JPH0679652B2 - 放射線照射排ガス処理法及び装置 - Google Patents
放射線照射排ガス処理法及び装置Info
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- JPH0679652B2 JPH0679652B2 JP33115287A JP33115287A JPH0679652B2 JP H0679652 B2 JPH0679652 B2 JP H0679652B2 JP 33115287 A JP33115287 A JP 33115287A JP 33115287 A JP33115287 A JP 33115287A JP H0679652 B2 JPH0679652 B2 JP H0679652B2
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- dust collector
- dry
- ammonia
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はSOXおよび/またはNOX等の有害ガス成分を含む
排ガスの処理方法に関する。
排ガスの処理方法に関する。
(従来の技術) 従来重油燃焼炉等からのSOXおよび/またはNOXを含む排
ガスを処理して無害のガスとするためには第1図に示す
如く、例えばボイラー設備1からの排ガス(通常130℃
以上)を排ガス導管2を経て冷却塔3に導く。こゝで排
ガスは冷却水管4からスプレーされる冷却水により露点
以上100℃以下の温度に冷却され、しかる後排ガス導管
5を経て反応管7に導かれる。この際排ガス導管5の途
中で流量調節弁6からアンモニアを添加する。
ガスを処理して無害のガスとするためには第1図に示す
如く、例えばボイラー設備1からの排ガス(通常130℃
以上)を排ガス導管2を経て冷却塔3に導く。こゝで排
ガスは冷却水管4からスプレーされる冷却水により露点
以上100℃以下の温度に冷却され、しかる後排ガス導管
5を経て反応管7に導かれる。この際排ガス導管5の途
中で流量調節弁6からアンモニアを添加する。
反応器7に導入された排ガスは電子線発生装置9からの
電子線を照射され、ガス中のSOXおよび/またはNOXがア
ンモニアと反応して硫安および/または硝安に変化す
る。次にこれを集じん機11で除去し、浄化された排ガス
は煙突13から大気中に放出される。除去された硫安およ
び/または硝安は副生品として排出管12から回収され
る。なお電子線照射による発熱および脱硫脱硝に伴なう
発熱による排ガスの温度上昇を防止し、最適温度に維持
するため、反応器中の照射前、照射中、照射後のいずれ
かの位置またはこれらを組合せた位置で、冷却水スプレ
ー装置8から冷却水をスプレーする。最も望ましいのは
照射後である(本件については昭和62年12月7日に特許
出願済である)。
電子線を照射され、ガス中のSOXおよび/またはNOXがア
ンモニアと反応して硫安および/または硝安に変化す
る。次にこれを集じん機11で除去し、浄化された排ガス
は煙突13から大気中に放出される。除去された硫安およ
び/または硝安は副生品として排出管12から回収され
る。なお電子線照射による発熱および脱硫脱硝に伴なう
発熱による排ガスの温度上昇を防止し、最適温度に維持
するため、反応器中の照射前、照射中、照射後のいずれ
かの位置またはこれらを組合せた位置で、冷却水スプレ
ー装置8から冷却水をスプレーする。最も望ましいのは
照射後である(本件については昭和62年12月7日に特許
出願済である)。
上記の工程に使用される集じん機としては電気集じん機
(EP)とバグフィルターとの組合せ型、EP単独型および
バグフィルター単独型等があるが、いずれも問題点を有
しているのでこれについて説明する。
(EP)とバグフィルターとの組合せ型、EP単独型および
バグフィルター単独型等があるが、いずれも問題点を有
しているのでこれについて説明する。
すなわち、上記の処理法で生成する硫安および硝安は付
着性、凝集性、吸湿性に富んだ極めて微細な粉体粒子な
ので、バグフィルターのような炉過集じん方式では、特
に粉体量の多いときに排ガスの圧力損失が短時間に増大
する(150mmH2O以上)という問題がある。これが対策と
しては炉過面を極端に大きくするとか、または粒子同志
のフィルター上での付着凝集を防ぐために、バグフィル
ター上流の排ガスに多量のケイソウ土、クレー等の炉過
助材を添加して炉過面の閉塞を防ぐ等の方法があるが、
いずれも設備費、運転費の増加につながることになる。
着性、凝集性、吸湿性に富んだ極めて微細な粉体粒子な
ので、バグフィルターのような炉過集じん方式では、特
に粉体量の多いときに排ガスの圧力損失が短時間に増大
する(150mmH2O以上)という問題がある。これが対策と
しては炉過面を極端に大きくするとか、または粒子同志
のフィルター上での付着凝集を防ぐために、バグフィル
ター上流の排ガスに多量のケイソウ土、クレー等の炉過
助材を添加して炉過面の閉塞を防ぐ等の方法があるが、
いずれも設備費、運転費の増加につながることになる。
一方、EP単独型ではバグフィルターのような閉塞問題が
生じないが、煤塵規制が例えば10mg/Nm3以下と、特別に
厳しい条件下では、EP内ガス流速を例えば0.3m/s以下に
下げて対応するため設備容量が大きくなる。そこで今後
益々厳しくなることが予想される煤塵規制に克つために
大容量のEPが必要となりこれも設備費、運転費の増加に
つながる。
生じないが、煤塵規制が例えば10mg/Nm3以下と、特別に
厳しい条件下では、EP内ガス流速を例えば0.3m/s以下に
下げて対応するため設備容量が大きくなる。そこで今後
益々厳しくなることが予想される煤塵規制に克つために
大容量のEPが必要となりこれも設備費、運転費の増加に
つながる。
次にEPとバグフィルターとの組合せ方式では、EPの下流
にバグフィルターを備えてあるのでEP内でのガス流速を
最大3m/sと、比較的大きくとることができ、且つ、下流
のバグフィルターではガス中の粉体含有量が減少し、炉
過抵抗が短時間には増大せず、従って炉過面積を極端に
大きくとる必要がない。この方法はEP、バグフィルター
ともに小型となり、厳しい煤塵規制に対応できる有効な
方法であり、本発明者等により、既に特許出願された、
(USP SN 055969 June 1987)。しかしながら、本方式
においてもバグフィルターにおける圧損失の問題が完全
に解決されたわけではなく、さらに近年、有害成分の排
出量を低減させるためガス処理設備には脱硫率90%以
上、脱硝率80%以上、リークアンモニア10ppm以下と、
極めて厳しい規制値が要求されてきており、今後更に厳
しさを増すものと予想される。
にバグフィルターを備えてあるのでEP内でのガス流速を
最大3m/sと、比較的大きくとることができ、且つ、下流
のバグフィルターではガス中の粉体含有量が減少し、炉
過抵抗が短時間には増大せず、従って炉過面積を極端に
大きくとる必要がない。この方法はEP、バグフィルター
ともに小型となり、厳しい煤塵規制に対応できる有効な
方法であり、本発明者等により、既に特許出願された、
(USP SN 055969 June 1987)。しかしながら、本方式
においてもバグフィルターにおける圧損失の問題が完全
に解決されたわけではなく、さらに近年、有害成分の排
出量を低減させるためガス処理設備には脱硫率90%以
上、脱硝率80%以上、リークアンモニア10ppm以下と、
極めて厳しい規制値が要求されてきており、今後更に厳
しさを増すものと予想される。
図中の符号14,15,16は夫々SOX分析計、NOX分析計および
排ガス流量計を示し、アンモニアの添加量(NH3)は<
排ガス流量(Q Nm3/h)、SOX濃度(〔SOX〕ppm)、NOX
濃度(〔NOX〕ppm)、脱硫率(ηSOx)及び脱硝率(η
NOx)により次式で求めることができる。
排ガス流量計を示し、アンモニアの添加量(NH3)は<
排ガス流量(Q Nm3/h)、SOX濃度(〔SOX〕ppm)、NOX
濃度(〔NOX〕ppm)、脱硫率(ηSOx)及び脱硝率(η
NOx)により次式で求めることができる。
(解決を要する技術上の問題点) しかるに上記従来技術の方法においては工程の途中で添
加するアンモニアの量的調整が困難であったことから別
の問題が発生するに至った。以下、従来のアンモニアの
添加量調整につき更に詳しく述べる。
加するアンモニアの量的調整が困難であったことから別
の問題が発生するに至った。以下、従来のアンモニアの
添加量調整につき更に詳しく述べる。
第2図は石灰燃焼排ガスにおけるSOX濃度、NOX濃度変動
の代表的チャートを示す。SOX濃度は平均値1500ppmに対
し約±100ppmの変動が、またNOX濃度は平均値300ppmに
対して約±20ppmの変動がみられる。脱硫率90%、脱硝
率80%の場合の添加すべきアンモニアを(1)式により
求める。
の代表的チャートを示す。SOX濃度は平均値1500ppmに対
し約±100ppmの変動が、またNOX濃度は平均値300ppmに
対して約±20ppmの変動がみられる。脱硫率90%、脱硝
率80%の場合の添加すべきアンモニアを(1)式により
求める。
添加すべき最大濃度= 2×1600×0.9+320×0.8=3136ppm 添加すべき最低濃度= 2×1400×0.9+280×0.8=2744ppm 添加すべき平均濃度= 2×1500×0.9+300×0.8=2940ppm 許容リークアンモニア濃度を前述の10ppmとすれば2744p
pmから3136ppmの範囲のアンモニアを±10ppmの精度で供
給する必要がある。
pmから3136ppmの範囲のアンモニアを±10ppmの精度で供
給する必要がある。
これは0.3〜0.4%(10/3136,10/2744)という精度を意
味しており、通常のコントロール精度(フルスケールの
1〜2%)に比較して、かなり小さく、リークアンモニ
アを10ppm以下にコントロールすることは非常に困難で
あった。
味しており、通常のコントロール精度(フルスケールの
1〜2%)に比較して、かなり小さく、リークアンモニ
アを10ppm以下にコントロールすることは非常に困難で
あった。
そこで脱硫率90%以上、脱硝率80%以上、リークアンモ
ニア10ppm以下、排出煤塵濃度10mg/Nm3以下というよう
に今後益々規制が厳しくなることが予想される状況に対
し、SOX、NOXの濃度及び排ガスの流量変動に対して十分
対応できる方法及び装置が要求されている。
ニア10ppm以下、排出煤塵濃度10mg/Nm3以下というよう
に今後益々規制が厳しくなることが予想される状況に対
し、SOX、NOXの濃度及び排ガスの流量変動に対して十分
対応できる方法及び装置が要求されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は脱硫率、脱硝率の低下を伴うことなく、リ
ークアンモニア及び排出ダストを低滅せしむる方法につ
き、種々研究を重ねた結果、SOX、NOXの濃度変動によっ
て生ずる未反応のアンモニア、SOX及びNOXを湿式集じん
機によって回収することにより、上記問題点を解決する
ことができた。
ークアンモニア及び排出ダストを低滅せしむる方法につ
き、種々研究を重ねた結果、SOX、NOXの濃度変動によっ
て生ずる未反応のアンモニア、SOX及びNOXを湿式集じん
機によって回収することにより、上記問題点を解決する
ことができた。
(発明の構成と作用) すなわち、本発明の放射線照射を含む排ガス処理法は、
硫黄酸化物(SOX)および/または窒素酸化物(NOX)を
含む排ガスを放射区域に誘導すること、照射中または照
射前後の排ガスにアンモニア(NH3)を添加すること、
そして生成した硫安および/または硝安を集じん機で捕
集した後、大気中に放出することからなり、計算量より
若干、過剰量のアンモニアを添加し、生成した上記副生
品の捕集のために直列に設けた乾式電気集じん機と、湿
式電気集じん機を用うることを特徴とするものである。
硫黄酸化物(SOX)および/または窒素酸化物(NOX)を
含む排ガスを放射区域に誘導すること、照射中または照
射前後の排ガスにアンモニア(NH3)を添加すること、
そして生成した硫安および/または硝安を集じん機で捕
集した後、大気中に放出することからなり、計算量より
若干、過剰量のアンモニアを添加し、生成した上記副生
品の捕集のために直列に設けた乾式電気集じん機と、湿
式電気集じん機を用うることを特徴とするものである。
第3図は本発明の一実施態様を示したものであり、ボイ
ラー設備1からの排ガス(通常130℃)が排ガス導管2
を経てガス−ガス熱交換器19に導かれる。ここで排ガス
は処理済みの低温排ガスと熱交換され、露点以上で100
℃以下の範囲の温度迄冷却された後、排ガス導管5を経
て反応器7に導かれる。排ガス導管5の途中で流量調節
弁6から、前記(1)式から求められた量より若干過剰
のアンモニアが添加される。
ラー設備1からの排ガス(通常130℃)が排ガス導管2
を経てガス−ガス熱交換器19に導かれる。ここで排ガス
は処理済みの低温排ガスと熱交換され、露点以上で100
℃以下の範囲の温度迄冷却された後、排ガス導管5を経
て反応器7に導かれる。排ガス導管5の途中で流量調節
弁6から、前記(1)式から求められた量より若干過剰
のアンモニアが添加される。
反応器7に導入された排ガスは電子線発生装置9から電
子線を照射され、該排ガス中のSOXおよび/またはNOXが
硫安および/または硝安に変化する。これらの粉体の大
部分を先ず乾式EP17により副生品として回収した後、排
ガスが湿式EP18に導入され未反応のアンモニア、SOXお
よびNOXを吸収液(水)22で吸収除去する。湿式EP18で
は前段の乾式EP17で捕集されなかった微量の粉体をも捕
集し、除塵率を高めることができる。またNH3、SOX、NO
X及び粉体を吸収した吸収液20は硫安及び硝安の水溶液
であるので液体肥料として利用できる。湿式EP18からの
清浄化された排ガスはガス−ガス熱交換器19にて入口排
ガスを冷却した後大気中に放出される。なお乾式EP17を
出た排ガスの温度は、入口ガス中のSOX、NOX濃度および
要求される脱硫率、脱硝率等によって、露点以上100℃
以下の範囲内に定められるが、この温度が排ガスの露点
よりかなり大きい場合は、乾式EP17と湿式EP18との間で
冷却水21をスプレーし、排ガスを冷却することが望まし
い。露点との温度差が大きい場合、湿式EPの集じん板上
で水膜を形成するための水が蒸発するため、湿式EPの性
能が劣化する恐れがあり、これを防止するために上記ス
プレーを用いる。
子線を照射され、該排ガス中のSOXおよび/またはNOXが
硫安および/または硝安に変化する。これらの粉体の大
部分を先ず乾式EP17により副生品として回収した後、排
ガスが湿式EP18に導入され未反応のアンモニア、SOXお
よびNOXを吸収液(水)22で吸収除去する。湿式EP18で
は前段の乾式EP17で捕集されなかった微量の粉体をも捕
集し、除塵率を高めることができる。またNH3、SOX、NO
X及び粉体を吸収した吸収液20は硫安及び硝安の水溶液
であるので液体肥料として利用できる。湿式EP18からの
清浄化された排ガスはガス−ガス熱交換器19にて入口排
ガスを冷却した後大気中に放出される。なお乾式EP17を
出た排ガスの温度は、入口ガス中のSOX、NOX濃度および
要求される脱硫率、脱硝率等によって、露点以上100℃
以下の範囲内に定められるが、この温度が排ガスの露点
よりかなり大きい場合は、乾式EP17と湿式EP18との間で
冷却水21をスプレーし、排ガスを冷却することが望まし
い。露点との温度差が大きい場合、湿式EPの集じん板上
で水膜を形成するための水が蒸発するため、湿式EPの性
能が劣化する恐れがあり、これを防止するために上記ス
プレーを用いる。
電子線照射によって生成する硫安、硝安の粉体は、共
に、よく水に溶解し、非水溶性ダストに比較して捕集/
回収が容易であるし、粉体の再飛散がないので集じん率
が高くなる利点がある。
に、よく水に溶解し、非水溶性ダストに比較して捕集/
回収が容易であるし、粉体の再飛散がないので集じん率
が高くなる利点がある。
入口有害成分の組成及び排ガス量の変動が大きい場合又
は未反応アンモニア濃度が高い場合には吸収液として硫
酸水溶液を使用することもできる。
は未反応アンモニア濃度が高い場合には吸収液として硫
酸水溶液を使用することもできる。
第4図に本発明の他の実施態様を示す。
第4図には湿式EP18からの抽出液20を反応温度調整のた
めの冷却水として利用している点が、第3図の実施態様
と異なっている。
めの冷却水として利用している点が、第3図の実施態様
と異なっている。
本発明方法におけるアンモニア添加量は(1)式で求め
た量に対し1〜2%の過剰量が望ましい。これは前述の
如く通常のコントロール精度がフルスケールの1〜2%
であるから、SOX、NOXの濃度変動が特に大きな場合に計
算量のアンモニアを添加したのでは1〜2%の不足とな
る恐れがあるからである。
た量に対し1〜2%の過剰量が望ましい。これは前述の
如く通常のコントロール精度がフルスケールの1〜2%
であるから、SOX、NOXの濃度変動が特に大きな場合に計
算量のアンモニアを添加したのでは1〜2%の不足とな
る恐れがあるからである。
反応室で使用する放射線としては電子線、X線、γ線、
β線、α線等があるが特に電子線発生装置からの電子線
が好ましい。かくして添加されたアンモニアの大部分は
反応室においてSOX、NOXと反応するが、残余のアンモニ
アがさらに湿式EPにおいて未反応のSOX、NOXと反応す
る。この場合湿式EPのぬれ壁即ち水膜にSOX1モルに対
し、NH32モルおよび、NOX1モルに対し、NH31モルの
比率で夫々の成分が吸収されて硫安、硝安として固定さ
れ、さらに過剰分のNH3も吸収される。
β線、α線等があるが特に電子線発生装置からの電子線
が好ましい。かくして添加されたアンモニアの大部分は
反応室においてSOX、NOXと反応するが、残余のアンモニ
アがさらに湿式EPにおいて未反応のSOX、NOXと反応す
る。この場合湿式EPのぬれ壁即ち水膜にSOX1モルに対
し、NH32モルおよび、NOX1モルに対し、NH31モルの
比率で夫々の成分が吸収されて硫安、硝安として固定さ
れ、さらに過剰分のNH3も吸収される。
本発明においては乾式のEPの後に湿式EPを配置してある
ので乾式EP単独型のように、排ガス流速を0.3m/sのよう
に低くする必要がなく、0.5〜3.0m/sと高くとることが
でき、かつ、実質的に大部分の除塵が前段の乾式EPで行
われているので、後段の湿式EPも小型のものでよい。こ
のように、乾湿両式において小型のEPを使用でき、排ガ
スの圧力損失も、通常のEPと変らず数10mmAq程度(バグ
フィルターでは約100〜150mmAq)なので設備費、運転費
を節減できる。
ので乾式EP単独型のように、排ガス流速を0.3m/sのよう
に低くする必要がなく、0.5〜3.0m/sと高くとることが
でき、かつ、実質的に大部分の除塵が前段の乾式EPで行
われているので、後段の湿式EPも小型のものでよい。こ
のように、乾湿両式において小型のEPを使用でき、排ガ
スの圧力損失も、通常のEPと変らず数10mmAq程度(バグ
フィルターでは約100〜150mmAq)なので設備費、運転費
を節減できる。
なお、本発明は、入口排ガス温度制御方式として、第1
図で示した冷却塔方式の場合にも適用でき、この場合は
この冷却塔で使用する冷却水として、湿式EP抽出液も使
用可能である。
図で示した冷却塔方式の場合にも適用でき、この場合は
この冷却塔で使用する冷却水として、湿式EP抽出液も使
用可能である。
また上記湿式EPは乾式EPのケーシング中下流側に組み込
むことが可能化であり、設備を更に緊密化することがで
きる。
むことが可能化であり、設備を更に緊密化することがで
きる。
(実施例) 第4図に示す方式の実験装置を用い、脱硫率90%、脱硝
率80%、リークアンモニア10ppm以下、排出ダスト10mg/
m3を目標として下記の実験を実施した。即ちガス温度13
0℃、SOX平均濃度1500ppm、NOX平均濃度300ppm(各々の
変動は第2図に示す)の排ガス8000Nm3/hをガス−ガス
熱交換器19にて70℃に冷却した後2970ppmのアンモニア
を添加して反応器7に導入し、1.8Mradの電子線を照射
した。上記アンモニア添加量は(1)式で求めた計算量
に対し約30ppm(1%相当)過剰である。
率80%、リークアンモニア10ppm以下、排出ダスト10mg/
m3を目標として下記の実験を実施した。即ちガス温度13
0℃、SOX平均濃度1500ppm、NOX平均濃度300ppm(各々の
変動は第2図に示す)の排ガス8000Nm3/hをガス−ガス
熱交換器19にて70℃に冷却した後2970ppmのアンモニア
を添加して反応器7に導入し、1.8Mradの電子線を照射
した。上記アンモニア添加量は(1)式で求めた計算量
に対し約30ppm(1%相当)過剰である。
照射直後の排ガスには湿式EP18の抽出液(硫安および硝
安の混合水溶液)20を約170kg/hスプレーし、乾式EP17
出口の排ガス温度を約70℃に調整した。EP17で副生品12
が回収され,分離された排ガスに冷却水21を93kg/hスプ
レーして湿式EP18に導入した。そして乾式EP17出口、湿
式EP18出口においてSOX、NOX、NH3及びダストの濃度を
測定した結果を次の表に示す。なお約49℃の湿式EP出口
排ガスはガス−ガス熱交換器にて約105℃,に昇温し大
気に放出した。
安の混合水溶液)20を約170kg/hスプレーし、乾式EP17
出口の排ガス温度を約70℃に調整した。EP17で副生品12
が回収され,分離された排ガスに冷却水21を93kg/hスプ
レーして湿式EP18に導入した。そして乾式EP17出口、湿
式EP18出口においてSOX、NOX、NH3及びダストの濃度を
測定した結果を次の表に示す。なお約49℃の湿式EP出口
排ガスはガス−ガス熱交換器にて約105℃,に昇温し大
気に放出した。
(発明の効果) 上記の如く本発明によれば排ガス組成が大きく変動して
もリークアンモニアの量を低く抑えることができ同時に
乾式電気集じん機で捕集できなかった粉体をも高除塵率
で捕集することができる。また本発明は従来の装置に特
別な変更を加える必要がないので産業上大きな利益を得
ることができる。
もリークアンモニアの量を低く抑えることができ同時に
乾式電気集じん機で捕集できなかった粉体をも高除塵率
で捕集することができる。また本発明は従来の装置に特
別な変更を加える必要がないので産業上大きな利益を得
ることができる。
第1図は従来技術の工程図を表わす。 第2図は排ガス中のSOX、NOXの濃度の変動を表わす。 第3図は本発明の一実施例の工程図を表わす。 第4図は本発明の他の実施例の工程図を表わす。
Claims (6)
- 【請求項1】硫黄酸化物(SOX)および/または窒素酸
化物(NOX)を含む排ガスを放射線照射区域に誘導する
こと、照射前、照射中または照射後の排ガスにアンモニ
ア(NH3)を添加すること、並びに形成された副生品
(硫安および/または硝安)を集じん機で捕集した後、
排ガスを大気に放出することからなる排ガス処理であっ
て、乾式電気集じん機で副生品を回収した後、分離され
た排ガスを湿式電気集じん機で処理することを特徴とす
る排ガス処理法。 - 【請求項2】乾式電気集じん機および湿式電気集じん機
のガス流速を0.5〜3.0m/sとする特許請求の範囲第1項
に記載の方法。 - 【請求項3】乾式電気集じん機と湿式電気集じん機との
間に冷却水スプレー装置を設けた特許請求の範囲第1項
乃至第2項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項4】湿式電気集じん機からの抽出液を排ガスの
冷却水として用いる特許請求の範囲第1項乃至第3項の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項5】放射線が電子線加速機からの電子線である
特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項6】乾式電気集じん機のケーシング中に該集じ
ん機の下流側に湿式電気集じん機を組み込ませてなるこ
とを特徴とする放射線照射排ガス処理に使用する集じん
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33115287A JPH0679652B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 放射線照射排ガス処理法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33115287A JPH0679652B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 放射線照射排ガス処理法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01171623A JPH01171623A (ja) | 1989-07-06 |
| JPH0679652B2 true JPH0679652B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=18240452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33115287A Expired - Fee Related JPH0679652B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 放射線照射排ガス処理法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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- 1987-12-26 JP JP33115287A patent/JPH0679652B2/ja not_active Expired - Fee Related
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