JPH0657782B2 - シーラー用水性樹脂分散体の製造方法 - Google Patents
シーラー用水性樹脂分散体の製造方法Info
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- JPH0657782B2 JPH0657782B2 JP3928089A JP3928089A JPH0657782B2 JP H0657782 B2 JPH0657782 B2 JP H0657782B2 JP 3928089 A JP3928089 A JP 3928089A JP 3928089 A JP3928089 A JP 3928089A JP H0657782 B2 JPH0657782 B2 JP H0657782B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はシーラー用水性樹脂分散体の製造方法に関す
る。
る。
更に詳しくは、特に多孔質の基材に塗布した場合に該基
材に良く含浸して密着性、耐水性、耐久性及び平滑性に
優れた被膜を与えるシーラー用水性樹脂分散体の製造方
法に関する。
材に良く含浸して密着性、耐水性、耐久性及び平滑性に
優れた被膜を与えるシーラー用水性樹脂分散体の製造方
法に関する。
(従来の技術及び本発明が解決しようとする問題点) 従来無機多孔質基材のシーラーに使用する樹脂としては
比較的低分子量の湿気硬化型ウレタン、溶剤型樹脂等が
用いられていたが、前者はその毒性で、後者は有機溶剤
の使用による火災の危険性や環境汚染等が問題になって
おり、水性化の要望が強くなっている。水系シーラーと
しては水溶性樹脂や水分散性樹脂を主成分とするものが
種々検討されているが、水溶性樹脂を主成分とするもの
は耐水性が、又、水分散性樹脂を主成分とするものは基
材への含浸性や密着性が悪く、長期の耐久性を有してい
ない。更に水溶性樹脂と水分散性樹脂を混合して用いる
方法が検討されており、例えば、アクリルエマルション
に5〜80%の水溶性樹脂をブレンドする方法(特開昭
61−141769)、特定の重合体水性エマルション
にポリビニルアルコールをブレンドする方法(特開昭5
3−970818)等が提案されているが、いずれの方
法も未だ無機多孔質基材に対する含浸性と耐水性・耐久
性等の性能を満足させるものは見当たらない。一方、エ
ポキシエマルションを用いる方法では基材に対する含浸
性に優れているものの、硬化剤を用いる為、二液とな
り、取り扱いが煩雑な上、ポットライフの問題や上塗り
を行なう時間の制約があり、実用上多くの問題を有す
る。又、エポキシ樹脂を水に乳化する際に多量の乳化剤
が必要となる為、耐水性の低下は免れない。以上のこと
から、取り扱いが容易で且つ十分な性能を有する水性樹
脂シーラーが得られていないのが現状である。
比較的低分子量の湿気硬化型ウレタン、溶剤型樹脂等が
用いられていたが、前者はその毒性で、後者は有機溶剤
の使用による火災の危険性や環境汚染等が問題になって
おり、水性化の要望が強くなっている。水系シーラーと
しては水溶性樹脂や水分散性樹脂を主成分とするものが
種々検討されているが、水溶性樹脂を主成分とするもの
は耐水性が、又、水分散性樹脂を主成分とするものは基
材への含浸性や密着性が悪く、長期の耐久性を有してい
ない。更に水溶性樹脂と水分散性樹脂を混合して用いる
方法が検討されており、例えば、アクリルエマルション
に5〜80%の水溶性樹脂をブレンドする方法(特開昭
61−141769)、特定の重合体水性エマルション
にポリビニルアルコールをブレンドする方法(特開昭5
3−970818)等が提案されているが、いずれの方
法も未だ無機多孔質基材に対する含浸性と耐水性・耐久
性等の性能を満足させるものは見当たらない。一方、エ
ポキシエマルションを用いる方法では基材に対する含浸
性に優れているものの、硬化剤を用いる為、二液とな
り、取り扱いが煩雑な上、ポットライフの問題や上塗り
を行なう時間の制約があり、実用上多くの問題を有す
る。又、エポキシ樹脂を水に乳化する際に多量の乳化剤
が必要となる為、耐水性の低下は免れない。以上のこと
から、取り扱いが容易で且つ十分な性能を有する水性樹
脂シーラーが得られていないのが現状である。
(問題点を解決するための技術的手段) 本発明は上記のような問題点即ち、湿気硬化型ウレタン
や溶剤系樹脂を主成分とするシーラーが有する毒性、火
災の危険性、環境汚染等の問題や水系シーラーが有する
耐水性不足、含浸不足、密着不足、耐久性不足等の問題
を一挙に解決したものである。
や溶剤系樹脂を主成分とするシーラーが有する毒性、火
災の危険性、環境汚染等の問題や水系シーラーが有する
耐水性不足、含浸不足、密着不足、耐久性不足等の問題
を一挙に解決したものである。
本発明者らは鋭意研究の結果、水性樹脂分散物に特定の
ポリビニルアルコールを用いて特定の疎水性エポキシ樹
脂を乳化して得られた乳化物を混合することによって得
られる水性樹脂分散体が、従来の水溶性樹脂や水分散性
樹脂の有する欠点が全く見られず、しかも毒性や環境汚
染等の心配も全く無いことを見出し、本発明を完成する
に至った。
ポリビニルアルコールを用いて特定の疎水性エポキシ樹
脂を乳化して得られた乳化物を混合することによって得
られる水性樹脂分散体が、従来の水溶性樹脂や水分散性
樹脂の有する欠点が全く見られず、しかも毒性や環境汚
染等の心配も全く無いことを見出し、本発明を完成する
に至った。
即ち、本発明は、 ビニル系重合性単量体を乳化重合して得られた水性樹脂
分散物に鹸化度80モル%以上のポリビニルアルコール
で乳化した疎水性エポキシ樹脂を加えることを特徴とす
るシーラー用水性樹脂分散体の製造方法に関するもので
ある。
分散物に鹸化度80モル%以上のポリビニルアルコール
で乳化した疎水性エポキシ樹脂を加えることを特徴とす
るシーラー用水性樹脂分散体の製造方法に関するもので
ある。
本発明における水性樹脂分散物は従来から公知のもので
あれば特に制限されないが、ビニル系重合体の水性樹脂
分散物が好ましく、例えばアクリル樹脂エマルション、
スチレン−アクリル樹脂エマルション、エチレン−酢酸
ビニルエマルション、アクリル−スチレン−酢酸ビニル
エマルション、スチレン−酢酸ビニルエマルション、塩
化ビニリデンエマルション、塩化ビニルエマルション等
を挙げることができる。これらの中でもアクリル樹脂エ
マルション、スチレン−アクリル樹脂エマルションが特
に好ましい。このような水性樹脂分散物はビニル系重合
性単量体を周知の方法で乳化重合して得られるものであ
り、使用できるビニル系重合性単量体としては特に制限
されず、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリレート
類;スチレン、α−メチルスチレン、α−クロルスチレ
ン、ビニルトルエン等の芳香族不飽和単量体;フッ化ビ
ニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ル;(メタ)アクリロニトリル等の不飽和シアン化合物
類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエス
テル類;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシ
基含有不飽和単量体類;(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミドなどの不飽和酸アミ
ドまたはその誘導体類;ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレートなどのアミノ基含有不飽和単量体類;ジビ
ニルベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ートなどの多官能不飽和単量体類;グリシジル (メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテルなどのグ
リシジル基含有不飽和単量体類;(メタ)アクリル酸、
クロトン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、モノ
メチルフマレート及びモノエチルマレエートなどの不飽
和カルボン酸類又はその誘導体などを挙げることがで
き、これらの1種又は2種以上を使用することができ
る。
あれば特に制限されないが、ビニル系重合体の水性樹脂
分散物が好ましく、例えばアクリル樹脂エマルション、
スチレン−アクリル樹脂エマルション、エチレン−酢酸
ビニルエマルション、アクリル−スチレン−酢酸ビニル
エマルション、スチレン−酢酸ビニルエマルション、塩
化ビニリデンエマルション、塩化ビニルエマルション等
を挙げることができる。これらの中でもアクリル樹脂エ
マルション、スチレン−アクリル樹脂エマルションが特
に好ましい。このような水性樹脂分散物はビニル系重合
性単量体を周知の方法で乳化重合して得られるものであ
り、使用できるビニル系重合性単量体としては特に制限
されず、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリレート
類;スチレン、α−メチルスチレン、α−クロルスチレ
ン、ビニルトルエン等の芳香族不飽和単量体;フッ化ビ
ニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ル;(メタ)アクリロニトリル等の不飽和シアン化合物
類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエス
テル類;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシ
基含有不飽和単量体類;(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミドなどの不飽和酸アミ
ドまたはその誘導体類;ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレートなどのアミノ基含有不飽和単量体類;ジビ
ニルベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ートなどの多官能不飽和単量体類;グリシジル (メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテルなどのグ
リシジル基含有不飽和単量体類;(メタ)アクリル酸、
クロトン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、モノ
メチルフマレート及びモノエチルマレエートなどの不飽
和カルボン酸類又はその誘導体などを挙げることがで
き、これらの1種又は2種以上を使用することができ
る。
本発明における水性樹脂分散物は前記ビニル系重合性単
量体を乳化剤の存在下又は不存在下に重合開始剤を用い
て乳化重合するばよく、重合開始剤としては、例えば過
硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化水素、ベン
ゾイルパーオキシド等の公知の水溶性もしくは油溶性開
始剤を用いることができる。またこの時還元剤として亜
硫酸水素ナトリウム、L−アスコルビン酸等を用いてレ
ドックス系開始剤としてもよい。又、必要により用いる
乳化剤としてはラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン系
活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のノニ
オン系活性剤が挙げられる。更に、重合時に分子量調節
を目的としてラウリルメルカプタンのような連鎖移動剤
を使用してもよい。また乳化重合時に重合性単量体等の
組成を各段で変更して多段乳化重合を行なっても良い。
量体を乳化剤の存在下又は不存在下に重合開始剤を用い
て乳化重合するばよく、重合開始剤としては、例えば過
硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化水素、ベン
ゾイルパーオキシド等の公知の水溶性もしくは油溶性開
始剤を用いることができる。またこの時還元剤として亜
硫酸水素ナトリウム、L−アスコルビン酸等を用いてレ
ドックス系開始剤としてもよい。又、必要により用いる
乳化剤としてはラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン系
活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のノニ
オン系活性剤が挙げられる。更に、重合時に分子量調節
を目的としてラウリルメルカプタンのような連鎖移動剤
を使用してもよい。また乳化重合時に重合性単量体等の
組成を各段で変更して多段乳化重合を行なっても良い。
本発明で用いるポリビニルアルコールは鹸化度80モル
%以上、好ましくは鹸化度が87モル%以上である。鹸
化度が80モル%未満のポリビニルアルコールを用いる
と、結晶化度が低下したり、親水性が強くなり、本発明
の製造方法によって得られた水性樹脂分散体をシーラー
として用いた場合耐水性が低下するため好ましくない。
本発明において用いるポリビニルアルコールの使用量は
特に限定されていないが、本発明におけるシーラー用水
性樹脂分散体を多孔質基材の塗装に用いる場合の該基材
に対する密着性や耐水性の面で水性樹脂分散物100重
量部に対して固形分比で1〜40重量部の範囲とするの
が好ましく、より好ましくは5〜35重量部の範囲が好
適である。また本発明におけるポリビニルアルコールの
重合度は最終的に得られるシーラー用水性樹脂分散体の
耐水性や粘度の面で200〜2600の範囲とするのが
好ましく、より好ましくは500〜2400の範囲が好
適である。尚、本発明に使用するポリビニルアルコール
としてはビニルアルコール単位の一部が他のビニルモノ
マー単位で置換された重合体又はポリビニルアルコール
中に存在する水酸基の水素の一部が他の化合物で置換さ
れた重合体、例えば一部ブチラール化等を行なった重合
体であっても構わない。
%以上、好ましくは鹸化度が87モル%以上である。鹸
化度が80モル%未満のポリビニルアルコールを用いる
と、結晶化度が低下したり、親水性が強くなり、本発明
の製造方法によって得られた水性樹脂分散体をシーラー
として用いた場合耐水性が低下するため好ましくない。
本発明において用いるポリビニルアルコールの使用量は
特に限定されていないが、本発明におけるシーラー用水
性樹脂分散体を多孔質基材の塗装に用いる場合の該基材
に対する密着性や耐水性の面で水性樹脂分散物100重
量部に対して固形分比で1〜40重量部の範囲とするの
が好ましく、より好ましくは5〜35重量部の範囲が好
適である。また本発明におけるポリビニルアルコールの
重合度は最終的に得られるシーラー用水性樹脂分散体の
耐水性や粘度の面で200〜2600の範囲とするのが
好ましく、より好ましくは500〜2400の範囲が好
適である。尚、本発明に使用するポリビニルアルコール
としてはビニルアルコール単位の一部が他のビニルモノ
マー単位で置換された重合体又はポリビニルアルコール
中に存在する水酸基の水素の一部が他の化合物で置換さ
れた重合体、例えば一部ブチラール化等を行なった重合
体であっても構わない。
本発明における疎水性エポキシ樹脂は疎水性であれば特
に制限されないが、従来から公知のものであればよい。
例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、環状脂肪族エ
ポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、レゾルシン型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ハロ
ゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂、テトラヒドロキ
シフェニルエタン型エポキシ樹脂、グリセリントリエー
テル型エポキシ樹脂、ポリオレフィン型エポキシ樹脂、
エポキシ化大豆油等が挙げられるが、これらのうちでも
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキ
シ樹脂が特に好ましい。これらのエポキシ樹脂はエポキ
シ基の一部が他の置換基で置き換えられたエポキシ樹脂
であっても構わないし、単官能であっても多官能であっ
ても構わない。本発明において用いる疎水性エポキシ樹
脂はエポキシ当量が150〜3500、好ましくはエポ
キシ当量が180〜3000である。本発明において用
いるエポキシ樹脂の使用量は特に限定されていないが、
本発明の製造方法によって得られるシーラー用水性樹脂
分散体を多孔質基材の塗装に用いる場合、該基材に対す
る密着性、耐水性及び貯蔵時の安定性の面から水性樹脂
分散物100重量部に対して固形分比で1〜40重量部
の範囲とするのが好ましく、より好ましくは5〜35重
量部である。
に制限されないが、従来から公知のものであればよい。
例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、環状脂肪族エ
ポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、レゾルシン型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ハロ
ゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂、テトラヒドロキ
シフェニルエタン型エポキシ樹脂、グリセリントリエー
テル型エポキシ樹脂、ポリオレフィン型エポキシ樹脂、
エポキシ化大豆油等が挙げられるが、これらのうちでも
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキ
シ樹脂が特に好ましい。これらのエポキシ樹脂はエポキ
シ基の一部が他の置換基で置き換えられたエポキシ樹脂
であっても構わないし、単官能であっても多官能であっ
ても構わない。本発明において用いる疎水性エポキシ樹
脂はエポキシ当量が150〜3500、好ましくはエポ
キシ当量が180〜3000である。本発明において用
いるエポキシ樹脂の使用量は特に限定されていないが、
本発明の製造方法によって得られるシーラー用水性樹脂
分散体を多孔質基材の塗装に用いる場合、該基材に対す
る密着性、耐水性及び貯蔵時の安定性の面から水性樹脂
分散物100重量部に対して固形分比で1〜40重量部
の範囲とするのが好ましく、より好ましくは5〜35重
量部である。
本発明の製造方法では、ポリビニルアルコールでエポキ
シ樹脂を乳化するが、この時に用いる乳化装置は特に制
限されないが、エポキシ樹脂の乳化安定性を向上させる
ために一般に用いられる乳化剤を併用しても構わない。
ただし、乳化剤の使用量はエポキシ樹脂100重量部に
対して固形分比で5重量部以下が好ましく、これ以上添
加すると得られる水性樹脂分散体の耐水性が低下する。
又、固形状のエポキシ樹脂については乳化を容易にする
ために予め溶剤に溶解させる。この時用いる溶剤として
は例えばケトン、エステル、エーテル、アルコール類が
あるが、特に制限はない。
シ樹脂を乳化するが、この時に用いる乳化装置は特に制
限されないが、エポキシ樹脂の乳化安定性を向上させる
ために一般に用いられる乳化剤を併用しても構わない。
ただし、乳化剤の使用量はエポキシ樹脂100重量部に
対して固形分比で5重量部以下が好ましく、これ以上添
加すると得られる水性樹脂分散体の耐水性が低下する。
又、固形状のエポキシ樹脂については乳化を容易にする
ために予め溶剤に溶解させる。この時用いる溶剤として
は例えばケトン、エステル、エーテル、アルコール類が
あるが、特に制限はない。
本発明で得られるシーラー用水性樹脂分散体はそのまま
無機多孔質基材用シーラーとして用いられるが、必要に
応じて成膜助剤、親水性樹脂、顔料、充填剤、トナー、
分散剤、湿潤剤のような添加剤等を配合して用いても良
い。但し、顔料、充填剤及びトナーの使用量は本発明の
製造方法で得られる水性樹脂分散体の特徴を損なわない
ために水性樹脂分散体100重量部(不揮発分換算)当
たり、300重量部以下とするのが好ましい。
無機多孔質基材用シーラーとして用いられるが、必要に
応じて成膜助剤、親水性樹脂、顔料、充填剤、トナー、
分散剤、湿潤剤のような添加剤等を配合して用いても良
い。但し、顔料、充填剤及びトナーの使用量は本発明の
製造方法で得られる水性樹脂分散体の特徴を損なわない
ために水性樹脂分散体100重量部(不揮発分換算)当
たり、300重量部以下とするのが好ましい。
(発明の効果) 本発明の製造方法より得られる水性樹脂分散体は、水性
樹脂分散物にポリビニルアルコールで乳化した疎水性エ
ポキシ樹脂を加えることによって得られる為、単に水性
樹脂分散物とポリビニルアルコールを混合したものに比
べて、基材に対する密着性や耐温水性等の耐水性に著し
く優れていると共に耐凍害性等の耐久性、上塗り塗料の
塗装時の耐リフティング性、上塗り塗膜との層間密着性
等も向上している。又、エポキシエマルションと比べ
て、一液で取り扱えるため、取り扱いの煩雑さやポット
ライフの問題も無くなる上、上塗りを行なう際の塗装間
隔にも制限が無くなった。従って本発明による水性樹脂
分散体は、例えばモルタル、コンクリート、珪酸カルシ
ウム板等の基材へのシーラーに好適に用いることができ
る。
樹脂分散物にポリビニルアルコールで乳化した疎水性エ
ポキシ樹脂を加えることによって得られる為、単に水性
樹脂分散物とポリビニルアルコールを混合したものに比
べて、基材に対する密着性や耐温水性等の耐水性に著し
く優れていると共に耐凍害性等の耐久性、上塗り塗料の
塗装時の耐リフティング性、上塗り塗膜との層間密着性
等も向上している。又、エポキシエマルションと比べ
て、一液で取り扱えるため、取り扱いの煩雑さやポット
ライフの問題も無くなる上、上塗りを行なう際の塗装間
隔にも制限が無くなった。従って本発明による水性樹脂
分散体は、例えばモルタル、コンクリート、珪酸カルシ
ウム板等の基材へのシーラーに好適に用いることができ
る。
(実施例) 以下実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明
は以下の実施例によって限定されるものではない。な
お、例中の部は特にことわりが無い限り重量による。
は以下の実施例によって限定されるものではない。な
お、例中の部は特にことわりが無い限り重量による。
実施例1 撹拌器、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備えた1
のセパラブルフラスコに脱イオン水500部、ラウリル
硫酸ナトリウム8部を仕込んだ後、窒素ガスを吹き込み
ながら、撹拌下に70℃迄昇温した。然る後、メチルメ
タクリレート160部、スチレン80部、ブチルアクリ
レート152部、メタクリル酸8部からなる重合性単量
体混合物を2時間にわたって均一に滴下した。この間同
時に10%の過硫酸アンモニウム水溶液10部を2時間
にわたって均一に滴下した。その後1時間熟成を行なっ
た後、冷却し、25%のアンモニア水を6.3部添加し
た。こうして得た水性樹脂分散物(1)は不揮発分43.5
%、pH9.0、粘度150cps(B型粘度計、No.2ロ
ーター、30rpm、25℃)、最低成膜温度35℃の
特数値を示した。クラレポバールPVA−171(クラ
レ(株)製ポリビニルアルコール:重合度1700、鹸
化度98〜99モル%)の10%水溶液60部をセパラ
ブルフラスコに仕込んだ後、撹拌下にアデカレジンEP
−4100(旭電化(株)製ビスフェノール型エポキシ
樹脂:エポキシ当量180〜200、分子量約360)
を6部添加して、200rpmの撹拌速度で10分間か
けて乳化を行った後、水性樹脂分散物(1)200部を
添加し、更に10分間混合し、シーラー用水性樹脂分散
体(1)を得た。得られたシーラー用水性樹脂分散体
(1)は不揮発分37.2%、pH8.5、粘度1000cp
s(B型粘度計、No.3ローター、30rpm、25
℃)、最低成膜温度10℃の特数値を示した。
のセパラブルフラスコに脱イオン水500部、ラウリル
硫酸ナトリウム8部を仕込んだ後、窒素ガスを吹き込み
ながら、撹拌下に70℃迄昇温した。然る後、メチルメ
タクリレート160部、スチレン80部、ブチルアクリ
レート152部、メタクリル酸8部からなる重合性単量
体混合物を2時間にわたって均一に滴下した。この間同
時に10%の過硫酸アンモニウム水溶液10部を2時間
にわたって均一に滴下した。その後1時間熟成を行なっ
た後、冷却し、25%のアンモニア水を6.3部添加し
た。こうして得た水性樹脂分散物(1)は不揮発分43.5
%、pH9.0、粘度150cps(B型粘度計、No.2ロ
ーター、30rpm、25℃)、最低成膜温度35℃の
特数値を示した。クラレポバールPVA−171(クラ
レ(株)製ポリビニルアルコール:重合度1700、鹸
化度98〜99モル%)の10%水溶液60部をセパラ
ブルフラスコに仕込んだ後、撹拌下にアデカレジンEP
−4100(旭電化(株)製ビスフェノール型エポキシ
樹脂:エポキシ当量180〜200、分子量約360)
を6部添加して、200rpmの撹拌速度で10分間か
けて乳化を行った後、水性樹脂分散物(1)200部を
添加し、更に10分間混合し、シーラー用水性樹脂分散
体(1)を得た。得られたシーラー用水性樹脂分散体
(1)は不揮発分37.2%、pH8.5、粘度1000cp
s(B型粘度計、No.3ローター、30rpm、25
℃)、最低成膜温度10℃の特数値を示した。
得られたシーラー用水性樹脂分散体(1)を第2表に示
した無機多孔質基材上に固形分で20g/m2塗布し、1
20℃で10分間熱風乾燥機の中で乾燥した後、塗膜の
基材に対する密着性、耐温水性及び耐凍害性を調べた。
更にシーラー用水性樹脂分散体(1)の塗膜の上に第1
表に示した塗料配合で得られた上塗り塗料を固形分で4
0g/m2塗布し、120℃で10分間熱風乾燥機で乾燥
した後、上塗特性を調べた。結果は第2表に示したとお
りであった。以後の実施例及び比較例で得られるシーラ
ー用水性樹脂分散体についても同様の試験を行なった。
した無機多孔質基材上に固形分で20g/m2塗布し、1
20℃で10分間熱風乾燥機の中で乾燥した後、塗膜の
基材に対する密着性、耐温水性及び耐凍害性を調べた。
更にシーラー用水性樹脂分散体(1)の塗膜の上に第1
表に示した塗料配合で得られた上塗り塗料を固形分で4
0g/m2塗布し、120℃で10分間熱風乾燥機で乾燥
した後、上塗特性を調べた。結果は第2表に示したとお
りであった。以後の実施例及び比較例で得られるシーラ
ー用水性樹脂分散体についても同様の試験を行なった。
又、得られたシーラー用水性樹脂分散体(1)を50℃
で30日間貯蔵し、その貯蔵安定性を調べた。以後の実
施例及び比較例で得られるシーラー用水性樹脂分散体に
ついても同様の試験を行ってその結果を第3表に示し
た。
で30日間貯蔵し、その貯蔵安定性を調べた。以後の実
施例及び比較例で得られるシーラー用水性樹脂分散体に
ついても同様の試験を行ってその結果を第3表に示し
た。
実施例2 実施例1で用いたのと同じセパラブルフラスコに脱イオ
ン水350部を仕込んだ後、窒素ガスを吹き込みなが
ら、撹拌下に60℃迄昇温した。しかる後、メチルメタ
クリレート200部、シクロヘキシルメタクリレート1
00部、2−エチルヘキシルアクリレート90部、グリ
シジルメタクリレート4部、アクリル酸6部からなる重
合性単量体混合物にエマルゲン950(花王(株)製:
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)10部、
レベノールWZ(花王(株)製ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル硫酸ナトリウムの25%水溶液)1
6部、脱イオン水120部を加えてなるプレエマルショ
ン混合物を3時間にわたって均一に滴下を行った。この
間2%の過硫酸カリウム水溶液60部と5%の亜硫酸水
素ナトリウム水溶液12部を10分毎にプレエマルショ
ン混合物の滴下終了時迄分割してフラスコに添加した。
滴下終了後、1時間熟成を行い、冷却を行った後、25
%のアンモニア水を5.7部添加した。こうして得られた
水性樹脂分散物(2)は不揮発分42.5%、pH9.1、粘
度2400cps、最低成膜温度65℃の等数値を示し
た。フラスコ内にエピコート1007(油化シェルエポ
キシ(株)製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エポキ
シ当量1750〜2150、分子量約2900)を50
部仕込んだ後、ブチルセロソルブを50部添加し120
℃まで昇温し撹拌下で溶解させた後、冷却し、アデカノ
ールNK511(旭電化(株)製エポキシ樹脂用乳化
剤:30%水溶液)を6部添加してよく撹拌下に混合を
行った。その後、フラスコ内の撹拌速度を400rpm
に調整し、クラレポバールPVA−205(クラレ
(株)製:重合度500、鹸化度87〜89モル%)の
10%水溶液350部をセパラブルフラスコに添加して
30分間かけて乳化させた。その後、水性樹脂分散物
(2)を200部添加して、10分間撹拌を継続した
後、取り出して、シーラー用水性樹脂分散体(2)を得
た。得られたシーラー用水性樹脂分散体(2)は不揮発
分26.1%、pH8.1、粘度1800cps(B型粘度
計、No.3ローター、30rpm、25℃)、最低成膜
温度0℃以下の特数値を示した。
ン水350部を仕込んだ後、窒素ガスを吹き込みなが
ら、撹拌下に60℃迄昇温した。しかる後、メチルメタ
クリレート200部、シクロヘキシルメタクリレート1
00部、2−エチルヘキシルアクリレート90部、グリ
シジルメタクリレート4部、アクリル酸6部からなる重
合性単量体混合物にエマルゲン950(花王(株)製:
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)10部、
レベノールWZ(花王(株)製ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル硫酸ナトリウムの25%水溶液)1
6部、脱イオン水120部を加えてなるプレエマルショ
ン混合物を3時間にわたって均一に滴下を行った。この
間2%の過硫酸カリウム水溶液60部と5%の亜硫酸水
素ナトリウム水溶液12部を10分毎にプレエマルショ
ン混合物の滴下終了時迄分割してフラスコに添加した。
滴下終了後、1時間熟成を行い、冷却を行った後、25
%のアンモニア水を5.7部添加した。こうして得られた
水性樹脂分散物(2)は不揮発分42.5%、pH9.1、粘
度2400cps、最低成膜温度65℃の等数値を示し
た。フラスコ内にエピコート1007(油化シェルエポ
キシ(株)製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エポキ
シ当量1750〜2150、分子量約2900)を50
部仕込んだ後、ブチルセロソルブを50部添加し120
℃まで昇温し撹拌下で溶解させた後、冷却し、アデカノ
ールNK511(旭電化(株)製エポキシ樹脂用乳化
剤:30%水溶液)を6部添加してよく撹拌下に混合を
行った。その後、フラスコ内の撹拌速度を400rpm
に調整し、クラレポバールPVA−205(クラレ
(株)製:重合度500、鹸化度87〜89モル%)の
10%水溶液350部をセパラブルフラスコに添加して
30分間かけて乳化させた。その後、水性樹脂分散物
(2)を200部添加して、10分間撹拌を継続した
後、取り出して、シーラー用水性樹脂分散体(2)を得
た。得られたシーラー用水性樹脂分散体(2)は不揮発
分26.1%、pH8.1、粘度1800cps(B型粘度
計、No.3ローター、30rpm、25℃)、最低成膜
温度0℃以下の特数値を示した。
実施例3 セパラブルフラスコにブチルセロソルブ80部、エピコ
ート154(油化シェルエポキシ(株)製ノボラック型
エポキシ樹脂:エポキシ当量176〜181)を40
部、アデカレジンEPU−4−75X(旭電化(株)製
ウレタン変性エポキシ樹脂:エポキシ当量750〜85
0、キシレン溶液、75%)を80部仕込んだ後、撹拌
下に100℃迄昇温して、エポキシ樹脂を30分かけて
溶解させた。次に1のガラス容器にクラレポバールP
VA−224E(クラレ(株)製ポリビニルアルコー
ル:重合度2400、鹸化度87〜89モル%)の10
%水溶液300部を仕込んだ後、ホモミキサーを設置
し、6000rpmで撹拌を開始させた後、上で溶解さ
せたエポキシ樹脂を乳化させた。しかる後に、実施例1
で用いたシーラー用水性樹脂分散物(1)を322部添
加して、更に10分間かけて混合した。得られたシーラ
ー用水性樹脂分散体(3)は不揮発分29.3%、pH8.
7、粘度2500cps(B型粘度計、No.3ローター、
30rpm、25℃)、最低成膜温度0℃以下の特数値
を示した。
ート154(油化シェルエポキシ(株)製ノボラック型
エポキシ樹脂:エポキシ当量176〜181)を40
部、アデカレジンEPU−4−75X(旭電化(株)製
ウレタン変性エポキシ樹脂:エポキシ当量750〜85
0、キシレン溶液、75%)を80部仕込んだ後、撹拌
下に100℃迄昇温して、エポキシ樹脂を30分かけて
溶解させた。次に1のガラス容器にクラレポバールP
VA−224E(クラレ(株)製ポリビニルアルコー
ル:重合度2400、鹸化度87〜89モル%)の10
%水溶液300部を仕込んだ後、ホモミキサーを設置
し、6000rpmで撹拌を開始させた後、上で溶解さ
せたエポキシ樹脂を乳化させた。しかる後に、実施例1
で用いたシーラー用水性樹脂分散物(1)を322部添
加して、更に10分間かけて混合した。得られたシーラ
ー用水性樹脂分散体(3)は不揮発分29.3%、pH8.
7、粘度2500cps(B型粘度計、No.3ローター、
30rpm、25℃)、最低成膜温度0℃以下の特数値
を示した。
比較例1 実施例1で得られた水性樹脂分散物(1)20部にクラ
レポバールPVA−117の10%水溶液150部を混
合して、比較用のシーラー用水性樹脂分散体(1)を得
た。この比較用のシーラー用水性樹脂分散体(1)は不
揮発分29.0%、pH8.9、粘度2200cps(B型粘
度計)、最低成膜温度0℃以下の特数値を示した。
レポバールPVA−117の10%水溶液150部を混
合して、比較用のシーラー用水性樹脂分散体(1)を得
た。この比較用のシーラー用水性樹脂分散体(1)は不
揮発分29.0%、pH8.9、粘度2200cps(B型粘
度計)、最低成膜温度0℃以下の特数値を示した。
比較例2 クラレポバールPVA−117の10%水溶液80部を
セパラブルフラスコに仕込んだ後、撹拌速度を200r
pmに調整し、アデカレジンEP−4100を60部と
乳化剤のNK−511を20部加えて、10分間かけて
乳化を行った。その後、実施例1で用いた水性樹脂分散
物(1)を150部添加し、10分間かけて混合を行
い、比較用のシーラー用水性樹脂分散体(2)を得た。
得られた比較用のシーラー用水性樹脂分散体(2)は不
揮発分44.9%、pH8.2、粘度1400cps、最低成
膜温度12℃の特数値を示した。
セパラブルフラスコに仕込んだ後、撹拌速度を200r
pmに調整し、アデカレジンEP−4100を60部と
乳化剤のNK−511を20部加えて、10分間かけて
乳化を行った。その後、実施例1で用いた水性樹脂分散
物(1)を150部添加し、10分間かけて混合を行
い、比較用のシーラー用水性樹脂分散体(2)を得た。
得られた比較用のシーラー用水性樹脂分散体(2)は不
揮発分44.9%、pH8.2、粘度1400cps、最低成
膜温度12℃の特数値を示した。
比較例3 フラスコ内にエピコート1007を50部仕込んだ後、
ブチルセロソルブを50部添加し、120℃まで昇温
し、撹拌下に溶解させた後、冷却し、アデカノールNK
−511を6部添加して溶解させた。その後、ホモミキ
サーを設置し、撹拌速度を6000rpmに調整し、実
施例2で得られた水性樹脂分散物(2)を200部添加
して30分かけて乳化させようとしたが、安定な乳化物
は得られなかった。
ブチルセロソルブを50部添加し、120℃まで昇温
し、撹拌下に溶解させた後、冷却し、アデカノールNK
−511を6部添加して溶解させた。その後、ホモミキ
サーを設置し、撹拌速度を6000rpmに調整し、実
施例2で得られた水性樹脂分散物(2)を200部添加
して30分かけて乳化させようとしたが、安定な乳化物
は得られなかった。
比較例4 フラスコ内に脱イオン水100部を仕込んだ後、撹拌速
度を400rpmに調整し、アデカレジンEP−410
0を40部とアデカノールNK−511を13.4部添加し
て30分間かけて乳化を行なった。しかる後、実施例1
で得られた水性樹脂分散物(1)を200部添加して、
10分間かけて混合を行ない、比較用のシーラー用水性
樹脂分散体(4)を得た。得られた比較用のシーラー用
水性樹脂分散体(4)は不揮発分37.4%、pH8.3、粘
度800cps(B型粘度計)、最低成膜温度27℃の
特数値を示した。
度を400rpmに調整し、アデカレジンEP−410
0を40部とアデカノールNK−511を13.4部添加し
て30分間かけて乳化を行なった。しかる後、実施例1
で得られた水性樹脂分散物(1)を200部添加して、
10分間かけて混合を行ない、比較用のシーラー用水性
樹脂分散体(4)を得た。得られた比較用のシーラー用
水性樹脂分散体(4)は不揮発分37.4%、pH8.3、粘
度800cps(B型粘度計)、最低成膜温度27℃の
特数値を示した。
比較例5 フラスコ内にデナコールEX−832(長瀬産業(株)
製水溶性エポキシ樹脂:エポキシ当量280)を25部
仕込み、25%のアンモニア水を12.1部添加し、更にク
ラレポバールPVA−205の10%水溶液350部を
仕込み、撹拌下に溶解させた。しかる後、実施例2で用
いた水性樹脂分散物(2)を200部添加して、10分
間撹拌を継続し、比較用のシーラー用水性樹脂分散体
(5)を得た。得られた比較用のシーラー用水性樹脂分
散体(5)は不揮発分24.7%、pH10.8、粘度720c
ps(B型粘度計)、最低成膜温度0℃以下の特数値を
示した。
製水溶性エポキシ樹脂:エポキシ当量280)を25部
仕込み、25%のアンモニア水を12.1部添加し、更にク
ラレポバールPVA−205の10%水溶液350部を
仕込み、撹拌下に溶解させた。しかる後、実施例2で用
いた水性樹脂分散物(2)を200部添加して、10分
間撹拌を継続し、比較用のシーラー用水性樹脂分散体
(5)を得た。得られた比較用のシーラー用水性樹脂分
散体(5)は不揮発分24.7%、pH10.8、粘度720c
ps(B型粘度計)、最低成膜温度0℃以下の特数値を
示した。
試験方法 一次密着:塗膜をカッターナイフで3mm間隔で5×5の
碁盤目を切り、ポリエステル製粘着テープを圧着した
後、引き剥して塗膜の残存状態を調べた。
碁盤目を切り、ポリエステル製粘着テープを圧着した
後、引き剥して塗膜の残存状態を調べた。
○:塗膜が全く剥離しない △:塗膜が一部剥離した ×:塗膜が全部剥離した 耐温水性:塗膜を塗布した試験片を60℃の温水に5日
間浸漬した後、2日間室温で乾燥し、上記と同様の方法
で密着性を調べた。
間浸漬した後、2日間室温で乾燥し、上記と同様の方法
で密着性を調べた。
耐凍害性:10℃の水中浸漬2時間→−20℃の気中凍
結2時間で1サイクルとして、200サイクル行った
後、2日間温室で乾燥後、上記と同様の方法で密着性を
調べた。
結2時間で1サイクルとして、200サイクル行った
後、2日間温室で乾燥後、上記と同様の方法で密着性を
調べた。
上塗適性:表1に示す配合より得られる塗料をシーラー
用水性樹脂分散体を塗布した基材上に固形分で40/m2
塗布し、120℃で10分間熱風乾燥機中で乾燥した
後、一次密着試験と同様の方法で密着性を調べた。
用水性樹脂分散体を塗布した基材上に固形分で40/m2
塗布し、120℃で10分間熱風乾燥機中で乾燥した
後、一次密着試験と同様の方法で密着性を調べた。
第1表 上塗り塗料配合 部 水 64.6 デモコールEP(花王(株)製) 2.0 ノブコ8034(サンノブコ(株)製) 0.
3 酸化チタン(ルチル型) 54.0 カオリン 6.0 アクリセット210E 注) 146.7 CS−12(チッソ(株)製) 9.55%アデカノ-ルUH−420(旭電化(株)製) 1.0 合計 284.1 注)アクリセット210Eは日本触媒化学工業(株)製
のアクリルエマルション、不揮発分50%。
3 酸化チタン(ルチル型) 54.0 カオリン 6.0 アクリセット210E 注) 146.7 CS−12(チッソ(株)製) 9.55%アデカノ-ルUH−420(旭電化(株)製) 1.0 合計 284.1 注)アクリセット210Eは日本触媒化学工業(株)製
のアクリルエマルション、不揮発分50%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/10 L F16J 15/14 C 8207−3J
Claims (5)
- 【請求項1】ビニル系重合性単量体を乳化重合して得ら
れた水性樹脂分散物に鹸化度80モル%以上のポリビニ
ルアルコールで乳化した疎水性エポキシ樹脂を加えるこ
とを特徴とするシーラー用水性樹脂分散体の製造方法。 - 【請求項2】ポリビニルアルコールを水性樹脂分散物1
00重量部に対し固形分比で1〜40重量部の範囲で用
いる請求項1記載のシーラー用水性樹脂分散体の製造方
法。 - 【請求項3】ポリビニルアルコールの重合度が200〜
2600の範囲である請求項1記載のシーラー用水性樹
脂分散体の製造方法。 - 【請求項4】疎水性エポキシ樹脂を水性樹脂分散物10
0重量部に対し固形分比で1〜40重量部の範囲で用い
る請求項1記載のシーラー用水性樹脂分散体の製造方
法。 - 【請求項5】疎水性エポキシ樹脂のエポキシ当量が15
0〜3500の範囲にある請求項1記載のシーラー用水
性樹脂分散体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3928089A JPH0657782B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | シーラー用水性樹脂分散体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3928089A JPH0657782B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | シーラー用水性樹脂分散体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02219868A JPH02219868A (ja) | 1990-09-03 |
| JPH0657782B2 true JPH0657782B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=12548756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3928089A Expired - Lifetime JPH0657782B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | シーラー用水性樹脂分散体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657782B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2758764B2 (ja) * | 1991-02-14 | 1998-05-28 | 大協 株式会社 | 下塗り塗料組成物 |
| JP3550217B2 (ja) * | 1995-04-26 | 2004-08-04 | 昭和高分子株式会社 | シーラー用樹脂組成物及びその製造方法 |
| JP3920369B2 (ja) * | 1995-12-06 | 2007-05-30 | 昭和高分子株式会社 | 無機質成形板用シーラー組成物 |
| JP4870864B2 (ja) * | 2000-06-26 | 2012-02-08 | 中央理化工業株式会社 | 樹脂分散液 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP3928089A patent/JPH0657782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02219868A (ja) | 1990-09-03 |
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