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JPH0660098B2 - 抗潰瘍剤 - Google Patents
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JPH0660098B2 - 抗潰瘍剤 - Google Patents

抗潰瘍剤

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JPH0660098B2
JPH0660098B2 JP13336289A JP13336289A JPH0660098B2 JP H0660098 B2 JPH0660098 B2 JP H0660098B2 JP 13336289 A JP13336289 A JP 13336289A JP 13336289 A JP13336289 A JP 13336289A JP H0660098 B2 JPH0660098 B2 JP H0660098B2
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靖 本間
元 玉木
徹雄 曲淵
美弥 滝戸
正毅 杉浦
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田辺製薬株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗潰瘍剤に関する。
(従来技術) 消化器潰瘍形成の要因の1つとして多量の胃酸分泌があ
げられている。この胃酸はヒスタミン、アセチルコリ
ン、ガストリンなどの刺激により胃壁細胞から分泌され
ることが知られており、これら刺激物質と拮抗して胃酸
分泌を抑制する薬剤として、コリン受容体遮断剤(例え
ば、アトロピン)、ヒスタミンH受容体拮抗剤(例え
ば、シメチジン)などが臨床的に使用されている。〔メ
ディシナ(Medicina)、第23巻、第4号、5
60〜565頁(1986年)〕 また、最近胃酸の濃縮・分泌に関与するH/KAT
Pアーゼの酵素活性を阻害して胃酸分泌を抑制するベン
ズイミダゾール系化合物(例えば、オメプラゾール)も
見出されてきている(特開昭54−141783号)。
しかしながら、コリン受容体遮断剤はアトロピン中毒な
ど毒性が強く、またヒスタミンH受容体拮抗剤である
例えばシメチジンについては抗アンドロゲン作用、プロ
ラクチン放出刺激作用などの副作用が知られている。
(発明の構成及び効果) 本発明は一般式 (但し、環Aはハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、フェニル低級アルコキシ基、ニトロ基、ア
ミノ基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルカノイル
オキシ基、シアニド基、トリハロゲノ低級アルキル基、
トリハロゲノ低級アルコキシ基及び水酸基から選ばれる
1つまたは2つの基で置換されていてもよい2−、また
は4−ピリジル基、環Bはアミノ基、モノ−またはジ−
低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基、シ
クロアルキルアミノ基、ホルミルアミノ基、モルホリノ
基、ピロリル基、ピペリジノ基及びイミダゾリル基から
選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
及びRはともに水素原子であるかまたは互いに末
端で結合して式‐(CH2)q‐で示される基を形成し、
nは0、1または2、qは3または4を表す。)で示さ
れるイミダゾール誘導体もしくはその塩を有効成分とし
て含有する抗潰瘍剤に関する。
本発明の有効成分である化合物(I)またはその塩は優
れた胃酸分泌抑制作用を有し及び/または優れたH
ATPアーゼに対する酵素活性阻害作用を有するた
め、ヒスタミンH受容体拮抗剤に見られるような副作
用のない抗潰瘍剤として有用な医薬化合物であり、該化
合物を有効成分とする本発明の抗潰瘍剤は例えば胃潰
瘍、十二指腸潰瘍等の消化器潰瘍の治療・予防に使用す
ることができる。また、化合物(I)またはその塩に
は、必ずしもH/KATPアーゼに対する酵素活性
阻害作用によらずに優れた胃酸分泌抑制作用を示すもの
が含まれ、オメプラゾール等既存のH/KATPア
ーゼ阻害剤とは異なった作用機序による抗潰瘍剤として
優れた特性を発揮する。更に、本発明の有効成分である
化合物(I)またはその塩は低毒性であり、医薬として
高い安全性を示す。例えば、1,4,5,6−テトラヒ
ドロ−1−(2−ピリジル)−2−〔2−(ジエチルア
ミノ)ベンジルスルフィニル〕シクロペンタ〔d〕イミ
ダゾールをマウスに1000mg/kg経口投与し、3日間観察
しても死亡例は認められず、体重抑制も観察されなかっ
た。
薬効上好ましい化合物は一般式(I)に於いて環Aが低
級アルキル基、低級アルコキシ基、フェニル低級アルコ
キシ基、アミノ基及び低級アルカノイルアミノ基から選
ばれる1つまたは2つの基で置換されていてもよい2−
または4−ピリジル基;環Bがアミノ基、モノ−または
ジ−低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ
基、ホルミルアミノ基、モルホリノ基、ピロリル基、ピ
ペリジノ基及びイミダゾリル基から選ばれる基で置換さ
れていてもよいフェニル基であり、R及びRはとも
に水素原子であるか又は互いに末端で結合してトリメチ
レン基を形成する化合物があげられる。
薬効上より好ましい化合物としては一般式(I)におい
て環Aが低級アルキル基及び低級アルコキシ基から選ば
れる1つもしくは2つの基で置換されていてもよい2−
もしくは4−ピリジル基;環Bがアミノ基、モノ−また
はジ−低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ
基、モルホリノ基、ピペリジノ基及びピロリル基から選
ばれる基で置換されたフェニル基である化合物がある。
薬効上好ましい別の化合物群としては、一般式(I)に
おいてnが0である化合物をあげることができる。
また、上記具体例及び好ましい化合物群において低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基及び低級アルカノイル基と
しては炭素数1〜6、好ましくは炭素数1〜3、のアル
キル基、アルコキシ基及びアルカノイル基が含まれ、ま
た、シクロアルキル基としては炭素数3〜8、好ましく
は炭素数4〜7、とりわけ炭素数5〜6、のシクロアル
キル基が含まれる。
本発明の有効成分である化合物(I)は遊離塩基及び酸
付加塩のいずれの形でも医薬用途に供することができ
る。薬理的に許容しうる塩としては、例えば、塩酸塩、
臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩の如き
無機酸付加塩;ギ酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸
塩、グルクロン酸塩の如き有機酸付加塩等があげられ
る。
本発明の有効成分である化合物(I)またはその塩は経
口的にも非経口的にも投与することができる。経口的に
投与する場合には、例えば錠剤、散剤、カプセル剤、顆
粒剤等の固形剤として投与することができ、これらは慣
用の賦形剤を含んでいてもよく、さらに結合剤、希釈
剤、崩壊剤、湿潤剤等を含むものであってもよい。また
水性または油性のけん濁液、溶液、シロップ、エリキシ
ル等の液剤としても経口投与することができ、注射剤と
して非経口的に投与することもできる。
本発明の抗潰瘍剤の投与量は疾患の程度、患者の年齢、
体重、状態及び投与方法などにもよるが、その有効成分
である化合物(I)またはその薬理的に許容しうる塩の
投与量が通常1日当たり約0.05〜50mg/kg、とり
わけ約0.1〜20mg/kgとなるような範囲で用いるの
が好ましい。
尚、本発明の有効成分である化合物(I)は不斉スルホ
キシド基に基づく光学異性体及びこれらの混合物のいず
れをも含むものである。
本発明の有効成分である化合物(I)またはその塩は、
例えば、一般式 (但し、環A、R、R及びnは前記と同一意味を有
する。) で示されるメルカプトイミダゾール化合物またはその塩
と一般式 (但し、Xはハロゲン原子を表し、環Bは前記と同一意
味を有する。) で示されるトルエン化合物またはその塩とを脱酸剤(例
えば水酸化アルカリ金属、水酸化アルカリ土類金属、ピ
リジン、トリ低級アルキルアミン等)の存在下または非
存在下に反応させ、得られた一般式 (但し、環A、環B、R、R及びnは前記と同一意
味を有する。) で示される化合物を例えば、メタクロロ過安息香酸、過
安息香酸等の慣用の酸化剤で処理して製することができ
る。
或いはまたイミダゾール誘導体(I)の内、R及びR
が式‐(CH2)q‐(qは前記と同一意味を有す
る。)で示される基を形成する化合物は一般式 (但し、R11及びR21は互いに末端で結合して式‐(C
2)q‐で示される基を形成し、環A、環B、q及びn
は前記と同一意味を有する。) で示されるイミダゾール誘導体またはその塩をp−トル
エンスルホン酸の如き有機酸あるいは塩酸、硫酸の如き
無機酸等で脱水処理し、ついで、その生成物を上記と同
様に酸化して製することもできる。
なお、上記反応で得られる新規中間体(II)の環A、環
B上の置換基は、所望により、適宜相互変換可能であ
り、例えば、環A及び/または環B上にアミノ基を有す
る中間物(II)は、対応するニトロ基置換体(II)を常
法で還元するかまたは対応するN−フタルイミドもしく
はN−トリ低級アルキルフェニルスルホニルアミド基置
換体(II)を加水分解して製することもできる。更に環
A及び/または環B上のアミノ基が低級アルカノイル
基、ホルミル基、低級アルキル基等の基で置換された中
間物(II)は、対応するアミノ基置換体(II)を慣用の
手段でさらにアシル化、アルキル化して製することもで
きる。
実験例1 胃酸分泌抑制作用 SD系雄性絶食ラット(1群5匹)に被検化合物(30mg/
kg)の溶液または懸濁液を経口投与し、投与1時間後に
ペンタガストリン(1mg/kg)を皮下投与した。その30分
後にラットを屠殺、開腹し、幽門部を結紮後、胃を摘出
し採取した胃液の総酸度を測定し胃酸分泌量とした。結
果は第1表に示す通りであった。表中、胃酸分泌抑制作
用は対照群と投与群の総酸度の差から、胃酸分泌を70
%以上抑制した場合を「++」、40〜70%抑制した
場合を「+」で表示した。
実験例2 H/KATPアーゼ活性阻害作用 シグリスト−ネルソン(Sigrist-Nelson)らの方法〔フェ
ブスレターズ;FEBS LETTERS 197巻1・2号187頁1986
年〕に準じて食用豚の新鮮な胃粘膜より胃酸分泌細胞を
分離し、H/KATPアーゼを含むベシクルは蔗糖
の不連続密度勾配中で遠心分離することにより調製し
た。被検化合物存在下における同酵素のH/KAT
Pアーゼ活性の測定はキーリング(Keeling)らの方法
〔バイオケミカル・ファーマコロジー;Biochemical Ph
armacology 34巻16号2967頁1985年〕に準じて行い、被
検化合物非存在下で測定したH/KATPアーゼ活
性との差から阻害率を算出した。次いで、被検化合物の
各添加濃度ごとの阻害率に基づいて作成した濃度・阻害
曲線から各化合物のIC50値を求めた。
結果を第2表に示した。
製造例1 (1)1−(2−ピリジル)−2−メルカプトイミダゾ
ール3.0gをエタノール50mlに溶解し、氷冷下、2
N−水酸化ナトリウム水溶液16.9mlを加える。これ
に、m−ジメチルアミノベンジルクロリド塩酸塩3.8
4gを加えて室温で2時間撹拌する。溶媒を留去した
後、残査に水を加えて酢酸エチルで抽出する。抽出液を
水洗、乾燥後、溶媒を留去する。残査を酢酸エチル及び
n−ヘキサン混液から再結晶することにより、1−(2
−ピリジル)−2−(3−ジメチルアミノベンジルチ
オ)イミダゾール3.95gを得る。
収率75% M.p.79〜80℃ (2)本品3.73gの塩化メチレン100ml溶液をア
ルゴン気流下−40℃に冷却する。該溶液に80%メタ
クロロ過安息香酸5.32gを少量ずつ添加する。同温
にて1時間撹拌する。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄し、乾燥後溶媒を留去する。残査をメタノ
ールから再結晶することにより、1−(2−ピリジル)
−2−〔3−(ジメチルアミノ)ベンジルスルフィニ
ル〕イミダゾール1.48gを得る。
収率55% M.p.177〜179℃ 製造例2〜24 対応原料化合物を製造例1と同様に処理することによ
り、下記第3表記載化合物を得る。
製造例25〜30 対応原料化合物を製造例1と同様に処理することによ
り、下記第4表記載化合物を得る。
製造例31〜49 対応原料化合物を製造例1と同様に処理することによ
り、下記第5表記載化合物を得る。
製造例50〜57 対応原料化合物を製造例1と同様に処理することによ
り、下記第6表記載化合物を得る。
製造例58〜61 対応原料化合物を製造例1と同様に処理することによ
り、下記第7表記載化合物を得る。
製造例62〜63 対応原料化合物を製造例1と同様に処理することによ
り、下記第8表記載化合物を得る。
製造例64 (1)2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−1,
3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−6a−ヒドロ
キシ−1−(2−ピリジル)シクロンペンタ〔d〕イミ
ダゾール7.53gを触媒量のp−トルエンスルホン酸
とともにトルエン200ml中で1時間加熱還流する。溶
媒を留去し、残査に水を加えて炭酸水素ナトリウム水溶
液で中和後、クロロホルム抽出する。抽出液を乾燥後、
溶媒を留去することにより1,4,5,6−テトラヒド
ロ−1−(2−ピリジル)−2−〔2−(ジメチルアミ
ノ)ベンジルチオ〕シクロペンタ〔d〕イミダゾール
3.94gを得る。
収率55% M.p.115〜117℃(酢酸エチル−n−ヘキサン
から再結晶) (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1,4,5,6−テトラヒドロ−1−(2−ピリ
ジル)−2−〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルスルフ
ィニル〕シクロペンタ〔d〕イミダゾールを得る。
収率74% M.p.139.5〜141℃(酢酸エチル−n−ヘキ
サンから再結晶) 製造例65〜67 対応原料化合物を製造例64と同様に処理することによ
り、下記第9表記載化合物を得る。
製造例68 (1)1−(2−ピリジル)−2−メルカプトイミダゾ
ールと2−(2,4,6−トリメチルフェニル)スルホ
ニルアミノベンジルクロリドとを製造例1−(1)と同
様に処理することにより、1−(2−ピリジル)−2−
〔2−(2,4,6−トリメチルフェニル)スルホニル
アミノベンジルチオ〕イミダゾールを得る。
収率87% M.p.154〜156℃(イソプロピルアルコールか
ら再結晶) (2)本品2g、アニソール2.5ml及びメタンスルホ
ン酸15mlの混合物を室温で20時間撹拌する。反応
後、水に注加し、酢酸エチルで抽出する。抽出液を飽和
食塩水にて洗浄、乾燥後、溶媒を留去することにより1
−(2−ピリジル)−2−(2−アミノベンジルチオ)
イミダゾール1.1gを油状物として得る。
収率93% Mass(m/e):282(M+),1061 H-NMR(CDCl3,δ):3.9(br,2H,NH2),4.43(s,2H,SCH2) (3)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(2−ピリジル)−2−(2−アミノベンジ
ルスルフィニル)イミダゾールを得る。
M.p.145〜146℃(イソプロピルアルコールか
ら再結晶) 製造例69 (1)1−(2−ピリジル)−2−(2−アミノベンジ
ルチオ)イミダゾール4.8g、無水酢酸5ml及びピリ
ジン50mlの混合物を室温で16時間撹拌する。溶媒を
留去し、残査をトルエンより結晶化させ、ろ取すること
により1−(2−ピリジル)−2−(2−アセチルアミ
ノベンジルチオ)イミダゾール4.31gを得る。
収率78% M.p.150〜151℃(イソプロピルアルコールか
ら再結晶) (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(2−ピリジル)−2−(2−アセチルアミ
ノベンジルスルフィニル)イミダゾールを得る。
M.p.172〜173℃(イソプロピルアルコールか
ら再結晶) 製造例70 (1)60%水素化ナトリウム100mgをジメチルホル
ムアミド2mlに懸濁させ、これに氷冷下で1−(2−ピ
リジル)−2−〔2−(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)スルホニルアミノベンジルチオ〕イミダゾール1g
のジメチルホルムアミド2ml溶液を加える。室温で30
分間撹拌した後、ヨウ化メチル320mgを加え2時間撹
拌する。反応液を水にあけ、遊離する油状物を酢酸エチ
ル抽出する。乾燥後、溶媒を留去し、残査をシリカゲル
カラムクロマト(溶媒;n−ヘキサン:酢酸エチル=
3:2)で精製することにより1−(2−ピリジル)−
2−{2−〔N−メチル−N−(2,4,6−トリメチ
ルフェニル)スルホニルアミノ〕ベンジルチオ}イミダ
ゾール0.76gを得る。
M.p.131〜133℃(酢酸エチルから再結晶) (2)本品を製造例68−(2)と同様に処理すること
により1−(2−ピリジル)−2−(2−メチルアミノ
ベンジルチオ)イミダゾールを油状物として得る。
収率92% Mass(m/e):296(M+),1201 H-NMR(CDCl3,δ):2.83(d,3H,J=3Hz,NCH3),4.42(s,2H,
SCH2),5.20(br,1H,NH) (3)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−((2−ピリジル)−2−(2−メチルアミ
ノベンジルスルフィニル)イミダゾールを得る。
M.p.135〜137℃(酢酸エチルから再結晶) 製造例71 (1)2−(2−フタルイミドベンジルチオ)−1,3
a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−6a−ヒドロキ
シ−1−(2−ピリジル)シクロペンタ〔d〕イミダゾ
ールを製造例64−(1)と同様に処理することによ
り、1,4,5,6−テトラヒドロ−1−(2−ピリジ
ル)−2−(2−フタルイミドベンジルチオ)シクロペ
ンタ〔d〕イミダゾールを得る。
M.p.196〜197℃(クロロホルム−酢酸エチル
から再結晶) (2)本品1.80g、抱水ヒドラジン0.22g及び
メタノール100mlの混合物を5時間加熱還流する。冷
却後、溶媒を留去し、残査に塩化メチレンを加えて不溶
物をろ去する。ろ液を水洗、乾燥後溶媒を留去する。残
査の結晶を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶す
ることにより1,4,5,6−テトラヒドロ−1−(2
−ピリジル)−2−(2−アミノベンジルチオ)シクロ
ペンタ〔d〕イミダゾール1.06gを淡黄色板状晶と
して得る。
収率83% M.p.121〜123℃ (3)本品1.0g及びトリエチルアミン0.35gの
塩化メチレン20ml溶液に氷冷下、塩化アセチル0.2
7gの塩化メチレン5ml溶液を滴下する。1時間後、反
応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ついで水で洗浄
し、乾燥後、溶媒を留去する。残査の結晶をクロロホル
ム−酢酸エチル混液から再結晶することにより1,4,
5,6−テトラヒドロ−1−(2−ピリジル)−2−
(2−アセチルアミノベンジルチオ)シクロペンタ
〔d〕イミダゾール0.38gを得る。
収率74% M.p.214〜217℃(分解) (4)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より1,4,5,6−テトラヒドロ−1−(2−ピリジ
ル)−2−(2−アセチルアミノベンジルスルフィニ
ル)シクロペンタ〔d〕イミダゾールを得る。
M.p.188〜191℃(分解、酢酸エチル−n−ヘ
キサンから再結晶) 製造例72 (1)1−(4−ピリジル)−2−メルカプトイミダゾ
ールと2−フタイルイミドベンジルクロリドとを製造例
1−(1)と同様に処理することにより1−(4−ピリ
ジル)−2−(2−フタルイミドベンジルチオ)イミダ
ゾールを得る。
M.p.145〜147℃(エタノールから再結晶) (2)本品を製造例71−(2)と同様に処理すること
により1−(4−ピリジル)−2−(2−アミノベンジ
ルチオ)イミダゾールを油状物として得る。
Mass(m/e):282(M+),1061 H-NMR(CDCl3,δ):4.21(br,2H,NH2),4.30(s,2H,SCH2) (3)本品を製造例71−(3)と同様に処理すること
により1−(4−ピリジル)−2−(2−アセチルアミ
ノベンジルチオ)イミダゾールを得る。
M.p.153〜155℃(酢酸エチル−n−ヘキサン
から再結晶) (4)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より1−(4−ピリジル)−2−(2−アセチルアミノ
ベンジルスルフィニル)イミダゾールを得る。
M.p.147〜149℃(イソプロピルアルコール−
イソプロピルエーテルから再結晶) 製造例73 (1)1−(2−ピリジルメチル)−2−メルカプトイ
ミダゾールと2−フタルイミドベンジルクロリドとを製
造例1−(1)と同様に処理することにより1−(2−
ピリジルメチル)−2−(2−フタルイミドベンジルチ
オ)イミダゾールを得る。
M.p.80〜83℃(エタノールから再結晶) (2)本品を製造例71−(2)と同様に処理すること
により1−(2−ピリジルメチル)−2−(2−アミノ
ベンジルチオ)イミダゾールを油状物として得る。
Mass(m/e):296(M+),1061 H-NMR(CDCl3,δ):4.21(s,2H,SCH2),4.31(br,2H,NH2),
5.10(s.2H.NCH2) (3)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(2−ピリジルメチル)−2−(2−アミノ
ベンジルスルフィニル)イミダゾールを得る。
Mass(m/e):312(M+),1061 H-NMR(CDCl3,δ):4.26(br,2H,NH2),4.59(ABq,2H,NC
H2),5.29(ABq,2H,NCH2) 製造例74 (1)o−(1−ピロリル)ベンジルアルコール2.1
7g及びトリエチルアミン2.14gをテトラヒドロフ
ラン10mlに溶解し、アルゴン気流下で−50℃に冷却
する。これにn−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液
(15%)10.4mlを加えて10分間反応後、p−ト
ルエンスルホニルクロリド3.11gのテトラヒドロフ
ラン10ml溶液を滴下する。−20℃まで昇温し、トリ
エチルアミン4.28gを加えたのち、1−(6−メト
キシ−2−ピリジル)−2−メルカプトイミダゾール
2.0gのテトラヒドロフラン溶液を加える。1時間で
室温にもどし、水を加えて酢酸エチル抽出し、乾燥後、
溶媒を留去する。残査の油状物をシリカゲルカラムクロ
マト(溶媒;酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3)で精
製することにより、1−(6−メトキシ−2−ピリジ
ル)−2−〔2−(1−ピロリル)ベンジルチオ〕イミ
ダゾール3.07gを無色油状物として得る。
収率88% Mass(m/e):362(M+)1 H-NMR(CDCl3,δ):3.96(s,3H,OCH3),4.33(s,2H,SCH2),
6.27(t,2H,=CH-) (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(6−メトキシ−2−ピリジル)−2−〔2
−(1−ピロリル)ベンジルスルフィニル〕イミダゾー
ルを得る。
M.p.112〜114℃(酢酸エチル−n−ヘキサン
から再結晶) 製造例75〜79 対応原料化合物を製造例74と同様に処理することによ
り、下記第10表記載化合物を得る。
製造例80 (1)1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−2−〔2−
(ジメチルアミノ)ベンジルチオ〕イミダゾール19.
6gを濃塩酸−70%エタノール(1:5)の混液40
0mlに溶解する。該溶液に80℃にて塩化第一スズ・2
水和物82.7gの水100ml溶液を滴下し、同温にて
1時間撹拌後、水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性と
し、不溶物をろ去する。ろ液を酢酸エチルで抽出し、水
洗、乾燥後溶媒を留去する。残査をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー〔溶媒:クロロホルム−メタノール
(30:1)〕で精製し、エーテルで結晶化した後結晶
をろ取することにより、1−(5−アミノ−2−ピリジ
ル)−2−〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルチオ〕イ
ミダゾール6.27gを得る。
M.p.134〜138℃ (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(5−アミノ−2−ピリジル)−2−〔2−
(ジメチルアミノ)ベンジルスルフィニル〕イミダゾー
ルを得る。
M.p.140〜143℃(エタノールーエーテルから
再結晶) 製造例81 (1)1−(5−ニトロ−2−ピリジル)−2−メルカ
プトイミダゾールと2−モルホリノベンジルクロリドと
を製造例1−(1)と同様に処理することにより、1−
(5−ニトロ−2−ピリジル)−2−(2−モルホリノ
ベンジルチオ)イミダゾールを得る。
M.p.199〜202℃(クロロホルム−n−ヘキサ
ンから再結晶) (2)本品7.95gを酢酸120mlに溶解し、10%
パラジウム−炭素2.5gを加えて常温常圧下接触還元
する。反応後、触媒をろ去し、溶媒を留去する。残査に
水を加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和して析
出する結晶をろ取し、クロロホルム−n−ヘキサン混液
から再結晶することにより1−(5−アミノ−2−ピリ
ジル)−2−(2−モルホリノベンジルチオ)イミダゾ
ール5.92gを得る。
収率81% M.p.178〜181℃ (3)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(5−アミノ−2−ピリジル)−2−(2−
モルホリノベンジルスルフィニル)イミダゾールを得
る。
M.p.190〜192℃(分解、クロロホルム−n−
ヘキサンから再結晶) 製造例82 (1)1−(5−アミノ−2−ピリジル)−2−(2−
モルホリノベンジルチオ)イミダゾールを製造例71−
(3)と同様に処理することにより、1−(5−アセチ
ルアミノ−2−ピリジル)−2−(2−モルホリノベン
ジルチオ)イミダゾールを得る。
収率78% M.p.164〜167℃(クロロホルム−n−ヘキサ
ンから再結晶) (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(5−アセチルアミノ−2−ピリジル)−2
−(2−モルホリノベンジルスルフィニル)イミダゾー
ルを得る。
M.p.207〜209℃(分解、クロロホルム−n−
ヘキサンから再結晶) 製造例83〜86 対応原料化合物を製造例1−(1)、81−(2)、7
1−(3)及び1−(2)と同様に処理することによ
り、下記第11表記載化合物を得る。
製造例87 (1)1−(2−ピリジルメチル)−2−(2−アミノ
ベンジルチオ)イミダゾールを製造例71−(3)と同
様に処理することにより、1−(2−ピリジルメチル)
−2−(2−アセチルアミノベンジルチオ)イミダゾー
ルを得る。
Mass(m/e):338(M+),1061 H-NMR(CDCl3,δ):2.29(s,3H,COCH3),4.31(s,2H,SCH2),
5.10(s,2H,NCH2) (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(2−ピリジルメチル)−2−(2−アセチ
ルアミノベンジルスルフィニル)イミダゾールを得る。
M.p.146〜148℃(酢酸エチル−n−ヘキサン
から再結晶) 製造例88 (1)1−(5−アミノ−2−ピリジル)−2−〔2−
ジメチルアミノ)ベンジルチオ〕イミダゾール0.98
g、トリエチルアミン1ml及び塩化メチレン30mlの混
合物に氷冷下、アセチルクロリド0.26mlを滴下す
る。該混合物を同温にて2時間撹拌後、水及び飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥後溶媒を留去す
る。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔溶
媒:クロロホルム−メタノール(30:1)で精製し、
イソプロピルエーテルで結晶化した後結晶をろ取するこ
とにより、1−(5−アセチルアミノ−2−ピリジル)
−2−〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルチオ〕イミダ
ゾール0.82gを得る。
M.p.137〜139℃ (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(5−アセチルアミノ−2−ピリジル)−2
−〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルスルフィニル〕イ
ミダゾールを得る。
M.p.168〜170℃(エタノール−エーテルから
再結晶) 製造例89 (1)ギ酸2.5mlに無水酢酸1.4gを加え、60℃
で30分間加温する。この溶液を氷冷し、1−(4,6
−ジメチル−2−ピリジル)−2−(2−アミノベンジ
ルチオ)イミダゾール1.07gのギ酸4ml溶液を加
え、室温で1時間撹拌する。反応後、溶媒を留去し、残
査に水を加え、炭酸カリウムでアルカリ性とする。酢酸
エチルで抽出し、抽出液を乾燥後溶媒を留去する。残査
をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;酢酸エチル:n−
ヘキサン=1:1)で精製する。得られた粗結晶を酢酸
エチル−n−ヘキサン混液から再結晶することにより1
−(4,6−ジメチル−2−ピリジル)−2−(2−ホ
ルミルアミノベンジルチオ)イミダゾール0.64gを
得る。
収率55% M.p.124〜126.5℃ (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(4,6−ジメチル−2−ピリジル)−2−
(2−ホルミルアミノベンジルスルフィニル)イミダゾ
ールを得る。
M.p.160〜162℃(分解、塩化メチレン−n−
ヘキサンから再結晶) 製造例90 (1)1−(2−ピリジル)−2−(2−アミノベンジ
ルチオ)イミダゾール1.1gのピリジン10ml溶液に
無水プロピオン酸0.7gを加え、室温で1夜撹拌す
る。反応後、溶媒を留去して、得られた油状物をシリカ
ゲルカラムクロマト(溶媒;酢酸エチル:n−ヘキサン
=2:1)で精製後、イソプロピルアルコール−イソプ
ロピルエーテル混液から再結晶することにより1−(2
−ピリジル)−2−(2−プロピオニルアミノベンジル
チオ)イミダゾール1.1gを得る。
収率83% M.p.98〜100℃ (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(2−ピリジル)−2−(2−プロピオニル
アミノベンジルスルフィニル)イミダゾールを得る。
M.p.155〜156℃(クロロホルム−イソプロピ
ルエーテルから再結晶) 製造例91 (1)1−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル)−2−
〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルチオ〕イミダゾール
2.94g及びトリエチルアミン3.76mlの塩化メチ
レン100ml溶液に氷冷下で塩化アセチル0.96mlを
滴下する。2時間後、反応液を水洗、乾燥後溶媒を留去
する。残査をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロ
ホルム:アセトン=30:1)で精製後、酢酸エチル−
n−ヘキサン混液から再結晶することにより1−(3−
アセトキシ−2−ピリジル)−2−〔2−(ジメチルア
ミノ)ベンジルチオ〕イミダゾール2.08gを無色針
状晶として得る。
収率63% M.p.85〜87℃ (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(3−アセトキシ−2−ピリジル)−2−
〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルスルフィニル〕イミ
ダゾールを油状物として得る。
FABMass(m/e):385(M++1),1341 H-NMR(CDCl3,δ):2.19(s,3H,COCH3),2.57(s,6H,N(CH3)
2),4.77(ABq,2H,SCH2) 製造例92 (1)1−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル)−2−
(2−モルホリノベンジルチオ)イミダゾールを製造例
91と同様に処理して1−(3−アセトキシ−2−ピリ
ジル)−2−(2−モルホリノベンジルスルフィニル)
イミダゾールを得る。
M.p.104〜107℃(酢酸エチル−n−ヘキサン
混液から再結晶) 製造例93 (1)1−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル)−2−
〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルチオ〕イミダゾール
3.26gをジメチルホルムアミド100mlに溶解し、
これに60%水素化ナトリウム0.48gを添加する。
20分間室温で撹拌後臭化イソプロピル1.3mlを滴下
し、室温で17時間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、酢
酸エチル抽出し、抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去す
る。残査を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶す
ることにより1−(3−イソプロポキシ−2−ピリジ
ル)−2−〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルチオ〕イ
ミダゾール2.47gを得る。
収率67% M.p.85〜87℃ (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理することに
より、1−(3−イソプロポキシ−2−ピリジル)−2
−〔2−(ジメチルアミノ)ベンジルスルフィニル〕イ
ミダゾールを油状物として得る。
Mass(m/e):384(M+),1341 H-NMR(CDCl3,δ):1.32及び1.34(各d,3H,CH3),2.63(s,6
H,N(CH3)2,4.81(ABq,2H,SCH2) 製造例94 1−(3−ヒドロキシ−2−ピリジル)−2−(2−モ
ルホリノベンジルチオ)イミダゾールを製造例93と同
様に処理することにより1−(3−イソプロポキシ−2
−ピリジル)−2−(2−モルホリノベンジルスルフィ
ニル)イミダゾールを得る。
M.p.120〜122℃(酢酸エチル−n−ヘキサン
混液から再結晶) (原料化合物の調製) 参考例1 (1)2−アミノピリジン3.76g、2,2−ジエト
キシエチルイソチオシアネート7gをトルエン中還流す
る。溶媒を留去し、残査を酢酸エチル−n−ヘキサン混
液から再結晶してN−(2,2−ジエトキシエチル)−
N′−(2−ピリジル)チオウレア9gを得る。
M.p.126〜128℃ (2)上記(1)の生成物8.94gと濃塩酸少量の酢
酸溶液を還流後溶媒を留去する。残査を水に溶解し、炭
酸水素ナトリウムを加え、析出晶をろ取して1−(2−
ピリジル)−2−メルカプトイミダゾール4.91gを
得る。
M.p.159〜161℃(イソプロピルアルコール−
イソプロピルエーテル−n−ヘキサンから再結晶) 参考例2〜24 対応原料化合物を参考例1と同様に処理することによ
り、下記第12表記載化合物を得る。
参考例25 (1)水素化ホウ素ナトリウム34.05gのテトラヒ
ドロフラン懸濁液にo−ジメチルカルバモイル安息香酸
57.96gのテトラヒドロフラン溶液を滴下する。室
温で反応後、三フッ化ホウ素エーテラート170.3g
を滴下し、還流する。冷後、酸54gの水−メタノー
ル混液を加え、更に還流する。反応液を濃縮し、アルカ
リ性条件下酢酸エチル抽出する。抽出液から溶媒を留去
し、残査を減圧蒸溜してo−ジメチルアミノメチルベン
ジルアルコール19.04gを得る。
B.p.106〜109℃(4mmHg) (2)本品2.9gの塩化メチレン溶液に塩化チオニル
2.89gを滴下する。室温で反応後反応液をエーテル
で希釈し、析出晶をろ取して、o−ジメチルアミノメチ
ルベンジルクロリド塩酸塩3.78gを得る。
M.p.143〜147℃ 参考例26 水素化リチウムアルミニウム2.4gのエーテル懸濁液
に氷冷下、o−(1−ピロリル)安息香酸エチル9gの
エーテル溶液を滴下し、反応させる。氷冷下、水及び硫
酸ナトリウム水溶液を加えて不溶物をろ去後、溶媒を留
去し、残査を減圧蒸留してo−(1−ピロリル)ベンジ
ルアルコール6.3gを得る。
参考例27 (1)2−アミノシクロヘキサノン塩酸塩6.82g、
2−ピリジルイソチオシアネート二量体6.21g及び
トルエン100mlの混合物を加熱撹拌する。内温を50
℃に下げ、トリエチルアミン4.61gを滴下したのち
さらに反応を続ける。反応液に水を加え、酢酸エチル抽
出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留
去することによりN−(2−ピリジル)−N′−(2−
オキソシクロヘキシル)チオウレア8.2gを得る。
収率72% M.p.149〜151℃ (2)本品を製造例64−(1)と同様に処理すること
により2−メルカプト−1−(2−ピリジル)−4,
5,6,7−テトラヒドロベンズイミダゾールを得る。
収率94% M.p.203〜204℃(酢酸エチル−n−ヘキサン
から再結晶) 参考例28 2−アミノシクロペンタノン塩酸塩を参考例27−
(1)と同様に処理することにより2−メルカプト−
1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−6a−ヒ
ドロキシ−1−(2−ピリジル)シクロペンタ〔d〕イ
ミダゾールを得る。
収率55% M.p.126〜127℃ 参考例29〜33 2−メルカプト−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサ
ヒドロ−6a−ヒドロキシ−1−(2−ピリジル)シク
ロペンタ〔d〕イミダゾールと対応原料化合物とを製造
例1−(1)と同様に処理することにより、下記第13
表記載化合物を得る。
参考例34 (1)o−フルオロ安息香酸エチル24.2gとイミダ
ゾール9.8gを水素化ナトリウムの存在下加熱してo
−イミダゾリル安息香酸エチル23gを得る。
B.p.165〜167℃(2mmHg) (2)本品5gを参考例26と同様に処理してo−イミ
ダゾリルベンジルアルコール3.4gを得る。
(3)本品3.4gを参考例25−(2)と同様に処理
してo−イミダゾリルベンジルクロリド塩酸塩3.3g
を得る。
M.p.160〜161℃(エタノール−エーテルから
再結晶)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/14 207 7602−4C 233 7602−4C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (但し、環Aはハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
    ルコキシ基、フェニル低級アルコキシ基、ニトロ基、ア
    ミノ基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルカノイル
    オキシ基、シアニド基、トリハロゲノ低級アルキル基、
    トリハロゲノ低級アルコキシ基及び水酸基から選ばれる
    1つまたは2つの基で置換されていてもよい2−、また
    は4−ピリジル基、環Bはアミノ基、モノ−またはジ−
    低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基、シ
    クロアルキルアミノ基、ホルミルアミノ基、モルホリノ
    基、ピロリル基、ピペリジノ基及びイミダゾリル基から
    選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
    及びRはともに水素原子であるかまたは互いに末
    端で結合して式−(CH2)q−で示される基を形成し、
    nは0、1または2、qは3または4を表す。) で示されるイミダゾール誘導体またはその薬理的に許容
    しうる塩を有効成分として含有する抗潰瘍剤。
  2. 【請求項2】環Aが低級アルキル基、低級アルコキシ
    基、フェニル低級アルコキシ基、アミノ基及び低級アル
    カノイルアミノ基から選ばれる1つまたは2つの基で置
    換されていてもよい2−、または4−ピリジル基;環B
    がアミノ基、モノ−またはジ−低級アルキルアミノ基、
    低級アルカノイルアミノ基、ホルミルアミノ基、モルホ
    リノ基、ピロリル基、ピペリジノ基及びイミダゾリル基
    から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であ
    り、R及びRはともに水素原子であるかまたは互い
    に末端で結合してトリメチレン基を形成する請求項1記
    載の抗潰瘍剤。
  3. 【請求項3】環Aが低級アルキル基及び低級アルコキシ
    基から選ばれる1つまたは2つの基で置換されていても
    よい2−、または4−ピリジル基;環Bがアミノ基、モ
    ノ−またはジ−低級アルキルアミノ基、低級アルカノイ
    ルアミノ基、モルホリノ基、ピペリジノ基及びピロリル
    基から選ばれる基で置換されたフェニル基である請求項
    2記載の抗潰瘍剤。
  4. 【請求項4】環Aが低級アルキル基で置換されていても
    よい2−ピリジル基;環Bがアミノ基、モノ−またはジ
    −低級アルキルアミノ基及びピロリル基から選ばれる基
    で置換されたフェニル基である請求項2記載の抗潰瘍
    剤。
  5. 【請求項5】nが0である請求項1〜4記載の抗潰瘍
    剤。
  6. 【請求項6】環Aがメチル基で置換された2−ピリジル
    基;環Bがアミノ基、モノ−またはジ−低級アルキルア
    ミノ基から選ばれる基で置換されたフェニル基であり、
    及びRはともに水素原子であり、nが0である請
    求項1記載の抗潰瘍剤。
JP13336289A 1988-05-31 1989-05-25 抗潰瘍剤 Expired - Lifetime JPH0660098B2 (ja)

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