JPH0678992B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH0678992B2 JPH0678992B2 JP61031692A JP3169286A JPH0678992B2 JP H0678992 B2 JPH0678992 B2 JP H0678992B2 JP 61031692 A JP61031692 A JP 61031692A JP 3169286 A JP3169286 A JP 3169286A JP H0678992 B2 JPH0678992 B2 JP H0678992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- image
- film
- sensor
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Character Input (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、可視光及び可視以外の光を透過する複数のフ
ィルタを用いて画像を読み取る画像読取装置に関する。
ィルタを用いて画像を読み取る画像読取装置に関する。
[従来の技術] 従来のこの種のフィルム画像情報読取装置(以下、フィ
ルムスキャナーと称する)では、一般にマイクロフィル
ムあるいは写真フィルム等のフィルム原稿の背後から、
照明光学系によりフィルム原稿を照明し、その透過光を
投影光学系を介して光電変換素子の結像面に投影・結像
し、その光電変換素子により光電変換することによりフ
ィルム原稿の画像情報を電気信号に変換していた。
ルムスキャナーと称する)では、一般にマイクロフィル
ムあるいは写真フィルム等のフィルム原稿の背後から、
照明光学系によりフィルム原稿を照明し、その透過光を
投影光学系を介して光電変換素子の結像面に投影・結像
し、その光電変換素子により光電変換することによりフ
ィルム原稿の画像情報を電気信号に変換していた。
しかし、このような従来装置は構成されていたので、照
明光学系および投影光学系に付着したごみ、フィルム原
稿上の傷やごみが、読み取った画像データ上に黒点とな
って表われ、結果的に画質劣化をもたらすという問題が
あった。
明光学系および投影光学系に付着したごみ、フィルム原
稿上の傷やごみが、読み取った画像データ上に黒点とな
って表われ、結果的に画質劣化をもたらすという問題が
あった。
第2図(A),(B)は上述のごみや傷の画像データお
よび出力画像への影響を模式的に示したものであり、本
図(A)はリバーサルフィルムの場合、本図(B)はネ
ガフィルムの場合である。本図(A),(B)に示すよ
うに、リバーサルフィルムおよびネガフィルムのいかん
にかかわらず、フィルム原稿をフィルムスキャナーで画
像信号に変換して読み取った場合、上述のごみや傷は、
画像信号上に黒点となって現われる。
よび出力画像への影響を模式的に示したものであり、本
図(A)はリバーサルフィルムの場合、本図(B)はネ
ガフィルムの場合である。本図(A),(B)に示すよ
うに、リバーサルフィルムおよびネガフィルムのいかん
にかかわらず、フィルム原稿をフィルムスキャナーで画
像信号に変換して読み取った場合、上述のごみや傷は、
画像信号上に黒点となって現われる。
その結果、本図(A)に示すように、リバーサルフィル
ムの場合は、上述の画像信号をそのままガンマ補正等の
画像処理をしてプリンタ等の出力装置へ出力するので、
上述のごみや傷の影響はそのまま黒点となって出力画像
に現われるという問題があった。
ムの場合は、上述の画像信号をそのままガンマ補正等の
画像処理をしてプリンタ等の出力装置へ出力するので、
上述のごみや傷の影響はそのまま黒点となって出力画像
に現われるという問題があった。
一方、ネガフィルムの場合は、本図(B)に示すよう
に、フィルムスキャナーで読み取った画像信号をフルレ
ベルで読み取った画像信号から減算することにより、ネ
ガ画像からポジ画像への変換を行っているので、上述の
ごみや傷の影響は、白い輝点となって出力画像に現われ
るという問題があった。
に、フィルムスキャナーで読み取った画像信号をフルレ
ベルで読み取った画像信号から減算することにより、ネ
ガ画像からポジ画像への変換を行っているので、上述の
ごみや傷の影響は、白い輝点となって出力画像に現われ
るという問題があった。
そこで、赤外光に対するフィルムの透過率特性に着目し
て、上述の画質劣化の原因となるごみや傷のみを原稿を
透過する赤外光により検知し、検知したごみ情報により
読み取った画像データに修正を加えるというフィルムス
キャナーがすでに提案されている。
て、上述の画質劣化の原因となるごみや傷のみを原稿を
透過する赤外光により検知し、検知したごみ情報により
読み取った画像データに修正を加えるというフィルムス
キャナーがすでに提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような提案の装置では、ごみや傷の
検知用センサと画像データ読取用センサとをそれぞれ個
別に備えているので、画面一致の必要から双方センサー
の位置合わせに非常な高精度を必要とするが、実際上そ
の厳密な位置合わせは不可能である。
検知用センサと画像データ読取用センサとをそれぞれ個
別に備えているので、画面一致の必要から双方センサー
の位置合わせに非常な高精度を必要とするが、実際上そ
の厳密な位置合わせは不可能である。
そのため、その提案装置ではごみ検知用センサにより検
知したごみの情報を電気的に拡張して、見かけ上大きく
し、この拡張したデータを基に画像データに修正を加え
るというような複雑な処理システムを要するという欠点
があった。
知したごみの情報を電気的に拡張して、見かけ上大きく
し、この拡張したデータを基に画像データに修正を加え
るというような複雑な処理システムを要するという欠点
があった。
本発明の目的は、特定波長の可視光を透過する第1のフ
ィルタと、特定波長の可視以外の光を透過する第2のフ
ィルタを用いて共通の対象画像を読み取る際に、光路長
を良好に制御できる画像読取装置を提供することにあ
る。
ィルタと、特定波長の可視以外の光を透過する第2のフ
ィルタを用いて共通の対象画像を読み取る際に、光路長
を良好に制御できる画像読取装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段及び作用] 上記目的を達成するため本発明の画像読取装置は、 光情報を電気信号に変換するための光電変換手段(実施
例ではリニアセンサー11に対応する)と、 特定波長の可視光を透過する第1のフィルタ(同じく色
分解フィルター35c,35d,35eに対応する)と、 特定波長の可視以外の光を透過する第2のフィルタ(同
じくIRフィルター35f)と、 前記第1のフィルタを介して前記光電変換手段に対象画
像からの可視光を結像する場合と、前記第2のフィルタ
を介して前記光電変換手段に前記対象画像からの可視以
外の光を結像する場合とで光路長を異なったものとする
ための光路長補正手段(同じく駆動機構13)とを有する
ことを特徴とする。
例ではリニアセンサー11に対応する)と、 特定波長の可視光を透過する第1のフィルタ(同じく色
分解フィルター35c,35d,35eに対応する)と、 特定波長の可視以外の光を透過する第2のフィルタ(同
じくIRフィルター35f)と、 前記第1のフィルタを介して前記光電変換手段に対象画
像からの可視光を結像する場合と、前記第2のフィルタ
を介して前記光電変換手段に前記対象画像からの可視以
外の光を結像する場合とで光路長を異なったものとする
ための光路長補正手段(同じく駆動機構13)とを有する
ことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明実施例の基本構成を示す。
本図において、aは波長選択手段であり、照明光学系も
しくは投影光学系の光路中に挿入自在に配設される。b
は変位手段であり、波長選択手段aが光路中に挿入され
たときに、光電変換素子を実質的に投影光学系の結像位
置から変位させる。
しくは投影光学系の光路中に挿入自在に配設される。b
は変位手段であり、波長選択手段aが光路中に挿入され
たときに、光電変換素子を実質的に投影光学系の結像位
置から変位させる。
cは検知手段であり、変位手段bにより変位された光電
変換素子から読み取った画像情報を基に光学系およびフ
ィルム原稿上のごみや傷の位置の検知を行う。
変換素子から読み取った画像情報を基に光学系およびフ
ィルム原稿上のごみや傷の位置の検知を行う。
第3図(A),(B)は典型的なネガフィルムおよびリ
バーサルフィルムのそれぞれの分光透過率を示す。本図
(A)はネガフィルムの未露光での分光透過率特性、本
図(B)はリバーサルフィルムの未露光での分光透過特
性を示すものである。ここで、横軸は波長、縦軸は透過
率を表す。本図(A),(B)に示すように赤外領域、
たとえば800nm以上の波長では、ネガフィルムおよびリ
バーサルフィルム共に透過率が高いことが理解される。
またこの赤外領域の透過率は可視領域(350〜700 nm程
度)の透過率の大小によってほとんど変化せず高い透過
率であることが実験的に確認されている。すなわち、80
0nm以上の赤外領域の波長に注目すれば、フィルム画像
情報とは無関係に受光面での照度むらを測定することが
可能となることが分る。本発明実施例はこの原理を利用
して以下に詳述するシェーデイング補正を行う。
バーサルフィルムのそれぞれの分光透過率を示す。本図
(A)はネガフィルムの未露光での分光透過率特性、本
図(B)はリバーサルフィルムの未露光での分光透過特
性を示すものである。ここで、横軸は波長、縦軸は透過
率を表す。本図(A),(B)に示すように赤外領域、
たとえば800nm以上の波長では、ネガフィルムおよびリ
バーサルフィルム共に透過率が高いことが理解される。
またこの赤外領域の透過率は可視領域(350〜700 nm程
度)の透過率の大小によってほとんど変化せず高い透過
率であることが実験的に確認されている。すなわち、80
0nm以上の赤外領域の波長に注目すれば、フィルム画像
情報とは無関係に受光面での照度むらを測定することが
可能となることが分る。本発明実施例はこの原理を利用
して以下に詳述するシェーデイング補正を行う。
第4図は本発明実施例のフィルムスキャナーの概略構成
を示す。
を示す。
本図において1はフィルム原稿を照明する照明ランプ、
2は照明光を集光するコンデンサーレンズ、3は防熱フ
ィルターであり、これらのランプ1とコンデンサーレン
ズ2および防熱フィルター3により照明系を構成してい
る。4は第7図で後述のフィルター交換機構、5は第6
図で後述のシャッター機構である。6はフィルム原稿を
走査する第5図で後述の副走査系であり、光軸にほぼ直
角な図面の上下方向(副走査方向)にフィルム原稿を順
次走査する。7はフィルム原稿の透過光をセンサー11に
結像する投影レンズであり、投影の倍率が可変なズーム
機能を備えている。
2は照明光を集光するコンデンサーレンズ、3は防熱フ
ィルターであり、これらのランプ1とコンデンサーレン
ズ2および防熱フィルター3により照明系を構成してい
る。4は第7図で後述のフィルター交換機構、5は第6
図で後述のシャッター機構である。6はフィルム原稿を
走査する第5図で後述の副走査系であり、光軸にほぼ直
角な図面の上下方向(副走査方向)にフィルム原稿を順
次走査する。7はフィルム原稿の透過光をセンサー11に
結像する投影レンズであり、投影の倍率が可変なズーム
機能を備えている。
また、8は枢軸を中心に回動自在の全反射ミラーであっ
て、ファインダー観察時には光路中(図示実線位置)に
あり、フィルム走査中は図中の一点鎖線位置に公知の駆
動機構、たとえばロータリープランジャー等により駆動
されて退避する。9はファインダのピント板であり、フ
ィルム原稿を使用者が観察するためのものである。10は
透明ガラス基板上にパターニングされた測光用センサー
である。
て、ファインダー観察時には光路中(図示実線位置)に
あり、フィルム走査中は図中の一点鎖線位置に公知の駆
動機構、たとえばロータリープランジャー等により駆動
されて退避する。9はファインダのピント板であり、フ
ィルム原稿を使用者が観察するためのものである。10は
透明ガラス基板上にパターニングされた測光用センサー
である。
センサー11はCCD等の自己走査タイプのラインセンサー
であり、光軸と直角でかつ副走査系6の走査方向(副走
査方向)と90゜ずれた図面垂直方向(主走査方向)に配
置されている。12は測光用センサー10の測光出力を基
に、ラインセンサー11の受光面照度を制御(調節)す
る、例えば絞り機構、NDフィルター等の光量調節機構で
あり、本例では投影レンズ7の位置に配設されている。
13はセンサー11を光軸方向に微小量変位させるための駆
動機構であり、たとえば積層圧電素子からなり数10μm
オーダーの変位が可能なものである。なお、l−lは光
軸を示す。
であり、光軸と直角でかつ副走査系6の走査方向(副走
査方向)と90゜ずれた図面垂直方向(主走査方向)に配
置されている。12は測光用センサー10の測光出力を基
に、ラインセンサー11の受光面照度を制御(調節)す
る、例えば絞り機構、NDフィルター等の光量調節機構で
あり、本例では投影レンズ7の位置に配設されている。
13はセンサー11を光軸方向に微小量変位させるための駆
動機構であり、たとえば積層圧電素子からなり数10μm
オーダーの変位が可能なものである。なお、l−lは光
軸を示す。
第5図は第4図の副走査系6の詳細な構成例を示す。本
図において、21は図中の矢印方向(副走査方向)に移動
可能に支持される走査部(キャリッジ)、22は走査部21
を矢印の移動方向(副走査方向)に支持する案内用レー
ル、23は後述の駆動モータ(26)により回転されて走査
部21を駆動する送りねじ、24および25はレール22と送り
ネジ23とを基台(図示せず)に対して両端で支持する支
持部である。
図において、21は図中の矢印方向(副走査方向)に移動
可能に支持される走査部(キャリッジ)、22は走査部21
を矢印の移動方向(副走査方向)に支持する案内用レー
ル、23は後述の駆動モータ(26)により回転されて走査
部21を駆動する送りねじ、24および25はレール22と送り
ネジ23とを基台(図示せず)に対して両端で支持する支
持部である。
26は送りねじを回転して走査部21を図中の矢印方向に駆
動する駆動モータであり、パルス駆動によりセンサー11
の読み取りピッチに応じてステップ的に駆動するステッ
プモータである。27は走査部21上に固定されて走査部21
と一体となって移動するフィルム原稿ホルダーである。
27a,27bはホルダー27の一対のガラスであり、フィルム
原稿を間にはさんでフィルム原稿の平面性を高めてい
る。特に、ガラス27a,27bの表面およびガラス27a,27bに
はさまれるフィルム原稿表面のごみは投影レンズにより
センサー11の受光面と結像関係またはその近傍にあるの
で、画像信号の一部として取り込まれ問題が大きい。
動する駆動モータであり、パルス駆動によりセンサー11
の読み取りピッチに応じてステップ的に駆動するステッ
プモータである。27は走査部21上に固定されて走査部21
と一体となって移動するフィルム原稿ホルダーである。
27a,27bはホルダー27の一対のガラスであり、フィルム
原稿を間にはさんでフィルム原稿の平面性を高めてい
る。特に、ガラス27a,27bの表面およびガラス27a,27bに
はさまれるフィルム原稿表面のごみは投影レンズにより
センサー11の受光面と結像関係またはその近傍にあるの
で、画像信号の一部として取り込まれ問題が大きい。
28,29および30はそれぞれ走査部21の走査スタート位
置,中央位置,走査エンド位置を検知するスイッチであ
り、走査部21の側面の3個所に一体に設けられた対応の
突起部21a,21b,21cによりON,OFF(開閉)される。すな
わち、第1のスイッチ30がONのときは走査部21はスター
ト位置にあり、第2のスイッチがONのときは走査部21は
中央位置にあり、第3のスイッチ28がONのときは走査部
21は走査エンド位置にある。スイッチ29による中央位置
の検知は、ファインダー9による画面全体を観察する時
に用いる。
置,中央位置,走査エンド位置を検知するスイッチであ
り、走査部21の側面の3個所に一体に設けられた対応の
突起部21a,21b,21cによりON,OFF(開閉)される。すな
わち、第1のスイッチ30がONのときは走査部21はスター
ト位置にあり、第2のスイッチがONのときは走査部21は
中央位置にあり、第3のスイッチ28がONのときは走査部
21は走査エンド位置にある。スイッチ29による中央位置
の検知は、ファインダー9による画面全体を観察する時
に用いる。
第6図は第4図のシャッタ機構5の詳細な構成を示す。
本図において、31および32.それぞれ回転軸31a,32aを中
心に回転可能に支持された遮光板、33および34はそれぞ
れ回転軸31a,32aを介して遮光板31,32を回転駆動するロ
ータリープランジャーである。また、本図中の2点鎖線
で示す範囲AAはフィルム原稿の画面範囲である。
本図において、31および32.それぞれ回転軸31a,32aを中
心に回転可能に支持された遮光板、33および34はそれぞ
れ回転軸31a,32aを介して遮光板31,32を回転駆動するロ
ータリープランジャーである。また、本図中の2点鎖線
で示す範囲AAはフィルム原稿の画面範囲である。
ファインダー観察時には、遮光板31および32はロータリ
ープランジャー33,34により互いに外方に駆動されて、
本図中の破線で示す開口位置にあり、フィルム原稿デー
タの読み取り時には、ロータリープランジャー33,34に
より遮光板31および32は内側に駆動され実線で図示した
遮光位置にある。遮光板31,32はこの遮光位置にある
時、センサー11の受光部に対向するフィルム原稿の一部
のみが照明されるように、幅aのスリット部31bを残し
て閉じており、残りのフィルム原稿部分は遮光板31,32
により遮光され、これによりゴーストフレア等による読
み取り画像データの画質の低下を最小限に防止してい
る。l−lは第3図と同様の光軸である。
ープランジャー33,34により互いに外方に駆動されて、
本図中の破線で示す開口位置にあり、フィルム原稿デー
タの読み取り時には、ロータリープランジャー33,34に
より遮光板31および32は内側に駆動され実線で図示した
遮光位置にある。遮光板31,32はこの遮光位置にある
時、センサー11の受光部に対向するフィルム原稿の一部
のみが照明されるように、幅aのスリット部31bを残し
て閉じており、残りのフィルム原稿部分は遮光板31,32
により遮光され、これによりゴーストフレア等による読
み取り画像データの画質の低下を最小限に防止してい
る。l−lは第3図と同様の光軸である。
第7図は第4図のフィルター交換機構4の詳細な構成を
示す。本図において、35は光路l−l中に挿入される色
フィルター等を保持するフィルターホルダーであり、支
軸35gにより回転可能に支持される。フィルターホルダ
ー35には、ファインダー観察時のための素通し部35b
と、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の色分解
フィルター35c,35d,35eとをそれぞれ配設し、さらにフ
ィルム原稿および光学系のごみ,きずの検知用としての
可視光カット特性を有するIRフィルター(赤外線フィル
ター)35fを配設している。
示す。本図において、35は光路l−l中に挿入される色
フィルター等を保持するフィルターホルダーであり、支
軸35gにより回転可能に支持される。フィルターホルダ
ー35には、ファインダー観察時のための素通し部35b
と、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の色分解
フィルター35c,35d,35eとをそれぞれ配設し、さらにフ
ィルム原稿および光学系のごみ,きずの検知用としての
可視光カット特性を有するIRフィルター(赤外線フィル
ター)35fを配設している。
35aは半円形のフィルターホルダー35の円周部に形成し
たギア(歯車)である。モータ37の駆動により小径のギ
ア36、およびこのギア36と噛合する上述の大径のギア35
aを介してフィルターホルダー35を回転して、素通し部3
5bおよびR,G,B,IRフィルター部35c,35d,35e,35fの1つ
を選択的に光路l−l中に挿入する。
たギア(歯車)である。モータ37の駆動により小径のギ
ア36、およびこのギア36と噛合する上述の大径のギア35
aを介してフィルターホルダー35を回転して、素通し部3
5bおよびR,G,B,IRフィルター部35c,35d,35e,35fの1つ
を選択的に光路l−l中に挿入する。
また、フィルターホルダー35の側面上には、光路l−l
中に挿入されるフィルターの位置検知のためのパターン
電極38a,39a,40a,41a,42a,43aを配設している。すなわ
ち、素通し部35bの位置に対応して電極43aを、Rフィル
ター35cの位置に対応して電極39aを、Gフィルター35d
の位置に対応して電極40aを、Bフィルター35eの位置に
対応して電極41aを、IRフィルター35fの位置に対応して
電極42aをそれぞれ配設しており、これらのパターン電
極のそれぞれが導通される。
中に挿入されるフィルターの位置検知のためのパターン
電極38a,39a,40a,41a,42a,43aを配設している。すなわ
ち、素通し部35bの位置に対応して電極43aを、Rフィル
ター35cの位置に対応して電極39aを、Gフィルター35d
の位置に対応して電極40aを、Bフィルター35eの位置に
対応して電極41aを、IRフィルター35fの位置に対応して
電極42aをそれぞれ配設しており、これらのパターン電
極のそれぞれが導通される。
さらに、上述の電極38a,39a,40a,41a,42a,43aに対応し
て、それぞれブラシ38b,39b,40b,41b,42b,43bを配置し
ている。いま、仮に電極38aと常時接するブラシ38bがグ
ランドレベル(大地電位)であるとすると、第6図に示
すように光路中に、素通し部35bが挿入されている場合
にはブラシ43bがローレベルとなり、Rフィルタ35cが挿
入されている場合はブラシ39bがローレベルとなり、G
フィルタ35dが挿入されている場合にはブラシ40bがロー
レベルとなり、Bフィルタ35eが挿入されている場合に
はブラシ41bがローレベルとなり、IRフィルター35fが挿
入されている場合にはブラシ42bがローレベルとなる。
l−lは第3図と同様の光軸である。
て、それぞれブラシ38b,39b,40b,41b,42b,43bを配置し
ている。いま、仮に電極38aと常時接するブラシ38bがグ
ランドレベル(大地電位)であるとすると、第6図に示
すように光路中に、素通し部35bが挿入されている場合
にはブラシ43bがローレベルとなり、Rフィルタ35cが挿
入されている場合はブラシ39bがローレベルとなり、G
フィルタ35dが挿入されている場合にはブラシ40bがロー
レベルとなり、Bフィルタ35eが挿入されている場合に
はブラシ41bがローレベルとなり、IRフィルター35fが挿
入されている場合にはブラシ42bがローレベルとなる。
l−lは第3図と同様の光軸である。
第8図はフィルターホルダー35のR,G,B,IRの各フィルタ
ー35c,35d,35fおけるスペクトルに対するリニアセンサ
ー11の分光感度まで含めた総合的な分光感度を示す。こ
こで、横軸は波長、縦軸は感度を表わす。本図に示すよ
うにIRフィルター35fを使用中は、特に800nm以上の赤外
領域の波長において、リニアセンサー11は光電変換する
ことになる。
ー35c,35d,35fおけるスペクトルに対するリニアセンサ
ー11の分光感度まで含めた総合的な分光感度を示す。こ
こで、横軸は波長、縦軸は感度を表わす。本図に示すよ
うにIRフィルター35fを使用中は、特に800nm以上の赤外
領域の波長において、リニアセンサー11は光電変換する
ことになる。
第9図においては、Bは可視光フィルタ(例えばBフィ
ルタ35e)、IRはIRフィルター35fのフィルム同位置にお
ける出力例を示す。すなわち、第9図のB,IRはそれぞれ
リニアセンサー11の1ラインの出力を示しており、本図
のBにおいては透明カラーフィルム原稿上の画像の濃淡
がセンサー11の出力の大,小として明確に再現されてい
る。しかし、波形Bでは図中矢印で示されるごみによる
画像情報の欠落は画像信号との判別が困難である。
ルタ35e)、IRはIRフィルター35fのフィルム同位置にお
ける出力例を示す。すなわち、第9図のB,IRはそれぞれ
リニアセンサー11の1ラインの出力を示しており、本図
のBにおいては透明カラーフィルム原稿上の画像の濃淡
がセンサー11の出力の大,小として明確に再現されてい
る。しかし、波形Bでは図中矢印で示されるごみによる
画像情報の欠落は画像信号との判別が困難である。
一方、IRで示すIRフィルター35fを使用時のセンサー出
力はBに示すBフィルタ35eを使用時の画像出力の大小
にかかわらず、一定の出力となり、ごみや傷の部分のみ
信号レベルが低く出力される。従って、適切なスライス
レベルにより、IRフィルターのセンサ出力信号(IR画像
データ)の大小を比較判断すれば、ごみの位置が検知で
きる。
力はBに示すBフィルタ35eを使用時の画像出力の大小
にかかわらず、一定の出力となり、ごみや傷の部分のみ
信号レベルが低く出力される。従って、適切なスライス
レベルにより、IRフィルターのセンサ出力信号(IR画像
データ)の大小を比較判断すれば、ごみの位置が検知で
きる。
このIRフィルターによるIR画像データ読み取り時には、
上述の第4図に示す駆動機構13によって、センサー11を
光軸方向(第4図の矢印X方向)に微小量変位させ、セ
ンサー11を投影レンズ7の結像位置からはずれさせる。
この結果、センサー11上に投影される光学系のごみやフ
ィルムの傷の像はピントぼけとなって、実際の大きさよ
り大きな像としてセンサー11の出力に現われる。
上述の第4図に示す駆動機構13によって、センサー11を
光軸方向(第4図の矢印X方向)に微小量変位させ、セ
ンサー11を投影レンズ7の結像位置からはずれさせる。
この結果、センサー11上に投影される光学系のごみやフ
ィルムの傷の像はピントぼけとなって、実際の大きさよ
り大きな像としてセンサー11の出力に現われる。
第10図は第4図の本発明実施例のフィルムスキャナーの
回路構成を示す。本図において、101は第11図,第12図
に示すような制御手順に従って各モータやセンサーを制
御する制御部である。102はミラー8の開閉を行うロー
タリープランジャ8aを駆動制御するミラー駆動部、103
はシャッター機構5のロータリープランジャー33,34を
駆動制御するシャッター制御部、104はフィルター交換
機構4のモータ37を駆動制御するフィルター制御部、お
よび105は副走査系6のモータ26を駆動制御する走査制
御部である。106はリニアセンサー11を駆動制御するセ
ンサードライバーである。108はCCD等の自己走査タイプ
のリニアセンサー11の出力を順次アナログ・デイジタル
変換するA/D(アナログ・デジタル)コンバータであ
る。
回路構成を示す。本図において、101は第11図,第12図
に示すような制御手順に従って各モータやセンサーを制
御する制御部である。102はミラー8の開閉を行うロー
タリープランジャ8aを駆動制御するミラー駆動部、103
はシャッター機構5のロータリープランジャー33,34を
駆動制御するシャッター制御部、104はフィルター交換
機構4のモータ37を駆動制御するフィルター制御部、お
よび105は副走査系6のモータ26を駆動制御する走査制
御部である。106はリニアセンサー11を駆動制御するセ
ンサードライバーである。108はCCD等の自己走査タイプ
のリニアセンサー11の出力を順次アナログ・デイジタル
変換するA/D(アナログ・デジタル)コンバータであ
る。
109はセンサー11を微小変位させる駆動機構13を駆動制
御する駆動部である。
御する駆動部である。
次に、第11図および第12図のフローチャートを参照し
て、本発明実施例の動作を詳細に説明する。
て、本発明実施例の動作を詳細に説明する。
いま、ファインダを通じてフィルム原稿を肉眼で観察す
る時には、ミラー8はl−lの光路中にあり、かつ副走
査系6のフィルム原稿ホルダー27の中心はその光路の中
央位置にあり、またシャッタ機構5の遮光板31,32は開
状態で、さらにフィルター交換機構4の素通し部35bが
光路中に挿入されている。使用者(操作者)はこの状態
において、フィルム原稿の画像状態をファインダのピン
ト板9の映像により確認する。
る時には、ミラー8はl−lの光路中にあり、かつ副走
査系6のフィルム原稿ホルダー27の中心はその光路の中
央位置にあり、またシャッタ機構5の遮光板31,32は開
状態で、さらにフィルター交換機構4の素通し部35bが
光路中に挿入されている。使用者(操作者)はこの状態
において、フィルム原稿の画像状態をファインダのピン
ト板9の映像により確認する。
次に、スタート釦110が押されて、走査開始信号(スタ
ート信号)211が発生すると(ステップS1)、制御部101
はまずミラー駆動部102にミラー駆動信号201を出力して
ロータリープランジャ8aによりミラー8を光路中から退
避させ(ステップS2)、続いてシャッタ制御部103にシ
ャッター駆動信号202を出力して、一対のロータリープ
ランジャ33,34によりシャッタ機構5の遮光板31,32を遮
光位置に駆動して、これによりゴーストフレア等の有害
光を遮光する(ステップS3)。
ート信号)211が発生すると(ステップS1)、制御部101
はまずミラー駆動部102にミラー駆動信号201を出力して
ロータリープランジャ8aによりミラー8を光路中から退
避させ(ステップS2)、続いてシャッタ制御部103にシ
ャッター駆動信号202を出力して、一対のロータリープ
ランジャ33,34によりシャッタ機構5の遮光板31,32を遮
光位置に駆動して、これによりゴーストフレア等の有害
光を遮光する(ステップS3)。
また、同時に制御部101はフィルター制御部104にフィル
ター制御信号203を出力して、光路中に色分解フィルタ
を選択挿入させる。仮に、R,G,B,IRの順に画像データを
順に読み取るものとすると、フィルタ制御信号203に応
じてフィルター制御部104はまず、Rフィルター35cが光
路中に挿入されるまで、すなわちブラシ39bがローレベ
ルになるまで、モーター37を駆動する(ステップS4)。
ター制御信号203を出力して、光路中に色分解フィルタ
を選択挿入させる。仮に、R,G,B,IRの順に画像データを
順に読み取るものとすると、フィルタ制御信号203に応
じてフィルター制御部104はまず、Rフィルター35cが光
路中に挿入されるまで、すなわちブラシ39bがローレベ
ルになるまで、モーター37を駆動する(ステップS4)。
ブラシ39bがローレベルになると、フィルター制御部104
はフィルター交換終了を意味するフィルタ交換終了信号
204を制御部101に返信する。ステップS5の第12図のサブ
ルーチンにおいて、制御部101はフィルター交換終了信
号204を受信すると(ステップS101)、走査制御部105に
走査開始信号205を送信する。走査制御部105は走査開始
信号205を受信すると、まず副走査系(キャリッジ)6
を走査スタート位置まで、すなわちスイッチ30がONにな
るまで、ステップモーター26を駆動する(ステップS10
2)。走査制御部105はこのスイッチ30がONとなると、走
査終了と判断して走査終了信号206を制御部101に返信す
る。ここで、フィルタ原稿走査のための準備操作は終了
する。
はフィルター交換終了を意味するフィルタ交換終了信号
204を制御部101に返信する。ステップS5の第12図のサブ
ルーチンにおいて、制御部101はフィルター交換終了信
号204を受信すると(ステップS101)、走査制御部105に
走査開始信号205を送信する。走査制御部105は走査開始
信号205を受信すると、まず副走査系(キャリッジ)6
を走査スタート位置まで、すなわちスイッチ30がONにな
るまで、ステップモーター26を駆動する(ステップS10
2)。走査制御部105はこのスイッチ30がONとなると、走
査終了と判断して走査終了信号206を制御部101に返信す
る。ここで、フィルタ原稿走査のための準備操作は終了
する。
制御部101は走査終了信号206を受信後(ステップS10
3)、センサードライバー106に読み取り開始信号207を
出力し、ドライバー106はこの開始信号207に応じてセン
サー11を駆動する(ステップS104)。センサー11の出力
信号(画像信号)209は順次A/Dコンバータ108によって
デジタル信号に変換されて図示しない画像処理回路へ送
られ、センサー11は出力信号209を所定画素数出力後、
1ラインの読み取りを終了する。
3)、センサードライバー106に読み取り開始信号207を
出力し、ドライバー106はこの開始信号207に応じてセン
サー11を駆動する(ステップS104)。センサー11の出力
信号(画像信号)209は順次A/Dコンバータ108によって
デジタル信号に変換されて図示しない画像処理回路へ送
られ、センサー11は出力信号209を所定画素数出力後、
1ラインの読み取りを終了する。
この1ラインの読み取りの終了とともに(ステップS10
5)、制御部101は走査制御部105に対して走査制御信号2
05を出力し、走査制御部105はこの走査制御信号205に応
じてパルスモーター26を所定ピッチ分駆動して副走査系
6の1ライン分の副走査を終了する(ステップS106)。
5)、制御部101は走査制御部105に対して走査制御信号2
05を出力し、走査制御部105はこの走査制御信号205に応
じてパルスモーター26を所定ピッチ分駆動して副走査系
6の1ライン分の副走査を終了する(ステップS106)。
その後、ステップS104に戻って上述と同様にしてセンサ
ー107を駆動し、1ラインの画像信号(R信号)を読み
出す。以上のステップS104〜S106の読み取り処理動作を
所定サイクル(一画面分)繰り返すと(ステップS10
7)、R画像データの読み取りは終了する。
ー107を駆動し、1ラインの画像信号(R信号)を読み
出す。以上のステップS104〜S106の読み取り処理動作を
所定サイクル(一画面分)繰り返すと(ステップS10
7)、R画像データの読み取りは終了する。
次いで、メインルーチンに戻って、ステップS6に進み、
制御部101はフィルター交換のためにフィルタ制御信号2
03によりフィルター制御部104を動作させて、Gフィル
ター35dが光路l−l中に位置するまで、すなわちブラ
シ40bがローレベルになるまで、モータ37を駆動させる
(ステップS6)。
制御部101はフィルター交換のためにフィルタ制御信号2
03によりフィルター制御部104を動作させて、Gフィル
ター35dが光路l−l中に位置するまで、すなわちブラ
シ40bがローレベルになるまで、モータ37を駆動させる
(ステップS6)。
このようにしてGフィルター35dが選択された後、ステ
ップS7へ進み、上述のR画面読み取りと同様な処理サイ
クル(第12図のステップS101〜S107)を繰返すことによ
りG画面データを読み取る。
ップS7へ進み、上述のR画面読み取りと同様な処理サイ
クル(第12図のステップS101〜S107)を繰返すことによ
りG画面データを読み取る。
B画面データも上述と同様にしてリニアセンサー11から
読み出す(ステップS8,S9)。
読み出す(ステップS8,S9)。
B画面データ読み出し終了後、制御部101は、フィルタ
ー制御信号203によりIRフィルタ35fを光路中に挿入させ
(ステップS10)、同時に制御信号212により駆動部109
を介して駆動機構13を駆動させ、これによりセンサー11
を光軸方向に変位させてIR画面読み出しのための準備を
終了する(ステップS11)。次に、ステップS12に進ん
で、第12図のステップS101〜S107の処理により上述と同
様にしてIR画面データを読み出す。
ー制御信号203によりIRフィルタ35fを光路中に挿入させ
(ステップS10)、同時に制御信号212により駆動部109
を介して駆動機構13を駆動させ、これによりセンサー11
を光軸方向に変位させてIR画面読み出しのための準備を
終了する(ステップS11)。次に、ステップS12に進ん
で、第12図のステップS101〜S107の処理により上述と同
様にしてIR画面データを読み出す。
この一画面読み取りの終了後、第11図のメインルーチン
に戻り、制御部101は走査制御信号205により走査制御部
105を動作してモータ26の回転により副走査系6を副走
査の中央位置に移動させ(ステップS13)、駆動終了後
すなわち、スイッチ29がONの後、フィルター制御信号20
3によりフィルター制御部104を介してモータ37を動作さ
せて素通し部35bを光路中に挿入し(ステップS14)、ミ
ラー駆動信号201によりミラー駆動部102を動作させてミ
ラー8を光路中に戻す(ステップS15)と共に、シャッ
ター駆動信号202によりシャッター制御部103を介してロ
ータリープランジャ33,34を動作させて遮光板31,32を開
状態にする(ステップS16)。以上の処理により一連の
フィルム原稿の画面読み取りの処理動作を終了する。
に戻り、制御部101は走査制御信号205により走査制御部
105を動作してモータ26の回転により副走査系6を副走
査の中央位置に移動させ(ステップS13)、駆動終了後
すなわち、スイッチ29がONの後、フィルター制御信号20
3によりフィルター制御部104を介してモータ37を動作さ
せて素通し部35bを光路中に挿入し(ステップS14)、ミ
ラー駆動信号201によりミラー駆動部102を動作させてミ
ラー8を光路中に戻す(ステップS15)と共に、シャッ
ター駆動信号202によりシャッター制御部103を介してロ
ータリープランジャ33,34を動作させて遮光板31,32を開
状態にする(ステップS16)。以上の処理により一連の
フィルム原稿の画面読み取りの処理動作を終了する。
次に、光学系に付着したごみやフィルム原稿上の傷の検
知および画像信号修正処理について説明する。
知および画像信号修正処理について説明する。
第13図は、本発明実施例における上述のごみや傷の検知
および画像信号修正処理部の概略構成を示す。本図にお
いて、301,302,303,304はそれぞれ、上述の第11図の制
御手順に従ってR,G,B,IRの各読み取り画像データ210をA
/Dコンバータ108から受け取り記憶するイメージメモリ
ーである。305はIRイメージメモリー304の画像データを
基に、ごみや傷の画面中の位置(アドレス)を検知する
検知部である。また、306は検知部305によって検知され
たゴミ,キズの位置のデータ(アドレスデータ)を基
に、R,G,Bの各イメージメモリー301,302,303の画像デー
タに、後述の画像信号修正処理を施す修正処理部であ
る。
および画像信号修正処理部の概略構成を示す。本図にお
いて、301,302,303,304はそれぞれ、上述の第11図の制
御手順に従ってR,G,B,IRの各読み取り画像データ210をA
/Dコンバータ108から受け取り記憶するイメージメモリ
ーである。305はIRイメージメモリー304の画像データを
基に、ごみや傷の画面中の位置(アドレス)を検知する
検知部である。また、306は検知部305によって検知され
たゴミ,キズの位置のデータ(アドレスデータ)を基
に、R,G,Bの各イメージメモリー301,302,303の画像デー
タに、後述の画像信号修正処理を施す修正処理部であ
る。
次に、第14図のフローチャートを参照して、ごみや傷の
検知等の処理動作を説明する。まず、IRイメージメモリ
ー304から画像データSij(iはライン方向,jは読み取り
ラインのアドレス)を順次読み出す(ステップS301)。
上述の第9図で説明した原理に基づいて、ステップS301
で読み出した画像データSijをごみや傷の判定基準とし
て定めた所定のスライスレベルより小か否かを判定し
(ステップS302)、そのスライスレベル以下の画像デー
タのアドレス(i,j)を順次検知部305の内部メモリーに
記憶する(ステップS303〜S305)。
検知等の処理動作を説明する。まず、IRイメージメモリ
ー304から画像データSij(iはライン方向,jは読み取り
ラインのアドレス)を順次読み出す(ステップS301)。
上述の第9図で説明した原理に基づいて、ステップS301
で読み出した画像データSijをごみや傷の判定基準とし
て定めた所定のスライスレベルより小か否かを判定し
(ステップS302)、そのスライスレベル以下の画像デー
タのアドレス(i,j)を順次検知部305の内部メモリーに
記憶する(ステップS303〜S305)。
その後、修正処理部306は検知部305に記憶されたごみや
傷の位置を示すアドレス情報を基に、R,G,Bの各イメー
ジメモリ301,302,303の画像データに、たとえば以下の
〜のような修正処理を順次施す(ステップS306〜S3
08)。
傷の位置を示すアドレス情報を基に、R,G,Bの各イメー
ジメモリ301,302,303の画像データに、たとえば以下の
〜のような修正処理を順次施す(ステップS306〜S3
08)。
ここで、SijはR,G,B各イメージメモリー301,302,303の
画像データであり、検知部305により検知されたアドレ
スに対応する画像データであるとする。
画像データであり、検知部305により検知されたアドレ
スに対応する画像データであるとする。
Sij=Si-1,j…ごみ画像データを直前の画像データ
に置きかえる。
に置きかえる。
Sij=(Si-1,j+Si,j-1+Si,j+1+Si+1,j)/4 …ごみ画像データを上下左右の画像データの平均のデー
タに置きかえる。
タに置きかえる。
但しn=1〜m …ごみ画像データが複数画素に連なる場合、一連のごみ
画像データを直前,直後の画像データで内挿する。
画像データを直前,直後の画像データで内挿する。
〜で示したこれらの方法はごみ画像データの修正処
理の一例である。これらの処理を施されたR,G,Bの各画
像データはR,G,B出力信号として外部へ出力される(ス
テップS310)。
理の一例である。これらの処理を施されたR,G,Bの各画
像データはR,G,B出力信号として外部へ出力される(ス
テップS310)。
本実施例では、ピントをぼかすためにセンサーを光軸方
向に光軸方向に変位させたが、これに限定されず、投影
レンズの赤外収差を積極的に利用しても同様の効果が得
られる。
向に光軸方向に変位させたが、これに限定されず、投影
レンズの赤外収差を積極的に利用しても同様の効果が得
られる。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、可視光
画像データとごみ、傷検知用の赤外画像データを同一の
イメージセンサーを用いて読み出して、処理するように
したので、可視光画像データと赤外光画像データとの位
置ずれをなくすことが可能であると共に、赤外画像デー
タの読み取り時に、センサー位置を光軸方向に変位させ
てピントをぼかし、ローパスフィルター効果をもたせて
いるので、ごみや傷の投影像を拡大することが可能で、
ごみや傷のエッジ部による検知誤差も抑制することが可
能となる効果を得ることができる。
画像データとごみ、傷検知用の赤外画像データを同一の
イメージセンサーを用いて読み出して、処理するように
したので、可視光画像データと赤外光画像データとの位
置ずれをなくすことが可能であると共に、赤外画像デー
タの読み取り時に、センサー位置を光軸方向に変位させ
てピントをぼかし、ローパスフィルター効果をもたせて
いるので、ごみや傷の投影像を拡大することが可能で、
ごみや傷のエッジ部による検知誤差も抑制することが可
能となる効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上の様に、本発明によれば、それぞれ可視光及び可視
以外の光を透過する複数のフィルタを用いて共通の対象
画像を読み取る際の光路長を良好に制御できる。
以外の光を透過する複数のフィルタを用いて共通の対象
画像を読み取る際の光路長を良好に制御できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第2図(A),(B)は従来装置でのごみや傷の影響を
示す模式図、 第3図(A),(B)はフィルムの未露光での分光透過
特性を示す特性図、 第4図は本発明実施例のフィルムスキャナーの概略構成
を示す模式図、 第5図は第4図の副走査系6の構成例を示す斜視図、 第6図は第4図のシャッター機構5の構成例を示す斜視
図、 第7図は第4図のフィルター交換機構4の構成例を示す
斜視図、 第8図はR,G,B,IRの各フィルターの分光感度を示す特性
図、 第9図は可視光フィルターとIRフィルターのフィルム同
位置におけるセンサー11の出力例を示す出力波形図、 第10図は第4図のカラーフィルムスキャナーの読取部の
回路構成を示すブロック図、 第11図および第12図は第10図の制御部101の制御手順を
示すフローチャート、 第13図は本発明実施例の検出修正部の回路構成を示すブ
ロック図、 第14図は第13図の検出部と修正処理部の動作を示すフロ
ーチャートである。 1……ランプ、 2……コンデンサレンズ、 3……防熱カットフィルタ、 4……フィルタ交換機構、 5……シャッタ機構、 6……副走査系、 7……投影レンズ、 8……全反射ミラー、 9……ピント板、 10……測光用センサ、 11……センサー、 12……光量調節機構、 13……駆動機構、 26,37……モータ、 27……フィルム原稿ホルダー、 31,32……遮光板、 35……フィルターホルダー、 101……制御部、 102……ミラー駆動部、 103……シャッタ制御部、 104……フィルター制御部、 105……走査制御部、 106……センサドライバー、 108……A/Dコンバータ。 109……駆動部、 301〜304……イメージメモリー、 305……検知部、 306……修正処理部。
示す模式図、 第3図(A),(B)はフィルムの未露光での分光透過
特性を示す特性図、 第4図は本発明実施例のフィルムスキャナーの概略構成
を示す模式図、 第5図は第4図の副走査系6の構成例を示す斜視図、 第6図は第4図のシャッター機構5の構成例を示す斜視
図、 第7図は第4図のフィルター交換機構4の構成例を示す
斜視図、 第8図はR,G,B,IRの各フィルターの分光感度を示す特性
図、 第9図は可視光フィルターとIRフィルターのフィルム同
位置におけるセンサー11の出力例を示す出力波形図、 第10図は第4図のカラーフィルムスキャナーの読取部の
回路構成を示すブロック図、 第11図および第12図は第10図の制御部101の制御手順を
示すフローチャート、 第13図は本発明実施例の検出修正部の回路構成を示すブ
ロック図、 第14図は第13図の検出部と修正処理部の動作を示すフロ
ーチャートである。 1……ランプ、 2……コンデンサレンズ、 3……防熱カットフィルタ、 4……フィルタ交換機構、 5……シャッタ機構、 6……副走査系、 7……投影レンズ、 8……全反射ミラー、 9……ピント板、 10……測光用センサ、 11……センサー、 12……光量調節機構、 13……駆動機構、 26,37……モータ、 27……フィルム原稿ホルダー、 31,32……遮光板、 35……フィルターホルダー、 101……制御部、 102……ミラー駆動部、 103……シャッタ制御部、 104……フィルター制御部、 105……走査制御部、 106……センサドライバー、 108……A/Dコンバータ。 109……駆動部、 301〜304……イメージメモリー、 305……検知部、 306……修正処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝間 眞 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 山田 茂樹 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 小林 剛 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭60−194660(JP,A) 特開 昭49−1280(JP,A) 特開 昭57−24808(JP,A) 特公 昭53−5830(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】光情報を電気信号に変換するための光電変
換手段と、 特定波長の可視光を透過する第1のフィルタと、 特定波長の可視以外の光を透過する第2のフィルタと、 前記第1のフィルタを介して前記光電変換手段に対象画
像からの可視光を結像する場合と、前記第2のフィルタ
を介して前記光電変換手段に前記対象画像からの可視以
外の光を結像する場合とで光路長を異なったものとする
ための光路長補正手段とを有することを特徴とする画像
読取装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61031692A JPH0678992B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 画像読取装置 |
| US07/013,731 US4933983A (en) | 1986-02-14 | 1987-02-11 | Image data reading apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61031692A JPH0678992B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 画像読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62188952A JPS62188952A (ja) | 1987-08-18 |
| JPH0678992B2 true JPH0678992B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=12338125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61031692A Expired - Lifetime JPH0678992B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678992B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH083838B2 (ja) * | 1987-03-11 | 1996-01-17 | 日本ビクター株式会社 | 移動物検知シミュレーション装置 |
| US5245418A (en) * | 1990-12-27 | 1993-09-14 | Eastman Kodak Company | Method for recording a color image on a medium and reading an image recorded on a medium |
| JPH10322519A (ja) | 1997-05-16 | 1998-12-04 | Nikon Corp | 照明装置及び画像読取装置 |
| JPH1198370A (ja) | 1997-07-24 | 1999-04-09 | Nikon Corp | 画像処理方法、画像処理装置及び制御手順を記憶する記憶媒体 |
| US7164510B1 (en) | 1998-09-17 | 2007-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image scanning apparatus and method, and storage medium |
| JP4821372B2 (ja) | 2006-03-03 | 2011-11-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像読み取り装置 |
| CN118043646A (zh) * | 2021-09-27 | 2024-05-14 | 富士胶片株式会社 | 图像处理装置、摄像装置、图像处理方法及图像处理程序 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5435110B2 (ja) * | 1972-04-14 | 1979-10-31 | ||
| JPS535830A (en) * | 1976-07-05 | 1978-01-19 | Chiyuuji Aoki | Form clamping device |
| JPS5724808A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-09 | Hitachi Ltd | Recognizing method for hole |
| JPS60194660A (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | 画像読取装置 |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP61031692A patent/JPH0678992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62188952A (ja) | 1987-08-18 |
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