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JPH0684258B2 - 低自着性合わせガラス用中間膜 - Google Patents
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JPH0684258B2 - 低自着性合わせガラス用中間膜 - Google Patents

低自着性合わせガラス用中間膜

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JPH0684258B2
JPH0684258B2 JP12143786A JP12143786A JPH0684258B2 JP H0684258 B2 JPH0684258 B2 JP H0684258B2 JP 12143786 A JP12143786 A JP 12143786A JP 12143786 A JP12143786 A JP 12143786A JP H0684258 B2 JPH0684258 B2 JP H0684258B2
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JP
Japan
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interlayer film
laminated glass
aldehyde
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polyvinyl
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JP12143786A
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和弘 森田
忠興 井伊
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自着性が低減された合わせガラス用中間膜に関
するものである。
(従来の技術) 合わせガラス用中間膜として、ポリビニルブチラールに
可塑剤を添加した可塑化ポリビニルブチラールが広く知
られており、自動車用、航空機用、建築用として幅広く
使用されている。しかしながら、従来の合わせガラス用
中間膜は膜表面の粘着性が強い為、保存又は輸送時に膜
表面同志が粘着(自着)するという問題を有していた。
この自着を防ぐため、従来、膜表面をエンボス加工し、
更に重炭酸ソーダ等の粘着防止剤を散布していた。その
為、粘着防止剤除去の水洗工程と、その後の中間膜の含
水率調整に乾燥工程が必要であった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、粘着性が低く、従って、工業的に不利
な上記諸工程を必要としない可塑化ポリビニルアセター
ル中間膜を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の低自着性合わせガラス用中間膜は、ポリビニル
アルコールが炭素数6〜10のアルデヒドによってアセタ
ール化されたポリビニルアセタールに、可塑剤が添加さ
れてなるものである。
本発明において用いられるポリビニルアルコールの平均
重合度は800〜3000が好適であり、またそのケン化度は
透明性の良い中間膜を得る為に95モル%以上のものが好
ましく用いられる。
上記ポリビニルアルコールと縮合せしめられる炭素数6
〜10のアルデヒドの好ましい例としては、n−ヘキシル
アルデヒド、n−ヘプチルアルデヒド、n−オクチルア
ルデヒド、2−エチル−ヘキシルアルデヒド、n−ノニ
ルアルデヒド、n−デシルアルデヒド等が挙げられ、こ
れらは単独で或いは適宜組合わせて用いられる。第1図
に示す如く自着性が低い中間膜が得られる点で、C8のn
−オクチルアルデヒド、2−エチル−ヘキシルアルデヒ
ドが特に好ましく用いられる。
炭素数6〜10のアルデヒドによりアセタール化されたポ
リビニルアセタールを得るには、従来公知のポリビニル
アセタールの製造方法が採用され得る。
例えば、沈澱法に於てポリビニルアルコールに炭素数6
〜10の一種或は複数のアルデヒドを添加し反応させるこ
とにより比較的低温で沈澱物を得た後、反応系を常温で
熟成し、中和、水洗、乾燥を経て得られる。
尚本発明に用いられるポリビニルアセタールは、炭素数
6〜10のアルデヒドと共に本発明の目的を達成し得る範
囲内で炭素数6〜10以外のアルデヒドによってアセター
ル化されたものであってもよい。但し、アセタール化に
より消費される炭素数6〜10以外のアルデヒドの割合
(重量%)は、炭素数6〜10のアルデヒドのそれよりも
低いのが好ましい。
本発明に於て用いられるポリビニルアセタールのアセタ
ール化度は、低過ぎると可塑剤との相溶性が悪くなり、
高過ぎると合わせガラス時の耐貫通性等の種種の物性が
低下するので、60〜75モル%が望ましい。アセタール化
度の測定は、塩酸ヒドロキシルアミン法等の既知の方法
による。
また、本発明に用いられる可塑剤は、一般のポリビニル
ブチラールに用いられるものが広く用いられ、例えばト
リエチレングリコール−ジ−2−エチルブチレート、ト
リエチレングリコール−ジ−2−エチルヘキソエート等
が好適に使用される。可塑剤添加量は、ポリビニルアセ
タール100重量部に対し20〜60重量部が望ましい。なぜ
ならば、可塑剤量が少な過ぎると耐貫通性が低下し、多
過ぎると可塑剤がブリードアウトつまり膜表面にしみだ
してしまい、合わせガラスの透明性および接着性に悪影
響を及ぼすからである。
本発明中間膜は以下の実施例に示される様に大気温度条
件(一般に50℃以下、好ましくは40℃以下)では自着性
が極めて低い。一方加熱・加圧による合わせガラス加工
条件ではガラスに対し優れた接着性を有し、かつ優れた
耐衝撃性を有する合わせガラスを提供し得る。
(実施例) 以下に本発明の実施例を示す。
自着力は以下のようにして測定した。ポリビニルアセタ
ール樹脂に可塑剤を加えて混合し、4インチロールによ
って80℃で5分間混練した後150℃で30分プレスし、厚
さ0.7mmの均一なフィルムを作成する。このフィルムか
ら2cm×1cmのサンプルを2枚切り取り、重ね合わせて12
5gの荷重をかけ、高温高湿槽中に放置する。温度、湿度
条件は60℃、2時間とし、促進評価を行う。なお、この
条件は保管時40℃×2ケ月にほぼ相当する。このサンプ
ルを28℃中、速度34mm/minでT型剥離し、自着力を測定
する。
かかる自着力が0.5kg/cm以下の場合は、捲重体または積
み重ね体にされた中間膜の一部を捲き戻したり他の部分
から引き剥したりしても有害な永久変形が生じないので
好都合である。
実施例 1 重合度1400、ケン化度98モル%のポリビニルアルコール
163.4gを蒸留水2977.5gに加え、3時間、80℃で攪拌し
ながら溶解した。そして、この系の温度を徐々に下げて
いき、38℃で35%塩酸を50g加えた。次いで、2−エチ
ルヘキシルアルデヒドを28℃で19.9g、2℃で139g添加
した。反応系を2℃に保ち、2時間で沈澱が生じた。系
に35%塩酸150gを加えた後昇温し、25℃で4時間熟成を
行った。その後常法により、反応系を水酸化ナトリウム
で中和し、樹脂を水洗した後、乾燥し、ポリビニル−2
−エチルヘキサナルの粉末を得た。この樹脂のアセター
ル化度は60モル%であった。
このポリビニル−2−エチルヘキサナル100重量部に可
塑剤としてトリエチレングリコール−ジ−2−エチルブ
チレート38重量部を加え、前述の通りに自着力試験用サ
ンプルを作製し、T型剥離で自着力を測定した。その結
果、剥離力は0.17kg/cm(第1表参照。)であった。
実施例 2〜3 実施例1と同様にして得られたポリビニル−2−エチル
ヘキサナル樹脂に、トリエチレングリコール−ジ−2−
エチルブチレートを33重量部(実施例2)および28重量
部(実施例3)加え、前述の通りT型剥離力を測定し
た。その結果を第1表に示した。
実施例 4〜6 実施例1と同様にポリビニルアルコールを攪拌しながら
溶解し、反応系を降温していき、38℃で35%塩酸を50g
加えた。2−エチルヘキシルアルデヒドとn−オクチル
アルデヒドの、モル比1対1の混合アルデヒドを28℃で
19.9g、2℃で139.2g添加した。反応系を2℃に保ち、
2時間で沈澱を得た後、35%塩酸を150g加え、25℃まで
昇温し4時間熟成した。その後、中和、水洗、乾燥を行
いポリビニル混合アセタールを得た。アセタール化度は
60モル%であった。このポリビニル混合アセタール100
重量部にトリエチレングリコール−ジ−2−エチルブチ
レートを夫々38、33、28重量部加え、前述に従ってT型
剥離力を測定した結果を第1表に示した。
実施例 7及び8 実施例1と同様にしてポリビニルアルコールを攪拌しな
がら溶解し、n−デシルアルデヒド、n−ヘキシルアル
デヒドをそれぞれ反応系に添加する。塩酸及びアルデヒ
ドの添加温度は実施例1に準拠する。熟成後、中和、水
洗、乾燥によりそれぞれ対応するポリビニルアセタール
を得た。アセタール化度はいずれも60モル%であった。
これらのアセタール100重量部にトリエチレングリコー
ル−ジ−2−エチルブチレート38重量部ずつ加え、前述
に従ってT型剥離力を測定した。第1表に結果を示し
た。
比較例 1及び2 実施例1と同様にポリビニルアルコールを溶解させた
後、降温しながら塩酸を加え、28℃と2℃でn−ブチル
アルデヒドをそれぞれ11.1g,77.7g添加した。沈澱を得
た後25℃で4時間熟成し、中和、水洗、乾燥することに
よりポリビニルブチラールを得た。アセタール化度は60
モル%であった。これにトリエチレングリコール−ジ−
2−エチルブチレートを混ぜ、前述に従ってT型剥離力
を求めた。第1表に結果を示した。
比較例 3 実施例1と同様にしてポリビニルアルコールを攪拌しな
がら溶解し、n−ドデシルアルデヒドを反応系に添加
し、沈澱物を得た。実施例1と同様に熟成し、中和、水
洗、乾燥して得られたポリビニルアセタールはアセター
ル化度が60モル%であった。これにトリエチレングリコ
ール−ジ−2−エチルブチレートを混ぜ、前述に従って
T型剥離力を求めた結果を第1表に示した。
(発明の効果) 本発明合わせガラス用中間膜は、従来の可塑化ポリビニ
ルブチラール中間膜と同等以上のガラスへの接着性を有
し、耐衝撃性の合わせガラスを提供し得るにもかかわら
ず、粘着性が極めて低いので粘着防止剤を散布する必要
がない。
従って製造上、粘着防止剤除去の水洗工程やその後の乾
燥工程等の諸工程を必要とせず、工業的価値の高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例(1,4,7及び8)及び比較例
(1及び3)における中間膜の自着力と用いられたアル
デヒドの炭素数との関係を表わす模式図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリビニルアルコールが炭素数6〜10のア
    ルデヒドによりアセタール化されたポリビニルアセター
    ルに、可塑剤が添加されてなる低自着性合わせガラス用
    中間膜。
  2. 【請求項2】アセタール化度が60〜75モル%である第1
    項記載の中間膜。
  3. 【請求項3】可塑剤添加量が、ポリビニルアセタール10
    0重量部に対して20〜60重量部である第1項又は第2項
    記載の中間膜。
JP12143786A 1986-05-27 1986-05-27 低自着性合わせガラス用中間膜 Expired - Lifetime JPH0684258B2 (ja)

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JPS62278148A (ja) 1987-12-03

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