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JPH0690102B2 - 油圧検出装置 - Google Patents
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JPH0690102B2 - 油圧検出装置 - Google Patents

油圧検出装置

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JPH0690102B2
JPH0690102B2 JP63016669A JP1666988A JPH0690102B2 JP H0690102 B2 JPH0690102 B2 JP H0690102B2 JP 63016669 A JP63016669 A JP 63016669A JP 1666988 A JP1666988 A JP 1666988A JP H0690102 B2 JPH0690102 B2 JP H0690102B2
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勝則 加堂
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株式会社サンケイ製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば自動車のエンジンなどに関連して取
付けられた潤滑油ポンプから圧送される圧油の圧力など
を検出するために好適に実施することができる油圧検出
装置に関する。
背景技術 第9図は、本発明の前提となる構成を示す斜視図であ
る。
たとえば自動車には、油圧ポンプから圧送される潤滑油
の圧力を検出するための検出装置1が搭載されている。
この検出装置1には、支持部材2の一側部に形成された
軸受3によつて軸支された軸部材4が備えられている。
軸部材4は、一直線上に延びる支持部5と、この支持部
5の両端部に連なる屈曲部6,7とを有する。支持部5
は、前記軸受3によつてその軸線まわりに角変位自在に
軸支されている。また支持部5には、コイルばね8が装
着される。コイルばね8の一端部は屈曲部6に係止さ
れ、他端部は支持部材2に係止される。これによつて軸
部材4は支持部5の軸線まわりに矢符号A1方向に向けて
ばね付勢される。屈曲部7には、大略的にU字状の当接
部分9が形成されている。
支持部材2には、図示しない構成によつて配線基板10
と、電気抵抗器11とが固定されている。配線基板10は、
電気絶縁性材料から成る絶縁板12と、絶縁板12の一表面
に形成された銅箔などから成る配線層13とを有する。抵
抗器11は、電気絶縁性材料から成る支持板14と、支持板
14に等間隔をあけて巻回された抵抗線15とを有する。配
線層13と抵抗線15とには、屈曲部6の先端に半田付けな
どによつて固定された銅製のブラシ16の接点17a,17bが
弾発的に当接して電気的に接触する。
アクチユエータ18に内蔵されたダイヤフラムから延びる
突起19は、油圧ポンプからの圧油がアクチユエータ18に
供給されることによつて変位し、当接部分9の先端20に
端面21が当接した状態で矢符B1,B2方向に上下動する。
アクチユエータ18に供給される油圧が低下すると、突起
19はB1方向に変位し、油圧が上昇するとB2方向に変位す
る。したがつて突起19が矢符B1方向に変位した際には、
コイルばね8のばね力によつて先端20が端面21に当接し
た状態で、軸部材4が矢符A1方向に角変位する。また突
起19が矢符B2方向に変位した際には、屈曲部7が押し上
げられて軸部材4はコイルばね8のばね力に抗して、矢
符A2方向に角変位する。このような軸部材4の角変位動
作によつて、配線基板10および抵抗器11にそれぞれ設け
られた抵抗線15の一端部が接続された接点23と配線層13
に接続された接点22との間の抵抗値を変化させることが
できるように構成されている。
発明が解決しようとする課題 上記構成では、軸部材4において、ブラシ16の接点17a,
17bと屈曲部7の先端20との相対的な間隔を変化させる
ことができないため、したがつて電源24から接点23に給
電した際に、突起19の矢符B1,B2方向の変位に対応する
接点22,23間の抵抗値を変化させることができない。し
たがつて接点22,23間の電圧を所望する値に微調整する
ことができない。また軸部材4は比較的複雑な構成とな
つているため、その加工が繁雑であり、生産性が悪いと
いう問題がある。
本発明の目的は、簡単な構造で油圧を検出することがで
きるようにした油圧検出装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、(a)ダイヤフラム50と、 (b)圧油が供給され、このダイヤフラム50とともに、
ダイヤフラム室56を形成する蓋体55と、 (c)ダイヤフラム50に、ダイヤフラム室56とは反対側
に突出して固定される突起57と、 (d)金属製板から成る支持部材41であつて、 (d1)蓋体55に固定され、突起57が臨む第1挿通孔44a
を有する取付部42と、 (d2)取付部42の一側部に屈曲して一体的に連なり、突
起57から遠去かるように突起57の軸線方向に平行に延び
て立上つて形成され、第1挿通孔4aに連なる第2挿通孔
44bを有する立上り部43と、 (d3)第1挿通孔44aの周縁で、取付部42の他端部に、
立上り部43と対向して立設される第1ブラケツト45と、 (d4)第2挿通孔44bの周縁で立上り部43に、取付部42
とは反対側(第2図の上方)に突出して形成され、第1
ブラケツト45に対向する第2ブラケツト46とを有する支
持部材41と、 (e)単一本の線材から成る軸部材34であつて、 (e1)第1ブラケツト45に回転自在に支持される第1軸
部34dと、 (e2)第2ブラケツト46に回転自在に支持され、第1軸
部34dの軸線と同一直線上に軸線を有する第2軸部34e
と、 (e3)第1および第2軸部34d,34eとの間でV字状に屈
曲されて前記軸線の一側方(第1図の右方、第2図の左
方、第6図の上方)に突出して形成される嵌合部82と、 (e4)第2軸部34eの第2ブラケツト46よりも立上り部4
3から遠去かつた(第2図の上方の)端部34cから立上る
立上り片34fと、 (e5)立上り片34fの端部に連なり、立上り部43と間隔d
1をあけて立上り部43に向かつて延びる突片34gとを有す
る軸部材34と、 (f)第1軸部34dの第1ブラケツト45よりも嵌合部82
とは反対側に固定される抜出し防止片88と、 (g)嵌合部82に嵌合して固定され、前記一側方に配置
される基体31と、 (h)基体31に螺合し、端部が突起57の端面に当接する
調整用ねじ棒33と、 (i)取付部42と基体31とに連結され、調整用ねじ棒33
の前記端部を、突起57の端面に向けてばね力を与えるば
ね104と、 (j)金属製板から成り、立上り部43に対向して設けら
れるブラシ37であつて、 (j1)ブラシ本体67であつて、このブラシ本体67は、大
略的にU字状の挿通孔69を有し、この挿通孔69内に、嵌
合部82の前記一側方と同一方向(第1図の右方、第2図
左方、第6図の上方)に突出して取付片70が形成され、
取付片70の立上り部43と反対側(第6図の右方)の表面
には、突片34gの遊端部34aがほぼ垂直に固定され、立上
り部43に向けて突出した第1接点71を、調整用ねじ棒33
よりも第2軸部34eから前記一側方にさらに遠去かつた
位置に有するブラシ本体67と、 (j2)ブラシ本体67から、調整用ねじ棒33よりも第2軸
部34eから前記一側方にさらに遠去かつた位置に、立上
り部43に沿つて突出する突片68であつて、立上り部43に
向けて突出して突片68に設けられる第2接点72を有する
突片68とを有するブラシ37と、 (k)立上り部43の取付部42とは反対側に固定され、第
1接点71の移動方向に沿つて延びて第1接点71が弾発的
に当接する電気抵抗手段38と、 (1)立上り部43の取付部42とは反対側に固定される基
板75であつて、第2接点72の移動方向に沿つて延びて第
2接点72が弾発的に当接する配線層76が形成された基板
75とを含み、 (m)電気抵抗手段38の一端部と配線層76との間の電気
抵抗値を変化させることを特徴とする油圧検出装置であ
る。
作用 本発明に従えば、ダイヤフラム室56の油圧に応じてダイ
ヤフラム50が変位し、したがつて突起57に当接している
ねじ棒33およびこのねじ棒33が螺合する基体31が変位
し、これによつて軸部材34が第1および第2軸部34b,34
eの一直線上の軸線まわりに角変位し、これに応じてブ
ラシ37が変位し、その第1および第2接点71,72が電気
抵抗手段38と配線層76に沿つて弾発的に当接しつつ変位
し、こうして電気抵抗手段38の一端部と、配線層76との
間の電気抵抗値が油圧に対応して得られる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の圧力検出装置30を示す側
面図であり、第2図はその平面図であり、第3図はその
分解斜視図である。なお、第1図において被検出体32
は、図解を容易にするため切欠いて示されている。圧力
検出装置30は、合成樹脂製基体31と、この基体31に螺合
して基体31の厚み方向に変位調整可能であり、軸線方向
の一端部が被検出体32に当接する調整用ねじ棒33と、前
記基体31に固定され、調整用ねじ棒33の軸線とはずれた
位置にある一直線を軸線として基体31の両外方に突出す
る軸部材34と、軸部材34をその軸線まわりに角変位可能
に支持する手段35と、前記軸部材34の角変位量を電気信
号に変換する手段36とを含む。前記変換手段36は、軸部
材34に固定されてブラシ37と、ブラシ37に接触してその
ブラシ37との接触位置の電気抵抗の変化を検出する電気
抵抗検出手段38とを含む。
前記基体31には、内ねじが刻設されたねじ孔40がその厚
み方向に挿通して形成される。ねじ孔40には、前記調整
用ねじ棒33が螺合して挿通する。この基体31には、軸部
材34が取付けられ、軸部材34は前記支持手段35を介して
支持部材41にその軸線まわりに角変位可能に取付けられ
る。この支持部材41は、金属製であり、半円弧状の取付
部42と、取付部42の一側部42aに屈曲して一体的に連な
る立上り部43とを有する。このような支持部材41には、
挿通孔44が形成される。取付部42の挿通孔44に臨む一側
部には、取付部42の厚み方向一方側に突出するブラケツ
ト45が形成される。また立上り部43の挿通孔44に臨む一
側部には、ブラケツト46が形成される。このような支持
部材41は、被検出体32に固定される。
被検出体32は、たとえば油圧によつてダイヤフラム50を
駆動するアクチユエータである。この被検出体32は、複
数の係止爪51(第2図参照)が形成されたハウジング52
と、ハウジング52内に収納された内筒体53と、内筒体53
のフランジ53a近傍から内方に突出した円錐台状の内壁5
4と、内壁54を塞ぐ蓋体55とを含む。内壁54の内周面と
蓋体55の内面とによつて規定されるダイヤフラム室56内
には、前記ダイヤフラム50が収納されている。ダイヤフ
ラム50の周縁部は、内壁54と蓋体55とによつて挟持され
ている。このダイヤフラム50は、たとえばゴムなどの伸
縮性および気密性を有する材料から成る。このようなダ
イヤフラム50には、突起57の一端部が固定される。突起
57の他端部は内壁54に形成された挿通孔58を挿通して、
内壁54に関してダイヤフラム室56とは反対側に突出して
いる。この突起57の端面59には、ハウジング52および内
筒体53にそれぞれ形成された開口60,61を挿通して挿入
された前記調整用ねじ棒33の先端部62が当接する。
前記蓋体55は、端板63と端板63の中央部に設けられた掛
合部64と、掛合部64に連なる管継手65とを含む。管継手
65の外周面には、外ねじが刻設されている。掛合部64お
よび管継手65には挿通孔66が形成され、挿通孔66は前記
ダイヤフラム室56に臨んで開口している。したがつて図
示しない圧力源から延びる管路を管継手65に接続して、
圧油が挿通孔66を介して供給されると、その圧油はダイ
ヤフラム室56のダイヤフラム50と蓋体55との間に流入し
て、ダイヤフラム50を押圧する。これによつてダイヤフ
ラム50は、その押圧方向に弾性変形して突起57が第1図
の上方に変位し、調整用ねじ棒33が押圧される。したが
つて基体31は、軸部材34の軸線まわりに角変位してブラ
シ37を変位することができる。
ブラシ37は、ブラシ本体67とブラシ本体67に一体的に形
成された突片68とを有する。ブラシ本体67には、挿通孔
69がその厚み方向に挿通して形成され、挿通孔69に臨む
一側部には取付片70が形成される。この取付片70には軸
部材34の一端部34aが半田付けなどによつて固着され
る。軸部材34は、たとえば真鍮製であり、ブラシ37はた
とえば銅製である。ブラシ本体67には接点71が形成され
ている。また突片68には接点72が形成されている。接点
71は、前記電気抵抗手段38を構成する支持板73に等間隔
をあけて巻回された抵抗線74に弾発的に当接する。また
接点72は、基板75に印刷などによつて形成された銅箔な
どから成る配線層76に弾発的に当接する。配線層76は、
リード線77が接続された第1領域76aと、第1領域76aと
は電気的に遮断された第2領域76bとから成る。また、
これらの支持板73および基板75は、電気絶縁性材料から
成り、基板75はボルト78によつて立上り部43に固定され
る。したがつてブラシ37の接点71,72が抵抗線74および
配線層76に接触した状態で移動すると、抵抗線74の一端
部74aと配線層76との間の電気抵抗値を変化させること
ができ、したがつて前述した突起57の変位量に応じて、
その電気信号を変化させることができる。またその電気
抵抗値を変化させたい場合には、ねじ部材33を螺進/螺
退させることによつて微調整が可能なように構成されて
いる。
第4図は基体31の断面図であり、第5図は第4図の切断
面線V−Vから見た断面図である。基体31の一側部に
は、一直線状に延びる長溝80が形成されている。またこ
の基体31には、長溝80に臨んで開口したV字状の凹所81
が形成される。凹所81内には、軸部材34のV字状嵌合部
82が嵌り込む。凹所81の相互に対向する内面の成す角θ
1は、軸部材34の嵌合部82の成す角度θ2にほぼ等しい
かやや小さく選ばれている。これによつて嵌合部82が凹
所81の内面に摩擦接触して、軸部材34から基体31が容易
に離脱してしまうことを防止することができる。さらに
凹所81内に嵌合部82を嵌着させることによつて、軸部材
34と基体31とが相互にずれを生じることなく、軸部材34
の軸線まわりに一体的に角変位させることができる。コ
イルばね104の一端部は、基体31に突設したばね係止突
起105に係止され、他端部は取付部42に形成された係止
爪106に係止される。これによつて基体31は、調整用ね
じ棒33の先端部62が突起57の端面59に常に当接するよう
にばね付勢される。
第6図は支持手段35を説明するための断面図であり、第
7図はブラケツト46の正面図である。支持部材41の取付
部42に形成されたブラケツト45には、円形の挿通孔83が
その厚み方向に挿通して形成される。この挿通孔83に
は、軸受片84が嵌着される。軸受片84は、挿通孔83に挿
入される短円筒部85と、この短円筒部85に連なるフラン
ジ86とから成る。短円筒部85には、軸部材34の外径より
やや大きい内径を有する挿通孔87が形成される。軸部材
34の他端部34bは、挿通孔87を挿通してフランジ86の表
面から突出している。この突出した他端部34bには、直
円筒状の筒状体88が装着されて半田89によつて半田付け
されている。これらの軸受片84および筒状体88は、たと
えば真鍮などの金属材料から成つている。したがつて軸
部材34は、軸受片84によつてその軸線まわりに角変位自
在に軸支されるとともに、筒状体88によつて第6図の右
方への抜出しを防止されている。このような構成によつ
て軸部材34は、支持部材41に電気的に接続される。
また軸部材34の前記端部34bとは反対側の屈曲した部
分、すなわち軸部34dのブラケツト46よりも立上り部43
から遠去かつた端部34c近傍は、ブラケツト46に形成さ
れた挿通孔90に挿入されて装着される軸受片84aによつ
て、その軸線まわりに角変位自在に軸支される。この軸
受片84aは、前記軸受片84と同様な構成を有しており、
対応する部分には添字aを付す。これらの軸受片84,84a
の軸線は、共通な一直線を成している。また第7図に示
されるように、挿通孔90はブラケツト46のアーム91に連
なる大略半円弧状の顎部92に形成されており、円形状の
嵌合部93とこの嵌合部93に連なる案内部94とから構成さ
れる。したがつて軸部材34は、案内部94に沿つて挿入さ
れ、嵌合部93内に嵌合した状態となつている。
第8図は、電気抵抗手段38を支持部材41の立上り部43に
取付けた状態を示す取付孔95a付近の断面図である。立
上り部43には、その厚み方向に挿通して形成された取付
孔95a,95b(第3図参照)が設けられる。また電気抵抗
手段38の支持板73には、一対の取付孔96a,96bがその厚
み方向に挿通して形成される。このような電気抵抗手段
38は、取付孔95a,95bに取付孔96a,96bがそれぞれ同一軸
線を有するように、立上り部43の一側面に近接して配置
される。このような状態で立上り部43と、支持板73の立
上り部43に対向する一側面との間には、環状の合成樹脂
などから成る電気絶縁性環体97a,97bが介在される。こ
の環体97aは挿通孔98aがその厚み方向に挿通して形成さ
れている。取付孔95a,96aおよび挿通孔98aには、リベツ
ト99aの筒部100aが挿通される。リベツト99aの頭部101a
が支持板73に当接して、筒部100aの先端部102aがかしめ
られる。これによつて電気抵抗手段38は、環体97aを介
して立上り部43に取付けられる。またこのような電気抵
抗手段38の立上り部43に関して反対側には、合成樹脂な
どの電気絶縁性材料から成るリング104aを外挿して、逆
L字状の金属片103aが前記リベツト99aの先端部102aに
よつて固定されている。支持板73に巻回された抵抗線74
の端部をリベツト99aの頭部101aに接続しておくことに
よつて、金具103aと抵抗線74とを電気的に接続すること
ができる。また取付孔95bには、上述した取付孔95aと同
様な手順に従つてリベツト99bを用いて支持板73が取付
けられ、対応する部分には添字bを付して説明は省略す
る。
以上のような構成を有する圧力検出装置30において、被
検出体32に挿通孔66から圧油が供給されると、ダイヤフ
ラム50が変位して突起57が内壁54の挿通孔58から外方に
押出され、調整用ねじ棒33を押圧する。これによつて基
体31が軸部材34の軸線まわりに角変位して、ブラシ37が
角変位する。したがつてブラシ37の両接点71,72は、抵
抗線74と配線層76とにそれぞれ接触した状態で摺動し、
接点72が第1領域に接触した状態ではリード線77と金具
103aを介してリベツト99aに接続されたもう一方のリー
ド線79とは導通しており、リード線77,79間の電気抵抗
値を変化させることができる。また接点72が第2領域に
接触した状態では、リード線77,79間は遮断している。
したがつて突起57が矢符B2方向に上昇するにつれて接点
72は第1領域76aから第2領域76bへ向けて移動し、リー
ド線77,79間の抵抗値を減少させながらOFF状態に切換え
られる。このような第1領域76aにおける最少となる電
気抵抗値を変化させて微調整を行う場合には、調整用ね
じ棒33をドライバなどを用いて基体31の下面からの突出
量を調整し、その抵抗値を所望の値に設定することが可
能である。
構成をさらに述べる。この実施例における油圧検出装置
30において、突起57は、ダイヤフラム52に、ダイヤフラ
ム室56とは反対側(第1図の上方)に突出して固定され
る。
支持部材41は、前述のように金属製であり、第3図に明
らかなように板から成り、基本的には、取付部42と、立
上り部43と、ブラケツト45,46とを有する。取付部42
は、蓋体55に固定され、突起57が臨む第1挿通孔44aを
有する。立上り部43は、取付部42の一側部に屈曲して一
体的に連なり、突起57から遠去かるように、すなわち第
1図および第3図の上方に延びて立上つて形成される。
この立上り部43には、挿通孔44aに連なる挿通孔44bが形
成される。2つの挿通孔44a,44bは、前述のように参照
符44で総括的に示されている。ブラケツト45は、挿通孔
44aの周縁で、取付部42の他端部に立上り部43と対向し
て立設される。もう1つのブラケツト46は、挿通孔44b
の周縁で立上り部43に、取付部42とは反対側(第2図の
上方)に突出して形成される。
軸部材34は、単一本の線材から成り、基本的には軸部34
d,34eと、嵌合部82と立上り片34fと突片34gとを有す
る。軸部34dは、ブラケツト45に回転自在に支持され
る。軸部34eは、ブラケツト46に回転自在に支持され、
軸部34dの軸線と同一直線上に軸線を有し、このことは
特に第6図から明らかである。嵌合部82は、軸部34d,34
eとの間でV字状に屈曲されて前記軸線の一側方(第1
図の右方、第2図の左方、第6図の上方)に突出して形
成される。立上り片34fは、軸部34eのブラケツト46より
も立上り部43から遠去かつた第2図の上方の端部34cか
ら立上る。突片34gは、立上り片34fの端部に連なり、立
上り部43と、間隔d1(第2図参照)をあけて立上り部43
に向かつて延びる。
抜出し防止片である筒状体88は、軸部34dのブラケツト4
5よりも嵌合部82とは反対側(第2図の下方)に固定さ
れる。
基体31は、嵌合部82に嵌合して固定され、前記一側方
(第1図の右方、第2図の左方、第6図の上方)に配置
される。調整用ねじ棒33は、基体31に螺合し、その調整
用ねじ棒33の端部が突起57の端面に当接する。ばね104
は、取付部42と基体31とに連結され、調整用ねじ棒33の
前記端部を、突起57の端面に向けてばね力を与える。
ブラシ37は、前述のように金属製であり、図面から明ら
かなように板から成り、立上り部43に対向して設けられ
る。このブラシ37は基本的には、ブラシ本体67と突片68
とを有する。ブラシ本体67は、大略的にU字状の挿通孔
69を有し、この挿通孔69内には、嵌合部82の前記一側方
と同一方向(第1図の右方、第2図の左方、第6図の上
方)に突出して取付片70が形成される。取付片70の立上
り部43とは反対側(第6図の右方)の表面には、突片34
gの遊端部34aがほぼ垂直に固定される。接点71は、ブラ
シ本体67に立上り部43に向けて突出しており、この接点
71は、調整用ねじ棒33よりも第2軸部34eから前記一側
方にさらに遠去かつた位置、すなわち第2図においてね
じ棒33よりももつと左方の位置に配置される。突片68
は、ブラシ本体67から、調整用ねじ棒33よりも軸部34e
から前記一側方にさらに遠去かつた位置、すなわち第2
図のねじ棒33よりももつと左方の位置に、立上り部43に
向かつて突出した接点72が設けられる。
電気抵抗手段38は、立上り部43の取付部42とは反対側
(第2図の上方)に固定される。この電気抵抗手段38
は、接点71の移動方向に沿つて延びて接点71が弾発的に
当接する。基板75は、立上り部43の取付部42とは反対側
(第2図の上方)に固定される。この基板75は、配線層
76を有し、この配線層76は、接点72の移動方向に沿つて
延びて接点72が弾発的に当接する。こうして電気抵抗手
段38の一端部と配線層76との間の電気抵抗値が、油圧に
対応して得られる。
発明の効果 本発明によれば、軸部材34は単一本の線材であり、その
構成は単純であり、さらにまた支持部材41とブラシ37と
は、金属製板から成り、したがつてこのように本発明の
圧力検出装置30は、構成が簡単である。
さらに本発明によれば、支持部材41の第1および第2挿
通孔44a,44bの周縁に、第1および第2ブラケツト45,46
を形成するようにし、これによつて構成を簡略化するこ
とができ、部品点数の増大を抑制することが可能とな
る。
また本発明によれば、ブラシ37のブラシ本体67に設けら
れる第1接点71と突片68に設けられる第2接点72とは、
電気抵抗手段38と基板75の配線層76とに弾発的にそれぞ
れ当接し、電気抵抗手段38の一端部と配線層76との間の
電気抵抗値が変化されるので、軸部材34と外部の回路と
の電気的接触を確実にするためなどの工夫は全く不要と
なり、したがつてこの軸部材34が第1および第2ブラケ
ツト45,46によつて支持された状態で円滑に角変位する
ようにすることが容易に可能であり、たとえば前述の実
施例では軸受片84,84aをたとえば合成樹脂製とすること
などもまた可能であり、動作の円滑化を図ることができ
るという優れた効果もまた達成される。
さらに本発明によれば、軸部材34の突片gの遊端部34a
を、ブラシ37の挿通孔69に突出して形成された取付片70
に固定するようにし、これによつて金属製板から成るブ
ラシ37のブラシ本体67にばね力を発揮させて、第1接点
71を電気抵抗手段38に前述のように弾発的に当接するこ
とを確実にすることができる。さらにまた突片68のばね
力、および前述のブラシ本体67のばね力によつて、第2
接点72を基板75の配線層76に弾発的に当接することを確
実にすることができる。
さらに本発明によれば、第1接点71および突片68に設け
られる第2接点72とは、第2図に明らかなように、調整
用ねじ棒33よりも第2軸部34eから一側方(第1図の右
方、第2図の左方、第6図の上方)にさらに遠去かつた
位置に配置され、これによつて油圧の変化によるねじ棒
33の軸線方向の変位が増大されて第1および第2接点7
1,72が変位され、こうして油圧のわずかな変化を正確に
検出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の変位検出装置30を示す側面
図、第2図はその平面図、第3図はその分解斜視図、第
4図は基体31の断面図、第5図は第4図の切断面線V−
Vから見た断面図、第6図は支持手段35の構成を示す断
面図、第7図はブラケツト46の正面図、第8図は電気抵
抗手段38を支持部材41の立上り部43に取付けた状態を示
す取付孔95a付近の断面図、第9図は本発明の前提とな
る構成を示す斜視図である。 30…圧力検出装置、31…基体、32…被検出体、33…調整
用ねじ棒、34…軸部材、35…支持手段、36…電気信号変
換手段、37…ブラシ、38…電気抵抗手段、41…支持部
材、42…取付部、43…立上り部、45,46…ブラケツト、5
0…ダイヤフラム、57…突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ダイヤフラム50と、 (b)圧油が供給され、このダイヤフラム50とともに、
    ダイヤフラム室56を形成する蓋体55と、 (c)ダイヤフラム50に、ダイヤフラム室56とは反対側
    に突出して固定される突起57と、 (d)金属製板から成る支持部材41であつて、 (d1)蓋体55に固定され、突起57が臨む第1挿通孔44a
    を有する取付部42と、 (d2)取付部42の一側部に屈曲して一体的に連なり、突
    起57から遠去かるように突起57の軸線方向に平行に延び
    て立上つて形成され、第1挿通孔4aに連なる第2挿通孔
    44bを有する立上り部43と、 (d3)第1挿通孔44aの周縁で、取付部42の他端部に、
    立上り部43と対向して立設される第1ブラケツト45と、 (d4)第2挿通孔44bの周縁で立上り部43に、取付部42
    とは反対側に突出して形成され、第1ブラケツト45に対
    向する第2ブラケツト46とを有する支持部材41と、 (e)単一本の線材から成る軸部材34であつて、 (e1)第1ブラケツト45に回転自在に支持される第1軸
    部34dと、 (e2)第2ブラケツト46に回転自在に支持され、第1軸
    部34dの軸線と同一直線上に軸線を有する第2軸部34e
    と、 (e3)第1および第2軸部34d,34eとの間でV字状に屈
    曲されて前記軸線の一側方に突出して形成される嵌合部
    82と、 (e4)第2軸部34eの第2ブラケツト46よりも立上り部4
    3から遠去かつた端部34cから立上る立上り片34fと、 (e5)立上り片34fの端部に連なり、立上り部43と間隔d
    1をあけて立上り部43に向かつて延びる突片34gとを有す
    る軸部材34と、 (f)第1軸部34dの第1ブラケツト45よりも嵌合部82
    とは反対側に固定される抜出し防止片88と、 (g)嵌合部82に嵌合して固定され、前記一側方に配置
    される基体31と、 (h)基体31に螺合し、端部が突起57の端面に当接する
    調整用ねじ棒33と、 (i)取付部42と基体31とに連結され、調整用ねじ棒33
    の前記端部を、突起57の端面に向けてばね力を与えるば
    ね104と、 (j)金属製板から成り、立上り部43に対向して設けら
    れるブラシ37であつて、 (j1)ブラシ本体67であつて、このブラシ本体67は、大
    略的にU字状の挿通孔69を有し、この挿通孔69内に、嵌
    合部82の前記一側方と同一方向に突出して取付片70が形
    成され、取付片70の立上り部43と反対側の表面には、突
    片34gの遊端部34aがほぼ垂直に固定され、立上り部43に
    向けて突出した第1接点71を、調整用ねじ棒33よりも第
    2軸部34eから前記一側方にさらに遠去かつた位置に有
    するブラシ本体67と、 (j2)ブラシ本体67から、調整用ねじ棒33よりも第2軸
    部34eから前記一側方にさらに遠去かつた位置に、立上
    り部43に沿つて突出する突片68であつて、立上り部43に
    向けて突出して突片68に設けられる第2接点72を有する
    突片68とを有するブラシ37と、 (k)立上り部43の取付部42とは反対側に固定され、第
    1接点71の移動方向に沿つて延びて第1接点71が弾発的
    に当接する電気抵抗手段38と、 (l)立上り部43の取付部42とは反対側に固定される基
    板75であつて、第2接点72の移動方向に沿つて延びて第
    2接点72が弾発的に当接する配線層76が形成された基板
    75とを含み、 (m)電気抵抗手段38の一端部と配線層76との間の電気
    抵抗値を変化させることを特徴とする油圧検出装置。
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