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JPH0660705B2 - 直列的に接続される複数の水栓等への取付口を形成する流体管の配管方法及び配管装置 - Google Patents
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JPH0660705B2 - 直列的に接続される複数の水栓等への取付口を形成する流体管の配管方法及び配管装置 - Google Patents

直列的に接続される複数の水栓等への取付口を形成する流体管の配管方法及び配管装置

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JPH0660705B2
JPH0660705B2 JP63106908A JP10690888A JPH0660705B2 JP H0660705 B2 JPH0660705 B2 JP H0660705B2 JP 63106908 A JP63106908 A JP 63106908A JP 10690888 A JP10690888 A JP 10690888A JP H0660705 B2 JPH0660705 B2 JP H0660705B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、直列的に接続される複数の水栓等への取付口
を形成するための湯、水、ガスを通す流体管の配管方法
及び配管装置に関する。
(従来の技術) 学校やその他の公共施設、オフィスビル、ホテル等の化
粧室、水洗場等では、一般に複数の水栓トイレあるいは
蛇口が設けられている。これら複数の水栓トイレあるい
は蛇口に対しては、各々壁裏の流体管である水道管より
複数の取付口が形成され、分岐配管がなされている。
従来、このような配管は、第21図に示すように流体管と
継手とでなされていた。しかしながら、従来公知の配管
方法では流体管及び継手を配管した後でないと壁材を立
設できない等の不便さがあった。
これに対し、出願人は、壁材立設後の流体管及び継手の
配管、また配管後の流体管及び継手の補修、交換等が容
易に行なえるようにするため、第22図に示すように供給
口(100)と水栓等の消費口(200)との間に可とう管(1)、
保護具(110)及び継手収納ボックス(120)を配管し、これ
ら可とう管(1)、保護具(110)及び継手収納ボックス(12
0)内に流体管(10)及び継手(130)を収納する配管構造を
提案している。
この配管構造にあっては、流体管(30)を壁表に引き出し
て継手(130)を接続し、継手(130)を継手収納ボックス(1
20)内に収納する方法が採られている。このため、配管
経路の中間には、流体管(10)の引き出し分を収容する保
護具(110)が設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような配管構造は、前述のように流
体管(10)を引き出して継手(130)を接続するため、その
引き出しや継手(130)の収納に手間を要し、また、流体
管(10)を引き出すため、その流体管(10)の引き出し分を
収容する保護具(110)を設けて特別な配管経路を形成し
なければならないという問題があった。消費口(200)が
複数、すなわち水栓等の取付口が連続して複数並設され
る場合には、さらに保護具(110)を必要とするため、配
管作業が大変であった。
(発明が解決しようとする課題) 請求項1〜5記載の発明は、このような事情に鑑みなさ
れたものであり、流体管を壁表に引き出すことなく、ま
た保護具を必要とせず、簡便でかつ確実に、並設された
複数の水栓等への取付口を形成することができる流体管
の配管方法及び配管装置を提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の配管方法は、「直列的に配列される複数
のボックスとこれらボックスをつなぐ可とう管とを壁裏
の桟、柱等に固定し、壁材を立設した後、桟、柱等に固
定されたボックスの位置に対応する位置に吐出口を有す
る継手の接続された湯、水、ガスを通す流体管を可とう
管内及びボックス内に挿通し、ボックス内に継手又は流
体管を保持し、次いで継手の吐出口に連通して壁表への
流路を形成する水栓等の取付口を有する固定部材を壁表
より壁孔に挿入して、継手の吐出口上より継手又は流体
管を挟持するようにボックス内に取り付け、継手又は流
体管をボックスに固定する」ことを、その要旨としてい
る。
請求項2記載の配管装置は、前記請求項1記載の配管方
法に使用するものであり、「流体である湯、水、ガスを
通す流体管が接続される複数の接続口と、これら接続口
に連通する流体の吐出口とを有する継手と、 前記継手及び流体管が挿通される挿通孔と、前記挿通孔
より挿通された継手又は流体管を載置する受け部とを備
え、桟、柱等に固定されるボックスと、 前記継手の吐出口に連通する水栓等の取付口を有し、前
記受け部に載置された継手又は流体管を挟持するように
ボックスに取り付けられる固定部材と、 を備えた」ことを、その要旨としている。
また、請求項3記載の配管方法は、「直列的に配列され
る複数のボックスとこれらボックスをつなぐ可とう管と
を壁裏の桟、柱等に固定し、壁材を立設した後、桟、柱
等に固定されたボックスの位置に対応する位置に継手の
接続された湯、水、ガスを通す流体管を可とう管内及び
ボックス内に挿通し、ボックス内に継手又は流体管を保
持し、次いで継手に吐出口を設け、次いで水栓等の取付
口を有する固定部材を壁表より壁孔へ挿入して継手又は
流体管を挟持するようにボックス内に取り付け、壁表へ
の流路を形成する」ことを、その要旨としている。
請求項4記載の配管方法は、「直列的に配列される複数
のボックスとこれらボックスをつなぐ可とう管とを壁表
の桟、柱等に固定し、壁材を立設した後、桟、柱等に固
定されたボックスの位置に対応する位置に継手の接続さ
れた湯、水、ガスを通す流体管を可とう管内及びボック
ス内に挿通し、ボックス内に継手又は流体管を保持し、
次いで水栓等の取付口を有する固定部材を壁表より壁孔
へ挿入して継手又は流体管を挟持するようにボックス内
に取り付け、次いで固定部材の取付口より挿入した穿孔
具により継手に吐出口を設け、壁表への流路を形成す
る」ことを、その要旨としている。
請求項5記載の配管装置は、前記請求項3又は4記載の
配管方法に使用するものであり、「流体である湯、水、
ガスを通す流体管が接続される複数の接続口を有する継
手と、 前記継手又は流体管が挿通される挿通孔と、前記挿通孔
より挿通された継手又は流体管を載置する受け部とを備
え、桟、柱等に固定されるボックスと、 水栓等の取付口を有し、前記受け部に載置された継手又
は流体管を挟持するようにボックスに取り付けられる固
定部材と、 を備えた」ことを、その要旨としている。
このように請求項1、3及び4記載の発明に係る流体管
の配管方法は、継手を接続した流体管を使用することを
特徴としており、継手部分には水栓等の取付口が形成さ
れるようになっている。
(作用) 前記請求項1、3又は4記載の配管方法にあっては、流
体管及び継手を可とう管内及びボックス内から引き出す
ことなく、継手の接続された流体管を可とう管内及びボ
ックス内に挿通させたままで、壁表より壁孔へ挿入した
固定部材をボックス内に取り付けることによって水栓等
の取付口を形成することができる。
また、継手の使用により、例えば、可とう樹脂の流体管
が使用された場合、流体管に金属製の継手を接続するこ
とにより、流体管の材質に関係なく、水栓等の取付口を
確実に形成することができる。また、可とう管内及びボ
ックス内に挿通後の流体管の位置合わせに継手が目安と
なって容易にでき、さらに、ボックスの受け部に継手を
保持させるので配管ずれを生じにくい。
また、前記配管方法にあっては、壁材には固定部材の挿
入できる大きさの小さな壁孔を設けるだけでよい。
前記配管方法のうち、請求項1記載の発明に係る流体管
の配管方法は予め吐出口を有する継手を可とう管内及び
ボックス内に挿通する方法であり、現場において継手に
吐出口を形成する手間を省くことができる。この配管方
法は可とう管やボックスの配管状態が特定されている場
合に有効である。
前記配管方法のうち、請求項3及び4記載の発明に係る
流体管の配管方法は、継手を可とう管内及びボックス内
に挿通後、継手に吐出口を形成する方法であり、現場に
おいて継手に吐出口を形成するので可とう管やボックス
の配管状態に左右されることがない。なお、請求項3記
載の配管方法は固定部材のボックス内への取り付けに関
係なく継手に吐出口を形成するものであり、継手に対し
固定部材の取付口より細長い吐出口を設ける場合や、複
数の吐出口を設ける場合に有効である。また、請求項4
記載の配管方法は固定部材を利用し固定部材の取付口よ
り挿入した穿孔具により継手に吐出口を形成するもので
あり、固定部材が穿孔具の案内となるので継手の吐出口
の形成を効率よく行なうことができる。
請求項2又は5記載の配管装置は継手又は流体管を載置
する受け部を備え、桟、柱等に固定されるボックスと、
固定部材とによって、前記受け部に載置された継手又は
流体管が挟持されるように固定されるので、流体管が可
とう樹脂管の場合でも剛体の継手の使用により、継手の
接続された流体管を確実に固定できる。また、固定部材
へは水栓等の取り付けを直接行なうことができる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがって、請求項1〜5記
載の発明に係る配管方法び配管装置について詳細に説明
する。
請求項1記載の配管方法は、第1図から第5図に示す工
程順によってなされる。
まず、第1図に示すように、両端に挿通孔(21)を有する
複数のボックス(2)と、前記挿通孔(21)に接続される可
とう管(1)とが、直列的に接続された状態で壁裏の桟(3)
にビス止め等により固定される。次いで、ボックス(2)
の開口(2a)側には壁材(60)が立設され、ボックス(2)の
開口(2a)に合わせた壁孔(61)が形成される。ボックス
(2)の開口(2a)は、後述する固定部材(4)が挿入できる大
きさでよい。
次に、第2図に示すように、湯、水、ガスを通す流体管
(10)に、吐出口(5a)を有する継手(5)が桟(3)に固定され
たボックス(2)の位置に対応する位置に接続され、この
継手(5)の接続された流体管(10)が可とう管(1)内及びボ
ックス(2)内に挿通される。このとき、流体管(10)の端
末は、例えばキャップにより密封されている。
ボックス(2)内に挿通された継手(5)及び流体管(10)は、
第3図に示すようにボックス(2)内に保持される。保持
は、継手(5)及び流体管(10)の外形状の一部に合った凹
所(22)を有するボックス(2)の受け部(2b)に載置される
ことによりなされ、継手(5)の吐出口(5a)がボックス(2)
の開口(2a)に向くように保持される。なお、保持される
のは継手(5)又は流体管(10)のどちらか一方であっても
よい。
次に、第4図に示すように、水栓等の取付口(4a)を有す
る固定部材(4)が、継手(5)の吐出口(5a)上よりボックス
(2)の受け部(2b)へ螺子(50)によって取付けられる。こ
れにより、流体管(10)はボックス(2)の受け部(2b)と固
定部材(4)とで挟持され、ボックス(2)に固定される。同
時に固定部材(4)の取付口(4a)と継手(5)の吐出口(5a)と
が連通し、壁表への流路が形成される。
なお、本発明でいう、固定部材を継手の吐出口上より継
手又は流体管を挟持するようにボックス内に取り付ける
とは、ボックス内に挿通された継手及び流体管の位置を
固定するためのものであり、少なくとも継手又は流体管
のどちらか一方が固定されていればよいことを意味し、
継手及び流体管の両方が固定されることを排除するもの
ではない。したがって、固定部材(4)による挟持は、継
手(5)のみでもよく、流体管(10)のみでもよく、又継手
(5)及び流体管(10)の両者を挟持するものであってもよ
い。この点は、後述する請求項3及び4記載の発明に係
る流体管の配管方法についても同様である。
こうして、第5図に示すように、ボックス(2)の受け部
(2b)に固定された固定部材(4)の取付口(4a)には、水栓
(6)が取り付けられる。
この配管方法には請求項2記載の配管装置が使用され
る。
第6図は請求項2記載の配管装置の一実施例を示した分
解斜視図である。
この配管装置は、ボックス(2)と固定部材(4)と継手(5)
とで構成される。
ボックス(2)には、第6図、第7図及び第8図に示すよ
うに、両端に湯、水、ガスを通す流体管(10)及び継手
(5)が挿通される挿通孔(21)が形成されている。この挿
通孔(21)へは可とう管(1)が取り付けられるようになっ
ており、可とう管(1)内に挿通された流体管(10)及び継
手(5)が、そのまま挿通孔(21)よりボックス(2)内に挿通
されるようになっている。
また、前記ボックス(2)には、挿通孔(21)より挿通され
た流体管(10)及び継手(5)が載置される受け部(2b)が一
体に形成されている。受け部(2b)には凹所(22)を有し、
凹所(22)は第6図及び第8図に示すように、継手(5)が
載置される部分では継手(5)の外形状に一致する多角形
の凹部で形成され、流体管(10)が載置される部分では、
流体管(10)と部分的に一致する半円形の凹部で形成され
ている。なお、継手(5)が載置される部分は、流体管(1
0)が載置される部分より深く形成されており、凹所(22)
内の継手(5)が挿通孔(21)方向に移動しないように規制
されるようなっている。前記凹所(22)により、継手(5)
及び流体管(10)は、ボックス(2)の開口からみてほぼい
中央に保持されるようになっている。なお、受け部(2b)
は第8図に示すようにボックス(2)内に一体に設けられ
ている場合の他、第28図に示すようにネジ(51)でボック
ス(2)内に取り付けられる別体のものであってもよい。
また、受け部(2b)は継手(5)又は流体管(10)一方のみ載
置される構造のものであってもよい。
ボックス(2)は、第1図に示すように桟(3)、柱等に固定
されるようになっている。なお、図はビス(80)によって
固定される例であるが、その固定手段はビス止めに限ら
ず、他の固定手段であってもよい。
固定部材(4)は、第9図及び第10図に示すように、その
中央に水栓等を取り付けるための雌ねじが内周面に設け
られた筒状の取付口(4a)を有している。この取付口(4a)
は、受け部(2b)の凹所(22)内に載置された継手(5)の吐
出口(5a)に連通するようになっている。また、固定部材
(4)には鍔部(4b)が形成され、この鍔部(4b)には固定部
材(4)をボックス(2)の受け部(2b)に螺着するための螺子
(50)が挿入されるようになっている。また、鍔部(4b)に
は流体管(10)及び継手(5)を嵌合する凹部が形成されて
いる。なお、凹部は継手(5)又は流体管(10)の一方のみ
嵌合する構造のものであってもよい。なお、取付口(4a)
の雌ねじは、取り付けられる水栓等の構造に合わせ、雄
ねじ、あるいは嵌入によって取り付けられる筒状であっ
てもよい。
継手(5)は金属等の剛体で作製され、第11図及び第12図
に示すように、両端に流体管(10)を接続するための接続
口(5b)を有している。接続口(5b)は、外周に流体管(10)
の内周面に係止する係止突起を多数有する筒部で形成さ
れている。本発明では、接続口(5b)の形状は前記実施例
に限らず、流体管(10)を接続できるものであればよい。
また、継手(5)の本体中央部には吐出口(5a)が形成さ
れ、この吐出口(5a)と前記接続口(5b)とは連通してい
る。この吐出口(5a)は、前述のように固定部材(4)の取
付口(4a)に連通するものであり、その位置、形状は実施
例のものに限定されない。
しかして、第13図に示すように、流体管(10)又は継手
(5)は凹所(22)内に載置され、ボックス(2)の受け部(2b)
に螺着された固定部材(4)により挟持され、ボックス(2)
に固定される。図中、符号(12)は流体管(10)の内部から
の流体漏れを防止するためのシール部材である。
なお、実施例では、受け部(2b)と固定部材(4)とが半割
り形状で形成されているが、本発明では流体管(10)又は
継手(5)を挟持するものであれば、とくに半割り形状の
ものに限らない。また、ボックス(2)の受け部(2b)と固
定部材(4)との当接面は、平面でなく凹凸によって嵌合
する形状であってもよい。また、固定部材(4)を取り付
けるための螺子(50)の個数や、取付位置も実施例のもの
に限らない。
また、継手(5)は、その本体中央部が多角体形状に形成
されているが、その形状は限定されず、例えば、第14図
に示すように、本体中央部が円柱形状の継手(5)であっ
てもよい。この場合、継手(5)載置される凹所(22)は、
これに対応するように半円形の凹部が形成される。
前記実施例は、ボックス(2)に挿通される流体管(10)及
び継手(5)が単数の場合の例であるが、例えば、混合栓
を取り付ける場合のように、それぞれ湯と水とを通した
複数の流体管(10)及び継手(5)が配管される場合にも本
発明が適用される。この場合は、ボックス(2)の受け部
(2b)の凹所(22)及び固定部材(4)の取付口(4a)が、複数
の流体管(10)及び継手(5)に対応して複数形成される。
次に、請求項3記載の配管方法について説明する、この
配管方法は、第23図から第27図に示す工程順によってな
される。
まず、第23図に示すように、両端に挿通孔(21)を有する
複数のボックス(2)と、前記挿通孔(21)に接続される可
とう管(1)とが、直列的に接続された状態で壁裏の桟(3)
にビス止め等により固定される。次いで、ボックス(2)
の開口(2a)側には壁材(60)が立設され、ボックス(2)の
開口(2a)に合わせた壁孔(61)が形成される。ボックス
(2)の開口(2a)は、固定部材(4)が挿入できる大きさでよ
い。
次に、第24図に示すように、湯、水、ガスを通す流体管
(10)に、桟(3)に固定されたボックス(2)の位置に対応す
る位置に継手(5)が接続され、この継手(5)の接続された
流体管(10)が可とう管(1)内及びボックス(2)内に挿通さ
れる。なお、挿入される流体管(10)の端末は、例えばキ
ャップにより密封されている。
こうして、可とう管(1)及びボックス(2)内に挿通された
継手(5)及び流体管(10)は、第25図に示すように継手(5)
及び流体管(10)の外形状の一部に合った凹所(22)を形成
したボックス(2)の受け部(2b)に載置し、保持される。
そして、ボックス(2)内に穿孔具であるドリル(70)が挿
入され、継手(5)に流体の吐出口(5a)が形成される。
次に、第26図に示すように、水栓等の取付口(4a)を有す
る固定部材(4)が、壁表よりボックス(2)内に挿入され、
継手(5)上よりボックス(2)の受け部(2b)へ螺子(50)によ
って取り付けられる。これにより、流体管(10)はボック
ス(2)の受け部(2b)と固定部材(4)とで挟持され、固定部
材(4)の取付口(4a)と継手(5)の吐出口(5a)とが連通す
る。
最後に、第27図に示すように、ボックス(2)の受け部(2
b)に固定された固定部材(4)の取付口(4a)には、水栓(6)
が取り付けられる。
次に、請求項4記載の配管方法について説明する、この
配管方法は、第15図から第19図に示す工程順によってな
される。
まず、第15図に示すように、両端に挿通孔(21)を有する
複数のボックス(2)と、前記挿通孔(21)に接続される可
とう管(1)とが、直列的に接続された状態で壁裏の桟(3)
にビス止め等により固定される。次いで、ボックス(2)
の開口(2a)側には壁材(60)が立設され、ボックス(2)の
開口(2a)に合わせた壁孔(61)が形成される。ボックス
(2)の開口(2a)は、固定部材(4)が挿入できる大きさでよ
い。
次に、第16図に示すように、湯、水、ガスを通す流体管
(10)に、桟(3)に固定されたボックス(2)の位置に対応す
る位置に継手(5)が接続され、この継手(5)の接続された
流体管(10)が可とう管(1)内及びボックス(2)内に挿通さ
れる。なお、挿入される流体管(10)の端末は、例えばキ
ャップにより密封されている。
こうして、可とう管(1)及びボックス(2)内に挿通された
継手(5)及び流体管(10)は、第17図に示すように継手(5)
及び流体管(10)の外形状の一部に合った凹所(22)を有す
るボックス(2)の受け部(2b)に載置されて、保持され
る。
次に、第18図に示すように、水栓等の取付口(4a)を有す
る固定部材(4)が、壁表よりボックス(2)内に挿入され、
継手(5)上よりボックス(2)の受け部(2b)へ螺子(50)によ
って取り付けられる。これにより、流体管(10)はボック
ス(2)の受け部(2b)と固定部材(4)とで挟持され、ボック
ス(2)に固定される。そして、固定部材(4)の取付口(4a)
に穿孔具であるドリル(70)が挿入され、継手(5)に流体
の吐出口(5a)が形成される。こうして、固定部材(4)の
取付口(4a)と継手(5)の吐出口(5a)とが連通する。
最後に、第19図に示すように、ボックス(2)の受け部(2
b)に固定された固定部材(4)の取付口(4a)には、水栓(6)
が取り付けられる。
なお、継手(5)に形成される吐出口(5a)は、前記配管方
法の工程図に示すように単数であるばいいに限らず、第
29図に示すように複数の小さな吐出口(5a)であってもよ
い。
前記請求項3又は4記載の配管方法には請求項5記載の
配管装置が使用される。
第20図は請求項5記載の配管装置の一実施例を示した分
解斜視図である。
この配管装置は、ボックス(2)と固定部材(4)と、継手
(5)とで構成される。
ボックス(2)は、両端に湯、水、ガスを通す流体管(10)
及び継手(5)が挿入される挿通孔(21)を有している。こ
の挿通孔(21)へは可とう管(1)が取り付けられるように
なっており、可とう管(1)内に挿入された流体管(10)及
び継手(5)が、そのまま挿通孔(21)よりボックス(2)内に
挿入されるようになっている。前記ボックス(2)はビス
止め等により桟(3)、柱等に固定されるようになってい
る。
また、前記ボックス(2)には、挿通孔(21)より挿入され
た流体管(10)及び継手(5)を載置する受け部(2b)が形成
されている。受け部(2b)は凹所(22)を有し、凹所(22)は
継手(5)の載置される部分では継手(5)の外形状と一致す
る多面形の凹部で形成され、流体管(10)の載置される部
分では、流体管(10)と部分的一致する半円形凹部で形成
されている。なお、継手(5)の載置される部分は、流体
管(10)の載置される部分より深く形成されており、凹所
(22)内の継手(5)が挿通孔(21)方向に移動しないように
規制されるようになっている。継手(5)及び流体管(10)
は、前記凹所(22)に載置されることによりボックス(2)
の開口(2a)からみてほぼ中央に保持されるようになって
いる。なお、受け部(2b)はボックス(2)内に一体に設け
られている場合の他、ネジ等でボックス(2)内に取り付
けられる別体のものであってもよい。また、受け部(2b)
は継手(5)又は流体管(10)の一方のみ載置される構造の
ものであってもよい。
固定部材(4)は、その中央に水栓等を取り付けるための
雌ねじが内周面に設けられた筒状の取付口(4a)を有して
いる。取付口(4a)の雌ねじは、取り付けられる水栓等の
構造に合わせ、雄ねじ、あるいは嵌入によって取り付け
られる筒状であってもよい。また、固定部材(4)には鍔
部(4b)が形成され、この鍔部(4b)には固定部材(4)をボ
ックス(2)の受け部(2b)に螺着するための螺子(50)が挿
入されるようになっている。また、取付口(4a)の反対側
には、流体管(10)及び継手(5)を嵌合する凹部が形成さ
れている。なお、凹部は継手(5)又は流体管(10)の一方
のみ嵌合する構造のものであってもよい。
継手(5)は金属等の剛体で作製され、両端に流体管(10)
を接続するための接続口(5b)を有している。接続口(5b)
は、外周に流体管(10)の内周面に係止する係止突起を多
数有する筒部で形成されている。本発明では、接続口(5
b)の形状は前記実施例に限らず、流体管(10)を接続でき
るものであればよい。なお、継手(5)の本体中央部は多
角形に形成されているが、円柱形状であってもよい。
しかして、継手(5)は凹所(22)内に載置され、ボックス
(2)の受け部(2b)と、ボックス(2)の受け部(2b)に螺着さ
れた固定部材(4)とで挟持され、ボックス(2)に固定され
る。
このボックス(2)に固定された継手(5)の本体中央部に
は、固定部材(4)の取付口(4a)より挿入した穿孔具(70)
により、継手(5)内の流路と固定部材(4)の流路とを連通
する吐出口(5a)を設けることができるようになってい
る。
この配管装置は、後に水栓等の取付口を増やしたい場合
に便利である。すなわち、壁裏には継手(5)を吐出口(5
a)を設けずに配管だけしておき、その後、取付口が必要
な状態が生じた場合に、継手(5)に吐出口(5a)を設けれ
ば容易に取付口を形成することができる。
なお、実施例では、ボックス(2)の受け部(2b)と固定部
材(4)とが半割り形状で流体管(10)を挟持する構造であ
るが、本発明では流体管(10)を挟持するものであれば、
とくに半割り形状のものに限らない。また、ボックス
(2)の受け部(2b)と固定部材(4)との当接面は、平面でな
く凹凸によって載置する形状であってもよい。また、固
定部材(4)を取り付けるための螺子(50)の個数や、取付
位置も実施例のものに限らない。
前記実施例は、ボックス(2)に挿入される流体管(10)及
び継手(5)が単数の場合の例であるが、例えば、混合栓
を取り付ける場合ように、それぞれ湯と水とを通した複
数の流体管(10)及び継手(5)が配管される場合にも本発
明が適用される。この場合は、受け部(2b)の凹所(22)及
び固定部材(4)の取付口(4a)が、複数の流体管(10)及び
継手(5)に対応して複数形成される。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項1、3又は4記載の流体管
の配管方法にあっては、壁表より壁孔へ挿入した固定部
材をボックスの受け部に取り付け、流体管から壁表への
流路を形成するので、継手の接続された流体管を可とう
管内及びボックス内に挿通したままで、水栓等の取付口
を形成することができる。
また、流体管が可とう樹脂管の場合でも剛体の継手の使
用により、取付口を確実に形成することができる。さら
に、継手の使用により、可とう管内及びボックス内に挿
通後の流体管の位置合わせが容易にでき、また、ボック
スの受け部に継手を保持させるので配管ずれを生じにく
い。
また、壁材には固定部材の挿入できる大きさの小さな壁
孔を設けるだけでよい。
まお、前記配管方法のうち、請求項4記載の配管方法
は、固定部材をボックスの受け部に取り付けた後、固定
部材の取付口より挿入した穿孔具により継手に吐出口を
設けるので、固定部材の取り付け時に吐出口を有する継
手の場合のような継手との正確な位置合わせを必要とし
せず、固定部材の取り付けを簡単に行なうことができ
る。
また、請求項2又は5記載の配管装置は継手又は流体管
を載置する受け部を備え、桟、柱等に固定されるボック
スと、固定部材とによって、前記凹所内に載置された継
手又は流体管が挟持されるように固定されるので、流体
管が可とう樹脂管の場合でも剛体の継手の使用により、
継手の接続された流体管を確実に固定できる。また、固
定部材へは水栓等の取り付けを直接行なえ、配管作業を
効率よく行なうことができる。
また、前記請求項5記載の配管装置については、継手が
吐出口を有しないので、現場で固定部材の取付口に合っ
た吐出口を設けることができ、また、後に水栓等を増設
する予定の場合に、吐出口を設けない予備的な配管をし
ておき、増設時に吐出口を設ける配管等に使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは請求項1記載の流体管の配管方
法を工程順に示し、第1図はボックス及び可とう管を桟
に固定した状態の壁表からみた正面図、第2図は継手を
流体管に接続した状態の正面図、第3図はボックスの受
け部に継手及び流体管を保持した状態の断面図、第4図
は固定部材をボックスの受け部に取り付けた状態の断面
図、第5図は水栓を取り付けた状態の断面図である。 第6図は請求項2記載の配管装置の一実施例を示す分解
斜視図、第7図は第6図に示す配管装置のボックスの正
面図、第8図は第7図に示すボックスの断面図、第9図
は第6図に示す配管装置の固定部材の正面図、第10図は
第9図に示す固定部材の断面図、第11図は第6図に示す
配管装置の継手の正面図、第12図は第11図に示す継手の
断面図、第13図は配管装置を組み付けた状態の断面図、
第14図は継手の別例を示す斜視図である。 第15図から第19図までは請求項4記載の流体管の配管方
法を工程順に示し、第15図はボックス及び可とう管を桟
に固定した状態の壁表からみた正面図、第16図は継手を
流体管に接続した状態の正面図、第17図はボックスの受
け部に継手及び流体管を保持した状態の断面図、第18図
は固定部材をボックスの受け部に取り付け、継手に吐出
口を設ける状態の断面図、第19図は水栓を取り付けた状
態の断面図である。 第20図は請求項5記載の配管装置の一実施例を示す分解
斜視図である。 第21図は従来の配管構造を示す側面図、第22図は保護具
使用による配管構造をあらわした側面図である。 第23図から第27図までは請求項3記載の流体管の配管方
法を工程順に示し、第23図はボックス及び可とう管を桟
に固定した状態の壁表からみた正面図、第24図は継手を
流体管に接続した状態の正面図、第25図はボックスの受
け部に継手及び流体管を保持し、継手に吐出口を設ける
状態の断面図、第26図は固定部材をボックスの受け部に
取り付けた状態の断面図、第27図は水栓を取り付けた状
態の断面図である。 第28図はボックスの別例を示す断面図である。 第29図は複数の吐出口を形成した継手を示す正面図であ
る。 符号の説明 1……可とう管 2……ボックス、2a……開口、2b……受け部、 4……固定部材、4a……取付口、 5……継手、5a……吐出口、 10……流体管。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直列的に配列される複数のボックスとこれ
    らボックスをつなぐ可とう管とを壁裏の桟、柱等に固定
    し、壁材を立設した後、桟、柱等に固定されたボックス
    の位置に対応する位置に吐出口を有する継手の接続され
    た湯、水、ガスを通す流体管を可とう管内及びボックス
    内に挿通し、ボックス内に継手又は流体管を保持し、次
    いで継手の吐出口に連通して壁表への流路を形成する水
    栓等の取付口を有する固定部材を壁表より壁孔に挿入し
    て、継手の吐出口上より継手又は流体管を挟持するよう
    にボックス内に取り付け、継手又は流体管をボックスに
    固定することを特徴とする流体管の配管方法。
  2. 【請求項2】流体である湯、水、ガスを通す流体管が接
    続される複数の接続口と、これら接続口に連通する流体
    の吐出口とを有する継手と、 前記継手及び流体管が挿通される挿通孔と、前記挿通孔
    より挿通された継手又は流体管を載置する受け部とを備
    え、桟、柱等に固定されるボックスと、 前記継手の吐出口に連通する水栓等の取付口を有し、前
    記受け部に載置された継手又は流体管を挟持するように
    ボックスに取り付けられる固定部材と、 を備えたことを特徴とする配管装置。
  3. 【請求項3】直列的に配列される複数のボックスとこれ
    らボックスをつなぐ可とう管とを壁裏の桟、柱等に固定
    し、壁材を立設した後、桟、柱等に固定されたボックス
    の位置に対応する位置に継手の接続された湯、水、ガス
    を通す流体管を可とう管内及びボックス内に挿通し、ボ
    ックス内に継手又は流体管を保持し、次いで継手に吐出
    口を設け、次いで水栓等の取付口を有する固定部材を壁
    表より壁孔へ挿入して継手又は流体管を挟持するように
    ボックス内に取り付け、壁表への流路を形成することを
    特徴とする流体管の配管方法。
  4. 【請求項4】直列的に配列される複数のボックスとこれ
    らボックスをつなぐ可とう管とを壁裏の桟、柱等に固定
    し、壁材を立設した後、桟、柱等に固定されたボックス
    の位置に対応する位置に継手の接続された湯、水、ガス
    を通す流体管を可とう管内及びボックス内に挿通し、ボ
    ックス内に継手又は流体管を保持し、次いで水栓等の取
    付口を有する固定部材を壁表より壁孔へ挿入して継手又
    は流体管を挟持するようにボックス内に取り付け、次い
    で固定部材の取付口より挿入した穿孔具により継手に吐
    出口を設け、壁表への流路を形成することを特徴とする
    流体管の配管方法。
  5. 【請求項5】流体である湯、水、ガスを通す流体管が接
    続される複数の接続口を有する継手と、 前記継手又は流体管が挿通される挿通孔と、前記挿通孔
    より挿通された継手又は流体管を載置する受け部とを備
    え、桟、柱等に固定されるボックスと、 水栓等の取付口を有し、前記受け部に載置された継手又
    は流体管を挟持するようにボックスに取り付けられる固
    定部材と、 を備えたことを特徴とする配管装置。
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