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JPH06786B2 - セフアロチンナトリウムの結晶性凍結乾燥製剤の製造法 - Google Patents
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JPH06786B2 - セフアロチンナトリウムの結晶性凍結乾燥製剤の製造法 - Google Patents

セフアロチンナトリウムの結晶性凍結乾燥製剤の製造法

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JPH06786B2 JP59032947A JP3294784A JPH06786B2 JP H06786 B2 JPH06786 B2 JP H06786B2 JP 59032947 A JP59032947 A JP 59032947A JP 3294784 A JP3294784 A JP 3294784A JP H06786 B2 JPH06786 B2 JP H06786B2
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【発明の詳細な説明】 本発明はセファロスポリン系抗生物質であるセファロチ
ンナトリウムの結晶性凍結乾燥製剤、特に顆粒状品の製
造法に関するものである。
周知の如くセファロチンナトリウムは各種の疾病の予防
および/または治療に広く用いられている重要な医薬品
であり、従来その注射用製剤は、普通セファロチンナト
リウムの結晶性粉末を注射用バイアル(瓶)に小分けす
る粉末充填法により製造されてきたが、この方法では微
小な異物の混入を避け得ないので、近時凍結乾燥法が採
用されることが多い。
しかしながら、通常の凍結乾燥法により得られるセファ
ロチンナトリウムは無定形(アモルファス)の乾燥粉末
であって安定性に欠け、比較的短期間の間に着色するこ
とが知られている。
従って、セファロチンナトリウムの凍結乾燥に際して、
これを安定な、そして製品価値を損なうことのない結晶
の形で得ようとするセファロチンナトリウムの改良され
た凍結乾燥法も既にいくつか提案されている。
すなわち、 (1)セファロチンナトリウムの水溶液を予備凍結し、次
いで昇温して結晶を析出させた後、水を昇華させる方法
(特開昭51−123813号)。
(2)有機溶媒を含むセファロチンナトリウムの水溶液を
予備凍結し、次いで昇温させてセファロチンナトリウム
の結晶を析出させた後、凍結乾燥を行う方法(特開昭5
6−120615号)。
(3)セファロチンナトリウムの飽和もしくは過飽和水溶
液にセファロチンナトリウムの微細結晶(種晶)を添加
し、この液を予備凍結した後、昇温して結晶を析出させ
凍結乾燥する、という本出願自身の開発にかかる方法
(特願昭58−36461号(特開昭60−11491
号))。
などである。
しかしながら、上記の改良法でも、その(1)、(2)の方法
は、結晶の析出に長時間を要し、また微量のアモルファ
ス分の形成を抑制し得ず、経時的な着色も避けられない
という欠点がある。一方、上記(3)の方法では、短時間
での結晶析出および経時的な着色の防止も共に可能であ
るが、その反面セファロチンナトリウムの種晶を無塵、
無菌的に調製し、添加しなければならないという煩雑さ
を伴っている。
このような状況に鑑み、本発明者等は、特別な添加物を
使用せずにセファロチンナトリウムの結晶性粉末を得る
ための凍結乾燥法について鋭意研究した結果、凍結乾燥
に付すセファロチンナトリウム水溶液の濃度、保存条
件、予備凍結速度および予備凍結後の再昇温々度(晶析
温度)を特定の範囲にコントロールすることによって著
しく晶析時間を短縮することができ、ほぼ完全にアモル
ファス分の形成を抑制し得、しかもこのとき意外にも乾
燥速度および再溶解速度のきわめて速い顆粒状の結晶性
凍結乾燥品が得られることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明の要旨は、水溶液の濃度が26〜36
重量%であり、かつ、その温度が10〜30℃であるセ
ファロチンナトリウム過飽和水溶液を、0.5℃/分以
下の冷却温度で−15℃以下に徐冷凍結後、−5〜−2
℃まで昇温せしめて晶析を行い、次いで−30〜−40
℃に再冷却後凍結乾燥工程に付すことに存し、セファロ
チンナトリウムの顆粒状の結晶性凍結乾燥品を得ること
をその目的とするものである。
以下に本発明方法の要点について詳述する。
まず、本発明においては、凍結乾燥に付すセファロチン
ナトリウムの水溶液は過飽和水溶液でなければならな
い。セファロチンナトリウムの30℃における水への溶
解度は24.5%(重量%、以下同じ)であるが、目的
とする顆粒状の晶析を効率よく行うためには26%以上
の水溶液濃度とすることが好ましい。しかし、過飽和度
が過ぎると以後無菌濾過を行う時にセファロチンナトリ
ウムの結晶析出を生じ易くなるので、36%を上限と
し、最も好ましい濃度範囲は28〜32%である。
次に、上記のセファロチンナトリウム水溶液を10〜3
0℃に約1時間保持する。このときの温度が10℃未満
の場合には後述する晶析工程で結晶化度の小さい稠密複
晶が生成し易くなり、また30℃を越えると同じく晶析
工程ではセファロチンナトリウムの結晶成長が著しく阻
害されるため、いずれの場合も顆粒状の結晶性凍結乾燥
品の生成率が著しく低下する。従って、より好ましい温
度範囲は15〜26℃である。
次いで、至適温度に保持した上記セファロチンナトリウ
ム水溶液をバイアルに所定量分注(充填)する。バイア
ルは適当な容量のものでよいが、例えば14mlバイアル
の場合はセファロチンナトリウム1g力価相当量、10
0mlバイアルの場合は1g〜2g力価相当量の溶液を分
注する。
上記バイアルを10〜30℃の任意の温度に設定した棚
に搬入した後、0.5℃/分以下の冷却速度、好ましく
は0.05〜0.5℃/分の冷却温度で−15℃、より
好ましくは−30℃以下に冷却し、バイアル内溶液を凍
結する。このとき冷却速度が0.5℃/分を越えると凍
結した内容液の氷晶が小さくなり過ぎ、その結果セファ
ロチンナトリウムを含むスケルトン部の厚みが薄くなる
ために晶析工程での顆粒成長が阻害される。また、冷却
速度が0.05℃/分未満ではバイアル内容液の完全凍
結までの所要時間が長過ぎて好ましくない。それ故最も
好ましい冷却速度の範囲は0.1〜0.3℃/分であ
る。所要凍結時間は約2時間であるが、徐冷後約1時間
放置することが好ましい。
次いで、棚温をセファロチンナトリウム水溶液の融解終
了温度(−1℃)よりおよそ4〜1℃低い任意の温度に
まで昇温し、一定時間その温度に保持する。この間にセ
ファロチンナトリウムの針状晶が氷晶界面付近を起点と
して放射状に成長する。晶析のために棚温を一定に保つ
時間、すなわち晶析時間は少なくとも1時間であり、好
ましくは2〜3時間である。また、晶析温度が低すぎる
と結晶化度の小さい稠密複晶が生じ易く、晶析温度が高
すぎると結晶成長が著しく阻害され、アモルファス分が
形成し易くなることから晶析温度の好ましい範囲は−
4.5〜−3.5℃である。
上記の晶析操作が完了したらバイアルを−30℃以下に
再冷却した後、常法により凍結乾燥を行う。例えば、セ
ファロチンナトリウム1g力価相当量を分注したバイア
ルの場合は、棚温30℃、真空度0.2mbarで5〜15
時間、次いで棚温50℃、真空度0.2mbarで1〜3時
間乾燥を行う。
以上のような一連の操作を連続して実施することにより
バイアルに充填されたセファロチンナトリウムの粒径
0.2〜1.5mmの顆粒状の結晶性凍結乾燥品が得られ
る。
上記本発明によれば、以下の実験にも示すように凍結乾
燥時間を従来法に比して著しく短縮することができ、ま
た、再溶解速度が速く、結晶化度も大きく、さらに経時
的着色度のきわめて低い製品的価値に優れた顆粒状の結
晶性凍結乾燥品を得ることができる。
実験1(凍結乾燥品の製法と諸物性との関係) 本発明方法で製造したセファロチンナトリウムの凍結乾
燥品の結晶化度、外観、再溶解時間、経時的着色度の増
加および含量変化について、それぞれ従来法で得たもの
と比較した。
(a)凍結乾燥品の製造法と結晶化度との関係 本発明方法に従う後記実施例1,2および3で得られた
凍結乾燥品A、BおよびC、特開昭51−123813
号公報に開示されている製造法(参考例1)で得られた
凍結乾燥品D、および特願昭58−36461号に開示
した製造法(参考例2)により得られた凍結乾燥品Eの
結晶化度を熱分析法により測定した。結果を表1に示
す。なお、凍結乾燥品Dの晶析時間は15時間である。
上表から明らかなように本発明に従って製造した試料
A、BおよびCの結晶化度はいずれも100%で、種晶
を添加して製造した場合のEと等しく良好な結晶化度を
示し、種晶を用いない公知の方法で製造したDの試料と
比較すると有意に優れていることが分る。
(b)凍結乾燥品の製造法と製品外観との関係 上記(a)で使用した凍結乾燥品の外観をそれぞれ観察
してみると、本発明品である試料A、B、Cは直径約
0.3mmの顆粒の集合体であり、他の試料D、Eの結晶
性粉末ケーキとは全く異なっている。
(c)凍結乾燥品の製造法と再溶解時間との関係 上記(b)と同じ試料A、D、Eに、それぞれ25℃の
蒸留水4mlを入れ、手振盪により再溶解させたときの完
全溶解までの所要時間を測定した。
結果を表2に示す。
上表から明らかなように本発明により得た試料A(1g
力価)の再溶解時間は、他の方法によって製造した結晶
性凍結乾燥ケーキであるD、Eのそれに比べて著しく短
いことが分かる。これは上記(b)でも明らかなように
結晶性顆粒を形成している試料Aの溶解に対する実効表
面積が試料D、Eに比し著しく増大していることに起因
する。なお、試料Dの再溶解時間がEよりもかなり長い
のは、種晶添加法によって得た試料Eに比べ種晶無添加
のDには結晶化度の小さい稠密複晶が多く含まれている
ためである。
(d)凍結乾燥品の製造法と経時的着色度との関係 上記(c)と同じ試料について、50℃におけるそれぞ
れの経時的着色度を調べた。着色度は各試料の20%再
溶解水溶液の410nmの吸光度を測定することにより決
定し、その吸光度の増加をΔE410で表わした。結果を
第1図に示す 第1図より試料Aは、種晶添加法により結晶化度を10
0%とした試料Eと同様に、結晶化度のやや小さい試料
Dに比べて着色変化が著しく少ないことが分かる。
(e)凍結乾燥品の製造法と、経時的含量変化との関係 上記(d)と同じ試料につき、50℃におけるセファロ
チンナトリウムの経時的な含量変化を高速液体クロマト
グラフィー(HPLC)により調べた。その結果は第2
図に示すとおりいずれの試料も含量変化はなかった。
実験2(凍結乾燥品の製造法と凍結乾燥速度との関係) 上記実験1(d)と同じ試料A、DおよびEについて凍
結乾燥時の乾燥速度を凍乾庫内蔵天秤により測定した。
なお、このときの乾燥条件は一度−40℃まで冷却した
後、棚温30℃、真空度0.4mbarで一定とした。結果
を下記表3に示す。
表3には単位昇華表面積に対する1次乾燥初速度が示さ
れている。これにより明らかなように顆粒状晶析を行っ
た本発明品の試料Aは、結晶性セーキを形成する試料D
およびEに比べて凍結乾燥速度は大きく、該表の最下欄
に示す同一乾燥条件での蒸留水の乾燥速度と比べてほぼ
等しいことが分かる。なお、試料Dの乾燥速度がEに比
べて小さいのは前記実験1の(c)の場合と同じ理由に
よるものである。
実験3(凍結乾燥品の製法とセファロチンナトリウム水
溶液の濃度との関係) セファロチンナトリウム水溶液の濃度を変え、以後の条
件は後記実施例1に従って凍結乾燥を行い、得られた凍
結乾燥品の顆粒生成率を調べた。顆粒生成率は篩過法に
より顆粒部分とケーキ部分を分離し、その重量比により
決定した。結果を第3図に示す。第3図は顆粒状晶析を
行うための至適セファロチンナトリウム濃度が26〜3
6%であることを示している。水溶液濃度が26%未満
では晶析速度が小さくなり、アモルファス分の生成を避
け得なくなり、また36%を越えると高粘度なるため無
菌濾過が困難となりかつ、種晶となる結晶の析出が起こ
り易く、部分的に結晶性ケーキを形成し易くなる。
実験4(凍結乾燥品の製法とセファロチンナトリウム水
溶液の凍結前の温度との関係) 濃度28%のセファロチンナトリウム水溶液を使用し、
凍結直前の液温を0〜40℃まで変化させた後、冷却速
度0.2℃/分で−40℃まで冷却、凍結させた後、後
記実施例1に従った凍結乾燥を行い、得られた凍結乾燥
品の顆粒生成率を調べた。その結果を第4図に示す。
第4図は顆粒状晶析を行うための凍結前の液温の至適条
件が10〜30℃であり、より好ましくは15〜26℃
であることを示している。凍結前の液温が10℃未満で
はセファロチンナトリウムの過飽和溶液が擬液晶構造を
形成し、結晶化度の小さい稠密複晶を生じ易くなり、ま
た30℃を越えると結晶成長が阻害されてアモルファス
分を形成し易くなるので共に好ましくない。
実験5(凍結乾燥品の製品とセファロチンナトリウム水
溶液の凍結速度との関係) 濃度28%のセファロチンナトリウム水溶液を使用し、
凍結前の液温を22℃とした後、冷却速度を変えて−4
0℃まで冷却、凍結した。次いで、後記実施例1に従っ
て凍結乾燥を行い、得られた凍結乾燥品の顆粒生成率を
調べた。結果は第5図に示すように冷却速度が小さい程
顆粒生成率は増大する。この理由は、冷却速度が0.5
℃/分を越えると凍結氷晶およびスケルルトンの厚みが
小さくなり、結晶成長に寄与する溶質の集中度が小さく
なること、および再昇温時の氷晶の形態変化が急激すぎ
て氷晶界面での不均質核生成を阻害することなどによる
ものである。
実験6(凍結乾燥品の製法と晶析温度との関係)後記実
施例1に従いセファロチンナトリウム濃度28%の水溶
液を調製、凍結し、晶析温度を変えて5時間晶析を行っ
た後、さらに後記実施例1に従って凍結乾燥を行い、得
られた凍結乾燥品の顆粒生成率を調べた。結果を第6図
に示す。第6図により顆粒状晶析を行うための晶析温度
条件が−6〜−2℃ときわめてその範囲が狭いことが分
かる。晶析温度が−6℃以下では結晶化度の低い稠密複
晶およびアモルファス分から成る結晶性凍結乾燥ケーキ
が得られ、−2℃以上では氷晶が完全融解するためアモ
ルファス分が形成される。以下に実施例および参考例を
挙げ、本発明方法を具体的に説明する。
実施例1 セファロチンナトリウム粉末280gを局方蒸留水72
0gに50℃で加熱溶解し、直ちに5℃に急冷する。次
いで20℃に昇温し、1時間した後0.2μのメンブラ
ンフィルターで濾過し、容量14mlのバイアルに3.3
mlずつ分注する。このバイアルを冷却速度0.5℃/分
で−40℃まで冷却し、次いで−4℃に昇温し、この温
度に3時間保持して晶析させる。次いで−40℃に再冷
却した後、棚温30℃、真空度0.4mbarで5時間、次
いで50℃、0.03mbarで1.5時間、凍結真空乾燥
機で乾燥させる。この操作で結晶化度が100%である
粒径0.3mmの顆粒状の結晶性凍結乾燥品が得られる。
実施例2 セファロチンナトリウム粉末300gを局方蒸留水70
0gに65℃で加熱溶解し、直ちに5℃に急冷する。次
いで18℃に昇温し、1時間保持した後、0.2μのメ
ンブランフィルターで濾過し、容量20mlのバイアルに
6.2mlずつ分注する。このバイアルを冷却速度0.2
℃/分で−40℃まで冷却し、次いで−3.5℃に昇温
し、この温度に4時間保持して晶析させる。次いで−4
0℃に再冷却した後、棚温30℃、真空度0.2mbarで
10時間、次いで50℃、0.03mbarで1.5時間、
凍結真空乾燥機で乾燥させる。この操作で結晶化度が1
00%である粒径0.8mmの顆粒状の結晶性凍結乾燥品
が得られる。
実施例3 セファロチンナトリウム粉末320gを局方蒸留水68
0gに70℃で加熱溶解し、直ちに5℃に急冷する。次
いで25℃に昇温し、1.5時間保持した後、0.2μ
のメンブランフィルターで濾過し容量100mmのバイア
ルに6.0mlずつ分注する。このバイアルを冷却速度
0.1℃/分で−35℃まで冷却し、次いで−4.5℃
に昇温し、この温度に4時間保持して晶析させる。次い
で−40℃に再冷却した後、棚温25℃、真空度0.3
mbarで4時間、次いで50℃、0.03mbarで1時間、
凍結真空乾燥機で乾燥させる。この操作で結晶化度10
0%である粒径0.2mmの顆粒状の結晶性凍結乾燥品が
得られる。
参考例1 セファロチンナトリウム粉末114gを局方蒸留水20
0mlに溶解し、更に蒸留水を加えて全量500mlとし、
その5mlずつを容量14mlのバイアルに分注する。次い
でバイアルを−25℃の棚に置いて2時間冷して凍結
し、次いで−7℃に昇温し、この温度に15時間保持し
て晶析させる。ついで棚温10℃、真空度0.14mbar
で20時間、次いで棚温35℃、0.03mbarで1時
間、凍結真空乾燥機により乾燥する。表面の結晶化度が
94.5%である結晶性白色ケーキが得られる。
参考例2 セファロチンナトリウム粉末280gを局方蒸留水72
0gに50℃で加熱溶解し、直ちに5℃に急冷する。次
いで、セファロチンナトリウムの種晶(約1×0.3
μ)の50%エタノールスラリー10μl(水溶液の5
×10-3%)をエッペンドルフタイプピベツトを用いて
滴下し、マグネチックスタラーで約5分間攪拌した後2
0μリジメッシュフィルターで濾過し、容量14mlのバ
イアルに3.3mlずつ分注する。このバイアルを−40
℃に再冷却した後、棚温30℃真空度0.4mbarで8時
間、次いで50℃、0.03mbarで1.5時間凍結真空
乾燥機で乾燥させる。この操作で結晶化度が100%で
ある結晶性白色ケーキが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法および他の公知方法によって得られ
たセファロチンナトリウムの凍結乾燥品の経時的着色度
の度合を示すグラフ、第2図は第1図の場合と同じ試料
についてのセファロチンナトリウムの経時的な含量変化
を示すグラフ、第3図は凍結乾燥に付すセファロチンナ
トリウム水溶液の濃度とその顆粒生成率との関係を示す
グラフ、第4図は凍結前のセファロチンナトリウム水溶
液の温度とその顆粒生成率との関係を示すグラフ、第5
図はセファロチンナトリウム水溶液の凍結までの冷却速
度とその顆粒生成率との関係を示すグラフ、第6図は晶
析温度とセファロチンナトリウムの顆粒生成率との関係
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−123813(JP,A) 特開 昭56−120615(JP,A) 特開 昭60−11491(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶液の濃度が26〜36重量%であり、
    かつ、その温度が10〜30℃であるセファロチンナト
    リウム過飽和水溶液を、0.5℃/分以下の冷却速度で
    −15℃以下に徐冷凍結後、−5〜−2℃まで昇温せし
    めて晶析を行い、次いで−30〜−40℃に再冷却後凍
    結乾燥工程に付すことを特徴とするセファロチンナトリ
    ウムの結晶性凍結乾燥製剤の製造法。
  2. 【請求項2】セファロチンナトリウム凍結水溶液の晶析
    温度が−4.5〜−3.5℃である特許請求の範囲第
    (1)項記載の製造法。
JP59032947A 1984-02-22 1984-02-22 セフアロチンナトリウムの結晶性凍結乾燥製剤の製造法 Expired - Fee Related JPH06786B2 (ja)

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