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JPH06753B2 - 触媒使用による塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジンからの対称テトラクロロピリジンの製造法 - Google Patents
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JPH06753B2 - 触媒使用による塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジンからの対称テトラクロロピリジンの製造法 - Google Patents

触媒使用による塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジンからの対称テトラクロロピリジンの製造法

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JPH06753B2
JPH06753B2 JP60117645A JP11764585A JPH06753B2 JP H06753 B2 JPH06753 B2 JP H06753B2 JP 60117645 A JP60117645 A JP 60117645A JP 11764585 A JP11764585 A JP 11764585A JP H06753 B2 JPH06753 B2 JP H06753B2
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  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、触媒反応での塩素化β−(トリクロロメチ
ル)ピリジンからの対称テトラクロロピリジン、即ち、
2,3,5,6−テトラクロロピリジン(以下“シム−
テット”と記す)の製造に関する。
シム−テットは、数多くの殺虫剤製造における化学中間
体として有用な公知の化合物である。これまでのシム−
ガットの製造法は、アメリカ特許NO.3538100;3186994;4
225718および4256894等に記載されている。シム−テッ
トはアメリカ特許NO.3186994によれば、触媒の不存在
下、ポリクロロ−α−(トリクロロ−メチル)ピリジン
を液相あるいはガス相で塩素化することによりつくられ
る。またアメリカ特許NO.4256894によれば、シム−テッ
トは触媒の存在下少なくとも160℃の温度で塩素置換
α−(トリクロロメチル)ピリジンを液状で塩素と反応
させることによりつくられる。
本発明によれば、塩素化β−(トリクロロメチル)ピリ
ジンと塩素および0.1〜1.0モル%の触媒とをシム
−テットを生成するための充分な条件下で液相反応にお
いて接触させることにより、シム−テットが好収率で得
られる。この反応は、少なくとも160℃の温度で、場
合により超高圧で実施される。本方法はバッチ反応でお
こなうこともできるが、工業的に有利な収率でシム−テ
ッドを製造するためには連続工程で実施するのが好適で
ある。
本発明は、公知のシム−テットの製造法に比較して(1)
副製物ペンタ−クロロピリジンの生成量が少ない、(2)
反応速度が大きい;と云う点で有利である。
本発明の方法を実施する場合、先ず触媒の存在下、液状
の塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジン原料中に、
少なくとも160℃の温度で塩素ガスを吹き込む。塩素
ガス反応剤は、ピリジン反応剤をシム−テットまで充分
に塩素化させるための充分な量を使用する。通常は、少
なくとも等モルの塩素が使用されるか、またピリジン原
料1モルあたり10モルまであるいはそれ以上の過剰量
の塩素を使用することが望ましい。最適の塩素ガス供給
速度は、反応温度、圧力、反応混合物容量、原料等のフ
ァクターにより変るが、これらは関連技術物にとって
は、容易に決定することができる。
触媒は、反応速度を加速するために本反応剤へ添加され
るが、本発明の方法に有効で匹敵しうるいづれの触媒も
すべて、本発明の範囲内に含まれると考えられる。例え
ば、代表的な触媒は、本発明の塩素化反応条件下で共有
金属クロライドへ転化しうる金属、金属オキシハライド
あるいは金属ハライドのようなルイス酸タイプの触媒で
ある。アメリカ特許NO.4256894記載のルイス酸タイプの
触媒は本発明で使用しうる触媒である。一般に、触媒の
有効量は、触媒が原料塩素化β−(トリクロロメチル)
ピリジンの量に基き0.1〜1モル%の量である。使用
触媒濃度は、0.3〜0.5モル%が好ましく、約0.
4モル%が最適である。好適な触媒は、鉄粉およびFeCl
3である。触媒として鉄粉を用いた場合、反応混合物中
のCl2と反応し、その位置でFeCl3を生成する。
本発明が実施される場合の圧力は臨界的ではないが、超
高圧で実施するのが好ましい。一般的に圧力が大きいほ
どシム−テットの生成速度が大きくなる。反応圧は15
〜1000psig(204.746〜6996.082KPa)が有利であり、
25〜400psig(273.694〜3885.228KPa)が好ましい。
本発明で時に好適な圧力は、約200psig(1480.277KP
a)である。
原料として使用される塩素化β−(トリクロロメチル)
ピリジンはすべて公知の化合物であり、一般式: (式中、各Xは、少なくとも1個のXは常にClである
条件で独立にHあるいはClである)により表わされ
る。原料塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジンが、
純粋な化合物として提供され本発明により反応される
か、あるいは、通常のケースのように、一個より多くの
塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジン化合物を含有
する混合物が本発明により反応されてシム−テットを生
成する。これらの塩素化β−(トリクロロメチル)ピリ
ジン混合物は、除草剤製造に使用される化学中間体であ
る、2,3−ジクロロ−5−(トリクロロ−メチル)ピ
リジンおよび2−クロロ−5−(トリクロロメチル)ピ
リジンのような高価なβ−(トリクロロメチル)ピリジ
ン製造時の副製物として得られる。
本発明を実施する場合、塩素化β−(トリクロロメチ
ル)ピリジンは、液状で反応容器へ仕込まれる。ついで
反応容器へ有効量の触媒量を仕込んだ後、塩素吹き込み
を、通常、反応容器を約15psig(204.746KPa)以上に加
圧するための充分な速度で開始する。反応剤温度を徐々
に160℃以上の昇温した後、充分な量のシム−テット
が得られる迄反応を継続する。経過時間毎に反応容器か
ら液状サンプルをまた排出ガスのサンプルを採取し公知
の方法を用いて分析し反応経過を調べる。反応は、反応
器の加熱および塩素吹き込みを中止し、反応器圧力を大
気圧まで下げることにより終了する。ついで蒸留のよう
な公知の分離あるいは精製法を用いて所望のシム−テッ
トを回収する。
また、反応温度を塩素ガス吹き込み開始前に所望のレベ
ルまで上昇しておくこともできる。
本発明の反応を長時間おこなう場合、副製物であるペン
タクロロピリジンが生成し、そのためにシム−テットの
収率が低下する。シム−テットの収率を最大にする時間
反応することは関連技術物にとっては容易に明らかなこ
とである。最適反応時間は例えば、使用される個々の原
料、圧力、温度、反応剤の使用量および塩素の供給速度
のような多くのファクターに依存するであろう。本発明
の各工程は前述のようにチェックされ各工程のための最
適反応時間が決定される。
本発明のある態様においては、1種類以上の塩素化β−
(トリクロロメチル)ピリジンと塩素とを媒使の存在下
大気圧で少なくとも160℃の温度で反応する。経済的
な理由から、この反応は、反応速度を促進する通常15
〜220psig(204.746〜1718.172KPa)以上の超高圧で実
施するのが好適である。好適な態様においては反応は、
160〜220℃,100〜220psig(790.801〜1718.172KPa)以上
でおこなわれる。特に好適な態様においては、反応温度
は約200℃、反応圧は、約200psig(1480.277KPa)
でおこなわれ、それによりバッチ反応で最高のシム−テ
ット収率が得られる。
他の好適な態様においては、主成分として2,6−ジク
ロロ−3−(トリクロロメチル)ピリジンおよび/ある
いは2−クロロ−5−(トリクロロメチル)ピリジンを
含有する塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジン混合
物を、原料塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジンと
して使用し、触媒の存在下、160〜200℃、100
〜220psig(790.801〜1718.172KPa)で塩素と反応す
る。ついで生成シム−テットを蒸留により回収する。
2,3,6−トリクロロ−5−(トリクロロメチル)ピ
リジンおよび/あるいは2,3−ジクロロ−5−(トリ
クロロメチル)ピリジンを含有する混合物を使用して
も、同じような結果が得られる。
本発明のすべての態様において使用される超高圧での拘
束範囲だけが経済的なものであり、好適範囲以上の過剰
の圧力もまた使用しうることに注目すべきである。
以下の実施例により本発明を説明するが、これらはその
範囲を限定するものではない。文中、特にことわりがな
ければ、すべてのパーセントは重量による。
(実施例1) 2,6−ジクロロ−3−(トリクロロメチル)ピリジン
38.3wt%、2−クロロ−5−(トリクロロメチル)
ピリジン31.4wt%、2,3,6−トリクロロピリジ
ン17.9wt%、2,3,5,6−テトラクロロピリジ
ン2.0wt%、2,3−ジクロロ−5−(トリクロロメ
チル)ピリジン2.0wt%、ペンタクロロピリジン0.
4wt%、および他の塩素化β−ピコリン8,0wt%を含有
する塩素化β−ピコリン混合物(778.6g)と、Fe
Cl3触媒2.25g(0.4mol%)とをParrボンベ中で混合
し、その中に約20.9g/Hrで塩素を吹き込むことによ
り、200℃、200psig(1480.277KPa)で液相で塩素
化した。71.15時間後反応混合物の組成をつぎに示
す: 重量% 2,3,5,6-テトラクロロピリジン 40.1 2,3,6-トリクロロピリジン 38.1 ペンタクロロピリジン 4.7 その他の塩素化ピリジン 14.4 ペンタクロロピリジン対2,3,5,6−テトラクロロ
ピリジンの比は0.12であった。
(実施例2〜13) 異なる塩素化β−ピコリン混合物を使用して、実施例1
と実質上同じ操作をおこなった。条件を第1表に示す。
原料混合物および製品混合物中に存在する塩素化β−ピ
コリンの重量%も第1表に示す。
本反応により生成された中間体、例えば2,3,6−ト
リクロロ−5−(トリクロロメチル)ピリジンおよび
2,3,6−トリクロロピリジンは、更に完全にシム−
テットへ転化させるために文献に公知の技術を用いて循
環使用することが好都合である。
本発明の他の態様において、シム−テットをつくるため
連続循環系で反応が実施される。それらのプロセスは、
少なくとも160℃の温度で、かつ大気圧から220ps
ig(1718.172KPa)以上の圧力の塩素化β−(トリクロロ
メチル)ピリジンの連続塩素化から成る。この連続プロ
セスは、アメリカ特許NO.4256894に記載のような公知の
装置および操作を用いておこなわれる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジン
    類の1種あるいは、塩素化β−(トリクロロメチル)ピ
    リジン類の混合物と塩素とを液相反応においてルイス酸
    タイプ触媒0.1〜1.0mol%の存在下で接触させるこ
    とを含むことを特徴とする、2,3,5,6−テトラク
    ロロピリジンの製造法。
  2. 【請求項2】少なくとも160℃の温度で実施される特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジン
    出発物質が、式: (式中、各Xは、少なくとも1個のXが常にClである
    という条件で、独立にHあるいはClである)に相当す
    る化合物あるいは1個より多くの化合物の混合物であ
    る、超高圧で実施される特許請求の範囲第2項記載の方
    法。
  4. 【請求項4】塩素化β−(トリクロロメチル)ピリジン
    類が、2,6−ジクロロ−5−(トリクロロメチル)ピ
    リジン、2−クロロ−5−(トリクロロメチル)ピリジ
    ン、2,3,6−トリクロロ−5−(トリクロロメチ
    ル)ピリジン、あるいは2,3−ジクロロ−5−(トリ
    クロロメチル)ピリジンである特許請求の範囲第3項記
    載の方法。
  5. 【請求項5】圧力が100psig(790.801KP
    a)〜220psig(1718.172KPa)である特
    許請求の範囲第3項記載の方法。
  6. 【請求項6】温度が160〜200℃である特許請求の
    範囲第3項記載の方法。
  7. 【請求項7】触媒が、反応混合物中に存在する塩素化β
    −(トリクロロメチル)ピリジン量に基き、0.3〜
    0.5mol%の量である特許請求の範囲第6項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】触媒がハロゲン化鉄である特許請求の範囲
    第7項記載の方法。
  9. 【請求項9】ハロゲン化鉄がFeClである特許請求
    の範囲第8項記載の方法。
  10. 【請求項10】その塩化第二鉄が、塩素化β−(トリク
    ロロメチル)ピリジン原料へ鉄粉を添加することによ
    り、その位置で生成される特許請求の範囲第9項記載の
    方法。
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