JPH065296B2 - X線分光器におけるピ−ク検出方法 - Google Patents
X線分光器におけるピ−ク検出方法Info
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- JPH065296B2 JPH065296B2 JP60244900A JP24490085A JPH065296B2 JP H065296 B2 JPH065296 B2 JP H065296B2 JP 60244900 A JP60244900 A JP 60244900A JP 24490085 A JP24490085 A JP 24490085A JP H065296 B2 JPH065296 B2 JP H065296B2
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Description
【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は波長分散型X線分光装置におけるピーク検出方
法に関する。
法に関する。
ロ.従来の技術 X線マイクロアナライザ等に用いられる波長分散型X線
分光器で、コンピュータを用いてスペクトルピークの位
置を決定する場合、X線検出信号の統計的変動を考慮し
た強度比較法とかスムージング手法を用いてX線の最大
強度位置を割り出してピーク位置としている。
分光器で、コンピュータを用いてスペクトルピークの位
置を決定する場合、X線検出信号の統計的変動を考慮し
た強度比較法とかスムージング手法を用いてX線の最大
強度位置を割り出してピーク位置としている。
ハ.発明が解決しようとする問題点 上述した従来のピーク位置決定方法では、連続したノイ
ズがあるとピーク位置の決定を誤ることがあった。本発
明は連続したノイズの混入があっても、その影響を除去
して確実なピーク位置の決定ができる方法を提供するも
のである。
ズがあるとピーク位置の決定を誤ることがあった。本発
明は連続したノイズの混入があっても、その影響を除去
して確実なピーク位置の決定ができる方法を提供するも
のである。
ニ.問題点解決のための手段 適宜のピーク位置決定手法に加えて、位置決定されたピ
ークの検証を行い、ピーク位置決定の確度を高めるもの
である。上記ピーク位置決定されたピークの検証手段
は、X線スペクトルのピークの半値幅はX線線分光器の
特性として予め決まっているので、ピーク位置決定され
たピークの半値幅を予め決まっている半値幅と比較する
もので測定された半値幅が予め決まっている半値幅と同
程度かそれより広い場合に真のピークとするものであ
る。
ークの検証を行い、ピーク位置決定の確度を高めるもの
である。上記ピーク位置決定されたピークの検証手段
は、X線スペクトルのピークの半値幅はX線線分光器の
特性として予め決まっているので、ピーク位置決定され
たピークの半値幅を予め決まっている半値幅と比較する
もので測定された半値幅が予め決まっている半値幅と同
程度かそれより広い場合に真のピークとするものであ
る。
ホ.作 用 波長分散型X線分光器により得られるX線スペクトルの
パークの半値幅の最小値は、そのX線分光器の分解能で
決まり、X線分光器について既知のデータである。実際
のX線スペクトルのピークの半値幅はそのピークの強さ
によって上記最小半値幅より幾分広がっている。従って
この最小半値幅よりせまいピークは真のピークではなく
ノイズを拾っているものと判断される。適宜のピーク検
出法(従来方法も含む)でピークを検出し、それに上述
した検証手段を付加すれば、検出されたピークが真のピ
ークである確度が著しく向上する。
パークの半値幅の最小値は、そのX線分光器の分解能で
決まり、X線分光器について既知のデータである。実際
のX線スペクトルのピークの半値幅はそのピークの強さ
によって上記最小半値幅より幾分広がっている。従って
この最小半値幅よりせまいピークは真のピークではなく
ノイズを拾っているものと判断される。適宜のピーク検
出法(従来方法も含む)でピークを検出し、それに上述
した検証手段を付加すれば、検出されたピークが真のピ
ークである確度が著しく向上する。
ヘ.実施例 第1図は本発明方法の一例を説明する図である。この図
の方法はX線分光器の波長走査を行ってX線強度のデー
タをメモリに取り込んだ後に実行される方法である。取
り込まれたX線強度のデータにスムージング処理を施し
て、極大値検出手段等適宜の手段によってピークを検出
する。第1図はこのようにして検出された一つのピーク
を示したものである。このピークの最大値をIa、ベー
スラインレベルをIbとすると、 であり、かつピークの半値幅即ち(Ia+Ib)/2に
おけるピーク幅Δλw、ピーク最大値に対応する波長λ
pにおけるX線分光器の最小半値幅をΔλpとして、 Δλw>Δλp であるとき、図示のピークは真のピークであるとする。
(1)式におけるδは確からしさを現す数で、 δ=1とすると確らしさは68.3% δ=2とすると 95.4% δ=3とすると 99.7% である。
の方法はX線分光器の波長走査を行ってX線強度のデー
タをメモリに取り込んだ後に実行される方法である。取
り込まれたX線強度のデータにスムージング処理を施し
て、極大値検出手段等適宜の手段によってピークを検出
する。第1図はこのようにして検出された一つのピーク
を示したものである。このピークの最大値をIa、ベー
スラインレベルをIbとすると、 であり、かつピークの半値幅即ち(Ia+Ib)/2に
おけるピーク幅Δλw、ピーク最大値に対応する波長λ
pにおけるX線分光器の最小半値幅をΔλpとして、 Δλw>Δλp であるとき、図示のピークは真のピークであるとする。
(1)式におけるδは確からしさを現す数で、 δ=1とすると確らしさは68.3% δ=2とすると 95.4% δ=3とすると 99.7% である。
第2図はX線分光器で波長走査を行いながらピーク検出
を行う場合を説明する図である。波長λlまで波長走査
が進行して、λkにおいて最大強度Iaが検出された。
こゝで前記(1)式と同様にして、 であり、かつλlにおける最小半値幅Δλpに対して、
実測半値幅Δλkが Δλk> Δλp であるとき、λkは真のピークのピーク位置である。
を行う場合を説明する図である。波長λlまで波長走査
が進行して、λkにおいて最大強度Iaが検出された。
こゝで前記(1)式と同様にして、 であり、かつλlにおける最小半値幅Δλpに対して、
実測半値幅Δλkが Δλk> Δλp であるとき、λkは真のピークのピーク位置である。
第3図は本発明を実施する装置構成の一例を示す。eは
電子ビーム、Sは試料、MはX線分光器でDはX線検出
器である。1はX線分光器駆動装置でコンピュータCP
Uによって制御されている。2は表示装置で検出された
X線ピークの波長,強度を表示する。3はメモリであ
る。CPUにはX線分光器の各波長値における最小半値
幅の表が記憶させてある。
電子ビーム、Sは試料、MはX線分光器でDはX線検出
器である。1はX線分光器駆動装置でコンピュータCP
Uによって制御されている。2は表示装置で検出された
X線ピークの波長,強度を表示する。3はメモリであ
る。CPUにはX線分光器の各波長値における最小半値
幅の表が記憶させてある。
第4図は第2図で説明したピーク検出動作のフローチャ
ートである。検出しようとする元素の一つのピーク波長
を中心に或る波長範囲を設定して、X線分光器の波長を
一ステップ進めて(イ)、X線強度Ioをサンプリング
(ロ)し、 を算出(ハ)し、InをIoの波長と共にメモリに格納
(ニ)する。Inは今回のX線強度に1/2、その前の
X線強度に1/4、更にその前のX線強度に1/8、n
回前のX線強度に(1/2)nの重みを与えて加算する
加重平均で、11,12,…In…はスムージングされ
たX線強度のデータで、これがメモリに蓄積されて行
く。ステップ(ニ)に次いでステップ(ホ)で In−In-1≦0 かどうか判定し、この判定がNOなら動作は(イ)に戻
り、YESならメモリからそれ迄のデータを読出し、最
小半値幅のデータを用いて、第2図で説明したピーク判
定(ヘ)を行う。判定結果真のピークでなければ(イ)
へ戻り、真のピークであれば、Inに対応する波長λk
及びピーク強度Inを表示装置に出力し(ト)、動作は
(イ)に戻り、設定された波長範囲の走査を完了して一
元素検出動作を終わる。
ートである。検出しようとする元素の一つのピーク波長
を中心に或る波長範囲を設定して、X線分光器の波長を
一ステップ進めて(イ)、X線強度Ioをサンプリング
(ロ)し、 を算出(ハ)し、InをIoの波長と共にメモリに格納
(ニ)する。Inは今回のX線強度に1/2、その前の
X線強度に1/4、更にその前のX線強度に1/8、n
回前のX線強度に(1/2)nの重みを与えて加算する
加重平均で、11,12,…In…はスムージングされ
たX線強度のデータで、これがメモリに蓄積されて行
く。ステップ(ニ)に次いでステップ(ホ)で In−In-1≦0 かどうか判定し、この判定がNOなら動作は(イ)に戻
り、YESならメモリからそれ迄のデータを読出し、最
小半値幅のデータを用いて、第2図で説明したピーク判
定(ヘ)を行う。判定結果真のピークでなければ(イ)
へ戻り、真のピークであれば、Inに対応する波長λk
及びピーク強度Inを表示装置に出力し(ト)、動作は
(イ)に戻り、設定された波長範囲の走査を完了して一
元素検出動作を終わる。
ト.効 果 本発明によれば従来のピーク判定に半値幅による確認を
加えたのでピーク検出の正確さが向上する。X線分光分
析の場合、一つの元素ついてそのKα線と共にKβ線も
検出されれば、検出された一つのピークがその元素のK
α線と確認できるが、このようにすると波長走査の範囲
が広くなって、分析に時間がかかる。本発明は単一ピー
クだけでも確実なピーク判定ができるから分析時間短縮
が得られる。
加えたのでピーク検出の正確さが向上する。X線分光分
析の場合、一つの元素ついてそのKα線と共にKβ線も
検出されれば、検出された一つのピークがその元素のK
α線と確認できるが、このようにすると波長走査の範囲
が広くなって、分析に時間がかかる。本発明は単一ピー
クだけでも確実なピーク判定ができるから分析時間短縮
が得られる。
第1図は本発明の一実施例を説明するグラフ、第2図は
他の実施例を説明するグラフ、第3図は本発明方法を実
施する装置の一例の構成を示すブロック図、第4図は第
3図の装置において第2図で説明した方法を実行する動
作のフローチャートである。
他の実施例を説明するグラフ、第3図は本発明方法を実
施する装置の一例の構成を示すブロック図、第4図は第
3図の装置において第2図で説明した方法を実行する動
作のフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】X線分光器の波長と最小半値幅との対応表
を記憶させておき、適宜方法でX線ピークが検出された
とき、そのピークの半値幅とその中心波長における上記
表から読出した最小半値幅とを比較して、前者が後者よ
り大なるとき、検出されたピークを真のピークと判定す
ることを特徴とするX線分光器におけるピーク検出方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60244900A JPH065296B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | X線分光器におけるピ−ク検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60244900A JPH065296B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | X線分光器におけるピ−ク検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62103553A JPS62103553A (ja) | 1987-05-14 |
| JPH065296B2 true JPH065296B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=17125643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60244900A Expired - Fee Related JPH065296B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | X線分光器におけるピ−ク検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065296B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0797091B2 (ja) * | 1989-11-30 | 1995-10-18 | 株式会社島津製作所 | 分光分析装置におけるピークサーチ法 |
| JPH07104956B2 (ja) * | 1990-07-26 | 1995-11-13 | 株式会社島津製作所 | 高精度ピーク認定法 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP60244900A patent/JPH065296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62103553A (ja) | 1987-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |