JPH0676755B2 - 法面穿孔用の削岩機の支持装置と法面の穿孔方法 - Google Patents
法面穿孔用の削岩機の支持装置と法面の穿孔方法Info
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- JPH0676755B2 JPH0676755B2 JP63222162A JP22216288A JPH0676755B2 JP H0676755 B2 JPH0676755 B2 JP H0676755B2 JP 63222162 A JP63222162 A JP 63222162A JP 22216288 A JP22216288 A JP 22216288A JP H0676755 B2 JPH0676755 B2 JP H0676755B2
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、斜面安定化工法のひとつである、アンカー
を併用したコンクリート枠工法において、アンカーを埋
没するために不可欠なアンカー埋没用の孔を、法面のい
かなる位置にも容易に穿つことができる、法面穿孔用の
削岩機の支持装置と法面の穿孔方法に関する。
を併用したコンクリート枠工法において、アンカーを埋
没するために不可欠なアンカー埋没用の孔を、法面のい
かなる位置にも容易に穿つことができる、法面穿孔用の
削岩機の支持装置と法面の穿孔方法に関する。
敷地造成や道路建設などにおいて形成される、土砂また
は岩石などの切取斜面、または盛り上げ斜面などの安定
化工法には、植生工法、コンクリート張工法、およびコ
ンクリート枠工法等があるが、このうちコンクリート枠
工法においては、コンクリート枠を斜面によりよく定着
させるために、アンカーを併用した工法が広く採用され
ている。
は岩石などの切取斜面、または盛り上げ斜面などの安定
化工法には、植生工法、コンクリート張工法、およびコ
ンクリート枠工法等があるが、このうちコンクリート枠
工法においては、コンクリート枠を斜面によりよく定着
させるために、アンカーを併用した工法が広く採用され
ている。
このようなアンカー併用工法においては、通例、コンク
リート枠の格子点に予めあけておいたアンカー用の孔
に、削岩機の削孔ロッドを通し、アンカー埋設用の孔を
法面に対してほぼ垂直に穿つのであるが、多くの場合、
法面は急斜面であることから、工事に際しては、専ら次
のような方法が採られていた。
リート枠の格子点に予めあけておいたアンカー用の孔
に、削岩機の削孔ロッドを通し、アンカー埋設用の孔を
法面に対してほぼ垂直に穿つのであるが、多くの場合、
法面は急斜面であることから、工事に際しては、専ら次
のような方法が採られていた。
すなわち、 (従来技術1)法面に足場を組み、その上でロープに懸
垂支持された人が、直接削岩機を操作して穿孔する方法
(第8図)。
垂支持された人が、直接削岩機を操作して穿孔する方法
(第8図)。
(従来技術2)土木工事、採鉱などにおいて岩石に穿孔
する際一般に使用されている自走式穿孔機(いわゆるク
ローラドリル)をそのまま利用する方法。
する際一般に使用されている自走式穿孔機(いわゆるク
ローラドリル)をそのまま利用する方法。
(従来技術3)バックホーなどの作業機のバケット部
に、穿岩機を前後駆動自在に装置した機枠(ガイドシェ
ルとかチェーンフィードシェル等と呼ばれているもの)
を適当な手段で固定して使用する方法(第9図)。
に、穿岩機を前後駆動自在に装置した機枠(ガイドシェ
ルとかチェーンフィードシェル等と呼ばれているもの)
を適当な手段で固定して使用する方法(第9図)。
などである。
しかしながら、これらの方法には、それぞれ次のような
問題があった。
問題があった。
従来技術1の方法には、 i)人が直接振動の激しい削岩機を保持して作業を行わ
なければならないことから、手がしびれるなど作業条件
が非常に過酷であり、そのため長時間に亘って連続的に
作業することが不可能である。実際、削岩機やチェーン
ソーなどの振動工具が人体に好ましくない影響を与える
ことは、職業病(白ろう病)としてよく知られていると
おりである。
なければならないことから、手がしびれるなど作業条件
が非常に過酷であり、そのため長時間に亘って連続的に
作業することが不可能である。実際、削岩機やチェーン
ソーなどの振動工具が人体に好ましくない影響を与える
ことは、職業病(白ろう病)としてよく知られていると
おりである。
ii)また、このように人が直接削岩機を操作する方法で
は、削岩機を所定の位置に固定保持することが困難であ
るため、従来技術2、3に比べ、穿孔作業のためにおよ
そ10倍の時間を要し、極めて非能率であった。
は、削岩機を所定の位置に固定保持することが困難であ
るため、従来技術2、3に比べ、穿孔作業のためにおよ
そ10倍の時間を要し、極めて非能率であった。
iii)さらに、この方法では、足場の上で、ロープに体
重を預けた恰好で穿孔作業を行うため、転落の惧れが常
につきまとい、特に高低差の大きな法面での工事は、非
常に危険なものとならざるを得なかった。
重を預けた恰好で穿孔作業を行うため、転落の惧れが常
につきまとい、特に高低差の大きな法面での工事は、非
常に危険なものとならざるを得なかった。
iv)足場の組み立て、及び分解作業に、非常に手間と時
間を要する。
間を要する。
といったような問題があった。
この点、従来技術2、3の方法には、上記したような問
題はないものの、代わりに次のような欠点があった。す
なわち、 i)クローラドリル等の作業車の作業半径は、作業車の
ブームの長さに依存し、その長さを越える高さでの作業
は不可能であるため、法面の高低差がこれを越える場合
には、これらの方法を採ることはできない。
題はないものの、代わりに次のような欠点があった。す
なわち、 i)クローラドリル等の作業車の作業半径は、作業車の
ブームの長さに依存し、その長さを越える高さでの作業
は不可能であるため、法面の高低差がこれを越える場合
には、これらの方法を採ることはできない。
ちなみに、公知の自走式穿孔機(クローラドリル)は、
主にトンネルなどで使用される作業車であるため、その
ブームの長さは5m前後と小さく、また公知のバックホー
などの作業車は、また多くが汎用機として製作されてい
るので、ブームの長さが比較的長いものであっても、10
mを越えることは殆どないからである。
主にトンネルなどで使用される作業車であるため、その
ブームの長さは5m前後と小さく、また公知のバックホー
などの作業車は、また多くが汎用機として製作されてい
るので、ブームの長さが比較的長いものであっても、10
mを越えることは殆どないからである。
したがって、法面の高さが上記作業可能範囲を越える場
合には、依然として従来技術1に頼らざるを得なかっ
た。
合には、依然として従来技術1に頼らざるを得なかっ
た。
ii)また、これらの作業車のブームに取付けられている
削岩機では、それを使って、施工基面(作業車の走行
面)より下方に位置する法面に穿孔することは、実質的
にほとんど不可能であった。
削岩機では、それを使って、施工基面(作業車の走行
面)より下方に位置する法面に穿孔することは、実質的
にほとんど不可能であった。
したがって、このような施工を必要とする場合には、依
然として従来技術1の方法に頼らざるを得ない。
然として従来技術1の方法に頼らざるを得ない。
といった問題があった。
この発明は、上記したような前者の従来技術1がもって
いる問題と、後者の従来技術2・3がもっている問題
が、共に解消される、法面穿孔用の削岩機の新規な支持
装置と、それを使用した法面の穿孔方法を提供するもの
である。
いる問題と、後者の従来技術2・3がもっている問題
が、共に解消される、法面穿孔用の削岩機の新規な支持
装置と、それを使用した法面の穿孔方法を提供するもの
である。
上記目的を達成するためになされたこの発明の法面穿孔
用の削岩機の支持装置は、削岩機を前後方向に移動自在
に支持するための手段と削岩機をその移動方向に駆動す
るための駆動手段とを備えたガイドシェルの前端部に、
法面に施工されたコンクリート枠をクランプするための
クランプ装置が配設されており、上記ガイドシェルに、
それを懸垂支持するための懸垂支持手段が配設されてい
ること、を特徴とするものでありこれを使用した、この
発明の法面の穿孔方法は、ガイドシェルの前端部にクラ
ンプ装置を備えた削岩機の支持装置を、クレーンを使用
して吊り上げ、予めコンクリート枠が施工されている法
面の、穿孔しようとする部位の正面に、該支持装置によ
って支持された削岩機を位置せしめた上で、上記クラン
プ装置を使用して、上記ガイドシェルの前端側をコンク
リート枠に固定し、削岩機の削孔ロッドを法面に対して
所望の姿勢に保った状態において、削岩機を作動させて
法面に孔をあけること、を特徴とする方法である。
用の削岩機の支持装置は、削岩機を前後方向に移動自在
に支持するための手段と削岩機をその移動方向に駆動す
るための駆動手段とを備えたガイドシェルの前端部に、
法面に施工されたコンクリート枠をクランプするための
クランプ装置が配設されており、上記ガイドシェルに、
それを懸垂支持するための懸垂支持手段が配設されてい
ること、を特徴とするものでありこれを使用した、この
発明の法面の穿孔方法は、ガイドシェルの前端部にクラ
ンプ装置を備えた削岩機の支持装置を、クレーンを使用
して吊り上げ、予めコンクリート枠が施工されている法
面の、穿孔しようとする部位の正面に、該支持装置によ
って支持された削岩機を位置せしめた上で、上記クラン
プ装置を使用して、上記ガイドシェルの前端側をコンク
リート枠に固定し、削岩機の削孔ロッドを法面に対して
所望の姿勢に保った状態において、削岩機を作動させて
法面に孔をあけること、を特徴とする方法である。
この発明に係る法面穿孔用の削岩機の支持装置には、ガ
イドシェルの先端部にクランプ装置が配設されているの
で、この削岩機の支持装置は、この発明の方法にしたが
って、これを次のように使用することができる。
イドシェルの先端部にクランプ装置が配設されているの
で、この削岩機の支持装置は、この発明の方法にしたが
って、これを次のように使用することができる。
すなわち、予めコンクリート枠が施工された法面に、こ
の発明の支持装置によって支持された削岩機を使用して
アンカー用の孔を穿孔する際には、ガイドシェルの適所
に、適宜の手段を介してガイドシェル吊り上げ用のロー
プを連結すると共に、該ロープの長さを、それを介して
この削岩機の支持装置を吊り上げた際、ガイドシェル
に、その先端側が下がった所望の傾斜角が与えられるよ
うに、予め設定しておき、しかる後、この吊り上げ用の
ロープを使ってこの発明の削岩機の支持装置をクレーン
車のクレーンで吊り上げると、該クレーンを操作するこ
とで、この削岩機の支持装置上に支持されている削岩機
の削孔ロッドをして、コンクリート枠に予めあけられて
いるアンカー用の孔(深穴)の対向位置へともたらすこ
とができ、ガイドシェルの前端部に設けられているクラ
ンプ装置でもってコンクリート枠をクランプすると、こ
の発明の削岩機の支持装置は、このクランプ装置を介し
てガイドシェルの前端部がコンクリート枠に固定保持さ
れることになるから、この発明の削岩機の支持装置上に
支持されている削岩機の削孔ロッドは、コンクリート枠
に予めあけられているアンカー用の孔(深穴)に向かっ
て極めて安定した状態に保持される。
の発明の支持装置によって支持された削岩機を使用して
アンカー用の孔を穿孔する際には、ガイドシェルの適所
に、適宜の手段を介してガイドシェル吊り上げ用のロー
プを連結すると共に、該ロープの長さを、それを介して
この削岩機の支持装置を吊り上げた際、ガイドシェル
に、その先端側が下がった所望の傾斜角が与えられるよ
うに、予め設定しておき、しかる後、この吊り上げ用の
ロープを使ってこの発明の削岩機の支持装置をクレーン
車のクレーンで吊り上げると、該クレーンを操作するこ
とで、この削岩機の支持装置上に支持されている削岩機
の削孔ロッドをして、コンクリート枠に予めあけられて
いるアンカー用の孔(深穴)の対向位置へともたらすこ
とができ、ガイドシェルの前端部に設けられているクラ
ンプ装置でもってコンクリート枠をクランプすると、こ
の発明の削岩機の支持装置は、このクランプ装置を介し
てガイドシェルの前端部がコンクリート枠に固定保持さ
れることになるから、この発明の削岩機の支持装置上に
支持されている削岩機の削孔ロッドは、コンクリート枠
に予めあけられているアンカー用の孔(深穴)に向かっ
て極めて安定した状態に保持される。
なお、削岩機の削孔ロッドを上記アンカー用の孔に対し
て正しく対向させる作業は、クレーンによる物揚げ作業
の常法に従って、予め削岩機の支持装置の適所に2本の
ロープを連結しておき、削岩機支持装置をクレーンで所
望の高さに吊り上げた際、この2本のロープをアンカー
用の孔(深穴)に両側方位から操作すると、これを容易
に行うことができる。
て正しく対向させる作業は、クレーンによる物揚げ作業
の常法に従って、予め削岩機の支持装置の適所に2本の
ロープを連結しておき、削岩機支持装置をクレーンで所
望の高さに吊り上げた際、この2本のロープをアンカー
用の孔(深穴)に両側方位から操作すると、これを容易
に行うことができる。
上記のようにして、削岩機の削孔ロッドを法面の穿孔位
置に向けて所望の姿勢に保った上、削岩機を作動させる
と、法面の所望の位置にアンカー用の孔をあけることが
できる。
置に向けて所望の姿勢に保った上、削岩機を作動させる
と、法面の所望の位置にアンカー用の孔をあけることが
できる。
一つの孔をあけ終わって、次の孔をあける際には、クラ
ンプを解除して、クレーンによって吊り上げられている
この発明の削岩機の支持装置を、クレーンを操作して次
に孔をあける位置へと移動させればよいことは言うまで
もない。
ンプを解除して、クレーンによって吊り上げられている
この発明の削岩機の支持装置を、クレーンを操作して次
に孔をあける位置へと移動させればよいことは言うまで
もない。
一実施例を第1〜4図について説明すると、この発明に
したがった削岩機の支持装置1は、公知の市販品と同一
構造のガイドシェル2と、ガイドシェル2の前端部に取
付けられたクランプ装置3とでもって構成されている。
したがった削岩機の支持装置1は、公知の市販品と同一
構造のガイドシェル2と、ガイドシェル2の前端部に取
付けられたクランプ装置3とでもって構成されている。
ガイドシェル2は、互いに背中合わせに配した2本の横
断面形状がコ字型の鋼材2a・2bと、この2本の鋼材2a・
2b間に所定の間隔αを与えて両者間を連結している適宜
の手段(図示せず)とでもって構成されていて、このガ
イドシェル2に上記の間隔αが与えられている部位に
は、その両端に配して夫々回転自在に軸支された一対の
スプロケットホイール4・5と、この一対のスプロケッ
トホイール4・5間に懸け回された無端状のローラチェ
ーン6が配設されている。
断面形状がコ字型の鋼材2a・2bと、この2本の鋼材2a・
2b間に所定の間隔αを与えて両者間を連結している適宜
の手段(図示せず)とでもって構成されていて、このガ
イドシェル2に上記の間隔αが与えられている部位に
は、その両端に配して夫々回転自在に軸支された一対の
スプロケットホイール4・5と、この一対のスプロケッ
トホイール4・5間に懸け回された無端状のローラチェ
ーン6が配設されている。
また、このガイドシェル2上には、その上に削岩機7を
載置して固定するためのドリフタ・ベッド8が、ガイド
シェル2の長手方向に沿って摺動自在に支持されてお
り、このガイドシェル2の下には、前記ローラチェーン
6を駆動するための駆動モータ9が配設されていて、ロ
ーラチェーン6は、図示してない連動機構を介してこの
駆動モータ9に連結されており、またローラチェーン6
には、前記ドリフタ・ベッド8が連結されていて、ロー
ラチェーン6を正転又は逆転駆動すると、ドリフタ・ベ
ッド8の上に装着された削岩機7が、上記ガイドシェル
2上で、ガイドシェル2の長手方向に沿って前後方向に
駆動されるようになっている。またガイドシェル2の前
端部の上面には、前後に駆動される削岩機7の削孔ロッ
ド7aの先端側を案内保持するためのセントライザ10が配
設されている。
載置して固定するためのドリフタ・ベッド8が、ガイド
シェル2の長手方向に沿って摺動自在に支持されてお
り、このガイドシェル2の下には、前記ローラチェーン
6を駆動するための駆動モータ9が配設されていて、ロ
ーラチェーン6は、図示してない連動機構を介してこの
駆動モータ9に連結されており、またローラチェーン6
には、前記ドリフタ・ベッド8が連結されていて、ロー
ラチェーン6を正転又は逆転駆動すると、ドリフタ・ベ
ッド8の上に装着された削岩機7が、上記ガイドシェル
2上で、ガイドシェル2の長手方向に沿って前後方向に
駆動されるようになっている。またガイドシェル2の前
端部の上面には、前後に駆動される削岩機7の削孔ロッ
ド7aの先端側を案内保持するためのセントライザ10が配
設されている。
上記のような構造のガイドシェル2の先端部には、この
発明にしたがって、法面に施工されたコンクリート枠11
をクランプするためのクランプ装置3が配設されている
のであるが、この実施例のクランプ装置3は、前記ガイ
ドシェル2の前端部に着脱自在に取付けられた、ガイド
シェル2の長さ方向に対して垂直な基板12と、該基板12
の一側に取付けられた第1のクランプ部材13と、この第
1のクランプ部材13に対して進退自在に配設された第2
のクランプ部材14とでもって構成されていて、上記第2
のクランプ部材14は、基板12の他側に取付けられた流体
シリンダ15のピストンロッド15aの先端に取付けられて
いる。なお、前記第1のクランプ部材13と流体シリンダ
15は、何れも基板12に対して着脱自在に取付けられてい
る。
発明にしたがって、法面に施工されたコンクリート枠11
をクランプするためのクランプ装置3が配設されている
のであるが、この実施例のクランプ装置3は、前記ガイ
ドシェル2の前端部に着脱自在に取付けられた、ガイド
シェル2の長さ方向に対して垂直な基板12と、該基板12
の一側に取付けられた第1のクランプ部材13と、この第
1のクランプ部材13に対して進退自在に配設された第2
のクランプ部材14とでもって構成されていて、上記第2
のクランプ部材14は、基板12の他側に取付けられた流体
シリンダ15のピストンロッド15aの先端に取付けられて
いる。なお、前記第1のクランプ部材13と流体シリンダ
15は、何れも基板12に対して着脱自在に取付けられてい
る。
この実施例の削岩機の支持装置1には、上記のようなク
ランプ装置3を備えたガイドシェル2を、クレーン等に
よって容易に吊り上げることができるようにするため、
ガイドシェル2に、次のようなガイドシェルの懸垂支持
手段19が取付けられている。すなわち、この実施例の懸
垂支持手段19は、ガイドシェル2の下に取付けられたガ
イドシェルの支持台20と、この支持台20の四隅に配して
夫々その下端部を支持台20に枢着連結21・22された前後
各一対宛の連結ロッド23・24と、この2対の連結ロッド
23・24の各上端部が枢着連結25・26されたフック係合用
ブロック30とでもって構成されており、前記ガイドシェ
ル2は、前記支持台20a上に固定されている。
ランプ装置3を備えたガイドシェル2を、クレーン等に
よって容易に吊り上げることができるようにするため、
ガイドシェル2に、次のようなガイドシェルの懸垂支持
手段19が取付けられている。すなわち、この実施例の懸
垂支持手段19は、ガイドシェル2の下に取付けられたガ
イドシェルの支持台20と、この支持台20の四隅に配して
夫々その下端部を支持台20に枢着連結21・22された前後
各一対宛の連結ロッド23・24と、この2対の連結ロッド
23・24の各上端部が枢着連結25・26されたフック係合用
ブロック30とでもって構成されており、前記ガイドシェ
ル2は、前記支持台20a上に固定されている。
前後各一対宛の連結ロッド23・24は、それぞれ2本の管
状部材23a・23b、24a・24bをテレスコーピックに組み合
わせたものでもって伸縮自在に構成されると共に、各内
側の管状部材23b・24bには、夫々適当な間隔を配して適
宜数のピン孔27・28があけられていて、これら二対の連
結ロッド23・24は、外側の管状部材23a・24aの先端部の
適所に設けられたピン孔31・32と、前記内側の管状部材
23b・24bにあけられている任意のピン孔27・28を貫い
て、ピン33・34を挿通すると、それぞれの長さを任意に
調節することができるようになっている。
状部材23a・23b、24a・24bをテレスコーピックに組み合
わせたものでもって伸縮自在に構成されると共に、各内
側の管状部材23b・24bには、夫々適当な間隔を配して適
宜数のピン孔27・28があけられていて、これら二対の連
結ロッド23・24は、外側の管状部材23a・24aの先端部の
適所に設けられたピン孔31・32と、前記内側の管状部材
23b・24bにあけられている任意のピン孔27・28を貫い
て、ピン33・34を挿通すると、それぞれの長さを任意に
調節することができるようになっている。
また、前記フック係合用ブロック30には、フック係合用
の孔29が形成されていて、この孔29にクレーンのフック
35を引っ掛けると、上記ガイドシェルの支持台20の上に
取付けられているガイドシェル2を、この支持台20と共
に所望の高さまで吊り上げることができるようになって
いる。
の孔29が形成されていて、この孔29にクレーンのフック
35を引っ掛けると、上記ガイドシェルの支持台20の上に
取付けられているガイドシェル2を、この支持台20と共
に所望の高さまで吊り上げることができるようになって
いる。
なお、図示していないが、前記削岩機7及び前記駆動モ
ータ9が夫々その動力源に連結されていることは言うま
でもない。
ータ9が夫々その動力源に連結されていることは言うま
でもない。
次に、上記のような支持台20の上にガイドシェル2が固
定されている、この発明に従った削岩機の支持装置1
を、クレーン車36にて吊り上げて、法面のコンクリート
枠11にアンカー埋設用の孔を穿つ場合の作業手順につい
て説明する。
定されている、この発明に従った削岩機の支持装置1
を、クレーン車36にて吊り上げて、法面のコンクリート
枠11にアンカー埋設用の孔を穿つ場合の作業手順につい
て説明する。
第3図に示してあるように、アンカーを併用したコンク
リート枠工法においては、一般に、アンカー埋設用の孔
40をコンクリート枠11の格子点等を穿つ際、コンクリー
ト枠11の損傷を避けると共に作業能率をあげるため、こ
のコンクリート枠11には、上記孔40の穿孔部位周辺に、
予め直径50mm程度の法面に垂直な深穴41を残して、コン
クリート枠11を形成している。したがって、このような
深穴41を経過して法面42にアンカー埋設用の孔40を穿孔
する際には、前記削岩機の支持装置1上に装置された削
岩機7の削孔ロッド7aの刃先を該深穴41の正面に位置せ
しめ、かつ、その進入角を法面42に対してほぼ垂直に保
つ必要があるのであるが、この実施例の削岩機の支持装
置1では、削岩機7の進入角を決定するガイドシェル2
を、上記のような懸垂支持手段19を介して、クレーンに
よって懸吊できるようになっているので、この懸垂支持
手段19を構成している前後各一対宛の連結ロッド23・24
のうち、少なくとも前後何れか一方の一対の連結ロッド
(24又は23)の長さを伸縮調節して、この削岩機の支持
装置1を吊り上げたときにおける支点位置25・26を、ガ
イドシェル2の前後方向において変えると、ガイドシェ
ル2の傾斜角を任意の角度に調整することができる。す
なわち、法面42の角度は、法面の設計段階で既にわかっ
ていることであり、多くの場合、ほぼ一定値であるか
ら、この発明の削岩機の支持装置1をクレーンで吊り上
げたとき、ガイドシェル2の傾斜角が法面42に対して垂
直になるように(第3図参照)、予め前記連結ロッド23
・24のピン33・34位置を設定した上で、この削岩機の支
持装置1をクレーン車36のウィンチで吊り上げた上、さ
らに、クレーン車36のブームとウィンチ及び予めこの削
岩機の支持装置1の適所に予め連結しておいた2本のロ
ープ等を操作して、削岩機7の削孔ロッド7aの刃先をし
て予め法面42に施工されている前記コンクリート枠11の
深穴41の正面に位置せしめるならば(第3図参照)、該
削岩機7の削孔ロッド7aを、穿孔部位において法面42に
対して垂直に対向せしめることができる。
リート枠工法においては、一般に、アンカー埋設用の孔
40をコンクリート枠11の格子点等を穿つ際、コンクリー
ト枠11の損傷を避けると共に作業能率をあげるため、こ
のコンクリート枠11には、上記孔40の穿孔部位周辺に、
予め直径50mm程度の法面に垂直な深穴41を残して、コン
クリート枠11を形成している。したがって、このような
深穴41を経過して法面42にアンカー埋設用の孔40を穿孔
する際には、前記削岩機の支持装置1上に装置された削
岩機7の削孔ロッド7aの刃先を該深穴41の正面に位置せ
しめ、かつ、その進入角を法面42に対してほぼ垂直に保
つ必要があるのであるが、この実施例の削岩機の支持装
置1では、削岩機7の進入角を決定するガイドシェル2
を、上記のような懸垂支持手段19を介して、クレーンに
よって懸吊できるようになっているので、この懸垂支持
手段19を構成している前後各一対宛の連結ロッド23・24
のうち、少なくとも前後何れか一方の一対の連結ロッド
(24又は23)の長さを伸縮調節して、この削岩機の支持
装置1を吊り上げたときにおける支点位置25・26を、ガ
イドシェル2の前後方向において変えると、ガイドシェ
ル2の傾斜角を任意の角度に調整することができる。す
なわち、法面42の角度は、法面の設計段階で既にわかっ
ていることであり、多くの場合、ほぼ一定値であるか
ら、この発明の削岩機の支持装置1をクレーンで吊り上
げたとき、ガイドシェル2の傾斜角が法面42に対して垂
直になるように(第3図参照)、予め前記連結ロッド23
・24のピン33・34位置を設定した上で、この削岩機の支
持装置1をクレーン車36のウィンチで吊り上げた上、さ
らに、クレーン車36のブームとウィンチ及び予めこの削
岩機の支持装置1の適所に予め連結しておいた2本のロ
ープ等を操作して、削岩機7の削孔ロッド7aの刃先をし
て予め法面42に施工されている前記コンクリート枠11の
深穴41の正面に位置せしめるならば(第3図参照)、該
削岩機7の削孔ロッド7aを、穿孔部位において法面42に
対して垂直に対向せしめることができる。
もちろん、法面42の傾斜角がわからないときや、法面42
に凹凸があって傾斜角が一定でないときには、取り敢え
ず削岩機の支持装置1を穿孔部位まで吊り上げて見て、
傾斜角を確かめた上で、一旦これを下におろし、ピン位
置を設定しなおせばよいことは言うまでもない。
に凹凸があって傾斜角が一定でないときには、取り敢え
ず削岩機の支持装置1を穿孔部位まで吊り上げて見て、
傾斜角を確かめた上で、一旦これを下におろし、ピン位
置を設定しなおせばよいことは言うまでもない。
したがって、予めクランプ装置3の一対のクランプ部材
13・14間を開いた状態におき、上記のようにして、削岩
機7の削孔ロッド7を前記深穴41の正面に位置させるな
らば、ガイドシェル2の先端に取付けられているクラン
プ装置3の一対のクランプ部材13・14をして、穿孔部位
のやや下方において、両部材間にコンクリート枠11を挟
むことができる位置へともたらすことができるから、こ
のような状態になったところで、流体シリンダ15を駆動
してピストンロッド15aの先端に取付けられている第2
のクランプ部材14を、これに対向している第1のクラン
プ部材13の方向に押し出せば、この一対のクランプ部材
13・14でもってコンクリート枠11を把持することがで
き、削岩機の支持装置1は、ガイドシェル2の先端部
を、このクランプ装置3を介してコンクリート枠11に固
定されることになる。
13・14間を開いた状態におき、上記のようにして、削岩
機7の削孔ロッド7を前記深穴41の正面に位置させるな
らば、ガイドシェル2の先端に取付けられているクラン
プ装置3の一対のクランプ部材13・14をして、穿孔部位
のやや下方において、両部材間にコンクリート枠11を挟
むことができる位置へともたらすことができるから、こ
のような状態になったところで、流体シリンダ15を駆動
してピストンロッド15aの先端に取付けられている第2
のクランプ部材14を、これに対向している第1のクラン
プ部材13の方向に押し出せば、この一対のクランプ部材
13・14でもってコンクリート枠11を把持することがで
き、削岩機の支持装置1は、ガイドシェル2の先端部
を、このクランプ装置3を介してコンクリート枠11に固
定されることになる。
したがって、このような状態において、次に削岩機7を
駆動し、それをガイドシェル2上で前進させるならば、
前記深穴41を経過して削孔ロッド7aを穿孔部位に押し進
め、アンカー埋設用の孔40を法面42に穿孔することがで
きる。
駆動し、それをガイドシェル2上で前進させるならば、
前記深穴41を経過して削孔ロッド7aを穿孔部位に押し進
め、アンカー埋設用の孔40を法面42に穿孔することがで
きる。
穿孔後、削岩機7をガイドシェル2上で後退させた上、
クランプ装置3を解除すると、クレーンを操作して削岩
機の支持装置1の穿孔位置から退避させうることは言う
までもない。
クランプ装置3を解除すると、クレーンを操作して削岩
機の支持装置1の穿孔位置から退避させうることは言う
までもない。
なお、上記実施例においては、クランプ装置3を構成し
ているクランプ部材13及び油圧シリンダ15を基板12に着
脱自在に取付けてあるので、コンクリート枠11の型枠内
にコンクリートを流し込む以前に、アンカー埋設用の孔
を法面に直接穿孔する必要が生じた場合などには、これ
らを基板12から取り外し、クランプ装置3のかわりに、
第5図に示してあるようなピン103を基板12に装着する
と、このピン103を法面に突き立てることで、この削岩
機の支持装置1を、上記した場合同様に、法面に対して
垂直に固定することができる。
ているクランプ部材13及び油圧シリンダ15を基板12に着
脱自在に取付けてあるので、コンクリート枠11の型枠内
にコンクリートを流し込む以前に、アンカー埋設用の孔
を法面に直接穿孔する必要が生じた場合などには、これ
らを基板12から取り外し、クランプ装置3のかわりに、
第5図に示してあるようなピン103を基板12に装着する
と、このピン103を法面に突き立てることで、この削岩
機の支持装置1を、上記した場合同様に、法面に対して
垂直に固定することができる。
また、上記実施例においては、連結ロッド23・24の長さ
を可変とすることにより、削岩機の支持装置1のクレー
ンによる吊り上げ支点位置を変えて、ガイドシェル2の
傾斜角を調節したが、他の実施例においては、支持台20
に連結された前後各一対宛の連結ロッド23・24のうち、
少なくとも何れか一方の一対の連結ロッド(23又は24)
のガイドシェル2又はガイドシェル2の支持台20に対す
る連結位置を、前後方向に調節可能に構成することで、
削岩機の支持装置1のクレーンによる吊り上げ支点位置
を変えて、ガイドシェル2の傾斜角を調節できるように
してもよい。
を可変とすることにより、削岩機の支持装置1のクレー
ンによる吊り上げ支点位置を変えて、ガイドシェル2の
傾斜角を調節したが、他の実施例においては、支持台20
に連結された前後各一対宛の連結ロッド23・24のうち、
少なくとも何れか一方の一対の連結ロッド(23又は24)
のガイドシェル2又はガイドシェル2の支持台20に対す
る連結位置を、前後方向に調節可能に構成することで、
削岩機の支持装置1のクレーンによる吊り上げ支点位置
を変えて、ガイドシェル2の傾斜角を調節できるように
してもよい。
また、上記実施例においては、ガイドシェル2をクレー
ンで吊り上げるための手段を、ガイドシェル2の下に取
りつけられたガイドシェルの支持台20と、二対の連結ロ
ッド23・24と、フック係合用ブロック30等でもって構成
したが、他の実施例においては、上記連結ロッド23・24
は、これをワイヤロープやチェーンに置き換えてもよ
く、また、これらの連結ロッド、ワイヤロープ、又はチ
ェーン等は、これを前記したようなフック係合用ブロッ
ク30を介さず、直接クレーンのフックに連結してもよ
い。
ンで吊り上げるための手段を、ガイドシェル2の下に取
りつけられたガイドシェルの支持台20と、二対の連結ロ
ッド23・24と、フック係合用ブロック30等でもって構成
したが、他の実施例においては、上記連結ロッド23・24
は、これをワイヤロープやチェーンに置き換えてもよ
く、また、これらの連結ロッド、ワイヤロープ、又はチ
ェーン等は、これを前記したようなフック係合用ブロッ
ク30を介さず、直接クレーンのフックに連結してもよ
い。
さらに、他の実施例においては、上記したようなガイド
シェルの支持台20等を全く用いず、直接、ガイドシェル
をワイヤロープ等を吊り下げてもよい。
シェルの支持台20等を全く用いず、直接、ガイドシェル
をワイヤロープ等を吊り下げてもよい。
すなわち、他の実施例として、第6図に示してあるよう
に予め、クランプ装置3′を構成している一対のクラン
プ部材13′・14′を、夫々クランプ方向の1本の軸線
(X−X)を中心にして、回動自在に構成しておくなら
ば、該クランプ装置3′でもってコンクリート枠11を把
持した後でも、ガイドシェル2の傾斜角を自由に調節で
きるから、凹凸が多く傾斜角が一定していない法面など
においては、容易に削岩機7の進入角を微調整をするこ
とができるばかりでなく、クランプ装置3′をこのよう
に構成してある場合には、第7図に示すように、ガイド
シェル2に、前記したようなガイドシェルの支持台20を
取付けることなく、その後部適所にワイヤロープ45を連
結して、これをクレーンのウィンチで吊り上げ、クラン
プ装置3′を穿孔部位にもたらして、コンクリート枠11
を把持した後(第7図鎖線)、ウィンチを操作してガイ
ドシェル2の後端側を下げると、ガイドシェル2を法面
に対して垂直に位置せしめることができるのであって
(第7図実線)、この発明にしたがって削岩機の支持装
置にあっては、ガイドシェル2に、前記したような懸吊
支持手段19及び特段の傾斜角の調節手段等を配設する必
要は、必ずしもない。
に予め、クランプ装置3′を構成している一対のクラン
プ部材13′・14′を、夫々クランプ方向の1本の軸線
(X−X)を中心にして、回動自在に構成しておくなら
ば、該クランプ装置3′でもってコンクリート枠11を把
持した後でも、ガイドシェル2の傾斜角を自由に調節で
きるから、凹凸が多く傾斜角が一定していない法面など
においては、容易に削岩機7の進入角を微調整をするこ
とができるばかりでなく、クランプ装置3′をこのよう
に構成してある場合には、第7図に示すように、ガイド
シェル2に、前記したようなガイドシェルの支持台20を
取付けることなく、その後部適所にワイヤロープ45を連
結して、これをクレーンのウィンチで吊り上げ、クラン
プ装置3′を穿孔部位にもたらして、コンクリート枠11
を把持した後(第7図鎖線)、ウィンチを操作してガイ
ドシェル2の後端側を下げると、ガイドシェル2を法面
に対して垂直に位置せしめることができるのであって
(第7図実線)、この発明にしたがって削岩機の支持装
置にあっては、ガイドシェル2に、前記したような懸吊
支持手段19及び特段の傾斜角の調節手段等を配設する必
要は、必ずしもない。
また、この発明にしたがって削岩機の支持装置1の自重
は、比較的軽いので、削岩機が取付けられた支持装置
は、これをクレーン等で吊り下げるまでもなく、足場が
組まれた法面においては、これを人が手で支えて使用す
ることもできるのであって、その場合には、削孔装置全
体の荷重の大部分をガイドシェル2先端のクランプ装置
3に負担させ、人は、ガイドシェル2の後端側を軽く支
えるか、つっかえ棒等で支えるかするだけでよい。
は、比較的軽いので、削岩機が取付けられた支持装置
は、これをクレーン等で吊り下げるまでもなく、足場が
組まれた法面においては、これを人が手で支えて使用す
ることもできるのであって、その場合には、削孔装置全
体の荷重の大部分をガイドシェル2先端のクランプ装置
3に負担させ、人は、ガイドシェル2の後端側を軽く支
えるか、つっかえ棒等で支えるかするだけでよい。
この発明に係る削岩機の支持装置は、以上説明したよう
に構成されており、作用について説明した通りこれを使
用することができるものであるから、以下に説明するよ
うな効果を奏することができる。
に構成されており、作用について説明した通りこれを使
用することができるものであるから、以下に説明するよ
うな効果を奏することができる。
すなわち、この発明にしたがって削岩機の支持装置は、
クレーン車等を使用してそれを法面の工程現場で所望の
高さまで吊り上げると、ガイドシェル上の削岩機の、削
孔ロッドの先端を、これから穿孔しようとする法面に予
め施工されている、コンクリート枠の正面に位置せしめ
ることができ、この削岩機の支持装置の前端部に配設さ
れているクランプ装置を使用すると、ガイドシェルの前
端側を、該コンクリート枠に固定することができるもの
であり、この発明の穿孔方法は、クレーンを使用して削
岩機の支持装置を上記位置まで吊り上げ、そのガイドシ
ェルの前端部をコンクリート枠に固定した上で、すなわ
ち削岩機の削孔ロッドを法面に対して所望の姿勢に保っ
た状態において、削岩機を作動させ、法面に孔をあける
方法であるから、これを冒頭で述べた従来技術1に比較
すると、 i)人を使って削岩機を運んだり、法面上で移動させた
りしなくてもよい。
クレーン車等を使用してそれを法面の工程現場で所望の
高さまで吊り上げると、ガイドシェル上の削岩機の、削
孔ロッドの先端を、これから穿孔しようとする法面に予
め施工されている、コンクリート枠の正面に位置せしめ
ることができ、この削岩機の支持装置の前端部に配設さ
れているクランプ装置を使用すると、ガイドシェルの前
端側を、該コンクリート枠に固定することができるもの
であり、この発明の穿孔方法は、クレーンを使用して削
岩機の支持装置を上記位置まで吊り上げ、そのガイドシ
ェルの前端部をコンクリート枠に固定した上で、すなわ
ち削岩機の削孔ロッドを法面に対して所望の姿勢に保っ
た状態において、削岩機を作動させ、法面に孔をあける
方法であるから、これを冒頭で述べた従来技術1に比較
すると、 i)人を使って削岩機を運んだり、法面上で移動させた
りしなくてもよい。
ii)作業者が、法面の足場の上で削岩機を自らの手でも
って直接支えていなくても、削岩機の支持装置とその上
に支持されている削岩機の荷重の大部分を上記クランプ
装置とクレーンに支持させた状態において、穿孔作業を
行うことができる。
って直接支えていなくても、削岩機の支持装置とその上
に支持されている削岩機の荷重の大部分を上記クランプ
装置とクレーンに支持させた状態において、穿孔作業を
行うことができる。
iii)したがって、当然のことながら、この発明の装置
と方法とによれば、従来方法のように作業者がロープに
ぶら下がった状態で穿孔作業を行う必要がなくなり、高
低差の大きい法面でも安全にアンカー用の穿孔工事を行
うことができる。
と方法とによれば、従来方法のように作業者がロープに
ぶら下がった状態で穿孔作業を行う必要がなくなり、高
低差の大きい法面でも安全にアンカー用の穿孔工事を行
うことができる。
iv)しかも、削岩機を保持している削岩機の支持装置前
部は、クランプ装置でもって、堅固にコンクリート枠に
固定されるので、すなわち後退不能に固定されるので、
この発明の支持装置によれば、削岩機の削孔ロッドの刃
先がぶれることがなく、且つ、人が直接削岩機を作業位
置に固定保持する場合に比べると、はるかに迅速に(約
1/10の時間で)穿孔することができる。
部は、クランプ装置でもって、堅固にコンクリート枠に
固定されるので、すなわち後退不能に固定されるので、
この発明の支持装置によれば、削岩機の削孔ロッドの刃
先がぶれることがなく、且つ、人が直接削岩機を作業位
置に固定保持する場合に比べると、はるかに迅速に(約
1/10の時間で)穿孔することができる。
といった効果を奏することができ、これを冒頭に述べた
従来技術2の自走式穿孔機(クローラドリル)を利用す
る方法や従来技術3のバックホーのバケット部にガイド
シェルを固定する方法と比較すると、クレーン車を使用
して穿孔作業をおこんはうことができるので、作業半径
が飛躍的に向上し、従来不可能であった高い位置の法面
に穿孔することも、また、従来不可能であった施工基面
より下方に位置する法面に穿孔することもできる。(第
3図)、といった効果を奏することができる。
従来技術2の自走式穿孔機(クローラドリル)を利用す
る方法や従来技術3のバックホーのバケット部にガイド
シェルを固定する方法と比較すると、クレーン車を使用
して穿孔作業をおこんはうことができるので、作業半径
が飛躍的に向上し、従来不可能であった高い位置の法面
に穿孔することも、また、従来不可能であった施工基面
より下方に位置する法面に穿孔することもできる。(第
3図)、といった効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】 第1〜4図はこの発明に係る削岩機の支持装置の一実施
例を示したもので、第1図は側面図、第2図は同平面
図、第3図は使用状態を示した概略の側面図、第4図は
使用状態を示した同要部斜視図、第5図はクランプ装置
にかわるピンの側面図、第6図は他の実施例を示したク
ランプ装置の平面図、第7図はその使用状態を示した削
岩機の支持装置の側面図、第8図及び第9図はそれぞれ
従来の穿孔方法を示した見取図である。 1……削岩機の支持装置、 2……ガイドシェル、 3……クランプ装置、 7……削岩機、 7a……削孔ロッド、 11……コンクリート枠、 12……基板、 13……第1のクランプ部材、 14……第2のクランプ部材、 15……流体シリンダ、 19……ガイドシェルの懸垂支持手段、 20……ガイドシェルの支持台、 23・24……連結ロッド、 29……フック係合用の孔、 30……フック係合用のブロック、 36……クレーン、 40……アンカー埋設用の孔、 42……法面。
例を示したもので、第1図は側面図、第2図は同平面
図、第3図は使用状態を示した概略の側面図、第4図は
使用状態を示した同要部斜視図、第5図はクランプ装置
にかわるピンの側面図、第6図は他の実施例を示したク
ランプ装置の平面図、第7図はその使用状態を示した削
岩機の支持装置の側面図、第8図及び第9図はそれぞれ
従来の穿孔方法を示した見取図である。 1……削岩機の支持装置、 2……ガイドシェル、 3……クランプ装置、 7……削岩機、 7a……削孔ロッド、 11……コンクリート枠、 12……基板、 13……第1のクランプ部材、 14……第2のクランプ部材、 15……流体シリンダ、 19……ガイドシェルの懸垂支持手段、 20……ガイドシェルの支持台、 23・24……連結ロッド、 29……フック係合用の孔、 30……フック係合用のブロック、 36……クレーン、 40……アンカー埋設用の孔、 42……法面。
Claims (9)
- 【請求項1】削岩機を前後方向に移動自在に支持するた
めの手段と削岩機をその移動方向に駆動するための駆動
手段とを備えたガイドシェルの前端部に、法面に施工さ
れたコンクリート枠をクランプするためのクランプ装置
が配設されており、上記ガイドシェルに、それを懸垂支
持するための懸垂支持手段が配設されていること、を特
徴とする法面穿孔用の削岩機の支持装置。 - 【請求項2】前記ガイドシェルの懸垂支持手段が、ガイ
ドシェルの下に取付けられガイドシェルの支持台と、こ
の支持台の四隅に配して夫々その下端部を支持台に連結
された前後各1対宛の連結ロッドと、この2対の連結ロ
ッドの各上端部が連結されたフック係合用ブロックとで
もって構成されていて、フック係合用のブロックに、ク
レーンのフック係合用の孔が形成されている、請求項1
に記載の法面穿孔用の削岩機の支持装置。 - 【請求項3】前記ガイドシェルの懸垂支持手段が、ガイ
ドシェルの傾斜角を調節可能である、請求項1又は2に
記載の法面穿孔用の削岩機の支持装置。 - 【請求項4】前記ガイドシェルの懸垂支持手段を構成し
ている前後各一対宛の連結ロッドのうち、少なくとも前
後何れか一方の一対の連結ロッドが、夫々、テレスコー
プ状に伸縮自在なロッドでもって構成されると共に、該
ロッドにはロッドの長さを調節するためのピン孔が設け
られていて、任意のピン孔にピンを挿通すると、このロ
ッドの長さが調節されるようになっている、請求項2に
記載の法面穿孔用の削岩機の支持装置。 - 【請求項5】前記ガイドシエルの懸垂支持手段を構成し
ている前後各一対宛の連結ロッドのうち、少なくとも前
後何れか一方の一対の連結ロッドのガイドシェルに対す
る連結手段が、該ガイドシェルに対する取付位置を前後
方向に調節可能に構成されている、請求項2に記載の法
面穿孔用の削岩機の支持装置。 - 【請求項6】前記クランプ装置が、ガイドシェルの前端
部に止め着けられた基板と、該基板の一側に取付けられ
た第1のクランプ部材と、この第1のクランプ部材に対
して進退自在に配設された第2のクランプ部材とでもっ
て構成されていて、上記第2のクランプ部材が、基板の
他側に取付けられた流体シリンダのピストンロッドの先
端に取付けられている、請求項1に記載の法面穿孔用の
削岩機の支持装置。 - 【請求項7】前記クランプ装置の、コンクリート枠に対
する接触面を構成している一対のクランプ部材が、夫
々、クランプ方向の一本の軸線を中心にして回動自在で
ある、請求項6に記載の法面穿孔用の削岩機の支持装
置。 - 【請求項8】前記クランプ装置の基板に取り付けられて
いる、前記第1のクランプ部材と、前記流体シリンダ
が、該基板に対して着脱自在である、請求項6に記載の
法面穿孔用の削岩機の支持装置。 - 【請求項9】ガイドシェルの前端部にクランプ装置を備
えた削岩機の支持装置を、クレーンを使用して吊り上
げ、予めコンクリート枠が施工されている法面の、穿孔
しようとする部位の正面に、該支持装置によって支持さ
れた削岩機を位置せしめた上で、上記クランプ装置を使
用して、上記ガイドシェルの前端側をコンクリート枠に
固定し、削岩機の削孔ロッドを法面に対して所望の姿勢
に保った状態において、削岩機を作動させて法面に孔を
あけること、を特徴とする法面の穿孔方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63222162A JPH0676755B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 法面穿孔用の削岩機の支持装置と法面の穿孔方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63222162A JPH0676755B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 法面穿孔用の削岩機の支持装置と法面の穿孔方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0270888A JPH0270888A (ja) | 1990-03-09 |
| JPH0676755B2 true JPH0676755B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=16778149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63222162A Expired - Fee Related JPH0676755B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 法面穿孔用の削岩機の支持装置と法面の穿孔方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676755B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0615799B2 (ja) * | 1986-09-24 | 1994-03-02 | 政能 吉川 | さく岩機用ガイドホルダ− |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP63222162A patent/JPH0676755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0270888A (ja) | 1990-03-09 |
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