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JPH0652235B2 - 気流中粉体の色計測方法およびその装置 - Google Patents
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JPH0652235B2 - 気流中粉体の色計測方法およびその装置 - Google Patents

気流中粉体の色計測方法およびその装置

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JPH0652235B2
JPH0652235B2 JP63284924A JP28492488A JPH0652235B2 JP H0652235 B2 JPH0652235 B2 JP H0652235B2 JP 63284924 A JP63284924 A JP 63284924A JP 28492488 A JP28492488 A JP 28492488A JP H0652235 B2 JPH0652235 B2 JP H0652235B2
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color
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    • G01N21/01Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排ガス中の灰など気流中粉体の色計測方法お
よびその装置に関するものである。
〔従来の技術〕
色の計測手段として、試料に対し投光する投光部と、こ
の投光による試料からの反射光を受ける受光部とを備
え、受光部で得られた反射光の特性から試料の色、つま
り色相や明度または彩度の値を求める色彩計、あるい
は、標準色との差を計測する色差計が一般に知られてい
る。このような色計測手段は、金属や塗膜、さらには
布、紙など固定した物体の色の計測に利用することがで
きる。
しかし、従来の色計測手段そのままでは、気流中粉体、
例えば、石炭燃焼の際の排ガス中の灰の色を計測して灰
中末燃分計測を行うことは困難である。これに対し、気
流中から粉体の一定量を回収して固定し、これに上記の
色計測手段を適用することが考えられる。しかし、粉体
の定量回収およびその固定が面倒なだけでなく、予め粉
体回収量を決めておいても、粉体の含有量が変化(上記
排ガス中の灰の場合、石炭燃焼条件や原料炭の種類の変
動により灰の排ガス中に含まれる量が変化する)する。
この場合には、特定した回収量では粉体の色の計測のた
めには不足し、計測誤差がでる可能性がある。また、予
め粉体の含有量変化を見越して、多量の粉体を回収固定
する方式を採用した場合、回収および色の計測終了まで
に長時間を要し、計測結果を粉体の発生源側の制御に反
映させることができなくなる。
本発明者らは、上記の点を解決するために、特開昭62-2
17143号公報に示すような方法および装置を提案してい
る。すなわち、この方法および装置は、第1セル内にお
いて気流中の粉体をろ紙に吸着させていきながら、この
ろ紙に対する投光によって生ずる反射光の経時変化を測
定し、反射光が定常状態になった後、第2セル内におい
てろ紙に対し投光して得た反射光の特性から粉体の色を
判断するものである。
また、従来、濃度の非常に低い大気中の視界検出(煤
塵、雲、雨粒などの検出)を行うための装置が提案され
ているが(例えば、特開昭62-87830号公報参照)、これ
は対象が濃度の非常に低いものであるから可能であっ
て、粉体の色を計測する用途には適用することができな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の特開昭62-217143号公報記載の方法および装置
は、つぎのような不都合点を有している。
(1)第1セルおよび第2セルの2つのセルを必要とす
るので、装置が大型化する。
(2)セルと投光器、受光器などのセンサー部とが近接
して設けられているので、投光器および受光器などのセ
ンサー部が汚れやすい。また投光器および受光器などの
センサー部の温度変化が大きく、精度が低下する。
(3)サンプリングしたろ紙上の灰を移動させてから計
測するため、灰の表面状態の変化により、反射光強度の
誤差が出やすい。すなわち、均一にサンプリングされた
灰がずれたり、ひび割れしたりして、反射光強度が変化
する。
本発明は上記の点を解決するためになされたもので、光
ファイバーを用いて試料計測部とセンサー部とを分離す
ることにより、センサー部の汚れを防止するとともに、
センサー部の温度変化を小さくして、精度向上を図り、
また、試料計測部の温度高温化を可能とし、さらにセル
を1個として、装置全体を小型化することができる気流
中粉体の色計測方法およびその装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明の気流中粉体の色
計測方法は、図面に示すように、粉体を含む気流を略水
平に置かれたろ紙7の上方から供給して、気流中の粉体
をろ紙に吸着させるとともに、このろ紙に対し光源16
から光ファイバー15および透明防塵用シャッター22
を介して投光し、これにより生じる反射光の経時変化を
上記透明防塵用シャッター22および光ファイバー15
を介して測定し、反射光が定常状態になったときに、透
明防塵用シャッター22を回転して光ファイバー15の
下側に透明防塵用シャッターの貫通穴(向うまで突き抜
けた何もない穴)21を位置させ、この透明防塵用シャ
ッターの貫通穴21を通してろ紙に対し投光して得た反
射光の特性から粉体の色を判定するようにしたものであ
る。
本発明の方法において、光源16の出力変動による反射
光強度計測値の誤差を、別に計測した光源照度計測値に
より補正することにより、光源照度の変動を補正するこ
とができる。
また、白紙ろ紙の補正後の反射光強度を、光ファイバー
15の下側に透明防塵用シャッター22の貫通穴21を
位置させた状態で計測し、この計測値が限界値以下にな
ると、光ファイバー先端の汚れと判定することにより、
光ファイバー先端の汚れを検出することができる。
透明防塵用シャッターの汚れを検出するためには、光フ
ァイバー15の下側に透明防塵用シャッター22の透明
部を位置させたシャッター閉状態における含粉体気流吸
引前後の反射光強度の差と、スプリング15の下側に透
明防塵用シャッター22の貫通穴21を位置させたシャ
ッター開状態における含粉体気流吸引前後の反射光強度
の差との相関関係から、透明防塵用シャッター表面の汚
れを検出するよううにする。
また、ろ紙送りのトラブルを検知するために、ろ紙の上
側に光スイッチ45を設け、粉体の付着したろ紙面を見
るとき光スイッチをオフにし、白紙のろ紙面を見るとき
光スイッチをオンにし、ろ紙送り時の光スイッチ出力パ
ターンの特性によりろ紙送りが確実に作動しているのを
検知するようにする。
さらに、白紙のろ紙から吸引を始めてろ紙上が粉体に覆
われ、反射光強度が一定になるまでの1バッチ計測の時
間の吸引ガス量の積算値を計測し、ろ紙面への粉体付着
量を単位面積当り一定量として気流中の粉体濃度を算出
することができる。
そして、本発明の気流中粉体の色計測装置は、図面に示
すように、上部セル2とシール手段4を備えた下部セル
3とからなり、下部に真空ポンプ5または誘引ファンを
接続し上部から含粉体気流を導入する1個の密閉セル1
と、上部セルと下部セルとの間にろ紙7を略水平方向に
間欠的に供給・移動させるろ紙供給・移動手段8と、気
流中の粉体を吸着するろ紙7に対し投光し反射光を得る
試料計測部14と、この試料計測部に光ファイバー15
を介して接続された光源16、反射光用センサー17お
よび光源用センサー18からなるセンサー部20と、試
料計測部14とセンサー部20との間に設けられた貫通
穴21を有する回転可能な透明防塵用シャッター22
と、反射光用センサー17、光源用センサー18、ろ紙
供給・移動手段8、シール手段4および真空ポンプ5ま
たは誘引ファンに接続された制御装置24と、この制御
装置に接続された演算・表示装置25とを包含するもの
である。
試料計測部14の形状は、光ファイバー15の受光角に
合わせた形状とされる。
また、透明防塵用シャッター22として、反射防止コー
ティングを施した耐熱ガラス板を用い、この耐熱ガラス
板に直径方向に2個の貫通穴21を設け、シャッターの
開閉は耐熱ガラス板を90゜回転させることにより行うよ
うに、シャッター22の中心に支軸33を挿入した構造
とされる。
さらに、含粉体気流の試料採取ラインとして、密閉セル
1の上部に接続される含粉体気流を導入する試料ガス導
入管6を鉛直状の管とし、この鉛直状の管を、含粉体気
流の本管46に設けられた循環ライン47に接続した構
成とするのが望ましい。
本発明の方法および装置において、光ファイバーとし
て、バンドルファイバーを用いて投受光ファイバーを一
体化するのが望ましい。
〔作用〕
含粉体気流を吸引しているときは、センサー部20の汚
れを防止するために、透明防塵用シャッター22の透明
部を通して計測する。
ろ紙7からの反射光が変化している間は、ろ紙そのもの
による反射がある状態であり、反射光が定常状態になっ
た後の反射光は、粉体のみによるものと見ることができ
る。したがって、定常状態後の投光による反射光の特性
をみれば、粉体のみの色相、明度または彩度を測定する
ことができる。
定常状態後は、透明防塵用シャッター22を回転し、光
ファイバー15の下側にシャッター22の貫通穴21の
位置させて投光し、反射光を受光する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に説
明する。ただしこの実施例に記載されている構成機器の
材質、形状、その相対配置などは、とくに特定的な記載
がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のもので なく、単なる説明例にすぎない。
本実施例は、本発明を石炭燃焼における排ガス中の粉
体、つまり灰の色を計測して、灰中未燃分を測定するこ
とに適用したものである。第1図は装置の全体構成を示
し、第2図は装置の縦断面を示し、第3図は試料計測部
まわりを示している。
1は密閉セルで、上部セル2と、シール用エアシリンダ
などのシール手段4を備えた下部セル3とからなり、こ
の下部セル3の下部に真空ポンプ5または誘引ファンが
接続され、上部セル2の上部に試料ガス導入管6が接続
されている。
上部セル2と下部セル3との間にろ紙7を略水平方向に
間欠的に供給・移動させるろ紙供給・移動手段8が、密
閉セル1の左右に設けられる。このろ紙供給・移動手段
8は、ろ紙リール10、案内ローラ11、駆動ローラ1
2、駆動ローラ用モータ13からなっている。14は試
料計測部で、排ガス中の灰を吸着するろ紙に対し投光
し、反射光を得るための部分である。この試料計測部1
4に光ファイバー15を介して光源16、反射光用セン
サー17、光源用センサー18からなるセンサー部20
が接続されている。
試料計測部14とセンサー部20との間には、第4図お
よび第5図に示すような、貫通穴21を有する回転可能
な透明防塵用シャッター22が設けられる。さらに、反
射光用センサー17、光源用センサー18、ろ紙供給・
移動手段8のモータ13、シール手段4および真空ポン
プ5の入口の制御弁23に制御装置24が接続されてい
る。そして、この制御装置に演算・表示装置25が接続
されている。第2図において、26はシャッター駆動モ
ータ、27は温度センサー、28はヒーター、29は圧
力センサー、30は多孔質ガラス板である。なお、温度
センサー27および圧力センサー29も制御装置24に
接続されている。また、シール手段として、エアシリン
ダ31とシールピストン32とを組み合わせた場合を示
している。θは受光角である。
また、第3図において、33はシャッター22の中央孔
34に挿入するための支軸、35はカラー、36はブッ
シュ、37は光スイッチである。
試料計測部14の形状は、第3図および第14図に示すよ
うに、光ファイバー15の受光角θに合わせた形状とす
る。すなわち、光ファイバー15のN.A.(開口数)を利
用して、試料計測部14を配置し、光ファイバーのみで
集光系を構成する。このようにすれば、試料計測部14
が小型化するとともに、レンズが不要となり、このた
め、レンズの汚れによる誤差がなくなり、精度が向上す
るという利点がある。
また、透明防塵用シャッター22として、反射防止コー
ティングを施した耐熱ガラス板を用いるのが望ましく、
第4図および第5図に示すように、この耐熱ガラス板に
直径方向に2個の貫通穴21を穿設し、シャッターの開
閉は耐熱ガラス板を90゜回転させることにより行うよう
に、シャッター中心の中央孔34に支軸33を挿入す
る。シャッター22の回転は、第2図に示すように、シ
ャッター駆動モータ26により行う。そして、シャッタ
ー回転位置検出は、円板状のシャッターの周辺部表面に
設けられた黒つや消し塗装などのマーキング部38を、
光スイッチ37により検出することにより行われる。ま
た、シャッター開閉状態の検出は、反射光強度の計測に
より行われる。すなわち、第15図に示すように、シャッ
ターを閉とした時はガラス表面の反射により、反射光強
度が上昇する。そして、シャッター回転前後の反射光レ
ベルにより、シャッターの開閉状態を判定する。
上記のように構成された色計測装置において、未燃灰を
含む排ガスを略水平に置かれたろ紙7の上方から供給し
て、排ガス中の灰をろ紙7に吸着させるとともに、この
ろ紙7に対し光源16から光ファイバー15および透明
防塵用シャッター22の透明部を介して投光する。そし
て、これにより生じた反射光を透明防塵用シャッター2
2の透明部および光ファイバー15を介して反射光用セ
ンサー17で検知し、反射光の経時変化を測定する。反
射光が定常状態になったときに、透明防塵用シャッター
22を回転して、光ファイバー15の下側にシャッター
22の貫通穴21を位置させ、この貫通穴21を通して
ろ紙7に投光して得た反射光の特性から灰の色を判定す
る。
制御装置24は、第6図に示すように、定常状態判断手
段40、粉体色判断手段41、温度制御手段42、デー
タ出力手段43、作動部制御手段44および光源照度変
動補正手段49を備えている。定常状態判断手段40
は、反射光用センサー17からの出力と圧力センサー2
9からの出力を受け、両出力の経時変化から密閉セル1
内のろ紙7からの反射光がろ紙7に灰が吸着されている
過程で、定常状態になったか否かを判断する。つまり、
ろ紙7に排ガガス中の灰が吸着されていくと、その付着
量に応じてろ紙7自体による反射の影響が小さくなって
いく。これにより、ろ紙7からの反射光の強さが低下し
ていき、それに伴って第7図に示すように、反射光用セ
ンサー17の出力が低下していく。したがって、灰の吸
着が継続されていれば、反射光用センサー17の出力が
略一定になった時点Tは、密閉セル1内のろ紙7の全面
が灰で覆われて、ろ紙自体の反射の影響がなくなり、灰
のみによる反射となったと判断することができる。しか
し、排ガス中の灰の量が、燃焼側またはサンプリングラ
インのトラブルなどの要因で低下して、一時的にろ紙7
に対する灰の付着が途絶えた場合、反射光にろ紙自体の
影響がでているにも拘らず、反射光用センサー17の出
力が略一定となる。しかし、この場合、ろ紙下流側の圧
力は灰の付着が途絶えているため、それ以上低下しなく
なり、一定値を示す。したがって、圧力センサー29か
らの出力により、上記圧力が一定値を示している時は、
灰の付着が停止している状態であり、定常状態になった
ものではないと判断される。
定常状態判断手段40は、反射光用センサー17からの
出力が一定で、かつ、圧力センサー29からの出力が低
下中という条件を満足するとき、定常状態と判断するよ
うになっている。
粉体色判断手段41は、反射光用センサー17からの出
力を受け、その出力から上記の定常状態となった後のろ
紙7からの反射光、つまり、灰による反射光の特性を捉
えて灰の色(本実施例の場合は、灰の明度)を判断する
とともに、灰の色から灰中未燃分の量を求めてデータ出
力手段43に送り、さらに演算・表示装置25へ送る。
すなわち、反射光用センサー17は反射光の強さ(明
度)に応じた出力を出し、粉体色判断手段41は、この
出力から灰の明度を判断し、データ出力手段43および
演算・表示装置25で、予め記憶された第8図に示す灰
の明度(反射光用センサー17の出力にそのまま対応す
る)と灰中未燃分との相関データから、灰中未燃分の割
合を演算し表示する。
作動部制御手段44は、定常状態判断手段40からの定
常状態の判断を受けて作動し、シール手段4にシール解
除信号を、真空ポンプ5の制御弁23に停止信号を出力
するとともに、ろ紙の駆動ローラ用モータ13に駆動指
令を出力し、上記の反射光が定常になり測定を行ったろ
紙部分を密閉セル1外に送り、停止信号を上記モータ1
3に、駆動信号を制御弁23に、シール作動信号をシー
ル手段4に出力する。
温度制御手段42は、温度センサー27からの出力を受
けてヒータ28を作動し、密閉セル1内のろ紙7および
そのまわりの雰囲気を100℃程度に制御する。
光源16の照度変動を補正するために、ランプの経年変
化や電源電圧の変動による光源照度の変動に起因する反
射光強度の誤差を、別に計測した光源照度計測値により
補正する。すなわち、予め光源照度を人為的に変動させ
た時の白紙ろ紙の反射光出力変動を計測し、両者の相関
式を求めると、第9図に示すような1次式となる。この
第9図を用いて、その計測時の光源用センサー18の出
力から求めた白紙ろ紙反射光強度と、その時点の反射光
用センサー17の出力の差を補正後センサー出力とす
る。
また、光ファイバー15の先端(下端)の汚れを検出す
る場合は、白紙ろ紙の反射光強度をシャッター22開状
態で毎回計測し、レベルが限界値以下になると、光ファ
イバー15の先端が汚れていると判定する。そして、パ
ージ空気を流し、光ファイバー15の先端の汚れ除去を
行う。これにより、信頼性向上、精度向上、性能維持を
図ることができる。
また、透明防塵用シャッター22の汚れを検出する場合
は、シャッター22閉状態の排ガス吸引前後の反射光強
度の差と、シャッター22開状態の排ガス吸引前後の反
射光強度の差との相関関係を、第10図に示すように、予
め求めておき、この相関関係から、シャッター22表面
の汚れを検出する。これにより、精度向上、性能維持を
図ることができる。
ろ紙7の確実な移動を検知するために、第11図に示すよ
うに、密閉セル1の出口側のろ紙の上側に光スイッチ4
5を設け、灰の付着したろ紙を見るとき光スイッチ45
をオフにし、白紙のろ紙面を見るとき光スイッチ45を
オンにする。第12図に示すような出力が得られれば正常
と判定し、光スイッチの出力がオンの位置で一直線にな
るようだと異常と判定する。これにより、ろ紙の引っ掛
かりや、ろ紙切れによるろ紙送りトラブルの検知が可能
となり、信頼性が向上する。
また、1バッチ(白紙のろ紙から吸引を始めてろ紙上が
灰に覆われ、反射光強度が一定になるまでの時間)の吸
引排ガス量の積算値を計測し、灰付着量を2〜10mg/cm
2ろ紙、たとえば3mg/cm2ろ紙として、第13図に示すよ
うな曲線からばいじん濃度を算出する。すなわち、灰中
未燃分に関係なく、ろ紙表面が灰に覆われるのは、約3m
g/cm2ろ紙であるため、これより、ばいじん濃度を逆算
する。
また、試料ガスを導入する場合、サンプリングライン中
に水平部があると、試料ガス吸引停止時に粉体、たとえ
ば灰が堆積し、吸引再開始時に一度に大量の粉体が流入
するため、サンプリングラインは極力、鉛直短管とし、
そこまでのガスは循環ライン内を常時流し、サンプリン
グライン内の灰の堆積を防止する。すなわち、第16図に
示すように、色計測装置、たとえば灰中未燃分計の密閉
セル1の上部に接続される試料ガス導入管6を鉛直状の
管とし、この鉛直状の管を、含粉体気流、たとえばボイ
ラ排ガスの本管46(ボイラ煙道)に設けられた循環ラ
イン47に接続する。48は循環ファンである。
なお、上記実施例は、排ガス中の灰の色の計測に関する
ものであるが、他の気流中粉体の色の測定に本発明が適
用できることは勿論である。
また、粉体の色の判断にあたっては、反射光用センサー
の種類を変えて、色相を判断したり、彩度を判断するよ
うにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成されているので、つぎのよう
な効果を奏する。
(1)光ファイバーを用いて試料計測部とセンサー部と
を分離しているので、センサー部の温度変化が減少し、
精度の向上、センサー部の汚れ防止を図ることができ
る。また、試料計測部を、精度を低下させることなく、
高温度化することができる。
(2)密閉セルは1個であるので、装置全体を小型化す
ることができる。また、従来の2セル方式における、ろ
紙移動によるろ紙状態の変化の問題がなくなる。
(3)光ファイバーの下端に、貫通穴を有する透明防塵
用シャッターを設けているので、光ファイバーおよびセ
ンサー部の汚れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の気流中粉体の色計測装置の一実施例を
示す説明図、第2図は同縦断面説明図、第3図は試料計
測部まわりを示す拡大断面説明図、第4図は透明防塵用
シャッターの平面図、第5図は同断面図、第6図は制御
装置まわりの詳細図、第7図は反射光用センサーの出力
特性図、第8図は反射光用センサー出力と灰中未燃分量
との関係を示すグラフ、第9図は光源用センサー出力と
白紙ろ紙の状態での反射光用センサー出力との関係を示
すグラフ、第10図はシャッター開時の反射光強度とシャ
ッター閉時の反射光強度との関係を示すグラフ、第11図
はろ紙移動を検知するための装置の説明図、第12は第11
図における光スイッチの出力特性図、第13図はばいじん
付着量と反射光用センサー出力との関係を示すグラフ、
第14は試料計測部の構造の一を示す説明図、第15図はシ
ャッター開閉による反射光強度の特性図、第16図はサン
プリングラインまわりの説明図である。 1……密閉セル、2……上部セル、3……下部セル、4
……シール手段、5……真空ポンプ、6……試料ガス導
入管、7……ろ紙、8……ろ紙供給・移動手段、10…
…ろ紙リール、11……案内ローラ、12……駆動ロー
ラ、13……駆動ローラ用モータ、14……試料計測
部、15……光ファイバー、16……光源、17……反
射光用センサー、18……光源用センサー、20……セ
ンサー部、21……貫通穴、22……透明防塵用シャッ
ター、23……制御弁、24……制御装置、25……演
算・表示装置、26……シャッター駆動モータ、27…
…温度センサー、28……ヒーター、29……圧力セン
サー、30……多孔質ガラス板、31……エアシリン
ダ、32……シールピストン、33……支軸、34……
中央孔、35……カラー、36……ブッシュ、37……
光スイッチ、38……マーキング部、40……定常状態
判断手段、41……粉体色判断手段、42……温度制御
手段、43……データ出力手段、44……作動部制御手
段、45……光スイッチ、46……本管、47……循環
ライン、48……循環ファン、49……光源照度変動補
正手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−217143(JP,A) 特開 昭62−87830(JP,A) 特開 昭58−113736(JP,A) 特開 昭57−184953(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体を含む気流を略水平に置かれたろ紙
    (7)の上方から供給して、気流中の粉体をろ紙に吸着
    させるとともに、このろ紙に対し光源(16)から光フ
    ァイバー(15)および透明防塵用シャッター(22)
    を介して投光し、これにより生じる反射光の経時変化を
    上記透明防塵用シャッター(22)および光ファイバー
    (15)を介して測定し、反射光が定常状態になったと
    きに、透明防塵用シャッター(22)を回転して光ファ
    イバー(15)の下側に透明防塵用シャッターの貫通穴
    (21)を位置させ、この透明防塵用シャッターの貫通
    穴(21)を通してろ紙に対し投光して得た反射光の特
    性から粉体の色を判定することを特徴とする気流中粉体
    の色計測方法。
  2. 【請求項2】光源(16)の出力変動による反射光強度
    計測値の誤差を、別に計測した光源照度計測値により補
    正する請求項1記載の気流中粉体の色計測方法。
  3. 【請求項3】白紙ろ紙の反射光強度を、光ファイバー
    (15)の下側に透明防塵用シャッター(22)の貫通
    穴(21)を位置させた状態で計測し、この計測値が限
    界値以下になると、光ファイバー先端の汚れと判定する
    請求項1記載の気流中粉体の色計測方法。
  4. 【請求項4】光ファイバー(15)の下側に透明防塵用
    シャッター(22)の透明部を位置させたシャッター閉
    状態における含粉体気流吸引前後の反射光強度の差と、
    光ファイバー(15)の下側に透明防塵用シャッター
    (22)の貫通穴(21)を位置させたシャッター開状
    態における含粉体気流吸引前後の反射光強度の差との相
    関関係から、透明防塵用シャッター表面の汚れを検出す
    る請求項1記載の気流中粉体の色計測方法。
  5. 【請求項5】ろ紙の上側に光スイッチ(45)を設け、
    粉体の付着したろ紙面を見るとき光スイッチをオフに
    し、白紙のろ紙面を見るとき光スイッチをオンにし、ろ
    紙送り時の光スイッチ出力パターンの特性によりろ紙送
    りが確実に作動しているのを検知する請求項1記載の気
    流中粉体の色計測方法。
  6. 【請求項6】白紙のろ紙から吸引を始めてろ紙上が粉体
    に覆われ、反射光強度が一定になるまでの1バッチ計測
    の時間の吸引ガス量の積算値を計測し、ろ紙面への粉体
    付着量を単位面積当り一定量として気流中の粉体濃度を
    算出する請求項1記載の気流中粉体の色計測方法。
  7. 【請求項7】上部セル(2)とシール手段(4)を備え
    た下部セル(3)とからなり、下部に真空ポンプ(5)
    または誘引ファンを接続し上部から含粉体気流を導入す
    る1個の密閉セル(1)と、上部セルと下部セルとの間
    にろ紙(7)を略水平方向に間欠的に供給・移動させる
    ろ紙供給・移動手段(8)と、気流中の粉体を吸着する
    ろ紙(7)に対し投光し反射光を得る試料計測部(1
    4)と、この試料計測部に光ファイバー(15)を介し
    て接続された光源(16)、反射光用センサー(17)
    および光源用センサー(18)からなるセンサー部(2
    0)と、試料計測部(14)とセンサー部(20)との
    間に設けられた貫通穴(21)を有する回転可能な透明
    防塵用シャッター(22)と、反射光用センサー(1
    7)、光源用センサー(18)、ろ紙供給・移動手段
    (8)、シール手段(4)および真空ポンプ(5)また
    は誘引ファンに接続された制御装置(24)と、この制
    御装置に接続された演算・表示装置(25)とを包含す
    ることを特徴とする気流中粉体の色計測装置。
  8. 【請求項8】試料計測部(14)の形状を光ファイバー
    (15)の受光角に合わせた請求項7記載の気流中粉体
    の色計測方法。
  9. 【請求項9】透明防塵用シャッター(22)として、反
    射防止コーティングを施した耐熱ガラス板を用い、この
    耐熱ガラス板に直径方向に2個の貫通穴(21)を設
    け、シャッターの開閉は耐熱ガラス板を90゜回転させ
    ることにより行うように、シャッター(22)の中心に
    支軸(33)を挿入した請求項7記載の気流中粉体の色
    計測方法。
  10. 【請求項10】密閉セル(1)の上部に接続される含粉
    体気流を導入する試料ガス導入管(6)を鉛直状の管と
    し、この鉛直状の管を、含粉体気流の本管(46)に設
    けられた循環ライン(47)に接続した請求項7記載の
    気流中粉体の色計測装置。
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