JPH0665726B2 - 薄肉容器の溶接部焼なまし方法およびこの方法に用いる冷却装置 - Google Patents
薄肉容器の溶接部焼なまし方法およびこの方法に用いる冷却装置Info
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- JPH0665726B2 JPH0665726B2 JP60146837A JP14683785A JPH0665726B2 JP H0665726 B2 JPH0665726 B2 JP H0665726B2 JP 60146837 A JP60146837 A JP 60146837A JP 14683785 A JP14683785 A JP 14683785A JP H0665726 B2 JPH0665726 B2 JP H0665726B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明な薄肉容器、例えば球形ロケツトモータのモータ
ケースの溶接部を焼なましする方法およびこの方法に用
いる冷却装置に関する。
ケースの溶接部を焼なましする方法およびこの方法に用
いる冷却装置に関する。
前記球形ロケツトモータは通常ロケツトシステムの最上
段にあって人工衛星等を担持するものであるから、重量
を極限まで減少させる必要があり、そのため当該ロケツ
トモータのモータケースはチタン合金等の軽量材料を用
いて極く薄肉に作られる。このモータケースは通常2つ
の半球状の殻体を突き合わせ、この突き合わせ部をMIG
溶接により接合する。そして該モータケースは前述のよ
うに極く薄肉に作られるので熱容量が小さいために溶接
部近傍が高温となり、かつ、チタン合金は高温に熱せら
れるとその後に過時効によつて強度が著しく低下する。
このため溶接後には十分な焼なましを行わなければなら
ない。
段にあって人工衛星等を担持するものであるから、重量
を極限まで減少させる必要があり、そのため当該ロケツ
トモータのモータケースはチタン合金等の軽量材料を用
いて極く薄肉に作られる。このモータケースは通常2つ
の半球状の殻体を突き合わせ、この突き合わせ部をMIG
溶接により接合する。そして該モータケースは前述のよ
うに極く薄肉に作られるので熱容量が小さいために溶接
部近傍が高温となり、かつ、チタン合金は高温に熱せら
れるとその後に過時効によつて強度が著しく低下する。
このため溶接後には十分な焼なましを行わなければなら
ない。
まず、この従来の技術および後述する実施例が対象とす
るチタン合金製球形ロケツトモータのモータケースにつ
いて第4図を用いて構造を説明する。Aは前記チタン合
金で形成した薄肉のモータケースであり、このモータケ
ースAで前半部分を構成する殻体Bと後半部分を構成す
る殻体Cとを溶接部Dにおいて突き合わせ溶接をしてい
る。EはこのモータケースAの前端部に形成した小径の
点火器取り付け孔であり、Fは同後端部に形成した大径
のノズル取り付け孔、GはモータケースAにおける溶接
部Dよりもやや後ろ側に形成されたロケツトモータ装着
用のフランジである。
るチタン合金製球形ロケツトモータのモータケースにつ
いて第4図を用いて構造を説明する。Aは前記チタン合
金で形成した薄肉のモータケースであり、このモータケ
ースAで前半部分を構成する殻体Bと後半部分を構成す
る殻体Cとを溶接部Dにおいて突き合わせ溶接をしてい
る。EはこのモータケースAの前端部に形成した小径の
点火器取り付け孔であり、Fは同後端部に形成した大径
のノズル取り付け孔、GはモータケースAにおける溶接
部Dよりもやや後ろ側に形成されたロケツトモータ装着
用のフランジである。
従来、第9図に示すように前記溶接部Dの焼なまし方法
としてフランジG上にバンド状ヒータ1を載置して使用
するものがあつた。このバンド状ヒータ1及びその使用
状態を第10図に基づいて説明する。2はヒータであり、
モータケースAの溶接部Dに当接されている。3は保温
材でありヒータ2を3方向から囲みヒータ2の熱の散逸
を防止している。4はケーシングであり保温材3および
ヒータ2を保持するものである。5はアウタシールドケ
ースであり、コ字状の断面をもちケーシング4のまわり
を囲んでいる。6,6はシールであり、アウタシールドケ
ース5とモータケースAとの間の空隙を塞ぐように、設
けられ、アウタシールドケース5内部を外気から遮断す
るものである。7は不活性ガスであり、アウタシールド
ケース5内とモータケースA内とに満たされ、チタン合
金製のモータケースAがヒータ2の熱によつて酸化する
ことを防止している。
としてフランジG上にバンド状ヒータ1を載置して使用
するものがあつた。このバンド状ヒータ1及びその使用
状態を第10図に基づいて説明する。2はヒータであり、
モータケースAの溶接部Dに当接されている。3は保温
材でありヒータ2を3方向から囲みヒータ2の熱の散逸
を防止している。4はケーシングであり保温材3および
ヒータ2を保持するものである。5はアウタシールドケ
ースであり、コ字状の断面をもちケーシング4のまわり
を囲んでいる。6,6はシールであり、アウタシールドケ
ース5とモータケースAとの間の空隙を塞ぐように、設
けられ、アウタシールドケース5内部を外気から遮断す
るものである。7は不活性ガスであり、アウタシールド
ケース5内とモータケースA内とに満たされ、チタン合
金製のモータケースAがヒータ2の熱によつて酸化する
ことを防止している。
ところで、従来の前記焼なまし方法ではモータケースA
内部の不活性ガス7はヒータ2の熱によつて対流を起こ
し、対流によつて移動した熱によつてモータケースAの
溶接部D以外の部分をも熱することになる。すると、モ
ータケースAは熱容量が小さいため熱の影響を大きく受
け、熱によつてモータケースAの材料を作つている結晶
にずれ等の変形を生じさせモータケースAの材料の強度
を低下させるおそれが生じるという欠点を有していた。
内部の不活性ガス7はヒータ2の熱によつて対流を起こ
し、対流によつて移動した熱によつてモータケースAの
溶接部D以外の部分をも熱することになる。すると、モ
ータケースAは熱容量が小さいため熱の影響を大きく受
け、熱によつてモータケースAの材料を作つている結晶
にずれ等の変形を生じさせモータケースAの材料の強度
を低下させるおそれが生じるという欠点を有していた。
その原因は溶接部Dにのみ加えるべき熱が薄肉容器であ
るモータケースAの他の部分にも加わるからである。そ
こで、本発明の技術的課題は溶接部にのみ加えるべき熱
が薄肉容器の他の部分に加わることを防止する点にあ
る。
るモータケースAの他の部分にも加わるからである。そ
こで、本発明の技術的課題は溶接部にのみ加えるべき熱
が薄肉容器の他の部分に加わることを防止する点にあ
る。
この技術的課題を解決するための第1の発明の技術的手
段は、チタン製合金製薄肉容器を真空槽内に置くととも
に、溶接後における溶接部の加熱中に、溶接部の両側
に、進出後退可能な冷却部を進出駆動させ、その進出途
上で当接させて冷却する薄肉容器の溶接部焼なまし方法
である。
段は、チタン製合金製薄肉容器を真空槽内に置くととも
に、溶接後における溶接部の加熱中に、溶接部の両側
に、進出後退可能な冷却部を進出駆動させ、その進出途
上で当接させて冷却する薄肉容器の溶接部焼なまし方法
である。
一方、第2の技術的手段は、チタン合金薄肉容器に嵌装
しうるマンドレルと、このマンドレルに半径方向への進
出および後退が可能に保持されたコレットと、このコレ
ットの進出途上において溶接部の両側に当接しうるよう
にして当該コレットに形成した冷却部と、この冷却部の
近傍にあってコレットに形成した冷媒通路と、コレット
を進出方向へ駆動する駆動手段とをそなえる薄肉容器の
溶接部焼なましに用いる冷却装置である。
しうるマンドレルと、このマンドレルに半径方向への進
出および後退が可能に保持されたコレットと、このコレ
ットの進出途上において溶接部の両側に当接しうるよう
にして当該コレットに形成した冷却部と、この冷却部の
近傍にあってコレットに形成した冷媒通路と、コレット
を進出方向へ駆動する駆動手段とをそなえる薄肉容器の
溶接部焼なましに用いる冷却装置である。
次に本発明に係る実施例を説明する。第1図において、
10は加熱装置、この例ではバンド状ヒータであり、前記
フランジG上に載置してある。このバンド状ヒータ10は
第2図及び第3図に示すように複数個、この例では4つ
のセグメント11に分割され、各セグメント11はスプリン
グ12を介してボルト・ナツト13により結合されて全体と
して溶接部Dを囲み得る環状に形成してある。ヒータ2
は従来と同様溶接部Dに当接すると共に保温材3および
ケーシング4により囲まれ、ケーシング4はステイ14に
より保持されている。15は熱電対であり、バンド状ヒー
タ10に複数個、この例では8つ取り付けられ、スプリン
グ16によつて溶接部Dに当接させて溶接部Dの温度を測
定する。これによつてヒータ2の温度が常に最適になる
ように制御している。該ヒータ2はヒータコード17を介
して電源(図示せず)と接続している。
10は加熱装置、この例ではバンド状ヒータであり、前記
フランジG上に載置してある。このバンド状ヒータ10は
第2図及び第3図に示すように複数個、この例では4つ
のセグメント11に分割され、各セグメント11はスプリン
グ12を介してボルト・ナツト13により結合されて全体と
して溶接部Dを囲み得る環状に形成してある。ヒータ2
は従来と同様溶接部Dに当接すると共に保温材3および
ケーシング4により囲まれ、ケーシング4はステイ14に
より保持されている。15は熱電対であり、バンド状ヒー
タ10に複数個、この例では8つ取り付けられ、スプリン
グ16によつて溶接部Dに当接させて溶接部Dの温度を測
定する。これによつてヒータ2の温度が常に最適になる
ように制御している。該ヒータ2はヒータコード17を介
して電源(図示せず)と接続している。
再び第1図に戻り、20は冷却装置であり、その詳細を第
4図ないし第7図に示す。第4図において、21は中空の
マンドレルであり、その前端部は支持具22を介して点火
器取り付け孔Eと同芯に装着され、後端はノズル取り付
け孔Fよりも奥部にあつて、その後端部は支持具23を介
してノズル取り付け孔Fと同芯に装着されている。24は
マンドレル21の中間部に突設したフランジであり、25は
このフランジ24に保持させた複数のコレツトで、このコ
レツト25の基端部に形成した長孔26と、この長孔26に挿
通してフランジ24に螺着した1対のピン27とによつて半
径方向への進出および後退可能に支持されている。各コ
レツト25は第5図に示すように扇形状に形成され、本実
施例では10個のコレツト25を前記フランジ24に保持させ
て全体として円板状に配列してある。この円板状に配列
したコレツト25の外周を前記の進出過程において溶接部
Dに当接し得るようにその大きさを設定してある。ま
た、コレツト25は第6図ないし第8図に示すようにその
外周面に周溝28を形成してその両側を冷却部29,29とす
る。なお、周溝28の深さおよび幅は溶接部Dを抱容し得
るように定める。
4図ないし第7図に示す。第4図において、21は中空の
マンドレルであり、その前端部は支持具22を介して点火
器取り付け孔Eと同芯に装着され、後端はノズル取り付
け孔Fよりも奥部にあつて、その後端部は支持具23を介
してノズル取り付け孔Fと同芯に装着されている。24は
マンドレル21の中間部に突設したフランジであり、25は
このフランジ24に保持させた複数のコレツトで、このコ
レツト25の基端部に形成した長孔26と、この長孔26に挿
通してフランジ24に螺着した1対のピン27とによつて半
径方向への進出および後退可能に支持されている。各コ
レツト25は第5図に示すように扇形状に形成され、本実
施例では10個のコレツト25を前記フランジ24に保持させ
て全体として円板状に配列してある。この円板状に配列
したコレツト25の外周を前記の進出過程において溶接部
Dに当接し得るようにその大きさを設定してある。ま
た、コレツト25は第6図ないし第8図に示すようにその
外周面に周溝28を形成してその両側を冷却部29,29とす
る。なお、周溝28の深さおよび幅は溶接部Dを抱容し得
るように定める。
30,30は冷却部29,29の近傍にあつてコレツト25に外周部
側面に形成した両端部閉塞弧状の溝であり、31,31は溝3
0,30を閉塞しているカバープレートである。これらの溝
30,30とカバープレート31,31とによつて冷媒通路32,32
を形成している。33は一方の冷媒通路32の両端部に連な
るパイプであり、34は他方の冷媒通路32の両端部に連な
るパイプである。35はコレツト25に固定したコネクタで
ある。第5図において、3は冷媒例えば水のインレツト
ホース(図示せず)に連なるコネクタであり、37はその
アウトレツトホース(図示せず)に連なるコネクタであ
る。インレツトホースから送給される水はパイプ33、コ
ネクタ35,36および可撓ホース38を介し一方の各冷媒通
路32を循回してコネクタ37及びアウトレツトホースから
送出されるように配管される。他方の冷媒通路32につい
ても同様である。第6図および第7図に戻り、40はコレ
ツト25の基端に形成したテーパ状の傾斜面であり、41は
前記傾斜面に刻設したキー溝であり、キー溝41の天面に
も前記傾斜面と同傾向の傾斜を付してある。第4図にお
いて、50はマンドレル21の中間部に摺動可能に嵌装した
円筒状のスライダでコレツト25の前記傾斜面40に適合す
るテーパ面51を有し、これらのテーパ面51および傾斜面
40を係合させてある。52はコレツト25の前記キー溝41に
係合させてスライダ50に固定したキーであつて、これら
のキー52によつて各コレツト25に回り止めを施してい
る。53はマンドレル21の内部に固定したシリンダ、54は
そのピストンロツド、55はマンドレル21に内嵌してピス
トンロツド54に固定したドライブヘツド、56はマンドレ
ル21に形成した駆動孔であり、57は駆動孔56を通してド
ライブヘツド55とスライダ56とを連結しているロツドで
ある。58,58はシリンダ53へ装着したホースコネクタで
ある。これらスライダ50、シリンダ53、ピストンロツド
54、ドライブヘツド56、ロツド57およびホースコネクタ
58によつてコレツト25の駆動手段を構成する。60は枠体
であり支持具22および支持具23を固定している。61は支
持具22を枠体60に固定するためのアダプタであり、62は
支持具23を枠体60に固定するためのアダプタである。以
上が冷却装置20の構成である。この冷却装置20をモータ
ケースAに取り付けるには、まず、枠体60からアダプタ
62を取りはずした状態でモータケースAをアダプタ61側
を下にして作業台に設置する。次に、マンドレル21から
コレツト25と支持具23を取りはずした状態で該マンドレ
ル21をモータケースAと共に支持具22によつてアダプタ
61に固定する。続いてノズル取り付け孔Fから作業員が
モータケースA内に入り、各コレツト25を前述した態様
でマンドレル21に装着し、冷媒の通路を前述した通り配
管する。また、ホースコネクタ58,58を図外の切り換え
弁を介して油圧源に接続し、作業員がモータケースAよ
り退出する。その後、マンドレル21の後端部を支持具23
およびアダプタ62を介して枠体60に取り付ける。
側面に形成した両端部閉塞弧状の溝であり、31,31は溝3
0,30を閉塞しているカバープレートである。これらの溝
30,30とカバープレート31,31とによつて冷媒通路32,32
を形成している。33は一方の冷媒通路32の両端部に連な
るパイプであり、34は他方の冷媒通路32の両端部に連な
るパイプである。35はコレツト25に固定したコネクタで
ある。第5図において、3は冷媒例えば水のインレツト
ホース(図示せず)に連なるコネクタであり、37はその
アウトレツトホース(図示せず)に連なるコネクタであ
る。インレツトホースから送給される水はパイプ33、コ
ネクタ35,36および可撓ホース38を介し一方の各冷媒通
路32を循回してコネクタ37及びアウトレツトホースから
送出されるように配管される。他方の冷媒通路32につい
ても同様である。第6図および第7図に戻り、40はコレ
ツト25の基端に形成したテーパ状の傾斜面であり、41は
前記傾斜面に刻設したキー溝であり、キー溝41の天面に
も前記傾斜面と同傾向の傾斜を付してある。第4図にお
いて、50はマンドレル21の中間部に摺動可能に嵌装した
円筒状のスライダでコレツト25の前記傾斜面40に適合す
るテーパ面51を有し、これらのテーパ面51および傾斜面
40を係合させてある。52はコレツト25の前記キー溝41に
係合させてスライダ50に固定したキーであつて、これら
のキー52によつて各コレツト25に回り止めを施してい
る。53はマンドレル21の内部に固定したシリンダ、54は
そのピストンロツド、55はマンドレル21に内嵌してピス
トンロツド54に固定したドライブヘツド、56はマンドレ
ル21に形成した駆動孔であり、57は駆動孔56を通してド
ライブヘツド55とスライダ56とを連結しているロツドで
ある。58,58はシリンダ53へ装着したホースコネクタで
ある。これらスライダ50、シリンダ53、ピストンロツド
54、ドライブヘツド56、ロツド57およびホースコネクタ
58によつてコレツト25の駆動手段を構成する。60は枠体
であり支持具22および支持具23を固定している。61は支
持具22を枠体60に固定するためのアダプタであり、62は
支持具23を枠体60に固定するためのアダプタである。以
上が冷却装置20の構成である。この冷却装置20をモータ
ケースAに取り付けるには、まず、枠体60からアダプタ
62を取りはずした状態でモータケースAをアダプタ61側
を下にして作業台に設置する。次に、マンドレル21から
コレツト25と支持具23を取りはずした状態で該マンドレ
ル21をモータケースAと共に支持具22によつてアダプタ
61に固定する。続いてノズル取り付け孔Fから作業員が
モータケースA内に入り、各コレツト25を前述した態様
でマンドレル21に装着し、冷媒の通路を前述した通り配
管する。また、ホースコネクタ58,58を図外の切り換え
弁を介して油圧源に接続し、作業員がモータケースAよ
り退出する。その後、マンドレル21の後端部を支持具23
およびアダプタ62を介して枠体60に取り付ける。
こうして、バンド状ヒータ10および冷却装置20をモータ
ケースAに取り付けた後、第1図に示すように該モータ
ケースAを真空チヤンバ70内に置き、真空チヤンバ70内
を真空にする。その後、バンド状ヒータ10をヒータコー
ド17を介して電源(図示せず)と接続させモータケース
Aの溶接部Dを加熱し、同時に冷却装置20を作動させ
る。冷却装置20を作動させるには、まず前記切換弁を介
してシリンダ53に圧力油を送給してピストンロツド54を
突出させて、ドライブヘツド55、ロツド57を介してスラ
イダ50を前進させる。すると、テーパ面51とコレツト25
の傾斜面40とを介してコレツト25が半径方向に進出し、
その途上で冷却部39,39が溶接部Dの両側に当接する。
その際、冷却装置20の全コレツト25の冷媒通路32にはイ
ンレツトホースから送給された水が循回し該水は溶接部
D近傍に加わる熱を吸収する。熱せられた水はアウトレ
ツトホースから送出される。
ケースAに取り付けた後、第1図に示すように該モータ
ケースAを真空チヤンバ70内に置き、真空チヤンバ70内
を真空にする。その後、バンド状ヒータ10をヒータコー
ド17を介して電源(図示せず)と接続させモータケース
Aの溶接部Dを加熱し、同時に冷却装置20を作動させ
る。冷却装置20を作動させるには、まず前記切換弁を介
してシリンダ53に圧力油を送給してピストンロツド54を
突出させて、ドライブヘツド55、ロツド57を介してスラ
イダ50を前進させる。すると、テーパ面51とコレツト25
の傾斜面40とを介してコレツト25が半径方向に進出し、
その途上で冷却部39,39が溶接部Dの両側に当接する。
その際、冷却装置20の全コレツト25の冷媒通路32にはイ
ンレツトホースから送給された水が循回し該水は溶接部
D近傍に加わる熱を吸収する。熱せられた水はアウトレ
ツトホースから送出される。
本発明では薄肉容器における溶接部を加熱しながら焼な
ましを行うに際して薄肉容器を真空槽内に置いているた
め、溶接部に加えられた熱は従来のように不活性ガス等
による対流によつては薄肉容器の他の部分へほとんど移
動することはない。
ましを行うに際して薄肉容器を真空槽内に置いているた
め、溶接部に加えられた熱は従来のように不活性ガス等
による対流によつては薄肉容器の他の部分へほとんど移
動することはない。
また、本発明では焼なましを行うに際し溶接部の両側を
冷却しているため、薄肉容器上の伝導によつてもほとん
ど薄肉容器の他の部分へ熱が移動することはない。こう
して、本発明では溶接部以外には熱がほとんど加わらな
いので、チタン合金等の薄肉容器材料を作つている結晶
のずれ等の変形および薄肉容器材料の酸化の発生と共に
それらによる薄肉容器材料の強度低下を防ぐことができ
る。
冷却しているため、薄肉容器上の伝導によつてもほとん
ど薄肉容器の他の部分へ熱が移動することはない。こう
して、本発明では溶接部以外には熱がほとんど加わらな
いので、チタン合金等の薄肉容器材料を作つている結晶
のずれ等の変形および薄肉容器材料の酸化の発生と共に
それらによる薄肉容器材料の強度低下を防ぐことができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は第1
図の要部拡大平面図、第3図は第2図のIII−III線視断
面図、第4図は第1図のIV−IV線視拡大半載断面図、第
5図は第4図の要部平面図、第6図は第5図の部分拡大
図、第7図は第6図のVII−VII線視断面図、第8図は第
6図のVIII−VIII線視断面図、第9図は従来の方法およ
び装置を例示する説明図、第10図は第9図のX−X線視
拡大断面図である。 10……バンド状ヒータ、20……冷却装置 21……マンドレル、25……コレツト 29,29……冷却部、32,32……冷媒通路 70……真空チヤンバ
図の要部拡大平面図、第3図は第2図のIII−III線視断
面図、第4図は第1図のIV−IV線視拡大半載断面図、第
5図は第4図の要部平面図、第6図は第5図の部分拡大
図、第7図は第6図のVII−VII線視断面図、第8図は第
6図のVIII−VIII線視断面図、第9図は従来の方法およ
び装置を例示する説明図、第10図は第9図のX−X線視
拡大断面図である。 10……バンド状ヒータ、20……冷却装置 21……マンドレル、25……コレツト 29,29……冷却部、32,32……冷媒通路 70……真空チヤンバ
Claims (2)
- 【請求項1】チタン合金製薄肉容器を真空槽内に置くと
ともに、溶接後における溶接部の加熱中に、溶接部の両
側に、進出後退可能な冷却部を進出駆動させ、その進出
途上で当接させて冷却する薄肉容器の溶接部焼なまし方
法。 - 【請求項2】チタン合金製薄肉容器に嵌装しうるマンド
レルと、このマンドレルに半径方向への進出および後退
が可能に保持されたコレットと、このコレットの進出途
上において溶接部の両側に当接しうるようにして当該コ
レットに形成した冷却部と、この冷却部の近傍にあって
コレットに形成した冷媒通路と、コレットを進出方向へ
駆動する駆動手段とをそなえる薄肉容器の溶接部焼なま
しに用いる冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60146837A JPH0665726B2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 薄肉容器の溶接部焼なまし方法およびこの方法に用いる冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60146837A JPH0665726B2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 薄肉容器の溶接部焼なまし方法およびこの方法に用いる冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6210222A JPS6210222A (ja) | 1987-01-19 |
| JPH0665726B2 true JPH0665726B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=15416647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60146837A Expired - Lifetime JPH0665726B2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 薄肉容器の溶接部焼なまし方法およびこの方法に用いる冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665726B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107012312A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-08-04 | 中国电建集团核电工程公司 | 分段式除氧器终接环焊缝热处理辅助装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS494613A (ja) * | 1972-05-08 | 1974-01-16 | ||
| JPS56126091A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-02 | Toshiba Corp | Butt welding method |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP60146837A patent/JPH0665726B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 現代溶接技術大系(第22巻)、(昭55−1−23)産報出版株式会社P.307−308 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107012312A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-08-04 | 中国电建集团核电工程公司 | 分段式除氧器终接环焊缝热处理辅助装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6210222A (ja) | 1987-01-19 |
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