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JPH0669175B2 - 多周波信号波形の処理方式 - Google Patents
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JPH0669175B2 - 多周波信号波形の処理方式 - Google Patents

多周波信号波形の処理方式

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JPH0669175B2
JPH0669175B2 JP10159086A JP10159086A JPH0669175B2 JP H0669175 B2 JPH0669175 B2 JP H0669175B2 JP 10159086 A JP10159086 A JP 10159086A JP 10159086 A JP10159086 A JP 10159086A JP H0669175 B2 JPH0669175 B2 JP H0669175B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、それぞれ異なる周波数を有する複数個の信号
からなる周波数分割多重化信号を処理する方式の改良に
関する。
<従来の技術> 第3図は従来の多周波信号波形の処理回路のブロック図
である。図のように、f1,f2,……,fnの周波数を有する
多周波信号41は、それぞれの周波数を通過させるn個の
フィルタF1,F2,……,Fnによってn個の単一波の信号に
分離される。また例えば、その各単一波信号が波の“オ
ン”と“オフ”でデジタル信号の“1"と“0"を表わすよ
うに構成されているとすると、その波の“オン”と“オ
フ”をロジック信号に変換するための回路が必要とな
り、各信号ごとに、例えばトーンデコーダTD1,TD2,…
…,TDnによってそれぞれロジック信号に変換して、マイ
クロコンピュータ42等の演算部に入力されるようになっ
ている。
<発明が解決しようとする問題点> 上記のように、多周波信号波形を処理するにはフィルタ
やトーンデコーダが周波数ごとに必要であって、回路構
成が複雑になると共にコスト高になるという問題点があ
る。
また、上記のトーンデコーダの出力は波の“オン”と
“オフ”に対して“Hレベル”と“Lレベル”になるロ
ジック信号であるが、これらはシリアル信号であり、n
個のシリアル信号に対して第3図のマイクロコンピュー
タ42はこれを解読し、所定の処理を行なわなければなら
ない。しかし、このn個のシリアル信号が比較的高速で
入力され、しかも各信号間に同期がとれていないという
ような場合には、マイクロコンピュータ42の処理能力を
超えてしまい、事実上処理が不可能になるという問題点
が生じる。
本発明はこのような問題点に着目し、マイクロコンピュ
ータ等の演算部の処理量を軽減し、また回路構成を簡略
化することを目的としてなされたものである。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するために、本発明の多周波信号波形
の処理方式は、それぞれ異なる周波数を有する複数個の
信号からなる周波数分割多重化信号を、多重化したまま
の波形でA/D変換すると共に、このA/D変換された
デジタル信号波形をサンプリングクロックにより記憶手
段に一時的に記憶した後、前記記憶手段に記憶した多重
化デジタル信号をD/A変換して再生するとき、その多
重化された各周波数成分の信号がすべて同一の周波数で
読み出されるように、読み出し信号のクロック周波数を
上記各周波数成分の周波数に応じて変更しながら多重化
状態のまま、周波数成分の数に対応する回数だけ再生処
理を繰り返すことにより、それぞれ異なる周波数を有す
るすべての信号の処理を遂行するようにしている。
<作用> 上記のように、本発明では、多周波信号波形の処理を、
一時記憶した後順次再生することによって同時でなく逐
次行なうようにしているので、演算部の処理量が軽減さ
れて処理能力を超えるようなことがなくなり、支障なく
処理が行なわれる。
またこの逐次処理のための再生の際に、読み出し速度を
変えて各周波数成分の信号がすべて同一の周波数となる
ようにしているので、必要なフィルタ等は一種類の周波
数に対応したもののみでよく、回路の簡略化が可能とな
る。
<実施例> 次に、図示の一実施例について具体的に説明する。
第1図は本発明を実施する信号処理回路の要部のブロッ
ク図、第2図は全体のシステム例を示す図である。
第2図の例は、2本の信号線に複数個の端末をバス状に
配置して信号の送受を行なうものであり、10は親機、1,
2,……nは、それぞれ周波数f1,f2,……,fnの信号を送
出する子機である。各子機にはそれぞれ何らかのセンサ
が備えられており、各子機にはセンサの検出結果につい
ての情報が常時保有されている。
親機10は子機1等が保有している情報を得るために、ま
ず親機10からすべての子機に対してヘッダーと呼ばれる
信号を送出する。各子機はこのヘッダーを受信すると、
ある所定の時間内にそれぞれのセンサ入力に応じた情報
を親機10に応答する。この応答は各子機にあらかじめ決
められた周波数f1,f2,……,fnでいっせいに行なわれる
ので、バス11上にはf1,f2,……,fnのn個の周波数によ
る信号が多重化されており、それがそのまま親機10に入
力される。親機10はこの入力された多周波信号を分析し
て各子機からの情報を入手することになる。尚、親機10
からヘッダーを送出するのは各子機から情報を出力させ
るための合図のようなものであり、各子機からの送出信
号に対して大まかな同期をとるが、厳密な同期は必要で
はない。
次に、第1図により、親機10における多周波信号波形の
処理について説明する。
各子機1等から出力されて親機10に入力されたf1,f2,…
…,fnの多周波信号21は、多重化(重畳信号)した状態
でまず分析部22へ入力され、更に多重信号のままでA/
D変換される。そしてヘッダー送出完了時点でマイクロ
コンピュータ31より出力される分析制御信号32はアクテ
ィブとなっており、入力された多周波信号は欠けること
なく頭より確実にA/D変換される。
このA/D変換の際の入力されたf1,f2,……,fnの多周
波信号のサンプリングクロックの周波数は、シャノンの
サンプリング定理よりn個の周波数の中で最も高い周波
数の2倍あれば十分であり、これをf0とする。尚、この
周波数がメモリ23への書き込み周波数であり、その逆数
は書き込み速度で、単位はword/secである。
周波数f0の書き込み信号(WRITE CLOCK)33は、PLLで構
成されたクロック発生部28からマイクロコンピュータ31
の指令を受けて出力され、アンドゲート29を通って分析
部22に入力され、A/D変換された多周波信号21は多重
化されたままのデジタル信号として直ちにメモリ23に書
き込まれる。この書き込みが完了すると分析制御信号32
は非アクティブとなり、A/D変換が停止して再生動作
に移る。
尚、アンドゲート29及び30は、記憶時にはメモリからの
読み出し信号(READ CLOCK)34の出力を禁止し、再生時
にはメモリへの書き込み信号33の出力を禁止するための
ものである。また、メモリ23の容量は入力された多周波
信号の時間的な長さによって決まり、これは子機からの
応答信号の時間長さを決めた時点で過不足のないように
あらかじめ決めておく性質のものである。従って、ここ
ではメモリ23の容量不足に起因する多周波信号波形の記
憶欠落はないものとする。
再生動作では、まず合成制御信号35がアクティブにな
り、D/A変換が開始される。同時に合成部24には、マ
イクロコンピュータ31の指令を受けてクロック発生部28
より読み出し信号34が入力され、そのクロックに同期し
てメモリ23からデータが読み出され、D/A変換されて
元のf1,f2,……,fnの多周波信号に変換されて、周波数f
1のみを通すフィルタ26に送られる。フィルタ26ではf1,
f2,……,fnの周波数成分からf1のみを分離し、次のトー
ンデコーダ27に送られる。そして、トーンデコーダ27で
は、周波数f1のオン、オフで構成される信号がロジック
信号に変換され、このロジック信号がマイクロコンピュ
ータ31に入力される。
マイクロコンピュータ31はこのロジック信号を解読し
て、周波数f1で送られた信号の内容、すなわち子機1が
送出した情報の内容を知るのであり、この時の読み出し
信号34のクロック周波数は、メモリ23への書き込み信号
33の周波数f0と同一の周波数としてある。
以上のような周波数f1の信号に対する処理が終わると、
引続いて再度メモリ23からの再生動作が繰返される。但
し、今度は、クロック発生部28へのクロック周波数制御
信号36の周波数を変えて、すなわち読み出し信号34の周
波数を変えて、周波数f2の信号が持っている情報を得る
のである。このため、読み出し信号34の周波数はf1/f2
×f0とされるのであり、これによって、合成部24から出
力される多周波信号の各周波数f1′,f2′,……,fn′
は、最初に入力された多周波信号の周波数f1,f2,……,f
nに対して以下のようになる。
記憶入力 再生出力 f1 f1′=f1×(f1/f2) f2 f2′=f2×(f1/f2)=f1 …… …… fn fn′=fn×(f1/f2) 次に、具体的な数値を用いて説明すると、書き込み多周
波信号21の各成分の周波数を、 f1=100,f2=200,f3=400,f4=800,fn=1600Hz、書き込
み信号33のクロック周波数f0を3200Hzとすると、 1回目の読み出し信号34のクロック周波数を書き込み信
号33のクロック周波数f0と同じ3200Hzのとき、合成部24
からD/A変換された信号の各成分の周波数は、 f1′=f1=100,f2′=f2=200,f3′=f3=400,f4′=f4
=800,fn′=fn=1600Hzとなり、フィルタ26の周波数f1
が100Hzに設定されておれば、周波数f1′の成分の信号
が分離され、トーンデコーダ27に送られる。
2回目の読み出し信号34のクロック周波数を(f1/f2
×f0=1600Hzとすると、合成部24からD/A変換された
信号の各成分の周波数は、 f1′=f1×(f1/f2)=50,f2′=f2×(f1/f2)=10
0,f3′=f3×(f1/f2)=200,f4′=f4×(f1/f2)=
400,fn′=fn×(f1/f2)=800Hzとなり、フィルタ26
の周波数f1は100Hzであるから、周波数f2′の成分の信
号が分離され、トーンデコーダ27に送られる。
すなわち、多周波信号の入力f1,f2,……,fnの中のf2
再生時にはf2′=f1に周波数変換されるのである。この
ように周波数変換されても、元の周波数f2の信号が持っ
ていた情報は失われないので、次段の周波数f1のフィル
タ26及びトーンデコーダ27を通すことにより、子機2が
持っていた情報をマイクロコンピュータ31で知ることが
できるのである。
同様な動作を周波数成分数設定部37の設定数nの回数だ
け繰返し、すべての周波数の信号波形についての再生を
行なうことにより、各子機1,2,……,nが持っていた情報
をすべて知ることができ、一連の処理が終了する。
<発明の効果> 上述の実施例の説明からも明らかなように、本発明の多
周波信号波形の処理方式は、多周波信号波形の処理を、
一時記憶した後順次再生することによって同時でなく逐
次行なうようにし、しかも、この逐次処理のための再生
の際に、読み出し速度を変えて各周波数成分の信号がす
べて同一の周波数となるようにしている。
従って、演算部の処理量が軽減されて処理能力を超える
ようなことがなく、また各周波数の信号間に同期をとる
ことは不要となり、しかもフィルタ等は一種類の周波数
に対応したもののみでよいので、回路構成が簡単になる
と共にコスト低減が可能となり、また周波数成分数の増
減も可能で、システム構成の変更等にも柔軟に対応でき
る多周波信号波形の処理装置を得ることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のブロック図、 第2図は、システムの構成例を示す図、 第3図は、従来例のブロック図である。 21……多周波信号、23……メモリ 26……フィルタ、27……トーンデコーダ 28……クロック発生部、 31……マイクロコンピュータ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なる周波数を有する複数個の信
    号からなる周波数分割多重化信号を、多重化したままの
    波形でA/D変換すると共に、このA/D変換されたデ
    ジタル信号波形をサンプリングクロックにより記憶手段
    に一時的に記憶した後、前記記憶手段に記憶した多重化
    デジタル信号をD/A変換して再生するとき、その多重
    化された各周波数成分の信号がすべて同一の周波数で読
    み出されるように、読み出し信号のクロック周波数を上
    記各周波数成分の周波数に応じて変更しながら多重化状
    態のまま、周波数成分の数に対応する回数だけ再生処理
    を繰り返すことにより、それぞれ異なる周波数を有する
    すべての信号の処理を遂行するようにしたことを特徴と
    する多周波信号波形の処理方式。
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