JPH0675583B2 - 人工関節 - Google Patents
人工関節Info
- Publication number
- JPH0675583B2 JPH0675583B2 JP60169180A JP16918085A JPH0675583B2 JP H0675583 B2 JPH0675583 B2 JP H0675583B2 JP 60169180 A JP60169180 A JP 60169180A JP 16918085 A JP16918085 A JP 16918085A JP H0675583 B2 JPH0675583 B2 JP H0675583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- slit
- impact
- artificial
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Prostheses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体の関節部を人工的に補綴し、その機能並
びに形態を修復する人工関節に関するものである。
びに形態を修復する人工関節に関するものである。
交通事故などによる外傷やリウマチ、腫瘍など骨の変性
にもとづく関節部の病変により関節機能が損なわれ治
癒、回復の見込みが薄いような場合、関節部分を切除
し、人工関節でもって補綴する置換手術が行われてい
る。
にもとづく関節部の病変により関節機能が損なわれ治
癒、回復の見込みが薄いような場合、関節部分を切除
し、人工関節でもって補綴する置換手術が行われてい
る。
その際に用いる人工関節としては、たとえば股関節の場
合特開昭58-206745号公報にみられるように腰骨に固定
するソケットと、該ソケットに回動自在に収容される骨
頭球を一端に具備するとともに、他端を大腿骨に挿入す
るように成したステム部から構成されたものがあった。
合特開昭58-206745号公報にみられるように腰骨に固定
するソケットと、該ソケットに回動自在に収容される骨
頭球を一端に具備するとともに、他端を大腿骨に挿入す
るように成したステム部から構成されたものがあった。
また、足関節の場合、特開昭58-22052号公報にみられる
ように脛骨に固定する脛骨固定部材と、該脛骨固定部材
に嵌合させた摺動部材および、該摺動部材に当接され距
骨に固定される距骨固定部材より成っていた。
ように脛骨に固定する脛骨固定部材と、該脛骨固定部材
に嵌合させた摺動部材および、該摺動部材に当接され距
骨に固定される距骨固定部材より成っていた。
その他人工の膝関節、肘関節等が使用されている。
人間の関節、特に股関節、膝関節、足関節には、生体の
重量に加えて、関節部位に作用する筋力により、部位に
よっては瞬間的に数トンにも及ぶ力が作用することがあ
る。そのため本来の生体の関節は、硬さだけでなくある
程度の柔軟性を持っており、圧力や衝撃を緩衝、吸収す
る働きがある。
重量に加えて、関節部位に作用する筋力により、部位に
よっては瞬間的に数トンにも及ぶ力が作用することがあ
る。そのため本来の生体の関節は、硬さだけでなくある
程度の柔軟性を持っており、圧力や衝撃を緩衝、吸収す
る働きがある。
ところが人工関節の場合は、セラミック、金属などから
形成されているため柔軟性がなくまた構造的にも衝撃を
吸収する部位がなかった。そのため、本来関節で吸収、
緩衝されるべき衝撃がそのまま伝わってしまい、関節部
材とセメントとの接合部分または関節部材と骨との接合
部分にルースニング(ゆるみ)が生じたり、2つの接合
部材の摺動面を傷つけるなどの悪影響があり、人工関節
としての寿命を短くしていた。また、人工関節の構成部
材を衝撃に耐えるような硬い部材にしなければならない
ため他の生体の骨とのバランスが悪く接合部あるいは、
他の部位の骨が折れやすくなるという欠点もあった。
形成されているため柔軟性がなくまた構造的にも衝撃を
吸収する部位がなかった。そのため、本来関節で吸収、
緩衝されるべき衝撃がそのまま伝わってしまい、関節部
材とセメントとの接合部分または関節部材と骨との接合
部分にルースニング(ゆるみ)が生じたり、2つの接合
部材の摺動面を傷つけるなどの悪影響があり、人工関節
としての寿命を短くしていた。また、人工関節の構成部
材を衝撃に耐えるような硬い部材にしなければならない
ため他の生体の骨とのバランスが悪く接合部あるいは、
他の部位の骨が折れやすくなるという欠点もあった。
本発明は上記に鑑みて、関節に加わる圧力や衝撃を吸
収、緩衝させるために、近位接合部材と遠位接合部材の
少なくとも一方に緩衝機構としてのスリットを具備せし
めたものである。
収、緩衝させるために、近位接合部材と遠位接合部材の
少なくとも一方に緩衝機構としてのスリットを具備せし
めたものである。
以下、図によって、本発明の実施例を説明する。
第1図は股関節における実施例である。遠位接合部材で
あるステムMは一方端を大腿骨に接合させ、他方端に
は、骨頭球Kを具備している。骨頭球Kは近位接合部材
であるソケットS内に回動自在に収容されており、該ソ
ケットSは骨頭球Kと当接するプラスチック体Pと外枠
部材Cよりなる。
あるステムMは一方端を大腿骨に接合させ、他方端に
は、骨頭球Kを具備している。骨頭球Kは近位接合部材
であるソケットS内に回動自在に収容されており、該ソ
ケットSは骨頭球Kと当接するプラスチック体Pと外枠
部材Cよりなる。
プラスチック体Pには、緩衝機構としてスリットAを設
けておき、該スリットAが弾性変形することにより、大
腿骨と腰部の間の圧力や衝撃を吸収、緩衝するようにし
たものである。圧力や衝撃の加わる方向を考えて、スリ
ットAの形状は、図のような上部の湾曲したものとす
る。またステムMにも、長軸方向にスリットA′を設け
ることによりステムMに加わる曲げ方向の圧力や衝撃を
吸収、緩衝することができる。
けておき、該スリットAが弾性変形することにより、大
腿骨と腰部の間の圧力や衝撃を吸収、緩衝するようにし
たものである。圧力や衝撃の加わる方向を考えて、スリ
ットAの形状は、図のような上部の湾曲したものとす
る。またステムMにも、長軸方向にスリットA′を設け
ることによりステムMに加わる曲げ方向の圧力や衝撃を
吸収、緩衝することができる。
第2図は人工膝関節における実施例である。
大腿骨固定部材Dを支点ピンBによって、突出摺動部材
Tに接続させ、該突出摺動部材Tに接合された脛骨固定
部材Eに緩衝機構としてスリットAを設ける。該スリッ
トAが弾性変形することにより大腿骨と脛骨の間の圧力
や衝撃を吸収緩衝できる。
Tに接続させ、該突出摺動部材Tに接合された脛骨固定
部材Eに緩衝機構としてスリットAを設ける。該スリッ
トAが弾性変形することにより大腿骨と脛骨の間の圧力
や衝撃を吸収緩衝できる。
第3図は足関節における実施例である。脛骨固定部材F
に接合された摺動部材Hに緩衝機構としてスリットAを
設けておき、距骨固定部材Gと当接させている。距骨と
脛骨の間の圧力や衝撃は、スリットAが弾性変形ること
により吸収、緩衝される。
に接合された摺動部材Hに緩衝機構としてスリットAを
設けておき、距骨固定部材Gと当接させている。距骨と
脛骨の間の圧力や衝撃は、スリットAが弾性変形ること
により吸収、緩衝される。
さて、上記スリットAは、圧力や衝撃の加わる方向に対
し垂直な方向に伸びた、平たい貫通孔であり、関節に加
わる圧力や衝撃を吸収、緩衝すると共に、衝撃が加わっ
ても著しい変形を起こさずに関節を保持できるような適
切な大きさにしなければならない。もちろん、材質や形
状によっても異なるが、例えば金属材(バイタリウム)
で構成されたものにおけるスリットの長さは2〜6cm、
厚さは0.2〜7mmの範囲内が望ましい。また、スリットの
形成方法としては例えばドリル等で貫通孔をあけてお
き、切り拡げることによって行う。そのため、スリット
形成の容易さや、緩衝機構としての効果の点から、金属
又はプラスチックよりなる部材にスリットを設けること
が望ましい。
し垂直な方向に伸びた、平たい貫通孔であり、関節に加
わる圧力や衝撃を吸収、緩衝すると共に、衝撃が加わっ
ても著しい変形を起こさずに関節を保持できるような適
切な大きさにしなければならない。もちろん、材質や形
状によっても異なるが、例えば金属材(バイタリウム)
で構成されたものにおけるスリットの長さは2〜6cm、
厚さは0.2〜7mmの範囲内が望ましい。また、スリットの
形成方法としては例えばドリル等で貫通孔をあけてお
き、切り拡げることによって行う。そのため、スリット
形成の容易さや、緩衝機構としての効果の点から、金属
又はプラスチックよりなる部材にスリットを設けること
が望ましい。
叙上のように本発明によれば、近位接合部材と遠位接合
部材の少なくとも一方に緩衝機構としてのスリットを具
備させることにより、関節に加わる圧力や衝撃を吸収、
緩衝させることができ、関節部材とセメントとの接合部
分または、関節部材と骨との接合部分のルースニングや
2つの接合部材の摺動面を傷つけたりするようなことは
ない。また、人工関節自身の破損を回避して長寿命化を
図られ本来の生体の関節により近ずいた人工関節を提供
することができる。
部材の少なくとも一方に緩衝機構としてのスリットを具
備させることにより、関節に加わる圧力や衝撃を吸収、
緩衝させることができ、関節部材とセメントとの接合部
分または、関節部材と骨との接合部分のルースニングや
2つの接合部材の摺動面を傷つけたりするようなことは
ない。また、人工関節自身の破損を回避して長寿命化を
図られ本来の生体の関節により近ずいた人工関節を提供
することができる。
第1図、第2図、第3図は、本発明の実施例による人工
関節の一部破断面図であり、第1図は股関節、第2図は
膝関節、第3図は足関節を表している。 A,A′:スリット、S:ソケット M:ステム、D:大腿骨固定部材 E:脛骨固定部材、F:脛骨固定部材 G:距骨固定部材
関節の一部破断面図であり、第1図は股関節、第2図は
膝関節、第3図は足関節を表している。 A,A′:スリット、S:ソケット M:ステム、D:大腿骨固定部材 E:脛骨固定部材、F:脛骨固定部材 G:距骨固定部材
Claims (1)
- 【請求項1】近位骨に接合される近位接合部材と遠位骨
に接合される遠位接合部材を有する関節において、少な
くとも一方の接合部材に緩衝機構としてのスリットを具
備せしめたことを特徴とする人工関節。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60169180A JPH0675583B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 人工関節 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60169180A JPH0675583B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 人工関節 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227938A JPS6227938A (ja) | 1987-02-05 |
| JPH0675583B2 true JPH0675583B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=15881728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60169180A Expired - Lifetime JPH0675583B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 人工関節 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675583B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3930071C2 (de) * | 1989-09-09 | 1994-03-17 | Chiron Werke Gmbh | Werkzeugmaschine mit einem relativ zu einem Maschinentisch verfahrbaren und einen Spindelstock tragenden Fahrständer |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1504055A (en) * | 1975-06-02 | 1978-03-15 | English T | Femoral prosthesis |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP60169180A patent/JPH0675583B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6227938A (ja) | 1987-02-05 |
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