JPH0685867B2 - 熱交換器型改質器 - Google Patents
熱交換器型改質器Info
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- JPH0685867B2 JPH0685867B2 JP3046891A JP4689191A JPH0685867B2 JP H0685867 B2 JPH0685867 B2 JP H0685867B2 JP 3046891 A JP3046891 A JP 3046891A JP 4689191 A JP4689191 A JP 4689191A JP H0685867 B2 JPH0685867 B2 JP H0685867B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
Landscapes
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融炭酸塩型燃料電池
(MCFC)発電システムにおいて、燃料電池アノード
排ガスを燃焼して得られる高温ガスの顕熱を利用して、
天然ガスをスチームで改質することにより水素および一
酸化炭素に富むガスを製造し、燃料電池アノードに供給
する役割をもつ改質触媒管を有する熱交換器型改質器に
関し、さらに詳しくは、その触媒管における伝熱効率が
高められた熱交換器型改質器に関する。
(MCFC)発電システムにおいて、燃料電池アノード
排ガスを燃焼して得られる高温ガスの顕熱を利用して、
天然ガスをスチームで改質することにより水素および一
酸化炭素に富むガスを製造し、燃料電池アノードに供給
する役割をもつ改質触媒管を有する熱交換器型改質器に
関し、さらに詳しくは、その触媒管における伝熱効率が
高められた熱交換器型改質器に関する。
【0002】
【従来の技術】MCFC発電システムにおける改質器に
おいては、デイリースタート/シャット(DSS)を含
む頻繁な起動・停止および急激な負荷変動にも耐え得る
熱衝撃に強い構造が要求され、このため、2重管構造を
もついわゆるバヨネットタイプの触媒管が多く採用され
る。図1はその構造の概略を示す断面図で、バヨネット
タイプ触媒管1は外管2と内管3との間に触媒層4が設
けられた構造のものである。天然ガスおよびスチームは
触媒層4をA方向に通過する間に水素と一酸化炭素に富
む改質ガスに改質される。この天然ガスの改質反応は、
たとえば反応式 CH4 +H2 O→CO+3H2 ΔH=49.3Kcal/グラムモル で示される吸熱反応である。したがって、この改質反応
を促進するためにアノード排ガス燃焼器から排出される
高温の燃焼ガス流Bおよび内管を触媒層とは逆方向に流
れる改質ガスからの熱を触媒層4に伝熱して触媒層4を
適度な温度に保持するようにしている。
おいては、デイリースタート/シャット(DSS)を含
む頻繁な起動・停止および急激な負荷変動にも耐え得る
熱衝撃に強い構造が要求され、このため、2重管構造を
もついわゆるバヨネットタイプの触媒管が多く採用され
る。図1はその構造の概略を示す断面図で、バヨネット
タイプ触媒管1は外管2と内管3との間に触媒層4が設
けられた構造のものである。天然ガスおよびスチームは
触媒層4をA方向に通過する間に水素と一酸化炭素に富
む改質ガスに改質される。この天然ガスの改質反応は、
たとえば反応式 CH4 +H2 O→CO+3H2 ΔH=49.3Kcal/グラムモル で示される吸熱反応である。したがって、この改質反応
を促進するためにアノード排ガス燃焼器から排出される
高温の燃焼ガス流Bおよび内管を触媒層とは逆方向に流
れる改質ガスからの熱を触媒層4に伝熱して触媒層4を
適度な温度に保持するようにしている。
【0003】このようなバヨネットタイプの触媒管に対
して外側(シェル側)を流通する高温燃焼ガスから必要
な熱量を供給する系においては、特に次の点が伝熱特性
上重要である。 (1) 伝熱効率を高めること。 (2) ヒートフラックスの平均値を高めること。 (3) 複数の触媒管を均等加熱すること。そのために圧
力損失ΔPを所望の値(0.05〜0.1kg/cm 2 )に
維持するとともにその分布を制御して燃焼ガスの偏流を
避けること。
して外側(シェル側)を流通する高温燃焼ガスから必要
な熱量を供給する系においては、特に次の点が伝熱特性
上重要である。 (1) 伝熱効率を高めること。 (2) ヒートフラックスの平均値を高めること。 (3) 複数の触媒管を均等加熱すること。そのために圧
力損失ΔPを所望の値(0.05〜0.1kg/cm 2 )に
維持するとともにその分布を制御して燃焼ガスの偏流を
避けること。
【0004】したがって、触媒層への伝熱効率を高める
ために、従来種々の工夫がなされている。図2は従来技
術における伝熱促進手段を示す要部断面図であり、たと
えば、図2(a)に示すように触媒管内管内側にスリー
ブ5を設けたもの、燃焼ガス側に図2(b)に示すよう
にスリーブ6を設けたもの、図2(c)に示すようにオ
リフィスバッフル7を設けたもの、図2(d)に示すよ
うに外管外側にワイヤーネット8を設けたもの、図2
(e)に示すように充填物9を施したものなどがある。
ために、従来種々の工夫がなされている。図2は従来技
術における伝熱促進手段を示す要部断面図であり、たと
えば、図2(a)に示すように触媒管内管内側にスリー
ブ5を設けたもの、燃焼ガス側に図2(b)に示すよう
にスリーブ6を設けたもの、図2(c)に示すようにオ
リフィスバッフル7を設けたもの、図2(d)に示すよ
うに外管外側にワイヤーネット8を設けたもの、図2
(e)に示すように充填物9を施したものなどがある。
【0005】しかし、触媒管内管内側にスリーブを設け
たもの(図2(a))では、伝熱促進効果が低いために
ほぼ内管全領域に設置する必要があり、したがって、内
管側ヒートフラックス(熱流束)分布の制御が困難とな
り、また、触媒管が3重構造となり複雑化する。燃焼ガ
ス側にスリーブまたはオリフィスバッフルを設けたもの
(図2(b)または(c))は、それら単独では伝熱促
進効果が低いため広範囲に設置する必要があり、ヒート
フラックス分布の制御が困難である。燃焼ガス側にワイ
ヤーネットを設けたもの(図2(d))では、伝熱促進
効果は高いが、それ単独では燃焼ガス側の圧力損失が小
さすぎてその分布の制御が困難であるため、燃焼ガスの
偏流の防止が難しく、したがって複数の触媒管の均等加
熱が困難となる。燃焼ガス側にスリーブおよびワイヤー
ネットを設けたもの(図2(b)と(d)の組合せ)で
は、伝熱促進効果に関しては良好であるが、燃焼ガス側
の圧力損失を最適水準(たとえば、0.05〜0.1kg
/cm 2 )に保つためには設置領域を拡大する必要があ
る。また、伝熱促進効果を高めるためにスリーブと外管
とのクリアランスを小さくしようとすると、製作、取付
け上の精度が問題となる。燃焼ガス側に充填物を施した
もの(図2(e))では、伝熱促進効果を高めることは
できるが、燃焼ガス側の圧力損失が過大となり、かつそ
の分布の制御もできない。
たもの(図2(a))では、伝熱促進効果が低いために
ほぼ内管全領域に設置する必要があり、したがって、内
管側ヒートフラックス(熱流束)分布の制御が困難とな
り、また、触媒管が3重構造となり複雑化する。燃焼ガ
ス側にスリーブまたはオリフィスバッフルを設けたもの
(図2(b)または(c))は、それら単独では伝熱促
進効果が低いため広範囲に設置する必要があり、ヒート
フラックス分布の制御が困難である。燃焼ガス側にワイ
ヤーネットを設けたもの(図2(d))では、伝熱促進
効果は高いが、それ単独では燃焼ガス側の圧力損失が小
さすぎてその分布の制御が困難であるため、燃焼ガスの
偏流の防止が難しく、したがって複数の触媒管の均等加
熱が困難となる。燃焼ガス側にスリーブおよびワイヤー
ネットを設けたもの(図2(b)と(d)の組合せ)で
は、伝熱促進効果に関しては良好であるが、燃焼ガス側
の圧力損失を最適水準(たとえば、0.05〜0.1kg
/cm 2 )に保つためには設置領域を拡大する必要があ
る。また、伝熱促進効果を高めるためにスリーブと外管
とのクリアランスを小さくしようとすると、製作、取付
け上の精度が問題となる。燃焼ガス側に充填物を施した
もの(図2(e))では、伝熱促進効果を高めることは
できるが、燃焼ガス側の圧力損失が過大となり、かつそ
の分布の制御もできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の欠点を解決し、さらに伝熱効率を高めるとと
もに触媒管の均等加熱を可能にしかつ装置のコンパクト
化を実現する熱交換器型改質器を提供することを目的と
する。
従来技術の欠点を解決し、さらに伝熱効率を高めるとと
もに触媒管の均等加熱を可能にしかつ装置のコンパクト
化を実現する熱交換器型改質器を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、触媒管内管側にデミスターネットおよびワイヤー
ネットからなる伝熱促進手段を設ければ伝熱効率が著し
く改善され極めて有効であることに着目して、本発明は
完成された。
には、触媒管内管側にデミスターネットおよびワイヤー
ネットからなる伝熱促進手段を設ければ伝熱効率が著し
く改善され極めて有効であることに着目して、本発明は
完成された。
【0008】すなわち、本発明の熱交換器型改質器は、
天然ガスとスチームとを反応させて水素および一酸化炭
素に富むガスに改質するための内管と外管からなる2重
管構造のバヨネットタイプ触媒管を具備する熱交換器型
改質器において、前記触媒管の内管内側にデミスターネ
ットおよび内管ワイヤーネットの組合せからなる伝熱促
進手段を設けてなること、を特徴とするものである。
天然ガスとスチームとを反応させて水素および一酸化炭
素に富むガスに改質するための内管と外管からなる2重
管構造のバヨネットタイプ触媒管を具備する熱交換器型
改質器において、前記触媒管の内管内側にデミスターネ
ットおよび内管ワイヤーネットの組合せからなる伝熱促
進手段を設けてなること、を特徴とするものである。
【0009】本発明の好ましい態様において、前記触媒
管の外側に外管ワイヤーネットおよびオリフィスバッフ
ルからなる伝熱促進手段をさらに設けてなるものとする
ことができる。
管の外側に外管ワイヤーネットおよびオリフィスバッフ
ルからなる伝熱促進手段をさらに設けてなるものとする
ことができる。
【0010】発明の具体的説明 以下、図面を含めて本発明の内容を具体的に説明する。
本発明の熱交換器型改質器において、天然ガスをスチー
ムで改質するために用いる触媒管としては、従来用いら
れているバヨネットタイプ触媒管が使用され、その構造
の概要は図1に示したものと同様である。
本発明の熱交換器型改質器において、天然ガスをスチー
ムで改質するために用いる触媒管としては、従来用いら
れているバヨネットタイプ触媒管が使用され、その構造
の概要は図1に示したものと同様である。
【0011】図3は、本発明における好ましい態様の伝
熱促進手段を説明する要部断面図である。バヨネットタ
イプ触媒管1の内管3の内側にはデミスターネット10
および内管ワイヤーネット11を組合わせてなる伝熱促
進手段が設けられる。このデミスターネットは、細い金
属性のワイヤーをランダムに、たとえば金タワシの如く
集積体の形態に形成してなるもので、たとえば空隙率9
9%、密度80kg/m3 程度のものが用いられる。ま
た、内管ワイヤーネットは、上記のデミスターネットを
圧縮したような形態のもので、たとえばその空隙が20
メッシュ程度のものである。この内管ワイヤーネットは
それ自身伝熱促進効果を持つとともにデミスターネット
を保持し、また改質ガス流の整流作用をする。
熱促進手段を説明する要部断面図である。バヨネットタ
イプ触媒管1の内管3の内側にはデミスターネット10
および内管ワイヤーネット11を組合わせてなる伝熱促
進手段が設けられる。このデミスターネットは、細い金
属性のワイヤーをランダムに、たとえば金タワシの如く
集積体の形態に形成してなるもので、たとえば空隙率9
9%、密度80kg/m3 程度のものが用いられる。ま
た、内管ワイヤーネットは、上記のデミスターネットを
圧縮したような形態のもので、たとえばその空隙が20
メッシュ程度のものである。この内管ワイヤーネットは
それ自身伝熱促進効果を持つとともにデミスターネット
を保持し、また改質ガス流の整流作用をする。
【0012】このような金属ワイヤーの集積体が、伝熱
促進作用をするのは次の理由による。すなわち、このよ
うな金属ワイヤーの集積体の場合、比表面積が大きく、
高温の改質ガス流体の通路内に配置されることにより、
改質ガス流体により容易に高温に加熱される。この高温
の金属ワイヤー集積体の輻射能は大きいため、被加熱面
すなわち触媒層内管表面は、改質ガス流体による対流加
熱に加えて、この金属ワイヤー集積体からの熱輻射によ
る輻射加熱を受け、しかもその熱輻射による熱伝達量は
大きい。その結果、改質ガス流体からの被加熱表面への
全体的な熱伝達は、金属ワイヤー集積体を用いない場合
の熱伝達に比べて著しく大きくなる。
促進作用をするのは次の理由による。すなわち、このよ
うな金属ワイヤーの集積体の場合、比表面積が大きく、
高温の改質ガス流体の通路内に配置されることにより、
改質ガス流体により容易に高温に加熱される。この高温
の金属ワイヤー集積体の輻射能は大きいため、被加熱面
すなわち触媒層内管表面は、改質ガス流体による対流加
熱に加えて、この金属ワイヤー集積体からの熱輻射によ
る輻射加熱を受け、しかもその熱輻射による熱伝達量は
大きい。その結果、改質ガス流体からの被加熱表面への
全体的な熱伝達は、金属ワイヤー集積体を用いない場合
の熱伝達に比べて著しく大きくなる。
【0013】このデミスターネットおよび内管ワイヤー
ネットは、これらを触媒管内管の縦方向に交互に設けて
多段に組合せるのがデミスターネットを保持する上で好
ましい。またデミスターネットの厚み(ln)と内管ワ
イヤーネットの厚み(lw)の比率(ln/lw)は、
3〜20、好ましくは8〜12の範囲とする。このデミ
スターネット10および内管ワイヤーネット11を組合
せてなる伝熱促進手段は、触媒管内管の内側に設置され
るが、必ずしも触媒層出口(図1の12で示す)から触
媒管内管出口(図1の13で示す)までの全領域に亘っ
て設置する必要はなく、好ましくは内管長の30〜80
%の領域に亘って設置する。
ネットは、これらを触媒管内管の縦方向に交互に設けて
多段に組合せるのがデミスターネットを保持する上で好
ましい。またデミスターネットの厚み(ln)と内管ワ
イヤーネットの厚み(lw)の比率(ln/lw)は、
3〜20、好ましくは8〜12の範囲とする。このデミ
スターネット10および内管ワイヤーネット11を組合
せてなる伝熱促進手段は、触媒管内管の内側に設置され
るが、必ずしも触媒層出口(図1の12で示す)から触
媒管内管出口(図1の13で示す)までの全領域に亘っ
て設置する必要はなく、好ましくは内管長の30〜80
%の領域に亘って設置する。
【0014】なお、本MCFC発電システム用改質器の
運転温度は改質ガスの触媒層出口で800℃程度、触媒
管内管出口で600℃程度であるが、この温度範囲で
は、COリッチガスからのブドアール反応、すなわち、
2CO→C+CO2 による炭素析出の可能性が大で
ある。これを防ぐために触媒管の内管だけでなく上記の
内管内側の伝熱促進手段に用いる材料として、ブドアー
ル反応を抑制もしくは少なくとも触媒作用を有しない材
質のものが選択される。また、運転条件においても、ス
チーム/カーボン比(S/C)として天然ガス原料とし
ては一般に採用される2〜2.5よりも稍大の3程度を
採用する等して、ブドアール反応を抑制することが好ま
しい。
運転温度は改質ガスの触媒層出口で800℃程度、触媒
管内管出口で600℃程度であるが、この温度範囲で
は、COリッチガスからのブドアール反応、すなわち、
2CO→C+CO2 による炭素析出の可能性が大で
ある。これを防ぐために触媒管の内管だけでなく上記の
内管内側の伝熱促進手段に用いる材料として、ブドアー
ル反応を抑制もしくは少なくとも触媒作用を有しない材
質のものが選択される。また、運転条件においても、ス
チーム/カーボン比(S/C)として天然ガス原料とし
ては一般に採用される2〜2.5よりも稍大の3程度を
採用する等して、ブドアール反応を抑制することが好ま
しい。
【0015】本発明の好ましい態様においては、上記の
デミスターネットおよび内管ワイヤーネットを組合せて
なる伝熱促進手段に加えて、さらに図3に示すように触
媒管外側に外管ワイヤーネット14およびオリフィスバ
ッフル15からなる伝熱促進手段が設けられる。なお、
オリフィスバッフル15は複数段設けられるが、これら
はタイロッド16によって支持される。このような更な
る伝熱促進手段を設けることによって熱伝達がさらに改
良される。
デミスターネットおよび内管ワイヤーネットを組合せて
なる伝熱促進手段に加えて、さらに図3に示すように触
媒管外側に外管ワイヤーネット14およびオリフィスバ
ッフル15からなる伝熱促進手段が設けられる。なお、
オリフィスバッフル15は複数段設けられるが、これら
はタイロッド16によって支持される。このような更な
る伝熱促進手段を設けることによって熱伝達がさらに改
良される。
【0016】ここで、外管ワイヤーネット14は上述の
デミスターネットおよび内管ワイヤーネットを組合せて
なる伝熱促進手段とほぼ同様に対流加熱と輻射加熱とに
よる熱伝達作用をなし、たとえば1.1φ、8メッシュ
程度のものが好ましく用いられる。また、オリフィスバ
ッフル15を設置することにより、高温の燃焼ガス流路
がその設置位置において狭くなり、燃焼ガスの流れに乱
れを生じて伝熱促進作用をするとともに燃焼ガスが偏流
なく流通することを可能にする最適圧力損失0.05〜
0.1kg/cm 2 を与える。
デミスターネットおよび内管ワイヤーネットを組合せて
なる伝熱促進手段とほぼ同様に対流加熱と輻射加熱とに
よる熱伝達作用をなし、たとえば1.1φ、8メッシュ
程度のものが好ましく用いられる。また、オリフィスバ
ッフル15を設置することにより、高温の燃焼ガス流路
がその設置位置において狭くなり、燃焼ガスの流れに乱
れを生じて伝熱促進作用をするとともに燃焼ガスが偏流
なく流通することを可能にする最適圧力損失0.05〜
0.1kg/cm 2 を与える。
【0017】この外管ワイヤーネット14およびオリフ
ィスバッフル15からなる伝熱促進手段は、触媒管外側
に設置されるが、その全領域に亘って設ける必要はな
い。図4は、本発明のMCFC発電用熱交換器型改質器
の構造の概要を説明する断面図である。本改質器本体の
上部には、天然ガスおよびスチームの入口ノズル17、
改質ガスの出口ノズル18を有し、改質器本体内部には
触媒管1が複数本たとえば6本(図では2本のみ示し
た)設置され、その触媒管の上部外側にはオリフィスバ
ッフル15がタイロッド16で支持されて複数段(図で
は5段)および外管ワイヤーネット(図示せず)が設け
られている。また触媒管1の内管3の内側にはデミスタ
ーネットおよび内管ワイヤーネットの組合せからなる伝
熱促進手段(図示せず)が設けられる。改質器本体下部
には燃焼ガスの入口ノズル19が、上部にはその出口ノ
ズル20が設けられている。これらの伝熱促進手段の設
置によって、触媒層への伝熱効率が高められ、またヒー
トフラックスの平均値が高められるとともに燃焼ガス流
の偏流なく複数の触媒管の均等加熱が実現される。
ィスバッフル15からなる伝熱促進手段は、触媒管外側
に設置されるが、その全領域に亘って設ける必要はな
い。図4は、本発明のMCFC発電用熱交換器型改質器
の構造の概要を説明する断面図である。本改質器本体の
上部には、天然ガスおよびスチームの入口ノズル17、
改質ガスの出口ノズル18を有し、改質器本体内部には
触媒管1が複数本たとえば6本(図では2本のみ示し
た)設置され、その触媒管の上部外側にはオリフィスバ
ッフル15がタイロッド16で支持されて複数段(図で
は5段)および外管ワイヤーネット(図示せず)が設け
られている。また触媒管1の内管3の内側にはデミスタ
ーネットおよび内管ワイヤーネットの組合せからなる伝
熱促進手段(図示せず)が設けられる。改質器本体下部
には燃焼ガスの入口ノズル19が、上部にはその出口ノ
ズル20が設けられている。これらの伝熱促進手段の設
置によって、触媒層への伝熱効率が高められ、またヒー
トフラックスの平均値が高められるとともに燃焼ガス流
の偏流なく複数の触媒管の均等加熱が実現される。
【0018】触媒管1の設置されている部分に対応する
内壁は、熱容量の小さなセラミックファイバーブランケ
ット21で、本体下部の内壁は耐火物キャスタブル22
でライニングされ、それらの外壁は断熱材キャスタブル
23で構成されており、また、改質器本体の上部の外壁
は別の断熱材24で形成されている。
内壁は、熱容量の小さなセラミックファイバーブランケ
ット21で、本体下部の内壁は耐火物キャスタブル22
でライニングされ、それらの外壁は断熱材キャスタブル
23で構成されており、また、改質器本体の上部の外壁
は別の断熱材24で形成されている。
【0019】そして、天然ガスおよびスチームは入口ノ
ズル17から本改質器内に導入され、触媒管1の触媒層
を通過する間に水素と一酸化炭素に富むガスに改質され
出口ノズル18から排出される。一方、高温の燃焼ガス
は入口ノズル19から改質器本体内に導入され触媒管1
に熱を伝達した後出口ノズル20から排出される。
ズル17から本改質器内に導入され、触媒管1の触媒層
を通過する間に水素と一酸化炭素に富むガスに改質され
出口ノズル18から排出される。一方、高温の燃焼ガス
は入口ノズル19から改質器本体内に導入され触媒管1
に熱を伝達した後出口ノズル20から排出される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、触媒管の内管内側にデ
ミスターネットおよび内管ワイヤーネットを組合せてな
る伝熱促進手段を設置したので、著しい熱伝達の改善が
図られ、装置のコンパクト化が可能となるとともに複数
の触媒管の均等加熱を実現できる。
ミスターネットおよび内管ワイヤーネットを組合せてな
る伝熱促進手段を設置したので、著しい熱伝達の改善が
図られ、装置のコンパクト化が可能となるとともに複数
の触媒管の均等加熱を実現できる。
【図1】バヨネットタイプ触媒管の構造の概要を示す断
面図。
面図。
【図2】従来技術における伝熱促進手段を示す要部断面
図。
図。
【図3】本発明の好ましい態様の伝熱促進手段を説明す
る要部断面図。
る要部断面図。
【図4】本発明のMCFC発電用熱交換器型改質器の構
造の概要を説明する断面図。
造の概要を説明する断面図。
1 バヨネットタイプ触媒管 2 外管 3 内管 4 触媒層 10 デミスターネット 11 内管ワイヤーネット 14 外管ワイヤーネット 15 オリフィスバッフル
Claims (2)
- 【請求項1】天然ガスとスチームとを反応させて水素お
よび一酸化炭素に富むガスに改質するための内管と外管
からなる2重管構造のバヨネットタイプ触媒管を具備す
る熱交換器型改質器において、前記触媒管の内管内側に
デミスターネットおよび内管ワイヤーネットの組合せか
らなる伝熱促進手段を設けてなることを特徴とする、熱
交換器型改質器。 - 【請求項2】前記触媒管の外側に外管ワイヤーネットお
よびオリフィスバッフルからなる伝熱促進手段をさらに
設けてなる、請求項1に記載の熱交換器型改質器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3046891A JPH0685867B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 熱交換器型改質器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3046891A JPH0685867B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 熱交換器型改質器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04285001A JPH04285001A (ja) | 1992-10-09 |
| JPH0685867B2 true JPH0685867B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=12759987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3046891A Expired - Fee Related JPH0685867B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 熱交換器型改質器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685867B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19717067C2 (de) * | 1997-04-23 | 1999-09-09 | Dbb Fuel Cell Engines Gmbh | Reformierungsreaktoranlage, insbesondere zur Wasserdampfreformierung von Methanol |
| US10894244B1 (en) * | 2020-03-17 | 2021-01-19 | Bayotech, Inc. | Hydrogen generation systems |
| US11608266B2 (en) * | 2020-03-17 | 2023-03-21 | Bayotech, Inc. | Hydrogen generation systems |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3046891A patent/JPH0685867B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04285001A (ja) | 1992-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |