JPH0677643B2 - 遠心蒸発装置 - Google Patents
遠心蒸発装置Info
- Publication number
- JPH0677643B2 JPH0677643B2 JP61068474A JP6847486A JPH0677643B2 JP H0677643 B2 JPH0677643 B2 JP H0677643B2 JP 61068474 A JP61068474 A JP 61068474A JP 6847486 A JP6847486 A JP 6847486A JP H0677643 B2 JPH0677643 B2 JP H0677643B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat medium
- rotor
- heating
- evaporation
- circulation circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱媒体を用いて加熱したローターの蒸発面で
液体を回転しながら真空の蒸発槽内へ蒸発させる遠心蒸
発装置に関する。
液体を回転しながら真空の蒸発槽内へ蒸発させる遠心蒸
発装置に関する。
(従来の技術) 従来、遠心蒸発装置に設けられた真空の蒸発槽内で回転
する蒸発面を加熱する手段として、ヒーターによる輻射
加熱方式と、熱媒体を蒸発面を有するローターに循環さ
せる熱媒体加熱方式とが用いられている。ヒーターによ
る輻射加熱方式は、ヒーター線が断線や被処理物の付着
のために故障し易く、また輻射加熱であるのでヒーター
を高温にする必要があり、大電力を消費すること及び温
度ムラを生じ更にオーバーヒートする恐れがあって好ま
しくない。これに対し熱媒体加熱方式は、加熱制御し易
くまたムラのない加熱を行なえる利点がある。
する蒸発面を加熱する手段として、ヒーターによる輻射
加熱方式と、熱媒体を蒸発面を有するローターに循環さ
せる熱媒体加熱方式とが用いられている。ヒーターによ
る輻射加熱方式は、ヒーター線が断線や被処理物の付着
のために故障し易く、また輻射加熱であるのでヒーター
を高温にする必要があり、大電力を消費すること及び温
度ムラを生じ更にオーバーヒートする恐れがあって好ま
しくない。これに対し熱媒体加熱方式は、加熱制御し易
くまたムラのない加熱を行なえる利点がある。
この熱媒体加熱方式に用いられる装置は、通常、ロータ
ーの伝熱部に接続した熱媒体の循環回路に、熱媒体を加
熱するヒーター等の加熱器と、加熱された熱媒体を伝熱
部を介して循環させるポンプと、熱媒体の膨脹、交換用
の空間部を有するリザーバとを設けて構成される。
ーの伝熱部に接続した熱媒体の循環回路に、熱媒体を加
熱するヒーター等の加熱器と、加熱された熱媒体を伝熱
部を介して循環させるポンプと、熱媒体の膨脹、交換用
の空間部を有するリザーバとを設けて構成される。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のように構成された熱媒体の循環装置では、加熱中
に熱媒体が酸化してしまうので機器の腐蝕の防止のため
に短期間に熱媒体を交換しなければならず、また熱媒体
が漏洩して被処理物に混入するおそれがあり、熱媒体に
有害、有毒物質が含まれているとその被処理物も汚染さ
れて危険である。遠心蒸発装置は真空の蒸発槽内で回転
するローターの内部を熱媒体が循環するので漏洩のおそ
れが大きい。
に熱媒体が酸化してしまうので機器の腐蝕の防止のため
に短期間に熱媒体を交換しなければならず、また熱媒体
が漏洩して被処理物に混入するおそれがあり、熱媒体に
有害、有毒物質が含まれているとその被処理物も汚染さ
れて危険である。遠心蒸発装置は真空の蒸発槽内で回転
するローターの内部を熱媒体が循環するので漏洩のおそ
れが大きい。
本発明は、熱媒体の酸化を防止して酸化し易い物質でも
使用でき、熱媒体の漏洩のない安全な遠心蒸発装置を提
供することを目的とするものである。
使用でき、熱媒体の漏洩のない安全な遠心蒸発装置を提
供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、真空に排気された蒸発槽本体の内部に、外
面を液体の蒸発面に形成したローターを回転自在に設
け、該ローターと一体に設けた熱媒体が流通する伝熱部
に、該熱媒体を加熱する加熱器と、加熱された熱媒体を
該伝熱部を介して循環させるポンプと、熱媒体の膨脹及
び交換用の空間部を有するリザーバとを備えた熱媒体の
循環回路を接続したものに於いて、該熱媒体の加熱、循
環時に該循環回路全体を減圧状態に維持するように該リ
ザーバの空間部に真空ポンプへ連結した配管を接続する
ことにより、上記の目的を達成するようにした。
面を液体の蒸発面に形成したローターを回転自在に設
け、該ローターと一体に設けた熱媒体が流通する伝熱部
に、該熱媒体を加熱する加熱器と、加熱された熱媒体を
該伝熱部を介して循環させるポンプと、熱媒体の膨脹及
び交換用の空間部を有するリザーバとを備えた熱媒体の
循環回路を接続したものに於いて、該熱媒体の加熱、循
環時に該循環回路全体を減圧状態に維持するように該リ
ザーバの空間部に真空ポンプへ連結した配管を接続する
ことにより、上記の目的を達成するようにした。
(作用) 循環回路内の熱媒体は、加熱器により加熱されたのちポ
ンプにより真空の蒸発槽内で回転するローターの伝熱部
へ循環されるが、その加熱に先立ちリザーバの空間部か
ら配管を介して真空ポンプにより排気し、該循環回路内
を例えば1000Pa台或いはそれ以下に減圧しておく。この
減圧状態を維持しながら熱媒体を加熱し、ポンプにより
回路内を循環させ、該伝熱部に於いてロータ−の蒸発面
を加熱し、該蒸発面へ吹き付けられる液体を蒸発処理す
る。該循環回路内は減圧された状態にあるので、熱媒体
は酸化されず、従って酸化し易い物質例えば天ぷら油で
も熱媒体として使用でき、更に、ローターの伝熱部の内
部も減圧されてその外部の蒸発槽内の真空圧との圧力差
が小さくなり、該伝熱部の肉厚を薄くして熱伝導効率を
向上させることができる。
ンプにより真空の蒸発槽内で回転するローターの伝熱部
へ循環されるが、その加熱に先立ちリザーバの空間部か
ら配管を介して真空ポンプにより排気し、該循環回路内
を例えば1000Pa台或いはそれ以下に減圧しておく。この
減圧状態を維持しながら熱媒体を加熱し、ポンプにより
回路内を循環させ、該伝熱部に於いてロータ−の蒸発面
を加熱し、該蒸発面へ吹き付けられる液体を蒸発処理す
る。該循環回路内は減圧された状態にあるので、熱媒体
は酸化されず、従って酸化し易い物質例えば天ぷら油で
も熱媒体として使用でき、更に、ローターの伝熱部の内
部も減圧されてその外部の蒸発槽内の真空圧との圧力差
が小さくなり、該伝熱部の肉厚を薄くして熱伝導効率を
向上させることができる。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図面に於いて符号(1)は遠心蒸発を行なう蒸発槽、(2)は
該蒸発槽(1)内を内外に挿通して設けた回転駆動軸、(3)
は該駆動軸(2)により蒸発槽(1)内で回転される漏斗状の
蒸発面(3a)を外面に有するローターである。
該蒸発槽(1)内を内外に挿通して設けた回転駆動軸、(3)
は該駆動軸(2)により蒸発槽(1)内で回転される漏斗状の
蒸発面(3a)を外面に有するローターである。
該蒸発槽(1)には、その内部を例えば1000Paに真空化す
るために、コールドトラップ(4)を介してメカニカルブ
ースター(5)、油回転真空ポンプ(6)及び拡散ポンプ(7)
から成る真空排気装置(8)が接続される。(9)は冷媒通路
(10)を介してコールドトラップ(4)に接続した冷凍機で
ある。
るために、コールドトラップ(4)を介してメカニカルブ
ースター(5)、油回転真空ポンプ(6)及び拡散ポンプ(7)
から成る真空排気装置(8)が接続される。(9)は冷媒通路
(10)を介してコールドトラップ(4)に接続した冷凍機で
ある。
前記ローター(3)には、これの加熱のため熱媒体の流通
する伝熱部(11)が一体に形成され、該伝熱部(11)には加
熱器(12)とポンプ(13)及びリザーバ(14)を設けた熱媒体
の循環回路(15)が接続される。(16)(16)は蒸発処理され
る原液を貯蔵するタンク、(17)はその原液を原液流路(1
9)の予熱器(18)を介して蒸発槽(1)内のローター(3)の蒸
発面(3a)へと吹き付けるポンプ、(20)は冷却水流路(21)
からの冷却水の冷却された冷却板を示し、熱媒体で加熱
されたローター(3)の蒸発面(3a)に吹き付けられた原液
は、蒸発して冷却板(20)に凝着し、凝着した初留液はタ
ンク(23)に集められてポンプ(24)で送り出される。(25)
は加熱器(12)のヒーターである。
する伝熱部(11)が一体に形成され、該伝熱部(11)には加
熱器(12)とポンプ(13)及びリザーバ(14)を設けた熱媒体
の循環回路(15)が接続される。(16)(16)は蒸発処理され
る原液を貯蔵するタンク、(17)はその原液を原液流路(1
9)の予熱器(18)を介して蒸発槽(1)内のローター(3)の蒸
発面(3a)へと吹き付けるポンプ、(20)は冷却水流路(21)
からの冷却水の冷却された冷却板を示し、熱媒体で加熱
されたローター(3)の蒸発面(3a)に吹き付けられた原液
は、蒸発して冷却板(20)に凝着し、凝着した初留液はタ
ンク(23)に集められてポンプ(24)で送り出される。(25)
は加熱器(12)のヒーターである。
循環回路(15)を巡る熱媒体は、リザーバ(14)内にその上
方に熱媒体の膨脹と交換のための空間部(26)を存して溜
まるが、該空間部(26)には油回転真空ポンプ(27)に連結
した配管(28)を接続し、該真空ポンプ(27)を作動させる
ことにより熱媒体の加熱、循環時に循環回路(15)の全体
が例えば1000Paに減圧された状態を維持出来るようにし
た。
方に熱媒体の膨脹と交換のための空間部(26)を存して溜
まるが、該空間部(26)には油回転真空ポンプ(27)に連結
した配管(28)を接続し、該真空ポンプ(27)を作動させる
ことにより熱媒体の加熱、循環時に循環回路(15)の全体
が例えば1000Paに減圧された状態を維持出来るようにし
た。
原液を蒸留する場合、蒸発槽(1)内を真空排気装置(8)に
より真空化し、ローター(3)を循環回路(15)の熱媒体に
より加熱したのち原液をローター(3)に吹き付けて行な
われ、その加熱は蒸留中続けられる。
より真空化し、ローター(3)を循環回路(15)の熱媒体に
より加熱したのち原液をローター(3)に吹き付けて行な
われ、その加熱は蒸留中続けられる。
この蒸留時間が長くなると、従来は熱媒体が酸化して循
環回路(15)のポンプ(13)等の機器を腐蝕させる等の不都
合を生じ、ローター(3)に設けた伝熱部(11)の破損等で
蒸発槽(1)内へ漏洩するおそれがあったが、本発明のよ
うに循環回路(15)を減圧化することにより熱媒体の酸化
が防止され、長時間に亘り熱媒体を使用出来、天ぷら油
のような酸化し易い媒体であっても使用が可能になり、
また循環回路(15)の圧力が低いので漏れ出すおそれも少
なく、伝熱部(11)に於いてはその内部と蒸発槽(1)内と
の圧力差が小さくなるので、該伝熱部(11)の隔壁を薄く
形成して熱伝導効率を高めることが出来る。
環回路(15)のポンプ(13)等の機器を腐蝕させる等の不都
合を生じ、ローター(3)に設けた伝熱部(11)の破損等で
蒸発槽(1)内へ漏洩するおそれがあったが、本発明のよ
うに循環回路(15)を減圧化することにより熱媒体の酸化
が防止され、長時間に亘り熱媒体を使用出来、天ぷら油
のような酸化し易い媒体であっても使用が可能になり、
また循環回路(15)の圧力が低いので漏れ出すおそれも少
なく、伝熱部(11)に於いてはその内部と蒸発槽(1)内と
の圧力差が小さくなるので、該伝熱部(11)の隔壁を薄く
形成して熱伝導効率を高めることが出来る。
更に、配管(28)はリザーバ(14)の空間部(26)を利用して
設けるので、特別の機器を回路中に備える必要がなく、
回路構成が複雑化しない。
設けるので、特別の機器を回路中に備える必要がなく、
回路構成が複雑化しない。
(発明の効果) このように本発明によるときは、遠心蒸発装置のロータ
ーの伝熱部に接続した熱媒体の循環回路のリザーバの空
間部に、真空ポンプへ連結した配管を設けて該循環回路
全体を減圧状態に維持するようにしたので、熱媒体の酸
化が防止出来ると共に伝熱部の内外の圧力差が小さくな
るので漏洩を防止出来、更に伝熱部の隔壁を薄く形成し
て熱伝導効率を高め得られ、その構成も簡単で安価に製
作できる等の効果がある。
ーの伝熱部に接続した熱媒体の循環回路のリザーバの空
間部に、真空ポンプへ連結した配管を設けて該循環回路
全体を減圧状態に維持するようにしたので、熱媒体の酸
化が防止出来ると共に伝熱部の内外の圧力差が小さくな
るので漏洩を防止出来、更に伝熱部の隔壁を薄く形成し
て熱伝導効率を高め得られ、その構成も簡単で安価に製
作できる等の効果がある。
図面は本発明の実施例を示す線図である。 (1)……蒸発槽、(3)……ローター、(3a)……蒸発面 (11)……伝熱部、(12)……加熱器、(13)……ポンプ (14)……リザーバ、(15)……循環回路、(26)……空間部 (27)……真空ポンプ、(28)……配管
Claims (1)
- 【請求項1】真空に排気された蒸発槽本体の内部に、外
面を液体の蒸発面に形成したローターを回転自在に設
け、該ローターと一体に設けた熱媒体が流通する伝熱部
に、該熱媒体を加熱する加熱器と、加熱された熱媒体を
該伝熱部を介して循環させるポンプと、熱媒体の膨脹及
び交換用の空間部を有するリザーバとを備えた熱媒体の
循環回路を接続したものに於いて、該熱媒体の加熱、循
環時に該循環回路全体を減圧状態に維持するように前記
リザーバの空間部に真空ポンプへ連結した配管を接続す
ることを特徴とする遠心蒸発装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61068474A JPH0677643B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 遠心蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61068474A JPH0677643B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 遠心蒸発装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62225203A JPS62225203A (ja) | 1987-10-03 |
| JPH0677643B2 true JPH0677643B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=13374718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61068474A Expired - Lifetime JPH0677643B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 遠心蒸発装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677643B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009113151A1 (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-17 | ジャパン・フィールド株式会社 | 熱媒体液の加熱方法及びその装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5942239B2 (ja) * | 1980-08-27 | 1984-10-13 | 株式会社平川鉄工所 | 温度制御装置を備えた真空熱交換装置 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61068474A patent/JPH0677643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62225203A (ja) | 1987-10-03 |
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