JPH0662490B2 - 油層と水層の分離法 - Google Patents
油層と水層の分離法Info
- Publication number
- JPH0662490B2 JPH0662490B2 JP62048700A JP4870087A JPH0662490B2 JP H0662490 B2 JPH0662490 B2 JP H0662490B2 JP 62048700 A JP62048700 A JP 62048700A JP 4870087 A JP4870087 A JP 4870087A JP H0662490 B2 JPH0662490 B2 JP H0662490B2
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- JP
- Japan
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- methacrylic acid
- aqueous
- separation
- oil
- layer
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はメタクリル酸水溶液から有機溶媒にてメタクリ
ル酸を抽出する際に、油層と水層との分離速度を速め又
はエマルジョンの生成を防止して抽出操作を容易にする
方法に関するものである。
ル酸を抽出する際に、油層と水層との分離速度を速め又
はエマルジョンの生成を防止して抽出操作を容易にする
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来メタクリル酸を含む水溶液からメタクリル酸を溶媒
にて抽出する時、油層と水層との分離が悪く、著しい時
はエマルジョンが生成して抽出塔が運転不能になること
がある。
にて抽出する時、油層と水層との分離が悪く、著しい時
はエマルジョンが生成して抽出塔が運転不能になること
がある。
これを防止する一般的対策としては(1)塩の添加(特公
昭49−36209)、(2)陽イオン界面活性剤の添加
(特開昭54−66617)、(3)操作温度の上昇等が
ある。
昭49−36209)、(2)陽イオン界面活性剤の添加
(特開昭54−66617)、(3)操作温度の上昇等が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこれらの方法は不利な点も有しており、充
分満足な結果を提供するものではない。塩添加の方法に
ついては、添加量が多い(0.1〜5%)と同時に、重
合ロスを生じやすい。陽イオン界面活性剤の添加は、析
出した固形物が塔内に付着して安定運転を妨げやすい。
操作温度の上昇は二層間の相互溶解度を増加させその結
果抽出成績を下げることになりやすい。いずれにしても
多くの問題点を有し、根本的な解決には至ってない。
分満足な結果を提供するものではない。塩添加の方法に
ついては、添加量が多い(0.1〜5%)と同時に、重
合ロスを生じやすい。陽イオン界面活性剤の添加は、析
出した固形物が塔内に付着して安定運転を妨げやすい。
操作温度の上昇は二層間の相互溶解度を増加させその結
果抽出成績を下げることになりやすい。いずれにしても
多くの問題点を有し、根本的な解決には至ってない。
(問題点を解決する為の手段) 本発明者らはかかる問題を解決するために鋭意検討した
結果、抽出時に脂肪酸エステル系又はポリアルキレング
リコール系の消泡剤を添加することにより油層と水層と
の分離速度を速め又はエマルジョン生成を防止できるこ
とを見出して本発明を完成した。
結果、抽出時に脂肪酸エステル系又はポリアルキレング
リコール系の消泡剤を添加することにより油層と水層と
の分離速度を速め又はエマルジョン生成を防止できるこ
とを見出して本発明を完成した。
本発明は炭素数4の化合物を気相接触酸化して得られる
メタクリル酸水溶液から有機溶媒を用いてメタクリル酸
の抽出を行う際に脂肪酸エステル系又はポリアルキレン
グリコール系の消泡剤を添加することを特徴とする油層
と水層の分離法であり、この消泡剤を添加することによ
り油層と水層との分離速度が速くなり又はエマルジョン
の生成を防止することが出来る。
メタクリル酸水溶液から有機溶媒を用いてメタクリル酸
の抽出を行う際に脂肪酸エステル系又はポリアルキレン
グリコール系の消泡剤を添加することを特徴とする油層
と水層の分離法であり、この消泡剤を添加することによ
り油層と水層との分離速度が速くなり又はエマルジョン
の生成を防止することが出来る。
イソブチレン、t−ブタノール、イソブチルアルデヒド
又はメタクロレインの気相接触酸化反応により得られる
メタクリル酸水溶液中にはメタクロレイン及び/又はメ
タクリル酸から生成した重合物が溶解している。その量
はプロセスによって当然異なるが、通常はメタクリル酸
に対して0.1〜5重量%である。このメタクリル酸水
溶液からメタクリル酸を分離するため、有機溶媒による
抽出が通常行われる。この際、メタクリル酸の抽出が進
行するに伴い水層及び油層の中に溶解しきれなくなった
重合物は二層の界面その他の個所に析出してくる。析出
した重合物(以下スカムと略称する)は適度の粘着性を
有しており、従って抽出操作において油層と水層が接触
し終えた時に両層の分離を妨げたり、場合によってはエ
マルジョンが生成する。そこで本発明者らはこの問題解
決のため種々実験的検討を行った結果、メタクリル酸の
抽出操作時に、脂肪酸エステル系又はポリアルキレング
リコール系の消泡剤を添加することにより、油層と水層
との分離速度を速め又はエマルジョンの生成を防止する
ことを可能にした。
又はメタクロレインの気相接触酸化反応により得られる
メタクリル酸水溶液中にはメタクロレイン及び/又はメ
タクリル酸から生成した重合物が溶解している。その量
はプロセスによって当然異なるが、通常はメタクリル酸
に対して0.1〜5重量%である。このメタクリル酸水
溶液からメタクリル酸を分離するため、有機溶媒による
抽出が通常行われる。この際、メタクリル酸の抽出が進
行するに伴い水層及び油層の中に溶解しきれなくなった
重合物は二層の界面その他の個所に析出してくる。析出
した重合物(以下スカムと略称する)は適度の粘着性を
有しており、従って抽出操作において油層と水層が接触
し終えた時に両層の分離を妨げたり、場合によってはエ
マルジョンが生成する。そこで本発明者らはこの問題解
決のため種々実験的検討を行った結果、メタクリル酸の
抽出操作時に、脂肪酸エステル系又はポリアルキレング
リコール系の消泡剤を添加することにより、油層と水層
との分離速度を速め又はエマルジョンの生成を防止する
ことを可能にした。
本発明で使用される有機溶媒としては、公知のものはい
ずれも使用でき、特に限定されない。例えば、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の脂肪族、脂環
式、芳香族炭化水素、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、
酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、ジイソプロピルエーテル等のエステル、ケトン、
エーテル等が使用できる。
ずれも使用でき、特に限定されない。例えば、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の脂肪族、脂環
式、芳香族炭化水素、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、
酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、ジイソプロピルエーテル等のエステル、ケトン、
エーテル等が使用できる。
本発明で使用されるポリアルキレングリコール系消泡剤
としては、ニッサンディスホームCC−118(日本油
脂(株)、平均分子量1800、分子量分布1200〜3
000)、PEG400(平均分子量400)等がある
が、これに限定されるものではない。
としては、ニッサンディスホームCC−118(日本油
脂(株)、平均分子量1800、分子量分布1200〜3
000)、PEG400(平均分子量400)等がある
が、これに限定されるものではない。
消泡剤の添加量はメタクリル酸水溶液の性状により左右
されるが、メタクリル酸水溶液中に5〜500ppm加
えるのが好ましく、10〜100ppm加えるのが特に
好ましい。
されるが、メタクリル酸水溶液中に5〜500ppm加
えるのが好ましく、10〜100ppm加えるのが特に
好ましい。
添加方法は、抽出塔に送入される前工程のメタクリル酸
水溶液に対し、いずれの場所で添加してもよく、又、抽
出塔に直接添加してもよく、特にこだわらない。
水溶液に対し、いずれの場所で添加してもよく、又、抽
出塔に直接添加してもよく、特にこだわらない。
(実施例) 次に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
実施例1 リン−モリブデン系の酸化触媒を用いてメタクロレイン
を気相接触酸化して得られたメタクリル酸水溶液を用い
て次の実験を行なった。
を気相接触酸化して得られたメタクリル酸水溶液を用い
て次の実験を行なった。
この水溶液の組成は次の通りである。
メタクリル酸 26wt% 酢 酸 5wt% ポリマー等不揮発成分 0.3wt% 水分、その他 68.7wt% 500mlの分液ロートにメタクリル水溶液100gをとり、こ
れに表1に示す量の消泡剤を添加し、これに溶媒として
ヘプタン100gを加えて30秒間強く撹拌し、静置してか
ら二層が分離するまでの時間を測定した。
れに表1に示す量の消泡剤を添加し、これに溶媒として
ヘプタン100gを加えて30秒間強く撹拌し、静置してか
ら二層が分離するまでの時間を測定した。
比較のため、シリコン系消泡剤についてもテストした。
結果は表1の通りであり、本発明の消泡剤の効果が確認
された。
結果は表1の通りであり、本発明の消泡剤の効果が確認
された。
実施例2 実施例1と同じメタクリル酸水溶液について、消泡剤と
してニッサンディスホームCC−118を添加し、表2
に示した有機溶媒を用いて実施例1と同様に実験を行な
った。
してニッサンディスホームCC−118を添加し、表2
に示した有機溶媒を用いて実施例1と同様に実験を行な
った。
結果は表2の通り。消泡剤の効果は、有機溶媒の種類に
はほとんど無関係とみなせた。
はほとんど無関係とみなせた。
(発明の効果) 本発明によればメタクリル酸水溶液から有機溶媒を用い
てメタクリル酸を抽出する際に油層と水層の分離速度が
早くなり、エマルジョンの生成が防止できる。
てメタクリル酸を抽出する際に油層と水層の分離速度が
早くなり、エマルジョンの生成が防止できる。
Claims (1)
- 【請求項1】炭素数4の化合物を気相接触酸化して得ら
れるメタクリル酸水溶液から有機溶媒を用いてメタクリ
ル酸の抽出を行う際に、ポリアルキレングリコール系の
消泡剤をメタクリル酸水溶液中に5〜500ppmとな
るよう添加することを特徴とする油層と水層の分離法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62048700A JPH0662490B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 油層と水層の分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62048700A JPH0662490B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 油層と水層の分離法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63216840A JPS63216840A (ja) | 1988-09-09 |
| JPH0662490B2 true JPH0662490B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=12810583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62048700A Expired - Lifetime JPH0662490B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 油層と水層の分離法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662490B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5899433A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-13 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | メタクリル酸の精製方法 |
-
1987
- 1987-03-05 JP JP62048700A patent/JPH0662490B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63216840A (ja) | 1988-09-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |