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JPH0657270B2 - 体力トレ−ニング装置 - Google Patents
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JPH0657270B2 - 体力トレ−ニング装置 - Google Patents

体力トレ−ニング装置

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JPH0657270B2
JPH0657270B2 JP60281472A JP28147285A JPH0657270B2 JP H0657270 B2 JPH0657270 B2 JP H0657270B2 JP 60281472 A JP60281472 A JP 60281472A JP 28147285 A JP28147285 A JP 28147285A JP H0657270 B2 JPH0657270 B2 JP H0657270B2
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fitness training
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は体力トレーニング装置に関するものである。
[背景技術] 従来、この種の体力トレーニング装置としては単に室内
で静止した自転車などを漕ぎ、体力、主に筋力の強化を
図るものなどがあるが、このような体力トレーニング装
置では体力トレーニング装置本体の負荷が一定であり、
雰囲気や景色の変化もなく、トレーニングする人にとっ
てトレーニングを開始すると苦痛となり、トレーニング
を長く維持することが困難であり、さらにこのような過
度の運動は運動生理学上好ましい方法ではないという問
題がある。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、トレーニングをする人の体力などに
応じて無理なく適度の運動を行わせることができる体力
トレーニング装置を提供することにある。
[発明の開示] (実施例) 第1図乃至第10図は自転車を本発明の一実施例として
示すものであり、本実施例は人間の体力トレーニングに
際し、脈拍(心拍)が所定の設定値前後で継続される程度
の強度の運動を継続することによって最も効果的にその
目的が達成できるという運動生理学の説に従ったもので
ある。
第1図は全体構成を概略的に示したブロック図であり、
通常の車両と同様に人力による推進機構と、モータ5の
動力による推進機構と、体力トレーニングを行う人の脈
拍数を測定する脈拍測定手段と、脈拍測定手段により測
定された脈拍数と予め設定された目標脈拍との差、脈拍
の時間当たりの増加率、体力トレーニング装置本体1の
加速度、及び直前の体力トレーニング装置本体1の負荷
の大きさから現時点の体力トレーニング装置本体1の負
荷の大きさを決定する演算手段と、演算手段出力にて体
力トレーニング装置本体1の負荷の大きさを変化させる
負荷調整手段とを備えたものであり、全体の制御系、測
定または信号検出系、及び体力トレーニング装置本体1
の動力源となるモータ5の電源としては2次電池8が用
いられる。まず、体力トレーニングを行う人(以下、運
動者と呼ぶ)Aの脈拍を測定する脈拍測定手段について
説明する。運動者Aの胸部、こめかみ、及び腕などの心
拍が聞き取り易い部分にマイクロホン2を貼り付け、運
動者Aの心拍の測定を行うことができるようにする。こ
の心拍用のマイクロホン2を貼着された運動者Aに人力
にて体力トレーニング装置本体1を駆動させて体力トレ
ーニング装置本体1を推進させる。そしてマイクロホン
2にて拾われた心拍音は高感度で低雑音である増幅器を
介して増幅することにより脈拍の測定を行う。さらに脈
拍測定手段について詳述すると次のようになっている。
脈拍測定手段出力を後述する体力トレーニング装置本体
1の演算手段へ伝える方法は単純には有線で行うのが信
頼性では優れているが、脈拍測定用に第2の電源を設
け、この電源と脈拍測定回路部及び発信部を他の部分と
切り離して運動者Aに携帯させ、他の回路部分と、受信
器を体力トレーニング装置本体1に装着させ、これら2
つに分かれた回路部分を無線信号で結合させることによ
り、運動者Aの動きに自由度が増し、運動者Aの快適度
を向上させることができる。ここで、運動者Aの脈拍デ
ータを体力トレーニング装置本体1の演算手段に無線で
送信する方法について説明しておく。第6図は運動者A
に装着される発信部28、及び体力トレーニング装置本
体1に装備される受信部29の回路構成を示すブロック
図であり、運動者Aに貼着されたマイクロホン2にて拾
われた第7図(a)に示す脈拍音は信号強度が弱く、かつ
多くのノイズを含んでおり、脈拍音とノイズの見分けが
難しい。そこで前置増幅回路10にて一旦マイクホン2
出力を増幅し、一般の人間の脈拍パルスを周波数分析し
たとき強く現れる周波数成分を通過させる狭帯域フィル
タ11をかけることにより、同図(b)に示すように脈拍
音を抽出する。この狭帯域フィルタ11を通過させる
と、信号レベルが減衰するので、主増幅回路12にて再
度増幅する。この主増幅回路12出力をレベル比較回路
13にて所定値と比較することにより、同図(c)に示す
ように矩形のパルス信号に変換する。このレベル比較回
路13出力にて発振制御回路14が動作し、発振回路1
5にて同図(d)に示す所定のパルス信号に変換し、送信
アンテナ16から送信する。この送信アンテナ16と受
信部29の受信アンテナ17とは1m位しか離れていな
いので、微弱な電波でも充分に送受信が可能である。そ
して受信アンテナ17にて受信された受信信号は同図
(e)に示すように外部雑音に埋もれた波形となってい
る。この受信信号を前置増幅回路18にて増幅した後、
送信側の発振周波数の近傍の周波数帯のみを増幅する狭
帯域増幅回路19にてさらに増幅する。この狭帯域増幅
回路19の出力を同図(f)に示す。この狭帯域増幅回路
19出力を検波回路20にて検波することにより同図
(g)に示す脈拍音に相当する検波出力を得る。そしてこ
の検波回路20出力を更にレベル比較回路21にて所定
値と比較することにより、同図(h)に示す矩形波パルス
を得る。このパルスを計数回路22に入力することによ
り、単位時間当たりの脈拍(x1)が得られ、この脈拍(x1)
を用いて単位時間の脈拍の増加率(y)を求め、他の因子
である加速度αや負荷の大きさ(Pi)とともに関数の入
力として演算手段に入力する。尚、上述のようにマイク
ロホン2にて脈拍を直接に測定する方法の他には、心拍
に呼応して変化する人体の部位での電気的特性の変化を
検出するとともに増幅して心拍の測定を行う方法もあ
る。
次に演算手段について説明する。まず、概略的に説明す
ると、運動者Aの体力に応じて予め目標脈拍(x0)として
脈拍を設定しておく。そして体力トレーニング装置本体
1を駆動しているときの運動者Aの脈拍(x1)と目標脈拍
(x0)との差(x)、及び測定時の脈拍(x1)の時間微分値、
つまり脈拍の増加率(y)とを算出するとともに、上記両
値(x),(y)から体力トレーニング装置本体1の負荷の大
きさを演算する。この演算手段は微少時間の間隔を持っ
て頻度高く適切な負荷の大きさを求める計算を行うが、
毎回の計算において負荷の急変による乗り心地の悪さを
防ぐために、直前の負荷の大きさ(Pi)が次の瞬間の負
荷の大きさ(Pi+1)を決める一要因としてある。さらに
詳しくは、人体の心拍数が急変する場合の速さより充分
に速い速度で、負荷の大きさを変え、かつ乗り心地を著
しく悪くしない程度に直前の負荷の大きさ(Pi)の負荷
の大きさ(Pi+1)への影響力を決めれば良い。また乗り
心地の悪さを決定する要因としては、体力トレーニング
装置本体1の加速度αの急変がある。したがって、この
加速度αも上記演算手段の演算用の関数計算の入力とな
る。この加速度αが関数の一要因とする理由は、体力ト
レーニング装置本体1の加速度αの急変が運動者Aの体
力トレーニングの心地悪さと安全の欠如になって現れる
からである。また、加速度αを演算手段の計算の要因と
して用いることで後述する負荷調整装置4出力にて動作
制御されるモータ5や発電機6に衝撃的な負荷がかかり
装置の寿命を縮めることで防止できる効果もある。以上
の説明を式にまとめた場合に演算手段出力は Pi+1=f1(x)+f2(y)+f3(α)+Pi となる。
この演算手段出力は負荷調整装置4に入力され、負荷調
整装置4は運動者Aの心拍が適切となるように、つまり
運動者Aにとって運動の激しさが適切となるように、体
力トレーニング装置本体1の負荷を調整するものであ
る。例えば、体力トレーニング中に登り坂にさしかかっ
たとしても、負荷調整の結果、運動者Aが体力トレーニ
ング装置本体1を推進するに要する運動量は平坦地走行
の場合と変わらないように、モータ5による推進力を運
動者Aの体力トレーニング装置本体1を推進する力に加
えて体力トレーニング装置本体1を推進するようにする
ものである。同様にして下り坂のときには本来ならば、
運動者Aの運動量がゼロでも体力トレーニング装置本体
1は走行すべきところであるが、負荷調整装置4の働き
で発電機6を作動し、運動者Aによる推進力を要求し、
運動量を一定とする。
ここで、モータ5による推進力の調整は、例えば直流モ
ータの場合には2次電池8のパワーがモータ5に与えら
れる時間τiと、2次電池8のパワーがモータ5に与え
られない時間τ0を交互に頻度高く生じさせ、時間τi,
τ0の比率を変えることにより行う。また、モータ5と
して交流モータを使用した場合にはモータ駆動電源(図
示せず)の振幅を変えて行う。
さらに発電機6による体力トレーニング装置本体1の負
荷の調整は、発電機6で2次電池8を充電する時間τi
と、発電機6を空回りさせている時間τ0を頻度高く交
互に生じさせ、時間τi,τ0の比率を変えて行う。尚上
記時間τi,τ0の比率の調整は半導体スイッチの導通遮
断の時間間隔の調整により行う。
第2図(a),(b)は負荷調整装置4の出力に対応して体力
トレーニング装置本体1の負荷が比例的に増減する様子
を表したものであり、同時に平坦路走行時と登り坂走行
時には体力トレーニング装置本体1そのものの負荷が変
わって負荷調整装置4出力が同じであっても、平坦路走
行時は発電機6が働いているが、登り坂走行時はモータ
5による推進が運動者Aの力と合わさって体力トレーニ
ング装置本体1の推進力となる様子を表す。
本実施例の体力トレーニング装置本体1を実用車(二輪
車など)として使用する場合には、スイッチSWをアク
セル9側に切り換えることにより、負荷調整機能を断ち
切って運動者Aが任意に設定できるアクセル9により、
モータ5へのパワーの供給を変えて実用車としての体力
トレーニング装置本体1の速度調整を行う。
上記本実施例の動作を第3図に示すフローチャートに従
って説明する。まず、始めに実用車として使用するか、
体力トレーニング装置として使用するかを選択する。そ
して体力トレーニング装置として使用する場合には回生
減速負荷レートと目標脈拍(x0)を設定する。回生減速負
荷レートとは同一速度での走行でも運動者Aの体力に合
わせ負荷の大きさを変え得るようにするもので、発電機
6による負荷を体力トレーニング装置本体1の駆動に要
する負荷に加えて、同じ速度を保つ場合でもより強大な
体力が必要な状態、つまり負荷調整装置4出力が同じで
あっても、体力トレーニング装置本体1の負荷がより大
きくできるように運動者Aの体力に合わせて設定するも
のである。
体力トレーニング中は脈拍(x1)を測定し、この脈拍(x1)
をもとに目標脈拍(x0)との差(x)と、脈拍(x1)を時間微
分した脈拍の増加率(y)とを求める。そして、脈拍(x1)
が目標脈拍(x0)より大きくなった場合、つまり差(x)が
ゼロ以下になった場合には警報を発し、人体に危険があ
ることを報知する。そして脈拍の増加率(y)の計算とと
もに、加速度αの計算も同時に行なわれている。次にこ
の加速度αが人体、つまり運動者Aによる加速度か否か
が判定され、体力トレーニング装置本体1のスピードを
落とすかどうかが決定される。このとき人体による加速
度である場合には加速度αをスムーズにして快適さを増
すために負荷の大きさは変えない。運動者Aが体力トレ
ーニング装置本体1の推進をしない場合、つまり休んで
いるときには主として運動者Aの脈拍に応じて負荷の調
整を行う。例えば、運動者Aの脈拍(x1)が目標脈拍(x0)
に達しているとか、脈拍の増加率(y)が極めて高い場合
には運動者Aの足が休んだ状態になっていても、モータ
5により体力トレーニング装置本体1を推進し、体力ト
レーニング装置本体1を減速させることなく走行させ
る。逆に脈拍(x1)が少ない場合には運動者Aの足が休ん
だ状態では体力トレーニング装置本体1が減速し、この
減速により運動者Aに対して無言ながら足を動かすよう
に催促する。
体力トレーニング装置本体1の負荷の大きさの変化は第
2図(a),(b)のように負荷調整装置4出力にて得られる
ものであるが、負荷調整装置4出力は脈拍との関係にお
いて測定された脈拍(x1)と目標脈拍(x0)との差(x)に関
しては比例して変化する関数により関係付けられてい
る。これは体力トレーニングの開始のように、脈拍(x1)
が目標脈拍(x0)からほど遠い場合は、負荷が重く、目標
脈拍(x0)に近付いたときは目標脈拍(x0)を越えないよう
に負荷を軽くして働かせるためである。逆に脈拍の増加
率(y)に関しては反比例して増加する関係によって関係
付けられており、これは運動者Aが急激に運動をして体
力トレーニング上好ましくない結果となることを防止す
るためである。つまり、人体に対するストレスをソフト
に保ちつつ、体力の増強を図るためである。したがっ
て、上記目的に合致した体力トレーニング装置であるに
も拘わらず運動者Aが急激な運動をする場合には、例え
ば脈拍(x1)が目標脈拍(x0)を越えたところで上述のよう
に警報を発することで対処する。また運動者Aが加速を
すべく、又は減速を防ぐために漕いでいる時は、運動量
が計算され、そのときの脈拍とともに記憶される。この
記録は運動者Aの体力の消長を振り返って調べる上で有
用なものとなる。
運動者Aの運動量の計算は次のように行う。例えば第4
図(a),(b)に示すように、ペダル30とこのペダル30
を運動者Aが踏むことで回転される前輪ギア31とを連
結するアーム32に感圧素子34を介して第1のストッ
パ33aを取着し、更にアーム32にて加わる力にて感
圧素子34が破損しないようにアーム32と感圧素子3
4との間に緩衝材35が設けてある。また第1のストッ
パ33aの反対側に第2のストッパ33bを前輪ギア31
に設けて、ペダル30を踏む方向と反対側方向にアーム
32が動くことを阻止している。この装置においては感
圧素子34で検出される力と、アーム32の回転角度、
アーム32の長さをもとに運動者Aの運動量を計算す
る。なお、前輪ギア31と後輪ギア50とはチエーン3
6にて連結されている。
または第5図に示すようにチェーン36の幅を押し縮め
る押し下げ歯車37及び押し上げ歯車38とをチェーン
36の両側に噛み合わせ、両歯車37,38を支持体3
9に上下に摺動自在に取着し、この歯車37,38と支
持体39の両端との間に押し下げばね40と押し上げば
ね41を収納し、押し下げばね40側に押し下げばね4
0の一端が当接するように圧力センサ42を装着したも
のがある。そして圧力センサ42出力を増幅する増幅回
路44、増幅回路44出力を平滑する平滑回路45、押
し下げ歯車37の回転数を計数する回転数計数回路4
7、回転数計数回路47及び平滑回路45出力を乗算し
て運動量を求める乗算回路46とからなる運動量計算部
43を備えている。この運動量計算部43出力を記録部
48に記録する。この場合には押し下げ歯車37を押し
下げる力を圧力検出センサ42で検出し、この力と押し
下げ歯車37の回転数から運動量を計算する。第5図
(b)はチェーン36を押し広げる力で運動者Aが加える
力を検出するものであり、構成及び動作に関しては第5
図(a)と略同様であるので説明は省略する。尚、第5図
(a)においては運動者Aの加える力は圧力センサ42で
検出される力で置き換えているが、押し下げ歯車37の
場合には押し下げばね40の縮み量で検出することもで
きる。
運動者Aの脈拍(x1)が目標脈拍(x0)に近付いたときに
は、運動者Aの運動量を少なくするために、モータ5へ
の電源供給がなされ、第5図(a)に示すように歯車51
が車輪24の内側に付けられた歯25に噛み合うことに
より、モータ5の力が車輪24に伝達され、モータ5の
力にて車輪24を回転させるように働き、運動者Aがペ
ダル30を漕ぐ力に加えられる。
次に第1図の負荷の重さを可変する動作について説明す
る。受信された単位時間当たりの脈拍の増加率(y)も、
運動者Aの加速度αも変わりなく、単に脈拍(x1)のみ少
ない場合と、多い場合について説明する。脈拍(x1)が第
8図(a)の左側に示すように少ない場合には関数計算さ
れた負荷調整装置4の入力信号はハイレベルとなり、逆
に第8図(a)右側に示すように多いときには負荷調整装
置4の入力信号はローレベルとなる。そして負荷調整装
置4の入力信号の信号レベルが所定値以上のときには電
磁クラッチ23に電源が供給されて電磁クラッチ23が
発電機6を駆動するように噛み合わされるとともに、モ
ータ5への電源供給が停止される。逆に負荷調整装置4
の入力信号の信号レベルが所定値以下の場合には電磁ク
ラッチ23の電源供給が停止されるとともに、モータ5
に電源が供給される。上記動作は図示していないが、負
荷調整装置4に内蔵された電気回路にて行う。したがっ
て、第8図(a)の左側のときには発電機6が駆動される
ので、体力トレーニング装置1としては負荷が重くな
り、第8図(a)の右側のときには体力トレーニング装置
本体1の運動量が多くなるように作用する。つまり、後
者の場合には電磁クラッチ23が離反していて発電機6
は停止し、反対にモータ5に電源が供給されるために体
力トレーニング装置本体1はモータ5によっても推進さ
れるから、運動者Aから見た体力トレーニング装置本体
1の負荷は軽くなる。上記負荷調整装置4の働きを2次
電池8に関して見ると、第8図(e)に示すように脈拍
(x1)が少なく、運動者Aが力を入れて体力トレーニング
装置本体1を推進しているときには充電状態にあり、反
対に脈拍(x1)が多くなると、運動者Aの負担を軽くする
ため、2次電池8が放電される。以上のように負荷調整
装置4出力の大きさによりモータ5への電源の供給が為
されたり、反対に電磁クラッチ23が噛み合うべく電磁
クラッチ23への電源の供給が行なわれたりする状態を
第9図(a),(b)に示す。以上は、脈拍(x1)の多少によっ
て、つまり目標脈拍(x0)の設定値との差が大きいか、小
さいかによって負荷調整装置4が働く様子についての説
明であるが、脈拍の増加率(y)についても同様に脈拍の
増加率(y)が増加すると運動者Aの運動量が少なくなる
ように負荷調整装置4が動作する。
本実施例の体力トレーニング装置は楽しく体力トレーニ
ングができるように屋外を走行し、景色を眺めながらで
も体力トレーニングができることを特長とするものであ
るが、雨天の場合には屋内でスタンド53を立てること
で車輪24を浮かせて空回りさせ、発電機6のみを負荷
として負荷の大きさを変えることにより、屋外走行の場
合と同様の効果を発揮させることができる。一例を挙げ
ると、第10図は本装置をたとえば室内に静止させた状
態で運動者Aがペダル30を踏んで車輪24を回してト
レーニンを行う場合を示している。このとき体力トレー
ニング装置1の負荷は車輪24の内側の歯25と噛み合
った歯車52を介して回される発電機6出力にて2次電
池8を充電する機構により決められる。負荷の重さは第
1図に示す負荷調整装置4の出力信号レベルにより決定
される充電動作デューティ設定部26で決まる。即ち、
充電動作デューティが小さい場合には発電機6が空回り
している状態が多くなって、負荷が軽くなる。このよう
に充電動作デューティを変えることにより、運動者Aの
体力や脈拍に応じた負荷を実現することができ、静止状
態でありながら実走行の場合と同様な体力トレーニング
が可能となる。
[発明の効果] 本発明が上述のように、路上を走行する実用車として使
用可能な体力トレーニング装置本体を人力により推進す
る推進機構と、この推進機構と連動して作動する発電機
と、発電機で充電される2次電池と、2次電池からのエ
ネルギにより体力トレーニング装置本体を推進する動力
推進機構と、体力トレーニングを行う人の脈拍数を測定
する脈拍測定手段と、脈拍測定手段により測定された脈
拍数と予め設定された目標脈拍との差、脈拍の時間当た
りの増加率、体力トレーニング装置本体の加速度、及び
直前の体力トレーニング装置本体の負荷の大きさから現
時点の体力トレーニング装置本体の負荷の大きさを決定
する演算手段と、演算手段出力にて体力トレーニング装
置本体の負荷の大きさを変化させる負荷調整手段とを備
え、負荷調整手段が上記発電機を負荷増大要素とすると
共に、上記動力推進機構を負荷軽減要素として夫々の組
み合わせにより体力トレーニング装置本体の負荷の大き
さを変化させているので、脈拍測定手段にて脈拍を測定
し、この脈拍及び体力トレーニング装置本体の加速度等
から体力トレーニング装置本体に加えられる負荷の大き
さを演算手段に決定し、演算手段出力に応じて負荷調整
装置が負荷増大要素としての発電機及び負荷軽減要素と
しての動力推進機構を制御して体力トレーニング装置本
体の負荷の大きさを可変することができ、このためトレ
ーニングを行う人の体力などに応じた適度の運動を行わ
せることができる。また、体力トレーニング装置本体が
路上を走行する実用車として使用可能なものであるか
ら、実際に屋外を走行して景色を眺めながらトレーニン
グを行うことができ、雰囲気や景色の変化により、楽し
く、運動生理学上好ましいトレーニングを実現できる。
しかも、トレーニングを行わない通常の日常生活におい
て、室内のみで使用されるこの種の体力トレーニング装
置のように厄介なものとして扱われることがないという
利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図、第2図(a),(b)は夫々同上の負荷の大きさの可変状
態を示す説明図、第3図は同上の動作を示すフローチャ
ート、第4図(a)は同上の推進機構を示す説明図、第4
図(b)は同図(a)の要部の拡大図、第5図(a)は運動者の
運動量を計測するための方法を示す説明図、同図(b)は
同じ目的の他の例を示す説明図、第6図は同上の脈拍測
定手段の構成を示す回路構成図、第7図は脈拍測定手段
の動作説明図、第8図は同上の動作説明図、第9図は同
上の負荷調整手段の動作説明図、第10図は同上を静止
して用いる場合の説明図である。 Aは運動者、1は体力トレーニング装置本体、4は負荷
調整装置、5はモータ、6は発電機である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路上を走行する実用車として使用可能な体
    力トレーニング装置本体を人力により推進する推進機構
    と、この推進機構と連動して作動する発電機と、発電機
    で充電される2次電池と、2次電池からのエネルギによ
    り体力トレーニング装置本体を推進する動力推進機構
    と、体力トレーニングを行う人の脈拍数を測定する脈拍
    測定手段と、脈拍測定手段により測定された脈拍数と予
    め設定された目標脈拍との差、脈拍の時間当たりの増加
    率、体力トレーニング装置本体の加速度、及び直前の体
    力トレーニング装置本体の負荷の大きさから現時点の体
    力トレーニング装置本体の負荷の大きさを決定する演算
    手段と、演算手段出力にて体力トレーニング装置本体の
    負荷の大きさを変化させる負荷調整手段とを備え、負荷
    調整手段が上記発電機を負荷増大要素とすると共に、上
    記動力推進機構を負荷軽減要素として夫々の組み合わせ
    により体力トレーニング装置本体の負荷の大きさを変化
    させて成る体力トレーニング装置。
  2. 【請求項2】上記演算手段の演算結果が少なくとも脈拍
    の測定値と予め設定された脈拍との差に比例して変化す
    る特許請求の範囲第1項記載の体力トレーニング装置。
  3. 【請求項3】上記演算手段の演算結果が少なくとも脈拍
    の増加率に反比例して変化する特許請求の範囲第1項記
    載の体力トレーニング装置。
  4. 【請求項4】上記演算手段が負荷の大きさを決定する要
    因として直前の体力トレーニング装置本体の負荷の大き
    さを含んで成る特許請求の範囲第1項記載の体力トレー
    ニング装置。
  5. 【請求項5】上記演算手段が負荷の大きさを決定する要
    因として、体力トレーニングを行う人が自らの力で体力
    トレーニング装置本体を推進しているか否かを含んで成
    る特許請求の範囲第1項記載の体力トレーニング装置。
  6. 【請求項6】トレーニング装置の加速度は脈拍や被測定
    者の人力による推進力とは無関係に体力トレーニングを
    行う人が設定するアクセルの設定状況により決定される
    特許請求の範囲第1項記載の体力トレーニング装置。
  7. 【請求項7】トレーニング中に脈拍や脈拍の増加率、又
    は体力トレーニング装置本体の速度が所定値を越えたと
    き警報を発する構造として成る特許請求の範囲第1項記
    載の体力トレーニング装置。
  8. 【請求項8】トレーニング中の脈拍の経過、及び運動量
    の経過を記憶して成る特許請求の範囲第1項記載の体力
    トレーニング装置。
  9. 【請求項9】上記体力トレーニング装置本体として車両
    を用い、該車両の車輪を浮かせる機構を備えて成る特許
    請求の範囲第1項記載の体力トレーニング装置。
  10. 【請求項10】動力を推進機構に伝達するチェーンの駆
    動歯車の一部に感圧素子を設け、該感圧素子はペダルの
    アームで押さえる構造として成る特許請求の範囲第1項
    記載の体力トレーニング装置。
  11. 【請求項11】動力を推進機構に伝達するチェーンに押
    し上げ或いは押し下げ歯車を噛み合わせ、その歯車に作
    用する力を測定するための感圧素子を設けて成る特許請
    求の範囲第1項記載の体力トレーニング装置。
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