JPH068377B2 - 多孔質砥石用含浸液 - Google Patents
多孔質砥石用含浸液Info
- Publication number
- JPH068377B2 JPH068377B2 JP1742292A JP1742292A JPH068377B2 JP H068377 B2 JPH068377 B2 JP H068377B2 JP 1742292 A JP1742292 A JP 1742292A JP 1742292 A JP1742292 A JP 1742292A JP H068377 B2 JPH068377 B2 JP H068377B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- parts
- resin
- phenol resin
- weight
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてポリビニルアル
コール(PVA)のホルマール化樹脂を基本結合剤とし
て成る多孔質砥石の製造に用いる含浸液に関し、さらに
詳細には、多孔質砥石の硬度、耐水性、切削性を改良す
るための含浸液に関する。
コール(PVA)のホルマール化樹脂を基本結合剤とし
て成る多孔質砥石の製造に用いる含浸液に関し、さらに
詳細には、多孔質砥石の硬度、耐水性、切削性を改良す
るための含浸液に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】PVA
ホルマール化樹脂系の砥石は多孔性で弾性に富み、特に
曲面研磨において仕上面が良いなどの特色を有している
が、逆に摩耗しやすく切削性も悪い。さらに水により軟
化する性質があり、被研磨面の過熱防止に使われる冷却
用液として水を使用することができず、一般的に湿式研
磨が困難であるという欠点を有する。
ホルマール化樹脂系の砥石は多孔性で弾性に富み、特に
曲面研磨において仕上面が良いなどの特色を有している
が、逆に摩耗しやすく切削性も悪い。さらに水により軟
化する性質があり、被研磨面の過熱防止に使われる冷却
用液として水を使用することができず、一般的に湿式研
磨が困難であるという欠点を有する。
【0003】これを解決する方法としては、 (1)熱可塑性樹脂の初期縮合物をあらかじめPVA樹
脂に混合してホルマール化する方法(例えば、特公昭5
3−6752) (2)尿素樹脂又はメラミン樹脂の含浸 (3)液状のフェノール樹脂含浸 などが試みられているが、いずれも一長一短があり、基
本的要求にかなうものは得られていない。即ち、(1)
の方法では耐水性は向上するが、強度は不十分であり、
強度を上げるために熱硬化性樹脂の配合量を上げると溶
着現象をおこしてしまう。
脂に混合してホルマール化する方法(例えば、特公昭5
3−6752) (2)尿素樹脂又はメラミン樹脂の含浸 (3)液状のフェノール樹脂含浸 などが試みられているが、いずれも一長一短があり、基
本的要求にかなうものは得られていない。即ち、(1)
の方法では耐水性は向上するが、強度は不十分であり、
強度を上げるために熱硬化性樹脂の配合量を上げると溶
着現象をおこしてしまう。
【0004】(2)の含浸法は砥石が硬くなりすぎて熟
成中にワレが発生する。(3)のフェノール樹脂の含浸
は含浸ムラが多く、均一含浸が不可能である。
成中にワレが発生する。(3)のフェノール樹脂の含浸
は含浸ムラが多く、均一含浸が不可能である。
【0005】本発明はこうした問題点を解消し、耐水
性、研削性とともにラッピング性にもすぐれた砥石の製
造に用いる含浸液を提供することを目的とするものであ
る。
性、研削性とともにラッピング性にもすぐれた砥石の製
造に用いる含浸液を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次の多孔質
砥石用含浸液により達成できる。
砥石用含浸液により達成できる。
【0007】(a)フェノール樹脂 (b)ポリビニルアルコール (c)アルデヒド (d)酸性触媒 を含み、ポリビニルアルコールがフェノール樹脂100
重量部に対し5〜95重量部であり、アルデヒドがポリ
ビニルアルコール100重量部に対し20〜80重量部
であり、酸性触媒がポリビニルアルコール100重量部
に対し5〜10重量部である、多孔質砥石用水性含浸
液。
重量部に対し5〜95重量部であり、アルデヒドがポリ
ビニルアルコール100重量部に対し20〜80重量部
であり、酸性触媒がポリビニルアルコール100重量部
に対し5〜10重量部である、多孔質砥石用水性含浸
液。
【0008】ポリビニルアルコールをフェノール樹脂1
00重量部に対し5重量部以上にすることにより、含浸
させる砥石との親和性を増加させることができるが、9
5重量部を越えると含浸液の粘度が高くなり、砥石に対
する浸透性が悪くなる。
00重量部に対し5重量部以上にすることにより、含浸
させる砥石との親和性を増加させることができるが、9
5重量部を越えると含浸液の粘度が高くなり、砥石に対
する浸透性が悪くなる。
【0009】アルデヒド及び酸性触媒は、夫々、ポリビ
ニルアルコールに対して上記特定量を存在させることに
より、本発明におけるその存在の効果を有効に発揮させ
ることができる。
ニルアルコールに対して上記特定量を存在させることに
より、本発明におけるその存在の効果を有効に発揮させ
ることができる。
【0010】上記本発明の水性含浸液は、好ましくは、
弾性を有する樹脂を基本結合剤とする多孔質砥石に含浸
し乾燥し、40〜130℃の温度で加熱してホルマール
化反応とフェノール樹脂の縮合を行なわせ、さらに13
0〜200℃で熱処理するというように使用し、これに
より、含浸した多孔質砥石に多孔質結合層を付加形成し
て、弾性を有する樹脂を結合剤とする多孔質砥石を製造
することができる。
弾性を有する樹脂を基本結合剤とする多孔質砥石に含浸
し乾燥し、40〜130℃の温度で加熱してホルマール
化反応とフェノール樹脂の縮合を行なわせ、さらに13
0〜200℃で熱処理するというように使用し、これに
より、含浸した多孔質砥石に多孔質結合層を付加形成し
て、弾性を有する樹脂を結合剤とする多孔質砥石を製造
することができる。
【0011】
【好適な実施態様】本発明におけるフェノール樹脂と
は、フェノール、キシレノール、クレゾール等の各種フ
ェノールとアルデヒドとの低分子縮合物とその誘導体例
えば無水フタル酸でエステル化したアルキド変性樹脂エ
ポキシ変性樹脂、アリルエーテル化フェノール樹脂、メ
ラミン変性樹脂、フェノールエーテル変性樹脂等を包含
する。このフェノール樹脂は分子量が十分低く水溶液又
はエマルジョンの状態で使用されるが、用途によっては
やや分子量の高い粉末状のフェノール樹脂をアルコール
等の溶剤に溶かしたものも使用できる。砥石の硬度を上
げる目的には、分子量の高いものあるいはエマルジョン
等を使用する。切削性を上げるためには、分子量の低い
ものと高いものを混合して使用する。ラッピング性を上
げるためには分子量の比較的低いものを使用する。
は、フェノール、キシレノール、クレゾール等の各種フ
ェノールとアルデヒドとの低分子縮合物とその誘導体例
えば無水フタル酸でエステル化したアルキド変性樹脂エ
ポキシ変性樹脂、アリルエーテル化フェノール樹脂、メ
ラミン変性樹脂、フェノールエーテル変性樹脂等を包含
する。このフェノール樹脂は分子量が十分低く水溶液又
はエマルジョンの状態で使用されるが、用途によっては
やや分子量の高い粉末状のフェノール樹脂をアルコール
等の溶剤に溶かしたものも使用できる。砥石の硬度を上
げる目的には、分子量の高いものあるいはエマルジョン
等を使用する。切削性を上げるためには、分子量の低い
ものと高いものを混合して使用する。ラッピング性を上
げるためには分子量の比較的低いものを使用する。
【0012】PVAは完全ケン化物が望ましいが、多少
の酢酸基が残存していてもさしつかえはない砥石用結合
剤として適当な公知のものを用いる。PVAの分子量は
500〜2000、ケン化度は98%以上のものが望ま
しい。
の酢酸基が残存していてもさしつかえはない砥石用結合
剤として適当な公知のものを用いる。PVAの分子量は
500〜2000、ケン化度は98%以上のものが望ま
しい。
【0013】フェノール樹脂とPVAの重量比はフェノ
ール樹脂100部に対してPVAが5〜95部、好まし
くは40〜70部とし、製品の用途にあわせて硬度を調
整できる。また全樹脂量の5%の限度内において他の樹
脂例えばメラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
アミド、合成ゴム、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビ
ニリデン、不飽和ポリエステルを併用することもでき
る。耐水性を高める目的にはメラミン樹脂、尿素樹脂等
を用い、また、硬度を高くするためには、エポキシ樹
脂、メラミン樹脂等を用いる。
ール樹脂100部に対してPVAが5〜95部、好まし
くは40〜70部とし、製品の用途にあわせて硬度を調
整できる。また全樹脂量の5%の限度内において他の樹
脂例えばメラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
アミド、合成ゴム、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビ
ニリデン、不飽和ポリエステルを併用することもでき
る。耐水性を高める目的にはメラミン樹脂、尿素樹脂等
を用い、また、硬度を高くするためには、エポキシ樹
脂、メラミン樹脂等を用いる。
【0014】アルデヒドはアルデヒド基をもつものであ
ればよいが、例示すればホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド、ベンズアルデヒド、クロトンアルデヒド、フル
フラール等があげられる。
ればよいが、例示すればホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド、ベンズアルデヒド、クロトンアルデヒド、フル
フラール等があげられる。
【0015】使用量は、適量でよいが、通例PVA10
0部に対し、凡そ20〜80部好ましくは30〜60部
(重量比)となる。
0部に対し、凡そ20〜80部好ましくは30〜60部
(重量比)となる。
【0016】酸性触媒は塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸等
の無機酸の他パラトルエンスルホン酸等の有機酸も使用
され、反応に必要十分な量をもって足り、通例PVA1
00部に対し凡そ5〜10部(重量比)でよい。
の無機酸の他パラトルエンスルホン酸等の有機酸も使用
され、反応に必要十分な量をもって足り、通例PVA1
00部に対し凡そ5〜10部(重量比)でよい。
【0017】このような組成からなる含浸液は均一な溶
液又はエマルジョンであることが望ましいが、微粒子が
分散したゾル状であってもよい。含浸液に含まれる水の
量は、本発明の製造方法により得られる砥石の多孔性
の維持と耐水性の向上、及び含浸液の浸透性(含浸
性)のバランスの点から、好ましくは65重量%以上に
し、通常は70重量%強にする。含浸液の粘度は、通常
10cps以下にし、最大でも20〜30cps以下に
する。エマルジョン又はゾルの安定性を保つために他に
支障のないかぎり界面活性剤、増粘剤、凝集防止剤等を
用いることもできる。
液又はエマルジョンであることが望ましいが、微粒子が
分散したゾル状であってもよい。含浸液に含まれる水の
量は、本発明の製造方法により得られる砥石の多孔性
の維持と耐水性の向上、及び含浸液の浸透性(含浸
性)のバランスの点から、好ましくは65重量%以上に
し、通常は70重量%強にする。含浸液の粘度は、通常
10cps以下にし、最大でも20〜30cps以下に
する。エマルジョン又はゾルの安定性を保つために他に
支障のないかぎり界面活性剤、増粘剤、凝集防止剤等を
用いることもできる。
【0018】本発明の含浸液はフェノール樹脂単独の含
浸液とちがって、砥石に対する親和性が良く、ムラを生
ずることはない。その結果最終製品の硬度、耐水性等も
均一で、また加熱中にワレを生ずることもない。
浸液とちがって、砥石に対する親和性が良く、ムラを生
ずることはない。その結果最終製品の硬度、耐水性等も
均一で、また加熱中にワレを生ずることもない。
【0019】即ち本発明の含浸液の最大の効果は従来の
フェノール樹脂の含浸液にPVA、アルデヒド、酸とを
組合せるだけでPVAボンド砥石との親和性が飛躍的に
改良され均一にムラなく含浸が行われうる点にあり、ま
た最終製品の耐水性、硬度、切削性などが改良される理
由もこの親和性によるものである。また結合剤にフェノ
ール樹脂を混入して成型した場合(例えば特公昭49−
3430、同53−6752)よりも良好なラッピング
性を保持しているのはフェノール樹脂により砥粒表面が
被覆されるためである。砥石が親水性であれば、ケン化
度の高い(98%以上)PVAを使用し砥石が疎水性の
場合にはケン化度の低い(88%位のもの)PVAを使
用する。フェノール樹脂に対してPVAの量を多くする
ことによって、砥石との親和性は増加するが、量を多く
し過ぎると、含浸液の粘度が高くなって、砥石に対する
浸透性が悪くなる。(なお、アルデヒド、酸の種類は、
砥石との親和性に殆ど影響を与えない)
フェノール樹脂の含浸液にPVA、アルデヒド、酸とを
組合せるだけでPVAボンド砥石との親和性が飛躍的に
改良され均一にムラなく含浸が行われうる点にあり、ま
た最終製品の耐水性、硬度、切削性などが改良される理
由もこの親和性によるものである。また結合剤にフェノ
ール樹脂を混入して成型した場合(例えば特公昭49−
3430、同53−6752)よりも良好なラッピング
性を保持しているのはフェノール樹脂により砥粒表面が
被覆されるためである。砥石が親水性であれば、ケン化
度の高い(98%以上)PVAを使用し砥石が疎水性の
場合にはケン化度の低い(88%位のもの)PVAを使
用する。フェノール樹脂に対してPVAの量を多くする
ことによって、砥石との親和性は増加するが、量を多く
し過ぎると、含浸液の粘度が高くなって、砥石に対する
浸透性が悪くなる。(なお、アルデヒド、酸の種類は、
砥石との親和性に殆ど影響を与えない)
【0020】常法により成形固結した砥石はこの含浸液
に含浸される。
に含浸される。
【0021】樹脂結合の多孔性砥石としては、PVAホ
ルマール化物をボンドとしたもの、或いは、PVA樹脂
に水溶性の熱硬化性樹脂の初期縮合物を混合しホルマー
ル化反応させたもの(いわゆる多孔性ボンド砥石)、そ
の他微粒のレジノイド砥石、ビトリファイド砥石、多孔
性のエポキシ、ウレタン等をボンドとする砥石等を用い
る。
ルマール化物をボンドとしたもの、或いは、PVA樹脂
に水溶性の熱硬化性樹脂の初期縮合物を混合しホルマー
ル化反応させたもの(いわゆる多孔性ボンド砥石)、そ
の他微粒のレジノイド砥石、ビトリファイド砥石、多孔
性のエポキシ、ウレタン等をボンドとする砥石等を用い
る。
【0022】砥石は含浸後乾燥され、まずホルマール化
反応とフェノール樹脂の縮合反応を行わせるため40〜
130℃で熱処理される。その後さらに、これに加えて
130〜200℃で数時間の熱処理で硬化を行う。この
二段熱処理により均一でムラのない砥石が加熱中にワレ
を生じることもなく生産できる。またでき上った砥石
は、耐水性、強度、切削性、耐磨性にすぐれる一方、多
孔性ボンド砥石の本来具備している良好なラッピング性
を保持している。
反応とフェノール樹脂の縮合反応を行わせるため40〜
130℃で熱処理される。その後さらに、これに加えて
130〜200℃で数時間の熱処理で硬化を行う。この
二段熱処理により均一でムラのない砥石が加熱中にワレ
を生じることもなく生産できる。またでき上った砥石
は、耐水性、強度、切削性、耐磨性にすぐれる一方、多
孔性ボンド砥石の本来具備している良好なラッピング性
を保持している。
【0023】なお、上掲の多孔質砥石の他に、レジノイ
ド砥石、ビトリファイド砥石等の多孔質のものに対して
も本発明の含浸液を適用することができ、仕上面精度の
向上が行なわれる。
ド砥石、ビトリファイド砥石等の多孔質のものに対して
も本発明の含浸液を適用することができ、仕上面精度の
向上が行なわれる。
【0024】なお加熱時間は砥石の形状、PVAフェノ
ール樹脂の割合、温度などにより、形状の大きいほど、
フェノール樹脂の割合が大きいほど、また処理温度が低
いほど長時間を要するが、通例、120〜140℃では
約20〜25時間、150〜200℃では約12〜20
時間程度である。一般的には180℃で15時間程度の
熱処理が望ましい。
ール樹脂の割合、温度などにより、形状の大きいほど、
フェノール樹脂の割合が大きいほど、また処理温度が低
いほど長時間を要するが、通例、120〜140℃では
約20〜25時間、150〜200℃では約12〜20
時間程度である。一般的には180℃で15時間程度の
熱処理が望ましい。
【0025】本発明によれば、含浸液の(フェノール樹
脂/PVA)配合比に従い、目的に応じ適度な硬度又は
切削性とラッピング特性とを具備した、多孔質砥石を、
種々の研磨目的、対象に応じて得ることができ、耐水性
も良好なものが得られる。
脂/PVA)配合比に従い、目的に応じ適度な硬度又は
切削性とラッピング特性とを具備した、多孔質砥石を、
種々の研磨目的、対象に応じて得ることができ、耐水性
も良好なものが得られる。
【0026】以下、本発明の実施例を記す。
【0027】
(実施例1)予め、いわゆる多孔質ボンド砥石(外径3
05mm、中心孔径152.4mm、厚さ25mm)を
以下の方法により製作した。
05mm、中心孔径152.4mm、厚さ25mm)を
以下の方法により製作した。
【0028】PVAの20%水溶液100部に対して、
フェノール樹脂50部、ホルマリン20部、GC#10
00の砥粒60部を加えてよく攪拌し、塩酸を触媒とし
て温度60℃で20時間ホルマール化反応をさせた後、
水洗、乾燥を行ない多孔質ボンド砥石を得る。
フェノール樹脂50部、ホルマリン20部、GC#10
00の砥粒60部を加えてよく攪拌し、塩酸を触媒とし
て温度60℃で20時間ホルマール化反応をさせた後、
水洗、乾燥を行ない多孔質ボンド砥石を得る。
【0029】この多孔質ボンド砥石をPVA20%水溶
液25部(重量部、以下同じ)、水溶性フェノール樹脂
50部、ホルマリン15部の混合液に触媒として塩酸1
0部を加えた含浸液で処理した後50℃でホルマール化
及びフェノール樹脂の縮合を行わせた後180℃で5〜
10時間加熱した。以上の処理により得られた砥石にて
銅ロールを研磨したところスクラッチもなく耐摩耗性も
良好であった。なおPVAはクラレポバール105、水
溶性フェノール樹脂は(大日本インキ製)TD−230
7を用いた。
液25部(重量部、以下同じ)、水溶性フェノール樹脂
50部、ホルマリン15部の混合液に触媒として塩酸1
0部を加えた含浸液で処理した後50℃でホルマール化
及びフェノール樹脂の縮合を行わせた後180℃で5〜
10時間加熱した。以上の処理により得られた砥石にて
銅ロールを研磨したところスクラッチもなく耐摩耗性も
良好であった。なおPVAはクラレポバール105、水
溶性フェノール樹脂は(大日本インキ製)TD−230
7を用いた。
【0030】(比較例1)実施例1で得た多孔質ボンド
砥石と同じもの(未含浸)。
砥石と同じもの(未含浸)。
【0031】(比較例2)実施例1と同じ多孔質ボンド
砥石を用い、液状のフェノール樹脂(樹脂含有率60
%)100部と1%の希塩酸10部の混合液にて含浸
し、乾燥の後150℃で15時間加熱処理し、砥石を得
た。その結果得られたものは、含浸ムラが著しくそのた
め研削面も不良であった。
砥石を用い、液状のフェノール樹脂(樹脂含有率60
%)100部と1%の希塩酸10部の混合液にて含浸
し、乾燥の後150℃で15時間加熱処理し、砥石を得
た。その結果得られたものは、含浸ムラが著しくそのた
め研削面も不良であった。
【0032】
【表1】 研削条件 1)研削方法 円筒プランジ研削 2)砥石寸法 305×25×152.
4 3)被削物 S45(生材)60φ×
50l 4)砥石研削幅 25mm 5)研削液 水溶性研削液W2 6)砥石使用周速 2000m/min 7)ワーク回転数 20m/min 8)切込速度 1.2μ/rev 9)スパークアウト時間 20sec なお、実施例1と同様の研磨テストの結果面粗度は悪
く、スクラッチの発生も見られた。実施例1、比較例
1、2の比較を表1に示す。
4 3)被削物 S45(生材)60φ×
50l 4)砥石研削幅 25mm 5)研削液 水溶性研削液W2 6)砥石使用周速 2000m/min 7)ワーク回転数 20m/min 8)切込速度 1.2μ/rev 9)スパークアウト時間 20sec なお、実施例1と同様の研磨テストの結果面粗度は悪
く、スクラッチの発生も見られた。実施例1、比較例
1、2の比較を表1に示す。
【0033】(実施例2)実施例1と同じ方法により多
孔質ボンド砥石を得た。この多孔質ボンド砥石をPVA
20%水溶液20部(重量部)、水溶性フェノール樹脂
60部、ホルマリン15部の混合液に触媒として塩酸1
0部を加えた含浸液で処理した後60℃でホルマール化
及びフェノール樹脂の縮合を行なわせた後180℃で5
〜10時間加熱した。得られた砥石を用いてSUS30
4の丸棒を研削したところスクラッチもなく、良質の面
が得られた。
孔質ボンド砥石を得た。この多孔質ボンド砥石をPVA
20%水溶液20部(重量部)、水溶性フェノール樹脂
60部、ホルマリン15部の混合液に触媒として塩酸1
0部を加えた含浸液で処理した後60℃でホルマール化
及びフェノール樹脂の縮合を行なわせた後180℃で5
〜10時間加熱した。得られた砥石を用いてSUS30
4の丸棒を研削したところスクラッチもなく、良質の面
が得られた。
【0034】フェノール樹脂/PVA比(重量比)は通
常1/10〜10/1位であるが好ましくは1/3〜3
/1である。
常1/10〜10/1位であるが好ましくは1/3〜3
/1である。
【0035】(実施例3)実施例1と同じ多孔質ボンド
砥石をPVA20%水溶液25部、エマルジョン型の液
状フェノール樹脂30部(樹脂分80%)ホルマリン1
5部の混合液に触媒として塩酸10部を加えた含浸液で
処理した後50℃でホルマール化及びフェノール樹脂の
縮合を行なった後170℃で5〜8時間加熱した。得ら
れた砥石は含浸ムラはなく、砥石内部まで均一に含浸が
行なわれていた。
砥石をPVA20%水溶液25部、エマルジョン型の液
状フェノール樹脂30部(樹脂分80%)ホルマリン1
5部の混合液に触媒として塩酸10部を加えた含浸液で
処理した後50℃でホルマール化及びフェノール樹脂の
縮合を行なった後170℃で5〜8時間加熱した。得ら
れた砥石は含浸ムラはなく、砥石内部まで均一に含浸が
行なわれていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 29:04) 6904−4J
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)フェノール樹脂 (b)ポリビニルアルコール (c)アルデヒド (d)酸性触媒 を含み、ポリビニルアルコールがフェノール樹脂100
重量部に対し5〜95重量部であり、アルデヒドがポリ
ビニルアルコール100重量部に対し20〜80重量部
であり、酸性触媒がポリビニルアルコール100重量部
に対し5〜10重量部である、多孔質砥石用水性含浸
液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1742292A JPH068377B2 (ja) | 1992-01-04 | 1992-01-04 | 多孔質砥石用含浸液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1742292A JPH068377B2 (ja) | 1992-01-04 | 1992-01-04 | 多孔質砥石用含浸液 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58011515A Division JPH0714591B2 (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 多孔質砥石の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559259A JPH0559259A (ja) | 1993-03-09 |
| JPH068377B2 true JPH068377B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=11943580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1742292A Expired - Lifetime JPH068377B2 (ja) | 1992-01-04 | 1992-01-04 | 多孔質砥石用含浸液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068377B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090011198A1 (en) * | 2005-02-25 | 2009-01-08 | Toyoda Van Moppes Ltd. | Vitrified bond grinding wheel and process for producing the same |
-
1992
- 1992-01-04 JP JP1742292A patent/JPH068377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0559259A (ja) | 1993-03-09 |
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