JPH0680441B2 - 導波路のコア用ポリマーの単量体 - Google Patents
導波路のコア用ポリマーの単量体Info
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- JPH0680441B2 JPH0680441B2 JP59142661A JP14266184A JPH0680441B2 JP H0680441 B2 JPH0680441 B2 JP H0680441B2 JP 59142661 A JP59142661 A JP 59142661A JP 14266184 A JP14266184 A JP 14266184A JP H0680441 B2 JPH0680441 B2 JP H0680441B2
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- core
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- methacrylate
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、導波路のコア用ポリマーの単量体として有用
な、エステル側鎖に低級フルオロアルキル基を有する重
水素化メタクリレート単量体に関する。
な、エステル側鎖に低級フルオロアルキル基を有する重
水素化メタクリレート単量体に関する。
近年、情報伝達の、或いは通信の手段として、パルス光
を用いる光通信システムが注目を集めており、これを構
築する部品・材料として、各種光学材料の開発が進めら
れている。光学材料としては、石英などの無機系のもの
が多いが、プラスチック系のものも、加工性、可撓性、
取扱い性などの特徴があるため、情報伝達手段として一
部実用化されている。導波構造を持つ光学材料には、ク
ラッド型と光集束型があるが、いずれも、中心部である
コア層と、それを取巻くクラッド層から成っていて、ク
ラッド型では、コア部の屈折率はクラッド部の屈折率よ
り高くしてある。
を用いる光通信システムが注目を集めており、これを構
築する部品・材料として、各種光学材料の開発が進めら
れている。光学材料としては、石英などの無機系のもの
が多いが、プラスチック系のものも、加工性、可撓性、
取扱い性などの特徴があるため、情報伝達手段として一
部実用化されている。導波構造を持つ光学材料には、ク
ラッド型と光集束型があるが、いずれも、中心部である
コア層と、それを取巻くクラッド層から成っていて、ク
ラッド型では、コア部の屈折率はクラッド部の屈折率よ
り高くしてある。
光は、コア・クラッド界面で全反射されながら伝送され
るが、導波路を伝達される光は、コア部を形成する有機
ポリマーのC−H基の吸収により減衰する。
るが、導波路を伝達される光は、コア部を形成する有機
ポリマーのC−H基の吸収により減衰する。
これまで、コア用有機ポリマーとして、比較的透明性の
良いポリスチレンやポリメチルメタクリレートが研究さ
れている。
良いポリスチレンやポリメチルメタクリレートが研究さ
れている。
ポリメチルメタクリレートは、有機ガラスとしてよく知
られ、光学的、化学的に精製しやすく、合成高分子中、
最も導光性に優れている。しかし、現在検討されている
光通信システムは、0.85μmや1.3μmといった近赤外
光域の波長の光を用いるため、通常、可視光域の光を良
く通すが、近赤外光の透過性に劣るポリメチルメタクリ
レートを光通信システム用光学材料のコア用有機ポリマ
ーとして用いるのは実際上困難であった。ポリメチルメ
タクリレートを近赤外光域用として用いるにあたり、最
も問題となるのは、C−H吸収であり、このため、水素
を重水素化して低損失帯を長波長側にシフトさせる試み
がなされてている。このようなMMA−d8(パーデューテ
ロメチルメタクリレート)の重合により、近赤外光域で
も損失の小さい光学材料が得られることが、特開昭54−
65556号(特公昭57−51645号)に報告されている。しか
しながら、MMA−d8の原料に用いる重水素化メタノール
は入手が難しいため、MMA−d8をコア用有機ポリマーの
単量体として使用した光学材料を大量に、且つ、安定に
供給するのは難しい。即ち、重水素化メタノールの製造
は、一酸化炭素と重水素ガスとの高圧接触反応という特
殊な反応によるのに加え、原料の重水素ガスが希少な重
水の電気分解により得られる極めて貴重な物質であるた
め、容易に行えないのである。このような状況に鑑み、
特開昭58−154803号には、重水素化されていない通常の
メタノールと重水素化メタクリル酸とのエステルである
MMA−d5でもコア用有機ポリマーとして使用し得ること
が開示されている。しかし、メチルメタクリレートは、
その重合体の吸水率が比較的高く、この点ではMMA−d8
及びMMA−d5でも同様であり、折角導入した重水素化に
よる低損失化効果を妨げる恐れが存在する。
られ、光学的、化学的に精製しやすく、合成高分子中、
最も導光性に優れている。しかし、現在検討されている
光通信システムは、0.85μmや1.3μmといった近赤外
光域の波長の光を用いるため、通常、可視光域の光を良
く通すが、近赤外光の透過性に劣るポリメチルメタクリ
レートを光通信システム用光学材料のコア用有機ポリマ
ーとして用いるのは実際上困難であった。ポリメチルメ
タクリレートを近赤外光域用として用いるにあたり、最
も問題となるのは、C−H吸収であり、このため、水素
を重水素化して低損失帯を長波長側にシフトさせる試み
がなされてている。このようなMMA−d8(パーデューテ
ロメチルメタクリレート)の重合により、近赤外光域で
も損失の小さい光学材料が得られることが、特開昭54−
65556号(特公昭57−51645号)に報告されている。しか
しながら、MMA−d8の原料に用いる重水素化メタノール
は入手が難しいため、MMA−d8をコア用有機ポリマーの
単量体として使用した光学材料を大量に、且つ、安定に
供給するのは難しい。即ち、重水素化メタノールの製造
は、一酸化炭素と重水素ガスとの高圧接触反応という特
殊な反応によるのに加え、原料の重水素ガスが希少な重
水の電気分解により得られる極めて貴重な物質であるた
め、容易に行えないのである。このような状況に鑑み、
特開昭58−154803号には、重水素化されていない通常の
メタノールと重水素化メタクリル酸とのエステルである
MMA−d5でもコア用有機ポリマーとして使用し得ること
が開示されている。しかし、メチルメタクリレートは、
その重合体の吸水率が比較的高く、この点ではMMA−d8
及びMMA−d5でも同様であり、折角導入した重水素化に
よる低損失化効果を妨げる恐れが存在する。
一方、有機ポリマーにフッ素を導入することによって、
ポリマーの吸水率が著しく低下することが知られてい
る。しかし、この場合殆ど例外なく屈折率も共に低下
し、フッ素含有率が高いもの程、この低下の度合が大き
い。従って、そのようなフッ素を導入した有機ポリマー
を導波路のコアとして用いる場合、屈折率の点からクラ
ッドとして使用できるものが限られてくるため、このよ
うなフッ素の導入は最小限に抑える必要がある。かかる
目的に適うものとして、エステル側鎖のメチル基がフッ
素化されたトリフルオロメチルメタクリレート−d5の合
成が考えられるが、この場合には、フッ素及びフッ素化
合物の有する特異な性質から合成上の困難さが伴い、か
つ、原料のトリフルオロメチルメタクリレートの入手が
難しくその取扱も極めて困難であるため、前記の供給上
の問題を解決することができない。
ポリマーの吸水率が著しく低下することが知られてい
る。しかし、この場合殆ど例外なく屈折率も共に低下
し、フッ素含有率が高いもの程、この低下の度合が大き
い。従って、そのようなフッ素を導入した有機ポリマー
を導波路のコアとして用いる場合、屈折率の点からクラ
ッドとして使用できるものが限られてくるため、このよ
うなフッ素の導入は最小限に抑える必要がある。かかる
目的に適うものとして、エステル側鎖のメチル基がフッ
素化されたトリフルオロメチルメタクリレート−d5の合
成が考えられるが、この場合には、フッ素及びフッ素化
合物の有する特異な性質から合成上の困難さが伴い、か
つ、原料のトリフルオロメチルメタクリレートの入手が
難しくその取扱も極めて困難であるため、前記の供給上
の問題を解決することができない。
かかる状況に鑑み、本発明者らは、重水素化による低損
失化効果を妨げる恐れが全くなく、また、屈折率の低下
の度合も少ない光学材料用モノマーで、且つ合成が容易
なトリフルオロメチルメタクリレート−d5類似の化合物
について鋭意研究を重ねた結果、本発明の低級フルオロ
アルキル重水素化メチルメタクリレート単量体を見出
し、本発明に到達した。
失化効果を妨げる恐れが全くなく、また、屈折率の低下
の度合も少ない光学材料用モノマーで、且つ合成が容易
なトリフルオロメチルメタクリレート−d5類似の化合物
について鋭意研究を重ねた結果、本発明の低級フルオロ
アルキル重水素化メチルメタクリレート単量体を見出
し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、 一般式[I] (式中、R1及びR2は低級フルオロアルキル基又は水素を
表わす。但し、R1及びR2うち、少なくとも一方は低級フ
ルオロアルキル基を表わす。)で示される、導波路のコ
ア用ポリマーの単量体の発明である。
表わす。但し、R1及びR2うち、少なくとも一方は低級フ
ルオロアルキル基を表わす。)で示される、導波路のコ
ア用ポリマーの単量体の発明である。
換言すれば、本発明は、光通信用光学材料のコア用ポリ
マーの原料として用いることのできる、重水素化メタク
リル酸と、1−位炭素原子上に水素原子を保持しそれ以
外の炭素原子上の水素原子がフッ素原子で置換された炭
素数2以上の非重水素化アルコールとのエステルである
フルオロアルキル重水素化メタクリレート単量体の発明
である。
マーの原料として用いることのできる、重水素化メタク
リル酸と、1−位炭素原子上に水素原子を保持しそれ以
外の炭素原子上の水素原子がフッ素原子で置換された炭
素数2以上の非重水素化アルコールとのエステルである
フルオロアルキル重水素化メタクリレート単量体の発明
である。
一般式[I]で示される本発明のフルオロアルキル重水
素化メタクリレート単量体に於て、 で表わされる基としては、例えば、−CH2CF3,−CH2CF2C
HF2,−CH2CF2CF3,−CH(CF3)2等の低級フルオロアル
キル基が挙げられる。
素化メタクリレート単量体に於て、 で表わされる基としては、例えば、−CH2CF3,−CH2CF2C
HF2,−CH2CF2CF3,−CH(CF3)2等の低級フルオロアル
キル基が挙げられる。
これらフルオロアルキル基の導入によって、その重合体
の吸水率は著しく低下する。一方、C−H基も導入され
るため、これに起因する吸収損失がもたらされるが、フ
ルオロアルキル基の導入によって、得られる重合体はか
さ高いものになり、単位体積当りのC−H基の含有率
は、いずれのフルオロアルキル基の場合も極めて小さい
ものとなる。この結果、重合体の吸水に伴う損失発生の
抑制効果がC−H基の含有に基づく損失値増大を上回る
ことになり、近赤外光域での吸収損失が著しく小さい導
光性材料を得ることができる。
の吸水率は著しく低下する。一方、C−H基も導入され
るため、これに起因する吸収損失がもたらされるが、フ
ルオロアルキル基の導入によって、得られる重合体はか
さ高いものになり、単位体積当りのC−H基の含有率
は、いずれのフルオロアルキル基の場合も極めて小さい
ものとなる。この結果、重合体の吸水に伴う損失発生の
抑制効果がC−H基の含有に基づく損失値増大を上回る
ことになり、近赤外光域での吸収損失が著しく小さい導
光性材料を得ることができる。
また、本発明のフルオロアルキル重水素化メタクリレー
ト単量体は、フッ素導入による屈折率の低下も極めて少
なく、メチルメタクリレートのそれ(▲n20 D▼=1.414
0)より0.05前後低下するに過ぎない。従って、本発明
の単量体から得られる重合体は、導波路のコアとして充
分用い得るものである。
ト単量体は、フッ素導入による屈折率の低下も極めて少
なく、メチルメタクリレートのそれ(▲n20 D▼=1.414
0)より0.05前後低下するに過ぎない。従って、本発明
の単量体から得られる重合体は、導波路のコアとして充
分用い得るものである。
フルオロアルキルメタクリレート単量体は、これまでも
光学材料として用いられてきたが、それらはいずれもク
ラッド用ポリマーの原料として使用されてきたに過ぎ
ず、これをコア用有機ポリマーの原料として使用しよう
という思想は従来存在しなかったものである。
光学材料として用いられてきたが、それらはいずれもク
ラッド用ポリマーの原料として使用されてきたに過ぎ
ず、これをコア用有機ポリマーの原料として使用しよう
という思想は従来存在しなかったものである。
本発明のフルオロアルキル重水素化メタクリレート単量
体は、通常のフルオロアルキルメタクリレートの製法に
準じて合成することが可能であり、例えば、CD3COCD3に
HCNを付加させる反応によりシアンヒドリン体を得、こ
れから次式で示される工程を経て、容易に合成すること
ができる。
体は、通常のフルオロアルキルメタクリレートの製法に
準じて合成することが可能であり、例えば、CD3COCD3に
HCNを付加させる反応によりシアンヒドリン体を得、こ
れから次式で示される工程を経て、容易に合成すること
ができる。
又は 但し、Rは−CH2CF3,−CH2CF2CHF2,−CH2CF2CF3,−CH
(CF3)2等の低級フルオロアルキル基を表わす。
(CF3)2等の低級フルオロアルキル基を表わす。
ここに、R−OHで表わされるフルオロアルコールは、従
来、コア用ポリマーの単量体の原料として使用されてき
た重水素化メタノールやトリフルオロメタノールに比較
し極めて容易に入手し得る化合物であり、例えば、分析
用溶媒として汎用されている。
来、コア用ポリマーの単量体の原料として使用されてき
た重水素化メタノールやトリフルオロメタノールに比較
し極めて容易に入手し得る化合物であり、例えば、分析
用溶媒として汎用されている。
本発明は、エステル側鎖にC−H基を有するにもかかわ
らず、同時にフッ素を含有することにより、結果とし
て、著しく導光損失が小さく、大量に、且つ安定に供給
できる光学材料用単量体を提供するものであり、斯業に
貢献するところ大なるものである。
らず、同時にフッ素を含有することにより、結果とし
て、著しく導光損失が小さく、大量に、且つ安定に供給
できる光学材料用単量体を提供するものであり、斯業に
貢献するところ大なるものである。
以下に実施例を示す。
実施例1. 2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート
−d5の合成 アセトン−d6500g(7.8mol)に、KCN1gを添加し、これ
に、15〜20℃で、HCN316g(11.7mol)を滴下し、滴下終
了後、15〜18℃で30分間反応させる。反応終了後、濃硫
酸を添加して、pH≒1とし、N2バブリングによりHCNを
追い出し、アセトンシアンヒドリン−d6717gを得る。収
率約100%。
−d5の合成 アセトン−d6500g(7.8mol)に、KCN1gを添加し、これ
に、15〜20℃で、HCN316g(11.7mol)を滴下し、滴下終
了後、15〜18℃で30分間反応させる。反応終了後、濃硫
酸を添加して、pH≒1とし、N2バブリングによりHCNを
追い出し、アセトンシアンヒドリン−d6717gを得る。収
率約100%。
このようにして得られたアセトンシアンヒドリン−d671
7g(7.08mol))を、予め用意した濃硫酸1530g(15.6mo
l)中に、70〜80℃で滴下し、滴下終了後、125〜130℃
に30分間置いた後、40℃に冷却し、水1130gを注入し、8
0〜85%で2時間反応させる。反応終了後、蒸留して、
留出後1150gを得る。留出液をCH2Cl2400ml×2で抽出
し、MgSO4100gで脱水、乾燥後、MgSO4を濾去、50℃でCH
2Cl2を減圧留去して、メタクリル酸−d5493gを得る。収
率69.4%。
7g(7.08mol))を、予め用意した濃硫酸1530g(15.6mo
l)中に、70〜80℃で滴下し、滴下終了後、125〜130℃
に30分間置いた後、40℃に冷却し、水1130gを注入し、8
0〜85%で2時間反応させる。反応終了後、蒸留して、
留出後1150gを得る。留出液をCH2Cl2400ml×2で抽出
し、MgSO4100gで脱水、乾燥後、MgSO4を濾去、50℃でCH
2Cl2を減圧留去して、メタクリル酸−d5493gを得る。収
率69.4%。
このようにして得られたメタクリル酸−d5493g(5.4mo
l)に、PCl3248g(1.8mol)を、60〜65℃で滴下し、60
〜70℃で1時間反応させる。反応終了後静置し、H3PO3
をデカントして除き、メタクリル酸クロリド−d5533gを
得る。収率90%。bp44℃/120〜130mmHg。
l)に、PCl3248g(1.8mol)を、60〜65℃で滴下し、60
〜70℃で1時間反応させる。反応終了後静置し、H3PO3
をデカントして除き、メタクリル酸クロリド−d5533gを
得る。収率90%。bp44℃/120〜130mmHg。
このようにして得られたメタクリル酸クロリド−d5280g
(2.56mol)に、トリフルオロエタノール266g(2.66mo
l)を加え、93℃で3時間還流反応させた後、蒸留して
得た留出液396gを10%NaHCO3水溶液370mlで洗浄、水洗
後、MgSO4で乾燥して、2,2,2−トリフルオロエチルメタ
クリレート−d5322.5gを得る。収率70%。bp48〜49.5℃
/85mmHg。屈折率:▲n20 D▼=1.3612。IR(neat):174
0cm-1 実施例2. 2,2,3,3−テトラフルオロ−1−プロピルメ
タクリレート−d5の合成 実施例1.と同様にして合成したメタクリル酸クロリド−
d580g(0.73mol)に、2,2,3,3−テトラフルオロ−1−
プロパノール100g(0.76mol)を加え、95℃で5時間反
応させた後、蒸留して得た留出液153gを10%NaHCO3水溶
液100mlで洗浄、水洗後、モレキュラーシーブス4A10gで
乾燥して、2,2,3,3−テトラフルオロ−1−プロピルメ
タクリレート−d5139gを得る。収率92.8%。bp93.5〜95
℃/135mmHg。屈折率:▲n20 D▼=1.3730。IR(neat):
1730cm-1 実施例3. 1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピ
ルメタクリレート−d5の合成 実施例1.と同様にして合成したメタクリル酸クロリド−
d563g(0.57mol)に1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2
−プロパノール98g(0.58mol)を加え、82℃で5時間反
応させた後、蒸留して得た留出液131gを10%NaHCO3水溶
液100mlで洗浄、水洗後、モレキュラーシーブス4A10gで
乾燥して、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピ
ルメタクリレート−d586.5gを得る。収率62.4%。bp94
〜95℃/760mmHg。屈折率:▲n20 D▼=1.3300。IR(nea
t):1735cm-1 参考例1. 導波路のコア用ポリマーの合成 実施例1で合成した2,2,2−トリフルオロエチルメタク
リレート−d5に、重合開始剤としてアゾジターシャリブ
タンを0.01mol%、連鎖移動剤としてノルマルブチルメ
ルカプタンを0.005mol%となるように添加し、135℃で1
2時間、160℃で3時間、次いで185℃で6時間加熱重合
反応させた。反応生成物を常法により処理、精製して、
目的のポリマーを得た(ポリマーの平均分子量:約65,0
00、屈折率:1410)。
(2.56mol)に、トリフルオロエタノール266g(2.66mo
l)を加え、93℃で3時間還流反応させた後、蒸留して
得た留出液396gを10%NaHCO3水溶液370mlで洗浄、水洗
後、MgSO4で乾燥して、2,2,2−トリフルオロエチルメタ
クリレート−d5322.5gを得る。収率70%。bp48〜49.5℃
/85mmHg。屈折率:▲n20 D▼=1.3612。IR(neat):174
0cm-1 実施例2. 2,2,3,3−テトラフルオロ−1−プロピルメ
タクリレート−d5の合成 実施例1.と同様にして合成したメタクリル酸クロリド−
d580g(0.73mol)に、2,2,3,3−テトラフルオロ−1−
プロパノール100g(0.76mol)を加え、95℃で5時間反
応させた後、蒸留して得た留出液153gを10%NaHCO3水溶
液100mlで洗浄、水洗後、モレキュラーシーブス4A10gで
乾燥して、2,2,3,3−テトラフルオロ−1−プロピルメ
タクリレート−d5139gを得る。収率92.8%。bp93.5〜95
℃/135mmHg。屈折率:▲n20 D▼=1.3730。IR(neat):
1730cm-1 実施例3. 1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピ
ルメタクリレート−d5の合成 実施例1.と同様にして合成したメタクリル酸クロリド−
d563g(0.57mol)に1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2
−プロパノール98g(0.58mol)を加え、82℃で5時間反
応させた後、蒸留して得た留出液131gを10%NaHCO3水溶
液100mlで洗浄、水洗後、モレキュラーシーブス4A10gで
乾燥して、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピ
ルメタクリレート−d586.5gを得る。収率62.4%。bp94
〜95℃/760mmHg。屈折率:▲n20 D▼=1.3300。IR(nea
t):1735cm-1 参考例1. 導波路のコア用ポリマーの合成 実施例1で合成した2,2,2−トリフルオロエチルメタク
リレート−d5に、重合開始剤としてアゾジターシャリブ
タンを0.01mol%、連鎖移動剤としてノルマルブチルメ
ルカプタンを0.005mol%となるように添加し、135℃で1
2時間、160℃で3時間、次いで185℃で6時間加熱重合
反応させた。反応生成物を常法により処理、精製して、
目的のポリマーを得た(ポリマーの平均分子量:約65,0
00、屈折率:1410)。
参考例2. 参考例1で得られたポリマーをコア材料とし、オクタフ
ルオロベンチルメタクリレート(屈折率:1.387。)をク
ラッド材料として、常法により光ファイバを作製した。
ルオロベンチルメタクリレート(屈折率:1.387。)をク
ラッド材料として、常法により光ファイバを作製した。
得られた光ファイバーの損失スペクトルを測定した結果
を第1図に示す。
を第1図に示す。
第1図から明らかな如く、参考例1で得られたポリマー
をコア材料として作製された光ファイバには、660nm、7
80nm、840nm、920nm等に低損失の窓があることが判る。
しかしながら、これらの波長に於ける低損失値は100〜2
00dB/km程度であるので、従来のプラスチック光ファイ
バに比べ、より広い波長域での使用が可能であることも
判る[例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)−d5を
コア材料とした光ファイバの場合の、波長760nmに於け
る損失値は、210pB/km。]。
をコア材料として作製された光ファイバには、660nm、7
80nm、840nm、920nm等に低損失の窓があることが判る。
しかしながら、これらの波長に於ける低損失値は100〜2
00dB/km程度であるので、従来のプラスチック光ファイ
バに比べ、より広い波長域での使用が可能であることも
判る[例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)−d5を
コア材料とした光ファイバの場合の、波長760nmに於け
る損失値は、210pB/km。]。
尚、光ファイバを導波路用に用いる場合には、1m前後の
長さで使用されることも少なくない。このような目的の
ために上記の光ファイバを使用した場合の損失値は0.1
〜0.2dB/m程度と低値である。しかも、上記の光ファイ
バの1.3μm帯の波長域に於ける損失値は1000dB/km以下
(例えばPMMA−d8をコア材料とした光ファイバの場合
の、1.3μm帯の波長域に於ける損失値は、約3,000dB/k
m。)、即ち1dB/m以下であったので、上記光ファイバが
導波路用として極めて優れたものであること、言い換え
れば、本発明の単量体を原料として得られるポリマーが
導波路のコア用ポリマーとして極めて優れたものである
ことが判る。
長さで使用されることも少なくない。このような目的の
ために上記の光ファイバを使用した場合の損失値は0.1
〜0.2dB/m程度と低値である。しかも、上記の光ファイ
バの1.3μm帯の波長域に於ける損失値は1000dB/km以下
(例えばPMMA−d8をコア材料とした光ファイバの場合
の、1.3μm帯の波長域に於ける損失値は、約3,000dB/k
m。)、即ち1dB/m以下であったので、上記光ファイバが
導波路用として極めて優れたものであること、言い換え
れば、本発明の単量体を原料として得られるポリマーが
導波路のコア用ポリマーとして極めて優れたものである
ことが判る。
更に、上記光ファイバを、50℃、相対湿度85%の条件下
に100時間静置した後、再度該光ファイバの損失スペク
トルを測定したところ、損失値の増加は10dB/km程度で
あった(例えばPMMA−d8をコア材料とした光ファイバの
場合の、同条件下に於ける損失値の増加は、780nmで150
dB/km。)。この結果からも明らかな如く、本発明の単
量体を原料として得られるポリマーは、吸水率が低いと
いう性質を有しており、導波路として極めて優れた性質
を有しているものであることが判る。
に100時間静置した後、再度該光ファイバの損失スペク
トルを測定したところ、損失値の増加は10dB/km程度で
あった(例えばPMMA−d8をコア材料とした光ファイバの
場合の、同条件下に於ける損失値の増加は、780nmで150
dB/km。)。この結果からも明らかな如く、本発明の単
量体を原料として得られるポリマーは、吸水率が低いと
いう性質を有しており、導波路として極めて優れた性質
を有しているものであることが判る。
第1図は、参考例2で作製した光ファイバの損失スペク
トルを測定した結果を示す。
トルを測定した結果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 力 埼玉県川越市笠幡2090番地21号 (72)発明者 竹内 秀夫 埼玉県川越市上戸113番地16号 (56)参考文献 特開 昭60−19106(JP,A) 特開 昭60−260905(JP,A) 特開 昭58−154803(JP,A) 特公 昭57−51645(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】一般式[I] (式中、R1及びR2は低級フルオロアルキル基又は水素を
表わす。但し、R1及びR2のうち、少なくとも一方は低級
フルオロアルキル基を表わす。)で示される、導波路の
コア用ポリマーの単量体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59142661A JPH0680441B2 (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 導波路のコア用ポリマーの単量体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59142661A JPH0680441B2 (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 導波路のコア用ポリマーの単量体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6120906A JPS6120906A (ja) | 1986-01-29 |
| JPH0680441B2 true JPH0680441B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=15320550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59142661A Expired - Fee Related JPH0680441B2 (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 導波路のコア用ポリマーの単量体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680441B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0643464B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1994-06-08 | 日本電信電話株式会社 | (メタ)アクリレート及びそれを用いる(共)重合体の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58154803A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | プラスチツク光フアイバ |
| JPS6019106A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | Sumitomo Electric Ind Ltd | プラスチツク光フアイバ− |
| JPH0610683B2 (ja) * | 1984-06-08 | 1994-02-09 | 日本電信電話株式会社 | プラスチツク光フアイバ |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP59142661A patent/JPH0680441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6120906A (ja) | 1986-01-29 |
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|---|---|---|---|
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