中央部90の前部
(すなわち前縁部96の近傍部分)は上記前縁部80の
後縁部の上方を覆うように重なって配置されている。そ
して、これらの部分の間にはスロットが形成されてい
る。そして、このスロット内には複数のリブ部材100
が設けられ、これらリブ部材によってこれらの部分8
0,80が連結されている。そして、この中央部90の
上面92にはこの前縁96に向けて突出したフラップ部
材102が取付けられている。
し、この実施例のものは翼部材が3個の部分から構成さ
れ、これら部分はそれぞれ鉛直方向にずれて配置されて
いる。第1の部分は前縁部80であり、その上面および
下面82、84は平面状をなし、またその前縁および後
縁86,88は傾斜して形成され、この前縁86はこの
翼部材の前縁を構成している。また中央部90は、この
前縁部80の後部に対して上方にずれて配置されてい
る。そして、この中央部90の上面および下面92,9
4は平面状に形成され、またこの前縁および後縁96,
98は傾斜して形成されている。この中央部90の前部
(すなわち前縁部96の近傍部分)は上記前縁部80の
後縁部の上方を覆うように重なって配置されている。そ
して、これらの部分の間にはスロットが形成されてい
る。そして、このスロット内には複数のリブ部材100
が設けられ、これらリブ部材によってこれらの部分8
0,80が連結されている。そして、この中央部90の
上面92にはこの前縁96に向けて突出したフラップ部
材102が取付けられている。
さらに、この中央部90の後部(すなわちその後縁98
の近傍部分)に対して上方にずれて後縁部104が配置
されている。この後縁部104の上面および下面10
6,108は平面状に形成され、またその前縁および後
縁110,112は傾斜して形成されている。この後縁
部104は前部(すなわちその前縁110の近傍部分)
は上記中央部90の後縁98の上方を覆うように重なっ
て配置されている。そして。この中央部90の上面92
と後縁104の下面108との間にはスロットが形成さ
れている。そして、このスロット内には複数のリブ部材
114が設けられ、これらリブ部材によってこれら中央
部90と後縁部104とが連結されている。
の近傍部分)に対して上方にずれて後縁部104が配置
されている。この後縁部104の上面および下面10
6,108は平面状に形成され、またその前縁および後
縁110,112は傾斜して形成されている。この後縁
部104は前部(すなわちその前縁110の近傍部分)
は上記中央部90の後縁98の上方を覆うように重なっ
て配置されている。そして。この中央部90の上面92
と後縁104の下面108との間にはスロットが形成さ
れている。そして、このスロット内には複数のリブ部材
114が設けられ、これらリブ部材によってこれら中央
部90と後縁部104とが連結されている。
上記前縁部80の前縁86から後縁88の先端までの長
さは0.2〜0.4Cの範囲に設定されている。また、
この前縁部80の前縁86から中央部90の後縁98の
先端間の距離は0.5〜0.8Cの範囲に設定されてい
る。
さは0.2〜0.4Cの範囲に設定されている。また、
この前縁部80の前縁86から中央部90の後縁98の
先端間の距離は0.5〜0.8Cの範囲に設定されてい
る。
また、第7図には上記第6図の実施例の変形例を示す。
この第7図に示すものは、その前縁部80′、中央部9
0′、後縁部104′がいずれも同一平面上に配置され
ており、また上記の中央部90′の上面92′からはフ
ラップ部材102′が突設されている。また、上記の中
央部90′の前部(すなわち前縁96′の近傍の部分)
は、上記のフラップ部材102′と一体化されている。
この中央部90′の前部は、前縁部80′の後部(すな
わち後縁88′の近傍部分)の上方にこれと離間して配
置されている。そして、この中央部90′の後部が上記
のフラップ部材102′と接続されている。そして、こ
の一体化されたフラップ部材102′と前縁部80′の
後部との間にスロットが形成されている。そして、この
スロット内には複数のリブ部材100′が設けられ、こ
れらリブ部材によって上記の前縁部80′、フラップ部
材102′および中央部90′が一体的に接続され、こ
れらの間に所定の間隙のスロットが形成されている。ま
た、上記後縁部104′には鉛直壁部116が形成さ
れ、これによってこの後縁部の前部(すなわち前縁11
0′の近傍の部分)が鉛直方向にずれて配置されてい
る。そして、この鉛直壁部116は中央部90′の後縁
から離間しており、またこの後縁部104′の前部は中
央部90′の上面から離間してこの中央部90′の後部
の上を覆うように延長されており、これらの間に上記ス
ロットが形成されている。そして。このスロット内には
複数のリブ部材114が設けられ、これらによって上記
の後縁部104′と中央部90′とが互いに連結されて
いる。
この第7図に示すものは、その前縁部80′、中央部9
0′、後縁部104′がいずれも同一平面上に配置され
ており、また上記の中央部90′の上面92′からはフ
ラップ部材102′が突設されている。また、上記の中
央部90′の前部(すなわち前縁96′の近傍の部分)
は、上記のフラップ部材102′と一体化されている。
この中央部90′の前部は、前縁部80′の後部(すな
わち後縁88′の近傍部分)の上方にこれと離間して配
置されている。そして、この中央部90′の後部が上記
のフラップ部材102′と接続されている。そして、こ
の一体化されたフラップ部材102′と前縁部80′の
後部との間にスロットが形成されている。そして、この
スロット内には複数のリブ部材100′が設けられ、こ
れらリブ部材によって上記の前縁部80′、フラップ部
材102′および中央部90′が一体的に接続され、こ
れらの間に所定の間隙のスロットが形成されている。ま
た、上記後縁部104′には鉛直壁部116が形成さ
れ、これによってこの後縁部の前部(すなわち前縁11
0′の近傍の部分)が鉛直方向にずれて配置されてい
る。そして、この鉛直壁部116は中央部90′の後縁
から離間しており、またこの後縁部104′の前部は中
央部90′の上面から離間してこの中央部90′の後部
の上を覆うように延長されており、これらの間に上記ス
ロットが形成されている。そして。このスロット内には
複数のリブ部材114が設けられ、これらによって上記
の後縁部104′と中央部90′とが互いに連結されて
いる。
このような翼装置では、その沈殿物の除去効率はこの翼
装置によって発生する揚力に比例する。この揚力は、こ
の翼の一方側を流れる水流が他方側を流れる水流より流
速がが速くなることによって発生する。
装置によって発生する揚力に比例する。この揚力は、こ
の翼の一方側を流れる水流が他方側を流れる水流より流
速がが速くなることによって発生する。
第8図には、一般的な翼形断面を示し、この翼120の
周囲を流れる流線を122aないし122cで示す。こ
の翼形の上面124の上方を通過する流れ(流線122
a〜122cで示す)は曲げられ、これによってこの翼
まわりに循環が発生し、この翼の上方の圧力は下面12
6の圧力より低くなる。この上面の低圧によって揚力が
発生するとともに、この翼の後流が揚力の方向と反対の
方向すなわち下面側に偏向される。
周囲を流れる流線を122aないし122cで示す。こ
の翼形の上面124の上方を通過する流れ(流線122
a〜122cで示す)は曲げられ、これによってこの翼
まわりに循環が発生し、この翼の上方の圧力は下面12
6の圧力より低くなる。この上面の低圧によって揚力が
発生するとともに、この翼の後流が揚力の方向と反対の
方向すなわち下面側に偏向される。
第9図には本発明のくさび形翼の概略的な形状を示し、
平板状の翼部材130と、この上面から傾斜して突設さ
れたフラップ部材132を備え、このフラップ部材の前
縁134はこの翼部材130の上面136に対して所定
の角度で傾斜している。そして、流れはこの翼部材の前
縁134の部分で上下に分けられ、流線140cはこの
下面に沿って円滑に流れ、また上方に分けられた流れは
流線140a,140bに示すようにフラップ部材の上
方を通過して流れる。
平板状の翼部材130と、この上面から傾斜して突設さ
れたフラップ部材132を備え、このフラップ部材の前
縁134はこの翼部材130の上面136に対して所定
の角度で傾斜している。そして、流れはこの翼部材の前
縁134の部分で上下に分けられ、流線140cはこの
下面に沿って円滑に流れ、また上方に分けられた流れは
流線140a,140bに示すようにフラップ部材の上
方を通過して流れる。
そして、この翼部材130の上方に分けられた流れは、
フラップ部材132の前縁142にってさらに分けら
れ、この分けられた流れの一部はこのフラップ部材13
2の前方と翼部材の上面136との間に定常渦(流線1
44で示す)を発生させる。
フラップ部材132の前縁142にってさらに分けら
れ、この分けられた流れの一部はこのフラップ部材13
2の前方と翼部材の上面136との間に定常渦(流線1
44で示す)を発生させる。
また、このフラップ部材132で分けられた残りの流れ
はこの翼部材の上面136の後方に流れる。この結果、
このフラップ部材132の後方と翼部材の上面136と
の間に第2の定常渦(流線146で示す)が発生され
る。この第2の定常渦によって、流れがこの翼部材の上
面136の後縁148近傍まで下向きに偏向される。し
たがって、このフラップ部材132の前後に発生する定
常渦144,146によって、上方を流れる流れは第8
図に示す翼形の場合と同様に湾曲される。そして、この
第9図に示す翼の上方を湾曲して流れた流れは、この後
縁の部分で下面を流れた流れと合流する。よって、上記
の定常渦によって生じた流れによってこのくさび形翼の
まわりに循環が発生し、大きな揚力が発生する。
はこの翼部材の上面136の後方に流れる。この結果、
このフラップ部材132の後方と翼部材の上面136と
の間に第2の定常渦(流線146で示す)が発生され
る。この第2の定常渦によって、流れがこの翼部材の上
面136の後縁148近傍まで下向きに偏向される。し
たがって、このフラップ部材132の前後に発生する定
常渦144,146によって、上方を流れる流れは第8
図に示す翼形の場合と同様に湾曲される。そして、この
第9図に示す翼の上方を湾曲して流れた流れは、この後
縁の部分で下面を流れた流れと合流する。よって、上記
の定常渦によって生じた流れによってこのくさび形翼の
まわりに循環が発生し、大きな揚力が発生する。
第10図には前記した第2の実施例のくさび形翼を概略
的に示す。この翼部材は前縁部150と後縁部152と
が互いに上下にずれ、かつ互いに重ねられて配置され、
これらの間にスロットが形成されている。また、上記の
前縁部150の上面156にはフラップ部材154が取
付けられている。
的に示す。この翼部材は前縁部150と後縁部152と
が互いに上下にずれ、かつ互いに重ねられて配置され、
これらの間にスロットが形成されている。また、上記の
前縁部150の上面156にはフラップ部材154が取
付けられている。
そして、この翼の周囲の流れ(流線158a〜158d
で示す)は、この前縁部150の前縁160で上下に分
けられ、その一部(流線158a,158bで示す)は
このくさび形翼の上方を流れる。また、他の流線158
c,158dは後縁部152の後縁162に流れるが、
その一部(流線158cで示す)は上記のスロットを通
過して上方に流れる。このスロットを通過した流れによ
って、フラップ部材154の後方と後縁部152の上面
との間に形成された定常渦を安定させ、かつこの定常渦
を強める。また、このくさび形翼の下面に流れた他の流
れ(流線158dで示す)は後縁162まで流れる。ま
た、上記のこのくさび形翼の上方を流れる流れ(流線1
58a,158bで示す)は、定常渦166によって上
記第9図の実施例の場合と同様に湾曲して流れる。
で示す)は、この前縁部150の前縁160で上下に分
けられ、その一部(流線158a,158bで示す)は
このくさび形翼の上方を流れる。また、他の流線158
c,158dは後縁部152の後縁162に流れるが、
その一部(流線158cで示す)は上記のスロットを通
過して上方に流れる。このスロットを通過した流れによ
って、フラップ部材154の後方と後縁部152の上面
との間に形成された定常渦を安定させ、かつこの定常渦
を強める。また、このくさび形翼の下面に流れた他の流
れ(流線158dで示す)は後縁162まで流れる。ま
た、上記のこのくさび形翼の上方を流れる流れ(流線1
58a,158bで示す)は、定常渦166によって上
記第9図の実施例の場合と同様に湾曲して流れる。
また、第11図に、本発明の第3の実施例のくさび形翼
を概略的に示す。この翼の周囲の流れ(流線180a〜
180eで示す)は、この翼の前縁部184の前縁18
2で上下に分けられ、その一部(流線180c〜180
eで示す)はこの翼の下面に沿って流れ、また他部(流
線180a,180bで示す)はこの翼の上方を流れ
る。
を概略的に示す。この翼の周囲の流れ(流線180a〜
180eで示す)は、この翼の前縁部184の前縁18
2で上下に分けられ、その一部(流線180c〜180
eで示す)はこの翼の下面に沿って流れ、また他部(流
線180a,180bで示す)はこの翼の上方を流れ
る。
そして、下面側を流れる流れの一部(流線180cで示
す)は前縁部184と中央部186との間のスロットを
通過して上面側に流れる。そして、この流れ180cに
よって、フラップ部材190の前方に発生する定常渦を
安定させかつ強める。
す)は前縁部184と中央部186との間のスロットを
通過して上面側に流れる。そして、この流れ180cに
よって、フラップ部材190の前方に発生する定常渦を
安定させかつ強める。
また、同様にしてこの下面側の流れの一部(流線180
dで示す)は中央部186と後縁部192との間のスロ
ットを通過して上面側に流れる。この流れ180dによ
って、上記フラップ部材190の後方に発生する定常渦
を安定させかつ強める。また、この下面側に流れた流れ
の残りの部分(流線180eで示す)は、このくさび形
翼の下面に沿って後縁部192の後縁196まで流れ
る。
dで示す)は中央部186と後縁部192との間のスロ
ットを通過して上面側に流れる。この流れ180dによ
って、上記フラップ部材190の後方に発生する定常渦
を安定させかつ強める。また、この下面側に流れた流れ
の残りの部分(流線180eで示す)は、このくさび形
翼の下面に沿って後縁部192の後縁196まで流れ
る。
また、前縁部184の前縁182で上方に分けられた流
れ(流線180a,180bで示す)は、フラップ部材
190の前縁198でさらに分けられ、定常渦188,
194を発生させる。そして、この上方の流れ180
a,180bはこのくさび形翼の上方を湾曲して流れ、
後縁196の部分で下面側からの流れと合流する。
れ(流線180a,180bで示す)は、フラップ部材
190の前縁198でさらに分けられ、定常渦188,
194を発生させる。そして、この上方の流れ180
a,180bはこのくさび形翼の上方を湾曲して流れ、
後縁196の部分で下面側からの流れと合流する。
以上説明したように、この第9図ないし第11図に示す
ような実施例の翼形は、上面および下面が略平面状をな
し、フラップ部材を備えているものであるが、前記の第
8図に示すような通常の翼形と同様に揚力を発生するこ
とができ、かつこのような通常の翼形よりその排水量を
きわめて小さくすることができる。
ような実施例の翼形は、上面および下面が略平面状をな
し、フラップ部材を備えているものであるが、前記の第
8図に示すような通常の翼形と同様に揚力を発生するこ
とができ、かつこのような通常の翼形よりその排水量を
きわめて小さくすることができる。
また、第10図および第11図に示すようなスロットを
備えたものは、定常渦を安定させかつ強めることができ
るので、このような翼装置を運河の底部に設置するよう
な場合、その迎え角を大きくすることができる。このよ
うにスロットを形成することによって、この運河等の自
然水流の変化やこれに伴うこの翼装置の姿勢の急激な変
化に追従してこの翼装置を確実に作用させることができ
る。このような定常渦は、このフラップ部材の上方を通
過する流れの速度差によるせん断力と、上記のスロット
を介してこのフラップ部材の基部に流入する流れによっ
て発生する。このようなスロットが形成されていない場
合には、このフラップ部材の下部の流れが滞留し、この
せん断力および摩擦力が不安定となる。このようなスロ
ットを形成することによって、下面の高圧の流体がこの
スロットを通って上方の流れと反対方向に流れ、この渦
を安定させる。
備えたものは、定常渦を安定させかつ強めることができ
るので、このような翼装置を運河の底部に設置するよう
な場合、その迎え角を大きくすることができる。このよ
うにスロットを形成することによって、この運河等の自
然水流の変化やこれに伴うこの翼装置の姿勢の急激な変
化に追従してこの翼装置を確実に作用させることができ
る。このような定常渦は、このフラップ部材の上方を通
過する流れの速度差によるせん断力と、上記のスロット
を介してこのフラップ部材の基部に流入する流れによっ
て発生する。このようなスロットが形成されていない場
合には、このフラップ部材の下部の流れが滞留し、この
せん断力および摩擦力が不安定となる。このようなスロ
ットを形成することによって、下面の高圧の流体がこの
スロットを通って上方の流れと反対方向に流れ、この渦
を安定させる。
第12図には、流れを下向きに偏向する翼装置と流れを
上向きに偏向する翼装置とを運河220の底部に交互に
並べて配設し、カスケードを構成した場合を示す。矢印
222,224はこの運河220内の流れの方向を示
す。上流側の第1の列の翼装置、すなわち翼装置22
6,228、230は流れを上向きに偏向するものであ
り、またその次の列の翼装置232,234,236は
流れを下向きに偏向するように構成されている。さらに
その次の列の翼装置238,240,242は流れを上
向きに偏向するものである。これらの翼装置は、この運
河の底面近傍に係留され、またこれら翼装置の間の距離
はこれらが互いに重なったり衝突したりしないような距
離に設定されている。これらの翼装置は、この運河の設
計の際に設定された「計画水深」より深い位置に係留さ
れていることが好ましい。これら流れを下向きおよび上
向きに偏向する翼装置を交互に配列したことにより、こ
れら翼装置の下方に波形の水流が発生する。また、これ
ら翼装置は「計画水深」以下の深さに設けられているの
で、この運河の最低深さが確保される。すなわち、水流
を下向きに偏向する翼装置の後方では、沈澱物が洗い流
され、この運河等の「計画水深」が確保される。
上向きに偏向する翼装置とを運河220の底部に交互に
並べて配設し、カスケードを構成した場合を示す。矢印
222,224はこの運河220内の流れの方向を示
す。上流側の第1の列の翼装置、すなわち翼装置22
6,228、230は流れを上向きに偏向するものであ
り、またその次の列の翼装置232,234,236は
流れを下向きに偏向するように構成されている。さらに
その次の列の翼装置238,240,242は流れを上
向きに偏向するものである。これらの翼装置は、この運
河の底面近傍に係留され、またこれら翼装置の間の距離
はこれらが互いに重なったり衝突したりしないような距
離に設定されている。これらの翼装置は、この運河の設
計の際に設定された「計画水深」より深い位置に係留さ
れていることが好ましい。これら流れを下向きおよび上
向きに偏向する翼装置を交互に配列したことにより、こ
れら翼装置の下方に波形の水流が発生する。また、これ
ら翼装置は「計画水深」以下の深さに設けられているの
で、この運河の最低深さが確保される。すなわち、水流
を下向きに偏向する翼装置の後方では、沈澱物が洗い流
され、この運河等の「計画水深」が確保される。
これら水流を下向きおよび上向きに偏向する翼装置の間
の間隔は、これらによって生じる波形の水流を互いに強
めあうように設定されており、その配置密度は以下の式
によって求められる。
の間隔は、これらによって生じる波形の水流を互いに強
めあうように設定されており、その配置密度は以下の式
によって求められる。
ここで、hは前後の翼装置間の距離である。また、Δρ
=下方の沈澱層の密度から上方の澄んだ部分の密度を引
いた密度差(lower−ρupper) ρ=上方の層の密度 g=重力加速度 u=小潮における底部の流速 一般に、運河内の水は上部層および下部層とに分けられ
る。下部層は沈澱物を含んだ層すなわち沈澱物層であ
る。また、上方層は一般に低塩分濃度の河川の水であ
る。また、上記式における底部の流速uは、小潮すなわ
ち干潮と満潮との差の最も小さい場合の流速に設定す
る。この小潮の場合には底部の流速が最も小さく、泥等
の沈澱物が堆積しやすい。
=下方の沈澱層の密度から上方の澄んだ部分の密度を引
いた密度差(lower−ρupper) ρ=上方の層の密度 g=重力加速度 u=小潮における底部の流速 一般に、運河内の水は上部層および下部層とに分けられ
る。下部層は沈澱物を含んだ層すなわち沈澱物層であ
る。また、上方層は一般に低塩分濃度の河川の水であ
る。また、上記式における底部の流速uは、小潮すなわ
ち干潮と満潮との差の最も小さい場合の流速に設定す
る。この小潮の場合には底部の流速が最も小さく、泥等
の沈澱物が堆積しやすい。
また、第13図には、船舶の停泊する場所における翼装
置の配置の例を示し、周辺部に水流を上向きに偏向する
翼装置を配置し、また中央部には水流を下向きに偏向す
る翼装置が配置されている。周辺部に配置した翼装置は
符号250〜263で示し、また中央部に配置した翼装
置は符号264〜269で示す。このように配置するこ
とによって、中央部の水流を下向きに偏向する翼装置に
よって沈澱物を周辺に洗い流し、この沈澱物が船舶の船
底にある海水取入れ口に吸込まれるのを防止する。ま
た、周辺部に配置された水流を上向きに偏向する翼装置
は、沈澱物を浮遊させ、水流によって外部に排出する。
この沈澱物は一般に微細なものであるので、その沈降速
度が小さいので、わずかの水流によっても遠方まで排出
することができる。
置の配置の例を示し、周辺部に水流を上向きに偏向する
翼装置を配置し、また中央部には水流を下向きに偏向す
る翼装置が配置されている。周辺部に配置した翼装置は
符号250〜263で示し、また中央部に配置した翼装
置は符号264〜269で示す。このように配置するこ
とによって、中央部の水流を下向きに偏向する翼装置に
よって沈澱物を周辺に洗い流し、この沈澱物が船舶の船
底にある海水取入れ口に吸込まれるのを防止する。ま
た、周辺部に配置された水流を上向きに偏向する翼装置
は、沈澱物を浮遊させ、水流によって外部に排出する。
この沈澱物は一般に微細なものであるので、その沈降速
度が小さいので、わずかの水流によっても遠方まで排出
することができる。
これら翼装置は互いに衝突するのを防止するに十分な間
隔をもって配置されている。これら翼装置たとえば翼装
置251,252は、それらの危険範囲円270,27
1が十分に離れるような間隔に配置される。これら危険
範囲円270,271は、これら翼装置251,252
の最大移動範囲に対応した範囲を示すものである。そし
て、これら危険範囲円270.271が互いに重ならな
いようにこれら翼装置の間隔が設定される。
隔をもって配置されている。これら翼装置たとえば翼装
置251,252は、それらの危険範囲円270,27
1が十分に離れるような間隔に配置される。これら危険
範囲円270,271は、これら翼装置251,252
の最大移動範囲に対応した範囲を示すものである。そし
て、これら危険範囲円270.271が互いに重ならな
いようにこれら翼装置の間隔が設定される。
また、第14図にはこれら翼装置の係留機構の例を示
し、このくさび形翼280はその前縁が水流の方向28
2と対向するように係留される。このくさび形翼280
の下面には取付け板284が取付けられ、この取付け板
には複数の係留孔286が形成されている。そして、こ
れら係留孔286のうちの所定の孔にシヤックル接続部
288が取付けられる。そして、このシヤックル接続部
288はスイベル継手290を介して別のシヤックル接
続部282に接続されている。そして、このシヤックル
接続部292は据付け板296に設けられた接続部29
4に接続されている。この据付け板196には、これと
垂直な円筒状カラー298が設けられている。そして、
この円筒状カラー298内には鉛直軸300が挿通され
ている。そして、上記の据付け板296はこの鉛直軸3
00に対して摺動自在となっている。この鉛直軸300
の下部にはアーススクリューが形成され、水底の土の中
に埋設されている。また、上記据付け板296は、水底
の泥層302の上面に設置される。そして、この翼装置
によってこの泥層が洗い流されると、この据付け板がこ
れに対応して下降する。この鉛直軸は上記の据付け板が
自由に下降できるように上記のカラーに十分な間隙をも
って挿通されている。また、上記カラー294の周囲に
は、この据付け板296に4個のブレード304が設け
られている。これらブレードの一端部は上記のカラーに
溶接され、またその側縁部は据付け板の底面に溶接され
ている。これらブレード304は、このくさび形翼28
0に生じる流体抵抗等、この鉛直軸300を曲げる方向
の荷重を泥層に支持させるものである。このくさび形翼
280に接続されている係留機構の重量は、このくさび
形翼280の浮力より大きくなるように構成されてい
る。また、この水平の据付け板296によって、この係
留機構がその自重によって泥層の中にめりこむのを防止
する。
し、このくさび形翼280はその前縁が水流の方向28
2と対向するように係留される。このくさび形翼280
の下面には取付け板284が取付けられ、この取付け板
には複数の係留孔286が形成されている。そして、こ
れら係留孔286のうちの所定の孔にシヤックル接続部
288が取付けられる。そして、このシヤックル接続部
288はスイベル継手290を介して別のシヤックル接
続部282に接続されている。そして、このシヤックル
接続部292は据付け板296に設けられた接続部29
4に接続されている。この据付け板196には、これと
垂直な円筒状カラー298が設けられている。そして、
この円筒状カラー298内には鉛直軸300が挿通され
ている。そして、上記の据付け板296はこの鉛直軸3
00に対して摺動自在となっている。この鉛直軸300
の下部にはアーススクリューが形成され、水底の土の中
に埋設されている。また、上記据付け板296は、水底
の泥層302の上面に設置される。そして、この翼装置
によってこの泥層が洗い流されると、この据付け板がこ
れに対応して下降する。この鉛直軸は上記の据付け板が
自由に下降できるように上記のカラーに十分な間隙をも
って挿通されている。また、上記カラー294の周囲に
は、この据付け板296に4個のブレード304が設け
られている。これらブレードの一端部は上記のカラーに
溶接され、またその側縁部は据付け板の底面に溶接され
ている。これらブレード304は、このくさび形翼28
0に生じる流体抵抗等、この鉛直軸300を曲げる方向
の荷重を泥層に支持させるものである。このくさび形翼
280に接続されている係留機構の重量は、このくさび
形翼280の浮力より大きくなるように構成されてい
る。また、この水平の据付け板296によって、この係
留機構がその自重によって泥層の中にめりこむのを防止
する。
また、この第14図に示すものは、そのくさび形翼が水
流を下向きに偏向するものであり、このくさび形翼は水
流の方向に正の迎え角をもって取付けられている。この
翼は、水流を下向きに偏向し、揚力を発生して下向きの
乱流を発生させ、水底の沈澱物を浮遊させ、これを除去
する。また、上向きに水流を偏向する翼装置では、この
くさび形翼が負の迎え角をもって取付けられ、下向きの
揚力を発生し、上向きの乱流を発生させる。また、この
場合には、上記のフラップ部材が水底を向くようにくさ
び形翼を逆に取付ける。なお、この第14図に示す係留
機構は一例であり、水流を上向きまたは下向きに偏向す
るくさび形翼の両方に場合において、その係留、据付け
機構は上記のもの以外に従来公知の各種の機構が採用で
きる。
流を下向きに偏向するものであり、このくさび形翼は水
流の方向に正の迎え角をもって取付けられている。この
翼は、水流を下向きに偏向し、揚力を発生して下向きの
乱流を発生させ、水底の沈澱物を浮遊させ、これを除去
する。また、上向きに水流を偏向する翼装置では、この
くさび形翼が負の迎え角をもって取付けられ、下向きの
揚力を発生し、上向きの乱流を発生させる。また、この
場合には、上記のフラップ部材が水底を向くようにくさ
び形翼を逆に取付ける。なお、この第14図に示す係留
機構は一例であり、水流を上向きまたは下向きに偏向す
るくさび形翼の両方に場合において、その係留、据付け
機構は上記のもの以外に従来公知の各種の機構が採用で
きる。
なお、本発明は上記の実施例には限定されず、通常の技
術を有する者であれば本発明の要旨を逸脱しない範囲で
各種の変形、改造が可能であることは明らかである。
術を有する者であれば本発明の要旨を逸脱しない範囲で
各種の変形、改造が可能であることは明らかである。
第1図は本発明の第1の実施例のくさび形翼の斜視図、
第2図は第1図の2−2線に沿う断面図である。第3図
は本発明の第2の実施例のくさび形翼の斜視図、第4図
は第3図の4−4線に沿う断面図である。また、第5図
は本発明の第2の実施例の変形例のくさび形翼の断面図
である。また、第6図は本発明の第3の実施例の2個の
スロットを有するくさび形翼の断面図である。また、第
7図は第3図の実施例の変形例のくさび形翼の断面図で
ある。また、第8図は通常の翼形の断面図である。ま
た、第9図ないし第11図はそれぞれ前記第2図、第4
図、および第6図に示す実施例の概略的な断面とその周
囲の流れの状態を示す概略的な図である。また、第12
図は運河に複数の翼装置を配置した例を示す概略的な平
面図である。また、第13図は船舶の停泊場所における
これら翼装置の配置の例を示す概略的な平面図である。
また、第14図はこのくさび形翼の係留機構を示す側面
図である。 10…くさび形翼、12…翼部材、22…フラップ部
材、54…前縁部、56…後縁部、72…フラップ部
材、80…前縁部、90…中央部、102…フラップ部
材、104…後縁部、296…据付け板、300…鉛直
軸
第2図は第1図の2−2線に沿う断面図である。第3図
は本発明の第2の実施例のくさび形翼の斜視図、第4図
は第3図の4−4線に沿う断面図である。また、第5図
は本発明の第2の実施例の変形例のくさび形翼の断面図
である。また、第6図は本発明の第3の実施例の2個の
スロットを有するくさび形翼の断面図である。また、第
7図は第3図の実施例の変形例のくさび形翼の断面図で
ある。また、第8図は通常の翼形の断面図である。ま
た、第9図ないし第11図はそれぞれ前記第2図、第4
図、および第6図に示す実施例の概略的な断面とその周
囲の流れの状態を示す概略的な図である。また、第12
図は運河に複数の翼装置を配置した例を示す概略的な平
面図である。また、第13図は船舶の停泊場所における
これら翼装置の配置の例を示す概略的な平面図である。
また、第14図はこのくさび形翼の係留機構を示す側面
図である。 10…くさび形翼、12…翼部材、22…フラップ部
材、54…前縁部、56…後縁部、72…フラップ部
材、80…前縁部、90…中央部、102…フラップ部
材、104…後縁部、296…据付け板、300…鉛直
軸
Claims (25)
- 【請求項1】水路等の底部に設置され、水流によって水
底の沈澱物を除去する装置であって: 前縁および後縁を有し、上面および下面が略平面状に形
成された翼部材と; 上記翼部材の上面にその翼幅方向に沿って突設され、前
縁側に向けて上方に所定の角度で突設されたフラップ部
材とを具備したことを特徴とする水底の沈澱物を除去す
る装置。 - 【請求項2】水流によって前記フラップ部材により一対
の定常渦が発生し、一方の定常渦は前記翼部材の上面と
上記フラップ部材の前縁との間の部分に発生し、また他
方の定常渦は上記フラップ部材の後方の翼部材の上面近
傍に発生するものであることを特徴とする前記特許請求
の範囲第1項記載の水底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項3】前記翼部材には後退角が与えられているこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の水底の
沈澱物を除去する装置。 - 【請求項4】前記翼部材の翼端部にはそれぞれ翼端板が
設けられ、これら翼端板はこの翼部材と垂直な面に対し
て所定の角度をもって取付けられていることを特徴とす
る前記特許請求の範囲第1項記載の水底の沈澱物を除去
する装置。 - 【請求項5】前記翼部材は、それぞれ前縁および後縁を
有する前縁部と後縁部とから構成され、上記前縁部の後
縁と後縁部の前縁とは互いに上下に離間して重ねて配置
され、これらの間に翼幅方向のスロットが形成されてい
ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の水
底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項6】前記翼部材の前縁部にフラップ部材が設け
られていることを特徴とする前記特許請求の範囲第5項
記載の水底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項7】前記前縁部と後縁部は複数のリブ部材によ
って連結されていることを特徴とする前記特許請求の範
囲第6項記載の水底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項8】前記後縁部の前部は鉛直方向にずれてお
り、前記前縁部と後縁部とは同一平面上に配置されてい
ることを特徴とする前記特許請求の範囲第5項記載の水
底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項9】前記前縁部と後縁部は鉛直方向にずれて配
置されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第5
項記載の水底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項10】前記翼部材は、それぞれ前縁および後縁
を有する前縁部、中央部および後縁部とから構成され、
上記前縁部の後縁と中央部の前縁とは互いに鉛直方向に
離間して重なって配置され、これらの間に翼幅方向のス
ロットが形成され、また上記中央部の後縁と後縁部の前
縁とは互いに鉛直方向に離間して重なって配置され、こ
れらの間に翼幅方向のスロットが形成されていることを
特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の水底の沈澱
物を除去する装置。 - 【請求項11】前記フラップ部材は前記前縁部に取付け
られていることを特徴とする前記特許請求の範囲第10
項記載の水底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項12】前記前縁部と中央部との間のスロット
内、および中央部と後縁部との間のスロット内にはそれ
ぞれ複数のリブ部材が設けられ、これらリブ部材によっ
てこれらが互いに連結されていることを特徴とする前記
特許請求の範囲第11項記載の水底の沈澱物を除去する
装置。 - 【請求項13】前記中央部の前部および後縁部の前部は
それぞれ鉛直方向にずれており、これら前縁部、中央部
および後縁部は互いに同一平面上に配置されていること
を特徴とする前記特許請求の範囲第10項記載の水底の
沈澱物を除去する装置。 - 【請求項14】前記前縁部、中央部および後縁部は互い
に鉛直方向にずれて配置されていることを特徴とする前
記特許請求の範囲第10項記載の水底の沈澱物を除去す
る装置。 - 【請求項15】前記翼部材には、これを水底近傍に設置
する手段が設けられていることを特徴とする前記特許請
求の範囲第1項記載の水底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項16】前記翼部材は、そのフラップ部材が水底
と反対側に位置するように水底近傍に設置されているこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第13項記載の水底
の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項17】前記翼部材は、そのフラップ部材が水底
側に位置するように水底近傍に設置されていることを特
徴とする前記特許請求の範囲第13項記載の水底の沈澱
物を除去する装置。 - 【請求項18】水路等の底部に設置され、水流によって
水底の沈澱物を除去する装置であって: 前縁および後縁を有し、上面および下面が略平面状に形
成され、後退角を有し、浮力を有する翼部材と; 上記翼部材の上面に翼幅方向にわたって設けられ、前縁
に向かって上方に所定の角度で傾斜した浮力を有するフ
ラップ部材と; 上記翼部材の翼端部に設けられ、この翼部材と垂直な平
面に対して所定の角度で取付けられた翼端板とを備え; 水流が作用した場合に上記のフラップ部材によって一対
の定常渦が形成され、一方の定常渦は上記翼部材の前縁
と上記フラップ部材との間の上記翼部材の上面近傍に形
成され、また他方の定常渦は上記フラップ部材の後方の
翼部材の上面近傍に発生することを特徴とする水底の沈
澱物を除去する装置。 - 【請求項19】前記翼部材は、それぞれ前縁および後縁
を有する前縁部と後縁部とから構成され、上記前縁部の
後縁と後縁部の前縁とは互いに上下に離間して重ねて配
置され、これらの間に翼幅方向のスロットが形成されて
いることを特徴とする前記特許請求の範囲第18項記載
の水底の沈澱物を除去する装置。 - 【請求項20】前記翼部材は、それぞれ前縁および後縁
を有する前縁部、中央部および後縁部とから構成され、
上記前縁部の後縁と中央部の前縁とは互いに鉛直方向に
離間して重なって配置され、これらの間に翼幅方向のス
ロットが形成され、また上記中央部の後縁と後縁部の前
縁とは互いに鉛直方向に離間して重なって配置され、こ
れらの間に翼幅方向のスロットが形成されていることを
特徴とする前記特許請求の範囲第18項記載の水底の沈
澱物を除去する装置。 - 【請求項21】水路等の底部に設置され、水流によって
水底の沈澱物を除去する装置であって: 水底近傍のこの水底から離間して設けられ、水流を下向
きに偏向する複数の浮力を有する翼部材と; 水底近傍のこの水底から離間して設けられ、かつ上記水
流を下向きに偏向する複数の浮力を有する翼部材の周囲
に設けられた水流を上向きに偏向する複数の浮力を有す
る翼部材とを備え; 上記水流を下向きに偏向する翼部材と水流を上向きに偏
向する翼部材は: 前縁および後縁を有し、上面および下面が略平面状の翼
部材と; 上記翼部材の上面または下面に翼幅方向にわたって設け
られ、所定の角度で突出したフラップ部材とを備え; 上記水流を下向きに偏向する翼部材では水底と反対側の
上面に上記フラップ部材が設けられ、また上記水流を上
向きに偏向する翼部材では水底側の下面に上記フラップ
部材が設けられていることを特徴とする水底の沈澱物を
除去する装置。 - 【請求項22】前記水流を下向きに偏向する翼部材は正
の迎え角をもって設置され、また前記水流を上向きに偏
向する翼部材は負の迎え角をもって設置されていること
を特徴とする前記特許請求の範囲第21項記載の水底の
沈澱物を除去する装置。 - 【請求項23】水路等の底部に設置され、水流によって
水底の沈澱物を除去する装置であって: 水底近傍に複数の水流を下向きに偏向する翼部材と水流
を上向きに偏向する翼部材とを交互に配列し、これら水
流を下向きに偏向する翼部材相互の間、および水流を下
向きに偏向する翼部材と水流を上向きに偏向する翼部材
との間は互いに離間されて配置されており; 上記水流を下向きに偏向する翼部材および水流を上向き
偏向する翼部材は: 前縁および後縁を有し、上面および下面が略平面状の翼
部材と; 上記翼部材の上面または下面に翼幅方向にわたって設け
られ、所定の角度で突出したフラップ部材とを備え; 上記水流を下向きに偏向する翼部材では水底と反対側の
上面に上記フラップ部材が設けられ、また上記水流を上
向きに偏向する翼部材では水底側の下面に上記フラップ
部材が設けられていることを特徴とする水底の沈澱物を
除去する装置。 - 【請求項24】前記水流を下向きに偏向する翼部材は正
の迎え角をもって設置され、また前記水流を上向きに偏
向する翼部材は負の迎え角をもって設置されていること
を特徴とする前記特許請求の範囲第23項記載の水底の
沈澱物を除去する装置。 - 【請求項25】前記水流を下向きに偏向する翼部材と水
流を上向きに偏向する翼部材との間の間隔hは、Δρを
沈澱物の堆積した下部層の密度からと上部の水の上部層
の密度を引いた密度差とし、 ρを上部層の密度とし、 gを重力加速度とし、 uを小潮の際の水底部の流速とし、また nを正の整数とした場合に、次式 の関係にあることを特徴とする前記特許請求の範囲第2
4項記載の水底の沈澱物を除去する装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US751332 | 1985-07-02 | ||
| US06/751,332 US4661013A (en) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | Apparatus for impeding fine sediment deposition in harbors and navigational channels |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6272829A JPS6272829A (ja) | 1987-04-03 |
| JPH0649968B2 true JPH0649968B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=25021519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61155891A Expired - Lifetime JPH0649968B2 (ja) | 1985-07-02 | 1986-07-02 | 水底の沈澱物を除去する装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4661013A (ja) |
| EP (1) | EP0207791A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0649968B2 (ja) |
| AU (1) | AU5943686A (ja) |
| CA (1) | CA1257776A (ja) |
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| US5478167A (en) * | 1991-10-02 | 1995-12-26 | Oppenheimer; M. Leonard | Buoyant matter diverting system |
| US5839853A (en) * | 1991-10-02 | 1998-11-24 | Oppenheimer; M. Leonard | Buoyant matter diverting system |
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| SE513195C2 (sv) * | 1998-12-04 | 2000-07-31 | Loefgren Konsult Ab P | Metod och anordning vid oljebekämpning |
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| KR100822300B1 (ko) | 2007-12-06 | 2008-04-17 | 주식회사 한국종합기술 | 수위조절 및 퇴적물 배출용 가요성 보 |
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