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JPH0658682B2 - 目標物の位置検出装置及びその方法 - Google Patents
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JPH0658682B2 - 目標物の位置検出装置及びその方法 - Google Patents

目標物の位置検出装置及びその方法

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JPH0658682B2
JPH0658682B2 JP57082581A JP8258182A JPH0658682B2 JP H0658682 B2 JPH0658682 B2 JP H0658682B2 JP 57082581 A JP57082581 A JP 57082581A JP 8258182 A JP8258182 A JP 8258182A JP H0658682 B2 JPH0658682 B2 JP H0658682B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一つ又はいくつかの特定の点を高精度であらか
じめ決められたパターン上に位置決めするための自動装
置と方法に関するものである。詳細には、本発明はワイ
ヤボンディング装置に対する集積回路チップの位置を正
確に決めるための装置に関するものである。この装置に
より、「外界」との接続のため、リード線を集積回路の
一部に形成されているボンディングパッドに結線するこ
とができる。
集積回路の先端技術においては、これらの電子部品が増
々小さくなってきている。これらの部品の小型化に関連
して解決すべき多くの技術的問題に、この小型化した部
品への配線接続がある。非常に小さな接続空間にリード
線を接続することが物理的にできなければ、小型回路を
作ることはできないことは明らかである。従って、以後
ホストマシーンと呼ばれる接続装置が開発された。その
装置では、一度作業者が集積回路チップの位置を正確に
定めれば、例えば超音波あるいは熱エネルギを用いて予
め決められた位置のボンディングパッドにリード線を完
全に接着することができる。本発明のパターン認識装置
は、ホストマシーンに対し集積回路チップの位置を正確
に決定することに関連するものであるが、ホストマシー
ンに対応するような装置に対して任意の部品の位置を決
定するにも利用することができる。
現在、集積回路チップの位置決めは、作業者によっても
又自動装置によってもすることができる。作業者にとっ
ては、自動装置に置き換えた方がその労力が節減できる
ので望ましいことは明らかである。しかしながら、今日
利用できる自動装置は、この技術に対する需要を満足さ
せるには至っていない。
特に、集積回路チップは、予めそれらの主部品である集
積回路のある部分に接続している。集積回路はそれ自体
はボンディング装置に正確に位置決めされ得る。しかし
ながら集積回路素子自体の上の半導体チップの正確な位
置は、その公称位置(nominal position)から任意の方
向に10ミル程度は変動し、更にその適当な方向への角
度的にずれてくる。今日の集積回路の製作技術は、リー
ド線を角度で±7゜、公称位置から任意の方向に10ミ
ル迄ずらして接続することができるようになっている。
リード線が接続される結合パッドの大きさは約4ミル四
方であることはよく知られていることである。従って、
これらのボンディングパッドを適切でかつ高速のボンデ
ィングを可能にするのに十分な速度と精度で位置決めす
ることは、複雑な技術の問題であり、従来十分に達成さ
れなかったものである。
従来のパターン認識装置はテンプレートを合わせる程度
の装置である。この装置では、位置決めされるパターン
の記憶部は正確に位置決めされるべき目標パターンとそ
れに対応する様々な部分とを繰返し比較する。例えばヒ
ューバック(Huback)他の合衆国特許第 4,200,861号を
参照されたい。この特許により、この方法は非常に時間
のかかる手順であることが理解できるであろう。特に、
目標パターンに対して要求される相対移動に対して目標
が角度的にずれてくるので、同時にXとY両方向のため
の記憶部を作らなければならない。すなわち、テンプレ
ートを合わせる位置では、XとYのずれを独立に決定す
ることが出来ず、従って両者が同時に整合することを検
出しなければならない。
従って、テンプレートの合わせることなくある目標物の
正確な位置決めをすることが本件発明の目的である。
又、XとYのずれを独立に測定することができるパター
ン認識動作の方法と装置を提供することが本件発明に関
連する目的である。
更に、公称の基準物の位置から直線方向および角度のず
れを調節することができる、高速で信頼度の高いパター
ン認識装置を提供することが本件発明の目的である。
更に、公称位置に対する目標物の位置を決定する段階に
おける作業者の調整をなくす手段を与えることが本件発
明の目的である。
更に、本件発明の目的は以前よりも少ない時間で作業を
達成できるリードワイヤを結合するチップの認識と正確
な位置決めのための装置を提供することである。
更に本件発明の目的は、たとえ目標物が正規の動作範囲
外にずれたとしても、その指示がホストマシーンに与え
られ、やり直しに際し目標物の適切な位置付けができる
パターン認識装置を提供することである。
更に本件発明の目的は、特別な目印を必要とせず、任意
の非単調な図面を特徴的な位置として利用できる装置を
与えることである。
更に本件発明の別の目的は、目標の回転を検出し、目標
を適切な位置決めすることについて、従来装置を改善し
たパターン認識装置を提供することである。
本件発明の更に別の目的は、集積回路パッケージの構成
部、例えば外側のリード線、接地用チップ又はジャンパ
ー用チップのような目標物の正確な位置決めができる集
積回路部品と関連して有効なパターン認識装置を提供す
ることである。
本件発明の別の目的は、目標物の画像を比較するのに最
適な画像表示を選択する自動手段を提供することであ
る。
本発明の究極の目的は、従来の装置に対して同じ価格で
当該改善された性能を提供し、従って相対的に簡単、安
価であり、且つ集積回路チップの正確な位置決めができ
るパターン認識装置を提供することにある。
上記のこの従来要求と発明の目的が、例えば集積回路チ
ップのような目標物の正確な位置を決定するための装置
からなる本件発明によって満足される。本件発明の装置
は、まず作業者によって基準チップが備え付けられ、テ
ィーチモード(後述)にて動作する。次に本件発明の装
置は光学的に基準チップを走査し、特徴的な可視像を表
示する。次に、その最も特徴的な部分の位置を決定する
ためにこの可視像の表示が解析される。これはXY両方
向及び基準チップ位置における角度変動に対して行われ
る。その後、ランモード(後述)において、本件発明の
装置に目標チップを提供するに際し、記憶された基準チ
ップの特徴的な部分の表示が目標チップの正規表示と比
較されその誤差関数を発生する。これから検出される最
小誤差関数は、正規の位置からのずれに対応するもので
ある。これを基準チップの一の部分についてXとY両方
向、そしてこの部分からある程度離れた他の部分に対し
て数回行なわれ、いかなる誤差も検出し修正することが
できる。
第1図は、本件発明に従った集積回路チップにリード線
を結合する装置を示す図である。ボンディングパッド1
2のついて集積回路チップ10は、集積回路素子14に
はりつけられている。この素子14は、複数のリード線
接続部16とぴったりと合わされている。これら接続部
は従来の端子、例えば方形のピンと接合するのに十分大
きいものである。第1図は、素子14がホスト装置22
上に位置するインデックス指示手段20に合うように適
合された手段18を含んでいることが、第1図に図式的
に示されている。ホスト装置22はインデックス指示手
段20が置かれている台を有している。ホスト装置22
の制御の下、台は矢印で示されるように直角方向に移動
が可能である。更に、ボンディングパッドにリード線を
取り付ける手段からなる装置は従来も知られており、こ
こで更に述べる必要はない。
本件発明において関係する装置は、正確に集積回路チッ
プ、即ちボンディングパッド12がホスト装置に対して
どの位置にあるかを示す装置である。すなわちインデッ
クス指示手段20とボンディングパッド12との間の正
確な関係を本件発明の装置によって決定する。この動作
を行なう装置は、光源と光学撮影手段(カメラ等の撮像
装置)26かららい、それはビデオ管、ビジコン等で、
視点に対応する半導体チップの領域を格子状に走査する
ようになっている。光学撮像手段26によるアナログ信
号出力はアナログディジタル変換器(A/D変換器)2
8において、対応する位置のカメラで感知したアナログ
表示の光強度信号をディジタル表示の信号へ変換する。
典型的には光学撮像素子26の視点は画素、即ちピクセ
ル(Pixel)と呼ばれるか、その表面上の領域をN×Mの
配列に分割し、その領域内の光強度、即ちグレイレベル
(Gray Level)のディジタル表示がN×Mピクセルの各
々に対して与えられる。本件発明の実施例では、各ピク
セルは16段階の光強度を与える4ビットで表される。
1ピクセルは0.00025 インチ四方、即ち1ミル当り4ピ
クセルである。このディジタル化された視点は、図示の
ホスト装置22へ信号を与えるランダムアクセスメモリ
(RAM)32を含むマイクロプロセッサ30に与えら
れる。バッファアンプ34は、以下に概略するティーチ
モードの動作中、基準位置に対するチップの位置を決め
るための画像、即ち光学撮像手段26によって示された
画像をテレビジョンスクリーン38に与えるビデオ発生
器36を駆動するように動作する。マイクロプロセッサ
装置30は、以下に詳細に示すように本件発明の方法に
従って発生される情報を記録するためほフロッピーディ
スク装置40のようなオンライン記憶手段を駆動する。
第2図は、同様ボンディングパッド12を有する集積回
路チップ10のより詳細な図である。第2図はまた、リ
ード線接続部16の終端でボンディングパッド12と当
該接続部16とを接続するリード線42も示されてい
る。光学撮像手段26の2つの視点が44,46の枠で
示されている。図示されるように、視点は集積回路チッ
プ10全体のうちの一部に該当する。従来の技術では、
作業者が各目標チップの基準点をカメラ内のカーソルあ
るいはその他のマークで整合させ、次に、この整合情報
を用いてこの判断が正しいか否かを確認するために適合
された手段18を含む台を第2の視点44へと移す。従
って、第1の視点と第2の視点との間を出来る限り離す
ことによって、最初の整合における誤差はその距離に従
って拡大するので誤差が修正できるようになっていた。
よって視点の実際の大きさは基準チップの大きさに従っ
てこれを行い得るように選択できた。しかしながら、本
件発明に従った装置においては、作業者はティーチモー
ドにおいて視点44と46の各々に対し一度カーソルを
基準チップに目で整列させるだけでその後この機能がラ
ンモードで作業者の介在なしに高速かつ高信頼度で実行
することができる。第2図に描かれている基準チップは
典型的には48ミル四方(変化範囲は広いが)程度、ボ
ンディングパッド12は4ミル四方であり、一方リード
線結合部16の大きさは、適合された手段18とインデ
ックス指示手段20(第1図)がそれらを位置決めする
に十分大きいことが当業者にはよく知られている。従っ
て、接続部16のような外部素子に対して移動可能な手
段に対し、ボンディングパッドの正確な位置を与えるこ
とが本件発明の装置の目的一つであり、これによりリー
ド線42の接続を可能にする。位置検出後、ホスト装置
22は実際に接続を形成する装置となる。
以下の定義は本件発明の詳細な記述を理解するのに有効
である。
グレーレベル(Gray Level) 各ピクセルに対する光強度コードをいう。典型的なもの
は4ビットで16段階のクレーレベルを与える。
ガードバンド(Guard Band) 試験されている部分信号の元の位置から8あるいはそれ
以下の単位に分離された誤差関数の部分をいう。それは
元点の近傍に関する小さい不整合値を無視するために存
在する。
誤差関数(Error Function) 正規化を用いた絶対値の差の和の級数でN−M+1の点
を持っている。ここでNは主信号の値の数でMは部分信
号の値の数である。
主信号(Full Signature) 横方向の中央付近の240個のコード化されたグレーレ
ベル値の和によって得られる240個の和、即ち、ピク
セルの中央付近の240行のグレーレベル値の和によっ
て得らえる240個の和。
ティーチ領域(Teach area) ティーチモード動作中の画像の中央領域におけるピクセ
ルのすべて。この領域は160ピクセルの幅と160ピ
クセルの高さがある。
制限された信号(Restricted Signature) 144ピクセル幅と200又は160の深さからなる領
域から得られる144個の和。
部分信号(Subsignature) ティーチ領域から最大値/最小値処理によって選択され
た64の相隣接する和。
絶対値の差の和(Sam of Absolute Differences) 部分信号に64の和を持つ全信号あるいは制限された信
号の一部で64の相隣接する和の比較の結果。正規化後
の対の差は符号に無関係に蓄積され主信号部と部分信号
の類似性に関し逆比例した値を生じる。
ランニング平均(Running Average) 用いられている64の各グループに対し再計算された6
4の和の平均値。
正規化(Normalization) 誤差関数(EF)の各要素の計算が動作中十分定義され
た範囲で誤差関数値を発生する主信号の平均、部分信号
平均全信号の要素、部分信号の要素を含むもの。誤差関
数値EFはまた主信号および部分信号の“アキュームレ
ータの内容”の関数でもある。これに対する正規化の感
度を減ずるため、スケールファクタ(SF)が用いられ
る。SFはそれ自身の平均値と部分信号を比較すること
によって作られる。
回転信号(Rotated Signature) 横(行の和)と縦(列の和)に対する特定の角度の線に
関しグレーレベルコードの和によって得られる和の級
数、これは1行又は1行ずつ次のグループへずらして加
算された列又は行の12ピクセルのグループを用いて達
成される。
ポインタ(Pointers) 1. 部分信号の原点のアドレス即ち原点の位置はじめの
アドレス。
2. 誤差関数で示される最もよく合った、即ち不整合の
最も少ない部分信号のアドレス又は位置。
Q値(Q value) 信号全体で与えられる部分信号によって最もよく整合す
ることを示す誤差関数の最小不整合値。
評価Q(SQ) SQは部分信号のある特性を含むよう評価されたQ値を
いう。評価Qは評価要素によって選ばれたQを分割して
与えられる。
ホーム位置(Home Position) 与えられた部分信号が引き出される主信号の部分。
評価要素(SF) SFは正規化の効果とQ値の大きさのAC成分を補償す
る。SFは部分信号を和のすべてが部分信号平均に等し
い主信号に合わせることによって得られるQ値に等し
い。これは例えば光強度の変動に対しQを修正する。
スナップショット ビデオ枠の取得をいう。スナップショットの請求は、次
に生ずる垂直同期パルスに先行し待機する。
コリダー(Corridor) ピクセルの領域アレーをいう。主信号からみた配列の幅
は常に144で64個からなる隣接するグループを81
個作成する。深さは第1のパス(後述)に対し240、
第2のパスに対し200、そして第3のバスに対し16
0である。240×240の視点内の領域の位置がRU
N記述に示される規則によって決められる。
基準点 ティーチモードにおける視点として表わされる画像の幾
何学的中心。より正確には画像の中心と一致する基準チ
ップの表面上の点である。
最大/最小の選択 ティーチモード中のティーチ領域から引き出される64
の相隣接する和の97個の可能なグループの一つが部分
信号(視点当たり6個の部分信号)として選択され記憶
される。この選択過程は誤差関数即ち全信号の各候補の
部分信号を比較することから生じる絶対値の差の和の関
数を生じることによって開始する。ガードバンドの外の
領域における最小値Qmin は各誤差関数に見出される。
これらの最小値のうち最大値Qmaxが見出される。Qmax
が計算される部分信号は、それがそのホーム位置以外の
主信号のすべての部分に対して最もあてはまらないので
最も特徴的なものである。
第3図は視点44と46が如何に画像管に分割され、基
準チップ10の可視表面のディジタル化をいかに行うか
を示す。視点の各々がカメラ内で多数の画素即ちピクセ
ル47に分割される。本実施例では、視点全体は240
×320ピクセルの幅でその内の240ピクセル領域が
特に用いられる。第3図に示されるように、ピクセル4
7の各々は、対応する位置の光学撮像手段に入射する光
の相対的明るさのグレイレベル表示である4ビッドディ
ジタルからなるものと考えられる。ピクセルの各列の内
容全てが加算され、同様に行についても加算される。即
ち、第3図に示されるように水平方向に沿って画素すべ
てが一連の和を形成するべく加算される。これは各行に
対し第3図の右に拡大して示されている。一方同様に各
列のピクセルすべてのグレーレベルが、第3図の下に示
されるように各列に一の和の級数を形成するように加算
される。このような和は240個の4ビットサンプルで
はせいぜい12ディジタルビット程度であることが発明
者によって見出されている。従って、12ビットの和各
々は、ピクセルのある行又は列の各々が持つ全光強度を
示すことは当業者には評価できるであろう。第3図のX
及びY方向に拡がる各画素の240個の和の級数を、こ
こではX及びY信号として言及する。これらの主信号
は、240×12ビットのディジタルデータ配列とな
る。240個のディジタル和の級数、即ち主信号がグラ
フ上の点に変換されると、図示の基準チップの一部に対
するX信号は第3図の下の線50のようなものであろう
し、一方、Y信号は図の右の線52のようなものであろ
う。これはディジタル信号のグラフ表示と考えられる。
本願発明の技術分野における当業者は、この主信号から
基準チップ表面の実際のディジタル図を再合成すること
が不可能であるが、サンプリングされ、和がとられ、図
示のように主信号として表されるためのピクセルのこの
数は、任意の基準チップに関し実質的に特徴的であると
判断するには十分であることを認めるであろう。
以下において、本件発明で用いられる原理を説明する。
X軸Y軸双方において、同じ長さで最も似ていない全主
信号内の部分である主信号、即ち部分信号の部分が位置
付けられ、これが本件発明の装置の動作ティーチモード
の間に記憶される。即ち、ティーチモードにおいて、9
7(=160−64+1)個の64要素の部分信号の各
々が、ホーム位置を中心としてその周り(以下に述べる
様に取り出される部分を除く)の計240要素の部分信
号の内、64要素の部分信号81個と繰り返し比較され
る。従って、対象となった各部分信号とそのホーム位置
の一方の主信号のうち、64要素の部分信号40個との
一致が測定される。この比較段階は各部分信号の要素と
対応する主信号部分の要素との差の絶対値を総和するこ
とによって、ある部分信号と主信号内の各選択された部
分信号との差が測定される。大きな総和は大きな差、即
ち貧弱な一致を示し、小さい総和は良く一致しているこ
とを示す。各部分信号の最良の一致の質の示唆、即ち、
ホーム領域「ガードバンド」の外側の部分との最小のず
れが記憶され、Qminとされる。Qminは従って、部分信
号のホーム位置にも最も近い、全主信号の内の等しい長
さの要素の特定のグループから特定の部分信号がどれだ
け異なるかの度合を示す。Qmin はそれ故に、部分信号
を目標チップの部分の位置付けを補助する道具として用
いることができる。次にQmin が各対象となる部分信号
に対して決定され、次に、最も大きいQmin(Qmax
は、チップの特定の位置を決定するに際し、最も有益な
部分信号に対応する。換言すると、Qmax は、比較され
たカードバンドの外側にある、同じ長さの全主信号中の
各部分信号の内、最も似ていない部分信号に対するQ
min である。従ってその部分信号は、ランモードの動作
において、位置されるべき各目標チップに関連して発生
する信号と比較するために用いられる。
この処理が第4図に図式的に示されている。部分信号S
N が全主信号5と繰り返し比較される。Nは部分信号
SSN が抽出される主信号上の位置を示すポインタであ
る。部分信号SSN に対して、当該部分信号と全主信号
のL番目の部分との一致の度合いを示すQLが生成され
る。ここでL=Nのときは全て一致し、QL が最小化さ
れる。図面上に示される他の点においては、一致が全く
生じない場合があり、その結果QLの値(図面中、SSN
と主信号内の位置Lから64要素との間にある影の部分
に等しい)は実質的に大きくなる、これが第5図に示さ
れている。第5図には、N−40からN+40まで変化
するこれらの位置の関数としてQLがグラフ化されてい
る。即ち、特定の部分信号SSNに対して、部分信号S
N と81個の比較可能な主信号の部分とが比較される
ことによって、81個のQL値が導かれる。これらQL
Lに対してグラフ化されると、第5図(a)における5
4で示されるようなグラフになる。これを誤差関数(E
F)という。通常、QL の値は多少なりとも変化する。
N=Lの時、即ち、部分信号SSN が主信号の選択され
たL番目の部分と比較されたとき、点線で示されたよう
にQL の値は最小化する。従って、この値は、特定の部
分信号SSN と主信号のいずれかの部分との間で最も近
い一致を示すQL にQmin を位置付けるべく、比較され
たこれらの値の中から削除される。同様に、L=Nの時
のどちらかの側にある信号部分のG個については、Q
min の決定に際しては考慮されない(現在の実施例にお
いては、G=8とする。)ので、「ガードバンド」2G
個の大きさが設定される。これはホーム位置(N=L)
とそのすぐ隣にある部分信号SSN とは、当然に他の部
分よりも低いずれの値 QLを有すこととなる。他の部分よりも低いQLがどこか
ということを発見するために、ホーム位置又はその近辺
におけるQの識別をQmin として識別しないようにガー
ドバンドが用いられる。従って、テスト下での部分信号
SSN と部分信号の原点の領域内の信号の部分との一致
は、Qminの決定に用いない。
n=1から(160−64+1)までの可能性のある部
分信号の段階で決定されたQminの最大値が記録され
る。Qminの最大値Qmax は、主信号の各部分(自分自
身を除いて)と最も似ていない部分信号のQmin であ
り、従って、後の目標チップの正確な位置を決定する段
階において最も特徴的であり、同様に最良の情報を与
え、最良に利用価値の高い部分信号のQminである。従
って、全信号内にあるこの部分信号(即ちN)の位置の
ポインタ指示をティーチモードにおいて記憶する。第5
図bは、この処理を図解的に示し、最大のQminをQmax
として識別する。
チップの特定の位置を識別するための最良の部分信号を
見いだす上記プロセスは、X軸及びY軸で繰り返され、
同様にチップの「回転」表示に対しても繰り返される。
好ましい実施例においては、主信号を導く個々のピクセ
ル値の総和で達成するような方法で約4.76度の角度でチ
ップが実質的に回転させられる。部分信号が生じる総和
段階において、例えば、第1の12ピクセルを加算し、
第2の列に移動し、次の12ピクセルを加算し、第3の
列に移動し、‥‥‥とすることにより、 4.76度の角度
の回転が非常に簡単に得られる。つまりtan(4.76)は1/1
2に等しいので、これは4.76度の有効回転を提供するこ
とになる。この処理は、第6図に図形的に示されてい
る。ここでは、行及び列の12ピクセル毎に1ピクセル
が置き換えられて、ピクセルの12×12アレイ56,
57が4.76度回転している。点線59によって示される
ように、第1のアレイ56内の12の最も左の12個の
要素の総和が取られると、更には、第2のアレイの第2
のコラム内の最も左の12個の要素の総和が取られ、従
って、線58と59とで形成される角度だけ回転する目
標を実際に走査することによって得られる信号と実質的
に同じ信号が得られる。これは、特定の時間で計算され
たX信号又はY信号のいずれかに依存する行から行若し
くは列から列への動きの方向を選択することによって、
時計周りあるいは反時計周りとなる。更に4.76 度の回
転が達成された3つの位置の各々に対する最良のQmax
が決定されると、これは中心位置が±4.76゜/2のオー
ダーの公差を有することを意味する。従って、本件発明
のこの実施例に従って許容され得るチップの総角度移動
は、時計周り若しくは反時計周りのどちらかに対して
(3×4.76)/2、即ち、約7度のオーダである。
ティーチモード全体において、2つの全主信号から選択
された最も特徴的な部分信号を得るための6つの計算
(X軸及びY軸において、通常状態、時計周り状態及び
反時計周り状態における計6つ)が実行され、X軸及び
Y軸双方で見いだされた最も高いQmax を用いて、目標
チップとの関連での比較のために主信号の最良の位置を
選択する。
このような比較の結果が第7図に示されており、これは
記憶された部分信号と目標チップとの関連で発生した信
号との比較の結果を図示的に示したものである。本件発
明のこの実施例の動作の±40のピクセルの範囲におい
て、部分信号が各信号の可能性ある部分と比較される。
上述の総和処理に従って、81回の段階の各々において
Q値が発生する。即ち、記憶された64個の部分信号の
値の各々と試験されるべき全240要素の信号の64個
の部分の対応する値との差の絶対値の総和である。従っ
て、Qは部分信号と試験されるべきその信号の部分との
識別を示す。Qの連続がNの関数としてグラフ化され、
これが第7図に示されている。ここで部分信号の位置の
ポインタとピクセルの数△Xとの和又は差と等しく、N
+△Nは部分信号と比較された主信号の部分を指摘し、
一致したことを示す最小Qmin へQ値が到達する。△X
は従って、部分信号SSN で規定される基準位置N、即
ち「視点」からのチップのピクセルの偏位である。この
情報が、ワイヤボンディングリードを通常の位置から△
Xだけ離れた位置へ接着するためのホストプロセッサへ
供給される。もし、上記で計算したQの値において、回
転していない(通常の)基準チップに対するQよりも回
転した目標チップに対するQの方が小さい値の時には、
これはチップ自身が回転したことを示すものであり、補
正△θが更にホストコンピュータに供給される。処理が
Y軸方向について繰り返され、通常の位置に関して目標
チップの実際の位置が完全に特定される。
ここで注意しなければならないのは、X偏位及びY偏位
が互いに独立に決定されることにより、上記本件発明の
目的の一つが満たされるということである。部分信号の
N回の比較がX軸及びY軸双方で行われた場合、全比較
回数は2Nである。もしこれをX軸及びY軸双方で独立
して行われないようなテンプレートマッチングいその他
の方法では、同等な詳細な画像結果を得るためにはN2
回比較を実行する必要がある。上記の如く、更なる保証
の目的で、この処理がチップの対角において繰り返され
るが、この処理によってθ補正が必要となったとき、こ
れはチップの対角方向への補正が必要であることであ
り、従ってその位置が正確に決定されるであろう。
第8図には、ティーチモードのフローチャートの詳細が
示されている。100において、ピクセルの160×1
60のアレイを規定するNをN=40とし、N番目の部
分信号が比較される信号の81個の64要素の部分信号
の位置L(N−40に等しい)を設定することにより初
期化されるとともに、Qmin が任意の大きい数に設定さ
れ、Qmax が零に設定される。102において、位置N
から始まり位置N+64までの試験されるべき第1の部
分信号が、全部分信号が記憶されているRAMから部分
信号RAM内に読み出される。104において、N番目
の部分信号のi番目の要素をSSNiとする。(L+i)
番目の部分信号要素(即ち、Lから始まる信号部分のi
番目の要素)であるSig L+iと(N+i)番目の部分信
号要素であるSSNiとの64個の差の絶対値の総和64
個が計算される。この全てをQNLとする。これは次に、
106において記録されたQmin の値よりも小さいかど
うかを見るために比較される。即ち、SSN が信号のL
番目の部分との一致が以前のいずれの部分の一致よりも
より一致していれば、108においてQmin はQNLと等
しく設定される。もしそうでなければ、次のLがフェッ
チされ(112)、もし最後(110)でなければ処理
が繰り返される。もしLが一定値Gとして規定されるN
の近辺であれば、即ち、部分信号がそれが運ばれてきた
信号の領域と比較されている部分信号であれば、Qmin
の不正な指摘が発生しないよう、この領域が114にお
いてスキップされる。
最後のLに達したとき、即ち、N番目の部分信号が全て
の可能性のある全信号のサブセット(N−10≦L≦N
+40)と比較されたとき、116において、Qmin
maxより大きいかどうかを見るために、即ち、このN
番目の部分信号SSNが最も特徴的(テストされた中で
最も掛け離れている)かどうかを見るために比較され
る。もしそうであれば、Qmaxが118においてQmin
更新され、最も特徴的な部分信号が位置することを示す
ポインタNが120においてラッチされる。もしこれが
最後の部分信号(122)でなければ、124において
N=(N+1)とし、LをN−40へ戻し、処理が繰り
返される。もしこれが最後であれば、ラッチされたNが
最も利用できる部分信号のポインタとされ、126で示
すようにQmaxはどのくらい有用かを示すことになる。
次に、上記で概説したような回転した軸に関連して、更
に他の座標に関連してこの処理が繰り返される。更に、
130においてテストが実行される。これは、カメラに
関連してチップを物理的に移動させることにより、カメ
ラの第1の視点について発見された部分信号に関し、下
記に詳述するようなランモードを実行することにより行
われる。これが終了した後、カメラに対して第2の基
準、即ち「第2の視点」へチップを物理的に移動する。
そして、全処理が132において繰り返され、部分信号
の第2の組、即ち、第2の基準点に対してX、Yの各々
の部分信号が発生する。
第9図は「ラン」モード動作の詳細なフローチャートを
示している。チップの通常の位置からの最大偏位はデバ
イス製造公差の統計的関数若しくはこれに類似するもの
である。処理できるチップの数はチップの通常位置から
±40ピクセルの範囲内にあることが実際問題として判
っている。従って、これはティーチモードにおいて上述
の如く発生した部分信号は、この基準領域から±40ピ
クセルに位置する主信号の領域との比較でのみ必要であ
り、ラン動作で必要とする処理時間が最小化されるのに
有益である。更に、この方法では、40ピクセルより小
さい繰り返しを有する繰返しイメージであれば、誤った
識別を生じない。まず、上記初期化Qmin は大きい数に
セットされ(140)、142において部分信号SSN
(SS1−SS64を有する。)が供給され、同時に14
4において部分信号SSN と比較されるべき部分信号の
その部分を示すポインタPがN−40へ初期化される。
148において全信号のスナップショットが供給され、
それぞれの要素がSig p+1となる。148において、i
=1から、Sig p+1と対応する部分信号要素SSNiとの
差の絶対値の64個が計算され、総和QP を得る。即
ち、QP は部分信号SSNと全信号のP番目の部分との
一致の度合いに比例することになる。もしこれが最小値
Pであると検出されれれば、即ち、QPが記憶されたQ
minよりも小さければ、QminはQP と更新され、PがP
minとして記憶され、このポインタは最良に一致したこ
とを示す。もし156においてP<(N+40)であれ
ば、158においてPを増加し処理が繰り返される。結
局Pmin は、160に示される様に最良の一致の位置を
示すことになり、従って、(Pmin −N)は△X、即
ち、その通常の位置から基準位置のピクセルの距離を示
す。この処理が直交座標に関連して繰り返し実行され、
上記で発生した回転した主信号で第12図との関係で下
記の詳述するように信号の一部について繰返し実行さ
れ、そして上記162−165の全ての処理を第2の視
点において繰返し実行する。
min の絶対値は、選択された部分信号が目標チップの
主信号と一致する確かさの度合いに対して反比例する関
係にある。166において示されるように、もしこの値
が適切な一致が見いだされることを示すには十分小さく
ないのであれば、168において棄却信号がホストへ到
達し、ここにおいて更なる処理が遂行される。その他の
場合は、169で示すように、許容できるQmin が見い
だされた距離△Xは±40ピクセルであるかどうかが判
断される。もしそうであれば、より良い一致が±40よ
り少し大きい△Xの距離において見いだされるはずであ
る。このことは、170において示されるように、ホス
トに指示され、全てのチップがある距離でその方向へ物
理的に移動する。その代わりとして、−40<P<40
の信号の異なった範囲が比較のために選択される。
上記の本件発明に従う動作を実施するためのハードウエ
アを示す第10図を参照する。第10図において、カメ
ラ64からの信号が与えられるA/D変換器64から、
マイクロプロセッサ60へビデオ信号が与えられる。カ
メラ64からの信号は又、ビデオ発生器66へも与えら
れ、そこから作業者が最初に基準点を設定するのに有益
なテレビジョン68へ与えられ、又単に本件発明の処理
動作を監視するために与えられる。実際には、信号がX
とYそれぞれに対し、ランダムアクセスメモリ/アキュ
ムレータ装置70と72において発生し、第12図と関
連して以下に詳細に述べる動作により領域選択ゲート6
3を経てA/D変換器62によって与えられる。本願で
開示された本件発明の実施例に対する可能な変更には、
同様の集積化されたグレースケールの主信号値を発生さ
せて基準チップを物理的に走査すること、更にカメラと
X、Yアキュムレータとを各軸に対するグレースケール
の値の光学的集約の円筒光学系で得られる一対の十字型
線型走査配列で置き換えることが含まれている。本実施
例において、すべての信号、即ち、X、Y双方及びその
回転した変形はただ一つの記憶装置に包含されている。
砂ち、A/D変換器62によるディジタル信号出力は、
必要に応じてアキュムレータ70および72に与えられ
る。その和が、個々のアナログ画像の光強度信号をグレ
ーレベルのディジタル形式に変換し、同時に実時間で計
算され、それ故に、ビデオ画像のすべての要素のすべて
の値を全く記憶する必要がない。二つのRAM/アキュ
ムレータ装置70と72の間の信号の選択はマイクロプ
ロセッサ60によって制御されるマルチプレックス(多
重)装置74によって行なわれる。
上述のホスト処理装置76は又、ホストインターフェー
スを経由して、処理される部分信号を記憶する付加され
た部分信号RAM装置と同様、マイクロプロセッサ60
に接続されている。Xアキュムレータ70およびYアキ
ュムレータ72の一方に記憶されている主信号の特定の
部分集合と部分信号RAM78に記憶されているものと
の間の差の絶対値の和は、正規化して絶対値の差の装置
80の和をとることで行われ、その詳細は第11図との
関連で以下に述べられる。典型的には、比較器84にお
いて、Qで示される和がラッチ86にラッチされている
以前に決定されたQmin と比較される。例えばティーチ
モードにおいて、各部分信号SSn が全信号の81個の
可能な位置の各々に対し、Q値が正規化及び差の絶対値
の和をとる装置80で発生する。比較器84によって、
部分信号と最も近く適合している以前に決定されたQ
min 値とラッチ86にラッチされている全信号の部分信
号との間で比較が行なわれる。特定の部分信号SSN
比較の終りにおいて、第2の比較器90で、このQmin
値は以前に決定されたQminの最高値と比較され、この
値Qmaxが第2のラッチ88に記憶される。ラッチ88
は又Qmax を生じる部分信号の位置を記憶する。
和をとる操作が比較的簡単なデータ処理操作であるが、
大容量のデータが含まれる故に効率的に行なわれなけれ
ば和の操作に長時間必要であることが当業者には理解で
きるであろう。従って、各部分信号に対して発生するQ
min 値をハードウエア装置であるラッチ86に記憶する
ためと同様、累積と和をとる機能を実行するための上述
のハードウエア装置が与えられる。一方ソフトウエアで
ある比較器90によって決定される特定のティーチモー
ド動作において、試験される最も良い、即ち最も特徴的
な部分信号の代表的Qmax 値がソフトウエアであるラッ
チ手段88に記憶される。
Q値を生み出すのに用いられる種々の和、即ち考慮下の
特定の部分信号の各要素と考慮下の全信号の部分集合の
対応する要素との間の差の絶対値の和が、もし両者が正
規化処理によって互いに評価化されていれば、これには
意義があることが当業者は理解できるであろう。即ち、
例えば、部分信号が発生する時間と目標信号が発生する
時間との間で生じる光強度の変化は、主信号を作り出す
ため和がとられるディジタル化された信号の絶対値に変
化を生じさせるであろう。一方、基準チップの反射も変
化し得るし、他の装置の条件も様々な理由で変化し得
る。だからこそ、正規化を実施するのである。本実施例
においては、考慮下にある部分信号の64要素を示す平
均値と共に、考慮されるべき主信号の64要素の平均値
をとり、両者を互いにかけ合わせることによって正規化
が実行される。当然の事ながら、正規化における相互掛
算以外の平均の操作およびその他の演算の手段も可能で
ある。
第11図は正規化と和をとる手段80の拡大図である。
問題の信号配列が、RAM70又は72のいずれかから
主信号配列94に与えられる。同様に、部分信号配列が
部分信号RAM78から与えられ、主信号配列が64バ
イトのシフトレジスタである遅延手段96を通って与え
られる。一方、主信号の64要素の平均値を主信号発生
器98で計算する。本実施例では、以下に明確にされる
理由のため単なる64個の値の和からなっているので平
均発生器98は単にアキュムレータである。主信号平均
発生器98の出力は掛算器99で部分信号の個々の要素
と掛け合わされる。次に掛け合わされた部分信号の値は
差の絶対値をとる装置97に送られる。それは又、部分
信号平均レジスタ95から与えられ、そして第2の掛算
器93で部分信号の要素の平均値を掛け合わせた(即ち
上に述べたようにそれらの全体の)主信号のそれぞれ個
々の要素が遅延装置の役割をする差の絶対値をとる97
を経て供給される。次に、和をとる装置85において各
々重みづけされた部分信号要素と装置97によって出力
された対応する重みづけされた主信号要素が計算され
る。得られた総和QNLは、ポインタ位置Lで始まる主信
号の64要素と比較されるポインタ位置Nで始まる64
要素の部分信号に関係している。上述のように、これは
前にQminに対してラッチされた値と比較する。
最後にQmin は全体の部分信号Nに対して決定され、そ
れは次にすべての以前に考慮された部分信号に対して見
出される最大のQminと比較される。最後にその結果Q
maxは最良の(即ち最も特徴的な)部分信号であること
を示すのがわかる。それは次で基準点に対し目標チップ
を適当に位置づけるのに用いられる。
本処理過程は直交する方向に対しても繰返され、回転し
た主信号に対し、傾いた部分信号を発生するため上述の
各方向に対し基準チップの“スナップショット”を作り
出すようカメラ64とA/D変換器62を用いることに
よってその各々が引き出される。上述の如く、和は望ま
しい傾斜の程度を決定する速度で段階的に列に対して実
施される。こうして発生された6つの部分信号は部分信
号RAM78に記憶される。実質的に同じハードウエア
がランモードの動作において用いられ、本実施例におい
ても用いられていることは当業者には理解できるであろ
う。次に、記憶された部分信号は目標チップの同様に発
生された目標チップのスナップショットと比較のため上
記のように正規化と和をとる装置80に送られる。Q値
は全信号の各可能な部分集合と各部分信号を比較するこ
とによって発生し、最小のQ即ち最大の一致を生じるX
とYのポインタは、基準チップに対する目標チップのず
れ△Xと△Yの程度を示す。即ち、例えば位置Nで始ま
る部分信号と比較される最小のQを生じるX信号の部分
集合の始めを示すポインタがLであるN−Lはピクセル
で△Xに等しい。回転した座標と、XおよびYの部分集
合を同様に発生する第2の視点と、その回転とに対し、
XおよびYにおいて本処理が繰返されることで、基準の
視点に対し基準チップの位置決めのための非常に正確で
信頼度のある確かな方法と装置が与えられる。
部分信号に直接比較される目標チップの面積は、部分信
号の幅によって制限することが望ましい。それ故、任意
の領域に対し、部分信号の幅の半分で規定される外側部
分は部分信号の中心ではあり得ない。この事実は基準チ
ップ即ち他の目標チップのその正規位置からのX及びY
のずれにおける可能は同時に発生する偏位を補償するた
め本件発明で利用される。従って例えば目標チップがX
方向、即ち水平行に沿ってずれており、このときに積分
が垂直列行の各集合に対して行なわれると、その結果は
正規の積分された位置からずれるだろう。従って、ラン
モードにおいては、同様の複数の連続する動作(パス)
に従って、記憶された部分集合と比較される可能性ある
部分集合が、視点に対応する適当な位置として以前に区
別された領域へ限定される。即ち、視点に対応する適切
な位置として以前区別された領域に対し連続する同じ操
作によって限定される。記憶された部分信号と比較され
る全視点の部分領域は、直角方向に対し見出される目標
位置に関する情報に従ってパスからパスと変動するので
その対応は徐々に正しくなるが、一方実行が要求される
比較操作の量は限定されてくる。従って例えば第12a
図においてカメラによって見られる全領域は240ピク
セル四方として示されている。これらのうち中央の16
0ピクセル四方が部分信号の発生に用いられ、Xにおけ
るあるポインタNXおよびYにおけるポインタNYを中心
とする部分信号はティーチモード動作で見出される。
X方向のランモードに際し、NXを中心とする部分信号
は、NX−40とNX+40の範囲の信号の領域と全24
0ピクセルのYの深さで比較される。これはある程度比
較の精度に影響する(部分信号ランモードで考慮される
240ピクセルのうち160ピクセルに渡って計算され
るため)ので、それはYにおける変動をXの決定に影響
することから除去する。次に本処理はNY ±40を中心
としてY方向においても同様に行なわれる。第12b図
に二重に影をつけた領域は、従って部分信号の中心の正
規位置である。上記に概略した処理においてNX に対応
する点の実際の位置が点線で示されるNX′であると見
出され、NYにおけるものも同様に示されるNY′である
と仮定する。次に第2のパスにおいてより小さな領域即
ちXとYの両方に約200ピクセルの深さの領域がそれ
ぞれNX′とNY′を中心とした部分信号と比較される主
信号の部分に寄与し、従って第12c図に示される比較
のための影の部分を生じる。本実施例においてこうして
定義される“領域”の大きさは第2のパスで200ピク
セルである。次に同じ操作が行なわれ、もしすべてが正
確であればNX′とNY′は、第12d図において示され
るように更にNX′とNY′の±40ピクセルを中心とし
た第3のパスにおいて160ピクセルの深さによって変
化しない。次に、部分信号の比較がティーチモードにお
いて用いられるものと正確に比較することが可能であ
る。こうして、必要とされる計算時間は減じられ、演算
はより速くなる。一方、究極の部分信号の位置がティー
チモードにおいて実行されるものと直接比較し得る操作
において見いだされることを保証する。一般的には同じ
手順が回転した部分信号に対して続けられる。これは第
1、第2のパスにおいても試みられる。同様に、第2の
視点において本件発明の処理を実施する際、第1の視点
の部分信号に対して引き出される角度ずれに関する情報
は第2の視点の部分信号がどれと比較されるかを選ぶの
に用いられる。要約すると本件発明は種々のパターン認
識応用において用いられるのが予め決められた集積回路
チップの正確な位置を決定するのに有益なパターン認識
システムが記述されていることが当業者に認められるろ
う。本件発明に従うパターン認識システムは光源光学装
置及び光学撮影手段からなる光学系から得られる画像情
報を必要とする。カメラはそこに入射する光の強度をセ
グメント化されたアナログ表示を生ずるビジコン、固体
素子配列あるいはそのような素子のいずれかを使用する
ことができる。これらは制御のため数値を生ずるようデ
ィタル化される。プロフィールあるいは記号は特定の画
像及びそのを特徴的に特徴付けるのに用いられる。信号
は画素即ちピクセルの列に沿ってまたピクセルの各行に
沿った強度値を積分することによって得られる。これは
X信号とY信号を作り出す。ずれの測定は全信号の特別
の選択されたセグメント、即ち部分信号を最も良い適合
を探してより大きな主信号と繰返し比較することによっ
て達成される。最小の不整合を探すことは最も近いピク
セルに対する精度を与える。Qの最小の不整合即ちその
実際の振幅は“評価Q”として呼ばれる認識の信頼度を
判断するのに相対値を持っている。その計算は別の基準
チップから得られる部分信号における変動を補償する。
評価Q値は特定のシーンを棄却するか受け入れるために
あらかじめ決められた閾値と比較される。
離れた位置からの画像のずれはX及びYとθ、即ち基準
チップの回転に対して生じ得る。Xを考えると、それは
垂直要素のみを示す。なぜならその間の距離をはかるこ
となく積分されるからである。従って列の積分は横方向
の測定の有益なデータを失うことなく実施することがで
きる。同様に行積分は縦の測定を干渉することなくなさ
れることができる。
積分の結果は特徴的なプロファイルを与える。プロファ
イルの部分集合はその長さが正確な認識を可能にするよ
うに種々の画像のをオーバーラップするように選ばれ
る。ディジタル化されたアナログ信号の積分は又、ビジ
コンタイプのカメラの使用に対し特に重要なランダムな
電子及びカメラの雑音の影響を減じる。これと関連して
雑音及びその種のものがQの実際の値に影響を与える
が、発生するポインタの精度はそのような雑音で影響さ
れないことを特筆する。
照明やティーチ操作されたものと目標チップの画像の間
の可能な差を補償することによって部分信号を記号と正
確に比較するために正規化がおこなわれる。これら又、
画像の制限された部分が処理操作の特定の部分を実施し
ている間見られるのが望ましい場合、異なる深さの行や
列から得られる主信号を補償する。こうして正規化はそ
の正確な振幅の比較よりもむしろ主信号の実質的な形の
比較を可能にする。
規定された比で別の部分を段階的に和をとることによっ
て効果的に回転した部分信号はX、Y両方において発生
され、これはその基準位置に対し、基準チップのわずか
な角度ずれを調節するのに用いられる。最も重要なこと
は、信号生成段階において行及び列のピクセルに対して
新規な積分はテンプレートマッチングを避け、従って典
型的テンプレートマッチング方法と比較してN2 から2
Nへ全画像に対する特定の部分画像の位置決めに要求さ
れる比較の数を減らすことであろう。
本質的精神と展望から離れることなく数多くの改善、改
良が本件発明のシステムと方法になされることが可能で
あり、それ故その改善・改良は上記実施例のみであると
限定的に解釈すべきでないと付言する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件発明のパターン認識装置が一部である全体
システムの図式図、 第2図は集積回路素子上の典型的な集積回路チップの配
置図、 第3図は基準チップ、画素即ちピクセルのディジタル表
示がいかにX及びYに特徴的な主信号を生じるように加
え合わさるかを示す図、 第4図は如何に信号の一部即ち部分信号が全信号をその
対応するものと比較するかを示す図、 第5a図はその対応、即ち特定の部分信号の誤差関数を
グラフにした結果を表す図、 第5b図は如何にチップの一部を識別するのに最も情報
のある部分信号が識別されるかを示す図、 第6図は回転記号発生のための幾何学的分布図、 第7図は選択された部分信号を目標信号の同等の部分と
比較することによって発生される誤差関数図、 第8図は部分信号が発生され最も有効に選択されるティ
ーチモード動作のフローチャート図、 第9図はラン動作のフローチャート図、 第10図は図8、9に示されるフロー図を達成するのに
用いられるハードウエアのブロック図、 第11図は正規の装置の拡大ブロック図、 第12図はラン動作の詳細な説明図である。 [主要部分の符号の説明] 基準信号……52 データ……60,62,64,70,72 比較手段……140〜160 相対ずれを表わす信号を発生する手段……65,165 部分信号セット……SSN
フロントページの続き (72)発明者 ミツシエル・ネギン アメリカ合衆国08077ニユ−ジヤ−シイ・ シナミンソン・ウオ−タ−フオ−ド・ドラ イヴ2803 (56)参考文献 特開 昭55−138854(JP,A) 特開 昭55−131877(JP,A) 特公 昭53−7112(JP,B1) 特公 昭52−14112(JP,B1)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その位置が既知の基準物及びその位置を決
    定すべき目標物のアナログ画素像を撮像するための連続
    走査型撮像装置(第1図26)と、 該撮像された基準物及び目標物のアナログ画素像を該基
    準物及び該目標物のデジタルグレイスケール光強度値の
    二次元信号配列(第3図47)に変換する手段(第1図
    28、30)と、 該二次元信号配列のデジタルグレイスケール光強度値の
    行及び列の総和をとることにより一次元配列(第3図5
    0、52)の形式で基準信号及び目標信号を生成し記憶
    する信号生成記憶手段(第10図60、62、64、7
    0、72)と、 該基準信号の一部(第4図SSN )の特徴的な部分信号
    である基準部分信号を該基準信号から選択する手段(6
    0、78、80、84、86、88、90)と、 該目標信号の一部である目標部分信号と該基準部分信号
    とを比較することによって該基準部分信号と最も比較誤
    差の小さい目標部分信号を選択する手段(60、78、
    80、84、86、88、90)と、 該基準部分信号の既知の位置からの、該選択された目標
    部分信号の空間的なずれを表すデジタルデータ信号を発
    生する手段(60)とからなり、 該基準部分信号選択手段、該目標部分信号選択手段及び
    デジタルデータ信号発生手段は、二次元配列中の2つの
    直交座標の双方において同じ動作を行うように適合され
    ていることを特徴とする目標物の位置検出装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、 該信号生成記憶手段は該基準信号の部分同志を比較して
    該特徴的な部分信号である基準部分信号を決定する手段
    を更に含むことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    装置において、 該基準部分信号選択手段は、該基準信号と該基準部分信
    号との差の絶対値の和をとる手段を含み、 該目標部分信号選択手段は、該基準部分信号と該目標部
    分信号との差の絶対値の和をとる手段を含むことを特徴
    とする装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、 該基準部分信号選択手段は、該基準信号の他の部分との
    関連性が最小である部分を該基準部分信号として選択す
    る最小部分選択手段を更に含むことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第6項の記載の装置におい
    て、 該最小部分選択手段は、該基準信号と該基準信号の一部
    である部分信号との差の絶対値の和をとる手段を更に含
    むことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、 該基準物を疑似的に回転させるために、該基準物のデジ
    タルグレイスケール光強度値の二次元配列を実効的に回
    転させた信号を発生する手段を更に含むことを特徴とす
    る装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項に記載の装置におい
    て、 該実効的に回転させた信号を発生する手段が、第1の直
    交方向における該デジタル画素データの所定の数の連続
    する系列にわたって繰り返し加算する手段を含み、該デ
    ジタル画素データの所定の数の連続する系列は各々第2
    の直交方向において1画素要素位置だけ他方からオフセ
    ットされており、これにより、生じた回転角度が該所定
    の逆数のアークタンジェントに等しいことを特徴とする
    装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、 該比較誤差が該空間ずれの妥当な決定をするのに十分小
    さいかどうかを決定するための手段を含むことを特徴と
    する装置。
  9. 【請求項9】その位置が既知の基準物と実質的に同一の
    目標物の位置を検出するための方法であって、該基準物
    の少なくとも一部分のビデオ画像を得る工程と、そのビ
    デオ画像を処理して対応するデジタル基準データを得る
    工程と、該目標物の少なくとも一部分のビデオ画像を得
    る工程と、そのビデオ画像を処理して対応するデジタル
    目標データを得る工程と、 該デジタル基準データの行及び列の総和をとることによ
    り一次元デジタル基準信号を得る工程と、 該一次元デジタル基準信号の特徴的な一次元デジタル基
    準部分信号を選択する工程と、 該デジタル目標データの行及び列の総和をとることによ
    り一次元デジタル目標信号を得る工程と、 該一次元デジタル目標信号の一部である一次元デジタル
    目標部分信号と該選択された一次元デジタル基準部分信
    号と比較することによって、該一次元デジタル基準部分
    信号と最も比較誤差の小さい一次元デジタル目標部分信
    号を選択する工程と、 該基準物の既知の位置からの、該選択された該一次元デ
    ジタル目標部分信号の空間的なずれを表す信号を該選択
    された目標部分信号の関数として発生する工程とからな
    り、 該基準部分信号選択工程、該目標部分信号選択工程及び
    該関数信号発生工程は、2次元配列中の2つの直交座標
    の双方において同じ動作を行うように適合されているこ
    とを特徴とする目標物の位置検出方法。
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