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JPH0652686B2 - 非接点パワートランス - Google Patents
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JPH0652686B2 - 非接点パワートランス - Google Patents

非接点パワートランス

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JPH0652686B2
JPH0652686B2 JP61060448A JP6044886A JPH0652686B2 JP H0652686 B2 JPH0652686 B2 JP H0652686B2 JP 61060448 A JP61060448 A JP 61060448A JP 6044886 A JP6044886 A JP 6044886A JP H0652686 B2 JPH0652686 B2 JP H0652686B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/14Inductive couplings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は、電磁結合装置に関するものであり、更に詳細
に述べれば、一次および二次巻線間に相対的運動と最小
の反力とを生ずる非接点パワートランスに関するもので
ある。
(2) 従来の技術 以下説明する本発明は、固定構成要素および可動構成要
素間において最小の相互作用で静止位置から可動位置へ
電力が与えられる場合、特に有効に適用されるものであ
る。本発明は、主として僅かな外乱力が磁気制御力にイ
ンパクトを与えるような場合、および6自由度にも及ぶ
運動が制限領域にわたつて必要とされるような場合、磁
気的に懸下されたインターフエイスを介して電力を伝送
するのに適用される。
可動境界すなわちインターフエイスを介して電磁エネル
ギーを結合する既知技術による電磁結合装置は、ソレノ
イドおよび回転トランス型式の構造体によつて構成され
ている。米国特許第4,117,436号「無トルク相
対的可動トランス巻線」では、共通軸上に軸方向に配置
されると共に高透磁体から成る磁心に取り囲まれた一次
巻線および二次巻線から成るトランスが適用されてお
り、第1および第2のトランス巻線間で前記軸廻りに制
限された相対的回転運動を行なう。この装置の欠点は、
相対的運動の自由度の領域が制限されていることであ
る。米国特許第4,321,572号には別の構造体が
開示されているが、該構造体の回転トランスは、固定し
た一次巻線と、および磁心構造体内のギヤツプを介して
回転可能な二次巻線とを有している。前記発明は、主
に、他の軸回りの運動を考慮せず完全な回転の自由度を
可能にするものである。しかしながら、前記発明におけ
る磁心内のエアギヤツプの存在は、漏れインダクタンス
に対する磁化インダクタンスを大幅に低減し、それによ
つて電気性能を低下させ、よつて所与の電力を送るため
に更に大きな励起電力と装置のかさとが必要となり、効
率の低減を生ずる。
本発明は、6自由度に渡つて運動することのできる非接
点の構造体を提供することによつて先行技術を改良する
ものであり、そこに取り付けられた固定構造体に加えら
れる実際の制御力に対してはほんの僅かな反力を生ずる
だけでかつ、前記磁心内に何らのエアギヤツプも必要と
せず、必要な運動領域にわたつて高能率を与えるもので
ある。
(3) 発明の概要 本発明によつて、実質的にエアギヤツプのない閉磁心
と、第1の巻線と、および前記第1の巻線と第2の巻線
との間に相対的な運動を行なわせる態様で前記磁心内に
置かれた前記二次巻線とを有する非接点パワートランス
が提供される。前記第1の巻線は固定されているが、前
記第2の可動巻線は制限領域に渡つてかなりの運動方向
の自由度を有して前記第1の巻線に対して径方向に位置
決めされている。前記装置は、前記第2の巻線の運動領
域にわたつて前記二つの巻線間にほぼ一定の磁束結合を
与える。
好適な実施例では、前記第2の巻線を支持可動構造体に
結合するための支持部材が前記第2の巻線に固定されて
おり、前記磁心は前記支持構造体を前記第2の巻線に結
合する開口の設けられた環状プレートを有する円筒状フ
エライトによつて構成されている。
別の好適な実施例では、静止構造体および可動構造体間
に電力を伝送する磁気作動懸下装置に本発明が適用され
ている。
(4) 実施例 上記の如く、本発明による非接点パワートランスは、磁
気的に懸下されたインターフエイスとの相互作用を最小
にして懸下された換価荷重に電力を伝送する必要のある
前記懸下装置への利用に特に適している。このことは、
前記懸下装置が磁気型式の場合、特に重要である。制限
領域上であるにも拘らず完全な運動の自由度が与えられ
ると共に、懸下装置と相互に作用し合ういかなる機械的
力および電気的外乱も低減されることが非常に望まし
い。電磁結合によつて摩擦損が低減されるが、これは懸
下装置に与えられる摩擦および反力を増大するスリツプ
リングならびにブラシ、またはたわみ線等が除去される
ためである。
更に、熱消散が重要となる宇宙環境への適用も意図され
ているため、相当な電力を高能率で伝送しなければなら
ない。
さて、第1A図は通常の二巻線トランスを示している。
一次コイル10と二次コイル12とが透磁性磁心14内
に密閉されており、該磁心内に前記一次コイルと二次コ
イルとを結合する磁気回路が形成されるようになつてい
る。全部分が互いに固定されており、前記磁心の磁気経
路には何らのエアギヤツプも不要である。そのようなト
ランスは、前記磁心をフエライトのような積層体で構成
するか、鋳造体で構成するかにより、立方体、または円
筒体で構成することができる。
第1B図は、円筒体の概念により構成された通常の回転
トランスを示したものであるが、そこではコイル16と
磁心18の一部とが回転し、コイル20と磁心22の一
部とが固定されている。前記磁心内のエアギヤツプ24
によつて、二次コイルは、単軸回転の自由度で回転運動
を行なうことができるようになる。前記ギヤツプにかか
る磁路26は、回転子がその中心位置から移動されると
著しい外乱力を生ずる。この装置は、本出願人に譲渡さ
れた、1947年12月23日発行の米国特許第2,4
32,982号で開示された型式によるものである。
第1C図は、前記特許第4,321,572号を更に改
良した装置を図示したものである。前記装置では、磁心
28がそこに取り付けられた固定巻線30および31を
取り囲んでいるが、該巻線には二次巻線34の単軸を回
転させるよう配置されたエアギヤツプ32が設けられて
いる。前記二次コイルのみが運動可能であり、磁心体は
一切含まれていない。前記一次コイル30ならびに31
と、および前記鉄心28とが固定されている。前記エア
ギヤツプ32は、軸方向の穴の横方向に広がるチヤネル
の内部に位置決めされており、それによつて自由空間か
ら前記ギヤツプ32を隔絶すると共に外部からの漏れ磁
束を低減する。該空心二次コイルは、可動磁心の磁路間
に何らの相対的運動すなわち磁束の転移も必要とせず、
よつて第1B図の装置よりも可動本体に著しく低い力を
生ずる。しかしながら、前記磁心ギヤツプ32は、上記
のように電気的性能を抑制し、前記磁心ギヤツプ32を
前記軸方向の穴の中に隔絶することによつて、このトラ
ンスの単軸回転自由度が制限される。
特許第4,117,436号のトランスでは、一次コイ
ルおよび二次コイルがスピンドル上に軸方向に整列して
おり、制限された領域における単軸回転運動を可能にす
る。しかしながら、該トランスによる構造体は、いずれ
も、本発明によつて提供されるような6度の自由度を呈
さない。
第1D図は本発明の断面図である。磁心36は環状つぼ
形ハウジング38と、およびカバープレート40とによ
つて構成されているが、そのインターフエイス42には
エアギヤツプが一切設けられていない。一次コイル44
は前記磁心のハウジング38内に固定されている。二次
コイル46は、制限領域上の全方向へ自由に運動できる
よう位置決めされている。前記二次コイル46は、構造
部材48および50を支持しているが、該構造部材48
および50はカバープレート40に磁気回路を遮断しな
い態様でクリアランスホール52を設けることによつて
前記二次コイルに取り付けられたものである。
前記二次コイルには何らの磁気材も含まれていないの
で、ギヤツプにより隔絶された鉄製部分間にかけて磁束
の生ずる磁気抵抗力が除去される。先行技術において、
前記磁気抵抗力は、不所望な力の要因であり、それを除
去することによつて、はるかに良い性能の装置が可能に
なる。
次に、著しく不所望な力をもたらすものとして、コイル
空間内の一次および二次コイルによる漏れ磁界の相互作
用がある。二次コイルがコイル空間内に中心づけられて
いる場合は、対称的な力の均衡状態が存在し、いかなる
正味の力も二次コイル上には加えられない。しかしなが
ら、二次コイルが径方向または軸方向のいずれかに移動
されると、該変位に比例した大きさで不所望の力が二次
コイル上に加えられる。これらの不所望の力は漏れ磁界
の一様性の関数なので、第6図に関して後程説明する如
く、二次コイル周囲の機械的クリアランスを所望のコイ
ル運動を上回るように増大させることによつて、前記不
所望の力を更に低減することができる。
二次コイルに加えられる不所望な力は、コイル空間内の
一次および二次コイルの漏れ磁束磁界の相互作用による
ものである。これらの不所望な力は、二次コイルが占め
る空間中の一次コイル漏れ磁界の一様性に注意すること
によつて更に低減することができる。第6図は、本発明
によるトランスのコイル空間内における一次コイルの漏
れ磁束を、その方向ならびに大きさの双方について表わ
していると共に、所望の二次コイル運動のエンベロープ
も示したものである。一次漏れ磁界が、所望の二次コイ
ル動作にわたつてその大きさおよび方向において完全に
一様である場合は、何らの力も存在しない。しかしなが
ら、図面を見れば判るように、漏れ磁界は、一次コイル
では強いが、一次コイルから離れた点では弱くなつてい
る。二次コイルの動作領域内における漏れ磁界の一様性
を改良し、よつて前記力を低減する一方法として、所望
の二次コイル運動よりもかなり大きくなるよう機械的ク
リアランスを拡大する方法がある。
第2図は、主要な構成要素を示すため一部分を取り除い
た本発明の良好な実施例の斜視図であり、該装置内にお
けるそれらの相対的位置を示したものである。図示の構
成は、実施例を示すためのものであつて、何らこれに制
限されるものではない。従つて、例えば支持体等の位置
決めを行なう軸方向の穴は、本発明の有効性とは何ら関
係せず、他の取り付け装置に必要とされるものでもな
い。磁心60の内部環状壁上に固定巻線を設ける等の他
のコイル配置も有効である。
閉磁心60は、空胴64を有する透磁性環状リング62
とカバープレート66とによつて構成することもでき
る。該磁心は、該カバープレートとのインターフエイス
に何らのエアギヤツプも生じないように構成され、配置
されている。電気エネルギーを受ける一次巻線から成る
第1の巻線68は、前記磁心の環状リング62に固定さ
れて前記空胴64内に配置される。前記空胴64内に位
置決めされると共に前記一次巻線68から径方向に間隔
を置いて並べられた第2の電気巻線70は、負荷(図示
せず)への電磁結合によつて伝送された電力を供給する
二次巻線を、構成することができる。磁心60と、第1
の巻線68と、および第2の巻線70とは磁気回路を構
成し、かつ第2の巻線は、磁心および第1の巻線に対し
て自由に運動すると共に、第1の巻線に対する位置関係
にかかわりなくほぼ一定の磁束結合を保持するよう位置
決めされていることが判る。
セラミツク基板のフエライト材から成る閉磁心60は、
一次コイル68と共に、取り付け台および電源(図示せ
ず)に取り付けることができる。二次コイル70は、一
次コイル68と、および磁心62の壁とから少なくとも
所定のクリアランスを維持しており、該二次コイルがほ
ぼ一様な磁束結合領域で閉じられている場合にのみ運動
させることにより反力を最小化すると共に、支持体72
によつて換価荷重、すなわち可動部に取り付けられてい
る。前記二次巻線70は、透磁性磁心62と一次コイル6
8の壁に接する環状空胴64内に位置決めされている。
前記閉磁心60は、何らのエアギヤツプも設けずに、前
記一次コイル68および二次コイル70双方を取り囲ん
でおり、一次コイルから二次コイルへ磁束を結合する閉
磁気回路を与えている。軸方向の穴を有する円筒状の磁
心が図示されているが、これは例示するためのものであ
り、固体円筒状磁心、または矩形磁心等の他の形状を利
用することもできる。
二次コイル70を自由に運動できるようなクリアランス
で前記構造支持体72を収容する複数の開口74が設け
られている。
次に第3図および第4図において用いられた参照番号
は、同じ構成要素を示している。図中、透磁性磁心80
が二つ以上の構成要素によつて形成されており、一次コ
イル82と二次コイル84とが閉磁心に組み込まれるよ
うになつている。図示の前記磁心は、環状空胴88を備
えた本質的に円筒状の本体を有するつぼ形磁心86によ
つて構成されており、前記つぼ形磁心の内部には一次コ
イル82と二次コイル84とが位置決めされている。一
次コイル82は前記つぼ形磁心86の外周壁に取り付け
られている。端板90は、磁心86と接触して置かれ、
本質的にエアギヤツプのない磁気回路を与える。磁心ア
センブリ80は、高透磁体によつて構成されており、磁
気回路内に何らのエアギヤツプも生じないよう許容値に
近づけて仕上げなければならない。端板90には開口9
2が設けられており、前記二次コイルに固定された支持
体94が該開口92を通つて延びている。いかなる磁界
的撹乱も確実に防げるよう、前記支持体94は非磁性体
によつて形成されていなければならない。次いで前記支
持体は支持構造体(図示せず)に結合されるが、該支持
構造体上には、与えられたパワーを受ける換価荷重が取
り付けられている。
一次コイル82は、絶縁ボビン98上に巻かれた磁性線
96の環状巻線によつて構成されている。第4図の前記
巻線は、単一の環状コイルとなつているが、直列に接続
されたいくつかの個々のコイルから成る前記空胴88内
に配置されたものでもよい。
二次コイル84は、ボビン102上の磁性線100から
成る別の環状巻線である。ボビン102も、フエノール
樹脂のような絶縁体によつて形成されている。前記コイ
ル84は、垂直方向に機械的クリアランス104と水平
方向に該クリアランス106とを設け、その結果軸方
向、径方向および角方向に所望の運動の自由度が得られ
るよう配分されている。前記機械的クリアランスは、二
次コイル84の所望の運動領域よりかなり大きくなつて
おり、該コイルと結合している前記支持構造体に加えら
れる磁気的撹乱力の影響を最小化することが望ましい。
通常、本発明によるトランスは、6自由度にわたつて
0.05から0.50インチの自由な運動を行なう。支
持体94が端板90を通つて伸びているのが図示されてい
るが、開口は、一次コイルに対して適当なクリアランス
を設けて磁心、すなわち側壁の基部に代替的に設けるこ
ともできる。
励磁電流が約10kHzの可聴周波数で与えられる良好な
実施例では、表皮効果を低減するため、周知のリツツ線
形式による33#AWG絶縁銅線から成る525本の平行
な素線を7回巻きした一次コイルと、前記33#AWGリ
ツツ線から成る総計1750本の素線を二巻きした二次
コイルとを有するトランスによつて電磁結合装置が構成
されている。前記磁心は、マンガン−亜鉛のフエライト
材でできており、平らな上方ならびに下方プレートと、
内部ならびに外部リングとを用いて該磁心を形成してい
る。前記コイルのボビンは、壁の厚さが0.075イン
チ(但し、1インチは2.54センチメートル)から
0.125インチの、布で補強されたフエノール樹脂で
仕上げられている。トランスの導線は、トランス本体か
ら6インチのところにある真鍮のラグで終端となつてお
り、入力回路および出力回路に対して電気インターフエ
イスとして働く。
上記型式は、2500ワツトのパワートランス用に設計
されたものであるが、99.3%の電力伝送効率で台の
変位と殆んど関係のない電力出力を示す。二次コイルの
撹乱力は、軸方向に約0.006ポンド/フイート(但
し、1ポンドは453グラムであり、1フイートは3
0.48センチ)であり、径方向には0.003ポンド
/フイート以下となつている。運動能力は、径方向が±
0.20、傾斜が±0.75゜、回転が±2゜となつて
いる。
第5図は、本発明による電磁結合装置112を備えた精
度指示取付け部用磁気懸下可動台を示したものである。
環状磁心114は、前記取付け部と結合する環状の室を
有しているが、該環状の室には電源(図示せず)によつ
て付勢される一次巻線116が固定して取り付けられて
いる。可動二次巻線117は、前記磁心内に密閉されて
おり、非磁性支持体118を介して前記台110に取り
付けられている。前記二次巻線は、前記台110に取り
付けられる光学機械またはアンテナのような換価荷重
(図示せず)を付勢するように結合されており、よつて
スリツプリング、または可撓性ケーブルの使用が避けら
れる。換価荷重のデータ信号は、前記取り付け台内の軸
方向の容器122内に収容された光学結合装置(図示せ
ず)を介してトランスの軸方向の穴を通つて送られる。
前記トランスは、穴を介すことによつて光学的結合装置
と一体化することができるが、これは、該トランスを回
転の中心線で作動させる必要があるためである。閉磁心
114は、磁気軸受アセンブリ124および126に密
接して、しかもその間に漏れ磁束による不所望な撹乱を
生ずることもなく、前記トランスを位置決めすることが
できる。
前記台110は、磁気的に支持されており、該台を支持
する電機子128および130と夫々協働する磁気軸受
アセンブリ124および126によつて6自由度を与え
るよう方向づけられている。所要の運動領域は限られて
いるので、前記二次コイルと前記磁心の一次巻線とのク
リアランスは十分大きくなつており、変位関数である力
対変位特性により一次巻線を付勢し、二次巻線からエネ
ルギーを引き出した結果、前記可動台に与えられる機械
的力はかなり低減される。
再び第4図を参照するに、動作に際し、巻線82がAC
電源によつて付勢され、交互に反転する磁束を生じさせ
る。磁路は、ほぼ磁心80内に含まれ、二次巻線84を
完全に取り囲んでいるので、二次巻線84の一次巻線8
2に対する物理的変位と関係なく電磁電圧が前記二次巻
線84に与えられる。前記磁心材は、全て、二次コイル
が運動中固定されたままになつているので、透磁表面間
には何らの磁力による相互作用も生じない。従つて、二
次巻線の動作制限は実質的に弱められる。前記二次コイ
ル84は、エネルギー変換効率を著しく変更せずに機械
的クリアランス104,106内で自由に運動すること
ができる。磁気構成要素のうちの一つを自由に回転させ
るためのエアギヤツプを備えた磁気回路を利用した先行
技術による装置とは対称的に、本発明は、エアギヤツプ
の全くない磁気回路を使用しており、その結果、漏れ磁
束が制限され、電磁的撹乱を最小化するものである。更
に、トランスの可動部分には何らの透磁性体も含まれて
いないので、外乱力を受けることは殆んどない。
本発明は、その良好な実施例で説明されてきたが、使用
された用語は説明のための用語であつて制限するもので
はなく、その広い観点において本発明の真の範囲および
精神から逸脱せずに添付の特許請求の範囲内で変更が成
されうることと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は通常の固定トランスの断面図であり、第1B
図は回転可能な磁心と、および二次巻線とを有する回転
トランスの断面図であり、第1C図は固定磁心と、およ
び回転可能な二次巻線とを備えた回転トランスの断面図
であり、第1D図は固定磁心と、および可動二次巻線と
を示す本発明による装置の断面図であり、第2図は本発
明による磁心ならびにコイル構造体の断面斜視図であ
り、第3図は本発明の平面図であり、第4図は第3図の
線4−4に沿つて切断された本発明の断面図であり、第
5図は本発明のような電磁結合装置を有する磁気懸下装
置の部分的に切断された概念的斜視図であり、第6図は
本発明を理解するのに有効な漏れ磁束パターンの断面図
である。 図中、36は磁心、38は環状つぼ形ハウジング、40
はカバープレート、42はインターフエイス、44は一
次コイル、46は二次コイル、48および50は支持構
造部材、52はクリアランスホール、60は閉磁心、6
2は透磁環状リング、64は空胴、66はカバープレー
ト、68は第1の電気巻線、70は第2の電気巻線、7
2は構造支持体、74は開口、80は透磁性磁心、82
は一次コイル、84は二次コイル、86はつぼ形鉄心、
88は環状空胴、90は端板、92は開口、94は支持
体、96および100は環状巻線、98および102は
絶縁ボビン、104および106は機械的クリアラン
ス、110は台、112は電磁結合装置、114は環状
磁心、115は精度指示取付け部、124および126
は磁気軸受アセンブリ、128および130は電機子、
を夫々示す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接点パワートランスにおいて、前記装置
    はほぼエアギヤツプのない透磁体から成る閉磁心であつ
    て、その中に位置決めされた第1および第2の電気巻線
    間に相対的運動を行なわせるようになつている空胴を定
    める前記磁心と、前記磁心に固定されて前記空胴内に置
    かれた前記第1の電気巻線と、前記第1の巻線に対して
    径方向に配置されると共に前記空胴内で運動するよう位
    置決めされ、前記第1の巻線および前記磁心に対する位
    置関係とは無関係に前記第1の巻線とのほぼ一定の磁束
    結合を保持する前記第2の電気巻線とによつて構成され
    ていることを特徴とする上記非接点パワートランス。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、前記第2の巻線はそこに取り付けられる少なくとも
    一つの非透磁性支持部材によつて更に構成されていると
    共に前記磁心は前記支持部材を収容する少なくとも一つ
    の対応する開口を備えており、前記第1および第2の巻
    線間で制限された相対的角運動および線形運動を行なう
    ことを特徴とする上記非接点パワートランス。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の装置におい
    て、前記磁心はほぼ円筒状の断面積を有する本体によつ
    て構成されていることを特徴とする上記非接点パワート
    ランス。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の装置におい
    て、前記磁心はフエライト材から成ると共にそのインタ
    ーフエイスにエアギヤツプの殆んどない係合カバープレ
    ートを備えており、前記空胴は前記第1および第2の巻
    線を収容する環状のつぼ形を定めており、かつ前記開口
    は前記カバープレート内にあつて前記支持部材と整合す
    ることを特徴とする上記非接点パワートランス。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載の装置におい
    て、前記第1の巻線は電気エネルギー源と接続するよう
    になつており、かつ前記第2の巻線は前記電気エネルギ
    ーの少なくとも一部分を負荷に与えるようになつている
    ことを特徴とする上記非接点パワートランス。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の装置におい
    て、前記第1および第2の巻線は、所定の直径を有する
    複数の並列な導体であつて、可聴周波数で運動する場合
    表皮効果を最小化するようになつている前記導体によつ
    て構成されていることを特徴とする上記非接点パワート
    ランス。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載の装置におい
    て、前記第1および第2の巻線は非導電、非金属、非磁
    性のボビン上に夫々巻かれていると共に、前記第2の巻
    線は前記第1の巻線内に同心的に配置されていることを
    特徴とする上記非接点パワートランス。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項記載の装置におい
    て、前記磁心は支持台に取り付けられており、かつ前記
    第2の巻線の前記支持部材は可動部材を支持する構造体
    に結合されていることを特徴とする上記非接点パワート
    ランス。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項記載の装置におい
    て、前記支持構造体は磁気作動懸下装置によつて構成さ
    れていることを特徴とする上記非接点パワートランス。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第2項記載の装置におい
    て、前記線形運動は所定の線形変位に制限されることを
    特徴とする上記非接点パワートランス。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第10項記載の装置にお
    いて、前記第2のコイルには前記所定の線形変位を超え
    る前記第1のコイルに対する所定のクリアランスが設け
    られていると共に、前記変位はほぼ一様な漏れ磁束領域
    内にあることを特徴とする上記非接点パワートランス。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第2項記載の装置におい
    て、前記角運動は所定の角変位に制限されることを特徴
    とする上記非接点パワートランス。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第2項記載の装置におい
    て、前記第2のコイルには前記所定の角変位を超える前
    記第1のコイルに対する別の所定のクリアランスが設け
    られていると共に、前記角変位はほぼ一様な漏れ磁束領
    域内にあることを特徴とする上記非接点パワートラン
    ス。
  14. 【請求項14】電気的に付勢しようとする装置を支持す
    る可動台と該可動台内に開口とを有し、固定した支持部
    に制御信号を印加するような型式から成る磁気作動懸下
    装置において、電磁結合装置はほぼエアギヤツプの無い
    磁束経路を定め、その中を通して前記制御信号を伝送す
    る軸方向の穴を有すると共に第1および第2の電気巻線
    を収容する環状の室を定める透磁体から成る環状の閉磁
    心と、前記磁心と固定して位置決めされた前記第1の電
    気巻線と、前記第1の巻線の少なくとも一部径方向に位
    置決めされ、前記磁心および前記第1の巻線間に所定の
    クリアランスを有すると共にほぼ一様な漏れ磁束領域で
    複数の方向に制限された運動を行なうよう配置された前
    記第2の電気巻線と、前記第2のコイルに取り付けられ
    た第1の端部と前記可動台にしつかり固定された第2の
    端部とを有する少なくとも一つの非透磁支持部材と、前
    記支持部材を収容する開口の設けられた前記磁心と、お
    よび前記第1の巻線を付勢し、そこから与えられるエネ
    ルギーが前記第2の巻線から引き出され、前記可動台に
    与えられる機械的力に対して所定の値以下の力対変位特
    性を呈するように前記制限された運動を超えるべく配分
    された前記所定のクリアランスとによつて構成されてい
    ることを特徴とする上記非接点パワートランス。
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