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JPH0657553B2 - 廃船解体用双胴船 - Google Patents
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JPH0657553B2 - 廃船解体用双胴船 - Google Patents

廃船解体用双胴船

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Publication number
JPH0657553B2
JPH0657553B2 JP16182687A JP16182687A JPH0657553B2 JP H0657553 B2 JPH0657553 B2 JP H0657553B2 JP 16182687 A JP16182687 A JP 16182687A JP 16182687 A JP16182687 A JP 16182687A JP H0657553 B2 JPH0657553 B2 JP H0657553B2
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JP
Japan
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ship
dismantling
abandoned
catamaran
waste
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JP16182687A
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正文 関川
勇 榧野
彰夫 西川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス繊維強化プラスチック製(以下、FR
P製という)の小型廃船などの解体に用いられる双胴船
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、小型漁船やレジャー用モータボート,ヨットな
どはFRP製のものが多く、これらは実用化されて数十
年を経過しており、すでに耐用年数に達したものが多
い。しかしながら、FRP製の特徴である耐食性が良い
ことから、廃船となっても木造船のように自然に分解す
ることなく長期間にわたり海岸に放置されていて、美観
を損じるとともに、ガラス繊維が飛散することによって
廃棄物公害の源ともなる恐れがある。
そこで、このような廃船を人為的に解体する必要がある
が、従来、廃船に対する適切な解体手段は確立されてい
ない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のようにFRP製小型船の廃船は、海岸に放置され
ていることが多く、陸上の廃棄物処理施設へ運搬した後
処理する必要があるが、小型船といえども、そのままで
運搬することは極めて困難である。
また、放置場所において解体する場合、通常の手段とし
て切断砥石による機械的な切断あるいは超高圧流体によ
る切断が考えられるが、いずれも人手による操作を必要
とするほか、廃船に付帯している他の物質の飛散ならび
にFRP自体から発生するガラス繊維に微細に切削屑の
飛散を伴うので、切断解体を行なう作業者にとっては危
険な作業となり、また環境を汚染する恐れもある。
本発明は、上述のような問題点を解決をはかろうとする
もので、廃船の解体を効率よく安全に、かつ、環境の汚
染を伴うことなく行なえるようにした、廃船解体用双胴
船を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の廃船解体用双胴船は、左舷船体と右
舷船体とからなる双胴船において、上記の左舷船体と右
舷船体との間に作業空間をそなえるとともに、同作業空
間に昇降可能に設けられた廃船保持装置と、同廃船保持
装置に保持された廃船を切断して解体するための切断装
置と、上記作業空間を外部海水から隔離する隔離装置と
をそなえたことを特徴としている。
〔作 用〕
上述の本発明の廃船解体用双胴船では、双胴船の左舷船
体と右舷船体との間の作業空間を利用して廃船の解体作
業が行なわれ、その際、廃船の保持は昇降可能な廃船保
持装置によって行なわれる。そして、切断装置による廃
船の解体時には、上記作業空間が、隔離装置により外部
空間から隔離される。
〔実施例〕
以下図面により本発明の実施例について説明すると、第
1〜7図は、本発明の第1実施例としての廃船解体用双
胴船を示すもので、第1図はその正面図、第2図はその
廃船誘導状態を示す説明図、第3図はその廃船解体作業
の初期状態を示す説明図、第4図はその廃船解体後の状
態を示す説明図、第5図はその移動時の状態を示す説明
図、第6図はその廃船保持装置としての格子状処理台の
平面図、第7図はそのシート状隔離装置を示す斜視図で
あり、第8〜10図は本発明の第2実施例としての廃船
解体用双胴船を示すもので、第8図はその正面図、第9
図はその廃船解体作業の初期状態を示す説明図、第10
図はそのプール状隔離装置の平面図であり、第11〜1
4図は、本発明の第3実施例としての廃船解体用双胴船
を示すもので、第11図はその正面図、第12図はその
廃船解体後の状態を示す説明図、第13図はその廃船保
持装置が組み込まれたプール状隔離装置を示す斜視図、
第14図はそのプール状隔離装置内における廃船保持装
置の廃船保持状態を示す説明図である。
まず、本発明の第1実施例について説明すると、第1図
に示すように、双胴船100において、左舷船体1と右
舷船体2との間に船体上部構造物3で覆われた作業空間
4が形成されており、この作業空間4内において、FR
P製の廃船5が解体されるようになっている。
すなわち、左舷船体1および右舷船体2の内側に設けら
れた少なくとも4本の支柱6によって支持環7aを介し
て上下動可能に支持された廃船保持装置としての格子状
処理台7が設けられ、同処理台7の上方には、切断装置
としての超高圧水噴射ノズル9を有する多関節マニプレ
ータ8が設けられている。
また左舷船体1内には、超高圧水噴射ノズル9へ超高圧
水を供給するための超高圧水発生装置10が設置される
ほか、多関節マニプレータ8や超高圧水発生装置10等
の諸装置を駆動し制御するためのコンピュータを含む制
御装置11が設置されている。
さらに、作業空間4に含まれる作業海域12を一般海域
13から隔離するため、シート14および同シート14
を展開しうるガイドレール15などを含むシート状隔離
装置が設けられている。
また、作業海域12の海水を浄化するための浄化装置1
6や排水ポンプ17も装備されている。
上述の構成により、FRP製廃船の解体作業を行なう際
には、まず準備工程として、第2図に示すようにFRP
製廃船5を処理台7に誘導する作業が行なわれる。
すなわち、双胴船100の前方の放置されたFRP製廃
船5にロープ23,24をかけ、ウィンチ21,22を
操作して格子状処理台7の上方に廃船5を誘導する。な
お、この場合、処理台7は支柱6のもっとも下方に降下
させておく必要がある。
次に第3図に示すように、処理台7を上昇させ、多関節
マニプレータ8の先端に装備された超高圧水噴射ノズル
9の作動領域に固定する。
さらに、船尾部分の供給ロール25に巻回されたシート
14を延出させ船首部分の巻取ロール26に巻取ること
で、作業海域12を一般海域13から隔離する。これ
は、FRP製廃船5を超高圧噴射水で切断する際に発生
する切り屑などの不要物が一般海域13へ漏出しないよ
うに配慮する構成である。第7図は、シート14などを
含む隔離装置の一例を示している。
このような準備工程の後、次に切断工程においては、超
高圧水発生装置10を駆動し、多関節マニプレータ8の
先端の超高圧水噴射ノズル9より超高圧水を噴射して、
FRP製廃船5を切断する作業が行なわれる。
なおこの場合、超高圧水噴射ノズル9はFRP製廃船5
の外形に沿って動くように制御されており、かつ、噴射
後の超高圧水の残存エネルギーによって処理台7が損傷
しないように、処理台7の格子状部材の間隙7bを超高
圧水が通過するように設計されている(第6図参照)。 切断工程終了後の状態は、第4図に示すようになってお
り、その後の後処理工程では、切断解体されたFRP製
廃船51が巻上ロープ27によって図示しない船倉に収
容されるようになっている。
また、作業海域12の海水は、FRPの切り屑,廃油な
どが含まれている可能性があるため、浄化装置16と排
水ポンプ17とを作動させて浄化したのち、一般海域1
3に放流される。
第5図は廃船解体用双胴船100が海域を移動する場合
の状態を示しており、多関節マニプレータ8は上部構造
物3内に収容され、また処理台7は支柱6の最上部に固
定され、シート14は巻取ロール26に巻取られてい
て、これにより、海域を移動する際に支障をきたさない
ようになっている。
なお切断装置として超高圧水噴射ノズル9の代わりに、
カッターやグラインダ等の切断工具を用いてもよく、そ
の場合は、超高圧水発生装置10の代わりに電源部が設
置される。
また、ノズル9と上記切断工具とを併用するようにして
もよい。
次に、第8〜10図に示す本発明の第2実施例では、前
述の第1実施例におけるシート14を含んだシート状隔
離装置の代わりに、第8図に示すごとく、処理台7の下
方において支柱6に沿い支持環25′を介して昇降しう
るプール状容器14′(第10図参照)およびその図示し
ない駆動機構からなるプール状隔離装置が設けられてい
るが、その他の構成については第1実施例の場合と同様
になっている。
したがって、廃船5の解体作業の切断工程では、第9図
に示すように、プール状容器14′の上縁が外部海水の
レベルよりも上方に位置するように保たれ、超高圧水噴
射ノズル9による切断作業に伴う切り屑などの不要物
は、プール状容器14′内に貯留される。
そしてプール状容器14′内の海水の浄化は、浄化装置
16および排水ポンプ17によって行なわれる。
また、この廃船解体用双胴船100が海域を移動する際
には、処理台7と同様にプール状容器14′も支柱6の
上部に固定される。
この第2実施例の場合も、切断装置として超高圧水噴射
ノズル9の代わりに、カッターやグラインダ等の切断工
具を用いてもよく、その場合は、超高圧水発生装置10
の代わりに電源部が設置される。
また、ノズル9と上記切断工具とを併用するようにして
もよい。
なお、上述の第1実施例および第2実施例のいずれの場
合も、格子状処理台7の上に廃船5を支持する多数の支
柱を立設して、廃船5を超高圧水で切断する際に、処理
台7が超高圧水で損傷を受けるのを十分に防止すること
ができる。
特に、第1実施例の場合は、上記支柱を設けることによ
り、処理台7を水面付近に沈下させることができ、これ
により海水の緩衝作用で処理台7の超高圧水による損傷
を一層確実に防止することができる。
次に、第11〜14図に示す本発明の第3実施例では、
前述の第1実施例の場合に比べて、シート14を含んだ
シート状隔離装置の代わりに、第11図に示すごとく、
支柱6に沿い支持環25′を介して昇降しうるプール状
容器14′(第13図参照)およびその図示しない駆動機
構からなるプール状隔離装置が設けられるほか、廃船保
持装置として処理台7の代わりに、プール状容器14′
の内部に廃船固定用金具15′が設けられている(第1
3,14図参照)が、その他の構成については第1実施
例の場合と同様になっている。
なお、プール状容器14′には、第13図に示すよう
に、開閉蓋付き海水出入口18が設けられる。
上述の構成により、この第3実施例の場合も、前述の第
1,2実施例の場合とほぼ同様にして、廃船後の解体作
業が行なわれる。そして第12図に示すように切断解体
されたFRP製廃船51は巻上機27によって図示しな
い船倉に収容される。
また、プール状容器14′内の海水の浄化は、浄化装置
16および排水ポンプ17によって行なわれる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の廃船解体用双胴船によれ
ば、FRP製等の廃船の解体設備が双胴船に装備される
ので、各地の海岸に放置されている廃船をその場で解体
することが可能となり、海浜の浄化に著しく貢献するこ
とができる。
また、解体処理に際しては、隔離した作業空間で作業が
行なわれ、浄化処理も併せて実施できるので、外部に有
害物質を放出することはない。さらに、解体作業は、す
べて遠隔操作で行なうことができ、これにより作業員の
安全性にも寄与しうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は、本発明の第1実施例としての廃船解体用
双胴船を示すもので、第1図はその正面図、第2図はそ
の廃船誘導状態を示す説明図、第3図はその廃船解体作
業の初期状態を示す説明図、第4図はその廃船解体後の
状態を示す説明図、第5図はその移動時の状態を示す説
明図、第6図はその廃船保持装置としての格子状処理台
の平面図、第7図はそのシート状隔離装置を示す斜視図
であり、第8〜10図は本発明の第2実施例としての廃
船解体用双胴船を示すもので、第8図はその正面図、第
9図はその廃船解体作業の初期状態を示す説明図、第1
0図はそのプール状隔離装置の平面図であり、第11〜
14図は、本発明の第3実施例としての廃船解体用双胴
船を示すもので、第11図はその正面図、第12図はそ
の廃船解体後の状態を示す説明図、第13図はその廃船
保持装置が組み込まれたプール状隔離装置を示す斜視
図、第14図はそのプール状隔離装置内における廃船保
持装置の廃船保持状態を示す説明図である。 1……左舷船体、2……右舷船体、3……上部構造物、
4……作業空間、5……FRP製廃船、6……支柱、7
……格子状処理台、7a……支持環、7b……間隙、8…
…多関節マニプレータ、9……超高圧水噴射ノズル、1
0……超高圧水発生装置、11……制御装置、12……
作業海域、13……一般海域、14……シート、14′
……プール状容器、15……ガイドレール、15′……
廃船固定用金具、16……浄化装置、17……排水ポン
プ、18……海水出入口、21,22……ウィンチ、2
3,24……ロープ、25……供給ロール、25′……
支持環、26……巻取ロール、27……巻上ロープ、5
1……解体されたFRP製廃船、100……双胴船。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左舷船体と右舷船体とからなる双胴船にお
    いて、上記の左舷船体と右舷船体との間に作業空間をそ
    なえるとともに、同作業空間に昇降可能に設けられた廃
    船保持装置と、同廃船保持装置に保持された廃船を切断
    して解体するための切断装置と、上記作業空間を外部海
    水から隔離する隔離装置とをそなえたことを特徴とす
    る、廃船解体用双胴船。
JP16182687A 1987-06-29 1987-06-29 廃船解体用双胴船 Expired - Lifetime JPH0657553B2 (ja)

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