JPH0680641B2 - 高周波誘導プラズマ処理システムおよび方法 - Google Patents
高周波誘導プラズマ処理システムおよび方法Info
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- JPH0680641B2 JPH0680641B2 JP4334369A JP33436992A JPH0680641B2 JP H0680641 B2 JPH0680641 B2 JP H0680641B2 JP 4334369 A JP4334369 A JP 4334369A JP 33436992 A JP33436992 A JP 33436992A JP H0680641 B2 JPH0680641 B2 JP H0680641B2
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- Japan
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- coil
- plasma
- chamber
- plasma processing
- parallel
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/32009—Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
- H01J37/32082—Radio frequency generated discharge
- H01J37/321—Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的にはプラズマを
発生させるための方法および装置に関し、より詳細に
は、成形コイルを使用してきわめて均質なプラズマを発
生させる高周波誘導(RFI−Radio Frequency Induct
ion)プラズマ処理システムに関する。
発生させるための方法および装置に関し、より詳細に
は、成形コイルを使用してきわめて均質なプラズマを発
生させる高周波誘導(RFI−Radio Frequency Induct
ion)プラズマ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ処理は、エッチング、付着、レ
ジスト・ストリッピング、パッシベーションなど各種の
半導体素子製造プロセスで使用されている。半導体素子
の微細機能構造(フィーチャ)が増加しかつ小形化が進
むにつれ、そのような処理に必要な解像度が増大してい
る。高解像度の微細機能構造を生成するには、プラズマ
の密度および均質性を高める必要がある。
ジスト・ストリッピング、パッシベーションなど各種の
半導体素子製造プロセスで使用されている。半導体素子
の微細機能構造(フィーチャ)が増加しかつ小形化が進
むにつれ、そのような処理に必要な解像度が増大してい
る。高解像度の微細機能構造を生成するには、プラズマ
の密度および均質性を高める必要がある。
【0003】一般に、プラズマは、個々の電子と気体分
子の衝突による運動エネルギーの伝達を利用して、個々
の気体分子を電離させる電子流を誘導することによっ
て、低圧プロセス・ガスから発生させている。もっとも
一般的な方法としては、このようにプラズマを発生させ
る際、電界中で電子を加速している。この電界は通常、
加工しようとするウェーハに対して平行な対向する1対
の電極間に発生する高周波電界である。そのようなシス
テムの例としては、米国特許第4887005号を参照
されたい。
子の衝突による運動エネルギーの伝達を利用して、個々
の気体分子を電離させる電子流を誘導することによっ
て、低圧プロセス・ガスから発生させている。もっとも
一般的な方法としては、このようにプラズマを発生させ
る際、電界中で電子を加速している。この電界は通常、
加工しようとするウェーハに対して平行な対向する1対
の電極間に発生する高周波電界である。そのようなシス
テムの例としては、米国特許第4887005号を参照
されたい。
【0004】しかし、ウェーハに垂直な電界を使用して
も、特に周波数およびガス圧力が低い場合、高周波エネ
ルギーを効率的にプラズマに変換できない。したがっ
て、プラズマ発生の効率を上げるために他の方法が開発
されてきた。
も、特に周波数およびガス圧力が低い場合、高周波エネ
ルギーを効率的にプラズマに変換できない。したがっ
て、プラズマ発生の効率を上げるために他の方法が開発
されてきた。
【0005】1つのクラスのプラズマ処理システムで
は、ウェーハ処理チャンバまたはウェーハ処理領域と連
結されてはいるが分離された、プラズマ発生領域または
プラズマ発生チャンバを使用している。そのようなシス
テムでは、プロセス・ガスがプラズマ発生領域で作用を
受けて、不均質なプラズマを発生させる。この不均質な
プラズマを、さらに通常はフローイングおよび加速など
の作用を加えて均質にした後、ウェーハに当てる。
は、ウェーハ処理チャンバまたはウェーハ処理領域と連
結されてはいるが分離された、プラズマ発生領域または
プラズマ発生チャンバを使用している。そのようなシス
テムでは、プロセス・ガスがプラズマ発生領域で作用を
受けて、不均質なプラズマを発生させる。この不均質な
プラズマを、さらに通常はフローイングおよび加速など
の作用を加えて均質にした後、ウェーハに当てる。
【0006】そのようなプラズマ処理システムでは、R
FI、電子サイクロトロン共鳴(ECR)、らせん共振
器、らせん波源などを含む各種の技術を使用して、プロ
セス・ガスに作用を及ぼしプラズマを発生させている。
これらのシステムは、構造が比較的大型で複雑になる傾
向がある。プラズマを強制的に均質にしようとすればか
ならず効率がある程度悪くなり、均質性を高めるのは非
常に難しい。そのようなシステムの例を以下に記載す
る。
FI、電子サイクロトロン共鳴(ECR)、らせん共振
器、らせん波源などを含む各種の技術を使用して、プロ
セス・ガスに作用を及ぼしプラズマを発生させている。
これらのシステムは、構造が比較的大型で複雑になる傾
向がある。プラズマを強制的に均質にしようとすればか
ならず効率がある程度悪くなり、均質性を高めるのは非
常に難しい。そのようなシステムの例を以下に記載す
る。
【0007】米国特許第4894510号は、複雑なコ
イル・アセンブリを使用して回転静磁界を発生させ、そ
れによってプラズマを均質にしようとする、ECRプラ
ズマ処理システムを開示している。
イル・アセンブリを使用して回転静磁界を発生させ、そ
れによってプラズマを均質にしようとする、ECRプラ
ズマ処理システムを開示している。
【0008】米国特許第4990229号は、特殊なル
ープ・アンテナでヘリコン波またはホイッスラ波を励起
してプラズマを発生させる、プラズマ処理システムを開
示している。プラズマの均質性の制御には磁石が推奨さ
れている。
ープ・アンテナでヘリコン波またはホイッスラ波を励起
してプラズマを発生させる、プラズマ処理システムを開
示している。プラズマの均質性の制御には磁石が推奨さ
れている。
【0009】米国特許第4810935号は、アンテナ
を使用してプラズマ発生チャンバに高周波エネルギーを
加える、ヘリコン波プラズマ処理システムを開示してい
る。プラズマ発生チャンバおよびウェーハ処理チャンバ
で電磁石を使用して、ウェーハに向かうプラズマを加速
している。
を使用してプラズマ発生チャンバに高周波エネルギーを
加える、ヘリコン波プラズマ処理システムを開示してい
る。プラズマ発生チャンバおよびウェーハ処理チャンバ
で電磁石を使用して、ウェーハに向かうプラズマを加速
している。
【0010】前述のマルチチャンバ・プラズマ処理シス
テムには、構造が比較的大型で複雑であり、製造および
保守にコストがかかるという欠点がある。さらに、プラ
ズマを均質にしようとすると効率が損なわれる。
テムには、構造が比較的大型で複雑であり、製造および
保守にコストがかかるという欠点がある。さらに、プラ
ズマを均質にしようとすると効率が損なわれる。
【0011】別のクラスのプラズマ処理システムでは、
反応チャンバの周囲に配置されたコイルを使用して、チ
ャンバに高周波エネルギーを加えている。加工されるウ
ェーハまたは加工部材は、反応チャンバ内に入れられ
る。たとえば、米国特許第3705091号および米国
特許第4686113号を参照されたい。これらのシス
テムでは、高周波エネルギーがプラズマの周囲に分散さ
れるため、プラズマの均質性に関して特有の問題があ
る。
反応チャンバの周囲に配置されたコイルを使用して、チ
ャンバに高周波エネルギーを加えている。加工されるウ
ェーハまたは加工部材は、反応チャンバ内に入れられ
る。たとえば、米国特許第3705091号および米国
特許第4686113号を参照されたい。これらのシス
テムでは、高周波エネルギーがプラズマの周囲に分散さ
れるため、プラズマの均質性に関して特有の問題があ
る。
【0012】最近、平面状のらせんコイルを介してウェ
ーハ処理チャンバに直接高周波エネルギーを加える、R
FIプラズマ処理システムが開発された。本出願人に譲
渡されたヨーロッパ特許出願第0379828号は、ウ
ェーハ11を入れたチャンバ10の上にらせんコイル2
2を配置した、そのようなシステムを開示している。コ
イル22は、ウェーハ11の平面に対して全体として平
行な位置とし、コイルと平面の間隔は比較的小さく、数
10cmの距離としている。プラズマを閉じ込めるた
め、チャンバ10の周囲に多極磁石を配置してあり、そ
れによってプラズマの密度および均質性を高めている。
コイル22は通常、約13MHzの周波数で駆動し、1
〜5ミリトルの範囲の非常に低い圧力でプラズマが形成
できる。
ーハ処理チャンバに直接高周波エネルギーを加える、R
FIプラズマ処理システムが開発された。本出願人に譲
渡されたヨーロッパ特許出願第0379828号は、ウ
ェーハ11を入れたチャンバ10の上にらせんコイル2
2を配置した、そのようなシステムを開示している。コ
イル22は、ウェーハ11の平面に対して全体として平
行な位置とし、コイルと平面の間隔は比較的小さく、数
10cmの距離としている。プラズマを閉じ込めるた
め、チャンバ10の周囲に多極磁石を配置してあり、そ
れによってプラズマの密度および均質性を高めている。
コイル22は通常、約13MHzの周波数で駆動し、1
〜5ミリトルの範囲の非常に低い圧力でプラズマが形成
できる。
【0013】米国特許第4984458号は、上記のヨ
ーロッパ特許出願第0379828号で開示されたもの
と類似したシステムを開示している。ただし、米国特許
第4984458号では、磁石の使用は言及していな
い。
ーロッパ特許出願第0379828号で開示されたもの
と類似したシステムを開示している。ただし、米国特許
第4984458号では、磁石の使用は言及していな
い。
【0014】米国特許第4984458号のシステムお
よびヨーロッパ特許出願第0379828号のシステム
は、プラズマ処理システムの技術分野での大きな貢献で
あるが、欠点がないわけではない。より具体的に言う
と、米国特許第4984458号のシステムは、発生す
るプラズマの均質性および密度が、非常に小さな微細機
能構造を加工するのに望ましいほど良くはない。これ
は、コイルがらせん形状であるため、不均質な電磁界
が、したがって不均質なプラズマがチャンバの中心にも
周囲にも向かってしまうためである。ヨーロッパ特許出
願第0379828号は、磁石を使用してプラズマの密
度および均質性を高めているが、磁石のためにシステム
のコストが増し、システムがより複雑になる。また、ウ
ェーハの処理、特にウェーハのチャンバ内への配置およ
びチャンバ内からの取出しに関する段階が複雑になるこ
とがある。
よびヨーロッパ特許出願第0379828号のシステム
は、プラズマ処理システムの技術分野での大きな貢献で
あるが、欠点がないわけではない。より具体的に言う
と、米国特許第4984458号のシステムは、発生す
るプラズマの均質性および密度が、非常に小さな微細機
能構造を加工するのに望ましいほど良くはない。これ
は、コイルがらせん形状であるため、不均質な電磁界
が、したがって不均質なプラズマがチャンバの中心にも
周囲にも向かってしまうためである。ヨーロッパ特許出
願第0379828号は、磁石を使用してプラズマの密
度および均質性を高めているが、磁石のためにシステム
のコストが増し、システムがより複雑になる。また、ウ
ェーハの処理、特にウェーハのチャンバ内への配置およ
びチャンバ内からの取出しに関する段階が複雑になるこ
とがある。
【0015】米国特許第4984458号のシステムお
よびヨーロッパ特許出願第0379828号のシステム
のように構造が比較的簡単であり、ヨーロッパ特許出願
第0379828号のシステムのようにプラズマの密度
および均質性が高いが、同特許のシステムにおいて開示
され記述された磁石を必要としない、プラズマ処理シス
テムを提供することがもっとも望ましい。そのようなプ
ラズマ処理システムは、上記の種類のプラズマ処理シス
テムに比べてかなり改良されたものとなる。
よびヨーロッパ特許出願第0379828号のシステム
のように構造が比較的簡単であり、ヨーロッパ特許出願
第0379828号のシステムのようにプラズマの密度
および均質性が高いが、同特許のシステムにおいて開示
され記述された磁石を必要としない、プラズマ処理シス
テムを提供することがもっとも望ましい。そのようなプ
ラズマ処理システムは、上記の種類のプラズマ処理シス
テムに比べてかなり改良されたものとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、新
規の改良型プラズマ処理システムを提供することであ
る。
規の改良型プラズマ処理システムを提供することであ
る。
【0017】本発明の他の目的は、当技術分野で既知の
複数チャンバ・システムと比べて構造が比較的簡単な、
新規の改良型プラズマ処理システムを提供することであ
る。
複数チャンバ・システムと比べて構造が比較的簡単な、
新規の改良型プラズマ処理システムを提供することであ
る。
【0018】本発明の他の目的は、比較的低い圧力で高
密度の非常に均質なプラズマを発生させる、新規の改良
型プラズマ処理システムを提供することである。
密度の非常に均質なプラズマを発生させる、新規の改良
型プラズマ処理システムを提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、プラズマの均質性お
よび密度の制御に複雑な磁石やその他の機構を使用しな
くて済む、新規の改良型プラズマ処理システムを提供す
ることである。
よび密度の制御に複雑な磁石やその他の機構を使用しな
くて済む、新規の改良型プラズマ処理システムを提供す
ることである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様に従え
ば、圧力を調整した環境中で加工部材を支えることがで
きるチャンバと、チャンバ内にガスを導入する手段と、
チャンバ上に配置され、平行な導体によって形成された
全体として平坦な表面を少なくとも1つ備えたコイル状
の導電性材料と、コイルに高周波エネルギーを加える手
段とを備えた、プラズマ処理装置が提供される。
ば、圧力を調整した環境中で加工部材を支えることがで
きるチャンバと、チャンバ内にガスを導入する手段と、
チャンバ上に配置され、平行な導体によって形成された
全体として平坦な表面を少なくとも1つ備えたコイル状
の導電性材料と、コイルに高周波エネルギーを加える手
段とを備えた、プラズマ処理装置が提供される。
【0021】本発明の別の態様に従えば、真空状態で加
工部材を支えることができるチャンバと、チャンバ内に
ガスを導入する手段とを備えたプラズマ処理装置を操作
する方法であって、チャンバ上に配置された平行な導体
によって形成される全体として平坦な表面を少なくとも
1つ備えたコイル状の導電性材料を提供する段階と、コ
イルに高周波エネルギーを加える段階とを含む方法が提
供される。
工部材を支えることができるチャンバと、チャンバ内に
ガスを導入する手段とを備えたプラズマ処理装置を操作
する方法であって、チャンバ上に配置された平行な導体
によって形成される全体として平坦な表面を少なくとも
1つ備えたコイル状の導電性材料を提供する段階と、コ
イルに高周波エネルギーを加える段階とを含む方法が提
供される。
【0022】
【実施例】図面を参照して詳細に説明する。図1は、一
般にウェーハ処理チャンバ12、RFIコイル14、お
よび整合回路16を備えた、RFIプラズマ処理システ
ム10を示している。
般にウェーハ処理チャンバ12、RFIコイル14、お
よび整合回路16を備えた、RFIプラズマ処理システ
ム10を示している。
【0023】処理チャンバ12について説明する。チャ
ンバ12は、底部20、側面22、および上部フランジ
24を備えた、全体として長方形の金属製シェル18で
ある。たとえば水晶の誘電体真空窓26が上部フランジ
24の開口28の上に載って処理チャンバ12を完成し
ており、したがってチャンバ12は内部に非常に高い真
空を維持できる。開口または入口30が、上部フランジ
24を貫通して開口28の外縁まで伸び、処理チャンバ
12の内部にガスを導入できるようになっている。
ンバ12は、底部20、側面22、および上部フランジ
24を備えた、全体として長方形の金属製シェル18で
ある。たとえば水晶の誘電体真空窓26が上部フランジ
24の開口28の上に載って処理チャンバ12を完成し
ており、したがってチャンバ12は内部に非常に高い真
空を維持できる。開口または入口30が、上部フランジ
24を貫通して開口28の外縁まで伸び、処理チャンバ
12の内部にガスを導入できるようになっている。
【0024】当技術分野で周知の方式で適切な弁機構
(図示せず)が設けてあるので、入口30を介して処理
チャンバ12へのガスの流入の制御が可能である。同様
に、適切な出口(図示せず)ならびに弁機構およびポン
プ(やはり図示せず)が設けてあるので、処理チャンバ
12への真空の引込みとチャンバ内からのガスの追出し
が可能である。金属製シェル18は、1つの実施例で
は、長さ27cm、幅27cm、高さ12cmである。
(図示せず)が設けてあるので、入口30を介して処理
チャンバ12へのガスの流入の制御が可能である。同様
に、適切な出口(図示せず)ならびに弁機構およびポン
プ(やはり図示せず)が設けてあるので、処理チャンバ
12への真空の引込みとチャンバ内からのガスの追出し
が可能である。金属製シェル18は、1つの実施例で
は、長さ27cm、幅27cm、高さ12cmである。
【0025】垂直軸Xに沿って延びる支持ロッド34
と、支持ロッド34の端部に取り付けられ、軸Xに対し
て全体として垂直な平面内に配置された支持プラットフ
ォーム36とを備えたウェーハ支持アセンブリ32が、
処理チャンバ12内のほぼ中央、誘電体真空窓26の下
に配置されている。支持ロッド34は、適切な真空シー
ル38を介して金属製シェル18の底部20から突き出
している。ウェーハ40は、支持プラットフォーム36
の上部表面上で支えられる。ウェーハ40は、たとえ
ば、誘電体真空窓26に平行に配置されこの窓から5〜
10cmの距離Dだけ間隔を置いた、主上部表面41を
有する長方形のガラスセラミック製基板から構成されて
いる。回路手段43は、任意選択により、当技術分野で
周知の方法でウェーハ40に高周波バイアスまたは直流
バイアスを印加するときのために備えてある。
と、支持ロッド34の端部に取り付けられ、軸Xに対し
て全体として垂直な平面内に配置された支持プラットフ
ォーム36とを備えたウェーハ支持アセンブリ32が、
処理チャンバ12内のほぼ中央、誘電体真空窓26の下
に配置されている。支持ロッド34は、適切な真空シー
ル38を介して金属製シェル18の底部20から突き出
している。ウェーハ40は、支持プラットフォーム36
の上部表面上で支えられる。ウェーハ40は、たとえ
ば、誘電体真空窓26に平行に配置されこの窓から5〜
10cmの距離Dだけ間隔を置いた、主上部表面41を
有する長方形のガラスセラミック製基板から構成されて
いる。回路手段43は、任意選択により、当技術分野で
周知の方法でウェーハ40に高周波バイアスまたは直流
バイアスを印加するときのために備えてある。
【0026】次に、図2および図3をも参照して説明す
る。RFIコイル14は、形状が全体として長方形であ
り、かつ方形化した平行な側面42、ならびに全体とし
て対向する平行で平坦な上部表面44および下部表面4
6を有する。コイルの巻き方がらせん構成である上述の
米国特許第4984458号およびヨーロッパ特許出願
第0379828号のシステムとは異なって、上部表面
44および下部表面46の隣接する巻線は相互に平行に
配置してある。図1に示すように、コイル14は、上部
表面44、下部表面46が、軸Xに全体として垂直で、
ウェーハ40の上部表面41に平行になるように配置し
てある。したがって、ウェハ40の上部表面41は、コ
イル14の下部表面46から約6〜15cmの範囲の距
離にある。正確な距離は、誘電体真空窓26の厚さによ
って決まる。
る。RFIコイル14は、形状が全体として長方形であ
り、かつ方形化した平行な側面42、ならびに全体とし
て対向する平行で平坦な上部表面44および下部表面4
6を有する。コイルの巻き方がらせん構成である上述の
米国特許第4984458号およびヨーロッパ特許出願
第0379828号のシステムとは異なって、上部表面
44および下部表面46の隣接する巻線は相互に平行に
配置してある。図1に示すように、コイル14は、上部
表面44、下部表面46が、軸Xに全体として垂直で、
ウェーハ40の上部表面41に平行になるように配置し
てある。したがって、ウェハ40の上部表面41は、コ
イル14の下部表面46から約6〜15cmの範囲の距
離にある。正確な距離は、誘電体真空窓26の厚さによ
って決まる。
【0027】1つの実施例では、コイル14はテフロン
製巻型(図示せず)の周りに銅製ストラップを巻いたも
のである。巻型は、長さ22.9cm(9.0イン
チ)、幅22.9cm(9.0インチ)、厚さ1.91
cm(0.75インチ)である。
製巻型(図示せず)の周りに銅製ストラップを巻いたも
のである。巻型は、長さ22.9cm(9.0イン
チ)、幅22.9cm(9.0インチ)、厚さ1.91
cm(0.75インチ)である。
【0028】図1を参照してさらに説明する。コイル1
4の周囲にある上部フランジ24の上に長方形の金属製
フレーム48を取り付け、コイルの電磁エンクロージャ
としてある。
4の周囲にある上部フランジ24の上に長方形の金属製
フレーム48を取り付け、コイルの電磁エンクロージャ
としてある。
【0029】金属製フレーム48の上に、直列の可変コ
ンデンサ52と54の対をほぼ取り囲んで長方形の金属
製ボックス50が取り付けてある。可変コンデンサ52
の自由電極を、電気コネクタ56によってコイル14の
一方の端部、金属製ボックス50、および電気接地に接
続することにより、金属製シェル18、金属製フレーム
48、金属製ボックス50などの金属製構成要素をすべ
て接地している。むろん、そうしなければ、コイル14
は誘電体真空窓26の上にあるため、システム接地から
絶縁される。
ンデンサ52と54の対をほぼ取り囲んで長方形の金属
製ボックス50が取り付けてある。可変コンデンサ52
の自由電極を、電気コネクタ56によってコイル14の
一方の端部、金属製ボックス50、および電気接地に接
続することにより、金属製シェル18、金属製フレーム
48、金属製ボックス50などの金属製構成要素をすべ
て接地している。むろん、そうしなければ、コイル14
は誘電体真空窓26の上にあるため、システム接地から
絶縁される。
【0030】可変コンデンサ54の自由電極は、電気コ
ネクタ58によってコイル14の反対側端部に接続して
ある。高周波電源60は、金属製ボックス50の上部表
面の開口66を突き抜ける電気コネクタ64によって、
システム接地と、可変コンデンサ52および54の共通
接続された端子62との間に接続してある。当業者に周
知の方法により、コイル14で形成された回路が高周波
電源60によって発生される周波数と同調するように、
可変コンデンサ52、54の値を選択してある。高周波
電源60は、0.4〜40MHzの範囲内で選択された
周波数で動作するようになっている。
ネクタ58によってコイル14の反対側端部に接続して
ある。高周波電源60は、金属製ボックス50の上部表
面の開口66を突き抜ける電気コネクタ64によって、
システム接地と、可変コンデンサ52および54の共通
接続された端子62との間に接続してある。当業者に周
知の方法により、コイル14で形成された回路が高周波
電源60によって発生される周波数と同調するように、
可変コンデンサ52、54の値を選択してある。高周波
電源60は、0.4〜40MHzの範囲内で選択された
周波数で動作するようになっている。
【0031】ガラス・セラミック製ウェーハ41からポ
リイミドをアッシングによってエッチングするのにシス
テム10を使用する典型的な操作モードでは、50ミリ
トルに維持した圧力および50標準cc/分の流量で、
入口30を通って処理チャンバ12に酸素が流れ込むよ
うに、処理チャンバ12を操作する。高周波電源60
は、13.56MHzの周波数で500Wの電力を発生
するように動作する。
リイミドをアッシングによってエッチングするのにシス
テム10を使用する典型的な操作モードでは、50ミリ
トルに維持した圧力および50標準cc/分の流量で、
入口30を通って処理チャンバ12に酸素が流れ込むよ
うに、処理チャンバ12を操作する。高周波電源60
は、13.56MHzの周波数で500Wの電力を発生
するように動作する。
【0032】本発明者等は、上述の種類のコイルを使用
すると、処理チャンバ12で発生する電磁界が、コイル
の平坦な上部表面44および下部表面46と大きさが全
体として等しくその下側にある長方形断面中で、きわめ
て均一になることを確定した。したがって、ウェーハ4
0の長方形の上部表面全体にわたって非常に均一な電磁
界ができる。そのために、上で説明したプロセスによっ
て非常に均一なアッシングが達成される。
すると、処理チャンバ12で発生する電磁界が、コイル
の平坦な上部表面44および下部表面46と大きさが全
体として等しくその下側にある長方形断面中で、きわめ
て均一になることを確定した。したがって、ウェーハ4
0の長方形の上部表面全体にわたって非常に均一な電磁
界ができる。そのために、上で説明したプロセスによっ
て非常に均一なアッシングが達成される。
【0033】図11には、上述のとおりRFIプラズマ
処理システム10を操作する際の、アッシング速度(オ
ングストローム/分単位)とウェーハ40上の対角位置
の関係を示してある。黒い円70で示すデータ点は、本
発明のシステムを表し、白い四角72は、「従来の技
術」で取り上げたヨーロッパ特許出願第0379828
号に開示され記載されている磁石を含まない種類のシス
テムを表している。図11のグラフを検討すると、本シ
ステムはヨーロッパ特許出願第0379828号のシス
テムよりいくぶん低速であるが、エッチングされている
ウェーハの表面の処理ははるかに均質であることが分か
る。したがって、本発明のシステムは、処理の均質性が
高く、かつ製作コストが安上がりである。
処理システム10を操作する際の、アッシング速度(オ
ングストローム/分単位)とウェーハ40上の対角位置
の関係を示してある。黒い円70で示すデータ点は、本
発明のシステムを表し、白い四角72は、「従来の技
術」で取り上げたヨーロッパ特許出願第0379828
号に開示され記載されている磁石を含まない種類のシス
テムを表している。図11のグラフを検討すると、本シ
ステムはヨーロッパ特許出願第0379828号のシス
テムよりいくぶん低速であるが、エッチングされている
ウェーハの表面の処理ははるかに均質であることが分か
る。したがって、本発明のシステムは、処理の均質性が
高く、かつ製作コストが安上がりである。
【0034】図11に示すアッシングの結果から明らか
なように、RFIプラズマ処理システム10のプラズマ
密度は、磁石を使用せずに受入れ可能な速度のエッチン
グを実現するのに適切である。他のガスを使用して、エ
ッチング速度をさらに高めることもでき、システム電力
を上げても、同じ効果が達成できる。
なように、RFIプラズマ処理システム10のプラズマ
密度は、磁石を使用せずに受入れ可能な速度のエッチン
グを実現するのに適切である。他のガスを使用して、エ
ッチング速度をさらに高めることもでき、システム電力
を上げても、同じ効果が達成できる。
【0035】本発明のシステムは磁石なしで適切に動作
するが、ヨーロッパ特許出願第0379828号の方法
により、任意選択により、本発明で双極子磁石を使用す
れば、プラズマの均質性および密度をさらに高めること
ができる。
するが、ヨーロッパ特許出願第0379828号の方法
により、任意選択により、本発明で双極子磁石を使用す
れば、プラズマの均質性および密度をさらに高めること
ができる。
【0036】図4、図5、および図6について説明す
る。図4は、図1の整合回路16の概略図であり、図5
および図6は、整合回路の別の実施例を示している。コ
ンデンサはC1、C2、C3(図6)として示し、コイ
ル14は誘導子として示してある。
る。図4は、図1の整合回路16の概略図であり、図5
および図6は、整合回路の別の実施例を示している。コ
ンデンサはC1、C2、C3(図6)として示し、コイ
ル14は誘導子として示してある。
【0037】図5の回路で、コンデンサC1およびコン
デンサC2はコイル14の両側と大地の間に接続してあ
る。図6の回路は、図4の回路と同一であるが、コイル
14と大地の間にコンデンサC3を追加してある。その
ような構成では、整合回路が高周波電源60の周波数と
同調するように、コンデンサC1、C2、C3(図6)
の値を選択する。当技術分野でその設計および操作が周
知である、他の多数の整合回路を使用しても、本発明の
RFIコイル14が駆動できることを当業者なら理解さ
れよう。
デンサC2はコイル14の両側と大地の間に接続してあ
る。図6の回路は、図4の回路と同一であるが、コイル
14と大地の間にコンデンサC3を追加してある。その
ような構成では、整合回路が高周波電源60の周波数と
同調するように、コンデンサC1、C2、C3(図6)
の値を選択する。当技術分野でその設計および操作が周
知である、他の多数の整合回路を使用しても、本発明の
RFIコイル14が駆動できることを当業者なら理解さ
れよう。
【0038】本発明の利点は、上記のRFIコイル14
の下部表面46のように、処理面に全体として平行に配
置され、まっすぐな平行に配置された巻線を備えた、平
坦な表面を少なくとも1つ持つ、どんなコイル構造から
も得られる。平行な巻線を備えた第2の平坦で平行なコ
イル表面(すなわち、コイル14の上部表面44)を設
けて、さらに均質性を高めることが望ましいが、必ずし
も本発明の実施に必要ではない。すなわち、本発明では
多数の異なるコイル構成を使用できる。典型的な別のコ
イル構成を図7ないし図10に示す。
の下部表面46のように、処理面に全体として平行に配
置され、まっすぐな平行に配置された巻線を備えた、平
坦な表面を少なくとも1つ持つ、どんなコイル構造から
も得られる。平行な巻線を備えた第2の平坦で平行なコ
イル表面(すなわち、コイル14の上部表面44)を設
けて、さらに均質性を高めることが望ましいが、必ずし
も本発明の実施に必要ではない。すなわち、本発明では
多数の異なるコイル構成を使用できる。典型的な別のコ
イル構成を図7ないし図10に示す。
【0039】図7、図8、および図9には、主上部表面
82および主下部表面84、ならびに側面86、88を
形成する平行ならせん巻線を有するコイル80を示して
ある。コイル80は、先にRFIコイル14の説明の所
で述べた種類の銅製ストラッピングおよび巻型によって
形成してある。すなわち、主上部表面82および主下部
表面84は、コイル14の主表面と同様に、平坦で互い
に平行である。コイル80は、図8に示すような長方形
の断面形状をしている。
82および主下部表面84、ならびに側面86、88を
形成する平行ならせん巻線を有するコイル80を示して
ある。コイル80は、先にRFIコイル14の説明の所
で述べた種類の銅製ストラッピングおよび巻型によって
形成してある。すなわち、主上部表面82および主下部
表面84は、コイル14の主表面と同様に、平坦で互い
に平行である。コイル80は、図8に示すような長方形
の断面形状をしている。
【0040】動作に際しては、コイル80は、上述のR
FIプラズマ処理システム10のRFIコイル14の代
わりにそのまま使用できる。コイル80はRFIコイル
14と大きさおよび形状がほぼ同じなので、コイル80
を使用するシステムはほぼ同じ形で動作する。
FIプラズマ処理システム10のRFIコイル14の代
わりにそのまま使用できる。コイル80はRFIコイル
14と大きさおよび形状がほぼ同じなので、コイル80
を使用するシステムはほぼ同じ形で動作する。
【0041】図10には、平坦で平行な主上部表面92
および主下部表面94、ならびに平行な側面96、98
を形成する平行な巻線を有するさらに別のコイル90を
示してある。コイル90は、上述のコイル14およびコ
イル80と同じ銅製ストラッピングを使用し、ほぼ同一
の巻型上に形成してある。唯一の修正点は、巻型を削っ
て、主上部表面92および主下部表面94を全体として
楕円形の形状にしたことである。
および主下部表面94、ならびに平行な側面96、98
を形成する平行な巻線を有するさらに別のコイル90を
示してある。コイル90は、上述のコイル14およびコ
イル80と同じ銅製ストラッピングを使用し、ほぼ同一
の巻型上に形成してある。唯一の修正点は、巻型を削っ
て、主上部表面92および主下部表面94を全体として
楕円形の形状にしたことである。
【0042】動作に際しては、コイル90は、上述のR
FIプラズマ処理システム10のRFIコイル14の代
わりにそのまま使用でき、処理チャンバ12内で主上部
表面92および主下部表面94とほぼ同じ断面形状を持
つ領域全体にわたって均一な電磁界を発生させる。
FIプラズマ処理システム10のRFIコイル14の代
わりにそのまま使用でき、処理チャンバ12内で主上部
表面92および主下部表面94とほぼ同じ断面形状を持
つ領域全体にわたって均一な電磁界を発生させる。
【0043】したがって、本発明はさまざまなコイル形
状を対象としており、それらの形状に一貫した特徴は、
平坦な主表面を平行な巻線で形成し、処理される加工部
材に平行になるようにプラズマ処理内に配置することに
より、加工部材上のプラズマ中に均一な電磁界を発生さ
せることである。
状を対象としており、それらの形状に一貫した特徴は、
平坦な主表面を平行な巻線で形成し、処理される加工部
材に平行になるようにプラズマ処理内に配置することに
より、加工部材上のプラズマ中に均一な電磁界を発生さ
せることである。
【0044】本発明を実施する際、コイルの側面、たと
えば上述のコイル14の側面42を主表面に垂直にする
必要はない。したがって、本発明で使用するコイルは、
断面を長方形にする必要はない。また、コイルは、スト
ラッピングもしくはストラップ状の材料を巻いたものと
する必要はなく、断面が円形のワイヤなど任意の適切な
導体で構成できる。
えば上述のコイル14の側面42を主表面に垂直にする
必要はない。したがって、本発明で使用するコイルは、
断面を長方形にする必要はない。また、コイルは、スト
ラッピングもしくはストラップ状の材料を巻いたものと
する必要はなく、断面が円形のワイヤなど任意の適切な
導体で構成できる。
【0045】本発明に従えば、コイル主表面の形状は、
処理される加工部材上の電磁界の均一性が最適になるよ
うに選択できることに留意されたい。したがって、半導
体パッケージに使用するような長方形の加工部材の場
合、上述のRFIコイル14およびコイル80と同様
に、長方形の主表面を少なくとも1つ持つようにコイル
を形成する。半導体ウェーハなどの円形の加工部材の場
合、円形の主表面を少なくとも1つ持つようにコイルを
形成する。したがって、実質上どんな加工部材の場合で
も、コイルは、プラズマ処理に適合し、したがってプラ
ズマ処理を最適化する形状にできることに留意された
い。
処理される加工部材上の電磁界の均一性が最適になるよ
うに選択できることに留意されたい。したがって、半導
体パッケージに使用するような長方形の加工部材の場
合、上述のRFIコイル14およびコイル80と同様
に、長方形の主表面を少なくとも1つ持つようにコイル
を形成する。半導体ウェーハなどの円形の加工部材の場
合、円形の主表面を少なくとも1つ持つようにコイルを
形成する。したがって、実質上どんな加工部材の場合で
も、コイルは、プラズマ処理に適合し、したがってプラ
ズマ処理を最適化する形状にできることに留意された
い。
【0046】本発明を、薄板材料処理用のプラズマ処理
チャンバに容易に適合させるには、細長い長方形のコイ
ルを使用すればよい。動作に際しては、薄板材料がウェ
ーハ40の代わりにチャンバ12を通って移動できる。
つまり、薄板材料が、当技術分野で周知の適切な真空シ
ールを介してチャンバの壁を通して送られる。コイルの
形状を、細長い長方形の領域全体にわたって非常に均一
な電磁界を発生させる形にすることができるので、本発
明に従って構築されるシステムは、上述の「従来の技
術」で説明した種類の従来のシステムよりも処理が均質
であり、かつより広い領域にわたって動作する。細長い
長方形のコイルを1つ使用する代わりに、それより短い
長方形のコイルを複数並べ、同相同期高周波電源で駆動
することもできる。
チャンバに容易に適合させるには、細長い長方形のコイ
ルを使用すればよい。動作に際しては、薄板材料がウェ
ーハ40の代わりにチャンバ12を通って移動できる。
つまり、薄板材料が、当技術分野で周知の適切な真空シ
ールを介してチャンバの壁を通して送られる。コイルの
形状を、細長い長方形の領域全体にわたって非常に均一
な電磁界を発生させる形にすることができるので、本発
明に従って構築されるシステムは、上述の「従来の技
術」で説明した種類の従来のシステムよりも処理が均質
であり、かつより広い領域にわたって動作する。細長い
長方形のコイルを1つ使用する代わりに、それより短い
長方形のコイルを複数並べ、同相同期高周波電源で駆動
することもできる。
【0047】図12には、第1のコイル100を第2の
コイル102内に入れ子にした別のコイル構成を示して
ある。以下にさらに詳細に説明するが、この構成では高
周波電磁界の楕円分極または円分極が可能である。コイ
ル100、102はどちらも線図で示してあるが、たと
えば上述のRFIコイル14とほぼ同じ構造である。本
発明のこの実施例では、コイル100とコイル102は
互いに90度の角度をなす位置にある。すなわち、巻線
は、平行であるが互いに90度回転された各コイルの主
表面を形成する。各コイルは、その一端をシステム接地
に接続する。
コイル102内に入れ子にした別のコイル構成を示して
ある。以下にさらに詳細に説明するが、この構成では高
周波電磁界の楕円分極または円分極が可能である。コイ
ル100、102はどちらも線図で示してあるが、たと
えば上述のRFIコイル14とほぼ同じ構造である。本
発明のこの実施例では、コイル100とコイル102は
互いに90度の角度をなす位置にある。すなわち、巻線
は、平行であるが互いに90度回転された各コイルの主
表面を形成する。各コイルは、その一端をシステム接地
に接続する。
【0048】高周波エネルギー源104は、コイル10
2を駆動するには直接接続し、コイル100を駆動する
には高周波エネルギーの位相を高周波エネルギー源10
4の出力に対して90度変化させる移相回路106を介
して接続する。したがって、コイル100はコイル10
2と位相が90度ずれて駆動される。当技術分野では、
106のような移相回路用の構成が多数知られている。
2を駆動するには直接接続し、コイル100を駆動する
には高周波エネルギーの位相を高周波エネルギー源10
4の出力に対して90度変化させる移相回路106を介
して接続する。したがって、コイル100はコイル10
2と位相が90度ずれて駆動される。当技術分野では、
106のような移相回路用の構成が多数知られている。
【0049】動作に際しては、入れ子式のコイル10
0、102は、RFIプラズマ処理システム10のRF
Iコイル14の代わりにそのまま使用できる。本発明の
この実施例で発生する電磁界は、非常に均一であるばか
りでなく、コイル同士が互いに90度の角度をなし、か
つ駆動エネルギーの位相がずれているため、システム内
で軸Xを中心として回転する。この回転する電磁界が、
システムのエッチングの均質性および速度を共に高め
る。
0、102は、RFIプラズマ処理システム10のRF
Iコイル14の代わりにそのまま使用できる。本発明の
この実施例で発生する電磁界は、非常に均一であるばか
りでなく、コイル同士が互いに90度の角度をなし、か
つ駆動エネルギーの位相がずれているため、システム内
で軸Xを中心として回転する。この回転する電磁界が、
システムのエッチングの均質性および速度を共に高め
る。
【0050】本発明のこの実施例の利点を実現するのに
コイルを入れ子式にする必要はなく、重ねるか、巻き合
わせてもよいことに留意されたい。さらに、コイルを駆
動する高周波電源を移相するのでなく、周波数がわずか
に異なる別々の高周波電源を各コイルに使用することも
できる。その結果、均一で分極された回転電磁界が発生
する。
コイルを入れ子式にする必要はなく、重ねるか、巻き合
わせてもよいことに留意されたい。さらに、コイルを駆
動する高周波電源を移相するのでなく、周波数がわずか
に異なる別々の高周波電源を各コイルに使用することも
できる。その結果、均一で分極された回転電磁界が発生
する。
【0051】図1のRFIプラズマ発生システム10に
関して、本発明のさらに別の実施例に従えば、整合回路
16を図の位置から移し、その場所に処理チャンバ12
に類似した第2の処理チャンバを設置できる。第2のチ
ャンバ内の、RFIコイル14の上方でかつRFIコイ
ル14に平行した位置に第2の加工部材ホルダおよび加
工部材を置くことより、このシステムで2つの加工部材
を同時に処理できる。
関して、本発明のさらに別の実施例に従えば、整合回路
16を図の位置から移し、その場所に処理チャンバ12
に類似した第2の処理チャンバを設置できる。第2のチ
ャンバ内の、RFIコイル14の上方でかつRFIコイ
ル14に平行した位置に第2の加工部材ホルダおよび加
工部材を置くことより、このシステムで2つの加工部材
を同時に処理できる。
【0052】このように新規の改良型高周波プラズマ処
理システムが提供される。このシステムは、平行な導体
で形成され、処理される加工部材の表面と平行な位置に
置かれたコイル主表面を少なくとも1つ持つコイルを使
用する。このシステムで発生する電磁界は、コイル主表
面とほぼ同じ断面形状を持つ領域全体にわたってきわめ
て均一である。したがって、処理される加工部材の形状
に主表面を適合させて、コイルの形状を電磁界の均一性
が最適になる形にすることができる。この結果、非常に
コンパクトで比較的簡単なシステムで、エッチング処
理、付着処理、コーティング処理など非常に均質なプラ
ズマ処理が可能となる。より具体的に言うと、本発明の
システムでは、従来のシステムで使用された複数のチャ
ンバも磁石も必要でない。
理システムが提供される。このシステムは、平行な導体
で形成され、処理される加工部材の表面と平行な位置に
置かれたコイル主表面を少なくとも1つ持つコイルを使
用する。このシステムで発生する電磁界は、コイル主表
面とほぼ同じ断面形状を持つ領域全体にわたってきわめ
て均一である。したがって、処理される加工部材の形状
に主表面を適合させて、コイルの形状を電磁界の均一性
が最適になる形にすることができる。この結果、非常に
コンパクトで比較的簡単なシステムで、エッチング処
理、付着処理、コーティング処理など非常に均質なプラ
ズマ処理が可能となる。より具体的に言うと、本発明の
システムでは、従来のシステムで使用された複数のチャ
ンバも磁石も必要でない。
【0053】本発明は、プラズマ処理の分野、特に半導
体ウェーハに対するエッチングおよび付着の分野に応用
できる。
体ウェーハに対するエッチングおよび付着の分野に応用
できる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、当技術分野で既知の複
数チャンバ・システムと比べて比較的簡単な構造を持
ち、比較的低い圧力で高密度の非常に均質なプラズマを
発生させることができるプラズマ処理システムが提供さ
れ、プラズマの均質性および密度の制御に複雑な磁石や
その他の機構を使用する必要がなくなる。
数チャンバ・システムと比べて比較的簡単な構造を持
ち、比較的低い圧力で高密度の非常に均質なプラズマを
発生させることができるプラズマ処理システムが提供さ
れ、プラズマの均質性および密度の制御に複雑な磁石や
その他の機構を使用する必要がなくなる。
【図1】本発明に従って構築したプラズマ処理チャンバ
の部分切断正面図である。
の部分切断正面図である。
【図2】図1のRFIコイル14の平面図である。
【図3】図1のRFIコイル14の側面図である。
【図4】図1のRFI整合回路の構成を示す図である。
【図5】図1のRFI整合回路の構成を示す図である。
【図6】図1のRFI整合回路の構成を示す図である。
【図7】RFIコイル構成の平面図である。
【図8】RFIコイル構成の側面図である。
【図9】RFIコイル構成の正面図である。
【図10】別のRFIコイル構成の平面図である。
【図11】既知のシステムと本発明のシステムの両方に
ついて、処理速度とウェーハ上の位置の関係を示すグラ
フである。
ついて、処理速度とウェーハ上の位置の関係を示すグラ
フである。
【図12】本発明の別の実施例に従った入れ子式のコイ
ルの対の概略図である。
ルの対の概略図である。
10 RFIプラズマ処理システム 12 処理チャンバ 14 RFIコイル 16 整合回路 18 金属製シェル 26 誘電体真空窓 30 ガス入口 38 真空シール 40 ウェーハ 44 上部表面 46 下部表面 48 金属製フレーム 50 金属製ボックス 52 可変コンデンサ 54 可変コンデンサ 56 電気コネクタ 58 電気コネクタ 60 高周波電源 62 端子 64 電気コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/205 21/31 C (72)発明者 ジェフリー・アラン・ホップウッド アメリカ合衆国10509、ニューヨーク州ブ リュースター、セブン・フィールズ・レー ン 404 (72)発明者 スタンリー・ジョーゼフ・ホワイトヘア アメリカ合衆国10598、ニューヨーク州ピ ークスキル、ビーチャー・レーン 1
Claims (7)
- 【請求項1】加工部材を支えるチャンバと、 前記チャンバにガスを導入する手段と、 前記チャンバ上に配置され、平行な導体で形成された全
体として平坦な表面を少なくとも1つ備えた、導体材料
のコイルと、 前記コイルに高周波エネルギーを加える手段とを備える
プラズマ処理装置。 - 【請求項2】前記コイルが、全体として平坦なストラッ
プ状の材料から成ることを特徴とする、請求項1に記載
の装置。 - 【請求項3】前記平坦な表面が前記加工部材に対して全
体として平行になるように前記コイルを配置することを
特徴とする、請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】前記コイルが、平行な導体で形成され、第
1の平坦な表面に対して全体として平行に配置された、
第2の平坦な表面を備えることを特徴とする、請求項3
に記載の装置。 - 【請求項5】圧力を調整した環境中で加工部材を支える
ことができるチャンバと、前記チャンバにガスを導入す
る手段とを備えるプラズマ処理装置を操作する方法であ
って、 平行な導体で形成された全体として平坦な表面を少なく
とも1つ備えた導体材料のコイルを、前記チャンバ上に
配置する段階と、 前記コイルに高周波エネルギーを加える段階とを含むこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項6】前記コイルが、全体として平坦なストラッ
プ状の材料から成ることを特徴とする、請求項5に記載
の方法。 - 【請求項7】前記少なくとも1つの表面が前記加工部材
に対して全体として平行になるように前記コイルを配置
することを特徴とする、請求項5に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US828060 | 1992-01-30 | ||
| US07/828,060 US5280154A (en) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | Radio frequency induction plasma processing system utilizing a uniform field coil |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05275383A JPH05275383A (ja) | 1993-10-22 |
| JPH0680641B2 true JPH0680641B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=25250837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4334369A Expired - Lifetime JPH0680641B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-12-15 | 高周波誘導プラズマ処理システムおよび方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5280154A (ja) |
| EP (1) | EP0553704B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0680641B2 (ja) |
| DE (1) | DE69302029T2 (ja) |
Families Citing this family (168)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2972477B2 (ja) * | 1993-01-27 | 1999-11-08 | 日本電気株式会社 | Rf・ecrプラズマエッチング装置 |
| TW249313B (ja) * | 1993-03-06 | 1995-06-11 | Tokyo Electron Co | |
| EP0619576B1 (en) * | 1993-04-05 | 1999-12-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for manufacturing an optical recording medium |
| US5531834A (en) * | 1993-07-13 | 1996-07-02 | Tokyo Electron Kabushiki Kaisha | Plasma film forming method and apparatus and plasma processing apparatus |
| FR2709397B1 (fr) * | 1993-08-27 | 1995-09-22 | Cit Alcatel | Réacteur à plasma pour un procédé de dépôt ou de gravure. |
| US5614055A (en) * | 1993-08-27 | 1997-03-25 | Applied Materials, Inc. | High density plasma CVD and etching reactor |
| GB9321489D0 (en) * | 1993-10-19 | 1993-12-08 | Central Research Lab Ltd | Plasma processing |
| KR100276736B1 (ko) * | 1993-10-20 | 2001-03-02 | 히가시 데쓰로 | 플라즈마 처리장치 |
| US5619103A (en) * | 1993-11-02 | 1997-04-08 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Inductively coupled plasma generating devices |
| US5468296A (en) * | 1993-12-17 | 1995-11-21 | Lsi Logic Corporation | Apparatus for igniting low pressure inductively coupled plasma |
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