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JPH0654238B2 - 移動体の方位測定装置 - Google Patents
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JPH0654238B2 - 移動体の方位測定装置 - Google Patents

移動体の方位測定装置

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JPH0654238B2
JPH0654238B2 JP61001920A JP192086A JPH0654238B2 JP H0654238 B2 JPH0654238 B2 JP H0654238B2 JP 61001920 A JP61001920 A JP 61001920A JP 192086 A JP192086 A JP 192086A JP H0654238 B2 JPH0654238 B2 JP H0654238B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、移動体の方位測定装置に関し、特に、光の
反射を利用して基準方位に対する移動体の進行方位のず
れを測定するための装置に関する。
[従来の技術] たとえば、空港において航空機を滑走路から誘導路へ案
内したり、自動車や工場内の無人移動搬送車やゴルフカ
ート等を所定のコース上で走行させる場合、これら移動
体の進行方位を測定できれば、それに基づいて自動誘導
等が可能となり、大変便利に利用されよう。
そこで、本願出願人は、上記のような移動体の進行方位
測定装置を、特願昭60−9728号(特開昭61−1
67814号)において提案した。この出願に開示され
た発明を以下に簡単に説明する。この発明は、移動体が
移動すべき経路の右側と左側とに、それぞれ、第1の光
反射手段と第2の光反射手段とを設けておく。これら第
1および第2の光反射手段は、入射した光を同じ方向へ
反射するような光学的性質を有するものであり、たとえ
ばコーナキューブ等が用いられる。一方、移動体には、
移動体の進行方向の左右方向へ光を投射する投光手段
と、この投光手段に関連して第1および第2の光検知器
を設ける。第1の光検知器は、投光手段から投射されて
第1の光反射手段に反射された光を受光するためのもの
である。第2の光検知器は、投光手段から投射されて第
2の光反射手段に反射された光を受光するためのもので
ある。そして、第1および第2の光検知器の一方が反射
光を検知してから他方が反射光を検知するまでの間に移
動体が走行した距離を測定し、この測定結果と、第1お
よび第2の光反射手段の間の距離(この距離は予めわか
っている)とに基づいて、予め定められた基準方位に対
する移動体の進行方向のずれ角度を演算するようにした
ものである。
上記発明によれば、光の反射を利用して移動体の進行方
位を測定するようにしているので、たとえば従来の電波
を用いて進行方位を測定する方法に比べて、構造が簡単
でありかつ装置も安価となり、また電波法の規制を受け
ることもなく、さらに電波雑音の影響を受けることもな
い。また、移動体が移動すべき経路の路面の状態が悪く
ても光反射手段を容易に設置することができ、反射光の
検知感度が低下することもない。さらには、光反射手段
の保守および点検を行なう必要がほとんどなく、そのた
めの時間および経費を大幅に節減することができる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のごとく、本願出願人が提案した発明は種々の効果
を奏するものであるが、その一方で解決すべき問題点を
含む。すなわち、上記発明では、移動体の進む道路が1
車線の場合は何ら問題なく正確にその進行方位を測定す
るとができるが、道路が複数車線の場合は移動体から発
射される光ビームが他の車線を走る移動体に遮られて光
反射手段に届かないことがあり、このような場合は進行
方位の測定が不可能となる。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、移動体の走行するコースが複数車線の場合
であっても、他の移動体に遮られることなく確実に移動
体の進行方位を測定し得るような移動体の方位測定装置
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明にかかる移動体の方位測定装置は、移動体の移
動コースの上方に基準方位と直交するように、かつ移動
体を見下ろすように少なくとも第1と第2の光反射手段
を設けておく。これら第1および第2の光反射手段は、
入射した光を同じ方向へ反射する光学的性質を有する。
一方、移動体には、その進行方向と直交する面状の光束
を上方に向けて発射する面光束発射手段と、この面光束
発射手段から発射されて上記光反射手段に反射された光
を検知するための光検知器と、光検知器が第1の光反射
手段の反射光を検知してから第2の光反射手段の反射光
を検知するまでの間に移動体が走行した距離を測定する
ための走行距離測定手段と、第1および第2の光反射手
段の間の距離を予め設定記憶している設定手段と、基準
方位に対する移動体の進行方位のずれ角度を演算する演
算手段とが設けられる。
[作用] この発明においては、上記走行距離測定手段によって測
定された走行距離と、設定手段に設定記憶されている距
離情報とに基づいて、上記演算手段が基準方位に対する
移動体の進行方位のずれ角度を演算することにより、移
動体の進行方位が求められる。また、光反射手段は移動
体の上方に設けられるため、たとえ併走する他の移動体
が存在しても、光ビームが他の移動体によって遮られる
ことなく、進行方位の測定を可能にする。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す外観斜視図である。
図において、複数車線を有する道路1の左右の側部の所
定の位置には、ポール2および3が立設される。このポ
ール2および3の間には、梁4が設けられる。この梁4
には、第1の光反射手段5と、第2の光反射手段7と、
第3の光反射手段6とが設けられる。これら光反射手段
は、入射した光をその入射方向と同じ方向に反射する光
学的性質を有しており、たとえばコーナキューブ等が用
いられる。ここで、梁4の高さはその下を通過する移動
体8の背の高さよりも十分高く選ばれている。また、光
反射手段5〜7は、第2図に示す基準方位Xと直交する
線上に配置される。なお、この基準方位Xは、たとえば
道路1と平行に選ばれてもよく、また道路の延びる方向
とは無関係にたとえば東西南北等に選ばれてもよい。ま
た、第3の光反射手段6は第1の光反射手段5と第2の
光反射手段7との間に設けられるが、その配置位置は第
1の光反射手段と第2の光反射手段7との中央の位置
(第2図では道路1のセンターライン付近)よりも左右
のいずれかの方向へずれるように選ばれている。
一方、道路1上を走行する移動体8の上部には、光発射
手段9が設けられる。この光発射手段9は、移動体8の
進行方向Yに対して直交する面状の光束(以下、面ビー
ムと称す)10を発射する。この面ビーム10の拡がり
角度は、移動体8が梁4の下を通過したとき、必ず面ビ
ームの一部が第1〜第3の光反射手段5〜7に当たるよ
うな角度に選ばれる。
以上のような構成において、この実施例は基準方位Xに
対する移動体9の進行方位Yのずれ角度θ(第2図参
照)を測定する。
第3図は第1図に示す光発射手段9の詳細を示す断面図
である。図において、筺体91の内部には鏡筒92が収
納される。この鏡筒92の内部には、半導体レーザ93
と、ビームスプリッタ94と、レンズ95とが収納され
る。また、鏡筒92の光の出口には1/4波長板96が
設けられる。さらに、筺体91の内側側面において、ビ
ームスプリッタ94と対向する部分には受光器97が取
付けられる。
上記のような構成において、半導体レーザ93から出射
した直線光はビームスプリッタ94を通過してレンズ9
5に入射する。このレンズ95は直線光を拡げて面ビー
ム10に変換する。この面ビーム10は1/4波長板9
6を透過した後、外部へと出射される。ところで、面ビ
ーム10が光反射手段5〜7のいずれかに当たると、そ
の光反射手段は光の入射方向と同一方向へ光を反射す
る。したがって、その反射光は再び光発射手段9へと戻
る。そのため、この反射光は1/4波長板96を通過し
た後レンズ95で直線光に戻され、ビームスプリッタ9
4へ入射する。このとき、ビームスプリッタ94へ入射
する光は1/4波長板96を2回通過しているので、そ
の波長が半導体レーザ93の出射光に対して半波長だけ
ずれている。したがって、ビームスプリッタ94は光反
射手段5〜7からの反射光を透過させることなく反射す
る。このビームスプリッタ94の反射光は、鏡筒92の
側部に設けられた孔を通って受光器97へ入射する。受
光器97は入射した光を電気信号に変換する。
第4図はこの発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。図において、受光器97の出力はパルス選択回路1
1を介してフリップフロップ12に与えられる。パルス
選択回路11は、受光器97から得られる3つの受光パ
ルスのうち、第1の光反射手段5からの反射光に基づく
受光パルスと、第2の光反射手段7からの反射光に基づ
く受光パルスとを選択して通過させるものである。フリ
ップフロップ12のセット出力(Qはアンドゲート13
の一方入力に与えられるとともに、その極性が反転され
てアンドゲート14の一方入力に与えられる。アンドゲ
ート13の他方入力には、パルス発生器15の出力が与
えられる。このパルス発生器15は、移動体8の走行距
離に対応するパルスを発生するものである。アンドゲー
ト13の出力はカウンタ16に与えられる。このカウン
タ16の計数値はアンドゲート14の他方入力に与えら
れる。また、フリップフロップ12のリセット出力
()はタイマ18に与えられる。このタイマ18の出
力はリセット出力としてカウンタ16に与えられる。ア
ンドゲート14の出力は除算回路17の一方入力に与え
られる。この除算回路17の他方入力には、間隔設定部
19の出力が与えられる。この間隔設定部19には、第
1の光反射手段5と第2の光反射手段7との間の距離に
相当するパルス数が予め設定されている。除算回路17
の出力は換算回路20を介して極性付加回路21に与え
られる。一方、受光器97の出力は正負判別回路22に
与えられる。この正負判別回路22は、換算回路20に
よって求められたずれ角度θの正負を判別するためのも
のである。正負判別回路22の出力は極性付加回路21
に与えられる。極性付加回路21は正負判別回路22の
出力に応答して、換算回路20の出力に正または負の極
性を付加する。極性付加回路21の出力は移動体8の方
位情報として、種々の利用回路(図示せず)に与えられ
る。
第5図は第4図に示すパルス選択回路11の詳細を示す
ブロック図である。図において、パルス選択回路11は
リングカウンタ23と、オアゲート24とにより構成さ
れる。リングカウンタ23には受光器97の出力が与え
られる。このリングカウンタ23は、最初の受光パルス
が与えられると、その第1ビットのみが論理“1”とな
り、2番目の受光パルスが与えられるとその第2ビット
のみが論理“1”となり、3番目の受光パルスが与えら
れるとその第3ビットのみが論理“1”となる。第1ビ
ットおよび第3ビットの論理出力はそれぞれオアゲート
24を介してフリップフロップ12へ与えられる。ま
た、第3ビットの論理出力はリセット信号としてリング
カウンタ23に与えられる。このような構成において、
パルス選択回路11は2番目の受光パルスをキャンセル
して1番目の受光パルスと3番目の受光パルスとを通過
させる。また、3番目の受光パルスが出力されると、リ
ングカウンタ23がリセット(オール0)される。
第6図は第4図に示す正負判別回路22の詳細を示すブ
ロック図である。図において、この正負判別回路22
は、リングカウンタ25と、第1および第2の計時回路
26および27と、比較回路28とによって構成され
る。リングカウンタ25は第5図に示すリングカウンタ
23と同様の構成であり、受光器97の受光パルスが入
力される。また、リングカウンタ25の第1ビットの論
理出力は第1の計時回路26の一方入力が与えられる。
また、その第2ビットの論理出力は第1の計時回路26
の他方入力および第2の計時回路27の一方入力に与え
られる。また、その第3ビットの論理出力は第2の計時
回路27の他方入力に与えられるとともに、リセット信
号としてリングカウンタ25に与えられる。第1の計時
回路26は、リングカウンタ25から与えられる2つの
論理出力間の時間幅を計時する。第2の計時回路27も
同様である。第1の計時回路26の出力は比較回路28
の一方入力に与えられる。第2の計時回路27の出力は
比較回路28の他方入力に与えられる。比較回路28は
第1および第2の計時回路26および27のいずれの出
力が大きいかを比較し、その比較結果に基づいて、正ま
たは負の極性信号を出力する。この極性信号は極性付加
回路21へ与えられる。
第7図は受光器97からの受光パルスを示すタイミング
チャートである。第8図はこの発明の一実施例の測定原
理を説明するための幾何学的配置図である。以下、これ
ら第7図および第8図を参照して、上記実施例の動作を
説明する。
今、第2図に示すように、移動体8の進行方位Yが基準
方位Xに対してθだけずれている場合を想定する。この
場合、光発射手段9からの面ビーム10は最初に第1の
光反射手段5に当たる。第1の光反射手段5は入射した
光を入射方向と同じ方向へ反射するため、その反射光は
光発射手段9に戻り、1/4波長板96を透過した後レ
ンズ95で偏向されてビームスプリッタ94へと入射す
る。この入射光は半導体レーザ93の出射光と半波長だ
けずれているので、ビームスプリッタ94はその入射光
を反射して受光器97へ入射させる。応じて、受光器9
7は1番目の受光パルスを導出し、その受光パルスをパ
ルス選択回路11および正負判別回路22へ与える。
前述のようにパルス選択回路11は1番目の受光パルス
を通過させるので、フリップフロップ12に受光パルス
が与えられる。このフリップフロップ12は、最初の入
力でセット出力を導出しかつ次の入力でリセット出力を
導出するものが用いられるため、パルス選択回路11を
通過した1番目の受光パルスでセットされる。フリップ
フロップ12のセット出力(ハイレベル)がアンドゲー
ト13に与えられ、このアンドゲート13を能動化させ
るとともにローレベルに反転されてアンドゲート14に
与えられ、このアンドゲート14を不能動化させる。応
じて、パルス発生器15から発生されるパルスがアンド
ゲート13を介してカウンタ16に与えられるため、カ
ウンタ16は与えられるパルス数を計数する。ここで、
パルス発生器15は移動体8が予め定められた単位距離
進むごとにパルスを発生するものであり、たとえば移動
体8の車輪の回転を検出するロータリエンコーダ等が用
いられる。したがって、このパルス発生器15の出力パ
ルス数を計数することにより、移動体8の走行距離を測
定することができる。
移動体8が少し走行して面ビーム10が第3の光反射手
段6に当たると、受光器97からは2番目の受光パルス
が出力される。パルス選択回路11はこの2番目の受光
パルスを通過させないので、フリップフロップ12は反
転せず、カウンタ16はそのままパルスの計数を継続す
る。
さらに、移動体8が走行して面ビーム10が第2の光反
射手段7に当たると、受光器97からは3番目の受光パ
ルスが出力される。この3番目の受光パルスはパルス選
択回路11を通過してフリップフロップ12をリセット
させる。そのため、フリップフロップ12はそのセット
出力がローレベルとなり、そのリセット出力がハイレベ
ルとなる。応じて、アンドゲート13が不能動化され、
かつアンドゲート14が能動化される。したがって、カ
ウンタ16は受光器97が第1の光反射手段5の反射光
を検知してから第2の光反射手段7の反射光を検知する
までの間に移動体8が走行する距離lに相関するパルス
数n を計数し、その計数値n をアンドゲート14を介し
て除算回路17の一方入力に与える。また、フリップフ
ロップ12のリセット出力がタイマ18で定まる一定時
間遅れてカウンタ16のリセット信号として与えられ
る。
前記除算回路17の他方入力には、間隔設定部19の設
定値nwが与えられる。この間隔設定部19には、第1の
光反射手段5と第2の光反射手段7との間の距離 dlに
相関する値nwが予め設定される。すなわち、間隔設定部
19には、上記距離 dlをもし移動体8が走行したであ
ればパルス発生器15から得られるであろうパルス数が
予め設定される。したがって、除算回路17はカウンタ
16の計数値n を第1および第2の光反射手段5および
7の取付間隔に相関する設定値nwで除算(n /nw)し、
sin θ′を求める。この角度θ′は第8図に示すよう
に、光反射手段5および7を結ぶ線分d に対して面ビー
ム10がなす角度であるが、基準方位Xに対して移動体
8の進行方位Yがなす角度θと等しい。したがって、除
算回路17はsin θを算出する。除算回路17の出力は
換算回路20に与えられ、sin θが角度θに換算され
る。この換算回路20は、図示しないが、たとえば各番
地にsin θ(0≦θ<90゜)のそれぞれの真数(正弦
値)設定されたROMを含み、除算回路17からの除算
値(n /nw)に等しい真数に相当する角度θを読出すよ
うに構成されている。換算回路20から導出される角度
θは、絶対値であり、基準方位Xに対してその極性が正
負どちらであるかが明らかでない。そのため、角度θの
正負の判別を行なう目的で、正負判別回路22が設けら
れる。
次に、この正負判別回路22の動作を説明する。第2図
に示すように、移動体8が基準方位Xに対して右側に傾
いている場合、受光器97からは、第7図に示すような
受光パルスが得られる。すなわち、1番目と2番目の受
光パルスとの間隔taは2番目と3番目の受光パルスの間
隔tbよりも長くなる。これは、第3の光反射手段6が第
2図に示すごとく、中心位置よりも右側にずれて設けら
れていることに基づく。第1の計時回路26は、1番目
の受光パルスと2番目の受光パルスとの時間間隔taを検
出する。一方、第2の計時回路27は2番目の受光パル
スと3番目の受光パルスとの時間間隔tbを検出する。比
較回路28は第1および第2の計時回路26および27
のいずれの出力が大きいかを比較する。この場合、第1
の計時回路26の出力の方が大きいので、比較回路28
はたとえば正の極性信号を出力し、極性付加回路21へ
与える。応じて、極性付加回路21は換算回路20から
出力される絶対値角度θに正の極性を付加する。
一方、移動体8の進行方位Yが基準方位Xに対して左側
にずれている場合を考えると、第1の計時回路26は第
2の光反射手段7の反射光に基づく受光パルスと第3の
光反射手段6の反射光に基づく受光パルスとの間の時間
間隔を検出し、第2の計時回路27は第3の光反射手段
6の反射光に基づく受光パルスと第1の光反射手段5の
反射光に基づく受光パルスとの間の時間間隔を検出する
ことになる。したがって、この場合は第2の計時回路2
7の出力の方が第1の計時回路26の出力よりも大きく
なるため、比較回路28は負の極性信号を導出し、極性
付加回路21へ与える。応じて、極性付加回路21は換
算回路20からの絶対値角度θに負の極性を付加する。
以上説明した実施例によって得られる方位情報は、たと
えば表示器上に表示させて運転者の注意を促すようにす
ることもできるし、またずれ角度を自動的に修正するよ
うな装置に入力すれば自動誘導のために利用することも
できる。
なお、上記実施例では、説明の便宜上第1〜第3の光反
射手段が1組だけ設けられたものを説明したが、この発
明を自動誘導等に利用する場合は、移動体8が通過する
経路の適宜の箇所に同じような光反射手段を複数組設け
るようにしてもよい。
また、この発明は、自動車のみならずゴルフ場における
ゴルフカートや、空港の誘導路上の移動する航空機や、
構内の各種運搬車や、盲人を自動的に誘導するための誘
導ワゴンや、自動掃除機や、各種農業機器や、建設機器
等にも応用できることはもちろんである。すなわち、平
面上を移動するような移動体すべてのものに適用するこ
とができる。
さらに、上記実施例では、ずれ角度の正負を判別するた
めに第3の光反射手段6を設けたが、この第3の光反射
手段6はこの発明の必須構成要件ではなく、ずれ角度の
正負を判別する必要がない場合は省略されてもよい。
さらに、上記実施例では、移動体8の走行距離を検出す
るために、車輪の回転に応じてパルスを発生するパルス
発生器15を用いたが、その他の方法によって移動体8
の走行距離を検出することもできる。たとえば、移動平
面上に超音波または電磁波あるいは光を投射する超音波
発振器または電磁波発生器あるいは赤外線発生装置を移
動体8に設け、その反射波を検出し、ドップラ効果等に
より移動体8の走行距離を演算測定するようにしてもよ
い。
さらに、上記実施例では、光源として半導体レーザ93
を用いたが、その他の光源を用いることももちろん可能
である。但し、指向性の鋭い光源を用いる方が好まし
い。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、光反射手段は移動体
を見下ろすような高い位置に設けられているので、たと
え併走する他の移動体が存在しても、光がそれによって
遮られることなく確実に各光反射手段に当たり、方位測
定が可能となる。したがって、この発明は複数車線を有
するコース上を移動体が走行する場合に特に有効なもの
となる。
また、簡単かつ安価な構成で正確に移動体の進行方位を
測定でき、また保守や点検がほとんど必要なくそのため
の時間や経費を大幅に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す外観斜視図である。
第2図は光反射手段の設置状態と移動体の走行状態との
関係を示す図である。第3図は光反射手段の詳細を示す
断面図である。第4図はこの発明の一実施例を示す概略
ブロック図である。第5図はパルス選択回路の詳細を示
すブロック図である。第6図は正負判別回路の詳細を示
すブロック図である。第7図は受光器の受光パルスを示
すタイミングチャートである。第8図はこの発明の一実
施例の測定原理を説明するための幾何学的配置図であ
る。 図において、1は道路、5は第1の光反射手段、6は第
3の光反射手段、7は第2の光反射手段、8は移動体、
9は光発射手段、93は半導体レーザ、94はビームス
プリッタ、95はレンズ、96は1/4波長板、97は
受光器、11はパルス選択回路、15はパルス発生器、
16はカウンタ、17は除算回路、19は間隔設定部、
20は換算回路、21は極性付加回路、22は正負判別
回路を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光の反射を利用して基準方位に対する移動
    体の進行方位のずれを検出するための装置であって、 前記移動体の移動コースの上方には、前記基準方位と直
    交するように、かつ前記移動体を見下ろすように、少な
    くとも第1と第2の光反射手段が設けられ、 前記光反射手段は入射した光を入射方向と同じ方向へ反
    射する特性を有しており、 前記移動体は、 その進行方向と直交する面状の光束を上方に向けて発射
    する面光束発射手段と、 前記面光束発射手段から発射されて前記光反射手段に反
    射された光を検知するための光検知器と、 前記光検知器が前記第1の光反射手段の反射光を検知し
    てから前記第2の光反射手段の反射光を検知するまでの
    間に前記移動体が走行した距離を測定するための走行距
    離測定手段と、 前記第1および第2の光反射手段の間の距離を予め設定
    記憶している設定手段と、 前記走行距離測定手段によって測定された走行距離と、
    前記設定手段に設定記憶されている距離情報とに基づい
    て、前記基準方位に対する前記移動体の進行方位のずれ
    角度を演算する演算手段とを備える、移動体の方位測定
    装置。
  2. 【請求項2】前記走行距離測定手段は、 前記移動体の移動に応じて動作し、かつ移動体が予め定
    める単位距離を移動するごとにパルスを発生するパルス
    発生手段と、 前記光検知器が前記第1および第2の光反射手段の反射
    光のうちいずれか早く入射してきたものを検知したこと
    に応答して前記パルスを計数開始し、いずれか遅く入射
    してきたものを検知したことに応答して計数を終了する
    パルス計数手段とを含み、 前記設定手段は、前記第1および第2の光反射手段の間
    の距離に対応する前記パルス数を設定記憶している、特
    許請求の範囲第1項記載の移動体の方位測定装置。
  3. 【請求項3】前記第1と第2の光反射手段の間には、そ
    の中心位置をずれて第3の光反射手段が設けられ、 前記第1の光反射手段の反射光の受光タイミングと前記
    第3の光反射手段の反射光の受光タイミングとの間の時
    間幅と、第3の光反射手段の反射光の受光タイミングと
    前記第2の光反射手段の反射光の受光タイミングとの間
    の時間幅との大小に基づいて、前記演算手段で演算され
    たずれ角度の正負を判定する正負判定手段をさらに備え
    る、特許請求の範囲第1項または第2項記載の移動体の
    方位測定装置。
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