JPH0675433B2 - 薄膜el素子およびその製造方法 - Google Patents
薄膜el素子およびその製造方法Info
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- JPH0675433B2 JPH0675433B2 JP63277370A JP27737088A JPH0675433B2 JP H0675433 B2 JPH0675433 B2 JP H0675433B2 JP 63277370 A JP63277370 A JP 63277370A JP 27737088 A JP27737088 A JP 27737088A JP H0675433 B2 JPH0675433 B2 JP H0675433B2
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は薄膜EL(本明細書においてはエレクトロルミ
ネッセンスをELと記す)素子およびその製造方法に関
し、特に複数の色に発光するマルチカラーEL素子に好適
な薄膜EL素子およびその製造方法に関する。
ネッセンスをELと記す)素子およびその製造方法に関
し、特に複数の色に発光するマルチカラーEL素子に好適
な薄膜EL素子およびその製造方法に関する。
(従来技術) 従来の複数色の薄膜EL素子は第2図(a)〜(c)に示
す如きプロセスにより製造されていた。すなわち、基板
1上に透明電極層2を形成し、透明電極層2上に第1の
誘電体層3を形成する。第1の誘電体層3上に第1の蛍
光体層4(a)を形成し、第1の蛍光体層4(a)上に
フォトレジスト10によりパターンニングし、第1の蛍光
体層4(a)をケミカルエッチングする(第2図
(a))。その後にレジストパターンを残したまま第2
の蛍光体層4(b)を形成し、レジストを洗い流す(リ
フト・オフ方式)(第2図(b))。第3の蛍光体層4
(c)も同様にして複数の蛍光体層4(a)、4
(b)、4(c)を同一平面に形成して、蛍光体層のう
えに第2の誘電体層5を形成し、第2の誘電体層5上に
背面電極6を形成している(第2図(c))。
す如きプロセスにより製造されていた。すなわち、基板
1上に透明電極層2を形成し、透明電極層2上に第1の
誘電体層3を形成する。第1の誘電体層3上に第1の蛍
光体層4(a)を形成し、第1の蛍光体層4(a)上に
フォトレジスト10によりパターンニングし、第1の蛍光
体層4(a)をケミカルエッチングする(第2図
(a))。その後にレジストパターンを残したまま第2
の蛍光体層4(b)を形成し、レジストを洗い流す(リ
フト・オフ方式)(第2図(b))。第3の蛍光体層4
(c)も同様にして複数の蛍光体層4(a)、4
(b)、4(c)を同一平面に形成して、蛍光体層のう
えに第2の誘電体層5を形成し、第2の誘電体層5上に
背面電極6を形成している(第2図(c))。
(発明が解決しようとする課題) 上記したような従来の薄膜EL素子では、第1の蛍光体層
は蛍光体層の種類をnとすれば(n−1)回レジストパ
ターンの形成、エッチングをしなければならず、パター
ン形成時の水洗や、ケミカルエッチングによるエッチン
グ液やその水洗等により蛍光体が水に晒され蛍光体の劣
化、剥離を引起こす問題点があった。
は蛍光体層の種類をnとすれば(n−1)回レジストパ
ターンの形成、エッチングをしなければならず、パター
ン形成時の水洗や、ケミカルエッチングによるエッチン
グ液やその水洗等により蛍光体が水に晒され蛍光体の劣
化、剥離を引起こす問題点があった。
この発明は蛍光体の劣化、剥離を引き起こさないマルチ
カラーの薄膜EL素子を提供することを目的とする。
カラーの薄膜EL素子を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1請求項の発明は、複数の発光色の異なる蛍光体層を
第1の誘電体層と第2の誘電体層との間に形成し、かつ
第1および第2の誘電体層の少なくとも一方の外側が透
明電導体からなる電極であるマルチカラー薄膜EL素子に
おいて、第1の誘電体層上の平面内に所望のパターンに
配置された複数の蛍光体層を第3の誘電体層に埋設した
ことを特徴とするものである。
第1の誘電体層と第2の誘電体層との間に形成し、かつ
第1および第2の誘電体層の少なくとも一方の外側が透
明電導体からなる電極であるマルチカラー薄膜EL素子に
おいて、第1の誘電体層上の平面内に所望のパターンに
配置された複数の蛍光体層を第3の誘電体層に埋設した
ことを特徴とするものである。
第2請求項の発明は、複数の発光色の異なる蛍光体層を
第1の誘電体層と第2の誘電体層との間に形成し、かつ
第1および第2の誘電体層の少なくとも一方の外側が透
明電導体からなる電極であるマルチカラー薄膜EL素子の
製造方法において、第1の誘電体層の上に第3の誘電体
層を形成し、第3の誘電体層上にレジストパターンを形
成した後第3の誘電体層を垂直にエッチングし、続いて
表面に蛍光体層を形成したうえ、蛍光体層上に第4の誘
電体層を形成し、ついでレジスト層を除去することを特
徴とするものである。
第1の誘電体層と第2の誘電体層との間に形成し、かつ
第1および第2の誘電体層の少なくとも一方の外側が透
明電導体からなる電極であるマルチカラー薄膜EL素子の
製造方法において、第1の誘電体層の上に第3の誘電体
層を形成し、第3の誘電体層上にレジストパターンを形
成した後第3の誘電体層を垂直にエッチングし、続いて
表面に蛍光体層を形成したうえ、蛍光体層上に第4の誘
電体層を形成し、ついでレジスト層を除去することを特
徴とするものである。
(作用) 第1請求項の発明によれば、蛍光体層は第3の誘電体層
に埋設されている。また第2請求項の発明によれば、第
3の誘電体層のエッチング後、その表面に蛍光体層が形
成され、その上に第4の誘電体層が形成されるために蛍
光体層は実質的に第3の誘電体層に埋設される。このた
め第3の誘電体層のパターン形成時の水洗や、ケミカル
エッチングによるエッチング液および水洗等により蛍光
体層が水に晒されることはなくなる。
に埋設されている。また第2請求項の発明によれば、第
3の誘電体層のエッチング後、その表面に蛍光体層が形
成され、その上に第4の誘電体層が形成されるために蛍
光体層は実質的に第3の誘電体層に埋設される。このた
め第3の誘電体層のパターン形成時の水洗や、ケミカル
エッチングによるエッチング液および水洗等により蛍光
体層が水に晒されることはなくなる。
したがって水洗による蛍光体層の剥離および劣化が引き
起されることはなくなる。
起されることはなくなる。
(実施例) 以下、この発明を実施例により説明する。
第1図(c)はこの発明の一実施例の薄膜EL素子を示す
断面図であり、3色の発光を呈する薄膜EL素子の例を示
している。
断面図であり、3色の発光を呈する薄膜EL素子の例を示
している。
この実施例の薄膜EL素子は、基板1上に形成された透明
電極2の上に第1の誘電体層3が形成してある。第1の
誘電体層3と第2の誘電体層5との間に発光色の異なる
複数の蛍光体層4(a)、4(b)、4(c)が形成し
ある。
電極2の上に第1の誘電体層3が形成してある。第1の
誘電体層3と第2の誘電体層5との間に発光色の異なる
複数の蛍光体層4(a)、4(b)、4(c)が形成し
ある。
複数の蛍光体層4(a)、4(b)、4(c)の第1の
誘電体層3と第2の誘電体層5との間の形成は、第1の
誘電体層3上の平面内に所望パターンに配置された蛍光
体層4(a)、4(b)、4(c)を、第1の誘電体層
3と第2の誘電体層5との間に形成した第3の誘電体層
7に埋設してある。
誘電体層3と第2の誘電体層5との間の形成は、第1の
誘電体層3上の平面内に所望パターンに配置された蛍光
体層4(a)、4(b)、4(c)を、第1の誘電体層
3と第2の誘電体層5との間に形成した第3の誘電体層
7に埋設してある。
そこで、蛍光体層を所望のパターンに形成する際に、例
えばポジ型レジスト(AZ系、OFPR系)の現像後の水洗、
リムバー溶液、有機容剤によるリフト・オフエ程後の水
洗等による蛍光体層への影響、すなわち膜の剥離、劣化
を完全に防げる。これは次に述べる製造方法の実施例か
ら理解できよう。
えばポジ型レジスト(AZ系、OFPR系)の現像後の水洗、
リムバー溶液、有機容剤によるリフト・オフエ程後の水
洗等による蛍光体層への影響、すなわち膜の剥離、劣化
を完全に防げる。これは次に述べる製造方法の実施例か
ら理解できよう。
第1図(a)〜第1図(C)は、この発明の一実施例の
薄膜EL素子の製造プロセスを示す断面図である。
薄膜EL素子の製造プロセスを示す断面図である。
基板1上に透明電極2を所望パターンに形成した後、透
明電極2上に第1の誘電体層3を形成する。第1の誘電
体層3の形成後、蛍光体層4の厚さ(0.2〜1.0μm)以
上に第3の誘電体層7を第1の誘電体層3上に形成す
る。第3の誘電体層7はSiOx、SiONx等の反応性イオン
エッチング(RIE)装置において、CF4、CF4+H2、CF4+
O2ガスで容易にエッチングできる材質のものがよく、第
1の誘電体層3は上記のガスでエッチングされないか、
極端にエッチングレートの小さなAL2O3、Ta2O5等の材質
のものがよい。第3の誘電体層7の上にレジストパター
ン10を形成する(第1図a)。レジストパターン10を形
成後、RIE装置により第3の誘電体層7を垂直にエッチ
ングする。このエッチングはフッ酸等のケミカルエッチ
ングでもよい。このエッチング後、第1の蛍光体層4
(a)を蒸着またはスパツタ等により形成し、続いて第
1の蛍光体層4(a)上に第4の誘電体層8を形成する
(第1図(b))。つぎにレジスタ層10を有機容剤、リ
ムバー溶液、プラズマ灰化等により除去する(リフト・
オフ)。
明電極2上に第1の誘電体層3を形成する。第1の誘電
体層3の形成後、蛍光体層4の厚さ(0.2〜1.0μm)以
上に第3の誘電体層7を第1の誘電体層3上に形成す
る。第3の誘電体層7はSiOx、SiONx等の反応性イオン
エッチング(RIE)装置において、CF4、CF4+H2、CF4+
O2ガスで容易にエッチングできる材質のものがよく、第
1の誘電体層3は上記のガスでエッチングされないか、
極端にエッチングレートの小さなAL2O3、Ta2O5等の材質
のものがよい。第3の誘電体層7の上にレジストパター
ン10を形成する(第1図a)。レジストパターン10を形
成後、RIE装置により第3の誘電体層7を垂直にエッチ
ングする。このエッチングはフッ酸等のケミカルエッチ
ングでもよい。このエッチング後、第1の蛍光体層4
(a)を蒸着またはスパツタ等により形成し、続いて第
1の蛍光体層4(a)上に第4の誘電体層8を形成する
(第1図(b))。つぎにレジスタ層10を有機容剤、リ
ムバー溶液、プラズマ灰化等により除去する(リフト・
オフ)。
同様に第2の蛍光体層4(b)と第4′の誘電体層8′
を、第3の蛍光体層4(c)と第4″の誘電体層8″を
第3の誘電体層7中に埋め込む。続いてこのうえに第2
の誘電体層5を形成し、第2の誘電体層5上に背面電極
6を形成する(第1図(c))。したがって第3の誘電
体層7に蛍光体層4(a)、4(b)および4(c)が
埋設された状態となる。
を、第3の蛍光体層4(c)と第4″の誘電体層8″を
第3の誘電体層7中に埋め込む。続いてこのうえに第2
の誘電体層5を形成し、第2の誘電体層5上に背面電極
6を形成する(第1図(c))。したがって第3の誘電
体層7に蛍光体層4(a)、4(b)および4(c)が
埋設された状態となる。
(発明の効果) 以上説明した如くこの発明によれば、蛍光体層を所望の
パターンに形成し、その上に第4の誘電体層を形成する
ため、例えばポジ型レジスト(Az系、OFPR系)の現像後
の水洗、リムバー容液、有機容剤によるリフト・オフエ
程後の水洗等が蛍光体層へ影響を与えることはなく、蛍
光体層の膜の剥離、劣化等は完全に防ぐことができる。
また側面は第3の誘電体で、上面は第4の誘電体で完全
に保護される。
パターンに形成し、その上に第4の誘電体層を形成する
ため、例えばポジ型レジスト(Az系、OFPR系)の現像後
の水洗、リムバー容液、有機容剤によるリフト・オフエ
程後の水洗等が蛍光体層へ影響を与えることはなく、蛍
光体層の膜の剥離、劣化等は完全に防ぐことができる。
また側面は第3の誘電体で、上面は第4の誘電体で完全
に保護される。
したがって、薄膜EL素子製造の際における蛍光体層への
水の影響を完全阻止することができるため、歩留りの向
上が計れ、コストが低減できる。
水の影響を完全阻止することができるため、歩留りの向
上が計れ、コストが低減できる。
第1図はこの発明に係る薄膜EL素子を示す断面図であ
り、第1図(a)は第3の誘電体層エッチングのレジス
トパターン形成までの状態を、第1図(b)は第1の蛍
光体層を形成し、第4の誘電体形成までの状態を、第1
図(c)は背面電極形成までの状態を示す断面図。 第2図は従来例の薄膜EL素子を示す断面図であり、第2
図(a)は第1の蛍光体層をエッチングするためのレジ
ストパターン形成までの状態を、第2図(b)は第2の
蛍光体層を形成までの状態を、第2図(c)は背面電極
形成までの状態を示す断面図。 1……基板、2……透明電極、3……第1の誘電体層、
4(a),4(b)および4(c)……第1、第2および
第3の蛍光体層、5……第2の誘電体層、6……背面電
極、7……第3の誘電体、8、8′および8″……第4
の誘電体、10……レジスト。
り、第1図(a)は第3の誘電体層エッチングのレジス
トパターン形成までの状態を、第1図(b)は第1の蛍
光体層を形成し、第4の誘電体形成までの状態を、第1
図(c)は背面電極形成までの状態を示す断面図。 第2図は従来例の薄膜EL素子を示す断面図であり、第2
図(a)は第1の蛍光体層をエッチングするためのレジ
ストパターン形成までの状態を、第2図(b)は第2の
蛍光体層を形成までの状態を、第2図(c)は背面電極
形成までの状態を示す断面図。 1……基板、2……透明電極、3……第1の誘電体層、
4(a),4(b)および4(c)……第1、第2および
第3の蛍光体層、5……第2の誘電体層、6……背面電
極、7……第3の誘電体、8、8′および8″……第4
の誘電体、10……レジスト。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の発光色の異なる蛍光体層を第1の誘
電体層と第2の誘電体層との間に形成し、かつ第1およ
び第2の誘電体層の少なくとも一方の外側が透明電導体
からなる電極であるマルチカラー薄膜EL素子において、 第1の誘電体層上の平面内に所望のパターンに配置され
た複数の蛍光体層を第3の誘電体層の埋設してなること
を特徴とする薄膜EL素子。 - 【請求項2】複数の発光色の異なる蛍光体層を第1の誘
電体層と第2の誘電体層との間に形成し、かつ第1およ
び第2の誘電体層の少なくとも一方の外側が透明電導体
からなる電極であるマルチカラー薄膜EL素子の製造方法
において、 第1の誘電体層の上に第3の誘電体層を形成し、第3の
誘電体層上にレジストパターンを形成した後第3の誘電
体層を垂直にエッチングし、続いて表面に蛍光体層を形
成したうえ、蛍光体層上に第4の誘電体層を形成し、つ
いでレジスト層を除去することを特徴とする薄膜EL素子
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63277370A JPH0675433B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 薄膜el素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63277370A JPH0675433B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 薄膜el素子およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02126591A JPH02126591A (ja) | 1990-05-15 |
| JPH0675433B2 true JPH0675433B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17582578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63277370A Expired - Lifetime JPH0675433B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 薄膜el素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675433B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2773243B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1998-07-09 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 薄膜エレクトロルミネセンス素子の製造方法 |
| JP3586939B2 (ja) * | 1994-12-22 | 2004-11-10 | 株式会社デンソー | El素子およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-11-04 JP JP63277370A patent/JPH0675433B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02126591A (ja) | 1990-05-15 |
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